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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-28
(45)【発行日】2024-01-12
(54)【発明の名称】エアロゾル生成装置
(51)【国際特許分類】
   A24F 40/53 20200101AFI20240104BHJP
   A24F 40/51 20200101ALI20240104BHJP
   A24F 40/57 20200101ALI20240104BHJP
   A24F 40/40 20200101ALI20240104BHJP
【FI】
A24F40/53
A24F40/51
A24F40/57
A24F40/40
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2021541690
(86)(22)【出願日】2020-12-22
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-03-24
(86)【国際出願番号】 KR2020018883
(87)【国際公開番号】W WO2021141290
(87)【国際公開日】2021-07-15
【審査請求日】2021-07-19
(31)【優先権主張番号】10-2020-0051821
(32)【優先日】2020-04-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2020-0001701
(32)【優先日】2020-01-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】519217032
【氏名又は名称】ケーティー アンド ジー コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100114188
【弁理士】
【氏名又は名称】小野 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100119253
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 賢教
(74)【代理人】
【識別番号】100160749
【弁理士】
【氏名又は名称】飯野 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100202267
【弁理士】
【氏名又は名称】森山 正浩
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,ヒョンジン
【審査官】高橋 武大
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2019-0033531(KR,A)
【文献】国際公開第2016/005602(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第110612034(CN,A)
【文献】国際公開第2019/129845(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第110301677(CN,A)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0129637(KR,A)
【文献】中国特許出願公開第110301683(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A24F 40/00-47/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアロゾル生成物品が収容される収容部と、
前記収容部に挿入された前記エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、
前記ヒータの温度を測定する温度センサと、
前記温度センサによって測定された前記ヒータの温度に基づいて前記ヒータの温度データを獲得し、前記エアロゾル生成物品の挿入によって発生する前記温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成する制御部と、を含
前記制御部は、前記温度データの変化が所定値よりも小さいことに基づいて再使用検知信号を生成する、エアロゾル生成装置
【請求項2】
エアロゾル生成物品が収容される収容部と、
前記収容部に挿入された前記エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、
前記ヒータの温度を測定する温度センサと、
前記温度センサによって測定された前記ヒータの温度に基づいて前記ヒータの温度データを獲得し、前記エアロゾル生成物品の挿入によって発生する前記温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成する制御部と、を含み、
前記温度データの変化は、前記挿入前から前記挿入後の前記ヒータの温度勾配の変化率を示す、アロゾル生成装置。
【請求項3】
エアロゾル生成物品が収容される収容部と、
前記収容部に挿入された前記エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、
前記ヒータの温度を測定する温度センサと、
前記温度センサによって測定された前記ヒータの温度に基づいて前記ヒータの温度データを獲得し、前記エアロゾル生成物品の挿入によって発生する前記温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成する制御部と、を含み、
前記温度データの変化は、前記挿入前から前記挿入後の前記ヒータの温度勾配の変化率を示し、
前記制御部は、前記ヒータの温度勾配の変化率が150%よりも小さいことに基づいて再使用検知信号を生成する、アロゾル生成装置。
【請求項4】
エアロゾル生成物品が収容される収容部と、
前記収容部に挿入された前記エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、
前記ヒータの温度を測定する温度センサと、
前記温度センサによって測定された前記ヒータの温度に基づいて前記ヒータの温度データを獲得し、前記エアロゾル生成物品の挿入によって発生する前記温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成する制御部と、を含み、
前記温度データの変化は、前記エアロゾル生成物品が挿入される前、特定時点に測定された前記ヒータの温度値と、前記エアロゾル生成物品が挿入された後の特定時点に測定された前記ヒータの温度値との差を示し、
前記制御部は、前記温度値の差が1℃~3℃範囲内の所定の基準値よりも小さいことに基づいて再使用検知信号を生成する、エアロゾル生成装置
【請求項5】
前記温度データの変化は、前記エアロゾル生成物品が挿入される前、所定期間の間の前記ヒータの平均温度と、
前記エアロゾル生成物品が挿入された後、所定期間の間の前記ヒータの平均温度と、の差を示す、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項6】
エアロゾル生成物品が収容される収容部と、
前記収容部に挿入された前記エアロゾル生成物品を加熱するヒータと、
前記ヒータの温度を測定する温度センサと、
前記温度センサによって測定された前記ヒータの温度に基づいて前記ヒータの温度データを獲得し、前記エアロゾル生成物品の挿入によって発生する前記温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成する制御部と、を含み、
前記エアロゾル生成物品が排出された後、前記ヒータの温度は、所定期間の間、一定温度に保持される、アロゾル生成装置。
【請求項7】
前記エアロゾル生成物品が排出された後、前記ヒータの温度は、120℃~160℃範囲内の定数温度に保持される、請求項に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項8】
前記エアロゾル生成物品が排出された後、前記ヒータは、20秒~40秒間一定温度に保持される、請求項に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項9】
前記エアロゾル生成物品の挿入及び排出を検知するエアロゾル生成物品検知センサをさらに含む、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項10】
前記エアロゾル生成物品検知センサは、圧力センサ、光センサ、赤外線センサ、インダクティブセンサ、キャパシタンスセンサ、抵抗センサ、及び地磁気センサのうち、少なくとも1つを含む、請求項に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項11】
前記再使用検知信号が生成される場合、前記制御部は、前記エアロゾル生成装置の作動を遮断する、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項12】
前記再使用検知信号が生成される場合、前記制御部は、前記エアロゾル生成物品の再使用をユーザに知らせるアラーム信号を生成する、請求項1に記載のエアロゾル生成装置。
【請求項13】
前記アラーム信号に対応するお知らせを出力するように構成された振動部、スピーカ部、及びディスプレイ部のうち、少なくとも1つをさらに含む、請求項12に記載のエアロゾル生成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル生成装置に係り、さらに詳細には、ヒータの温度を測定する温度センサを含むエアロゾル生成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、伝統的な燃焼タバコに対する代替品の需要が増加している。例えば、大勢の人々は、エアロゾル生成物品を燃焼させてエアロゾルを生成する方法ではない、エアロゾル生成物品またはカートリッジ内のエアロゾル生成物質を加熱することにより、エアロゾルを生成するエアロゾル生成装置を使用する。これにより、加熱式エアロゾル生成物品及び加熱式カートリッジに係わる研究が活発に進められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ユーザは、エアロゾル生成物品をエアロゾル生成装置に挿入した後、使用することができる。エアロゾル生成物品は、通常、使い捨て用であるので、エアロゾル生成装置から分離した後、廃棄される。
【0004】
しかし、一部ユーザは、使用したエアロゾル生成物品を廃棄せず、再挿入する場合がある。エアロゾル生成物品の再使用は、エアロゾル生成物品から生成されたエアロゾルの香味が変化され、ユーザが不都合さを感じることがある。
【0005】
したがって、エアロゾル生成物品の再使用を防止する方法が必要である。
【0006】
実施例は、エアロゾル生成物品の挿入によるヒータの温度変化に基づいてエアロゾル生成物品の再使用を防止するエアロゾル生成装置を提供する。
【0007】
本実施例が解決しようとする技術的課題は、前記のような技術的課題に限定されず、以下の実施例からさらに他の技術的課題が類推されうる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一実施例に係わるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品が挿入される収容部;前記収容部に挿入された前記エアロゾル生成物品を加熱するヒータ;前記ヒータの温度を測定する温度センサ;及び前記温度センサによって測定された前記ヒータの温度に基づいて前記ヒータの温度データを獲得する制御部;を含むが、前記制御部は、前記エアロゾル生成物品の挿入によって発生する前記温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成する。
【発明の効果】
【0009】
実施例に係わるエアロゾル生成装置は、エアロゾル生成物品の挿入によるヒータの温度変化を分析することで、エアロゾル生成物品の再挿入及び再使用を検知することができる。
【0010】
エアロゾル生成物品の再使用が検知される場合、エアロゾル生成装置の作動が遮断されうる。また、エアロゾル生成装置に設けられたアラーム部を通じて、ユーザにエアロゾル生成物品の再使用を知らせることができる。
【0011】
エアロゾル生成物品の再使用が遮断されることで、再使用によって発生可能なエアロゾルの香味変化によって、ユーザの満足度が減少することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】一実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。
図2A】一実施例によるエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入されたとき、温度プロファイルの図面である。
図2B】一実施例によるエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入されたとき、温度プロファイルの図面である。
図2C】一実施例によるエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入されたとき、温度プロファイルの図面である。
図3A】他の実施例によるエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入されたとき、温度プロファイルの図面である。
図3B】他の実施例によるエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入されたとき、温度プロファイルの図面である。
図3C】他の実施例によるエアロゾル生成装置にエアロゾル生成物品が挿入されたとき、温度プロファイルの図面である。
図4】他の実施例に係わるエアロゾル生成装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
実施例で使用される用語は、本実施例での機能を考慮しながら可能な限り、現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは、当分野に従事する技術者の意図または判例、新たな技術の出現などによっても異なる。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、その場合、当該発明の説明部分において、詳細にその意味を記載する。したがって、本発明で使用される用語は、単なる用語の名称ではない、その用語が有する意味と、本発明の全般にわたる内容とに基づいて定義されねばならない。
【0014】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」または、「含む。」とするとき、それは、特別に反対となる記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」というような用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、それは、ハードウェアまたはソフトウェアによって具現されるか、あるいはハードウェアとソフトウェアとの結合によっても具現される。
【0015】
明細書全体において、「実施例」は創意的概念の特定側面を効率的に説明するための例として、実施例それぞれが互いに排他的な必要はない。例えば、一実施例に開示された構成は、他の実施例に適用及び具現され、本明細書の精神及び範囲を脱しない限度で変更されて適用及び具現されうる。
【0016】
一方、本明細書で使用された用語は、実施例を説明するためのものであり、本実施例を制限しようとするものではない。本明細書において、単数形は、文言で特別に言及しない限り、複数形も含む。
【0017】
明細書全体において、構成要素の「長手方向」は、構成要素が構成要素の一方向軸に沿って延びる方向でもあり、この際、構成要素の一方向軸は、一方向軸を横切る他の方向軸よりも構成要素がさらに長く延びる方向を意味することができる。
【0018】
本明細書において使用されたように、「少なくとも1つ」のような表現は、構成要素のリストに先行するとき、構成要素の全体リストを限定し、リストの個別的な構成要素を限定しない。例えば、「a、b及びcのうち少なくとも1つ」のような表現は、「a」、「b」、「c」、「a及びb」、「a及びc」、「b及びc」、または、「a、b及びc」を含むとも理解される。
【0019】
1つのエレメントまたはレイヤが他のエレメントまたはレイヤの「上側に(over)」、「上部に(above)」、「上に(on)」、「連結された(connectedto)」または「結合された(coupledto)」と指称されたとき、これは、他のエレメントまたはレイヤの直上に、上に、連結されるか、結合されるものでもあり、または中間のエレメントまたはレイヤが存在してもよい。対照的に、あるエレメントが他のエレメントの「直ぐ上部に」、「直上に」、「直接連結された」または「直接結合された」と言及されるときには、中間にエレメントまたは層が存在しないと理解されねばならない。同じ参照番号は、全体として同じ要素を指称する。
【0020】
以下、添付された図面を参照して本発明の実施例について本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施可能なように詳細に説明する。しかし、本発明は、様々な異なる形態にも具現され、ここで説明する実施例に限定されない。
【0021】
図1は、一実施例に係わるエアロゾル生成装置100の断面図である。
【0022】
エアロゾル生成装置100は、エアロゾル生成物品200を収容する収容部105を含んでもよい。エアロゾル生成物品200(例えば、シガレット)は、タバコロッド及び/またはエアロゾル生成物質を含んでもよい。
【0023】
タバコロッドは、タバコシート(sheet)状によっても作製され、ストランド(strand)状によっても作製される。また、タバコロッドは、タバコシートが細かく切られた刻みタバコに作製されてもよい。タバコシートまたはタバコストランドは、ニコチンを含んでもよい。
【0024】
エアロゾル生成物質は、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、エチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、及びオレイルアルコールのうち、少なくとも1つを含むことができるが、それらに限定されない。
【0025】
エアロゾル生成物品200と収容部105は、互いに対応する形状を有することができる。例えば、エアロゾル生成物品200が円柱状を有するとき、収容部105もエアロゾル生成物品200を収容するように円柱状でもある。但し、エアロゾル生成物品200及び収容部105の形状は、それに制限されず、必要によって変更されうる。
【0026】
エアロゾル生成装置100は、収容部105に挿入されたエアロゾル生成物品200を加熱するヒータ110を含んでもよい。ヒータ110は、収容部105内に配置されうる。ヒータ110の熱は、エアロゾル生成物品200に伝達されてエアロゾル生成物品200を加熱することができる。
【0027】
例えば、エアロゾル生成装置100のヒータ110は、サセプタを含んでもよい。サセプタは、SUSからなる管状の加熱チャンバでもある。サセプタは、エアロゾル生成装置100内のコイル(図示せず)によって発生する磁場変化によって加熱されうる。さらに他の例示として、ヒータ110は、電気抵抗性ヒータ110でもある。ヒータ110は、導電性トラック(track)を含み、導電性トラックに電流が流れることにより、ヒータ110が加熱されうる。
【0028】
ヒータ110は、上述した例に限定されず、希望温度まで加熱されるヒータを使用することができる。ここで、希望温度は、エアロゾル生成装置100に予め設定されていてもよく、ユーザによって所望の温度に設定されてもよい。
【0029】
ヒータ110は、実施例によって他の形状を有することができる。例えば、管状、板状、針状または棒状でもあり、ヒータ110の形状によってエアロゾル生成物品200の内部または外部を加熱することができる。図1には、ヒータ110がエアロゾル生成物品200の外部を加熱すると図示されているが、エアロゾル生成物品200の加熱方式は、それに制限されず、必要によって多様に変更されうる。
【0030】
エアロゾル生成装置100には、ヒータ110が複数個配置されてもよい。この際、複数個のヒータ110は、エアロゾル生成物品200の内部に挿入されるように配置されてもよく、エアロゾル生成物品200の外部に配置されてもよい。一実施例において、複数個のヒータ110のうち、一部は、エアロゾル生成物品200の内部に挿入されるように配置され、残りは、エアロゾル生成物品200の外部に配置されうる。
【0031】
エアロゾル生成装置100は、ヒータ110の温度を測定する温度センサ120を含んでもよい。
【0032】
温度センサ120は、収容部105内部に位置してもよい。温度センサ120は、ヒータ110と隣接して配置されうる。例えば、ヒータ110がエアロゾル生成物品200を外部から加熱する外部加熱型であるとき、温度センサ120は、ヒータ110の外面に隣接して配置されうる。また、エアロゾル生成装置100は、温度センサ120以外に他のセンサを含んでもよい。
【0033】
エアロゾル生成装置100は、バッテリ140及び制御部130を含んでもよい。
【0034】
バッテリ140は、エアロゾル生成装置100の動作に用いられる電力を供給する。例えば、バッテリ140は、エアロゾル生成物品200に熱を伝達するヒータ110が加熱されるように電力を供給することができる。また、バッテリ140は、エアロゾル生成装置100内に設けられるセンサ、モータなどの動作に必要な電力を供給することができる。
【0035】
制御部130は、エアロゾル生成装置100の動作を全般的に制御する。具体的に、制御部130は、バッテリ140を制御することで、エアロゾル生成装置100を作動させうる。制御部130は、エアロゾル生成装置100に含まれた他の構成の動作を制御することができる。また、制御部130は、エアロゾル生成装置100の構成それぞれの状態を確認し、エアロゾル生成装置100が動作可能な状態であるか否かを判断することもできる。
【0036】
制御部130は、少なくとも1つのプロセッサを含む。プロセッサは、多数の論理ゲートのアレイによっても具現され、汎用的なマイクロプロセッサと、該マイクロプロセッサで実行されるプログラムが保存されたメモリの組合わせによっても具現される。また、他の形態のハードウェアによっても具現されるということを、本実施例が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば、理解できるであろう。
【0037】
制御部130は、温度センサ120によって測定されたヒータ110の温度に基づいてヒータ110の温度データを獲得することができる。制御部130は、ヒータ110の温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成することができる。制御部130が獲得したヒータ110の温度データは、時系列的に保存されたヒータ110の温度でもある。
【0038】
エアロゾル生成物品200が収容部105に挿入されるとき、エアロゾル生成物品200の温度とヒータ110の温度は、互いに異なってもいる。エアロゾル生成物品200が収容部105に挿入されたとき、ヒータ110からエアロゾル生成物品200に熱が伝達され、これにより、ヒータ110の温度が変化されうる。
【0039】
ヒータ110の温度データの変化は、エアロゾル生成物品200の再使用如何によっても異なる。この際、温度変化に対する基準値は、反復実験によって決定され、エアロゾル生成物品200、ヒータ110の温度、ヒータ110の形状などによっても変更される。本実施例において、基準値は、エアロゾル生成物品200の再使用を検知するように使用されるが、実施例によっても変更される。
【0040】
エアロゾル生成装置100は、エアロゾル生成物品200の挿入及び排出を検知するエアロゾル生成物品検知センサ150を含んでもよい。エアロゾル生成物品検知センサ150は、圧力センサ、光センサ、赤外線センサ、インダクティブセンサ、キャパシタンスセンサ、抵抗センサ、及び地磁器センサのうち、少なくとも1つを含んでもよい。
【0041】
例えば、エアロゾル生成物品検知センサ150は、インダクティブセンサでもある。インダクティブセンサは、エアロゾル生成物品200の挿入及び排出による収容部105のインダクタンス変化に基づいてエアロゾル生成物品200の挿入及び排出を検知することができる。
【0042】
他の例示として、エアロゾル生成物品検知センサ150は、圧力センサでもある。圧力センサは、エアロゾル生成物品200が収容部105に挿入または排出されるとき、収容部105の側壁または下部壁に加える圧力を検知し、収容部105の圧力変化に基づいてエアロゾル生成物品200の挿入及び排出を検知することができる。
【0043】
エアロゾル生成物品検知センサ150は、制御部130と電気的に連結されうる。エアロゾル生成物品検知センサ150は、エアロゾル生成物品200が挿入される時、制御部130にエアロゾル生成物品200挿入信号を送信し、エアロゾル生成物品200が排出されるとき、エアロゾル生成物品200の排出信号を送信することができる。制御部130は、エアロゾル生成物品検知センサ150の信号によってエアロゾル生成物品200の挿入及び排出を検知し、検知に基づいてエアロゾル生成装置100を制御することができる。
【0044】
図2Aないし図2Cは、図1に図示されたエアロゾル生成装置100にエアロゾル生成物品200が挿入されたとき、ヒータ100の温度プロファイルの一例示的図面である。
【0045】
図2Aないし図2Cを参照して、エアロゾル生成物品200の最初挿入時と再挿入時の温度を比較して、最初挿入と再挿入(または最初使用と再使用)とを区分する一例示的方法について詳細に分かる。
【0046】
ヒータ110の温度データは、ヒータ110の温度勾配を含んでもよい。ヒータ110の温度勾配は、図3Aないし図3Cのように経時的なヒータの温度を示すグラフの傾度に該当する。エアロゾル生成物品200がエアロゾル生成装置100に挿入された後、温度勾配が変更され、エアロゾル生成物品200が予熱されたか否かによって温度勾配が変更されうる。
【0047】
その理由は、エアロゾル生成物品200が予熱されていない場合のエアロゾル生成物品200とヒータ110の温度差がエアロゾル生成物品200が予熱された場合よりも大きいからである。
【0048】
エアロゾル生成物品200aが最初挿入または最初使用される場合、エアロゾル生成物品200aは、予熱された状態ではない。その場合、ヒータ110の温度データ(すなわち、温度勾配)は、図2Aのように勾配aから勾配bに変化することができる。
【0049】
一方、エアロゾル生成物品200bが再挿入されるか、再使用される場合、エアロゾル生成物品200bは、予熱された状態でもある。予熱されたエアロゾル生成物品200bが収容部105に挿入される場合、ヒータ110の温度データ(すなわち、温度勾配)は、図2Bのように勾配aから勾配cに変化することができる。
【0050】
図2A及び図2Cでのように、エアロゾル生成物品200aが予熱されていない場合のエアロゾル生成物品200aとヒータ110の温度差がエアロゾル生成物品200bが予熱された場合よりも大きい。すなわち、図2Aでの温度勾配の変化率は、図2Bでの温度勾配の変化率よりも大きくなる。
【0051】
ヒータ110の温度データの変化率は、エアロゾル生成物品200の挿入後、ヒータ110の温度勾配と挿入前ヒータ110の温度勾配との比と定義されうる。制御部130は、エアロゾル生成物品200の挿入による温度データの変化に基づいて再使用検知信号または再使用未検知信号を生成することができる。
【0052】
例えば、ヒータ110の温度勾配の変化率が150%以上であるとき、制御部130は、再使用未検知信号を生成することができる。
【0053】
また、ヒータ110の温度データの勾配の変化率が150%よりも小さいとき、制御部130は、再使用検知信号を生成することができる。
【0054】
但し、150%の基準値は、単に一例示であり、エアロゾル生成物品200、ヒータ110の温度、ヒータ110の形状などによって、反復実験を通じて最適の数値に変更されうる。
【0055】
例えば、温度勾配の変化率は、周辺温度(すなわち、エアロゾル生成装置100が使用される環境の温度)によっても変更される。周辺温度が高いとき、温度勾配変化率が相対的に小さくもあるので、変化率のための基準値がこれによって修正されうる。
【0056】
図2Cに図示されたように、エアロゾル生成物品200がエアロゾル生成装置100から排出された後、ヒータ110の温度は、所定時間一定に保持されうる。すなわち、エアロゾル生成物品200が最初使用された後、排出されるとき、エアロゾル生成装置100は、ヒータ110の温度を所定期間一定に保持させうる。
【0057】
例えば、エアロゾル生成物品200の排出時、ヒータ110の温度は、期間Tの間、保持されうる。その場合、エアロゾル生成物品200の排出時、ヒータ110の温度は、130℃~150℃でもあり、期間Tは、20秒~40秒でもある。但し、提示されたヒータ110の温度及び期間Tは、一例示に過ぎず、実験を通じて最適の数値に変更されうる。
【0058】
ヒータ110の温度がエアロゾル生成物品200の排出時、期間Tの間、保持されるとき、予熱されていないエアロゾル生成物品200aが収容部105に挿入される場合、ヒータ110の温度勾配は、図2Cに図示されたようにaから勾配fに変化しうる。
【0059】
期間Tの間、予熱されたエアロゾル生成物品200bが収容部105に挿入される場合、ヒータ110の温度勾配は、図2Cに図示されたようにa(すなわち、実質的に0)から勾配eに変化しうる。
【0060】
ヒータ110の温度が所定時間一定に保持されることにより、ヒータ110の温度データの変化がさらに明確に示される。すなわち、ヒータ110の温度が所定時間一定に保持されることにより、ヒータ110の温度データの変化、例えば、温度勾配の変化率が増加しうる。
【0061】
勾配aに対する変化率は、勾配fが勾配eよりも大きい。温度勾配の変化率が150%より小さいとき、温度データの変化が所定の基準値よりも小さいということを決定し、制御部130は、再使用検知信号を生成することができる。温度勾配の変化率が150%以上であるとき、温度データの変化が所定の基準値以上であることを決定し、制御部130は、再使用未検知信号を生成することができる。
【0062】
図3Aないし図3Cは、図1に図示されたエアロゾル生成装置100にエアロゾル生成物品200が挿入されたとき、温度データの他の例示的図面である。
【0063】
エアロゾル生成物品200の最初挿入時と再挿入時の温度データの変化は、図3Aないし図3Cに示されており、エアロゾル生成物品200の最初挿入と再挿入(または最初使用と再使用)とを区分する他の例示的方法について詳細に説明される。
【0064】
エアロゾル生成物品200がエアロゾル生成装置100に挿入されるとき、エアロゾル生成物品200が挿入される前に測定されたヒータ110の温度とエアロゾル生成物品200が挿入された後に測定されたヒータ110の温度は、互いに異なる。この際、エアロゾル生成物品200が予熱されたか否かによって温度変化のパターンが互いに異なってもいる。
【0065】
ヒータ110の温度データの変化は、エアロゾル生成物品200が挿入される前の特定時点に測定されたヒータ110の温度とエアロゾル生成物品200が挿入された後の他の特定時点に測定されたヒータ110の温度との差を含んでもよい。例えば、エアロゾル生成物品200が予熱されていない場合のエアロゾル生成物品200とヒータ110の温度差は、エアロゾル生成物品200が予熱された場合よりも大きい。
【0066】
エアロゾル生成物品200aが最初使用されれば、エアロゾル生成物品200aが予熱されていない。その場合、エアロゾル生成物品200aが収容部105に挿入される場合、ヒータ110の温度は、図3Aのようにd1だけ減少する。
【0067】
一方、エアロゾル生成物品200bが予熱された場合は、エアロゾル生成物品200bが再挿入または再使用される場合でもある。その場合、予熱されたエアロゾル生成物品200bが収容部105に挿入される場合、ヒータ110の温度は、図3Bのようにd2だけ減少する。
【0068】
エアロゾル生成物品200aが予熱されていない場合のエアロゾル生成物品200aとヒータ110との温度差がエアロゾル生成物品200bが予熱された場合よりも大きい。したがって、図3Aにおける温度差であるd1は、図3Bにおける温度差であるd2よりも大きい。
【0069】
例えば、温度差が所定の基準値以上であるとき、エアロゾル生成物品が以前に使用されたことがないとも決定し、制御部130は、再使用未検知信号を生成することができる。例えば、基準値は、1℃~3℃の範囲のうち、選択される。
【0070】
一方、温度差が所定の基準値以下であるとき、エアロゾル生成物品の再使用を決定し、制御部130は、再使用検知信号を生成することができる。
【0071】
上述した1℃~3℃は、一例示に過ぎず、基準値は、エアロゾル生成物品200、ヒータ110の温度、ヒータ110の形状などによる実験によって修正されうる。
【0072】
例えば、温度差に対する基準値は、周辺環境によっても変更される。例えば、エアロゾル生成装置100が高温環境で使用されるとき、温度差は、相対的に減少する。したがって、温度差に対する所定の基準値は、それによっても変更される。
【0073】
ヒータ110の温度データは、所定期間のヒータ110の平均温度を含んでもよい。
【0074】
温度センサ120は、周期的にヒータ110の温度を測定することができる。したがって、エアロゾル生成物品200が挿入される直前の所定期間の平均温度とエアロゾル生成物品200が挿入された直後の所定期間の平均温度とに基づいて温度データの変化が決定される。
【0075】
例えば、エアロゾル生成物品200が挿入される直前の1秒間のヒータ110の平均温度とエアロゾル生成物品200が挿入された直後の1秒間の平均温度との差が所定基準値より小さいとき、制御部130は、再使用検知信号を生成することができる。温度差が所定基準値以上であるとき、制御部130は、再使用未検知信号を生成することができる。
【0076】
所定期間の長さは、実施例によっても異なる。例えば、所定期間の長さは0.5秒~1.5秒の範囲において適切に選択されうる。
【0077】
一実施例において、エアロゾル生成物品200が挿入される直前の1秒間のヒータ110の平均温度とエアロゾル生成物品200が挿入された直後の1秒間のヒータ110の平均温度との差が2℃よりも小さいとき、エアロゾル生成物品の再使用が決定され、制御部130は、再使用検知信号を生成することができる。
【0078】
一方、エアロゾル生成物品200が挿入される直前の1秒間のヒータ110の平均温度とエアロゾル生成物品200が挿入された直後の1秒間のヒータ110の平均温度との差が2℃以上であるとき、エアロゾル生成物品が以前に使用されていないと決定され、制御部130は、再使用未検知信号を生成することができる。
【0079】
図3Cに図示されたように、エアロゾル生成物品200がエアロゾル生成装置100から排出された後、ヒータ110の温度は、所定期間一定に保持されうる。すなわち、エアロゾル生成物品200が最初使用された後、排出されるとき、エアロゾル生成装置100は、ヒータ110の温度を所定時間一定に保持させうる。
【0080】
例えば、ヒータ110の温度は、エアロゾル生成物品200の排出時、ある期間Tの間、保持されうる。予熱されていないエアロゾル生成物品200aが期間Tの間、収容部105に挿入されるとき、ヒータ110の温度は、d3だけ減少する。
【0081】
一方、予熱されたエアロゾル生成物品200bが期間Tの間、収容部105に挿入される場合、ヒータ110の温度は、D4だけ減少する。ヒータ110の温度が所定期間一定に保持されることにより、ヒータ110温度値変化がさらに明確に示される。すなわち、ヒータ110の温度が所定時間一定に保持されることにより、ヒータ110の温度データの変化、例えば、温度差が増加しうる。
【0082】
温度差は、d3がd4よりも大きい。温度差が所定の基準値よりも小さいとき、エアロゾル生成物品が再使用されるものであると決定されうる。以後、制御部130は、再使用検知信号を生成することができる。
【0083】
ヒータ110の温度差が所定基準値以上であるとき、エアロゾル生成物品が最初使用されると決定されうる。以後、制御部130は、制御部130は、再使用未検知信号を生成することができる。温度差のための基準値は、実施例によって互いに異なってもいる。例えば、基準値は、1℃~3℃範囲のうち、適切に選択されうる。
【0084】
図2Aないし図2C、及び図3Aないし図3Cで敍述したヒータ110の温度を測定及び温度データの変化を分析することは、所定条件を満足した後に遂行されうる。
【0085】
所定条件は、例えば、パフ回数が既設定の回数を超過した場合でもある。
【0086】
他の例において、所定条件は、エアロゾル生成物品200の挿入後、エアロゾル生成装置100の使用時間が既設定の時間を超過するときでもある。
【0087】
上述した条件を満足すれば、上述したようにヒータ110の温度が測定され、ヒータ110の温度データの変化が分析され、温度データの変化に基づいて再使用検知信号または再使用未検知信号を生成することができる。
【0088】
図4は、他の実施例に係わるエアロゾル生成装置100の断面図である。
【0089】
温度センサ120は、ヒータ110の温度を測定することができる。
【0090】
制御部130は、温度センサ120によって測定されたヒータ110の温度に基づいてヒータ110の温度データを獲得することができる。制御部130は、ヒータ110の温度データの変化に基づいて再使用検知信号または再使用未検知信号を生成することができる。制御部130が獲得したヒータ110の温度データは、時系列的に保存されたヒータ10の温度値でもある。
【0091】
一例示として、制御部130がヒータ110の温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成する場合、制御部130は、バッテリ140による電力供給を制御することで、エアロゾル生成装置100の作動を中断することができる。
【0092】
他の例示として、制御部130がヒータ110の温度データの変化に基づいて再使用検知信号を生成する場合、制御部130は、エアロゾル生成物品200の再使用をユーザに知らせるアラーム信号を生成することができる。
【0093】
エアロゾル生成装置100は、アラーム部160をさらに含んでもよい。アラーム部160は、振動部、スピーカ部、及びディスプレイ部のうち、少なくとも1つであり、アラーム部160は、エアロゾル生成装置100に装着されてエアロゾル生成装置100の状態をユーザに知らせることができる。アラーム部160は、制御部130のアラーム信号によって振動、音、及び光出力のうち、少なくとも1つをユーザに出力することができる。
【0094】
例えば、エアロゾル生成装置100にアラーム部160としてディスプレイ部が装着されうる。この際、ヒータ110の温度データの変化に基づいて再使用検知信号が生成される場合、制御部130は、エアロゾル生成物品200の再使用を知らせるアラーム信号を生成することができる。
【0095】
制御部130によって生成されたアラーム信号は、以後ディスプレイ部に送信され、ディスプレイ部は、ユーザにエアロゾル生成物品200の再使用を知らせる光信号を伝達することができる。この際、光信号は、ユーザがエアロゾル生成物品200の再使用を認識することができる所定のイメージまたはテキストでもある。
【0096】
実施例に係わるエアロゾル生成装置100は、エアロゾル生成物品200の挿入によるヒータ110の温度を測定することで、エアロゾル生成物品200の再使用を検知することができる。
【0097】
エアロゾル生成物品200の再使用が検知される場合、エアロゾル生成装置100の作動が遮断されうる。または、エアロゾル生成装置100に設けられたアラーム部160を通じて、ユーザにエアロゾル生成物品200の再使用を知らせることができる。
【0098】
エアロゾル生成物品200の再使用が遮断されることで、再使用によって発生するエアロゾルの香味変化によるユーザの満足度減少を防止することができる。
【0099】
制御部130のように図面でブロックで表現される構成要素、エレメント、モジュールまたはユニット(この段落で総称して「構成要素」)のうち、少なくとも1つは、実施例によって前述したそれぞれの機能を行う多様な数のハードウェア、ソフトウェア及び/またはファームウェア構造として具現されうる。例えば、これらコンポーネントのうち、少なくとも1つは、メモリ、プロセッサ、論理回路、ルックアップテーブルのような1つ以上のマイクロプロセッサの制御を通じてそれぞれの機能を行うことができる直接回路構造、または他の制御装置を使用することができる。また、これら構成要素のうち、少なくとも1つは、モジュール、プログラムまたはコードの一部によって具体的に具現され、これは、特定の論理機能を遂行するための1つ以上の実行可能な命令を含み、1以上のマイクロプロセッサまたは他の制御装置によって実行される。また、これら構成要素のうち、少なくとも1つは、それぞれの機能を遂行する中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサなどのプロセッサを含むか、それによって具現されうる。これらコンポーネントのうち、2以上は、1以上の単一コンポーネントに結合され、単一コンポーネントは、結合された2以上のコンポーネントの全動作または機能を遂行することができる。また、これらコンポーネントの少なくとも1つの機能のうち、一部は、他のコンポーネントによっても遂行される。また、バス(bus)は、前記ブロック図には図示されていないが、コンポーネントを介した通信は、バスを通じて遂行されうる。前記例示的な実施例の機能的な側面は、1つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムによっても具現される。また、ブロックまたは処理段階で表現された構成要素は、電子構成、信号処理及び/または制御、データ処理のための任意の数の関連技術を採用することができる。
【0100】
本実施例に係わる技術分野で通常の知識を有する者は、前記記載の本質的な特性から外れない範囲で変形された形態として具現可能であるということが理解できるであろう。したがって、開示された方法は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、請求範囲に示されており、それと同等な範囲内にある全ての相違点は、本発明に含まれるものと解釈されねばならない。
【符号の説明】
【0101】
100 エアロゾル生成装置
105 収容部
110 ヒータ
120 温度センサ
130 制御部
140 バッテリ
150 エアロゾル生成物品検知センサ
160 アラーム部
200、200a、200b エアロゾル生成物品

図1
図2A
図2B
図2C
図3A
図3B
図3C
図4