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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-26
(45)【発行日】2024-01-10
(54)【発明の名称】留付け金具
(51)【国際特許分類】
   E04F 13/08 20060101AFI20231227BHJP
【FI】
E04F13/08 101F
E04F13/08 101G
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2019092031
(22)【出願日】2019-05-15
(65)【公開番号】P2020186580
(43)【公開日】2020-11-19
【審査請求日】2022-04-19
(73)【特許権者】
【識別番号】592021113
【氏名又は名称】株式会社共栄金物製作所
(72)【発明者】
【氏名】明石 眞佐臣
(72)【発明者】
【氏名】明石 和邦
【審査官】吉村 庄太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2001-317183(JP,A)
【文献】特開平03-122360(JP,A)
【文献】登録実用新案第3125473(JP,U)
【文献】米国特許出願公開第2007/0119109(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04F 13/00-13/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
耐曲げ強度と形状安定性に優れる、建築用外壁板の留付け金具であって、建物側の支持部材に装着する面になる背板部と、該背板部の下端部又は高さ途中箇所の全体又は一部が前方に折曲されて形成された水平板部と、該水平板部の前端部が折曲されて形成された上向き板部と、前記水平板部の前記前端部よりも更に前方になる箇所が折曲されて下方に向けられた下向き板部とが横方向に並んで位置しており、前記上向き板部は、側面視において、下端縁部が上端縁部よりも若干後方に位置する向きの傾斜面になっており、且つ正面視において前記上端縁部が前記下端縁部よりも幅短い台形形状を有し、前記上向き板部の左右の外側縁部と、該左右の外側縁部と隣り会う位置にある前記水平板部の側縁部とが、絞り加工により形成された側面視細幅三角形状を有する補強用の傾斜側板部を介して接続されていることを特徴とする留付け金具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、使用材料の量を抑えながらも、耐曲げ強度と支持強度を維持させた留付け金具に関し、最適とされる留付け金具は、上下段の組み付け接合構造が異なる汎用2種類の外壁板のいずれにも対応できる。
【背景技術】
【0002】
建築用の外壁板は、外壁材、外壁ボード、外壁板、サイディング等、多様な名称で呼ばれており、現在、多くの家屋の外壁に用いられている。外壁板は、留付け金具を介して、建物の野地板、柱材、桟材等の支持部材に装着される。
留付け金具は、上段の外壁板の下端部と下段の外壁板の上端部とによる組付け構造の内側にある隙間内に挟み付けた取り付けがされる。
【0003】
特許文献1に記載の接合金具(留付け金具)は、同特許文献の図3に示すように、上向き嵌合爪3と、下向き嵌合爪4とを備えている。双方の嵌合爪3,4は、背板に相当する基台2の一部を水平前方に切り起こした水平板部の前端に折曲形成されている。
該水平板部は、下段の外壁板(外壁材)11の内側突出部の上端部に挟み付けた状態で載置され、上段の外壁板(外壁材)11の下端部を内側から下支えする。
基台2と上向き接合爪3は、挟み付けによって、上段の外壁板(外壁材)11の内側下端部を前後方向の位置決めをした固定をする。
基台2と上向き接合爪4は、挟み付けによって、下段の外壁板(外壁材)11の内側上端部を前後方向の位置決めをした固定をする。
この接合金具(留付け金具)に限らず、上段と下段の外壁板を突き合わせて取り付ける施工で用いられる留付け金具は、上向き接合爪(上向き板部)と下向き接合爪(下向き板部)とを備えている。
【0004】
特許文献1及び特許文献2に示すように、上向き板部と下向き板部は、いずれも平板の切り起こしと曲げ加工がされた形状を有する。
家屋施工後の外壁板は、上向き板部と下向き板部とによって位置決めと固定がされているため、位置ズレや脱落は生じないが、永年経過に伴う家屋の歪み、大型台風時における引き方向の負圧、地震時における家屋の揺れなどによって、外壁板に過度の負担が増加し、外壁板を留め付けている留付け金具にも引き方向の大きな曲げ負担が掛ることがある。
留付け金具の板厚を厚くすると、耐曲げ強度を向上させることができるが、材料コストが高くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】実用新案登録第3001457号公報
【文献】意匠登録第1426252公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願発明が解決しようとする課題は、使用材料の量を抑えながらも、上向き板部の耐曲げ強度と支持強度を維持させた留付け金具にする点にある。
また、更に、組み付け構造が異なる汎用2種類の外壁板のいずれも取り付けが行える留付け金具にする点にある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に対応した留付け金具は、次の構成を備える。
(1)耐曲げ強度と形状安定性に優れる、建築用外壁板の留付け金具である。
(2)建物側の支持部材に装着する面になる背板部と、該背板部の下端部又は高さ途中箇所の全体又は一部が前方に折曲されて形成された水平板部と、該水平板部の前端部が折曲されて形成された上向き板部と、前記水平板部の前記前端部よりも更に前方になる個所が折曲されて下方に向けられた下向き板部とが横方向に並んで位置している。
(3)前記上向き板部は、側面視において、下端縁部が上端縁部よりも若干後方に位置する向きの傾斜面になっており、且つ正面視において前記上端縁部が前記下端縁部よりも幅短い台形形状を有する。
(4)前記上向き板部の左右の外側縁部と、該左右の外側縁部と隣り合う位置にある前記水平板部の側縁部とが、絞り加工により形成された側面視細幅三角形状を有する補強用の傾斜側板部を介して接続されている。
【0008】
請求項2に対応した留付け金具は、次の構成を備える。
(1) 請求項1に記載の構成を有する。
(2)正面視において、前記上向き板部の両側方に前記傾斜板部が位置し、更に該傾斜板部の前方に前記下向き板部が位置し、該各傾斜板部は上端から下端に向かうに従って横方向に広がる方向に傾斜している。
【0009】
請求項3に対応した留付け金具は、次の構成を備える。
(1) 請求項1又は2に記載の構成を有する。
(2)前記背板部の両側から夫々前方に向けて側板部が折曲形成され、該左右の側板部の前端から互いに離反する横方向に前板部が折曲形成されている。
(3)前記水平板部は、前記左右の側板部よりも前方に突出し更に前記左右の前板部の外側端に揃う位置まで横方向に延出している。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に対応した留付け金具によれば、傾斜姿勢になっている前記上向き板部の両端部が側面視細幅三角形状を有する傾斜板部によって下支えされており、しかも該傾斜板部が絞り加工で形成されているため、強い耐曲げ強度と、強い形状安定性が確保される。この結果、前記上向き板部による上部側の外壁板の支持強度が格段に向上する。
【0013】
請求項2に対応した留付け金具によれば、前記傾斜板部は、上端から下端に向かうに従って横方向に広がる方向に傾斜しているため、上述した耐曲げ強度、形状安定性、支持強度は更に向上する。
【0014】
請求項3は、請求項1又は2に記載の構成に前記水平板部が前記左右の側板部よりも前方に突出し更に前記左右の前板部の外側端に揃う位置まで横方向に延出した構成も含めるようにした。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】(a)は本願発明第1実施形態に係る留付け金具の斜視図、(b)は同じく正面図。
図2】同じく背面側から見た斜視図。
図3】(a)はこの留付け金具の右側面図、(b)は図1(b)におけるA-A断面図、(c)は図1(b)におけるB-B断面図。
図4】(a)はこの留付け金具の平面図、(b)は図4(a)の前部を示した平面図、(c)は図4(b)におけるC-C断面図、(d)はD-D断面図。
図5】(a)は傾斜側板部で支持補強された上向き板部の斜視図、(b)は同じく平面図、(c)は正面図、(d)は左側面図、(e)は右側面図。
図6】(a)はニチハ株式会社製の外壁板を本願発明実施形態に係る留付け金具を用いて上下に組み付ける途中の状態を示した斜視図、(b)はこの外壁板の突合わせ構造図。
図7(a)はニチハ株式会社製の外壁板を本願発明実施形態に係る留付け金具を用いて上下に組み付ける途中の状態を示した側面断面図、(b)はこの要部拡大図。
図8】(a)はケイミュー株式会社製の外壁板を本願発明実施形態に係る留付け金具を用いて上下に組み付ける途中の状態を示した斜視図、(b)はこの外壁板の突合わせ構造図。
図9(a)はケイミュー株式会社製の外壁板を本願発明実施形態に係る留付け金具を用いて上下に組み付ける途中の状態を示した側面断面図、(b)はこの要部拡大図。
図10】本願発明第2実施形態に係る留付け金具の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本願発明に係る留付け金具の好適なる実施形態を、図面に沿って詳述する。
【0019】
〔第1実施形態の留付け金具〕
図1乃至図4において本願発明第1実施形態に係る留付け金具1を示す。
留付け金具1は、背板部2と、左右の側板部3L,3Rと、左右の前板部4L,4Rと、水平板部5と、左右の下向き板部6L,6Rと、左右の低段部7L,7Rと、上向き板部8と、左右の傾斜側板部9L,9Rとを主要部として備えた亜鉛メッキ鋼板製のプレス成型品である。
【0020】
背板部2は、長方形を有し、留付け金具1を建物側の支持部材に装着する面になる。
背板部2の略中央個所には、この装着用の木ねじを挿通させる開孔部22が設けられている。図示する開孔部22は平坦な面に設けられている。
図示していないが、木ねじを若干斜め下方に向けて挿通させる取付け施工が行えるように、背板部2における開孔部22の周囲の面は、前方に突出した傾斜面であってもよい。
開孔部22の左右側方個所には、前記装着用の釘を挿通させる開孔部23,23が設けられている。
背板部2の上部には、背板部2の反りを防ぎ強度向上させる1本の凸段形状を有する補強部P1が左右両端に至り形成されている。
【0021】
側板部3L,3Rは、背板部2の両端縁部を前方に折曲させて形成されている。
側板部3L,3Rには、前後方向に長い1本の凹凸形状を有する補強部P3,P3が形成されており、補強部P3,P3によって側板部3L,3Rの反りやねじれが阻止されている。
側板部3L,3Rは、外壁板を目地板等から前方に浮かして取り付けるためのスペーサとしての機能と、水平板部5の両端部を下支えする機能等がある。
側板部3L,3Rは、背板部2の下端部よりも下方に長く突出した形状を有し、突出した部分は、留付け金具1の取り付け姿勢をより一層安定させる。
【0022】
前板部4L,4Rは、側板部3L,3Rの前端縁部に沿った個所を互いに離反する横方向に折曲させて形成されており、横幅が短い形状を有する。
前板部4L,4Rは、外壁板の背面を沿わせる面になる。
【0023】
水平板部5は、背板部1の下縁部の中央部分を残す個所を前方に折曲させて形成されている。
水平板部5の前端は、側板部3L,3Rよりも前方に突出しており、更に、前板部4L,4Rの前方位置まで横方向に突出している。
水平板部5の前方と横方向に突出した面は、上段の外壁板の内側下端面を下支えする面になる。
【0024】
水平板部5の中央面から後端部に至る個所は、矩形状の開口部51になってる。
開口部51を設けるようにして水平板部5を前方に切り起こすと、背板2の下方に背板舌片部21が形成される。
背板舌片部21にも、幅広い低段面の補強部P2が形成されている。
水平板部5の左右寄りの個所には、背板2の下部までに至る凹凸形状の補強部P4,P4が設けられている。
この補強部P4,P4は、外圧荷重による水平板部5の下方に向けた変形を抑える。
水平板部5に加わる外圧荷重は、側板部3L,3Rの一部個所を内側方向に切り起こした下受け部31L,31Rに支えられて受け止められる。
【0025】
留付け金具1は、背板2と、左右の側板部3L,3Rの後端縁部と、背板舌片部21とを支持部材に沿わせた状態で、支持部材に取り付けられる。
【0026】
上向き板部8は、水平板部5の前端縁部の中央部分を幅広く斜め上方に折曲させて形成された、傾斜面になっている。
図4(a)において、上向き板部8の傾斜角θは、約27°であり、この傾斜角は、外壁板の下端部における内側突出部の前面になる傾斜面に合せた角度に合せてある。
上向き板部8は、上段の外壁板の下端部における内側突出部を前方から挟みつける面になる。
この内側突出部の前面は傾斜角があり、上向き板部8の傾斜角は、この傾斜角に合せてある。
図4(a)に示す斜線部分は、後述する低段部7L,7Rを絞り加工する際の抑え面になる。
【0027】
図5に示すように、上向き板部8は、側面視において、下端縁部8aが上端縁部8bよりも若干後方に位置する向きの傾斜面となっており、且つ正面視において、上端縁部8bが下端縁部8aよりも幅短い台形形状を有する。
【0028】
図1(a)に示すように、水平板部5における上向き板部8の折曲部になる前端よりも更に前方になる水平板部8の左右の個所が直下方に向けて折曲されて下向き板部6L,6Rが形成されており、上向き板部8の両横方向に下向き板部6L,6Rが並んで位置している。
図1図3図4図5に示すように、上向き板部8の左右の外側縁部と、該各外側縁部と隣り合う位置にある水平板部5の内側縁部とは、側面視細幅三角形状を有する傾斜側部9L,9Rを介して接続されている。
傾斜側壁部9L,9Rは、上向き板部8のプレス立ち上げ加工に伴う絞り加工によって形成 されている。傾斜板部9L,9Rは上端から下端に向かうに従って横方向に広がる方向に傾斜している
【0029】
図1図3図4に示すように、水平板部5の前端近傍であって、左右両端近傍となる個所には、横長形状の浅い低段部7L,7Rが形成されている。
低段部7L,7Rは、一般のプレス加工によって形成することも可能であるが、本発明実施形態においては、絞り加工によって形成されている。
低段部7L,7Rは、平面視において四隅を大きく丸めた形状の矩形状を有し、底面は略平坦面になっている。
【0030】
水平板部5を下面側から見ると、低段部7L,7Rは膨出部71L,71Rとなって表れる。
膨出部71L,71Rの高さhは、下段の外壁板の上端部における内側突出部の上面に接する高さに設定されている。より具体的には、この高さhは、例えば1,8~10mmである。
【0031】
膨出部71L,71Rの後部面は、下段の外壁板の上端部における内側突出部の前面になる傾斜面よりも手前側に位置する。
【0032】
留付け金具1は、ニチハ株式会社製の汎用外壁板の取り付けと、図8(a)、図9(a)(b)に示すように、ケイミュー株式会社製の汎用外壁板の取り付けのいずれにも対応した、共通留付け金具である。
【0033】
図6(a)、図7(a)(b)は、ニチハ株式会社製の汎用外壁板の取り付け状態を示している。
ニチハ株式会社製の汎用外壁板には、上段の外壁板100Aの下端部と、下段の外壁板100Bの上端部とによる突合せ構造が図6(b)に示すタイプのものがある。
上段の外壁板100Aと、下段の外壁板100Bとは同じ形状である。
図6(b)に示すように、外壁板100Bの上端部における内側突出部120の前面は斜面121である。
双方の外壁板100A,100Bは、各内側突出部110,120の対向端面が、極めて接近した状態、或いは接した状態で突き合わされる。
この突き合わせ構造になるニチハ株式会社製の上段の外壁板100Aと下段の外壁板100Bとは、図6(a)、図7(a)(b)に示すように、下段の外壁板100Bの内側突出部120は、留付金具1が有する水平板部5の下面における前板部4L,4Rよりも前方になる面に接し、下段の外壁板100Bの斜面122が留付金具1の膨出部7L,7Rの後部面に接した状態となって、留付金具1が装着される。
【0034】
図8(a)、図9(a)(b)は、ケイミュー株式会社製の汎用外壁板の取り付け状態を示している。
ケイミュー株式会社製の汎用外壁板には、上段の外壁板200Aの下端部と、下段の外壁板200Bの上端部とによる突合せ構造が図8(b)に示すタイプのものがある。
上段の外壁板200Aと、下段の外壁板200Bとは同じ形状である。
図8(b)に示すように、下段の外壁板200Bの上端部における内側突出部220の前面は垂直面221である。
双方の外壁板200A,200bは、外側の対向面が突合された状態になった状態にあるとき、双方の段の内側突出部210,220の対向端面は、間隔が生じている。
この突き合わせ構造になるケイミュー株式会社製の下段の外壁板200Bは、図8(a)、図9(a)(b)に示すように、内側突出部220の上面は、膨出部7L,7Rの下面に接した状態となって、留付け金具1が装着される。
【0035】
(a)はニチハ株式会社製の外壁板を本願発明実施形態に係る留付け金具を用いて上下に組み付ける途中の状態を示した側面断面図、(b)はこの要部拡大図。ケイミュー建物側の支持部材に装着する面になる背板部と、該背板部の下端部又は高さ途中箇所の全体又は一部が前方に折曲されて形成された水平板部と、前記背板部の左右端が前方に折曲されて形成された左右の側板部と、該左右の側板部の前端縁が互いに離反する横方向に折曲されて形成された左右の前板部と、前記水平板部の前端における横幅が長い中央縁個所が上方に折曲されて形成された上向き板部と、前記水平板部の前端における左右個所が夫々下方に折曲されて形成された左右の下向き板部とを有する。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本願発明に係る留付け金具は、家屋等の建築物の外壁板を施工する分野で使用される。
【符号の説明】
【0037】
1…留付け金具、2…背板、3L,3R…側板部、4L,4R…前板部、5…水平板部、6L,6R…下向き板部、7L,7R…低段部、71L,71R…膨出部、8…上向き板部、9L,9R…傾斜側板部

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10