(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-27
(45)【発行日】2024-01-11
(54)【発明の名称】タバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置及びその使用方法
(51)【国際特許分類】
A24C 5/34 20060101AFI20231228BHJP
G01N 19/04 20060101ALI20231228BHJP
【FI】
A24C5/34
G01N19/04 B
(21)【出願番号】P 2022549425
(86)(22)【出願日】2021-10-27
(86)【国際出願番号】 CN2021126541
(87)【国際公開番号】W WO2023065379
(87)【国際公開日】2023-04-27
【審査請求日】2023-01-04
(31)【優先権主張番号】202111215967.8
(32)【優先日】2021-10-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】517283640
【氏名又は名称】雲南中煙工業有限責任公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】朱瑞芝
(72)【発明者】
【氏名】徐艶群
(72)【発明者】
【氏名】劉志華
(72)【発明者】
【氏名】郭麗娟
(72)【発明者】
【氏名】楊継
(72)【発明者】
【氏名】王凱
(72)【発明者】
【氏名】司暁喜
(72)【発明者】
【氏名】範多青
(72)【発明者】
【氏名】蒋薇
(72)【発明者】
【氏名】尹志▲じゃん▼
(72)【発明者】
【氏名】張鳳梅
(72)【発明者】
【氏名】陳芳鋭
【審査官】杉浦 貴之
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-4627(JP,A)
【文献】中国実用新案第207163886(CN,U)
【文献】中国特許出願公開第112033900(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第109470632(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24C 5/34
G01N 19/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上蓋(1)であって、上蓋内側面に同じ半径を有する複数の上蓋半円柱体(11)が平行に配列されており、前記上蓋半円柱体(11)は断面がアーチ状の柱体である、上蓋(1)と、
箱体(2)であって、箱体上面(21)に箱体内部と連通する複数の孔(211)を有し、側壁に開口(22)を有する箱体(2)と、
を備える、ことを特徴とする、タバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置。
【請求項2】
前記箱体上面(21)には同じ半径を有する複数の箱体半円柱体(23)が平行に配列されており、前記箱体半円柱体(23)は断面がアーチ状の柱体である、ことを特徴とする、請求項1に記載のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置。
【請求項3】
前記箱体半円柱体(23)と前記上蓋半円柱体(11)の配列されている軸方向が同じである、ことを特徴とする、請求項2に記載のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置。
【請求項4】
前記箱体半円柱体(23)と前記上蓋半円柱体(11)の半径が同じであり、いずれもタバコの半径と同じである、ことを特徴とする、請求項3に記載のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置。
【請求項5】
前記箱体半円柱体(23)は、各箱体半円柱体(23)の柱面が、対応する各上蓋半円柱体(11)の柱面に接するように配置される、ことを特徴とする、請求項4に記載のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置。
【請求項6】
前記開口(22)が外部の熱空気装置に接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置。
【請求項7】
前記開口(22)が外部の湿熱空気装置に接続される、ことを特徴とする、請求項1に記載のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置。
【請求項8】
2枚のタバコ用チップペーパー(3)を印刷面が対向するように前記箱体上面(21)に敷き、上蓋(1)を被せ、上蓋の上面に重りを載せて、重りの値を記録するステップと、
開口(22)を介して前記箱体(2)の内部に所定温度の熱空気を導入し、温度を記録するステップと、
所定時間後、2枚のタバコ用チップペーパー(3)を取り外し、2枚のタバコ用チップペーパー(3)を剥離する際のブロッキング力を測定して、タバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータを得るステップと、
を含む、ことを特徴とする、請求項1~7のいずれか1項に記載の装置のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性測定における使用方法。
【請求項9】
2枚のタバコ用チップペーパー(3)を印刷面が対向するように前記箱体上面(21)に敷き、上蓋(1)を被せ、上蓋の上面に重りを載せて、重りの値を記録するステップと、
所定温度の湿熱空気を導入し、湿熱空気の温度及び相対湿度を記録するステップと、
所定時間後、2枚の含水したタバコ用チップペーパー(3)を取り外し、2枚の含水したタバコ用チップペーパー(3)を剥離する際のブロッキング力を測定して、含水したタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータを得るステップと、
2枚のタバコ用チップペーパー(3)を印刷面が対向するように前記箱体上面(21)に敷き、上蓋(1)を被せ、上蓋の上面に重りを載せて、重りの値を記録するステップと、
所定温度の湿熱空気を導入し、湿熱空気の温度及び相対湿度を記録するステップと、所定時間後、湿熱空気の導入を停止し、2枚の含水したタバコ用チップペーパー(3)が完全に乾燥した後、2枚のタバコ用チップペーパー(3)を剥離する際のブロッキング力を測定して、浸水乾燥後のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータを得るステップと、
を含む、ことを特徴とする、請求項8に記載の前記装置のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性測定における使用方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タバコの技術分野に属し、具体的には、タバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置及びその使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
タバコ製品の包装、輸送、保管などの過程において、高温、高湿、押圧などのある特殊な環境下で、タバコのフィルターチップペーパーの表面コートにブロッキングが発生してしまうことがあり、タバコのフィルターチップペーパーのブロッキングがタバコ製品の品質及び喫煙者の喫煙体験に深刻な影響を与える。従来技術には、タバコ用チップペーパーのブロッキング程度を定性的及び定量的に測定する装置がない。それは、一方では、包装箱内のタバコは、円柱状タバコ間の接触が線接触又は/及び面接触であり、接触面が小さく、従来技術の測定装置は、面と面の間のブロッキング程度を定性的に測定するもので、例えば、従来技術のFZ/T 01063-2008コート織物の耐ブロッキング性の測定装置は、2つの平面で6つのサンプルを押圧し、2つの面の接触であり、包装箱内のタバコのチップペーパーのブロッキング状況をシミュレートすることができなく、他方では、タバコは高温高湿などの特殊な環境に置かれることがあり、従来技術の測定装置ではこのような特殊な環境で測定することができないからである。現在、対応するタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置がないので、特殊な環境をシミュレートするタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置を開発することで、タバコ用チップペーパーに対して耐ブロッキング性のスクリーニングを行うことができ、ブロッキングリスクのあるタバコ用チップペーパーの使用によりタバコの品質に影響を与えることを防止することができる。
【0003】
以上の問題を解決するために、本発明を提出する。
【発明の概要】
【0004】
本発明は、タバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置、及びタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性測定における使用方法を提供している。
【0005】
本発明の技術的手段は次の通りである。
本発明の第1の態様は、断面アーチ状の柱体で同じ半径を有する複数の上蓋半円柱体11が内側面に平行に配列されている上蓋1であって、同じ半径を有する複数の上蓋半円柱体の配列が、密着して配列されるか、又は互いに所定の距離を置いて配列される上蓋1と、
箱体上面21に内部と連通する複数の孔211を有し、側壁に開口22を有する箱体2であって、孔211が、箱体2の内部の熱空気又は湿熱空気を通過させることができる微細孔である箱体2と、を備えるタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置を開示している。
【0006】
好ましくは、箱体上面21には、断面アーチ状の柱体で同じ半径を有する複数の箱体半円柱体23が平行に配列されている。
【0007】
好ましくは、箱体半円柱体23と上蓋半円柱体11の配列されている軸方向が同じである。
【0008】
好ましくは、箱体半円柱体23と上蓋半円柱体11の半径が同じであり、いずれもタバコの半径と同じである。
【0009】
好ましくは、箱体半円柱体23は、各箱体半円柱体23の柱面が、対応する各上蓋半円柱体11の柱面に接するように配置される。これにより、タバコ間の押圧をよりよくシミュレートすることができる。
【0010】
好ましくは、箱体2の内部に熱空気が導入されるように、開口22は外部の熱空気装置に接続される。
【0011】
好ましくは、箱体2の内部に湿熱空気が導入されるように、開口22は外部の湿熱空気装置に接続される。
【0012】
本発明の第2の態様は、2枚のタバコ用チップペーパー3を印刷面が対向するように箱体上面21に敷き、上蓋1を被せ、上蓋の上面に重りを載せて、重りの値を記録するステップと、開口22を介して箱体2の内部に所定温度の熱空気を導入し、温度を記録するステップと、所定時間後、2枚のタバコ用チップペーパー3を取り外し、2枚のタバコ用チップペーパー3を剥離する際のブロッキング力を測定して、タバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータを得るステップと、を含む第1の態様の装置のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性測定における使用方法を開示している。
【0013】
好ましくは、2枚のタバコ用チップペーパー3を印刷面が対向するように箱体上面21に敷き、上蓋1を被せ、上蓋の上面に重りを載せて、重りの値を記録するステップと、開口22を介して箱体2の内部に所定温度の湿熱空気を導入し、湿熱空気の温度及び相対湿度を記録するステップと、所定時間後、2枚の含水したタバコ用チップペーパー3を取り外し、2枚の含水したタバコ用チップペーパー3を剥離する際のブロッキング力を測定して、含水したタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータを得るステップと、
2枚のタバコ用チップペーパー3を印刷面が対向するように箱体上面21に敷き、上蓋1を被せ、上蓋の上面に重りを載せて、重りの値を記録するステップと、開口22を介して箱体2の内部に所定温度の湿熱空気を導入し、湿熱空気の温度及び相対湿度を記録するステップと、所定時間後、湿熱空気の導入を停止し、2枚の含水したタバコ用チップペーパー3が完全に乾燥した後、2枚のタバコ用チップペーパー3を剥離する際のブロッキング力を測定して、浸水乾燥後の2枚のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータを得るステップと、を含む。
【発明の効果】
【0014】
1、本発明は、タバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置を初めて設計した。本発明に係る装置は、設計が簡単であり、実験室及び製造現場でのタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定に非常に適している。本発明に係る装置は、チップペーパーのブロッキング状況を定性的及び定量的に測定することができる。
2、本発明に係るタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置は、湿度、温度及び圧力を現場で調整することができ、高温、高湿のような異なる環境でのタバコのチップペーパーのブロッキング状況を忠実にシミュレートすることができ、測定データが確実で信頼でき、実用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明に係るタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置の上蓋の正面図である。
【
図2】本発明に係るタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置の上蓋の測定状態を示す図である。
【
図3】本発明に係るタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置の箱体上面に箱体半円柱体を有しないことを示す図である。
【
図4】本発明に係るタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置の箱体上面に同じ半径を有する複数の箱体半円柱体が密着して配列されていることを示す図である。
【
図5】本発明の実施例1及び実施例3のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定状態を示す図である。
【
図6】本発明の実施例2及び実施例4のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定状態を示す図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明の目的、技術的手段及び有益な効果をより明確にするために、以下、当業者が理解できるように、実施例によって本発明を詳細に説明する。
【0017】
図1及び
図2に示されるように、本発明に係るタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性の測定装置の上蓋1は、断面アーチ状の柱体で同じ半径を有する複数の上蓋半円柱体11が内側面に平行に密着して配列されている。
図3に示されるように、箱体2は、箱体上面21に内部と連通する複数の孔211を有し、側壁に開口22を有する。開口22は、外部の熱空気装置又は湿熱空気装置に接続可能である。開口22を介して箱体の内部に熱空気又は湿熱空気を導入することができ、熱空気又は湿熱空気は複数の孔211を介して測定されるタバコ用チップペーパーに浸透することができる。この場合、箱体上面21は平面である。
【0018】
図4に示される好ましい実施形態では、箱体上面21には、同じ半径を有する複数の箱体半円柱体23が平行に密着して配列され、箱体半円柱体23と上蓋半円柱体11の半径が同じで配列される軸方向も同じであり、箱体半円柱体23と上蓋半円柱体11の半径が同じであり、いずれもタバコの半径と同じであり、円柱状タバコの押圧がシミュレートできるように、箱体半円柱体23は、各箱体半円柱体23が対応する各上蓋半円柱体11の面に接するように配置される。
【0019】
本発明に係る装置のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性測定における使用方法は、2枚のタバコ用チップペーパー3を印刷面が対向するように箱体上面21に敷き、上蓋1を被せ、上蓋の上面に重りを載せて、重りの値を記録するステップと、好ましくは開口22を介して箱体2の内部に所定温度の熱空気を導入し、温度を記録するステップと、所定時間後、2枚のタバコ用チップペーパー3を取り外し、2枚のタバコ用チップペーパー3を剥離する際のブロッキング力を測定して、タバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータを得るステップと、を含む。
【0020】
所定温度の湿熱空気の導入を選択する場合、測定は、2枚の含水したタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータの測定と、浸水乾燥後の2枚のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータの測定に分けられる。これは、開口22を介して箱体2の内部に所定温度の湿熱空気を導入する際に、湿熱空気が箱体上面21の複数の微細孔211を通って2枚のタバコ用チップペーパーに浸透したので、このとき、2枚の含水したタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータ、及び浸水乾燥後の2枚のタバコ用チップペーパーの耐ブロッキング性のデータを測定してこそ、タバコ製品の包装、輸送、保管などの過程における実際の状況をよりよくシミュレートできるからである。
【0021】
実施例1
本実施例では、
図3に示されるように、箱体上面21が平面である場合を採用し、室温で測定し、熱空気又は湿熱空気を導入せず、重りの質量を2kgとし、1h放置した。測定した2枚のタバコ用チップペーパーのブロッキング力が0.000Nであり、印刷面にブロッキングがなかった。
【0022】
実施例2
本実施例では、
図4に示されるように、箱体上面21に、同じ半径を有する複数の箱体半円柱体23が平行に密着して配列される場合を採用し、箱体半円柱体23と上蓋半円柱体11の半径が同じで配列される軸方向も同じであり、箱体半円柱体23と上蓋半円柱体11の半径がタバコの半径と同じであり、箱体半円柱体23は、各箱体半円柱体23が対応する各上蓋半円柱体11の面に接するように配置される。室温で測定し、熱空気又は湿熱空気を導入せず、重りの質量を2kgとし、1h放置した。測定した2枚のタバコ用チップペーパーのブロッキング力が0.000Nであり、印刷面にブロッキングがなかった。
【0023】
実施例3
開口22を介して箱体2の内部に温度120℃の熱空気を導入し、重りの質量を1kgとし、0.5h放置したこと以外は、実施例1と同様である。測定した2枚のタバコ用チップペーパーのブロッキング力が0.654Nであり、印刷面にブロッキングが発生し、剥離の際、印刷塗膜に顕著なダメージが見られた。
【0024】
実施例4
開口22を介して箱体2の内部に温度50℃、相対湿度80%の湿熱空気を導入し、重りの質量を1kgとし、2h放置したこと以外は、実施例2と同様である。測定した2枚の含水したタバコ用チップペーパーのブロッキング力が0.206Nであり、印刷面に軽いブロッキングが発生し、剥離の際、印刷塗膜の一部に軽いダメージが見られた。
【0025】
実施例5
実施例4と同様に、開口22を介して箱体2の内部に温度50℃、相対湿度80%の湿熱空気を導入し、重りの質量を1kgとし、2h放置した後、湿熱空気の導入を停止し、重りの質量が1kgの場合に、室温で24時間放置し、2枚の含水したタバコ用チップペーパーが完全に乾燥した後、測定した2枚の完全に乾燥したタバコ用チップペーパーのブロッキング力が最大で2.895Nであり、印刷面に深刻なブロッキングが発生し、剥離の際、1枚のタバコ用チップペーパーが破断した。
【0026】
以上、本発明の基本原理、主な特徴及び利点を示して説明した。当業者であれば、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、上記の実施例及び明細書の説明は本発明の原理を説明するためのものに過ぎず、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明は様々な変更や改良を行うことができ、これらの変更や改良はすべて本発明の保護範囲に含まれることを理解すべきである。本発明の保護範囲は添付した特許請求の範囲及びその同等物によって定義される。
【符号の説明】
【0027】
1:上蓋
11:上蓋半円柱体
2:箱体
21:箱体上面
211:孔
22:開口
23:箱体半円柱体
3:タバコ用チップペーパー