公報発行日 2024年1月11
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(基本的な効果)
本発明は、広域警報システムであって、住宅又は共同住宅の住戸毎に設置され、火災等の異常を検出して警報する警報器と、警報器と所定の外部装置との間で信号を送受信する通信装置と、警報器または通信装置の何れかの端末に設けられ、所定の端末特定情報が組み込まれた端末特定情報出力手段と、端末の端末特定情報出力手段から端末特定情報を端末特定情報取得手段により取得すると共に自身の測位機能により自身の現在位置情報を取得し、現在位置情報を端末位置情報として端末特定情報とともに所定の宛先に送信する携帯端末と、携帯端末から送信された端末特定情報と端末位置情報を受信して登録し、警報器から異常検出信号を受信した場合に、端末位置情報に基づいて所定の警報処理を行うとともに前記所定の外部装置として機能するサーバと、が設けられたため、住宅や共同住宅等の建物に設置される火災警報器等や火災警報器等の信号をサーバに送信する通信装置として機能する端末アダプタ等に、予め警報器シリアル番号及び機器名称を含む端末特定情報の入った端末特定情報出力手段が一体となるようにしておき、警報器を設置する際に作業者が携帯端末により端末特定情報を取得し且つGPS機能を利用して端末位置情報を取得してサーバに送信することで、簡単且つ容易にサーバに端末特定情報と位置情報を登録して管理することができ、火災警報器から通信アダプタを経由して火災検出信号を受信した場合に、火災を検出した火災警報器や通信アダプタの位置情報に基づき、延焼の危険のある周辺の住戸の火災警報器から火災警報を出力させるといった広域警報を行って地域ぐるみの初期消火や迅速な避難行動を可能とする。
また、位置情報の操作入力無く端末位置情報を取得することが可能であり、端末位置情報と端末特定情報のいずれも携帯端末で取得するので両者を紐づける作業が容易となるので、専門の作業者による作業を容易とするとともに、利用者による作業も可能とする。
(二次元バーコード)
また、端末特定情報出力手段は二次元バーコードであって、端末特定情報取得手段は二次元バーコードを撮影して端末特定情報を復元するようにしたため、二次元バーコードを貼っておき、警報器を設置する際に利用者又は作業者が携帯端末によりバーコードを撮影するので、一般に普及している携帯端末の使用による方法で端末特定情報を取得するから、より簡単に端末特定情報を取得することが可能となる。
(近隣範囲の設定と連動警報による効果)
また、サーバは、端末位置情報に基づき、警報器毎に、警報器の何れかから異常検出信号を受信したときに、近隣範囲に位置する他の警報器に異常警報信号を送信して異常警報を出力させるようにしたため、例えば火災が発生した建物を中心に所定距離範囲にある火災による危険度の高い近隣建物に設置された火災警報器から火災警報が出力され、迅速な初期消火や避難行動を可能とする。
(番地情報による近隣範囲の設定と連動警報の効果)
また、サーバは、端末位置情報に基づき番地情報を生成し、警報器の何れかから異常検出信号を受信したときに、近隣範囲に位置する番地情報の他の警報器に異常警報信号を送信して異常警報を出力させるようにしたため、番地情報に基づき火災が発生した建物の近隣に位置する火災の危険度の高い隣番地の建物に設置した火災警報器から確実に火災警報が出力され、迅速な避難行動を可能とする。
(近隣火災を示す警報の効果)
また、サーバは、近隣範囲に位置する他の警報器に近隣火災を示す異常警報信号を送信して、近隣火災を示す所定の異常警報を出力させるようにしたため、火災警報から近隣の建物で火災が発生したことを知り、近隣建物の火災を確認して適切な火災対処を行うことができる。
(サーバによるネットワーク上における通信装置の特定)
通信装置は、サーバから警報器に異常警報信号を送信する際の通信経路を介して、端末特定情報を送信し、サーバは、通信装置による通信経路を介して端末特定情報を受信し、通信経路において通信装置を特定する情報と端末特定情報とを登録するようにしたため、サーバは異常警報信号を送信する際の送信先情報を作業者が操作入力することなく、把握することが可能となる。
(広域地図情報の登録と運用の効果)
また、サーバは、警報器の位置情報に基づく位置に警報器シンボルを配置した広域地図情報を登録しており、警報器から異常検出信号を受信したときに、広域地図情報上の異常を検出した警報器シンボルを発報表示させると共に、広域地図情報を所定の携帯端末及び/又は所定の外部機器に送信して表示させるようにしたため、サーバのディスプレイ画面に火災発生場所を示す広域地図が表示されることで、火災発生場所及び周辺の建物の状況、例えば建物が密集した市街地かどうか等を正確に把握して対処でき、更に、火災が発生した建物の居住者や近隣の建物の居住者の携帯電話端末や地域を管轄する消防機関のサーバに火災発生場所を示す広域地図が表示されることで、関係者全員による適切な判断と対処を可能とし、火災の拡大を抑え込むことを可能とする。
(広域地図情報の効果)
また、サーバは、警報器シンボルを配置した広域地図情報を、都道府県単位、市町村単位及び/又は所定の地域単位に登録して管理するようにしたため、例えば、所定地域単位に絞って監視しているときに火災が発生した場合、火災の拡大状況に応じて市町村単位又は都道県単位の広域地図情報に広げて状況を把握することで、広域的に連携した判断と火災対処行動を可能とする。
(警報器の種別による効果)
また、警報器は、火災を監視する火災警報器、ガス漏れを監視するガス漏れ警報器、不審者の侵入を監視する侵入者警報器、スイッチ操作により非常事態の発生を通報する非常通報装置の少なくとも何れかを含むようにしたため、火災警報器、ガス漏れ警報器、侵入者警報器、非常通報装置の各々の情報を簡単且つ容易にサーバ側に登録して利用することができる。
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