(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-25
(45)【発行日】2024-01-09
(54)【発明の名称】情報処理装置及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/16 20060101AFI20231226BHJP
G06F 3/04847 20220101ALI20231226BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20231226BHJP
H04N 1/00 20060101ALI20231226BHJP
【FI】
G06F3/16 620
G06F3/16 650
G06F3/04847
G06F3/0482
H04N1/00 127B
(21)【出願番号】P 2020028172
(22)【出願日】2020-02-21
【審査請求日】2023-01-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士フイルムビジネスイノベーション株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 弘一
【審査官】円子 英紀
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-096295(JP,A)
【文献】特開2019-153146(JP,A)
【文献】特開2011-152718(JP,A)
【文献】特開2012-218292(JP,A)
【文献】特開2011-039571(JP,A)
【文献】特開2017-158001(JP,A)
【文献】特開2005-011089(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/16
G06F 3/048-3/04895
H04N 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
サービスを実行させる指示を発話により受け付け、
受け付けた前記サービスに要する設定に関する選択肢を示す情報である設定情報を当該サービスの実行に先立ち提示する制御を行い、
提示した前記設定情報に応じた選択を更に受け付
け、
前記受け付けた前記設定情報に応じた選択を特定し、
前記設定情報に応じた選択を特定後、前記特定された情報を示す特定設定を適用した前記サービスと同一のサービスを実行させる場合、当該同一のサービスの実行を指示するための発話指示情報を提示する制御を行う、
情報処理装置。
【請求項2】
前記プロセッサは、
前記設定情報を提示する制御を行うにあたり、過去に選択された設定を更に強調して提示する制御を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
提示した前記設定情報に応じた選択の受け付けに代えて、
過去に選択された設定と同様の設定で前記サービスを実行させるか否かを更に受け付ける、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記設定情報に応じた前記選択を受け付けなかった場合、予め定められた制御を行う、
請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記予め定められた制御は、予め定められた設定で前記サービスを実行させる制御である、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記予め定められた制御は、前記設定情報に応じた選択を、前記指示を行った発話者に促す旨を示す情報を提示する制御である、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記プロセッサは、
前記サービスに要する設定の指示を発話により受け付けた場合、当該設定に対応した前記設定情報を提示する制御を行う、
請求項
1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記プロセッサは、
受け付けた前記サービスを制御対象に対して実行させる制御を更に行う、
請求項1~
7の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記制御対象は、画像形成装置である、
請求項
8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
受け付けた前記サービスの内容に応じて前記設定を決定する制御を行う、
請求項1~
9の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
受け付けたサービスにおいて前記サービスに要する設定に関する設定情報を特定し、
前記特定された設定情報を示す特定設定を前記サービスに適用した後に、前記特定設定が適用されたサービスと同一のサービスの実行を指示するための発話指示情報を提示する制御を行う、
情報処理装置。
【請求項12】
サービスを実行させる指示を発話により受け付け、
受け付けた前記サービスに要する設定に関する選択肢を示す情報である設定情報を当該サービスの実行に先立ち提示する制御を行い、
提示した前記設定情報に応じた選択を更に受け付
け、
前記受け付けた前記設定情報に応じた選択を特定し、
前記設定情報に応じた選択を特定後、前記特定された情報を示す特定設定を適用した前記サービスと同一のサービスを実行させる場合、当該同一のサービスの実行を指示するための発話指示情報を提示する制御を行う、
処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、印刷データを印刷条件に基づいて印刷する画像形成装置であって、第1印刷条件で印刷データを印刷する場合に必要とされる第1リソースコスト情報と、第2 印刷条件で該印刷データを印刷する場合に必要とされる第2リソースコスト情報との差分量に基づいて、リソースコスト増減情報を算出する算出手段と、前記リソースコスト増減情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置が開示されている。
【0003】
特許文献2には、印刷データ及び印刷条件を含む印刷ジョブをスプールし、印刷実行命令を受けてスプールされた印刷ジョブを実行する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置は、スプールされた印刷ジョブから、該印刷ジョブに含まれる第1印刷条件に従って、該印刷ジョブに含まれる印刷データに基づく第1サムネイル画像を生成する第1サムネイル画像生成手段と、前記第1印刷条件から前記第1印刷条件とは異なる第2印刷条件への変更を受付ける印刷条件変更受付手段と、を有する。また、この画像形成装置は、前記スプールされた印刷ジョブから、前記第2印刷条件に従って、該印刷ジョブに含まれる印刷データに基づく第2サムネイル画像を生成する第2サムネイル画像生成手段と、前記印刷ジョブを実行したときに必要とされるリソースコスト情報を印刷条件毎に記憶した記憶手段と、を有する。更に、この画像形成装置は、前記記憶手段の前記リソースコスト情報に基づいて、前記第1印刷条件に従って前記スプールされた印刷ジョブを実行したときに必要とされる第1リソースコスト情報を取得し、また前記第2印刷条件に従って前記スプールされた印刷ジョブを実行したときに必要とされる第2リソースコスト情報を取得し、前記第1リソースコスト情報と前記第2リソースコスト情報との差分量から、リソースコストの増減情報を算出する算出手段と、少なくとも前記第1サムネイル画像、前記第2サムネイル画像、及び前記増減情報を表示部に表示する表示手段と、を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2013-050964号公報
【文献】特開2012-061767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、サービスの実行を発話により指示する場合に、発話者がサービスに要する設定まで発話するのは手間がかかる、という問題点があった。
【0006】
本発明は、発話者がサービスの実行を発話により指示する場合に、当該サービスに要する設定を発話する場合に比較して、当該発話のための手間を削減することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサが、サービスを実行させる指示を発話により受け付け、受け付けた前記サービスに要する設定に関する選択肢を示す情報である設定情報を当該サービスの実行に先立ち提示する制御を行い、提示した前記設定情報に応じた選択を更に受け付ける。
【0008】
また、第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記設定情報を提示するにあたり、過去に選択された設定を更に強調して提示する制御を行う。
【0009】
また、第3態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、提示した前記設定情報に応じた選択の受け付けに代えて、過去に選択された設定と同様の設定で前記サービスを実行させるか否かを更に受け付ける。
【0010】
また、第4態様に係る情報処理装置は、第1態様又は第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記設定情報に応じた前記選択を受け付けなかった場合、予め定められた制御を行う。
【0011】
また、第5態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置において、前記予め定められた制御が、予め定められた設定で前記サービスを実行させる制御であるものである。
【0012】
また、第6態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置において、前記予め定められた制御が、前記設定情報に応じた選択を、前記指示を行った発話者に促す旨を示す情報を提示する制御であるものである。
【0013】
また、第7態様に係る情報処理装置は、第1態様又は第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記設定と同様の設定で以降のサービスを実行させる場合、当該サービスの実行を指示するための発話に、前記設定を含める旨を示す情報を更に提示する制御を行う。
【0014】
また、第8態様に係る情報処理装置は、第7態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、前記サービスに要する設定の指示を発話により受け付けた場合、当該設定に対応した前記設定情報を提示する制御を行う。
【0015】
また、第9態様に係る情報処理装置は、第1態様~第8態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、受け付けた前記サービスを制御対象に対して実行させる制御を更に行う。
【0016】
また、第10態様に係る情報処理装置は、第9態様に係る情報処理装置において、前記制御対象が、画像形成装置であるものである。
【0017】
また、第11態様に係る情報処理装置は、第1態様~第10態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサが、受け付けた前記サービスの内容に応じて前記設定を決定する制御を行う。
【0018】
更に、上記目的を達成するために、第12態様に係る情報処理プログラムは、サービスを実行させる指示を発話により受け付け、受け付けた前記サービスに要する設定に関する選択肢を示す情報である設定情報を当該サービスの実行に先立ち提示する制御を行い、提示した前記設定情報に応じた選択を更に受け付ける、処理をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0019】
第1態様及び第12態様によれば、発話者がサービスの実行を発話により指示する場合に、当該サービスに要する設定を発話する場合に比較して、当該発話のための手間を削減することができる、という効果を有する。
【0020】
第2態様によれば、以前と同様の設定でサービスの実行を指示する場合で、かつ、設定情報が更に強調して提示する制御を行わない場合に比較して、発話者が、より効率的に設定の選択を行うことができる、という効果を有する。
【0021】
第3態様によれば、以前と同様の設定でサービスの実行を指示する場合に、発話者が、より効率的に設定の選択を行うことができる、という効果を有する。
【0022】
第4態様によれば、設定情報に対して選択が行われなかった場合であっても、予め定められた制御を実行させることができる、という効果を有する。
【0023】
第5態様によれば、設定情報に対して選択が行われなかった場合であっても、予め定められた設定でサービスを実行させることができる、という効果を有する。
【0024】
第6態様によれば、設定情報に応じた選択を促さない場合に比較して、サービスを実行させるまでの時間を削減することができる、という効果を有する。
【0025】
第7態様によれば、以前と同様の設定でサービスの実行を指示する場合、当該指示を行うための発話に、以前と同様の設定を含めない場合に比較して、設定情報を選択するための手間を削減することができる、という効果を有する。
【0026】
第8態様によれば、サービスに要する設定の指示を発話で受け付けた場合に、当該設定に対応した設定情報を提示することができる、という効果を有する。
【0027】
第9態様によれば、受け付けたサービスを制御対象に対して実行させる場合において、当該サービスに要する設定を発話するための手間を削減することができる、という効果を有する。
【0028】
第10態様によれば、画像形成装置を制御対象とする場合において、サービスに要する設定を発話するための手間を削減することができる、という効果を有する。
【0029】
第11態様によれば、サービスの内容に応じて設定を決定することができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【
図2】実施形態に係る情報処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
【
図3】実施形態に係る過去情報データベースの構成の一例を示す模式図である。
【
図4】第1実施形態に係る情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図5】第1実施形態に係る発話設定情報提示画面の一例を示す正面図である。
【
図6】第1実施形態に係る過去設定提示画面の一例を示す正面図である。
【
図7】第1実施形態に係る設定情報提示画面の一例を示す正面図である。
【
図8】実施形態に係る促進情報提示画面の一例を示す正面図である。
【
図9】実施形態に係る発話指示提示画面の一例を示す正面図である。
【
図10】第2実施形態に係る情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。
【
図11】第2実施形態に係る設定情報提示画面の一例を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。なお、ここでは、本発明の情報処理装置としてパーソナルコンピュータを適用した場合について説明する。また、ここでは、情報処理装置及び制御対象装置が別体で構成されている場合について説明するが、これらが一体で構成されていてもよい。
【0032】
[第1実施形態]
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit:プロセッサ)11、一時記憶領域としてのメモリ12、不揮発性の記憶部13、及び通信インタフェース(I/F)部18を備えている。CPU11、メモリ12、記憶部13、及び通信I/F部18はバスB1を介して互いに接続されている。
【0033】
記憶部13はHDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現される。記憶媒体としての記憶部13には、情報処理プログラム13Aが記憶されている。CPU11は、情報処理プログラム13Aを記憶部13から読み出してメモリ12に展開し、情報処理プログラム13Aが有するプロセスを順次実行する。また、記憶部13には、過去情報データベース13Bが記憶されている。過去情報データベース13Bについては詳細を後述する。
【0034】
本実施形態では、制御対象とする装置として画像形成装置を適用しており、通信I/F部18には、音声入出力装置80及び画像形成装置90が接続されている。従って、CPU11は、音声入出力装置80及び画像形成装置90と各種情報を送受信することができる。なお、本実施形態では、音声入出力装置80として、スマートスピーカを適用しているが、スマートフォン及び携帯情報端末装置等の音声の入力及び出力を行うことができる他の装置を適用する形態としてもよい。また、本実施形態では、画像形成装置90として、画像印刷機能、画像読取機能及び画像送信機能等を有するデジタル複合機を適用しているが、これに限らないことは言うまでもない。なお、本実施形態に係る音声入出力装置80及び画像形成装置90は、タッチパネルディスプレイ等の入力機能を備えた表示部を備えている。
【0035】
次に、本実施形態に係る情報処理装置10の機能的な構成について説明する。
図2に示すように、情報処理装置10は、受付部11A及び制御部11Bを含む。情報処理装置10のCPU11が、情報処理プログラム13Aを実行することで、受付部11A及び制御部11Bとして機能する。
【0036】
本実施形態に係る受付部11Aは、画像形成装置90を用いるサービスを実行させる指示を音声入出力装置80を介して発話により受け付ける。なお、ここで言う「サービス」には、無償で行う処理に加えて有償で行う処理も含まれる。また、本実施形態では、上記サービスとして画像印刷サービスを適用するが、この形態に限るものではなく、例えば画像読取サービス及び画像送信サービス等を適用する形態としてもよい。
【0037】
また、本実施形態に係る制御部11Bは、受け付けた上記サービスに要する設定に関する選択肢を示す情報である設定情報を当該サービスの実行に先立ち提示する制御を行う。特に、本実施形態では、制御部11Bにより、上記設定として、上記サービスの内容に応じて決定した設定を適用しているが、この形態に限らない。例えば、上記設定として、情報処理装置10のユーザ等によって、予め定められた設定情報を適用する形態としてもよい。また、本実施形態では、上記サービスが画像印刷サービスの場合、上記設定として、カラー印刷の要否の設定、解像度の設定、及び印刷用紙1枚につき印刷する原稿の枚数の設定を適用するが、この形態に限らない。例えば、上記設定として、これらの設定に加えて印刷用紙のサイズ等の他の設定を含めてもいいし、これらの個別、または複数の組み合わせを適用する形態としてもよい。
【0038】
また、本実施形態に係る受付部11Aは、制御部11Bにより提示した上記設定情報に応じた選択を更に受け付ける。特に、本実施形態に係る受付部11Aは、提示した前記設定情報に応じた選択の受け付けに代えて、過去に選択された設定と同様の設定で前記サービスを実行させるか否かを更に受け付ける。なお、本実施形態では、受付部11Aにより、上記選択を画像形成装置90の表示部を介した指定により受け付ける形態を適用している。また、本実施形態では、受付部11Aにより、上記選択を音声入出力装置80を介した発話による指定により受け付ける形態も適用している。
【0039】
なお、本実施形態では、上記過去に選択された設定として、上記指示を行った発話者によって過去に選択された全ての設定の中から最も多く選択された設定を適用しているが、これに限らない。例えば、上記過去に選択された設定として、上記発話者が直近に選択した設定を適用する形態としてもよいし、上記指示を受けた時点から遡って予め定められた期間(例えば、1週間)に、上記発話者によって選択された設定の中から最も多く選択された設定を適用してもよい。
【0040】
また、本実施形態に係る制御部11Bは、上記設定情報に応じた上記選択を受け付けなかった場合、予め定められた制御を行う。特に、本実施形態では、上記予め定められた制御として、上記設定情報に応じた選択を、上記発話者に促す旨を示す情報を音声入出力装置80の表示部による画面による提示を適用している。また、本実施形態では、上記設定情報に応じた選択を、音声入出力装置80の音声出力機能による音声による提示も適用している。
【0041】
また、本実施形態に係る制御部11Bは、上記設定と同様の設定で以降のサービスを実行させる場合、当該サービスの実行を指示するための発話に、上記設定を含める旨を示す情報を更に提示する制御を行う。
【0042】
また、本実施形態に係る制御部11Bは、上記サービスに要する設定の指示を発話により受け付けた場合、当該設定に対応した上記設定情報を提示する制御を行う。
【0043】
また、本実施形態に係る制御部11Bは、上記サービスを制御対象に対して実行させる制御を行う。特に、本実施形態では、上記制御対象として、画像形成装置を適用するが、ニュースアプリケーション・ソフトウェア及び音楽再生装置等を適用してもよい。
【0044】
なお、本実施形態では、上記提示として、画像形成装置90の表示部による画面による提示を適用している。また、本実施形態では、上記提示として、画像形成装置90の音声出力機能による音声による提示も適用している。
【0045】
次に、本実施形態に係る過去情報データベース13Bについて説明する。
図3に示すように、本実施形態に係る過去情報データベース13Bは、発話者ID、サービス、設定、及び日時の各情報が関連付けられて記憶されている。
【0046】
上記発話者IDは、受け付けたサービスの実行を指示した発話者を特定するための情報であり、発話者毎に異なる情報として予め付与されたIDである。上記サービスは、対応する発話者による実行を指示したサービスを示す情報であり、上記設定は、対応する発話者による対応する上記サービスに要した設定であり、上記日時は、対応する発話者による対応する上記サービスの実行の指示を行った日時を示す情報である。
図3に示す例では、例えば、発話者H001は、2019年11月16日の15時丁度に、カラー印刷で、解像度が600dpiで、印刷用紙1枚につき2枚の原稿を印刷する設定で画像印刷サービスの実行を指示したことを表している。
【0047】
次に、
図4を参照して、情報処理を実行する際の情報処理装置10の作用を説明する。情報処理装置10のCPU11が情報処理プログラム13Aを実行することで
図4に示す情報処理が実行される。
【0048】
ステップ200で、CPU11は、サービスを実行させる指示が、何れかの発話者による発話により、音声入出力装置80を介して行われて受け付けられるまで待機する。ステップ202で、CPU11は、ステップ200の処理により受け付けた発話によって指示されたサービスを、従来既知の音声認識技術を用いて特定する。以下では、特定したサービスを「特定サービス」という。
【0049】
ステップ204で、CPU11は、特定サービスの内容に応じて特定サービスに要する設定の種類を決定し、ステップ206で、CPU11は、ステップ200の処理により受け付けた発話に上記サービスに要する設定の指示が含まれていたか否かを従来既知の文章認識技術を用いて判定する。ステップ206で否定判定となった場合は後述するステップ212に移行する一方、肯定判定となった場合はステップ208へ移行する。以下では、錯綜を回避するため、特定サービスが画像印刷サービスであり、ステップ204で決定した設定の種類が「カラー印刷の要否」、「印刷画像の解像度」、及び「1枚の印刷用紙に印刷する原稿の枚数」である場合について例示する。
【0050】
ステップ208で、CPU11は、ステップ200の処理により受け付けた発話に含まれるサービスに適用する設定(以下、「発話設定」という。)に対応した設定情報(以下、「発話設定情報」という。)を表示する発話設定情報提示画面を画像形成装置90の表示部に表示させる制御を行う。
【0051】
図5に示すように、本実施形態に係る発話設定情報提示画面では、特定サービス(
図5に示す例では「画像印刷」)、発話設定(
図5に示す例では「カラー印刷」)、発話設定情報(
図5に示す例では「プレビュー画像」)、及び当該発話設定情報の選択を促すメッセージが表示される。なお、本実施形態では、上記発話設定情報として、発話設定を含め、かつ、他の設定は適用可能なバリエーションを適用した場合の各設定で画像形成装置90によって画像印刷サービスを実行した場合の画像印刷プレビュー画像を適用しているが、この形態に限るものではない。例えば、上記発話設定情報として、発話設定を含め、かつ、他の設定は適用可能なバリエーションを適用した場合の各設定を文字で示すテキストデータを適用する形態としてもよい。従って、ステップ200の処理によって受け付けた発話を行った発話者(以下、「対象発話者」という。)は、発話設定情報提示画面を参照することで、特定サービス、発話設定、及び発話設定情報を把握することができる。
【0052】
次に、ステップ210で、CPU11は、発話設定情報提示画面で表示した発話設定情報を音声(以下、「発話設定情報提示音声」という。)によって再生する音声データを音声入出力装置80によって再生(出力)させる制御を行い、ステップ226へ移行する。従って、対象発話者は、発話設定情報提示音声を聴取することでも、特定サービス、発話設定、及び発話設定情報を把握することができる。
【0053】
一方、ステップ212で、CPU11は、対象発話者を特定し、対象発話者により過去に実行が指示された特定サービスについて適用した設定を過去情報データベース13Bから読み出す。そして、CPU11は、特定サービスに適用した、カラー印刷の要否、印刷画像の解像度、及び1枚の印刷用紙に印刷する原稿の枚数の設定の中で最も多く選択された組み合わせの設定(以下、「過去設定」という。)を特定し、過去設定提示画面を画像形成装置90の表示部に表示させる制御を行う。なお、本実施形態では、上記過去設定として、特定サービスに適用した設定の中で最も多く選択された組み合わせの設定を適用しているが、この形態に限らない。例えば、上記過去設定として、特定サービスに適用した各々の設定毎に最も多く選択された設定を適用してもよい。
【0054】
図6に示すように、本実施形態に係る過去設定提示画面では、特定サービス(
図6に示す例では「画像印刷」)及び過去設定(
図6に示す例では「カラー印刷、解像度が600dpi、及び印刷用紙1枚につき2枚の原稿を印刷」)が表示される。一例として
図6に示す過去設定提示画面が画像形成装置90の表示部に表示されると、対象発話者は、画像形成装置90の表示部を介して、過去設定を適用して特定サービスを実行させる場合はOKボタン90Aを、過去設定を適用して特定サービスを実行させない場合はNGボタン90Bを、各々指定する。
【0055】
次に、ステップ214で、CPU11は、過去設定提示画面で表示した特定サービス及び過去設定を音声(以下、「過去設定提示音声」という。)によって再生する音声データを音声入出力装置80によって再生(出力)させる制御を行い、ステップ216へ移行する。
【0056】
ステップ216で、CPU11は、対象発話者によってOKボタン90A又はNGボタン90Bが指定されたか否かを判定し、肯定判定となった場合は後述するステップ220へ移行し、否定判定となった場合はステップ218へ移行する。ステップ218で、CPU11は、対象発話者によって過去設定を適用して特定サービスを実行させるか否かを示す発話が行われたか否かを従来既知の音声認識技術を用いて判定し、肯定判定となった場合はステップ220へ移行し、否定判定となった場合はステップ216に戻る。
【0057】
ステップ220で、CPU11は、ステップ216の処理又はステップ218の処理において、対象発話者によって過去設定を適用して特定サービスを実行させる指示が行われたと判定されたか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ222へ移行する一方、肯定判定となった場合は後述するステップ240へ移行する。
【0058】
ステップ222で、CPU11は、設定情報を表示する設定情報提示画面を画像形成装置90の表示部に表示させる制御を行う。
【0059】
図7に示すように、本実施形態に係る設定情報提示画面では、特定サービス(
図7に示す例では「画像印刷」)、設定情報(
図7に示す例では「プレビュー画像」)、当該設定情報の選択を促すメッセージが表示される。なお、本実施形態では、上記設定情報として、適用可能なバリエーションを適用した場合の各設定で画像形成装置90によって画像印刷サービスを実行した場合の画像印刷プレビュー画像を適用するが、この形態に限るものではない。例えば、上記設定情報として、適用可能なバリエーションを適用した場合の各設定を文字で示すテキストデータを適用する形態としてもよい。従って、対象発話者は、設定情報提示画面を参照することで、特定サービス及び設定情報を把握することができる。
【0060】
次に、ステップ224で、CPU11は、設定情報提示画面で表示した設定情報を音声(以下、「設定情報提示音声」という。)によって再生する音声データを音声入出力装置80によって再生(出力)させる制御を行い、ステップ226へ移行する。従って、対象発話者は、設定情報提示音声を聴取することでも特定サービス及び設定情報を把握することができる。
【0061】
ステップ226で、CPU11は、対象発話者が本情報処理を初めて実行するか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ228へ移行する一方、肯定判定となった場合は後述するステップ230へ移行する。ステップ228で、CPU11は、対象発話者が前回情報処理を実行した際に、特定サービスを実行させる指示を受け付けた時点から所定時間Ta以上経過してから設定情報を選択したか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ230へ移行する一方、否定判定となった場合は後述するステップ234へ移行する。なお、本実施形態では、上記所定時間Taとして、情報処理装置10のユーザ等によって、予め設定された時間を適用しているが、画像形成装置90が使用される頻度等に応じて、自動的に定められた時間を所定時間Taとして設定する形態としてもよい。
【0062】
ステップ230で、CPU11は、画像形成装置90の表示部を介した、設定情報に応じた選択を対象発話者に促す旨を示す情報である促進情報を表示する促進情報提示画面を音声入出力装置80の表示部に表示させる制御を行う。
【0063】
図8に示すように、本実施形態に係る促進情報提示画面では、上記促進情報が表示される。従って、対象発話者は、促進情報提示画面を参照することで、画像形成装置90の表示部を介して設定情報に応じた選択を行わなければならないことを把握することができる。
【0064】
次に、ステップ232で、CPU11は、促進情報提示画面で表示した上記促進情報を音声(以下、「促進情報提示音声」という。)によって再生する音声データを音声入出力装置80によって再生(出力)させる制御を行い、ステップ234に移行する。従って、対象発話者は、促進情報提示音声を聴取することでも、画像形成装置90の表示部を介して設定情報に応じた選択を行わなければならないことを把握することができる。
【0065】
ステップ234で、CPU11は、画像形成装置90を介して設定情報又は発話設定情報に応じた選択が行われたか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ236へ移行し、CPU11は、特定サービスを実行させる指示を受け付けた日時(以下、「受付日時」という。)から所定時間Taが経過したか否かを判定し、否定判定となった場合はステップ234に戻る一方、肯定判定となった場合はステップ230に戻る。
【0066】
一方、ステップ234で肯定判定となった場合は、ステップ238へ移行し、CPU11は、ステップ234の処理によって選択されたと判定された設定(以下、「特定設定」という。)を特定する。ステップ240で、CPU11は、特定設定を適用して特定サービスと同一のサービスを以降実行させる場合、当該サービスの実行を指示するための発話に特定設定を含める旨を示す情報である発話指示情報を表示する発話指示提示画面を画像形成装置90の表示部に表示させる制御を行う。
【0067】
図9に示すように、本実施形態に係る発話指示提示画面では、上記発話指示情報が表示される。従って、対象発話者は、発話指示提示画面を参照することで、当該発話指示情報を把握することができる。
【0068】
次に、ステップ242で、CPU11は、発話指示提示画面で表示した発話指示情報を音声(以下、「発話指示情報提示音声」という。)によって再生する音声データを音声入出力装置80によって再生(出力)させる制御を行い、ステップ244へ移行する。従って、対象発話者は、発話指示提示音声を聴取することでも、発話指示情報を把握することができる。
【0069】
例えば、CPU11がステップ238の処理で特定設定を「カラー印刷、解像度が300dpi、及び印刷用紙1枚につき1枚の原稿を印刷する設定」と特定した場合、次回以降、対象発話者が、「カラーで印刷して。」と発話で指示すると、CPU11が発話設定を特定し、対象発話者が画像形成装置90を介して発話設定情報に応じた選択を行うことで、特定設定と同様の設定を適用して画像印刷サービスを実行させることができる。
【0070】
ステップ244で、CPU11は、特定設定を適用して特定サービスを実行させる制御を画像形成装置90に行い、ステップ246で、CPU11は、対象発話者、特定サービス、特定設定、及び受付日時を過去情報データベース13Bに登録した後、本情報処理を終了する。
【0071】
[第2実施形態]
上記第1実施形態では、過去に選択された設定と同様の設定でサービスを実行させるか否かを受け付ける場合について説明したが、本第2実施形態では、過去に選択された設定を強調して提示する制御を行う場合について説明する。なお、本第2実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成については、上記第1実施形態に係る構成(
図1参照。)と同一であるため、ここでの説明を省略する。
【0072】
一方、本実施形態に係る制御部11Bは、上記設定情報を提示するにあたり、過去に選択された設定を強調して提示する制御を行う(以下、「強調提示」という。)点が、上記第1実施形態と異なっている。なお、本実施形態では、上記強調提示として、過去に選択された設定に他の情報を付加した表示及び音声による提示を適用しているが、この形態に限らない。例えば、上記強調提示として、過去に選択された設定の色及び形状の少なくとも一方を他の設定情報と異ならせる表示による提示を適用してもよいし、過去に選択された設定を最初に音声として再生(出力)するといった、音声による提示を適用してもよいし、これらの提示の個別、または複数の組み合わせを適用する形態としてもよい。
【0073】
また、本実施形態では、制御部11Bにより、強調提示の対象とする設定として、上記指示を行った発話者によって過去に選択された全ての設定の中から最も多く選択された設定を適用しているが、これに限らない。例えば、強調提示の対象とする設定として、上記発話者が直近に選択した設定を適用する形態としてもよいし、上記指示を受けた時点から遡って予め定められた期間(例えば、1週間)に、上記発話者によって選択された設定の中から最も多く選択された設定を適用してもよい。
【0074】
次に、
図10を参照して、本第2実施形態に係る情報処理装置10の作用として、情報処理を実行する際の情報処理装置10の作用について説明する。なお、
図10に示す情報処理における、
図4に示す情報処理と同一の処理を実行するステップについては
図4と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
【0075】
図4に示す情報処理と
図10に示す情報処理とでは、ステップ212~ステップ224の処理に代えてステップ215~ステップ219の処理が適用されている点が異なっている。
【0076】
すなわち、
図10のステップ215で、CPU11は、対象発話者を特定し、対象発話者により過去に実行が指示された特定サービスについて適用した設定を過去情報データベース13Bから読み出す。そして、CPU11は、特定サービスに適用した過去設定を特定することで、強調提示の対象とする設定を特定する。
【0077】
ステップ217で、CPU11は、設定情報を表示する設定情報提示画面を画像形成装置90の表示部に表示させる制御を行う。
【0078】
図11に示すように、本第2実施形態に係る設定情報提示画面では、特定サービス(
図11に示す例では「画像印刷」)、設定情報(
図11に示す例では「プレビュー画像」)、及び当該設定情報の選択を促すメッセージが表示されると共に、過去設定(
図10に示す例では、「カラー印刷、解像度が600dpi、及び印刷用紙1枚につき2枚の原稿を印刷」)が強調されて表示される。なお、本実施形態では、上記第1実施形態と同様に、上記設定情報として、適用可能なバリエーションを適用した場合の各設定で画像形成装置90によって画像印刷サービスを実行した場合の画像印刷プレビュー画像を適用するが、この形態に限るものではない。例えば、上記設定情報として、適用可能なバリエーションを適用した場合の各設定を文字で示すテキストデータを適用する形態としてもよい。従って、対象発話者は、設定情報提示画面を参照することで、特定サービス、設定情報及び過去設定を把握することができる。
【0079】
次に、ステップ219で、CPU11は、設定情報提示画面で表示した設定情報を音声(以下、「設定情報提示音声」という。)によって再生する音声データを音声入出力装置80によって再生(出力)させる制御を行い、ステップ226へ移行する。また、ステップ219で、CPU11は、過去設定に過去に選択した全ての設定の中から最も多く選択された情報である旨を示す情報を付加して、音声入出力装置80によって再生(出力)させる制御も行う。従って、対象発話者は、実行情報提示音声を聴取することでも特定サービス、設定情報及び過去設定を把握することができる。
【0080】
なお、上記実施形態では、設定情報に応じた選択を受け付けなかった場合に、CPU11が、促進情報を提示する制御を行う形態について説明したが、これに限らない。例えば、予め情報処理装置10のユーザ等によって予め定められた設定を適用して上記サービスを実行させる制御を行う形態としてもよい。この場合の形態例としては、
図4及び
図10に示す情報処理において、ステップ228の処理の代わりに対象発話者が前回情報処理を実行した際に、上記予め定められた設定を適用して特定サービスを実行させる制御を行ったか否かを判定する形態、及びステップ236の判定で肯定判定となった場合に、上記予め定められた設定を適用して特定サービスを実行させる制御を行う形態を例示することができる。
【0081】
また、上記実施形態では特に言及しなかったが、CPU11が特定サービスを実行させる原稿の内容に応じて、設定の種類を決定する制御を行ってもよい。この場合の形態例としては、例えば、サービスを実行させる原稿に写真が含まれている場合、上記設定の種類として、カラー印刷の要否の設定、解像度の設定、及び印刷用紙のサイズ等を適用する形態等を例示することができる。一方、上記原稿に文字のみが含まれている場合、上記設定の種類として、文字数の設定、行数の設定、及び両面印刷の要否等を適用する形態等を例示することができる。
【0082】
以上、実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施の形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0083】
また、上記実施の形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の組み合わせにより種々の発明が抽出される。実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0084】
また、上記実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えば、CPU等)や、専用のプロセッサ(例えば、GPU: Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
【0085】
また、上記実施形態では、情報処理プログラム13Aが記憶部13に予めインストールされている場合について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、情報処理プログラム13Aが、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記憶媒体に格納されて提供される形態、又はネットワークを介して提供される形態としてもよい。
【0086】
さらに、上記実施形態では、情報処理を、プログラムを実行することにより、コンピュータを利用してソフトウェア構成により実現する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、情報処理及を、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成の組み合わせによって実現する形態としてもよい。
【0087】
その他、上記実施形態で説明した情報処理装置10の構成(
図1、
図2、及び
図3参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要な部分を削除したり、新たな部分を追加したりしてもよいことは言うまでもない。
【0088】
また、上記実施形態で説明した情報処理の流れ(
図4及び
図10参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよいことは言うまでもない。
【符号の説明】
【0089】
10 情報処理装置
11 CPU
11A 受付部
11B 制御部
12 メモリ
13 記憶部
13A 情報処理プログラム
13B 過去情報データベース
18 通信I/F部
80 音声入出力装置
90 画像形成装置