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特許7412553情報表示方法及び装置、電子デバイス、並びにコンピュータ読取可能媒体
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  • 特許-情報表示方法及び装置、電子デバイス、並びにコンピュータ読取可能媒体 図1A
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-28
(45)【発行日】2024-01-12
(54)【発明の名称】情報表示方法及び装置、電子デバイス、並びにコンピュータ読取可能媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0482 20130101AFI20240104BHJP
【FI】
G06F3/0482
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2022525691
(86)(22)【出願日】2020-11-03
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-28
(86)【国際出願番号】 CN2020126128
(87)【国際公開番号】W WO2021088798
(87)【国際公開日】2021-05-14
【審査請求日】2022-06-17
(31)【優先権主張番号】201911077833.7
(32)【優先日】2019-11-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】ポン,チチ
(72)【発明者】
【氏名】ティアン,チホン
(72)【発明者】
【氏名】ドン,ゼソン
(72)【発明者】
【氏名】ワン,シャオ
(72)【発明者】
【氏名】ソン,ユ
【審査官】▲高▼瀬 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2004-103006(JP,A)
【文献】特開平10-020984(JP,A)
【文献】特開昭62-022141(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/0482
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報提示方法であって、
第1の情報ページを表示するステップであり、前記第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、前記第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する、ステップと、
前記第1の情報ページ上に表示されるタブページを前記第1のタブページから前記第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、前記第2のコントロールにおいて前記第2のタブページのタブを提示するステップと、
前記表示された第1の情報ページを第2の情報ページに切り替える第2の切り替え操作を検出することに応答して、前記表示された第1の情報ページを前記第2の情報ページに切り替えるステップであり、前記第2の情報ページは前記第2のコントロールを含む、ステップと、前記第2のコントロールにおいて、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示するステップと、
を含む方法。
【請求項2】
前記第1のコントロール及び/又は前記第2のコントロールは、タブページ切り替えコントロールである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1の切り替え操作を検出することに応答して、当該方法は、
前記第1の情報ページ上に表示された前記第1のタブページを前記第2のタブページに切り替えるステップ、
前記第1のコントロールにおいて、前記第1のタブページのタブの表示モードを第1の表示モードから第2の表示モードに切り替えるステップ、
前記第1のコントロールにおいて、前記第2のタブページの前記タブの表示モードを前記第2の表示モードから前記第1の表示モードに切り替えるステップ、及び/又は
前記第2のコントロールにおいて前記第2のタブページの前記タブを提示することが、前記第1の表示モードを介して前記第2のコントロールにおいて前記第2のタブページの前記タブを表示することを含むこと、
をさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
前記第2のコントロールにおいて前記第2のタブページの前記タブを提示することは、
前記第2のコントロールの予め設定された位置に前記第2のタブページの前記タブを提示することを含み、
前記第2のコントロールにおいて、前記予め設定された条件を満たす前記タブページの前記タブを提示することは、
前記第2のコントロールの前記予め設定された位置に、前記予め設定された条件を満たす前記タブページの前記タブを提示することを含む、
請求項に記載の方法。
【請求項5】
前記予め設定された条件を満たす前記タブページは、前記第2の切り替え操作の前に最後に提示されたタブページ、前記第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も長い滞在時間を有するタブページ、前記第2の切り替え操作の前の前記予め設定された期間内に最も多くのユーザインタラクションを有するタブページ、及び前記第2の切り替え操作の前の前記予め設定された期間内に最も長い滞在時間を有するユーザの関連ユーザのタブページ、のうちの1つである、請求項又はに記載の方法。
【請求項6】
前記予め設定された条件を満たす前記タブページは、前記第2のタブページである、請求項1、4、又は5に記載の方法。
【請求項7】
当該方法は、
前記第2のコントロールの前記予め設定された位置に提示されたタブ上の予め設定された操作を検出することに応答して、前記第1の情報ページを提示するステップ、
をさらに含む、請求項乃至のうちいずれか1項に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の情報ページを表示することは、
前記第1の情報ページ上に前記第2のタブページを提示すること、又は
前記第1の情報ページ上に前記第1のタブページ及び前記第2のタブページを順次提示すること、
を含む、請求項に記載の方法。
【請求項9】
情報提示装置であって、
第1の情報ページを表示するように構成された表示装置であり、前記第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、前記第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する、表示装置、を含み、
前記表示装置は、さらに、前記第1の情報ページ上に表示されるタブページを前記第1のタブページから前記第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、前記第2のコントロールにおいて前記第2のタブページのタブを提示するように構成され、
前記表示装置は、さらに、前記表示された第1の情報ページを第2の情報ページに切り替える第2の切り替え操作を検出することに応答して、前記表示された第1の情報ページを前記第2の情報ページに切り替え、前記第2の情報ページは前記第2のコントロールを含み、前記第2のコントロールにおいて、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示する、ように構成される、
装置。
【請求項10】
電子デバイスであって、
1つ以上のプロセッサと、
1つ以上のプログラムを記憶させた記憶装置と、を含み、
前記1つ以上のプログラムは、前記1つ以上のプロセッサにより実行されると、前記1つ以上のプロセッサに請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実施させる、電子デバイス。
【請求項11】
コンピュータプログラムが記憶された非一時的コンピュータ読取可能媒体であって、前記プログラムは、プロセッサにより実行されると、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実施する、コンピュータ読取可能媒体。
【請求項12】
プログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、前記プログラムコードは、コンピュータにより実行されると、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実施する、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の相互参照]
出願は、2019年11月6日に出願された中国特許出願第201911077833.7号の優先権及び利益を主張する、2020年11月3日に出願された国際特許出願第PCT/CN2020/126128号の国内段階である。上述の出願の開示全体が、本出願の開示の一部として参照により組み込まれる。
【0002】
[技術分野]
本開示の実施形態は、コンピュータ技術の分野に関し、より詳細には、情報提示方法、その装置、電子デバイス、及びコンピュータ読取可能媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の絶え間ない発展、特にスマートフォンに代表される電子デバイスの絶え間ない普及は、人々の生活を大いに容易にしてきた。一方、電子デバイスにインストールされる様々なアプリケーションが、続々と登場している。関連するアプリケーションの表示モードは通常、比較的固定されている。
【発明の概要】
【0004】
本開示の概要は、以下の詳細な説明に詳細に記載される概念を簡略化された形式で導入するのに役立つ。本開示の概要は、請求される技術的解決策の主要な特徴又は必須の特徴を識別することを意図したものではなく、請求される技術的解決策の範囲を限定することを意図したものでもない。
【0005】
本開示の実施形態は、上記背景技術で言及された技術的問題を解決するための情報提示方法、その装置、電子デバイス、及びコンピュータ読取可能媒体を提供する。
【0006】
第1の態様において、本開示の実施形態は、情報提示方法を提供する。当該方法は、第1の情報ページを表示するステップであり、第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する、ステップと、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示するステップと、を含む。
【0007】
第2の態様において、本開示の実施形態は、情報提示装置を提供する。当該装置は、第1の情報ページを表示するように構成された表示装置であり、第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する、表示装置、を含み、表示装置は、さらに、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示するように構成される。
【0008】
第3の態様において、本開示の実施形態は、電子デバイスを提供する。当該電子デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムを記憶させた記憶装置と、を含み、1つ以上のプログラムは、1つ以上のプロセッサにより実行されると、1つ以上のプロセッサに上述の方法を実行させる。
【0009】
第4の態様において、本開示の実施形態は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読取可能媒体を提供し、プログラムは、プロセッサにより実行されると、上述の方法を実施する。
【0010】
第4の態様において、本開示の実施形態は、プログラムコードを含むコンピュータプログラムを提供し、プログラムコードは、コンピュータにより実行されると、上述の方法を実施する。
【0011】
本開示の上述のそれぞれの実施形態のうちの一実施形態は、以下の有益な効果を有する。第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示することにより、第2のコントロールにおいて提示されるタブとタブページ切り替え操作との間の動的な関連づけが実現され、これは、ページ、特にタブの提示モードを豊富にする。さらに、切り替え操作に応答して、適応的なタブ提示が実行され、これは、ページの対話性(interactivity)を改善する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本開示の様々な実施形態の上記及び他の特徴、利点、及び態様は、添付の図面と併せて、以下の詳細な説明を参照したときにより明らかになるであろう。図面を通して、同じ又は類似の参照番号は同一又は類似の要素を指す。図面は概略的であり、原型及び要素は必ずしも縮尺どおりに描かれていないことを理解されたい。
図1A】本開示の実施形態による情報提示方法の適用シナリオの概略図である。
図1B】本開示の実施形態による情報提示方法の適用シナリオの概略図である。
図2】本開示の実施形態による情報提示方法の実施形態のフローチャートである。
図3】本開示の実施形態による第1のコントロール及び第2のコントロールに対応するタブページの一例示的な概略図である。
図4】本開示の実施形態による情報提示方法のいくつかの他の実施形態のフローチャートである。
図5】本開示の実施形態による情報提示方法の別の適用シナリオの概略図である。
図6】本開示の実施形態による情報提示方法のいくつかのさらなる実施形態のフローチャートである。
図7】本開示の実施形態による情報提示方法のさらに別の適用シナリオの概略図である。
図8】本開示の実施形態による情報提示方法のいくつかのさらなる実施形態のフローチャートである。
図9】本開示の実施形態による情報提示装置の実施形態のフローチャートである。
図10】本開示の実施形態を実施するのに適した電子デバイスの構造概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示の実施形態は、添付の図面を参照して、以下により詳細に説明される。本開示の特定の実施形態が図面に示されているが、本開示は様々な形態で具現化されてよく、本明細書に記載された実施形態に限定されるものと解釈されるべきではないことを理解されたい。むしろ、これらの実施形態は、本開示の充分かつ完全な理解のために提供される。本開示の図面及び実施形態は例示的な目的のためのものに過ぎず、本開示の保護範囲を制限することを意図するものではないことを理解されたい。
【0014】
さらに、説明の簡便さのため、図面には発明に係る部分のみが示されていることに留意されたい。本開示の実施形態及び実施形態の特徴は、矛盾なく互いに組み合わせることができる。
【0015】
本開示において言及される「第1」及び「第2」などの概念は、異なるデバイス、モジュール、又はユニットを区別するためにのみ用いられ、これらのデバイス、モジュール、又はユニットにより実行される機能の順序又は相互依存を制限するために用いられるわけではないことに留意されたい。
【0016】
本開示において言及される「一の」及び「複数の」の修飾は、限定的ではなく例示的であることに留意されたい。当業者は、文脈が別段明示的に示さない限り、それらが「1つ以上」として理解されるべきであることを理解すべきである。
【0017】
本開示の実施形態における複数のデバイス間で交換されるメッセージ又は情報の名前は例示的な目的のためのものに過ぎず、これらのメッセージ又は情報の範囲を制限することを意図するものではない。
【0018】
図1A及び図1Bは、本開示の実施形態が適用され得る情報提示方法の適用シナリオの概略図を示す。
【0019】
本開示の実施形態により提供される情報提示方法は、通常、端末デバイスにより実行される。端末デバイスは、ハードウェアでもソフトウェアでもよいことに留意されたい。端末デバイスがハードウェアであるとき、それは、これらに限られないがスマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータ、電子書籍リーダ、車載端末等を含む、ビデオ処理をサポートする様々な電子デバイスであってよい。端末デバイスがソフトウェアであるとき、それは、上記で列挙された電子デバイスにインストールされてもよい。これは、例えば、分散サービスを供給するための複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールとして実装されてもよく、あるいは単一のソフトウェア又はソフトウェアモジュールとして実装されてもよく、本明細書では具体的に限定されない。
【0020】
図1Aに示すように、情報提示方法の実行主体は、スマートフォン101にインストールされたビデオ再生アプリケーションでもよい。したがって、ビデオ再生アプリケーションは、スマートフォン101の画面を介して第1の情報ページ102を表示することができる。第1の情報ページ102は、第1のコントロール(control)103及び第2のコントロール104を含む。一例として、第1のコントロール103は、タブページ切り替えコントロールであり、ここで、2つの対応するタブページ間の切り替えが、第1のコントロール103を介して実施され得る。第1のコントロール103に対応する2つのタブページは、それぞれ、第1のタブページ105と、第2のタブページ(図1Aには示されていない)である。図に示すように、第1の情報ページ102に現在表示されているタブページは、第1のタブページ105である。任意で、2つのタブページのタブが、第1のコントロール103上に提示されてもよい。このシナリオにおいて、第1のタブページ105のタブは、図中の106により示される「スポーツ」である。第2のタブページ(図1Aには示されていない)のタブは、「グルメ」である。任意で、第2のコントロール104は、様々なタイプのコントロールでもよい。一例として、第2のコントロール104は、ビデオ撮影をトリガするコントロールでもよい。
【0021】
これに基づいて、図1Bを引き続き参照し、ユーザは、第1の情報ページ102に表示されるタブページを第1のタブページ105から第2のタブページ107に、クリック又はスライドするなどの操作を介して切り替えることができる。一例として、これは、図中のタブ「グルメ」をクリックする第1の切り替え操作であってよい。第1の切り替え操作に応答して、第2のタブページ107のタブ「グルメ」が、図中の108により示すように、第2のコントロール104において提示され得る。
【0022】
引き続き図2を参照し、本開示の情報提示方法のいくつかの実施形態によるフロー200が示される。情報提示方法は、以下のステップを含む。
【0023】
ステップ201:第1の情報ページを表示し、これにおいて、第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する。
【0024】
いくつかの実施形態において、情報提示方法の実行主体は、第1の情報ページを表示することができる。第1の情報ページは、様々なタイプの情報が提示され得る様々なページであってよい。例えば、それは、ビデオストリーミング再生ページ、ニュース閲覧ページなどでもよい。第1の情報ページは、第1のコントロール及び第2のコントロールを含むことができる。実際のニーズに従い、第1のコントロール及び第2のコントロールは、様々な機能を実施するコントロールであってよい。第1のコントロールは、第1のタブページ及び第2のタブページに対応する。
【0025】
一例として、第1のコントロールは、ページ指示コントロールでもよい。第1のコントロールは、現在表示されているタブページを示すために使用される。例えば、第1のコントロールは、現在表示されているタブページのタブ、シリアル番号、識別子などを表示することができる。第1のコントロールに対応するページは、切り替えをサポートする複数のページでもよい。
【0026】
一例として、第2のコントロールは、ビデオ撮影をトリガするコントロールでもよい。一例として、第2のコントロールは、コメント入力等をトリガするコントロールでもよい。
【0027】
実施形態のいくつかの任意の実装において、第1のコントロール及び/又は第2のコントロールは、タブページ切り替えコントロールである。実際には、タブページ切り替えコントロールは、いくつかのプログラミングツールにより供給されるメソッド(例えば、PagerTabStrip、ViewPager)を介して実装されてもよく、したがって、タブページ切り替えコントロールに対応する複数のタブページ間の切り替えは、クリック又はスライドするなどの操作を介して実現されてもよい。実際には、タブページ切り替えコントロールは、対話型ページ指示コントロール、ページインジケータなどとも呼ばれる。第1のコントロール及び/又は第2のコントロールを操作することにより、タブページ間の切り替えが実施され、これはさらに操作性及び対話性を改善し、ページの機能を豊富にする。
【0028】
第1の情報ページを表示することに基づいて、ユーザは、第1のコントロール上でスライド又はクリックするなどの操作を介して第1のタブページと第2のタブページとの間で切り替えることができる。第1のタブページ及び第2のタブページは、2つのタブページを説明するのに簡便なものに過ぎず、タブページ自体及び2つのタブページ間の順序に対する制限を構成するものではないことに留意されたい。
【0029】
いくつかの実施形態のいくつかの任意の実装において、第1のコントロールは、さらに、3つ以上のタブページに対応してもよい。第2のコントロールは、さらに、複数のタブページに対応してもよい。一例として、図3に示すように、第1のコントロール301に対応するタブは、それぞれ、「ホットスポット」、「同じ都市」、「知識」、「スポーツ」、及び「グルメ」の5つのタブページである。第2のコントロール302に対応するタブは、それぞれ、「ホーム」、「スポーツ」、「ニュース」、「Me」のタブページと、ビデオ撮影ページである。これらの実装において、第1のコントロール及び第2のコントロールは、それぞれ、異なるシナリオ要件に適合するように、複数のタブページに対応する。
【0030】
ステップ202:第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作に応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示する。
【0031】
いくつかの実施形態において、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のタブページのタブが第2のコントロール内に提示され得る。
【0032】
いくつかの実施形態の任意の実装において、第2のタブページのタブは、第2のコントロールの予め設定された位置に提示されてもよい。実際には、第1の切り替え操作の前、予め設定された位置は、第1のタブページのタブを提示してもよく、予め設定されたコンテンツを提示してもよく、あるいは現在の位置にコンテンツが提示されなくてもよく、これは本出願では限定されない。
【0033】
いくつかの実施形態の任意の実装において、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示することは、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替えることを含む。これに基づいて、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替えることに応答して、第2のタブページのタブが第2のコントロール内に提示される。
【0034】
本開示のいくつかの実施形態により提供される情報提示方法では、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示することにより、第2のコントロールにおいて提示されるタブとタブページ切り替え操作との間の動的な関連づけが実現され、これは、ページ、特にタブの提示モードを豊富にする。さらに、切り替え操作に応答して、適応的なタブ提示が実行され、これは、ページの対話性を改善することができる。
【0035】
さらに、図4を参照し、情報提示方法のいくつかの他の実施形態によるフロー400が示される。情報提示方法のフロー400は、以下のステップを含む。
【0036】
ステップ401:第1の情報ページを表示し、これにおいて、第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する。
【0037】
ステップ402:第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示する。
【0038】
いくつかの実施形態において、ステップ401~402の特定の実装及びそれらによりもたらされる技術的効果については、図2に対応する実施形態におけるステップ201~202を参照してもよく、詳細はここで繰り返されない。
【0039】
ステップ403:表示された第1の情報ページを第2の情報ページの表示に切り替える第2の切り替え操作を検出することに応答して、表示された第1の情報ページを第2の情報ページに切り替え、これにおいて、第2の情報ページは第2のコントロールを含み、第2のコントロールにおいて、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示する。
【0040】
いくつかの実施形態において、ステップ402に基づいて、ユーザは、クリック又はスライドするなどの操作を介して第1の情報ページを第2の情報ページに切り替えることができる。一例として、図5に示すように、第2のコントロール501に示される3つのタブがそれぞれ、タブ503「グルメ」、タブ502「Me」、及びビデオ撮影タブである場合、ユーザは、第2のコントロール内のタブ502「Me」をクリックして第2の情報ページ(個人情報ページ)504に切り替えることができる。第2の情報ページ504は、第2のコントロールを含む。他の操作、例えば、第1の情報ページにおけるスライド操作を用いて、第1の情報ページにおける第2のコントロールに依存することなく第1の情報ページを第2の情報ページに切り替えてもよいことに留意されたい。
【0041】
これに基づいて、予め設定された条件を満たすタブページのタブが、第2のコントロール内に提示され得る。実際のニーズに従い、予め設定された条件は、様々な条件であってよい。一例として、予め設定された条件を満たすタブページは第2のタブページである。したがって、第2のタブページのタブが続いて表示され得る。
【0042】
いくつかの実施形態の任意の実装において、予め設定された条件を満たすタブページは、第2の切り替え操作の前に最後に提示されたタブページ、第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も長い滞在時間(dwell time)を有するタブページ、第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も多くのユーザインタラクション(user interactions)を有するタブページ、及び第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も長い滞在時間を有するユーザの関連ユーザのタブページ、のうちの1つでもよい。
【0043】
いくつかの実施形態の任意の実装において、予め設定された条件を満たすタブページのタブは、第2のコントロールの予め設定された位置に提示される。
【0044】
図4に対応するいくつかの実施形態による情報提示方法では、第2の切り替え操作に応答して、予め設定された条件を満たすタブページのタブが第2のコントロール内に提示される。実際には、対応する機能を実現するために、適切な予め設定された条件が設定されてよい。例えば、予め設定された条件を満たすタブページは、第2の切り替え操作の前に最後に提示されたタブページでもよい。したがって、ユーザ操作は記憶されてもよく、これは、ユーザのその後の操作に便利である。
【0045】
さらに、図6を参照し、情報提示方法のいくつかの他の実施形態のフロー600が示される。情報提示方法のフロー600は、以下のステップを含む。
【0046】
ステップ601:第1の情報ページを表示し、これにおいて、第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する。
【0047】
ステップ602:第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示する
【0048】
ステップ603:第1の切り替え操作を検出することに応答して、第1の情報ページ上に表示された第1のタブページを第2のタブページに切り替え、第1のコントロールにおいて、第1のタブページのタブの表示モードを第1の表示モードから第2の表示モードに切り替え、第1のコントロールにおいて、第2のタブページのタブの表示モードを第2の表示モードから第1の表示モードに切り替える。
【0049】
いくつかの実施形態において、第1の切り替え操作を検出することに応答して、実行主体は、第1の情報ページ上に表示された第1のタブページを第2のタブページに切り替えることができる。さらに、第1のコントロールにおいて、第1のタブページのタブの表示モードは、第1の表示モードから第2の表示モードに切り替えることもできる。一例として、第1の表示モードは、強化された表示モードでもよい。例えば、第1の表示モードは、太字、下線、ハイライト等の表示スタイルでもよい。一例として、第2の表示モードは、弱められた表示モードでもよい。例えば、第2の表示モードは、下線なし、太字なし、ハイライトなし等の表示スタイルでもよい。一例として、図7を参照し、ユーザは、スポーツタブページをグルメタブページに切り替えるためにクリック操作を実行することができる。スポーツタブページのタブ702は、「スポーツ」として示されている。グルメタブページのタブ701は、「グルメ」として示されている。タブ701「グルメ」上のクリック操作を検出することに応答して、タブ702「スポーツ」の表示モードを「太字、下線」から「太字なし、下線なし」に切り替えることができる。一方、タブ701「グルメ」の表示モードは、「太字なし、下線なし」から「太字、下線」に切り替えられる。
【0050】
いくつかの実施形態において、第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示することは、第1の表示モードを介して第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを表示することを含む。一例として、図7を引き続き参照し、タブ703「グルメ」は、第1の表示モード、すなわち「太字、下線つき」を介して、第2のコントロールに表示される。
【0051】
さらに、図8を参照し、情報提示方法のいくつかのさらなる実施形態のフロー800が示される。情報提示方法のフロー800は、以下のステップを含む。
【0052】
ステップ801:第2のコントロールの予め設定された位置に提示されたタブ上の予め設定された操作を検出することに応答して、第1の情報ページを提示する。
【0053】
ステップ802:第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示する
【0054】
ステップ803:表示された第1の情報ページを第2の情報ページの表示に切り替える第2の切り替え操作を検出することに応答して、表示された第1の情報ページを第2の情報ページに切り替え、これにおいて、第2の情報ページは第2のコントロールを含み、第2のコントロールの予め設定された位置に、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示する。
【0055】
いくつかの実施形態において、ステップ801~803の特定の実装及びそれらによりもたらされる技術的効果については、図4に対応する実施形態におけるステップ401~403を参照してもよく、詳細はここで繰り返されない。
【0056】
ステップ804:第2のコントロールの予め設定された位置に提示されたタブ上の予め設定された操作を検出することに応答して、第1の情報ページ上に第2のタブページを提示し、あるいは、第1の情報ページ上に第1のタブページ及び第2のタブページを順次(sequentially)提示する。
【0057】
いくつかの実施形態において、第2のコントロールの予め設定された位置に提示されたタブの予め設定された操作を検出することに応答して、情報提示方法の実行主体は、第1の情報ページ上に第2のタブページを提示することができる。任意で、第1のタブ及び第2のタブページは、第1の情報ページ上に順次提示されてもよい。
【0058】
これらの実施形態において、ユーザは、第2のコントロールの予め設定された位置に提示されたタブをクリックすること又は他の操作により、第1の情報ページ上における第2のタブページの提示を実現することができる。したがって、第2のコントロールの予め設定された位置に提示されたタブの機能は、新しい対話型の入力を提供するように高められる。
【0059】
さらに、図9を参照し、上述のそれぞれの図に示す方法の実装として、本開示は、いくつかの実施形態における情報提示装置を提供する。これらの装置の実施形態は、図2に示す方法の実施形態に対応し、装置は具体的に、様々な電子デバイスに適用されてもよい。
【0060】
図9に示すように、いくつかの実施形態による情報提示装置900は、表示装置901を含む。表示装置901は、第1の情報ページを表示するように構成され、これにおいて、第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する。さらに、表示装置901は、さらに、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示するように構成される。
【0061】
いくつかの実施形態の任意の実装において、第1のコントロール及び/又は第2のコントロールは、タブページ切り替えコントロールである。
【0062】
いくつかの実施形態の任意の実装において、表示装置901は、さらに:第1の情報ページ上に表示された第1のタブページを第2のタブページに切り替え;第1のコントロールにおいて、第1のタブページのタブの表示モードを第1の表示モードから第2の表示モードに切り替え;第1のコントロールにおいて、第2のタブページのタブの表示モードを第2の表示モードから第1の表示モードに切り替え;かつ/あるいは、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示することが、第1の表示モードを介して第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを表示することを含む;ように構成される。
【0063】
いくつかの実施形態の任意の実装において、表示装置901は、さらに:表示された第1の情報ページを第2の情報ページの表示に切り替える第2の切り替え操作を検出することに応答して、表示された第1の情報ページを第2の情報ページに切り替え、これにおいて、第2の情報ページは第2のコントロールを含み;第2のコントロールにおいて、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示する;ように構成される。
【0064】
いくつかの実施形態の任意の実装において、表示装置901は、さらに、第2のコントロールの予め設定された位置に第2のタブページのタブを提示し、第2のコントロールの予め設定された位置に、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示するように構成される。
【0065】
いくつかの実施形態の任意の実装において、予め設定された条件を満たすタブページは、第2の切り替え操作の前に最後に提示されたタブページ、第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も長い滞在時間を有するタブページ、第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も多くのユーザインタラクションを有するタブページ、及び第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も長い滞在時間を有するユーザの関連ユーザのタブページ、のうちの1つでもよい。
【0066】
いくつかの実施形態の任意の実装において、予め設定された条件を満たすタブページは、第2のタブページである。
【0067】
いくつかの実施形態の任意の実装において、表示装置901は、さらに、第2のコントロールの予め設定された位置に提示されたタブ上の予め設定された操作を検出することに応答して、第1の情報ページを提示するように構成される。
【0068】
いくつかの実施形態の任意の実装において、表示装置901は、さらに、第1の情報ページ上に第2のタブページを提示し、あるいは第1の情報ページ上に第1のタブページ及び第2のタブページを順次提示するように構成される。
【0069】
いくつかの実施形態において、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示することにより、第2のコントロールにおいて提示されるタブとタブページ切り替え操作との間の動的な関連づけが実現され、これは、ページ、特にタブの提示モードを豊富にすることができる。さらに、切り替え操作に応答して、適応的なタブ提示が実行され、これは、ページの対話性を改善することができる。
【0070】
以下、図10を参照し、本開示のいくつかの実施形態を実施するのに適した電子デバイス1000の構造概略図を示す。本開示のいくつかの実施形態による端末デバイスには、これらに限られないが、携帯電話、ラップトップ、デジタル放送受信機、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ポータブルアンドロイド(登録商標)デバイス(PAD)、ポータブルマルチメディアプレーヤ(PMP)、車載端末(例えば、車載ナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルテレビ、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むことができる。図10に示す電子デバイスは一例に過ぎず、本開示の実施形態の機能及び使用範囲に制限を課すべきではない。
【0071】
図10に示すように、電子デバイス1000は、処理装置(例えば、中央処理装置、グラフィックスプロセッサ等)1001を含むことができ、これは、読取専用メモリ1002に記憶されたプログラム、又は記憶デバイス1008からランダムアクセスメモリ(RAM)1003にロードされたプログラムに従って、様々な適切な動作及び処理を実行することができる。ランダムアクセスメモリ(RAM)1003は、さらに、電子デバイス1000の操作に必要とされる様々なプログラム及びデータを記憶する。処理装置1001、ROM1002、RAM1003は、バス1004を介して互いに接続される。入力/出力(I/O)インターフェース1005もバス1004に結合される。
【0072】
通常、I/Oインターフェース1005に対して以下の装置を結合することができ、例えば、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープ等を含む入力装置1006、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、バイブレータなどを含む出力装置1007、例えば、メモリカードなどを含む記憶装置1008、及び通信装置1009である。通信装置1009は、電子デバイス1000がデータを交換するために他の電子デバイスと無線又は有線通信を実行することを可能にし得る。図10は、様々な装置を有する電子デバイス1000を示しているが、図示の全ての装置を実装し又は有することは必要なく、電子デバイス1000は代替的により多くの又はより少ない装置を実装し又は有してもよいことを理解されたい。図10に示す各ブロックは1つの装置を表すことがあり、あるいは必要に応じて複数の装置を表すことがある。
【0073】
特に、本開示のいくつかの実施形態によれば、フローチャートを参照して上述したフローは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実施されてもよい。例えば、本開示のいくつかの実施形態は、コンピュータ読取可能媒体上に担持されるコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、コンピュータプログラムは、フローチャートに示された方法を実行するプログラムコードを含む。このような実施形態では、コンピュータプログラムは、通信装置1009を介してネットワークからダウンロード及びインストールされてもよく、あるいは記憶装置1008からインストールされてもよく、あるいはROM1002からインストールされてもよい。処理装置1001により実行されると、コンピュータプログラムは、本開示のいくつかの実施形態による方法において限定された上述の機能を実行する。
【0074】
本開示のいくつかの実施形態によるコンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ読取可能信号媒体若しくはコンピュータ読取可能記憶媒体、又はこれらの任意の組み合わせでもよいことに留意されたい。コンピュータ読取可能記憶媒体は、例えば、これらに限られないが、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、若しくは半導体のシステム、装置、若しくはデバイス、又はこれらの任意の適切な組み合わせでもよい。コンピュータ読取可能記憶媒体のより具体的な例は、これらに限られないが、1つ以上の導体を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM);消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読取専用メモリ(CD-ROM);光学記憶デバイス;磁気記憶デバイス;又はこれらの適切な組み合わせを含んでもよい。本開示のいくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能記憶媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによって又は関連して使用され得るプログラムを含み又は記憶する任意の有形媒体でもよい。むしろ、本開示のいくつかの実施形態において、コンピュータ読取可能信号媒体は、ベースバンド内で又は搬送波の一部として伝搬されるデータ信号を含んでもよく、これは、その中にコンピュータ読取可能プログラムコードを運ぶ。そのような伝搬データ信号は、これらに限られないが電磁信号、光信号、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含む様々な形態をとることができる。コンピュータ読取可能信号媒体は、コンピュータ読取可能記憶媒体以外の任意のコンピュータ読取可能媒体でもよく、コンピュータ読取可能信号媒体は、命令実行システム、装置、又はデバイスによる使用又はこれらと組み合わせた使用のために、プログラムを送信、伝搬、又は転送することができる。コンピュータ読取可能媒体上に具現化されたプログラムコードは、これらに限られないが電気ワイヤ、光ケーブル、無線周波数(RF)等、又はこれらの任意の適切な組み合わせを含む任意の適切な媒体を使用することにより送信することができる。
【0075】
いくつかの実装において、クライアント及びサーバは、現在知られているか又は将来研究及び開発される任意のネットワークプロトコル、例えばハイパーテキストトランスファープロトコル(HTTP)などで通信することができ、(通信ネットワークを介して)通信し、任意の形態又は媒体におけるデジタルデータと相互接続することができる。通信ネットワークの例には、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)、ワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネット、及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、アドホックエンドツーエンドネットワーク)、並びに現在知られているか又は将来研究及び開発される任意のネットワークが含まれる。
【0076】
上述のコンピュータ読取可能媒体は、上述の電子デバイスに含まれてもよく、あるいは電子デバイスへ組み立てられることなく単独で存在してもよい。上述のコンピュータ読取可能媒体は1つ以上のプログラムを担持し、1つ以上のプログラムが電子デバイスにより実行されると、電子デバイスは:候補テキスト内のユーザにより選択されたタブ化される(tabbed)べきテキストを受信することに応答して、タブ化されるべきテキストがタブ化されることをサポートしているかどうかを決定し;タブ化されるべきテキストがタブ化されることをサポートしていると決定することに応答して、タブ化されるべきテキストの提示位置と、候補テキストに対応する関連するタブ化情報のリスト内の対応するタブ化情報を決定し;決定された提示位置、及びタブ化されるべきテキストに対応するタブ化情報に関連して、タブ化されるべきテキストを提示する;ようにされる。
【0077】
本開示のいくつかの実施形態による動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、1つ以上のプログラミング言語又はこれらの組み合わせで書かれてもよく、上述のプログラミング言語には、Java(登録商標)、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語が含まれ、「C」言語又は同様のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語も含まれる。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、部分的にユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上及び部分的にリモートコンピュータ上で、あるいは完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行されてもよい。後者のシナリオにおいて、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意のタイプのネットワークを介してユーザのコンピュータに接続されてもよく、あるいは、この接続は、外部コンピュータに対して(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)行われてもよい。
【0078】
添付の図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施形態によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品の可能な実装のアーキテクチャ、機能性、及び動作を示す。これに関し、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、指定された論理機能を実施するための1つ以上の実行可能な命令を含む、モジュール、プログラムセグメント、又はコードの一部を表し得る。さらに、いくつかの代替的な実装において、ブロック内に記された機能は、添付の図面に記された順序から外れて生じてもよいことに留意されたい。例えば、連続して示される2つのブロックは実際には、実質的に同時に実行されてもよく、あるいは、ブロックは時に、関与する機能に応じて逆の順序で実行されてもよい。さらに、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック、並びにブロック図及び/又はフローチャート内のブロックの組み合わせは、指定された機能又は動作を実行する専用のハードウェアベースのシステムにより実現されてもよく、あるいは専用のハードウェア及びコンピュータ命令の組み合わせにより実現されてもよいことに留意されたい。
【0079】
本開示のいくつかの実施形態に記載されるユニットは、ソフトウェアを用いて実現されてもよく、あるいはハードウェアを用いて実現されてもよい。記載されるユニットは、プロセッサ内に設けられてもよく、これは例えば、表示ユニットを含むプロセッサとして記載され得る。これらのユニットの名前は、いくつかの場合、ユニット自体への制限を構成するものではなく、例えば、表示ユニットは、「第1の情報ページを表示するユニット」と記載されてもよい。
【0080】
上記で本明細書に記載された機能は、少なくとも部分的に、1つ以上のハードウェア論理コンポーネントにより実行されてもよい。例えば、限定ではなく、利用可能な例示的なタイプのハードウェア論理コンポーネントには、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、特定用途向け標準製品(ASSP)、システムオンチップ(SOC)、複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)などが含まれる。
【0081】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、情報提示方法が提供される。当該方法は、第1の情報ページを表示するステップであり、第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する、ステップと、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示するステップと、を含む。
【0082】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、第1のコントロール及び/又は第2のコントロールは、タブページ切り替えコントロールである。
【0083】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、第1の切り替え操作を検出することに応答して、当該方法は、第1の情報ページ上に表示された第1のタブページを第2のタブページに切り替えるステップ、第1のコントロールにおいて、第1のタブページのタブの表示モードを第1の表示モードから第2の表示モードに切り替えるステップ、及び、第1のコントロールにおいて、第2のタブページのタブの表示モードを第2の表示モードから第1の表示モードに切り替えるステップ、及び/又は、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示することが、第1の表示モードを介して第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを表示することを含むこと、をさらに含む。
【0084】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、当該方法は、表示された第1の情報ページを第2の情報ページの表示に切り替える第2の切り替え操作を検出することに応答して、表示された第1の情報ページを第2の情報ページに切り替えるステップであり、第2の情報ページは第2のコントロールを含む、ステップと、第2のコントロールにおいて、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示するステップと、をさらに含む
【0085】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示することは、第2のコントロールの予め設定された位置に第2のタブページのタブを提示することを含み、第2のコントロールにおいて、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示することは、第2のコントロールの予め設定された位置に、予め設定された条件を満たすタブページのタブを提示することを含む。
【0086】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、予め設定された条件を満たすタブページは、第2の切り替え操作の前に最後に提示されたタブページ、第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も長い滞在時間を有するタブページ、第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も多くのユーザインタラクションを有するタブページ、及び第2の切り替え操作の前の予め設定された期間内に最も長い滞在時間を有するユーザの関連ユーザのタブページ、のうちの1つでもよい。
【0087】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、予め設定された条件を満たすタブページは、第2のタブページである。
【0088】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、当該方法は、第2のコントロールの予め設定された位置に提示されたタブ上の予め設定された操作を検出することに応答して、第1の情報ページを提示するステップ、をさらに含む。
【0089】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、第1の情報ページを提示することは、第1の情報ページ上に第2のタブページを提示すること、又は第1の情報ページ上に第1のタブページ及び第2のタブページを順次提示することを含む。
【0090】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、情報提示装置が提供される。当該装置は、第1の情報ページを表示するように構成された表示装置であり、第1の情報ページは第1のコントロール及び第2のコントロールを含み、第1のコントロールは第1のタブページ及び第2のタブページに対応する、表示装置、を含み、表示装置は、さらに、第1の情報ページ上に表示されるタブページを第1のタブページから第2のタブページに切り替える第1の切り替え操作を検出することに応答して、第2のコントロールにおいて第2のタブページのタブを提示するように構成される
【0091】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、電子デバイスが提供され、当該電子デバイスは、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプログラムを記憶させた記憶装置と、を含み、1つ以上のプログラムは、1つ以上のプロセッサにより実行されると、1つ以上のプロセッサに上述の方法のうちいずれか1つを実施させる。
【0092】
本開示の1つ以上の実施形態によれば、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ読取可能媒体が提供され、プログラムは、プロセッサにより実行されると、上述の方法のうちいずれか1つを実施する。
【0093】
上記説明は、本開示のいくつかの好ましい実施形態及びそれに適用される技術的原理の説明にすぎない。当業者は、本開示の実施形態に含まれる発明の範囲が上述の技術的特徴の特定の組み合わせにより形成される技術的解決策に限定されるものではなく、上述の発明の概念から逸脱することなく、上述の技術的特徴又はそれらの同等の特徴の任意の組み合わせにより形成される他の技術的解決策もカバーすべきであることを理解すべきである。例えば、技術的解決策は、上述の特徴を、同様の機能を有する本開示の実施形態において開示されている(が、これに限定されるものではない)技術的特徴と相互に置き換えることにより形成される。
図1A
図1B
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10