IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 中興通訊股▲ふん▼有限公司の特許一覧

特許7412560デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体
<>
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図1
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図2
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図3
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図4
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図5
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図6
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図7
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図8
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図9
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図10
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図11
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図12
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図13
  • 特許-デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体 図14
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-12-28
(45)【発行日】2024-01-12
(54)【発明の名称】デュアル接続アンカのアクセス方法、機器および記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04W 48/10 20090101AFI20240104BHJP
   H04W 16/32 20090101ALI20240104BHJP
   H04W 72/0453 20230101ALI20240104BHJP
   H04W 72/0457 20230101ALI20240104BHJP
   H04W 76/15 20180101ALI20240104BHJP
【FI】
H04W48/10
H04W16/32
H04W72/0453
H04W72/0457
H04W76/15
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2022533225
(86)(22)【出願日】2020-11-23
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-02-06
(86)【国際出願番号】 CN2020130781
(87)【国際公開番号】W WO2021109886
(87)【国際公開日】2021-06-10
【審査請求日】2022-07-28
(31)【優先権主張番号】201911212692.5
(32)【優先日】2019-12-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511151662
【氏名又は名称】中興通訊股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza,Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】王軍涛
(72)【発明者】
【氏名】辛勝利
(72)【発明者】
【氏名】▲エン▼鵬周
(72)【発明者】
【氏名】孫志遠
【審査官】久松 和之
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2017/212104(WO,A1)
【文献】Further consideration on EN-DC cell reselection,3GPP TSG RAN WG2 #108 R2-1915219,2019年11月08日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24 - 7/26
H04W 4/00 - 99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することと、
前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることと、
スタンドアローンSAまたは非スタンドアローンNSAの優先指示を受信することと、
ユーザ機器UEのネットワーキング能力および前記SAまたはNSAの優先指示に基づいてUEのネットワーキングモードを選択することと、
選択した周波数ポイントにおいて、選択したネットワーキングモードでネットワークにアクセスすることと、を含む、
デュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項2】
UEのネットワーキング能力および前記SAまたはNSAの優先指示に基づいてUEのネットワーキングモードを選択することは、
前記UEがSAネットワーキングのみをサポートする場合、前記UEがSAモードでネットワーキングすることと、
前記UEがNSAネットワーキングのみをサポートする場合、前記UEがNSAモードでネットワーキングすることと、
前記UEがSAとNSAのデュアルモードネットワーキングをサポートする場合、前記UEが前記SAまたはNSAの優先指示に基づき、優先的なモードを選択してネットワーキングすることと、を含む、
請求項に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項3】
デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することは、
異なる公衆陸上移動体通信網PLMNのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を含むPLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することを含み、
前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることは、
属するPLMNのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示に基づいてアクセスされる周波数ポイントを選択することを含む、
請求項1または請求項2に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項4】
前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることは、
前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの優先度の最も高い周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることを含む、
請求項1または請求項2に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項5】
前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることは、
UEがデュアル接続をサポートする場合、前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることを含む、
請求項1または請求項2に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項6】
デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、
UEがデュアル接続をサポートしない場合、前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を無視することを更に含む、
請求項1または請求項2に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項7】
デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることと、
スタンドアローンSAまたは非スタンドアローンNSAの優先指示をブロードキャストすることと、
ユーザ機器UEが前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントにおいて、UEのネットワーキング能力および前記SAまたはNSAの優先指示に基づいて選択したUEのネットワーキングモードで送信したアクセス要求を受信することと、
選択したネットワーキングモードで前記UEをネットワークにアクセスさせるために、アクセスされる周波数ポイントでアクセス応答を前記UEに送信することと、を含む、
デュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項8】
デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることは、
異なる公衆陸上移動体通信網PLMNのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を含むPLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることを含み、
前記UEが前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信することは、
前記UEが、属するPLMNのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示に基づいて選択したアクセスされる周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信することを含む、
請求項に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項9】
デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることは、
ネットワーク共有マルチPLMNのシーンで、複数のデュアル接続アンカ周波数ポイント指示および前記複数のデュアル接続アンカ周波数ポイント指示の優先度をブロードキャストすることと、
非ネットワーク共有のシーンで、複数のデュアル接続アンカ周波数ポイント指示および前記複数のデュアル接続アンカ周波数ポイント指示の優先度をブロードキャストすることと、を含む、
請求項に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項10】
デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることは、
全ての周波数レイヤで前記デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることを含む、
請求項に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法。
【請求項11】
プロセッサおよびメモリを備え、
前記プロセッサは、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法を実行するために、前記メモリに記憶されたプログラム命令を実行させるように構成される、
ユーザ機器UE。
【請求項12】
プロセッサおよびメモリを備え、
前記プロセッサは、請求項から請求項9のいずれか1項に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法を実行するために、前記メモリに記憶されたプログラム命令を実行させるように構成される、
アクセスポイント。
【請求項13】
コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されると、請求項1~4、請求項7~9のいずれか1項に記載のデュアル接続アンカのアクセス方法を実現する、
コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、無線通信ネットワークに関し、例えば、デュアル接続アンカのアクセス方法、装置、機器および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
第5世代移動体通信(5th Generation、5G)のR15には、マルチ無線周波数技術デュアル接続(Multi-Radio Dual Connectivity、MR-DC)ネットワーキングが導入され、デュアル接続ネットワーキング技術は、同じ方式または異なる方式のアクセスポイントの無線エアインタフェースリソースを十分に利用し、速度を速めることができる。マクロ/マイクロネットワーキングを利用してスペクトル効率および負荷バランスを向上させ、デュアル接続をサポートする端末は、2つのロングタームイボリューション(Long Term Evolution、LTE)/新しい無線(New Radio、NR)基地局と同時に接続することができるとともに、NRとNRとの間にデュアル接続を確立することも可能となり、シングルユーザのスループットを増加することができる。
【0003】
事業者は、ネットワークにおいて複数のキャリア周波数を設定し、マスターノード(Master Node、MN)に1つの連続したキャリアが設定され、または複数の連続してカバーするキャリア周波数でMR-DC能力のユーザ機器(User Equipment、UE)に対してデュアル接続トラフィックサービスを提供する。マルチキャリア周波数ネットワークにおいて、アクセス段階では端末能力を区別せず、UEは、ブロードキャスト再選択の優先度に基づき、高優先度の周波数ポイントセルを優先的に再選択してアクセスし、その後、ネットワーク側は、無線リソース管理(Radio Resource Management、RRM)ポリシーに基づいて能力の異なる端末の在圏を調整する。しかし、この過程において、能力の異なるUEがアクセス中に移行し、UEのアクセスおよび移動中の体験に影響する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願は、能力の異なるUEがアクセス中に移行し、UEのアクセスおよび移動中の体験に影響するという問題について、デュアル接続アンカのアクセス方法、装置、機器および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の実施例は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することと、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることと、選択した周波数ポイントでネットワークにアクセスすることとを含む、デュアル接続アンカのアクセス方法を提供する。
【0006】
本願の実施例は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることと、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信することと、UEをネットワークにアクセスさせるために、アクセス応答をUEに送信することとを含む、デュアル接続アンカのアクセス方法を提供する。
【0007】
本願の実施例は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信するように構成される受信モジュールと、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとするように構成される選択モジュールと、選択した周波数ポイントでネットワークにアクセスするように構成されるアクセスモジュールとを備える、デュアル接続アンカのアクセス装置を提供する。
【0008】
本願の実施例は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストするように構成されるブロードキャストモジュールと、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信するように構成される受信モジュールと、UEをネットワークにアクセスさせるために、アクセス応答をUEに送信するように構成される送信モジュールとを備える、デュアル接続アンカのアクセス装置を提供する。
【0009】
本願の実施例は、プロセッサおよびメモリを備え、プロセッサは、上記デュアル接続アンカのアクセス方法を実行するために、メモリに記憶されたプログラム命令を実行させるように構成される、UEを提供する。
【0010】
本願の実施例は、プロセッサおよびメモリを備え、プロセッサは、上記デュアル接続アンカのアクセス方法を実行するために、メモリに記憶されたプログラム命令を実行させるように構成される、アクセスポイントを提供する。
【0011】
本願の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されたコンピュータ可読記憶媒体であって、該コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されると、上記デュアル接続アンカのアクセス方法を実現する、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】一実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法のフローチャートである。
図2】一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のフローチャートである。
図3】一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のフローチャートである。
図4】一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のフローチャートである。
図5】一実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法のインタラクションのフローチャートである。
図6図5に示すデュアル接続アンカのアクセス方法に従ってアクセスを行うネットワーク接続の模式図である。
図7】一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のインタラクションのフローチャートである。
図8図7に示すデュアル接続アンカのアクセス方法に従ってアクセスを行うネットワーク接続の模式図である。
図9】一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のインタラクションのフローチャートである。
図10図9に示すデュアル接続アンカのアクセス方法に従ってアクセスを行うネットワーク接続の模式図である。
図11】一実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス装置の構造模式図である。
図12】一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス装置の構造模式図である。
図13】一実施例に係るUEの構造模式図である。
図14】一実施例に係るアクセスポイントの構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照しながら本願の実施例について説明する。
【0014】
デュアル接続の確立をサポートするMNのキャリア周波数は、アンカキャリア周波数と呼ばれ、汎用移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)の進化した地上無線アクセスネットワーク-新しい無線デュアル接続(EUTRAN NR-Dual Connectivity、EN-DC)を例とし、LTEアンカキャリア周波数は、UEとEN-DCデュアル接続を確立できるLTEキャリア周波数である。周波数ポイントの優先度のブロードキャストポリシーが全てのUEに向けるため、MR-DCデュアル接続能力の端末または一般的なUE能力の端末の在圏ポリシーは一致し、ネットワークRRMポリシーには、一般的なUEを非アンカキャリア周波数に移行するか、またはデュアル接続能力のUEをアンカキャリア周波数に移行する過程が必要となり、特に、ボイスオーバーロングタームイボリューション(Voice over Long-Term Evolution、VOLTE)トラフィックの頻繁的な移行に対して影響は大きい。それと同時に、デュアル接続過程におけるマスターノードとセカンダリーノードのネットワーク共有において、相互運用ポリシーも極めて複雑である。
【0015】
図1は、一実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法のフローチャートであり、図1に示すように、本実施例に係る方法は、以下のステップを含む。
【0016】
ステップS1010において、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信する。
【0017】
本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法は、移動体通信ネットワークにおける端末に適用され、端末はUEと呼ばれてもよい。本願の実施例におけるUEは、デュアル接続をサポートするUEである。移動体通信ネットワークがデュアル接続のUEをサポートし、且つネットワークにデュアル接続をサポートする端末も存在する場合、どのUEも、ネットワークがブロードキャストした周波数ポイントの優先度に基づいてアクセスされる周波数ポイントを選択してから、デュアル接続をサポートするUEは、RRMポリシーに基づいてアンカキャリア周波数に移行し、デュアル接続をサポートしないUEを非アンカキャリアに移行する。しかし、これはトラフィックの頻繁な移行を招き、ユーザの使用に影響する。
【0018】
従って、本願の実施例において、デュアル接続をサポートするネットワークにおけるMNは、デュアル接続アンカキャリア周波数指示をブロードキャストし、該MNのカバレッジ内にあるUEは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信する。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示は、デュアル接続専用のアンカキャリア周波数を指示することに用いられる。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示は、1つまたは複数のアンカキャリア周波数の周波数ポイントを含んでもよい。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示によって指示された周波数ポイントは、少なくとも1つの周波数ポイントの絶対無線周波数チャネル番号(Absolute Radio Frequency Channel Number、ARFCN)であってもよく、LTEのE-ARFCNおよびNRのNR-ARFCNを含む。
【0019】
ステップS1020において、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとする。
【0020】
UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、UEがデュアル接続をサポートする場合、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択して優先度の最も高いアクセスされる周波数ポイントとし、ネットワークがブロードキャストした周波数ポイントの優先度に基づいてアクセスされる周波数ポイントを選択しない。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示によって指示された周波数ポイントがいずれもデュアル接続をサポートする周波数ポイントであるため、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとした後、デュアル接続をサポートするUEは、アンカキャリア周波数でネットワークに直接にアクセスすることができ、デュアル接続のUEが一般的な周波数ポイントの優先度に基づいてネットワークにアクセスしてからアンカキャリア周波数に移行する過程を回避し、デュアル接続のUEのネットワークへのアクセス効率を高め、ユーザの使用体験を向上させる。
【0021】
ネットワークブロードキャストのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示には、1つまたは複数の周波数ポイントが含まれる可能性があり、複数の周波数ポイントは、同じ優先度または異なる優先度を有してもよい。複数の周波数ポイントが異なる優先度を有する場合、UEは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの優先度の最も高い周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることができる。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における複数の周波数ポイントの優先度が同じであるか、または優先度の最も高い周波数ポイントが複数の同じ周波数ポイントである場合、UEは予め設定された規則に従って選択することができる。
【0022】
ステップS1030において、選択した周波数ポイントでネットワークにアクセスする。
【0023】
UEは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとした後、選択した周波数ポイントでネットワークにアクセスすることができる。UEのネットワークへのアクセス過程は、UEが無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)接続確立要求をMNに送信し、UEがMNから送信されたRRC接続確立応答を受信し、選択した周波数ポイントでMNとRRC接続を確立し、RRC接続確立完了応答をMNに送信することを含んでもよい。MNは、セカンダリーノード(Secondary Node、SN)にセカンダリーノード追加要求を送信し、MNは、更にSNから送信されたセカンダリーノード追加応答を受信する。MNは、RRC接続再設定メッセージをUEに送信し、UEは、追加されたSNの情報を知ってSNと接続を確立し、UEは、RRC接続再設定完了応答をMNに送信する。このように、UEは、アンカキャリア周波数でのアクセスを完了し、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することにより、UEは、アンカキャリア周波数でネットワークに直接にアクセスすることができ、周波数ポイント移行を行う過程を回避する。
【0024】
一実施例において、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することは、公衆陸上移動体通信網(Public Land Mobile Network、PLMN)レベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することを更に含んでもよく、PLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示は、異なるPLMNのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を含む。移動体通信ネットワークは、複数の異なる事業者によって建設され、即ち、ネットワーク共有マルチPLMNのシーンである。異なる事業者によって建設されたネットワークのPLMNは異なり、UEのホーム事業者も異なり、事業者は、課金および管理を容易にするように、UEが自身の機器により提供される周波数ポイントにアクセスすることを期待している。従って、ネットワークは、PLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストし、つまり、異なるPLMNのネットワークは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をそれぞれブロードキャストすることができる。UEは、PLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、自身のPLMNと同じであるデュアル接続アンカ周波数ポイント指示によって指示された周波数ポイントを優先的に選択する。つまり、UE自身の属するPLMNのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数バンドを優先的に選択してアクセスされる周波数ポイントとする。例えば、PLMN-1とPLMN-2とは異なる事業者に属し、PLMN-1は事業者1に属し、PLMN-2は事業者2に属する。PLMN-1の事業者は、属するデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストし、PLMN-1のユーザは、属するPLMN-1のデュアル接続アンカ周波数ポイントポリシーに基づいて処理を行う。PLMN-2の事業者は、属するアンカ周波数ポイント指示をブロードキャストし、PLMN-2のユーザは、属するPLMN-2のデュアル接続アンカ周波数ポイントポリシーに基づいて処理を行う。PLMN-1およびPLMN-2の属するデュアル接続アンカ周波数ポイントは、同じであってもよいし、異なってもよい。
【0025】
本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとし、選択した周波数ポイントでネットワークにアクセスし、デュアル接続をサポートするUEをアンカキャリア周波数に直接にアクセスさせることができ、デュアル接続をサポートするUEがネットワークにアクセスしてから周波数ポイント移行を行う過程を回避し、ユーザの使用体験を向上させる。
【0026】
図1に示す実施例において、UEがデュアル接続をサポートするUEであれば、UEは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとする。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示はブロードキャスト情報であり、UEがデュアル接続をサポートしないUEであれば、依然としてデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信し、この場合、UEはデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を無視する。
【0027】
図2は、一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のフローチャートであり、図2に示すように、本実施例に係る方法は、以下のステップを含む。
【0028】
ステップS2010において、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示およびSAまたはNSAの優先指示を受信する。
【0029】
5Gネットワークは、スタンドアローン(Standalone、SA)および非スタンドアローン(Non-Standalone、NSA)という2種のネットワーキング方式に分け、且つ、5GネットワークにおけるUEも、NSAのみをサポートするUE、SAのみをサポートするUE、およびNSAとSAとを同時にサポートするデュアルモードUEを含む。NSAおよびSAという2種のネットワーキング方式がアンカキャリア周波数を通過する時の方式が異なるため、ネットワークは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする際、SAまたはNSAの優先指示を同時にブロードキャストすることができる。SAまたはNSAの優先指示は、UEがSAまたはNSA方式を優先的に使用してネットワークにアクセスすることを指示することに用いられる。
【0030】
ステップS2020において、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとする。
【0031】
UEは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとし、これはステップS1020と同じである。
【0032】
ステップS2030において、UEのネットワーキング能力およびSAまたはNSAの優先指示に基づいてUEのネットワーキングモードを選択する。
【0033】
UEは、SAまたはNSAの優先指示を受信した後、UE自身のネットワーキング能力およびSAまたはNSAの優先指示に基づいて共同で判断してUEのネットワーキングモードを選択する。UEがSAネットワーキングのみをサポートする場合、SAまたはNSAの優先指示がNSAネットワーキング優先であっても、UEはNSAモードでネットワーキングすることができず、UEはSAモードでネットワーキングし、一方、SAまたはNSAの優先指示がSAネットワーキング優先である場合、UEは、SAモードでネットワーキングする。UEがNSAネットワーキングのみをサポートする場合、SAまたはNSAの優先指示がSAネットワーキング優先であっても、UEは、SAモードでネットワーキングすることができず、UEは、NSAモードでネットワーキングし、一方、SAまたはNSAの優先指示がNSAネットワーキング優先である場合、UEはNSAモードでネットワーキングする。UEが、SAおよびNSAデュアルモードネットワーキングをサポートするUEである場合、SAまたはNSAの優先指示がNSAネットワーキング優先であれば、UEはNSAモードでネットワーキングし、SAまたはNSAの優先指示がSAネットワーキング優先であれば、UEはSAモードでネットワーキングする。NSAおよびSAデュアルモードネットワーキング端末に対し、ネットワークブロードキャスト指示はアクセス方式を提供し、端末アクセスネットワークは、シーンによって適応した能力方式に切り替えることもできる。
【0034】
ステップS2040において、選択した周波数ポイントにおいて、選択したネットワーキングモードでネットワークにアクセスする。
【0035】
UEは、アクセスされる周波数バンドおよびネットワーキングモードを選択した後、アクセスされる周波数ポイントにおいて、選択したネットワーキングモードでネットワークにアクセスすることができる。NSAモードネットワーキングの場合、ステップS1030に示すように、UEは、MNのみとインタラクションしてアクセス過程を完了する必要がある。SAモードネットワーキングの場合、UEは、MNおよびSNと同時にインタラクションしてネットワーキングの過程を実現する。
【0036】
図3は、一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のフローチャートであり、図3に示すように、本実施例に係る方法は、以下のステップを含む。
【0037】
ステップS3010において、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする。
【0038】
本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法は、移動体通信ネットワークにおけるアクセスポイント、例えば、基地局または他の形式のアクセスポイントに適用される。本願の実施例におけるUEは、デュアル接続をサポートするアクセスポイントであり、ネットワークでMNが制御情報の送信を行うため、MNはデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする。移動体通信ネットワークがデュアル接続のUEをサポートし、且つネットワークにデュアル接続をサポートする端末も存在する場合、どのUEも、ネットワークがブロードキャストした周波数ポイントの優先度に基づいてアクセスされる周波数ポイントを選択してから、デュアル接続をサポートするUEは、RRMポリシーに基づいてアンカキャリア周波数に移行し、デュアル接続をサポートしないUEを非アンカキャリアに移行する。しかし、これはトラフィックの頻繁な移行を招き、ユーザの使用に影響する。
【0039】
従って、本願の実施例において、デュアル接続をサポートするネットワークにおけるMNは、デュアル接続アンカキャリア周波数指示をブロードキャストし、該MNのカバレッジ内にあるUEは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信する。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示は、デュアル接続専用のアンカキャリア周波数を指示することに用いられる。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示は、1つまたは複数のアンカキャリア周波数の周波数ポイントを含んでもよい。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示によって指示された周波数ポイントは、少なくとも1つの周波数ポイントの絶対無線周波数チャネル番号(Absolute Radio Frequency Channel Number、ARFCN)であってもよい。
【0040】
一実施例において、MNは、少なくとも2つのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示および少なくとも2つのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示の優先度をブロードキャストする。
【0041】
一実施例において、MNは、全ての周波数レイヤでデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストし、端末がセルアクセスのセル選択過程において信号品質によって選択され、優先度指示がないため、端末は、全ての周波数レイヤに在圏する可能性がある。全ての周波数レイヤでアンカ周波数レイヤをブロードキャストして指示し、端末のアンカの選択確率を高めることができる。
【0042】
ステップS3020において、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信する。
【0043】
UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、UEがデュアル接続をサポートする場合、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとし、ネットワークがブロードキャストした周波数ポイントの優先度に基づいてアクセスされる周波数ポイントを選択しない。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示によって指示された周波数ポイントがいずれもデュアル接続をサポートする周波数ポイントであるため、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとした後、デュアル接続をサポートするUEは、アンカキャリア周波数でネットワークに直接にアクセスすることができ、デュアル接続のUEが一般的な周波数ポイントの優先度に基づいてネットワークにアクセスしてからアンカキャリア周波数に移行する過程を回避し、デュアル接続のUEのネットワークへのアクセス効率を高め、ユーザの使用体験を向上させる。MNは、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信する。
【0044】
ネットワークブロードキャストのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示には、1つまたは複数の周波数ポイントが含まれる可能性があり、複数の周波数ポイントは、同じ優先度または異なる優先度を有してもよい。複数の周波数ポイントが異なる優先度を有する場合、UEは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの優先度の最も高い周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることができる。即ち、非ネットワーク共有のシーンで、複数のデュアル接続アンカ周波数ポイント指示および前記複数のデュアル接続アンカ周波数ポイント指示の優先度をブロードキャストする。デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における複数の周波数ポイントの優先度が同じであるか、または優先度の最も高い周波数ポイントが複数の同じ周波数ポイントである場合、UEは予め設定された規則に従って選択することができる。
【0045】
ステップS3030において、UEをネットワークにアクセスさせるために、アクセス応答をUEに送信する。
【0046】
MNは、UEから送信されたアクセス要求を受信した後、UEをネットワークにアクセスさせるために、アクセス応答をUEに送信する。UEのネットワークへのアクセス過程は、UEが無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)接続確立要求をMNに送信し、UEがMNから送信されたRRC接続確立応答を受信し、選択した周波数ポイントでMNとRRC接続を確立し、RRC接続確立完了応答をMNに送信することを含んでもよい。MNは、セカンダリーノード(Secondary Node、SN)にセカンダリーノード追加要求を送信し、MNは、更にSNから送信されたセカンダリーノード追加応答を受信する。MNは、RRC接続再設定メッセージをUEに送信し、UEは、追加されたSNの情報を知ってSNと接続を確立し、UEは、RRC接続再設定完了応答をMNに送信する。このように、UEは、アンカキャリア周波数でのアクセスを完了し、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することにより、UEは、アンカキャリア周波数でネットワークに直接にアクセスすることができ、周波数ポイント移行を行う過程を回避する。
【0047】
一実施例において、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることは、PLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることを含んでもよく、PLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示は、異なるPLMNのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を含む。移動体通信ネットワークは、複数の異なる事業者によって建設され、異なる事業者によって建設されたネットワークのPLMNは異なり、UEのホーム事業者も異なり、事業者は、課金および管理を容易にするように、UEが自身の機器により提供される周波数ポイントにアクセスすることを期待している。従って、ネットワークは、PLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストし、つまり、異なるPLMNのネットワークは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をそれぞれブロードキャストすることができる。即ち、ネットワーク共有マルチPLMNのシーンで、複数のデュアル接続アンカ周波数ポイント指示および前記複数のデュアル接続アンカ周波数ポイント指示の優先度をブロードキャストする。UEは、PLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、自身のPLMNと同じであるデュアル接続アンカ周波数ポイント指示によって指示された周波数ポイントを優先的に選択し、つまり、UE自身の属するPLMNのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数バンドを優先的に選択してアクセスされる周波数ポイントとする。例えば、PLMN-1とPLMN-2とは異なる事業者に属し、PLMN-1は事業者1に属し、PLMN-2は事業者2に属する。PLMN-1の事業者は、属するデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストし、PLMN-1のユーザは、属するPLMN-1のデュアル接続アンカ周波数ポイントポリシーに基づいて処理を行う。PLMN-2の事業者は、属するアンカ周波数ポイント指示をブロードキャストし、PLMN-2のユーザは、属するPLMN-2のデュアル接続アンカ周波数ポイントポリシーに基づいて処理を行う。PLMN-1およびPLMN-2の属するデュアル接続アンカ周波数ポイントは、同じであってもよいし、異なってもよい。
【0048】
本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストし、ユーザ機器UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信し、UEをネットワークにアクセスさせるために、アクセス応答をUEに送信し、デュアル接続をサポートするUEをアンカキャリア周波数に直接にアクセスさせることができ、デュアル接続をサポートするUEがネットワークにアクセスしてから周波数ポイント移行を行う過程を回避し、ユーザの使用体験を向上させる。
【0049】
図4は、一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のフローチャートであり、図4に示すように、本実施例に係る方法は、以下のステップを含む。
【0050】
ステップS4010、スタンドアローンSAまたは非スタンドアローンNSAの優先指示をブロードキャストする。
【0051】
5Gネットワークは、SAおよびNSAという2種のネットワーキング方式に分け、且つ、5GネットワークにおけるUEも、NSAのみをサポートするUE、SAのみをサポートするUE、およびNSAとSAとを同時にサポートするデュアルモードUEを含む。NSAおよびSAという2種のネットワーキング方式がアンカキャリア周波数を通過する時の方式が異なるため、ネットワークは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする際、SAまたはNSAの優先指示を同時にブロードキャストすることができる。SAまたはNSAの優先指示は、UEがSAまたはNSA方式を優先的に使用してネットワークにアクセスすることを指示することに用いられる。
【0052】
ステップS4020において、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントにおいて、UEのネットワーキング能力およびSAまたはNSAの優先指示に基づいて選択したUEのネットワーキングモードで送信したアクセス要求を受信する。
【0053】
UEは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信した後、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとする。UEは、SAまたはNSAの優先指示を受信した後、UE自身のネットワーキング能力およびSAまたはNSAの優先指示に基づいて共同で判断してUEのネットワーキングモードを選択する必要がある。UEがSAネットワーキングのみをサポートする場合、SAまたはNSAの優先指示がNSAネットワーキング優先であっても、UEはNSAモードでネットワーキングすることができず、UEはSAモードでネットワーキングし、一方、SAまたはNSAの優先指示がSAネットワーキング優先である場合、UEは、SAモードでネットワーキングする。UEがNSAネットワーキングのみをサポートする場合、SAまたはNSAの優先指示がSAネットワーキング優先であっても、UEは、SAモードでネットワーキングすることができず、UEは、NSAモードでネットワーキングし、一方、SAまたはNSAの優先指示がNSAネットワーキング優先である場合、UEはNSAモードでネットワーキングする。UEが、SAおよびNSAデュアルモードネットワーキングをサポートするUEである場合、SAまたはNSAの優先指示がNSAネットワーキング優先であれば、UEはNSAモードでネットワーキングし、SAまたはNSAの優先指示がSAネットワーキング優先であれば、UEはSAモードでネットワーキングする。
【0054】
すると、MNは、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントにおいて、UEのネットワーキング能力およびSAまたはNSAの優先指示に基づいて選択したUEのネットワーキングモードで送信したアクセス要求を受信する。
【0055】
ステップS4030において、選択したネットワーキングモードでUEをネットワークにアクセスさせるために、アクセスされる周波数ポイントでアクセス応答をUEに送信する。
【0056】
UEは、アクセスされる周波数バンドおよびネットワーキングモードを選択した後、アクセスされる周波数ポイントにおいて、選択したネットワーキングモードでネットワークにアクセスすることができる。NSAモードネットワーキングの場合、ステップS3030に示すように、UEは、MNのみとインタラクションしてアクセス過程を完了する必要がある。SAモードネットワーキングの場合、UEは、MNおよびSNと同時にインタラクションしてネットワーキングの過程を実現する。
【0057】
図5は、一実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法のインタラクションのフローチャートであり、図5に示すように、本実施例に係る方法は、以下のステップを含む。
【0058】
ステップS5010において、MNは、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする。
【0059】
ステップS5020において、UEは、アンカ周波数ポイントを選択する。
【0060】
ステップS5030において、UEは、RRC接続確立要求を送信する。
【0061】
ステップS5040において、MNは、RRC接続確立応答を送信する。
【0062】
ステップS5050において、UEは、RRC接続確立完了応答を送信する。
【0063】
ステップS5060において、MNは、セカンダリーノード追加要求をSNに送信する。
【0064】
ステップS5070において、SNは、セカンダリーノード追加応答をMNに送信する。
【0065】
ステップS5080において、MNは、RRC接続再設定要求をUEに送信する。
【0066】
ステップS5090において、UEは、RRC接続再設定完了応答をMNに送信する。
【0067】
本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス方法において、UEは、デュアル接続をサポートするUEであり、且つ、UEはNSA能力のUEである。デュアル接続能力のUEは、ネットワーク側のアンカ周波数レイヤ指示に従い、アンカ周波数レイヤのセルを再選択してトラフィックを直接に行い、できるだけデュアル接続サービスを享受する。システムブロードキャストの優先度内の非アンカ周波数レイヤの優先度が低いと仮定し、一般的な端末(非デュアル接続能力端末)は、ブロードキャスト優先度に従って非アンカ周波数レイヤに在圏し、これにより、非デュアル接続能力端末がアンカ周波数レイヤと非アンカ周波数レイヤで繰り返し移行することを回避し、トラフィックの中断影響を低減する。図におけるCNは、コアネットワーク(Core Network)を表す。
【0068】
図6は、図5に示すデュアル接続アンカのアクセス方法に従ってアクセスを行うネットワーク接続の模式図である。ここで、セル(Cell)11はアンカ周波数ポイントである。Non-NSA UEは、デュアル接続をサポートしないUEを表す。
【0069】
図7は、一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のインタラクションのフローチャートであり、図7に示すように、本実施例に係る方法は、以下のステップを含む。
【0070】
ステップS7010において、MNは、スタンドアローン優先指示およびデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする。
【0071】
ステップS7020において、SNは、スタンドアローン優先指示およびデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする。
【0072】
ステップS7030において、SAネットワーキングをサポートするUEは、SAネットワーキングモードでMNとインタラクションする。
【0073】
ステップS7040において、SAネットワーキングをサポートするUEは、SAネットワーキングモードでSNとインタラクションする。
【0074】
ステップS7030およびステップS7040のいずれかを選択してもよく、UEは、MNでアクセスすることを選択してもよいし、SNでアクセスすることを選択してもよい。
【0075】
ステップS7050において、ランダムアクセスのフローである。ステップS5030~ステップS5090と同じである。
【0076】
ステップS7010~ステップS7050は、SAネットワーキングをサポートするUEがSAネットワーキング方式に従ってネットワークにアクセスするフローチャートである。
【0077】
ステップS7060において、MNは、非スタンドアローン優先指示およびデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする。
【0078】
ステップS7070において、UEは、アンカ周波数ポイントを選択する。
【0079】
ステップS7080において、ランダムアクセスのフローである。ステップS5030~ステップS5090と同じである。
【0080】
ステップS7060~ステップS7080は、NSAネットワーキングをサポートするUEがNSAネットワーキング方式に従ってネットワークにアクセスするフローチャートである。
【0081】
ネットワークがSA優先を指示した場合、デュアルモード端末は、SA能力に従って在圏選択を行う。ネットワークがNSA優先を指示した場合、デュアルモード端末は、NSA能力に従って在圏選択を行う。他の端末は、既存の在圏ポリシーに従って実行する。
【0082】
図8は、図7に示すデュアル接続アンカのアクセス方法に従ってアクセスを行うネットワーク接続の模式図である。ここで、セル(Cell)11はアンカ周波数ポイントである。Non-NSA UEは、デュアル接続をサポートしないUEを表す。
【0083】
図9は、一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス方法のインタラクションのフローチャートであり、図9に示すように、本実施例に係る方法は、以下のステップを含む。
【0084】
ステップS9010において、MNは、PLMNレベルのデュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストする。
【0085】
ステップS9020において、UEは、アンカ周波数ポイントを選択する。
【0086】
ステップS9030において、UEは、RRC接続確立要求を送信する。
【0087】
ステップS9040において、MNは、RRC接続確立応答を送信する。
【0088】
ステップS9050において、UEは、RRC接続確立完了応答を送信する。
【0089】
ステップS9060において、MNは、アンカ周波数ポイントの選択情報をUEの属するCNに送達する。
【0090】
ステップS9070において、MNは、セカンダリーノード追加要求をSNに送信する。
【0091】
ステップS9080において、SNは、セカンダリーノード追加応答をMNに送信する。
【0092】
ステップS9090において、MNは、RRC接続再設定要求をUEに送信する。
【0093】
ステップS9100において、UEは、RRC接続再設定完了応答をMNに送信する。
【0094】
デュアル接続能力のUEは、ネットワーク側のPLMNレベルのアンカ周波数レイヤ指示に従い、属するPLMNのアンカ周波数レイヤのセルを再選択してトラフィックを直接に行い、できるだけデュアル接続サービスを享受する。システムブロードキャストの優先度内の非アンカ周波数レイヤの優先度が低いと仮定し、一般的な端末(非デュアル接続能力端末)は、ブロードキャスト優先度に従って非アンカ周波数レイヤに在圏し、これにより、非デュアル接続能力端末がアンカと非アンカ周波数レイヤで繰り返し移行することを回避し、トラフィックの中断影響を低減する。
【0095】
図10は、図9に示すデュアル接続アンカのアクセス方法に従ってアクセスを行うネットワーク接続の模式図である。ここで、セル(Cell)11はアンカ周波数ポイントである。Non-NSA UEは、デュアル接続をサポートしないUEを表す。
【0096】
図11は、一実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス装置の構造模式図であり、図11に示すように、本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス装置は、受信モジュール111、選択モジュール112およびアクセスモジュール113を備える。
【0097】
受信モジュール111は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信するように構成され、選択モジュール112は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとするように構成され、アクセスモジュール113は、選択した周波数ポイントでネットワークにアクセスするように構成される。
【0098】
本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス装置は、図1に示す実施例のデュアル接続アンカのアクセス方法を実現することに用いられ、本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス装置の実現原理および技術的効果は類似し、ここで説明を省略する。
【0099】
図12は、一実施例に係る別のデュアル接続アンカのアクセス装置の構造模式図であり、図12に示すように、本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス装置は、ブロードキャストモジュール121、受信モジュール122および送信モジュール123を備える。
【0100】
ブロードキャストモジュール121は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストするように構成され、受信モジュール122は、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信するように構成され、送信モジュール123は、UEをネットワークにアクセスさせるために、アクセス応答をUEに送信するように構成される。
【0101】
本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス装置は、図3に示す実施例のデュアル接続アンカのアクセス方法を実現することに用いられ、本実施例に係るデュアル接続アンカのアクセス装置の実現原理および技術的効果は類似し、ここで説明を省略する。
【0102】
図13は、一実施例に係るUEの構造模式図であり、図13に示すように、該UEは、プロセッサ131、メモリ132、送信機133および受信機134を備え、UEにおけるプロセッサ131の数は、1つまたは複数であってもよく、図13において、1つのプロセッサ131を例とし、UEにおけるプロセッサ131とメモリ132、送信機133と受信機134は、バスまたは他の方式で接続することができ、図13において、バスを介して接続することを例とする。
【0103】
メモリ132は、コンピュータ可読記憶媒体として、ソフトウェアプログラム、コンピュータ実行可能プログラムおよびモジュール、例えば、本願の図1図2の実施例におけるデュアル接続アンカのアクセス方法に対応するプログラム命令/モジュール(例えば、デュアル接続アンカのアクセス装置における受信モジュール111、選択モジュール112およびアクセスモジュール113)を記憶するように構成され得る。プロセッサ131は、メモリ132に記憶されたソフトウェアプログラム、命令およびモジュールを実行することにより、UEの少なくとも1種の機能アプリケーションおよびデータ処理を実行し、即ち、上記デュアル接続アンカのアクセス方法を実現する。
【0104】
メモリ132は、プログラム記憶エリアおよびデータ記憶エリアを備えてもよく、ここで、プログラム記憶エリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データ記憶エリアは、UEの使用に基づいて作成されたデータ等を記憶することができる。また、メモリ132は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリ、または他の不揮発性固体記憶デバイスのよう不揮発性メモリを更に含んでもよい。
【0105】
送信機133は、無線周波数信号を空間に送信できるモジュールまたはデバイスの組み合わせであり、例えば、無線周波数送信機、アンテナおよび他のデバイスの組み合わせを含む。受信機134は、空間から無線周波数信号を受信できるモジュールまたはデバイスの組み合わせであり、例えば、無線周波数受信機、アンテナおよび他のデバイスの組み合わせを含む。
【0106】
図14は、一実施例に係るアクセスポイントの構造模式図であり、図14に示すように、該アクセスポイントは、プロセッサ141、メモリ142、送信機143および受信機144を備え、アクセスポイントにおけるプロセッサ141の数は、1つまたは複数であってもよく、図14において、1つのプロセッサ141を例とし、アクセスポイントにおけるプロセッサ141とメモリ142、送信機143と受信機144は、バスまたは他の方式で接続することができ、図14において、バスを介して接続することを例とする。
【0107】
メモリ142は、コンピュータ可読記憶媒体として、ソフトウェアプログラム、コンピュータ実行可能プログラムおよびモジュール、例えば、本願の図3図4の実施例におけるデュアル接続アンカのアクセス方法に対応するプログラム命令/モジュール(例えば、デュアル接続アンカのアクセス装置におけるブロードキャストモジュール121、受信モジュール122および送信モジュール123)を記憶するように構成され得る。プロセッサ141は、メモリ142に記憶されたソフトウェアプログラム、命令およびモジュールを実行することにより、アクセスポイントの少なくとも1種の機能アプリケーションおよびデータ処理を実行し、即ち、上記デュアル接続アンカのアクセス方法を実現する。
【0108】
メモリ142は、プログラム記憶エリアおよびデータ記憶エリアを備えてもよく、ここで、プログラム記憶エリアは、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データ記憶エリアは、アクセスポイントの使用に基づいて作成されたデータ等を記憶することができる。また、メモリ142は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリ、または他の不揮発性固体記憶デバイスのよう不揮発性メモリを更に含んでもよい。
【0109】
送信機143は、無線周波数信号を空間に送信できるモジュールまたはデバイスの組み合わせであり、例えば、無線周波数送信機、アンテナおよび他のデバイスの組み合わせを含む。受信機144は、空間から無線周波数信号を受信できるモジュールまたはデバイスの組み合わせであり、例えば、無線周波数受信機、アンテナおよび他のデバイスの組み合わせを含む。
【0110】
本願の実施例は、コンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体を更に提供し、コンピュータ実行可能命令は、コンピュータのプロセッサにより実行されると、デュアル接続アンカのアクセス方法を実行することに用いられ、該方法は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示を受信することと、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントを選択してアクセスされる周波数ポイントとすることと、選択した周波数ポイントでネットワークにアクセスすることとを含む。
【0111】
本願の実施例は、コンピュータ実行可能命令を含む記憶媒体を更に提供し、コンピュータ実行可能命令は、コンピュータプロセッサにより実行されると、デュアル接続アンカのアクセス方法を実行することに用いられ、該方法は、デュアル接続アンカ周波数ポイント指示をブロードキャストすることと、UEがデュアル接続アンカ周波数ポイント指示における1つの周波数ポイントで送信したアクセス要求を受信することと、UEをネットワークにアクセスさせるために、アクセス応答をUEに送信することとを含む。
【0112】
以上は、本願の例示的な実施例に過ぎず、本願の保護範囲を限定するためのものではない。
【0113】
ユーザ端末という用語は、任意の適当なタイプの無線ユーザ機器を含み、例えば、携帯電話機、携帯型データ処理装置、携帯型ネットワークブラウザまたは車載移動局を含む。
【0114】
本願の様々な実施例は、ハードウェアまたは特定用途向け回路、ソフトウェア、論理またはその任意の組み合わせで実現できる。例えば、一部の態様はハードウェアで実現でき、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサまたは他の計算装置により実行可能なファームウェアまたはソフトウェアで実現できる。
【0115】
本願の実施例は、移動装置のデータプロセッサによりコンピュータプログラム命令を実行することで実現でき、例えば、プロセッサのエンティティにおいて、ハードウェアにより、またはソフトウェアとハードウェアとの組み合わせにより実現できる。コンピュータプログラム命令は、アセンブリ命令、命令セットアーキテクチャ(Instruction Set Architecture、ISA)命令、機械命令、機械関連命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、または1種または複数種のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはターゲットコードであってもよい。
【0116】
本願の図における任意の論理フローのブロック図は、プログラムステップを表してもよいし、互いに接続された論理回路、モジュールおよび機能を表してもよいし、プログラムステップと論理回路、モジュールおよび機能との組み合わせを表してもよい。コンピュータプログラムはメモリに記憶されてもよい。メモリは、ローカルな技術環境に適した任意のタイプを有することができ、且つ、任意の適当なデータ記憶技術で実現できる。例えば、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、光記憶デバイスおよびシステム(デジタル多機能ディスク(Digital Video Disc、DVD)または光ディスク(Compact Disc、CD))等を含んでもよいが、これらに限定されない。コンピュータ可読媒体は、非一時的な記憶媒体を含んでもよい。データプロセッサは、ローカルな技術環境に適した任意のタイプであってもよく、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブル論理デバイス(Field-Programmable Gate Array、FPGA)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサであってもよいが、これらに限定されない。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14