(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-04
(45)【発行日】2024-01-15
(54)【発明の名称】ストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置
(51)【国際特許分類】
H05B 47/17 20200101AFI20240105BHJP
H05B 47/16 20200101ALI20240105BHJP
【FI】
H05B47/17
H05B47/16
(21)【出願番号】P 2023097391
(22)【出願日】2023-06-14
【審査請求日】2023-06-14
(31)【優先権主張番号】202310067989.7
(32)【優先日】2023-01-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】317016394
【氏名又は名称】厦門普為光電科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】盧福星
(72)【発明者】
【氏名】周国華
【審査官】安食 泰秀
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-014897(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05B 47/17
H05B 47/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部電源に接続される駆動モジュールと、
前記駆動モジュールに接続される発光モジュールと、
前記外部電源に接続される充電モジュールと、
前記充電モジュール及び前記発光モジュールに接続される充電電源モジュールと、
前記外部電源に接続される給電検出モジュールと、
前記駆動モジュール、前記給電検出モジュール及び前記充電電源モジュールに接続される制御モジュールと、を含み、
前記給電検出モジュールは、前記外部電源の入力電圧を検出し、前記制御モジュールは、前記外部電源の入力電圧が低電位であると判定した時、ストレージモードカウントプログラムをトリガし、前記外部電源の入力電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達した時にスリープモードに入ることを特徴とするストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項2】
前記制御モジュールが前記スリープモードに入った後、前記制御モジュールは、前記充電電源モジュールの待機電流を減らし、前記発光モジュールをオフし、前記充電電源モジュールと前記発光モジュールの接続を切断することを特徴とする請求項1に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項3】
前記制御モジュールは、前記外部電源の入力電圧の電位変化の回数が前記所定時間内に前記所定回数を超えている、又は達していないと判定した場合、前記ストレージモードカウントプログラムを中断し、前記給電検出モジュールを介して前記外部電源の入力電圧を検出し続けることを特徴とする請求項1に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項4】
整流及びフィルタリングモジュールを更に含み、前記駆動モジュール及び前記充電電源モジュールは、前記整流及びフィルタリングモジュールを介して前記外部電源に接続されることを特徴とする請求項1に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項5】
電圧変換モジュールを更に含み、前記充電電源モジュールは、前記電圧変換モジュールを介して前記発光モジュールに接続されることを特徴とする請求項1に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項6】
前記充電モジュールは、前記給電検出モジュールを介して前記制御モジュールに接続され、前記給電検出モジュールは、前記充電モジュールの充電電圧を検出し、前記制御モジュールは、前記充電モジュールの充電電圧が低電位であると判定した時、前記ストレージモードカウントプログラムをトリガし、前記充電モジュールの充電電圧の電位変化の回数が前記所定時間内に前記所定回数に達したと判定した時、前記スリープモードに入ることを特徴とする請求項1に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項7】
前記制御モジュールが前記充電モジュールの充電電圧の電位変化の回数が前記所定時間内に前記所定回数を超えている、又は達していないと判定した場合、前記ストレージモードカウントプログラムを中断し、前記給電検出モジュールを介して前記充電モジュールの充電電圧を検出し続けることを特徴とする請求項6に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項8】
充電電源電圧検出モジュールを更に含み、前記充電電源モジュールは、前記充電電源電圧検出モジュールを介して前記駆動モジュールに接続され、前記充電電源モジュールの電圧を検出し、前記制御モジュールは、前記充電電源電圧検出モジュールが、前記充電電源モジュールの電圧が所定の過放電電圧値よりも低いことを検出したと判定した時に低電圧保護プログラムを実行することを特徴とする請求項1に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項9】
前記制御モジュールが前記低電圧保護プログラムを実行する時、前記発光モジュールが所定警告時間内に警告モードに入るように制御することを特徴とする請求項8に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【請求項10】
前記制御モジュールは、前記所定警告時間が経過した後、前記充電電源モジュールと前記発光モジュールとの接続を切断し、前記スリープモードに入ることを特徴とする請求項9に記載のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明装置、特にストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
産業用照明装置(防爆ライトなど)の大部分は、可燃性ガスや粉塵が充満する作業場(鉱山、油田、工場など)で使用され、周囲環境の可燃性ガスや粉塵への引火を防ぎ、危険の発生率を低減する。
【0003】
但し、従来の産業用照明装置は、照明機能を提供することしかできない。これらの産業用照明装置は、停電が発生した時に非常用照明機能を提供して作業者が作業場所から迅速に離れることを補助することができない。
【0004】
更に、従来の産業用照明装置は、通常、スイッチ又はワイヤレスリモートコントロールモジュールを有し、ユーザは、このコンポーネントを介してこれらの産業用照明装置の照明機能をオフにすることができるため、これらの産業用照明装置が輸送過程又は倉庫に置かれている時に誤って作動することがない。但し、上記のコンポーネントは、産業用照明装置の防爆レベルを低下させ、国際又は国内の安全基準の要件を満たすことができなくなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、ストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態に基づき、駆動モジュール、発光モジュール、充電モジュール、充電電源モジュール、給電検出モジュール及び制御モジュールを含むストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置を提供する。駆動モジュールは、外部電源に接続される。発光モジュールは、駆動モジュールに接続される。充電モジュールは、外部電源に接続される。充電電源モジュールは、充電モジュール及び発光モジュールに接続される。給電検出モジュールは、外部電源に接続される。制御モジュールは、駆動モジュール、給電検出モジュール及び充電電源モジュールに接続される。給電検出モジュールは、外部電源の入力電圧を検出し、制御モジュールは、外部電源の入力電圧が低電位であると判定した時、ストレージモードカウントプログラムをトリガし、外部電源の入力電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達したと判定した時にスリープモードに入る。
【0007】
一実施形態において、制御モジュールが前記スリープモードに入った後、制御モジュールは、充電電源モジュールの待機電流を減らし、発光モジュールをオフし、充電電源モジュールと発光モジュールの接続を切断する。
【0008】
一実施形態において、制御モジュールは、外部電源の入力電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数を超えている、又は達していないと判定した場合、ストレージモードカウントプログラムを中断し、給電検出モジュールを介して外部電源の入力電圧を検出し続ける。
【0009】
一実施形態において、整流及びフィルタリングモジュールを更に含み、駆動モジュール及び充電電源モジュールは、整流及びフィルタリングモジュールを介して外部電源に接続される。
【0010】
一実施形態において、電圧変換モジュールを更に含み、充電電源モジュールは、電圧変換モジュールを介して発光モジュールに接続される。
【0011】
一実施形態において、充電モジュールは、給電検出モジュールを介して制御モジュールに接続される。給電検出モジュールは、充電モジュールの充電電圧を検出する。制御モジュールは、充電モジュールの充電電圧が低電位であると判定した時、ストレージモードカウントプログラムをトリガし、充電モジュールの充電電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達した時、スリープモードに入る。
【0012】
一実施形態において、制御モジュールが充電モジュールの充電電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数を超えている、又は達していないと判定した場合、前記ストレージモードカウントプログラムを中断し、前記給電検出モジュールを介して前記充電モジュールの充電電圧を検出し続ける。
【0013】
一実施形態において、充電電源電圧検出モジュールを更に含み、充電電源モジュールは、充電電源電圧検出モジュールを介して駆動モジュールに接続され、充電電源モジュールの電圧を検出し、制御モジュールは、充電電源電圧検出モジュールが、充電電源モジュールの電圧が所定の過放電電圧値よりも低いことを検出したと判定した時に低電圧保護プログラムを実行する。
【0014】
一実施形態において、制御モジュールが低電圧保護プログラムを実行する時、発光モジュールが所定警告時間内に警告モードに入るように制御する。
【0015】
一実施形態において、制御モジュールは、所定警告時間が経過した後、充電電源モジュールと発光モジュールとの接続を切断し、スリープモードに入る。
【発明の効果】
【0016】
上記に基づいて、本発明の実施形態によるストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置は、以下の利点の1つ又は複数を有することができる。
(1)本発明の一実施形態では、産業非常用照明装置に外部電源の入力電圧を検出できる給電検出モジュールを有し、制御モジュールは、外部電源の入力電圧が低電位であると判定した時、ストレージモードカウントプログラムをトリガするように制御し、外部電源の入力電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達した時、スリープモードに入る。従って、ユーザは、外部スイッチ(壁のスイッチなど)を介して産業非常用照明装置がスリープモードに入るようにアクティブに制御する。上記のストレージモードカウントプログラムが産業非常用照明装置にアクティブなストレージモードトリガメカニズムを提供させることができ、産業非常用照明装置が輸送過程又は倉庫に置かれている時に誤って作動する状況の発生を効果的に防ぎ、産業非常用照明装置が輸送又は倉庫に置かれている時に損壊することを効果的に防ぐことができる。
(2)本発明の一実施形態では、産業非常用照明装置は、ストレージモードカウントプログラムを実行でき、産業非常用照明装置にアクティブなストレージモードトリガメカニズムを提供できる。上記のアクティブなストレージモードトリガメカニズムは、スイッチ又はワイヤレスリモートコントロールモジュールを必要とせず、輸送過程又は倉庫に置かれている時に産業用照明装置が誤って作動するのを効果的に防ぐことができる。従って、産業非常用照明装置の防爆レベルを大幅に向上させて、国際又は国内の安全基準の要件を満たすことができる。
(3)本発明の一実施形態では、産業非常用照明装置は、通常照明モードと非常用照明モードの両方を備えているため、都市電源が正常な状態にある時に照明機能を提供することができ、更に都市電源が異常状態となって停電になった時に非常用照明機能を提供することができる。従って、産業非常用照明装置の機能を更に向上させることができ、応用を更に広げることができる。
(4)本発明の一実施形態では、産業非常用照明装置は、充電電源モジュールの電圧を検出できる充電電源電圧検出モジュールを有することができる。制御モジュールが充電電源電圧検出モジュールによって検出された充電電源モジュールの電圧が所定の過放電電圧値よりも低いと判定した時、低圧保護プログラムを実行し、充電電源モジュールと発光モジュールの接続を切断する。従って、産業非常用照明装置は、低電圧保護機能を提供し、充電電源モジュールの使用寿命を効果的に延ばすことができる。
(5)本発明の一実施形態では、産業非常用照明装置は、低電圧保護プログラムを実行し、発光モジュールを制御し、所定の警告時間内に警告モードに入るように制御することができる。従って、産業非常用照明装置は、更に警告機能を提供し、ユーザに充電電源モジュールの電圧が低すぎる場合に必要な措置を講じるように知らせることができる。上記のメカニズムは、充電電源モジュールの使用寿命を延ばし、産業非常用照明装置の信頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】本発明の一実施形態のストレージモードトリガ回路を有する産業非常用照明装置の回路構造のブロック図である。
【
図2】本発明の一実施形態のストレージモードトリガ回路を有する産業非常用照明装置の給電検出モジュール及び充電電源電圧検出モジュールの回路図である。
【
図3】本発明の別の実施形態のストレージモードトリガ回路を有する産業非常用照明装置の回路構造のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下の実施形態では、本発明の詳細な特徴及び利点を説明し、その内容は、当業者に本発明の技術内容を理解し、それに応じて実施可能にさせるのに十分であり、且つ本明細書の開示内容、特許請求の範囲及び図面により、当業者が本発明に関する目的及び利点を容易に理解できるようにする。
【0019】
以下では、関連する図面を参照し、本発明のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置の実施形態について説明するが、分かり易く且つ図面で説明し易くするために、図面内の各部材は、寸法及び比率を誇張又は縮小して示し得る。以下の説明及び/又は特許請求の範囲において、部材が別の部材に「接続」又は「結合」すると述べる場合、それは、当該別の部材に直接的な接続又は結合してもよく、仲介する部材が存在してもよい。部材が別の部材に「直接接続」又は「直接結合」すると述べる場合、仲介する部材が存在せず、部材又は層間の関係を説明するための他の用語についても同様に解釈されるべきである。理解し易くするため、以下の実施形態における同じ部材は、同じ符号で示して説明する。
【0020】
図1は、本発明の一実施形態のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置の回路構造のブロック図である。図に示すように、産業非常用照明装置1は、整流及びフィルタリングモジュール11、充電モジュール12、充電電源モジュール13、給電検出モジュール14、充電電源電圧検出モジュール15、電圧変換モジュール16、制御モジュール17、駆動モジュール18及び発光モジュール19を含む。
【0021】
整流及びフィルタリングモジュール11は、外部電源PSに接続される。一実施形態では、整流及びフィルタリングモジュール11は、整流回路(フルブリッジ整流器、ハーフブリッジ整流器など)、フィルタ回路及び他の必要な回路を含むことができる。一実施形態では、外部電源PSは、都市電源、発電機又はその他の従来の電源であってよい。
【0022】
駆動モジュール18は、整流及びフィルタリングモジュール11に接続される。整流及びフィルタリングモジュール11は、外部電源PSの入力電圧を受け取り、出力電圧を生成して駆動モジュール18に電力を供給する。一実施形態では、駆動モジュール18は、発光ダイオード(LED)駆動器又は他の既存の光源駆動器であってよい。
【0023】
発光モジュール19は、駆動モジュール18に接続される。一実施形態では、発光モジュール19は、発光ダイオード、蛍光灯又は他の従来の光源であってよい。
【0024】
充電モジュール12は、整流及びフィルタリングモジュール11及び充電電源モジュール13に接続される。充電モジュール12は、整流及びフィルタリングモジュール11の出力電圧を受け取り、充電電源モジュール13を充電する。従って、外部電源PSが正常な状態にある時、産業非常用照明装置1は、充電モードを同時に実行して充電電源モジュール13を充電することができる。一実施形態では、充電モジュール12は、充電回路及び他の必要な回路を含むことができる。
【0025】
制御モジュール17は、給電検出モジュール14を介して外部電源PSに接続され、充電電源電圧検出モジュール15及び電圧変換モジュール16を介して充電電源モジュール13に接続される。制御モジュール17が給電検出モジュール14を介して外部電源PSの入力電圧を検出し、外部電源PS(都市電源)が正常な状態にあると判定した場合、制御モジュール17は、駆動モジュール18を制御して駆動信号を生成する。次に、発光モジュール19は、駆動モジュール18によって生成された駆動信号を受信する。このようにして、発光モジュール19は、駆動モジュール18によって駆動されて発光することができる。このように、産業非常用照明装置1は、通常照明モードを提供し、外部電源PSが正常な状態にある時に、照明機能を提供することができる。
【0026】
また、充電電源電圧検出モジュール15は、充電電源モジュール13の電圧を検出することができる。制御モジュール17は、充電電源電圧検出モジュール15が充電電源モジュール13の電圧が所定の過放電電圧値よりも低いことを検出した時に低電圧保護プログラムを実行する。一実施形態では、制御モジュール17は、マイクロコントローラ(MCU)、中央処理装置(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他の類似の部材であってよい。一実施形態では、電圧変換モジュール16は、昇圧変換器、昇降圧変換器又は他の類似の部材であってよい。一実施形態では、充電電源モジュール13は、リチウム電池、リン酸鉄リチウム電池、ニッケル水素電池、又は他の類似の部材であってよい。
【0027】
充電電源モジュール13は、同時に電圧変換モジュール16を介して発光モジュール19に接続される。制御モジュール17が給電検出モジュール14を介して外部電源PSの入力電圧を検出し、外部電源PS(都市電源)が異常状態にあると判定した時、制御モジュール17は、電圧変換モジュール16をオンにし、充電電源モジュール13に電圧変換モジュール16を介して発光モジュール19へ給電させる。このようにして、発光モジュール19は、電圧変換モジュール16によって駆動されて発光することができる。このように、産業非常用照明装置1は、非常用照明モードを提供し、外部電源PSが異常状態にある場合に照明機能を提供することができる。
【0028】
本実施形態では、産業非常用照明装置1は、アクティブストレージモードトリガメカニズムを提供することができる。ユーザは、外部スイッチ(壁のスイッチなど)を介して産業非常用照明装置1のストレージモードをトリガし、産業非常用照明装置1を保管又は輸送に適した状態にさせることができる。給電検出モジュール14は、外部電源PSの入力電圧を検出する。ユーザが外部スイッチをオフにする時、制御モジュール17が外部電源PSの入力電圧が低電位であると判定した時、ストレージモードカウントプログラムをトリガする。ユーザは、所定の時間に外部スイッチを数回繰り返しオン/オフすることができる。このように、外部電源PSの入力電圧が低電位と高電位の間で数回変化する。制御モジュール17が外部電源PSにおける入力電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達したと判定した時、制御モジュール17は、スリープモードに入る。逆に、制御モジュール17は、外部電源PSの入力電圧の電位変化回数が所定時間内に所定回数を超えている、又は達していないと判定した場合、ストレージモードカウントプログラムを中断し、給電検出モジュール14を介して外部電源PSの入力電圧を検出し続ける。
【0029】
例えば、所定時間が2秒である場合、所定回数は3回である。制御モジュール17が外部電源PSにおける入力電圧が低電位から高電位に変化したと判定する時、制御モジュール17は、1回カウントし、所定時間が経過したかどうかを判定する。制御モジュール17が、所定時間が経過していないと判定した場合、制御モジュール17は、カウントを継続する。制御モジュール17は、所定時間が経過するまでカウントを継続する。その後、制御モジュール17が外部電源PSの入力電圧の電位変化の回数が3回に達した場合、制御モジュール17がスリープモードに入る。制御モジュール17が、外部電源PS入力電圧の電位変化の回数が3回を超えているか、又は3回に達していないと判定した場合、制御モジュール17は、ストレージモードカウントプログラムを停止し、給電検出モジュール14を介して外部電源PSの入力電圧を検出し続ける。.上記の所定時間と所定回数は、実際の必要に応じて調整することができる。
【0030】
制御モジュール17がスリープモードに入る時、制御モジュール17は、充電電源モジュール13の待機電流を減少させ、発光モジュール19をオフにする。同時に、制御モジュール17は、電圧変換モジュール16をオフにして、充電電源モジュール13と発光モジュール19と接続を切断する。
【0031】
制御モジュール17がスリープモードにある時に再び高電位の外部電源PSの入力電圧を検出した時、制御モジュール17は、産業非常用照明装置1が外部電源PSに接続され且つ外部電源PSが正常な状態であると判定する。その後、制御モジュール17は、スリープモードを中断し、産業非常用照明装置1は、再び通常の照明モードに復帰し、同時に充電モードを実行することができる。
【0032】
上記から分かるように、ユーザは、外部スイッチ(壁のスイッチなど)を介して産業非常用照明装置1がスリープモードに入るようにアクティブに制御することができる。上記のストレージモードカウントプログラムが産業非常用照明装置1にアクティブなストレージモードトリガメカニズムを提供させることができ、産業非常用照明装置1が輸送又は倉庫に置かれている時に誤って作動する状況の発生を防ぎ、産業非常用照明装置1が輸送又は倉庫に置かれている時に損壊することを防ぐことができる。
【0033】
また、上述のアクティブなストレージモードトリガメカニズムは、スイッチ又はワイヤレスリモートコントロールモジュールを必要とせず、産業用照明装置1が輸送過程又は倉庫に置かれている時に誤って作動するのを効果的に防ぐことができる。従って、産業非常用照明装置1の防爆レベルを大幅に向上させ、国際又は国内の安全基準の要件を満たすことができる。
【0034】
また、産業非常用照明装置1は、通常照明モードと非常用照明モードを同時に備えているため、外部電源PS(都市電源)が通常状態にある時に照明機能を提供することができるだけでなく、外部電源PSが異常状態にあって停電した時にも非常照明機能を提供することができる。従って、産業非常用照明装置1の機能を更に向上させることができ、応用を更に広げることができる。
【0035】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0036】
図2は、本発明の一実施形態のストレージモードトリガ回路を有する産業非常用照明装置の給電検出モジュール及び充電電源電圧検出モジュールの回路図である。図に示すように、給電検出モジュール14は、第1コンデンサC11、第2コンデンサC12、プルアップ抵抗R17、第1抵抗R19、第2抵抗R20、第3抵抗R21、ダイオードD8、スイッチQ2を有する。給電検出モジュール14は、第1ノードN1、第2ノードN2、第3ノードN3及び第4ノードN4を有する。第1ノードN1は、ダイオードD8のカソードに接続され、ダイオードD8のアノードは、外部電源PSに接続される。第2ノードN2は、接地点GNDに接続される。第2コンデンサC12の一端は、第1ノードN1に接続され、第2コンデンサC12の他端は、第2ノードN2に接続される。第3抵抗R21の一端は、第1ノードN1に接続され、第3抵抗R21の他端は、第2ノードN2に接続される。第1抵抗R19の一端は、第1ノードN1に接続され、第1抵抗R19の他端は、第3ノードN3に接続される。第2抵抗R20の一端は、第3ノードN3に接続され、第2抵抗R20の他端は、第2ノードN2に接続される。第1コンデンサC11の一端は、第3ノードN3に接続され、第1コンデンサC11の他端は、第2ノードN2に接続される。スイッチQ2は、トライオード(BJT)であってよく、スイッチQ2のベースは、第3ノードN3に接続され、スイッチQ2のコレクタは、第4ノードN4に接続され、スイッチQ2のエミッタは、第2ノードN2に接続される。プルアップ抵抗R17の一端は、第4ノードN4に接続され、プルアップ抵抗R17の他端は、動作電圧源Vccに接続される。
【0037】
制御モジュール17は、第1ピンP1、第2ピンP2、第3ピンP3、第4ピンP4、第5ピンP5、第6ピンP6、第7ピンP7及び第8ピンP8を有する。第1ピンP1は、動作電圧源Vccに接続される。第8ピンP8は、接地点GNDに接続され、第1ピンP1と第8ピンP8との間には、第3コンデンサC10を更に有する。第5ピンP5は、出力抵抗R18を介して駆動モジュール18に接続され、制御モジュール17に駆動モジュール18を制御できるようにさせる。第7ピンP7は、第4ノードN4に接続される。
【0038】
外部電源PSが正常に動作している場合、外部電源PSの入力電圧は、高電位である。この時、ダイオードD8がオンとなり、第1抵抗R19と第2抵抗R20が分圧効果を提供し、第3ノードN3と第2ノードN2との間に電位差をもたせる。同時に、スイッチQ2がオンになり、第8端子P8で検出される電圧は、低電位になる。この場合、制御モジュール17は、外部電源PSの入力電圧が高電位であり且つ正常に動作していると判定する。ここで、第1コンデンサC11と第2コンデンサC12は、電圧安定化効果を提供し、第3抵抗R21は、放電抵抗である。
【0039】
逆に、外部電源PSが異常状態にある時(又は産業非常用照明装置1に接続されていない)、外部電源PSの入力電圧は低電位となる。スイッチQ2はオフし、スイッチQ2は導通しない。この場合、第8端子P8で検出される電圧は、高電位(プルアップ抵抗R17の他端の電圧)である。従って、制御モジュール17によって判定される入力電圧は、低電位であり且つ異常状態にある。
【0040】
充電電源電圧検出モジュール15は、第4抵抗R38、第5抵抗R39、第6抵抗R40及び第4コンデンサC29を有する。第4抵抗R38の一端は、充電電源モジュール13に接続され、第4抵抗R38の他端は、第5抵抗R39の一端に接続される。第5抵抗R39の他端は、第5ノードN5に接続され、第5ノードN5は、第5ピンP5に接続される。第6抵抗R40の一端は、第5ノードN5に接続され、第6抵抗R40の他端は、第2ノードN2に接続される。第4コンデンサC29の一端は、第5ノードN5に接続され、第4コンデンサC29の他端は、第2ノードN2に接続される。
【0041】
以上の回路設計により、充電電源電圧検出モジュール15は、充電電源モジュール13の電圧を検出することができる。制御モジュール17は、充電電源電圧検出モジュール15が、充電電源モジュール13の電圧が所定の過放電電圧値よりも低いことを検出したと判定した時、低電圧保護プログラムを実行する。制御モジュール17は、低電圧保護プログラムを実行する時に低周波信号を電圧変換モジュール16に送信し、発光モジュール19が所定の警告時間(1分間、2分間…等)内に警告モードに入る(例えば、発光モジュール19が点滅する)ように制御する。その後、制御モジュール17は、所定の警告時間の経過後に電圧変換モジュール16をオフにし、充電電源モジュール13と発光モジュール19との接続を切断し、その後、スリープモードに入る。
【0042】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0043】
なお、従来の産業用照明装置は、従来の産業用照明装置は、照明機能を提供することしかできない。これらの産業用照明装置は、停電が発生した時に非常用照明機能を提供して作業者が作業場所から迅速に離れることを補助することができない。また、従来の産業用照明装置は、通常、スイッチ又はワイヤレスリモートコントロールモジュールを有し、ユーザは、このコンポーネントを介してこれらの産業用照明装置の照明機能をオフにすることができるため、これらの産業用照明装置が輸送過程又は倉庫に置かれている時に誤って作動することがない。但し、上記のコンポーネントは、産業用照明装置の防爆レベルを低下させ、国際又は国内の安全基準の要件を満たすことができなくなる。これに対し、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置に外部電源の入力電圧を検出できる給電検出モジュールを有し、制御モジュールは、外部電源の入力電圧が低電位である時、ストレージモードカウントプログラムをトリガするように制御し、外部電源の入力電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達した時、スリープモードに入る。従って、ユーザは、外部スイッチ(壁のスイッチなど)を介して産業非常用照明装置がスリープモードに入るようにアクティブに制御する。上記のストレージモードカウントプログラムが産業非常用照明装置にアクティブなストレージモードトリガメカニズムを提供させることができ、産業非常用照明装置が輸送過程又は倉庫に置かれている時に誤って作動する状況の発生を効果的に防ぎ、産業非常用照明装置が輸送又は倉庫に置かれている時に損壊することを効果的に防ぐことができる。
【0044】
また、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置は、ストレージモードカウントプログラムを実行でき、産業非常用照明装置にアクティブなストレージモードトリガメカニズムを提供できる。上記のアクティブなストレージモードトリガメカニズムは、スイッチ又はワイヤレスリモートコントロールモジュールを必要とせず、輸送過程又は倉庫に置かれている時に産業用照明装置が誤って作動するのを効果的に防ぐことができる。従って、産業非常用照明装置の防爆レベルを大幅に向上させて、国際又は国内の安全基準の要件を満たすことができる。
【0045】
また、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置は、通常照明モードと非常用照明モードの両方を備えているため、都市電源が正常な状態にある時に照明機能を提供することができ、更に都市電源が異常状態となって停電になった時に非常用照明機能を提供することができる。従って、産業非常用照明装置の機能を更に向上させることができ、応用を更に広げることができる。
【0046】
また、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置は、充電電源モジュールの電圧を検出できる充電電源電圧検出モジュールを有することができる。制御モジュールが充電電源電圧検出モジュールによって検出された充電電源モジュールの電圧が所定の過放電電圧値よりも低いと判定した時、低圧保護プログラムを実行し、充電電源モジュールと発光モジュールの接続を切断する。従って、産業非常用照明装置は、低電圧保護機能を提供し、充電電源モジュールの使用寿命を効果的に延ばすことができる。
【0047】
更に、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置は、低電圧保護プログラムを実行し、発光モジュールを制御し、所定の警告時間内に警告モードに入るように制御することができる。従って、産業非常用照明装置は、更に警告機能を提供し、ユーザに充電電源モジュールの電圧が低すぎる場合に必要な措置を講じるように知らせることができる。上記のメカニズムは、充電電源モジュールの使用寿命を延ばし、産業非常用照明装置の信頼性を向上させることができる。上記から、本発明の実施形態によるストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置は、確かに優れた技術的効果を達成できることが分かる。
【0048】
図3は、本発明の別の実施形態のストレージモードトリガ回路を有する産業非常用照明装置の回路構造のブロック図である。図に示すように、産業非常用照明装置1は、整流及びフィルタリングモジュール11、充電モジュール12、充電電源モジュール13、給電検出モジュール14、充電電源電圧検出モジュール15、電圧変換モジュール16、制御モジュール17、駆動モジュール18及び発光モジュール19を含む。
【0049】
上記の各部材は、前述の実施形態と同様であるため、ここでは繰り返し説明しない。前述の実施形態とは異なる点として、本実施形態では、充電モジュール12は、給電検出モジュール14に接続され、充電モジュール12に給電検出モジュール14を介して制御モジュール17に接続させることができる。このように、制御モジュール17は、給電検出モジュール14を介して充電モジュール12の充電電圧を検出し、アクティブなストレージモードトリガメカニズムを実行することができる。
【0050】
給電検出モジュール14は、充電モジュール12の充電電圧を検出する。制御モジュール17は、充電モジュール13の充電電圧が低電位であると判定した時、前述のストレージモードカウントプログラムをトリガし、充電モジュールの充電電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達したと判定した時にスリープモードに入る。逆に、制御モジュール17が、充電モジュール13の充電電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数を超えている、又は達していないと判定した場合、ストレージモードカウントプログラムを中断し、給電検出モジュール14を介して充電モジュール13の充電電圧を検出し続ける。
【0051】
同様に、制御モジュール17がスリープモードに入った後、制御モジュール17は、充電電源モジュール13の待機電流を減少させ、発光モジュール19をオフにする。同時に、制御モジュール17は、電圧変換モジュール16をオフにし、充電電源モジュール13と発光モジュール19との接続を遮断する。
【0052】
制御モジュール17がスリープモードにある時、再び高電位の外部電源PSの入力電圧を検出した場合、制御モジュール17は、産業非常用照明装置1が外部電源PSに接続され且つ外部電源PSが正常な状態であると判定する。その後、制御モジュール17は、スリープモードを中断し、産業非常用照明装置1を再び通常照明モードに復帰させ、同時に充電モードを実行させることができる。
【0053】
当然ながら、本実施形態は、例示説明に用いるのみであって本発明の範囲を制限するものではなく、本実施形態のストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置に基づいて行う均等の修正又は変更は、依然として本発明の保護範囲に含まれるべきである。
【0054】
まとめると、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置に外部電源の入力電圧を検出できる給電検出モジュールを有し、制御モジュールは、外部電源の入力電圧が低電位である時、ストレージモードカウントプログラムをトリガするように制御し、外部電源の入力電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達した時、スリープモードに入る。従って、ユーザは、外部スイッチ(壁のスイッチなど)を介して産業非常用照明装置がスリープモードに入るようにアクティブに制御する。上記のストレージモードカウントプログラムが産業非常用照明装置にアクティブなストレージモードトリガメカニズムを提供させることができ、産業非常用照明装置が輸送過程又は倉庫に置かれている時に誤って作動する状況の発生を効果的に防ぎ、産業非常用照明装置が輸送又は倉庫に置かれている時に損壊することを効果的に防ぐことができる。
【0055】
また、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置は、ストレージモードカウントプログラムを実行でき、産業非常用照明装置にアクティブなストレージモードトリガメカニズムを提供できる。上記のアクティブなストレージモードトリガメカニズムは、スイッチ又はワイヤレスリモートコントロールモジュールを必要とせず、輸送過程又は倉庫に置かれている時に産業用照明装置が誤って作動するのを効果的に防ぐことができる。従って、産業非常用照明装置の防爆レベルを大幅に向上させて、国際又は国内の安全基準の要件を満たすことができる。
【0056】
また、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置は、通常照明モードと非常用照明モードの両方を備えているため、都市電源が正常な状態にある時に照明機能を提供することができ、更に都市電源が異常状態となって停電になった時に非常用照明機能を提供することができる。従って、産業非常用照明装置の機能を更に向上させることができ、応用を更に広げることができる。
【0057】
また、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置は、充電電源モジュールの電圧を検出できる充電電源電圧検出モジュールを有することができる。制御モジュールが充電電源電圧検出モジュールによって検出された充電電源モジュールの電圧が所定の過放電電圧値よりも低いと判定した時、低圧保護プログラムを実行し、充電電源モジュールと発光モジュールの接続を切断する。従って、産業非常用照明装置は、低電圧保護機能を提供し、充電電源モジュールの使用寿命を効果的に延ばすことができる。
【0058】
更に、本発明の実施形態によれば、産業非常用照明装置は、低電圧保護プログラムを実行し、発光モジュールを制御し、所定の警告時間内に警告モードに入るように制御することができる。従って、産業非常用照明装置は、更に警告機能を提供し、ユーザに充電電源モジュールの電圧が低すぎる場合に必要な措置を講じるように知らせることができる。上記のメカニズムは、充電電源モジュールの使用寿命を延ばし、産業非常用照明装置の信頼性を向上させることができる。上記から、本発明の実施形態によるストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置は、確かに優れた技術的効果を達成できることが分かる。
【0059】
本明細書では上記各実施形態につき説明を行っているが、本発明の特許請求の範囲を制限するものではないことに留意すべきである。従って、本発明の革新的理念に基づく、本明細書に記載の実施形態への変更及び修正、又は本発明の明細書及び図面の内容を用いて行われる均等の構造又は均等の過程の置換、直接的又は間接的に上記技術案をその他の関連する技術分野に適用することは、何れも本発明の特許請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0060】
1 産業非常用照明装置
11 整流及びフィルタリングモジュール
12 充電モジュール
13 充電電源モジュール
14 給電検出モジュール
15 充電電源電圧検出モジュール
16 電圧変換モジュール
17 制御モジュール
18 駆動モジュール
19 発光モジュール
PS 外部電源
C11 第1コンデンサ
C12 第2コンデンサ
C10 第3コンデンサ
C29 第4コンデンサ
R17 プルアップ抵抗
R18 出力抵抗
R19 第1抵抗
R20 第2抵抗
R21 第3抵抗
R38 第4抵抗
R39 第5抵抗
R40 第6抵抗
Q2 スイッチ
D8 ダイオード
GND 接地点
Vcc 動作電圧源
N1 第1ノード
N2 第2ノード
N3 第3ノード
N4 第4ノード
N5 第5ノード
P1 第1ピン
P2 第2ピン
P3 第3ピン
P4 第4ピン
P5 第5ピン
P6 第6ピン
P7 第7ピン
P8 第8ピン
P9 第9ピン
【要約】
【課題】ストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置を提供する。
【解決手段】
ストレージモードトリガ回路を備えた産業非常用照明装置は駆動モジュール、発光モジュール、充電モジュール、充電電源モジュール、給電検出モジュール及び制御モジュールを含む。駆動モジュール、充電モジュール及び給電モジュールは、外部電源に接続され、発光モジュールは、駆動モジュールに接続され、充電電源モジュールは、充電モジュール及び発光モジュールに接続され、制御モジュールは、駆動モジュール、給電検出モジュール及び充電電源モジュールに接続される。給電検出モジュールは、外部電源の入力電圧を検出し、制御モジュールは、外部電源の入力電圧が低電位であると判定した時、ストレージモードカウントプログラムをトリガし、外部電源の入力電圧の電位変化の回数が所定時間内に所定回数に達したと判定した時にスリープモードに入る。
【選択図】
図1