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特許7411295情報サイト管理装置及び情報サイト管理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-27
(45)【発行日】2024-01-11
(54)【発明の名称】情報サイト管理装置及び情報サイト管理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20231228BHJP
【FI】
G06Q50/10
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2023069692
(22)【出願日】2023-04-21
【審査請求日】2023-04-21
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】523017763
【氏名又は名称】株式会社セレクトリンク
(74)【代理人】
【識別番号】110001793
【氏名又は名称】弁理士法人パテントボックス
(72)【発明者】
【氏名】吉本 尚史
【審査官】石坂 博明
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-076764(JP,A)
【文献】特開2021-177336(JP,A)
【文献】特開2007-323502(JP,A)
【文献】特開2018-037076(JP,A)
【文献】特開2002-230384(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
登録店舗の来店者が閲覧する情報サイトの情報サイト管理装置であって、
予め登録店舗として情報サイトに利用登録する店舗登録手段と、
予め登録利用者として情報サイトに利用登録する利用者登録手段と、
登録店舗に在籍した登録利用者を在籍登録する在籍登録手段と、
登録利用者が、登録店舗に在籍登録中に少なくとも投稿ブログ記事又は投稿写真の何れかである投稿データを投稿する投稿手段と、
登録利用者の、前記投稿データを含む紹介情報を記憶する記憶手段と、
前記登録店舗の店舗情報と、該登録店舗に在籍登録された登録利用者の紹介情報を、来店者に公開する店舗情報公開手段と、
登録店舗に在籍登録された登録利用者を在籍削除する在籍削除手段と、
前記在籍削除の後に、登録利用者の、登録店舗に過去在籍登録中に投稿された前記投稿データを含む紹介情報を、登録店舗に公開する逆求人情報公開手段と、
登録店舗から、前記逆求人情報公開手段により前記紹介情報が公開された登録利用者に、スカウト情報を送信するスカウトオファー手段と、
を有することを特徴とする情報サイト管理装置。
【請求項2】
コンピュータ
予め登録店舗として情報サイトに利用登録する店舗登録手段
予め登録利用者として情報サイトに利用登録する利用者登録手段
登録店舗に在籍した登録利用者を在籍登録する在籍登録手段
登録利用者が、登録店舗に在籍登録中に少なくとも投稿ブログ記事又は投稿写真の何れかである投稿データを投稿する投稿手段、
登録利用者の、前記投稿データを含む紹介情報を記憶する記憶手段
前記登録店舗の店舗情報と、該登録店舗に在籍登録された登録利用者の紹介情報を、来店者に公開する店舗情報公開手段
登録店舗に在籍登録された登録利用者を在籍削除する在籍削除手段
前記在籍削除の後に、登録利用者の、登録店舗に過去在籍登録中に投稿された前記投稿データを含む紹介情報を、登録店舗に公開する逆求人情報公開手段
登録店舗から、前記逆求人情報公開手段により前記紹介情報が公開された登録利用者に、スカウト情報を送信するスカウトオファー手段
として機能させるための情報サイト管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報サイト管理装置及び情報サイト管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、飲食店やその運営企業などにおいては、店舗来店客の集客を図る目的で、例えば、ウェブ上の飲食店情報サイト(以下、「集客サイト」ともいう)に、店舗情報や従業者(在籍者)の紹介情報を登録掲載することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
一方、求人を目的とした飲食店やその運営企業が、従業者の採用を図る目的で、ウェブ上の求人サイトに、求人情報を登録掲載することが知られている。また求人サイトの中には、企業や飲食店側から求職者に対してスカウトメールを送信可能としたものもある(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2005-115454号公報
【文献】特開2020-004048号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の飲食店情報サイトと求人サイトとが、それぞれ独立して別に存在している場合、飲食店やその運営企業は、飲食店情報サイトと求人サイトのそれぞれにおいて、各々にアカウントを作成して、店舗情報及び求人情報を維持管理する必要があり、日々店舗を運営するにあたり2重の手間がかかっていた。
【0006】
また従業者(在籍者)については、特定の飲食店に雇用されている状態、即ち「在籍中」である場合、飲食店情報サイトにおいて自身のアカウントを作成して、自己プロフィール情報を維持管理する必要がある一方、特定の飲食店に在籍していない状態であって飲食店を「求職中」である場合、求人サイトおいても自身のアカウントを作成して、自己プロフィール情報を維持管理する必要があり、在職中(在籍中)又は求職中のそれぞれの状態によって2重の手間がかかっていた。
【0007】
さらに、従業者が飲食店の在籍中にせっかくプロフィール情報とともに投稿ブログ記事や投稿写真を日々更新していても、従業者が飲食店を退職した場合、同飲食店は同店に紐づいたその従業者の紹介情報(又はアカウント)を削除する。このため、従業者は、今まで積み重ねてきた投稿データを飲食店情報サイト上に残すことができないという問題がある。なお、特に接客を伴う飲食店においては、在籍する店舗従業員の個性(タレント性)が強く来店者に訴求するという側面があるため、長い間今まで積み重ねてきた投稿ブログ記事、投稿写真は、従業者にとって自身をアピールするための大切な営業財産である。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面において、店舗と店舗従業者の双方に、店舗従業者の在職状態又は求職状態のそれぞれに応じた利便性向上を図ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、本発明に係る情報サイト管理装置は、登録店舗の来店者が閲覧する情報サイトの情報サイト管理装置であって、予め登録店舗として情報サイトに利用登録する店舗登録手段と、予め登録利用者として情報サイトに利用登録する利用者登録手段と、登録店舗に在籍した登録利用者を在籍登録する在籍登録手段と、登録利用者が、登録店舗に在籍登録中に少なくとも投稿ブログ記事又は投稿写真の何れかである投稿データを投稿する投稿手段と、登録利用者の、前記投稿データを含む紹介情報を記憶する記憶手段と、前記登録店舗の店舗情報と、該登録店舗に在籍登録された登録利用者の紹介情報を、来店者に公開する店舗情報公開手段と、登録店舗に在籍登録された登録利用者を在籍削除する在籍削除手段と、前記在籍削除の後に、登録利用者の、登録店舗に過去在籍登録中に投稿された前記投稿データを含む紹介情報を、登録店舗に公開する逆求人情報公開手段と、登録店舗から、前記逆求人情報公開手段により前記紹介情報が公開された登録利用者に、スカウト情報を送信するスカウトオファー手段と、を有する。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施の形態によれば、一つの側面において、店舗と店舗従業者の双方に、店舗従業者の在職状態又は求職状態のそれぞれに応じた利便性向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本実施形態に係る飲食店情報サイト管理システムのネットワーク構成例を示す図である。
図2】本実施形態に係るサイト管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。
図3】本実施形態に係るサイト管理サーバのソフトウェア構成例を示す図である。
図4】本実施形態に係る登録店舗DBのデータ構成例を示す図である。
図5】本実施形態に係る登録利用者DBのデータ構成例を示す図である。
図6】本実施形態に係る登録利用者における登録店舗登録画面例を示す図である。
図7】本実施形態に係る登録店舗運営者における在籍登録店承認画面例を示す図である。
図8】本実施形態に係る登録店舗の在籍者紹介画面例1を示す図である。
図9】本実施形態に係る登録利用者における登録店舗削除画面例を示す図である。
図10】本実施形態に係る登録店舗運営者における在籍登録店削除画面例を示す図である。
図11】本実施形態に係る登録利用者における逆求人利用設定画面例1を示す図である。
図12】本実施形態に係る登録利用者における逆求人利用設定画面例2を示す図である。
図13】本実施形態に係る登録利用者における逆求人利用不可画面例を示す図である。
図14】本実施形態に係る登録店舗運営者におけるスカウト一覧画面例を示す図である。
図15】本実施形態に係る登録店舗運営者におけるスカウトコメント送信画面例を示す図である。
図16】本実施形態に係る登録利用者におけるスカウトコメント受信画面例を示す図である。
図17】本実施形態に係る登録店舗の在籍者紹介画面例2を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態により、飲食店情報サイトと求人サイトの機能を一つのサイト上で併用して利用することができる飲食店情報ポータルサイト(以下、単に「サイト」ともいう)を実現することで、飲食店と店舗従業者の双方の利便性を向上させる。
【0013】
本実施形態に係る飲食店は、一例として接待を伴う飲食店である。同飲食店において店舗従業者(例えば女性従業員等)は、来店客に対する接待を行う。
【0014】
本実施形態に係る飲食店情報ポータルサイトは、接待を伴う飲食店に関する飲食店情報ポータルウェブサイトであり、飲食店側は集客目的で、来店客に向けて、例えば店舗情報や店舗従業者(在籍者)の紹介情報を登録掲載する。来店客は飲食店情報ポータルサイトを利用し、所望の飲食店や店舗従業者を検索・閲覧することが可能である。
【0015】
また本実施形態に係る飲食店情報ポータルサイトは、飲食店側は採用目的で、求職者に向けて、求人情報を登録掲載したり、飲食店側から求職者に対してスカウトオファーを行えるサービスがある。求職者はポータルサイトを利用し、所望の在籍先飲食店を探すことが可能である。
【0016】
<システム構成>
(ネットワーク構成)
図1は、本実施形態に係る飲食店情報サイト管理システムのネットワーク構成例を示す図である。図1の飲食店情報サイト管理システム100は、サイト管理サーバ10、登録店舗端末20、登録利用者端末30及び来店利用者端末40を含み、ネットワーク50を介して接続されている。
【0017】
サイト管理サーバ10は、飲食店情報を掲載するポータルサイトを提供し、サイト上に飲食店舗及び店舗従業者(在籍者)の紹介情報、及び、求人情報を登録掲載するウェブサーバ装置である。
【0018】
登録店舗端末20は、サイトの利用登録を行った飲食店舗の有する情報端末である。登録店舗運営者は、登録店舗端末20を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、飲食店舗及び店舗従業者(在籍者)の紹介情報、及び、求人情報を登録する。また店舗運営者は、求職中の登録利用者のプロフィール情報を閲覧し、サイトを介して登録利用者に直接スカウトオファー(逆求人)を送信することも可能である。
【0019】
登録利用者端末30は、サイトの利用登録を行った利用者(登録利用者という)の有する情報端末である。登録利用者は、登録利用者端末30を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、飲食店に「在職中」(在籍中)である場合、自身のアカウントを作成して、自己紹介、ブログ記事、写真等など自身のプロフィール情報を登録(アップロード)する。一方、登録利用者が、特定の飲食店に在籍しておらず飲食店を「求職中」である場合、自身のプロフィール情報を登録するとともに、求人情報の閲覧及び応募を行う。また登録利用者が逆求人サービスを利用すると、サイトを介して登録していたプロフィール情報を閲覧した飲食店から直接スカウトオファー(逆求人)が届く場合もある。
【0020】
来店利用者端末40は、一般の来店利用者(来店客)の有する情報端末である。来店利用者は、来店利用者端末40を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセスし、飲食店及び店舗在籍者の紹介情報を検索・閲覧する。なお、来店利用者についても、サイトの利用登録を行うなどして、一般ユーザとしての会員登録も可能である。この場合、来店利用者は、例えばお気に入りの飲食店や在籍者を登録しておくことができる。
【0021】
ネットワーク50は、有線、無線を含む通信ネットワークである。ネットワーク50は、例えば、インターネット、公衆回線網、WiFi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)などを含む。
【0022】
なお、登録店舗端末20、登録利用者端末30及び来店利用者端末40は、例えばスマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータなどにより実現され、予めサイトにアクセスするための所定のアプリケーションプログラム(例えば汎用ウェブブラウザやサイト用特定アプリ等)がインストールされる。
【0023】
(ハードウェア構成)
図2は、本実施形態に係るサイト管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。サイト管理サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、HDD(Hard Disk Drive)14、及び通信装置15を有する。
【0024】
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする作業エリアである。HDD14は、各種データ及びプログラムを格納する。通信装置15は、ネットワーク50を介して他装置との通信を行う。
【0025】
(ソフトウェア構成)
図3は、本実施形態に係るサイト管理サーバのソフトウェア構成例を示す図である。サイト管理サーバ10は、主な機能部として、利用登録部101、在籍登録部102、投稿部103、店舗情報公開部104、逆求人情報公開部105、スカウトオファー部106、及び記憶部107を有する。
【0026】
利用登録部101は、飲食店情報を掲載するポータルサイトに係るサービスを利用するための利用登録(会員登録)を行う機能を有している。店舗運営者は、登録店舗端末20を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセスし、店舗情報を含む所定の会員登録情報を入力の上、はじめに店舗登録(会員登録)を行う。また店舗に在籍しようとする利用者は、登録利用者端末30を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセスし、プロフィール情報を含む所定の会員登録情報を入力の上、はじめに利用者登録(会員登録)を行う。
【0027】
在籍登録部102は、登録店舗に在籍した登録利用者を在籍登録する機能を有している。
【0028】
投稿部103は、登録利用者が投稿ブログ記事、投稿写真などの投稿データ(投稿ブログデータ)を投稿する機能を有している。
【0029】
店舗情報公開部104は、登録店舗の店舗情報と、登録店舗に在籍登録された登録利用者の紹介情報を、来店者に向けてサイト上に公開する機能を有している。
【0030】
逆求人情報公開部105は、逆求人情報としての登録利用者の紹介情報と希望条件情報とを、登録利用者が、登録店舗に在籍登録されていない場合に、登録店舗に公開する機能を有している。
【0031】
スカウトオファー部106は、登録店舗から、逆求人情報として紹介情報が公開された登録利用者に、スカウト情報を送信する機能を有している。
【0032】
記憶部107は、登録店舗DB107a、登録利用者DB107bを記憶する機能を有している。詳しくは後述する。
【0033】
なお、これら各機能部は、本発明に係る機能部であって、サイト管理サーバ10が飲食店情報を掲載・管理するために必要な各種機能部を他にも備えていることは言うまでもない。また各機能部は、サイト管理サーバ10を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるプログラムによって実現されるものである。これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。また、サイト管理サーバ10における記憶部107の各DBは、ネットワーク50上の外部記憶装置に配置することも可能である。また、上記コンピュータプログラム及びアプリケーションプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に格納されていてもよい。
【0034】
(登録店舗DB)
図4は、本実施形態に係る登録店舗DBのデータ構成例を示す図である。登録店舗DB107aは、登録店舗運営者により飲食店に関する情報が登録されたDBである。本実施形態に係る登録店舗DB107aは、例えば「店舗ID」、「パスワード」、「メールアドレス」、「店舗名」、「電話番号」、「所在地」、「営業時間」、「料金システム」、「在籍者ID」などのデータ項目を有する。
【0035】
「店舗ID」は、飲食店舗毎に付番される固有の識別子である。「店舗ID」及び「パスワード」は、登録店舗運営者がサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインするためのID及びパスワードである。「メールアドレス」、「店舗名」、「電話番号」、「所在地」、「営業時間」、「料金システム」は、それぞれ飲食店舗のメールアドレス、店舗名、電話番号、所在地、営業時間、料金情報である。「在籍者ID」は、当該飲食店舗に在籍する従業者(在籍者)の登録利用者IDである。登録店舗運営者は、採用が決まった当該従業者の利用者IDを、「在籍者ID」に登録する。
【0036】
(登録利用者DB)
図5は、本実施形態に係る登録利用者DBのデータ構成例を示す図である。登録利用者DB107bは、登録利用者に関する情報が登録されたDBである。本実施形態に係る登録利用者DB107bは、例えば「利用者ID」、「パスワード」、「メールアドレス」、「氏名」、「電話番号」、「住所」、「年齢」、「プロフィール情報」、「投稿データ」、「在籍店舗ID」、「逆求人利用」、「希望条件情報」、「スカウトオファー情報」などのデータ項目を有する。
【0037】
「利用者ID」は、登録利用者毎に付番される固有の識別子である。「利用者ID」及び「パスワード」は、登録利用者がサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインするためのID及びパスワードである。「メールアドレス」、「氏名」、「電話番号」、「住所」、「年齢」は、それぞれ登録利用者のメールアドレス、氏名、電話番号、住所、年齢である。
【0038】
「プロフィール情報」は、例えば登録利用者により作成された自己紹介文、愛称名、プロフィール写真、誕生日、出身地、趣味・特技などの自己紹介のための情報である。「プロフィール情報」は、登録利用者の在職中に、在籍飲食店のサイト上に在籍者の紹介プロフィールとして全部又は一部が公開掲載される。
【0039】
「投稿データ」は、例えば登録利用者により投稿された投稿ブログ記事、投稿写真などの投稿データ(投稿ブログデータ)である。「投稿データ」は、登録利用者の在職中に、在籍飲食店のサイト上に在籍者の投稿データとして全部又は一部が公開掲載される。なお後述するように、「プロフィール情報」及び「投稿データ」は、逆求人欄上において登録店舗運営者向けにも全部又は一部が公開掲載される。
【0040】
「在籍店舗ID」は、当該登録利用者が従業者として在籍している在籍店舗IDである。登録利用者は、登録利用者の店舗採用が決まった際に、当該登録利用者が従業者として在籍する在籍店舗IDを、「在籍者ID」に登録する。
【0041】
「逆求人利用」は、求職中において登録利用者がサイトの逆求人サービス利用を希望するか否かを示すフラグである。フラグ値「0」は逆求人サービス利用を希望しない、「1」は逆求人サービス利用を希望する、を示す。登録利用者は、求職中、サイトの逆求人サービス利用を希望するか否かを登録することができる。
【0042】
「希望条件情報」は、例えば、逆求人サービス利用する登録利用者が、自身が希望する希望時給、希望勤務地、希望勤務時間などの情報を含み、当該登録利用者の求人中(非在籍中)に、サイトの逆求人欄上にスカウトオファー待機者のプロフィール情報として公開掲載される。「スカウトオファー情報」は、サイトの逆求人欄上に掲載された当該登録利用者のプロフィール情報や投稿データを閲覧した登録店舗運営者から当該登録利用者に対してオファーされたスカウトオファーに関する情報である。「スカウトオファー情報」は、オファーした登録店舗の店舗IDや当該登録利用者に対して送信されたスカウトコメントメッセージを含む。
【0043】
(求人DB)
また、本実施形態に係るDBは、求人DB(非図示)を有していてよい。本実施形態においては、サイト上で提供される求人関連サービスとして、求人欄上に飲食店舗の求人情報が公開掲載される求人サービス、および、逆求人欄上に登録利用者のスカウト用プロフィール情報が公開掲載される逆求人サービスがある。求人DBは、登録店舗運営者により飲食店の求人情報が登録されたDBである。本実施形態に係る求人DBは、例えば「求人ID」、「店舗ID」、サイトの求人欄上に飲食店舗の求人情報として公開掲載される「求人情報」などのデータ項目を有する。さらに、本実施形態に係る上記DBのデータ構成はあくまで一例であり、他のデータ項目があってもよい。
【0044】
<画面例1>
登録利用者の店舗在籍登録から店舗在籍登録削除までの流れについて、画面例を示しつつ以下詳しく説明する。
(登録利用者の店舗在籍登録)
図6は、本実施形態に係る登録利用者における登録店舗登録画面例を示す図である。登録利用者が在職中の場合、登録利用者は登録利用者端末30を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、マイページの登録店舗登録画面上で、自身が在籍する店舗登録の「登録店舗ID」601を入力し「登録店舗を申請する」602を押下することで、自身が在籍する店舗登録申請を行う。
【0045】
サイト管理サーバ10は、登録利用者の登録利用者端末30から店舗IDを含む在籍店舗登録申請要求を受信すると、登録者利用DB(図5)のレコード上、ログインIDで特定される利用者ID(当該登録利用者)の「在籍店舗ID」に、入力された在籍店舗の店舗IDを登録・更新する。
【0046】
図7は、本実施形態に係る登録店舗運営者における在籍登録店承認画面例を示す図である。登録店舗運営者は、登録店舗端末20を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、マイページの在籍登録店承認画面上で、同店に在籍登録申請のあった登録利用者に対して「承認」603を押下することで、当該登録利用者に対する在籍登録申請承認を行う。
【0047】
サイト管理サーバ10は、登録店舗運営者の登録店舗端末20から利用者IDを含む在籍登録申請承認要求を受信すると、登録店舗DB107a(図4)のレコード上、ログインIDで特定される店舗者ID(当該登録店舗)の「在籍者ID」に、在籍承認された登録利用者の利用者IDを登録・更新する。登録店舗DB107aの「在籍者ID」に登録された登録利用者が同店から正式に在籍承認された在籍者である。なお、同店に在籍登録申請のあった登録利用者に対して「棄却」604を押下することで、当該登録利用者に対する在籍登録申請承認を棄却・拒否を行うことができる。
【0048】
図8は、本実施形態に係る登録店舗の在籍者紹介画面例1を示す図である。図8に示されるように、サイト上の登録店舗ページ(来店者向けの一般公開ページ)において、登録店舗DB107a(図4)の「在籍者ID」に登録された登録利用者が同店の在籍者として掲載される。例えば来店利用者は、来店利用者端末40を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセスし、同店舗在籍者の紹介情報を閲覧することができる。紹介情報としては、登録者利用DB(図5)における利用者ID(当該登録利用者)の「プロフィール情報」及び「投稿データ」であり、例えば登録利用者の自己紹介文、愛称名、プロフィール写真、誕生日、出身地、趣味・特技、並びに、投稿ブログ記事、投稿写真などの情報が閲覧可能に公開される。登録利用者は、登録利用者端末30を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、マイページの投稿画面上で(非図示)、投稿ブログ記事、投稿写真などを投稿(アップロード)することができる。
【0049】
(登録利用者の店舗在籍削除)
図9は、本実施形態に係る登録利用者における登録店舗削除画面例を示す図である。登録利用者が退職した場合、登録利用者は登録利用者端末30を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、マイページの登録店舗削除画面上で、自身が在籍していた店舗登録の「登録店舗ID」605を入力し「登録店舗を削除(退職)する」606を押下することで、自身が在籍する店舗登録削除を行う。
【0050】
サイト管理サーバ10は、登録利用者の登録利用者端末30から店舗IDを含む在籍店舗登録削除要求を受信すると、登録者利用DB(図5)のレコード上、ログインIDで特定される利用者ID(当該登録利用者)の「在籍店舗ID」から、入力された在籍店舗の店舗IDを削除する。またさらにサイト管理サーバ10は、登録店舗DB107a(図4)の店舗者ID(当該登録店舗)の「在籍者ID」から、登録利用者の利用者IDを削除する。
【0051】
図10は、本実施形態に係る登録店舗運営者における在籍登録店削除画面例を示す図である。登録店舗運営者は、登録店舗端末20を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、マイページの在籍登録店削除画面上で、同店に在籍登録していた登録利用者に対して「削除」607を押下することで、当該登録利用者に対する在籍登録削除を行う。
【0052】
サイト管理サーバ10は、登録店舗運営者の登録店舗端末20から利用者IDを含む在籍登録削除要求を受信すると、登録店舗DB107a(図4)のレコード上、ログインIDで特定される店舗者ID(当該登録店舗)の「在籍者ID」から、在籍していた登録利用者の利用者IDを削除する。またさらにサイト管理サーバ10は、登録者利用DB(図5)の利用者IDの「在籍店舗ID」から、在籍登録削除された在籍店舗の店舗IDを削除する。
【0053】
なお、本実施形態においてサイト管理サーバ10は、登録利用者側又は登録店舗側の少なくとも何れか一方から在籍登録を削除する操作が行われると、登録店舗DB107a(図4)の「在籍者ID」及び登録者利用DB(図5)の「在籍店舗ID」を削除更新する。即ち登録利用者側又は登録店舗側の少なくとも片方の退職意思があれば両者同意がなくとも、登録利用者の在籍店舗登録を削除(解除)することが可能である。
【0054】
<画面例2>
登録利用者の逆求人サービスの利用から、登録店舗からのスカウトオファー、登録利用者の再店舗在籍登録までの流れについて、画面例を示しつつ以下詳しく説明する。
(登録利用者の逆求人利用設定)
図11は、本実施形態に係る登録利用者における逆求人利用設定画面例1を示す図である。登録利用者が何れの在籍店舗に在籍していない場合に、登録利用者は登録利用者端末30を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、マイページの逆求人利用設定画面上で、「スカウト(逆求人)を利用する」701にチェックを入れ、「次へ」702を押下する。
【0055】
サイト管理サーバ10は、登録利用者DB107b(図5)における当該登録利用者の「在籍店舗ID」に店舗IDが登録されているか否かを判定し、登録されていない場合に登録利用者が何れの在籍店舗に在籍していないものとして、図11に示すマイページの逆求人利用設定画面を表示する。
【0056】
図12は、本実施形態に係る登録利用者における逆求人利用設定画面例2を示す図である。登録利用者は続く逆求人利用設定画面上で、自身が希望する希望時給、希望勤務時間、希望勤務地などの希望条件情報703を入力し、「スカウト(逆求人)を更新する」704を押下することで、当該登録利用者における逆求人利用設定を行う。
【0057】
サイト管理サーバ10は、登録利用者の登録利用者端末30から利用者ID及び希望条件情報を含む逆求人利用設定要求を受信すると、登録利用者DB107b(図5)のレコード上、ログインIDで特定される利用者ID(当該登録利用者)の「逆求人利用」に1をセットするとともに、「希望条件情報」に入力された希望条件情報を登録・更新する。
【0058】
なお、登録利用者が本実施形態に係る逆求人サービスを利用するための条件として、登録利用者が何れの在籍店舗に在籍していないことが必要である。登録利用者が何れの在籍店舗に在籍していないとは、登録者利用DB(図5)における当該登録利用者の「在籍店舗ID」が空欄である場合である。サイト管理サーバ10は、マイページの逆求人利用設定画面上において、当該登録利用者の「在籍店舗ID」(図5)に店舗IDが登録されている場合、「現在、在籍店舗が登録されているため、スカウト(逆求人)を利用できません。スカウト(逆求人)を利用するには、在籍店舗退職の後、登録済みの在籍店舗を削除してください。」といったような、逆求人サービス利用不可を示す表示を行う(例えば図13参照)。
【0059】
(登録店舗によるスカウト)
図14は、本実施形態に係る登録店舗運営者におけるスカウト一覧画面例を示す図である。登録店舗運営者は、登録店舗端末20を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、マイページのスカウト一覧画面上で、逆求人者情報705として、逆求人を利用している登録利用者を閲覧することができる。
【0060】
なお、逆求人者情報705は、登録利用者DB107b(図5)における利用者ID(当該登録利用者)の「プロフィール情報」、「投稿データ」及び「希望条件情報」であり、例えば登録利用者の自己紹介文、愛称名、プロフィール写真、誕生日、出身地、趣味・特技、並びに、過去これまでの投稿ブログ記事、投稿写真などの情報が登録店舗運営者に閲覧可能に公開される。なお、登録利用者の「氏名」(本名)、「メールアドレス」、「電話番号」、「住所」、若しくは「プロフィール情報」及び「投稿データ」の一部は、個人特定されることを防止するため、スカウト一覧画面上においては非公開として扱いうる。また登録利用者が「プロフィール情報」及び「投稿データ」のうち、公開/非公開とする情報を任意に選択し設定することも可能である。
【0061】
登録店舗運営者は、逆求人者情報(登録利用者情報)の中から、「希望条件情報」のみならず、「プロフィール情報」及び「投稿データ」なども閲覧し、スカウトしたい登録利用者に対して、スカウトコメントを送信する場合、「スカウトコメント送信」706を押下する。登録店舗運営者はスカウトしたい登録利用者を選定するに際し、登録利用者が過去これまでに投稿してきた投稿データを閲覧することで、例えば日頃からの登録利用者の日常、人柄、更には来店利用者へのアピール能力や集客力等をより詳しく計ることができ、これをスカウトの判断材料とすることが可能である。
【0062】
図15は、本実施形態に係る登録店舗運営者におけるスカウトコメント送信画面例を示す図である。登録店舗運営者は、スカウトしたい登録利用者に対して「スカウトコメント欄」707に伝えたいコメントを入力し、「スカウトオファーする」708を押下することで、スカウトコメントを付してスカウトオファーを行うことができる。
【0063】
サイト管理サーバ10は、登録店舗運営者の登録店舗端末20からスカウトオファーを送信した店舗IDと、送信先登録利用者の利用者IDと、スカウトコメントとを含むスカウトオファー通知を受信すると、登録利用者DB107b(図5)のレコード上、当該利用者ID(当該登録利用者)の「スカウトオファー情報」に、店舗ID、送信日及び送信先登録利用者を登録する。
【0064】
図16は、本実施形態に係る登録利用者におけるスカウトコメント受信画面例を示す図である。登録利用者は、登録利用者端末30を用いてサイト管理サーバ10により提供されるサイトにアクセス・ログインし、マイページのスカウト一覧画面上で、登録店舗からのスカウトコメント受信を閲覧することができる。また言うまでもなく、登録店舗とのメッセージやり取りや求人応募を行うことが可能である。そして、登録利用者がスカウトオファーした登録店舗に在籍することになった場合、上述したように登録利用者の店舗在籍登録を行うことができる。
【0065】
(登録利用者の再店舗在籍)
図17は、本実施形態に係る登録店舗の在籍者紹介画面例2を示す図である。図17に示されるように、登録利用者の店舗在籍登録後は、サイト上の登録店舗ページ(一般公開ページ)において、登録店舗DB107a(図4)の「在籍者ID」に登録された登録利用者が再就職した新たな登録店舗の在籍者として掲載される。例えば来店利用者は、サイトにアクセスし、同店舗在籍者の紹介情報を閲覧することができる。
【0066】
紹介情報は、登録者利用DB(図5)における利用者ID(当該登録利用者)の「プロフィール情報」及び「投稿データ」であり、登録済みの登録利用者の自己紹介文、愛称名、プロフィール写真、誕生日、出身地、趣味・特技、並びに、登録利用者がこれまでの日々更新して蓄積された投稿ブログ記事、投稿写真などの情報が閲覧可能に公開される。従って、登録利用者は、在籍店舗が変わっても、今まで積み重ねてきた自身のプロフィール情報をサイト上に残すことができる。なお言うまでもなく、新たに新在籍店舗に変わって公開する「プロフィール情報」及び「投稿データ」の公開範囲は、登録利用者が任意に選択し設定可能である。例えば投稿データのうち以前の在籍店舗内の写真画像が写っているものは非公開としうる。
【0067】
また、来店利用者が例えば登録利用者をお気に入り登録している場合、登録利用者の利用者IDと、登録利用者が在籍する店舗IDとが紐付けられているため、来店利用者は、登録利用者の在籍店舗が変わっても、現在における当該登録利用者の在籍店舗を把握することができる。逆に、登録利用者は在籍店舗が変わっても、お得意様であった来店利用者の新在籍店舗への来店を期待することができる。
【0068】
<総括>
本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
・登録店舗はサイトにおいて飲食店舗及び店舗従業者(在籍者)の紹介情報、及び、求人情報を登録掲載することが可能である。即ち、一つのアカウントで、集客と求人(及び逆求人)の両方の機能を利用することができるため、アカウントの管理運営にかかる手間も削減することができる。
【0069】
・登録利用者はサイトにおいて在籍店舗及び自身の紹介情報(プロフィール情報や投稿データ)を登録掲載したり、求人(及び逆求人)サービスを利用することが可能である。即ち、登録利用者は一つのアカウントで、登録店舗の在籍中(就職中)でも求職中(退職後)でもサイトを利用できるため、就職から退職、そして再就職に渡って永続的にサイトを利用し続けることが可能である。
【0070】
・登録利用者は、自身のアカウントと紐づいている自身の紹介情報(プロフィール情報や投稿データ)などについて、登録店舗が変更されても削除されず残すことが可能になる。特に接客を伴う飲食店においては、在籍する店舗従業員の個性(タレント性)が強く来店者に訴求する魅力という側面があるため、プロフィール情報のみならず、長い間蓄積しってきた投稿ブログ記事、投稿写真は、登録利用者にとって自身をアピールするための大切な営業財産である。
【0071】
・登録利用者が逆求人サービスを利用するための条件として、登録利用者が何れの在籍店舗に在籍登録していないことが必要である。何れの在籍店舗に在籍登録中は登録利用者がサイトにおいて逆求人サービスを利用不可にすることによって、飲食店舗側として安易な他店舗へのスカウト(移籍促進)を防止が可能である。
【0072】
以上、本実施形態によれば、一つの側面において、店舗と店舗従業者の双方に、店舗従業者の在職状態又は求職状態の何れかに応じた利便性向上を図ることが可能である。なお、本発明の好適な実施の形態により、特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
【0073】
本実施形態に係る飲食店は店舗の一例に過ぎず、本発明は店舗そのもののみならず店舗在職者の個性が集客力の一員となりうる業態・業種の店舗に適用することが可能である。他例として例えばトレーナーが在籍するフィットネス店舗、施術者が在籍するマッサージ・整体系術店舗、ドクターやエステティシャンなどが在籍する美容医療系店舗、美容師や理容師が在籍する美容室・理容室などが挙げられる。これらの場合、トレーナー、施術者、ドクターやエステティシャン、美容師や理容師が登録利用者に相当し、フィットネス店舗、マッサージ・整体系術店舗、美容医療系店舗、美容室・理容室が、登録店舗に相当するものである。
【符号の説明】
【0074】
10 サイト管理サーバ
20 登録店舗端末
30 登録利用者端末
40 来店利用者
50 ネットワーク
100 飲食店情報サイト管理システム
101 利用登録部
102 在籍登録部
103 投稿部
104 店舗情報公開部
105 逆求人情報公開部
106 スカウトオファー部
107 記憶部

【要約】
【課題】店舗と店舗従業者の双方に、店舗従業者の在職状態又は求職状態のそれぞれに応じた利便性向上を図る。
【解決手段】本発明に係る情報サイト管理装置は、予め登録店舗として情報サイトに利用登録する店舗登録手段と、予め登録利用者として情報サイトに利用登録する利用者登録手段と、登録店舗に在籍した登録利用者を在籍登録する在籍登録手段と、登録利用者の紹介情報を記憶する記憶手段と、登録店舗の店舗情報と、登録店舗に在籍登録された登録利用者の紹介情報を、来店者に公開する店舗情報公開手段と、登録店舗に在籍登録された登録利用者を在籍削除する在籍削除手段と、登録利用者の紹介情報と希望条件情報とを、登録店舗に公開する逆求人情報公開手段と、登録店舗から、逆求人情報公開手段により前記紹介情報が公開された登録利用者に、スカウト情報を送信するスカウトオファー手段と、を有する。
【選択図】図14

図1
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