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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-04
(45)【発行日】2024-01-15
(54)【発明の名称】プログラム及び情報処理装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/14 20120101AFI20240105BHJP
【FI】
G06Q50/14
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2020012815
(22)【出願日】2020-01-29
(62)【分割の表示】P 2019132604の分割
【原出願日】2019-07-18
(65)【公開番号】P2021018795
(43)【公開日】2021-02-15
【審査請求日】2022-07-08
【権利譲渡・実施許諾】特許権者において、権利譲渡・実施許諾の用意がある。
(73)【特許権者】
【識別番号】518388498
【氏名又は名称】株式会社MaaS Tech Japan
(74)【代理人】
【識別番号】100176072
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 功
(72)【発明者】
【氏名】日高 洋祐
【審査官】松田 岳士
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-148060(JP,A)
【文献】特開2003-050134(JP,A)
【文献】特開2001-195459(JP,A)
【文献】特開2003-302240(JP,A)
【文献】特開2017-096636(JP,A)
【文献】特開2009-145375(JP,A)
【文献】特開2005-327217(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2006-0099782(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段、
前記ユーザのスケジュールを記憶する記憶手段として機能させ、
前記検索手段は、前記ユーザのスケジュールに基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索するためのプログラム。
【請求項2】
ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段、
旅行日時を含む前記ユーザの旅行履歴を記憶する記憶手段として機能させ、
前記検索手段は、前記ユーザの旅行履歴に基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索するためのプログラム。
【請求項3】
ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段、
前記ユーザの交通に関する嗜好情報を記憶する記憶手段として機能させ、
前記提案手段は、前記検索結果が複数の場合、前記ユーザの嗜好情報に基づき、複数の検索結果の中から前記ユーザに提案する検索結果を抽出するためのプログラム。
【請求項4】
ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段として機能させ、
前記取得手段は、前記広告に紐づけられている移動手段を取得し、
前記提案手段は、前記検索結果が複数の場合、前記移動手段に基づき、複数の検索結果の中から前記ユーザに提案する検索結果を抽出するためのプログラム。
【請求項5】
ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段として機能させ、
前記取得手段は、前記広告に紐づけられている経由地情報を取得し、
前記検索手段は、前記経由地情報に基づき、前記移動経路を検索するためのプログラム。
【請求項6】
ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段、
ユーザの移動スケジュールを記憶する記憶手段、
前記提案に対して前記ユーザからの承認が得られた場合、承認が得られた移動経路の料金を含む旅行代金を決済する決済手段、
前記決済手段の決済が完了した場合、前記承認が得られた移動経路を前記移動スケジュールとして前記記憶手段に記憶するスケジュール追加手段として機能させるためのプログラム。
【請求項7】
前記スケジュール追加手段は、前記広告に紐づけられている設定スケジュールをユーザのスケジュールとして前記記憶手段に記憶する、請求項に記載のプログラム。
【請求項8】
ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段と、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
前記ユーザのスケジュールを記憶する記憶手段と、
を備え、
前記検索手段は、前記ユーザのスケジュールに基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索する情報処理装置。
【請求項9】
ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段と、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
旅行日時を含む前記ユーザの旅行履歴を記憶する記憶手段と、
を備え、
前記検索手段は、前記ユーザの旅行履歴に基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索する情報処理装置。
【請求項10】
ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段と、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
前記ユーザの交通に関する嗜好情報を記憶する記憶手段と、
を備え、
前記提案手段は、前記検索結果が複数の場合、前記ユーザの嗜好情報に基づき、複数の検索結果の中から前記ユーザに提案する検索結果を抽出する情報処理装置。
【請求項11】
ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段と、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
を備え、
前記取得手段は、前記広告に紐づけられている移動手段を取得し、
前記提案手段は、前記検索結果が複数の場合、前記移動手段に基づき、複数の検索結果の中から前記ユーザに提案する検索結果を抽出する情報処理装置。
【請求項12】
ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段と、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
を備え、
前記取得手段は、前記広告に紐づけられている経由地情報を取得し、
前記検索手段は、前記経由地情報に基づき、前記移動経路を検索する情報処理装置。
【請求項13】
ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、
前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段と、
前記端末装置から送信される前記端末装置の現在位置から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段と、
前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、
ユーザの移動スケジュールを記憶する記憶手段と、
前記提案に対して前記ユーザからの承認が得られた場合、承認が得られた移動経路の料金を含む旅行代金を決済する決済手段と、
前記決済手段の決済が完了した場合、前記承認が得られた移動経路を前記移動スケジュールとして前記記憶手段に記憶するスケジュール追加手段とを備える情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム及び情報処理装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、旅行に関する広告がウェブページに掲載されている。ユーザは、この広告を選択して、旅行会社が決めた旅行を実現可能な移動経路を確認していた。しかしながら、この移動経路の出発地点は、ユーザ毎に異なり、ユーザに適した移動経路ではないため、実際には、ユーザ自ら、当該移動経路を検索して確認していた。
【0003】
これに関し、特許文献1には、ユーザが出発地点及び目的地点を入力することで、出発地点から目的地点までの移動経路を含んで構成される旅行行程を作成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許5425454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、移動経路を検索する際に、出発地点や目的地点をユーザが入力しなければならず、ユーザに対して手間をかけさせてしまい、この間に、ユーザが広告から離れてしまうという問題があった。
【0006】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、広告に掲載された旅行を実現可能な移動経路を検索する際のユーザの手間を抑制することができるプログラム及び情報処理装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第一態様に係るプログラムは、ユーザの端末装置と通信可能なコンピュータを、ユーザの出発地情報を記憶する記憶手段、前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該ユーザの出発地情報を前記記憶手段から取得するとともに、当該広告に紐づけられている目的地情報を、前記記憶手段、前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段、前記取得手段が取得した出発地情報が示す出発地から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段、前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段、として機能させる。
【0008】
また、本発明の第二態様に係るプログラムでは、前記記憶手段には、前記ユーザのスケジュールが記憶され、前記検索手段は、前記ユーザのスケジュールに基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索する。
【0009】
また、本発明の第三態様に係るプログラムでは、前記記憶手段には、旅行日時を含む前記ユーザの旅行履歴が記憶され、前記検索手段は、前記ユーザの旅行履歴に基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索する。
【0010】
また、本発明の第四態様に係るプログラムでは、前記記憶手段には、前記ユーザの交通に関する嗜好情報が記憶され、前記提案手段は、前記検索結果が複数の場合、前記ユーザの嗜好情報に基づき、複数の検索結果の中から前記ユーザに提案する検索結果を抽出する。
【0011】
また、本発明の第五態様に係るプログラムでは、前記取得手段は、前記広告に紐づけられている移動手段を取得し、前記提案手段は、前記検索結果が複数の場合、前記移動手段に基づき、複数の検索結果の中から前記ユーザに提案する検索結果を抽出する。
【0012】
また、本発明の第六態様に係るプログラムでは、前記取得手段は、前記広告に紐づけられている経由地情報を取得し、前記検索手段は、前記経由地情報に基づき、前記移動経路を検索する。
【0013】
また、本発明の第七態様に係るプログラムでは、前記コンピュータを、前記提案に対して前記ユーザからの承認が得られた場合、承認が得られた移動経路の料金を含む旅行代金を決済する決済手段、前記決済手段の決済が完了した場合、前記承認が得られた移動経路をユーザの移動スケジュールとして前記記憶手段に記憶するスケジュール追加手段、として機能させる。
【0014】
また、本発明の第八態様に係るプログラムでは、前記スケジュール追加手段は、前記広告に紐づけられている設定スケジュールをユーザのスケジュールとして前記記憶手段に記憶する。
【0015】
また、本発明の第九態様に係る情報処理装置は、ユーザの端末装置と通信可能な情報処理装置であって、ユーザの出発地情報を記憶する記憶手段と、前記端末装置に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該ユーザの出発地情報を前記記憶手段から取得するとともに、当該広告に紐づけられている目的地情報を前記記憶手段、前記端末装置又は前記ウェブページを管理するサーバ装置から取得する取得手段と、前記取得手段が取得した出発地情報が示す出発地から前記取得手段が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段と、前記検索手段の検索結果を前記端末装置に出力して前記旅行を実現可能な移動経路を前記ユーザに提案する提案手段と、を備える。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、広告に掲載された旅行を実現可能な移動経路を検索する際のユーザの手間を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態に係る経路提案システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
図2図1に示すサーバ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3】サーバ装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図4】経路提案システムの処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図5】端末装置に表示される広告掲載ページの一例を示す図である。
図6】端末装置に表示される提案ページの一例を示す説明図である。
図7】端末装置に表示される選択ページの一例を示す図である。
図8】ユーザのスケジュールの一覧を示すスケジュール一覧ページの一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付図面を参照しながら本発明の複数の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素及びステップに対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0019】
<全体構成>
図1は、本発明の実施形態(以下、適宜、「本実施形態」という。)に係る経路提案システム1の全体構成の一例を示すブロック図である。
【0020】
図1に示すように、本実施形態に係る経路提案システム1は、サーバ装置10と、一又は複数の端末装置12と、を備える。これらサーバ装置10と端末装置12は、インターネットやイントラネット、電話回線等の通信ネットワークNTを介して互いに通信可能に接続されている。
【0021】
サーバ装置10は、端末装置12に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、ユーザにその旅行を実現可能な移動経路を検索して提案する。
【0022】
端末装置12は、ユーザが操作する情報処理装置である。ユーザは、この端末装置12を操作してサーバ装置10にアクセスする。端末装置12としては、例えば、携帯電話や、スマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ等の様々なものが挙げられる。なお、端末装置12には、GPS(Global Positioning System)等の端末装置12の現在の位置情報を取得する機能を備えていることが好ましい。
【0023】
<ハードウェア構成>
図2は、図1に示すサーバ装置10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【0024】
図2に示すように、サーバ装置10は、制御装置20と、通信装置26と、記憶装置28と、を備える。制御装置20は、CPU(Central Processing Unit)22及びメモリ24を主に備えて構成される。
【0025】
制御装置20では、CPU22がメモリ24或いは記憶装置28等に格納された所定のプログラムを実行することにより、各種の機能手段として機能する。この機能手段の詳細については後述する。
【0026】
通信装置26は、外部の装置と通信するための通信インターフェース等で構成される。通信装置26は、例えば、端末装置12との間で各種の情報を送受信する。
【0027】
記憶装置28は、ハードディスク等で構成される。記憶装置28は、制御装置20における処理の実行に必要な各種プログラムや各種の情報、及び処理結果の情報を記憶する。
【0028】
なお、サーバ装置10は、専用又は汎用のサーバ・コンピュータなどの情報処理装置を用いて実現することができる。また、サーバ装置10は、単一の情報処理装置より構成されるものであっても、通信ネットワークNT上に分散した複数の情報処理装置より構成されるものであってもよい。また、図2は、サーバ装置10が有する主要なハードウェア構成の一部を示しているに過ぎず、サーバ装置10は、サーバが一般的に備える他の構成を備えることができる。また、複数の端末装置12のハードウェア構成も、例えば操作手段や表示装置等を備える他は、サーバ装置10と同様の構成を備えることができる。
【0029】
<機能的構成>
図3は、サーバ装置10の機能的構成の一例を示すブロック図である。
【0030】
図3に示すように、サーバ装置10は、機能的構成として、記憶手段50と、取得手段52と、検索手段54と、提案手段56と、決済手段58と、スケジュール追加手段60と、を備える。記憶手段50は、一又は複数の記憶装置28で実現される。記憶手段50以外の機能的構成は、記憶装置28等に格納されたプログラムを制御装置20が実行することにより実現される。
【0031】
記憶手段50は、例えば、ウェブページ50Aと、経路情報50Bと、ユーザ情報50Cと、スケジュール50Dと、を記憶する機能手段である。
【0032】
ウェブページ50Aは、ログインページな後述する提案ページ等、複数のウェブページを含む。経路情報50Bは、例えば日本全国にある電車やバス等の移動手段の各経路の名前や、各経路における交通手段の出発時間、到着時間、料金等を含む。ユーザ情報50Cは、ユーザ毎に設けられ、ユーザIDや名前、性別、住所、連絡先、ログインID、パスワード、ユーザの出発地情報、ユーザの交通に関する嗜好情報、旅行日時を含む旅行履歴等を含む。なお、出発地情報は、端末装置12を介してユーザにより登録・変更が可能であり、ユーザの自宅の住所又は会社の住所、自宅又は会社の最寄りの駅のID、自宅又は会社の最寄りのバス停のID等の何れか1つを含む。嗜好情報としては、タクシーが好き、バスが好き、安い交通手段が好き、早い交通手段が好き、安全な交通手段が好き等が挙げられる。スケジュール50Dは、ユーザ毎に設けられ、場所情報や、場所情報が示す場所での目的情報、目的情報が示す目的の開始時間情報、目的情報が示す目的の終了時間情報を含む。また、スケジュール50Dは、ユーザのスケジュール間の移動スケジュールを含む。移動スケジュールは、移動経路情報と、出発時間情報と、到着時間情報と、を含む。この移動経路情報には、電車やバス等の移動手段の名前や料金等を含む。
【0033】
取得手段52は、端末装置12に表示されるウェブページの旅行に関する広告(以下、「旅行広告」という。)に対してユーザの操作(旅行広告の選択操作や閲覧操作等)があった場合に、当該ユーザの旅行に関する出発地情報を記憶手段50のユーザ情報50Cから取得するとともに、当該旅行広告に紐づけられている目的地情報を記憶手段50、端末装置12又はウェブページを管理する不図示の他のサーバ装置から取得する機能手段である。取得手段52が目的地情報を記憶手段50から取得する場合は、旅行広告のIDに紐づけられて目的地情報が記憶手段50に記憶されている。取得手段52が目的地情報を端末装置12から取得する場合は、旅行広告に対する操作内容とともに、ウェブページに含まれる目的地情報がサーバ装置10に送信される。
【0034】
また、取得手段52は、旅行広告に紐づけられている移動手段(タクシー、バス、電車等)を取得してもよい。また、取得手段52は、旅行広告に紐づけられている経由地情報を取得してもよい。移動手段や経由地情報は、記憶手段50や他のサーバ装置、ウェブページに記憶されていてもよい。
【0035】
検索手段54は、取得手段52が取得した出発地情報が示す出発地から取得手段52が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する機能手段である。検索手段54は、ユーザのスケジュール50Dに基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索してもよい。具体的には、検索手段54は、スケジュール50Dが空いている日時の中で、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索する。例えば、検索手段54は、スケジュール50Dが空いている日時の中で、検索日時(現在の日時)から所定期間(一週間や一カ月)後の出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索する。また、例えば、検索手段54は、スケジュール50Dが全くない日の何れかの時間を出発日時として決定してもよい。
【0036】
また、検索手段54は、取得手段52が取得したユーザの旅行履歴に基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索してもよい。具体的には、検索手段54は、ユーザが土日に旅行している回数が多ければ、各週の土日の中で出発日時を決定する。また、検索手段54は、ユーザが所定時間に出発している回数が多ければ、その時間を基準に出発日時を決定してもよい。また、検索手段54は、取得手段52が取得した経由地情報に基づき、移動経路を検索してもよい。具体的には、検索手段54は、取得手段52が取得した経由地情報が示す経由地を通る移動経路を検索する。
【0037】
提案手段56は、検索手段54の検索結果を端末装置12に出力して旅行を実現可能な移動経路をユーザに提案する機能手段である。提案手段56は、検索結果が複数の場合、ユーザの嗜好情報に基づき、複数の検索結果の中からユーザに提案する検索結果を抽出してもよい。また、提案手段56は、検索結果が複数の場合、広告に紐づけられている移動手段に基づき、複数の検索結果の中からユーザに提案する検索結果を抽出してもよい。
【0038】
決済手段58は、提案手段56の提案に対してユーザからの承認が得られた場合、承認が得られた移動経路の料金を含む旅行代金を決済する機能手段である。なお、旅行代金は、移動経路の料金のみを含んでもよい。また、旅行代金は、旅行先の宿泊施設の料金を含んでもよい。
【0039】
スケジュール追加手段60は、決済手段58の決済が完了した場合、ユーザの承認が得られた移動経路をユーザの移動スケジュールとして記憶手段50のスケジュール50Dに記憶(追加)する機能手段である。
【0040】
<処理の流れ>
図4は、経路提案システム1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下の処理の順番及び内容は、適宜、変更することができる。
【0041】
(ステップSP10)
端末装置12は、サーバ装置10とは異なる他のサーバ装置から、通信ネットワークNTを介して広告掲載ページを受信し、表示する。広告掲載ページとしては、旅行広告が掲載されているウェブページであれば、特に限定されない。
【0042】
図5は、端末装置12に表示される広告掲載ページ100の一例を示す図である。
【0043】
図5に示すように、広告掲載ページ100は、入力欄102や、検索ボタン104、旅行広告106等を含む。入力欄102は、ウェブページの検索キーワードの入力欄である。検索ボタン104は、入力欄102に入力された検索キーワードを用いて当該検索キーワードに係るウェブページを検索するためのボタンである。旅行広告106には、例えば北海道や沖縄、ハワイ等の旅行先(目的地)やその料金、旅行先のイメージ等が記述されている。
【0044】
図4に戻って、処理は、ステップSP12の処理に移行する。
【0045】
(ステップSP12)
端末装置12は、広告掲載ページ100において旅行広告106がタップ(選択)されたか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP14の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理は図4に示す一連の処理が終了する。
【0046】
(ステップSP14)
端末装置12は、広告掲載ページ100に含まれ、旅行広告106に紐づけられているユーザID及び目的地情報を含む検索指示をサーバ装置10に送信する。なお、端末装置12は、旅行広告106が選択された場合には一旦旅行広告106の詳細ページを表示し、検索操作があったときに、検索指示を送信してもよい。また、端末装置12は、目的地情報の代わりに広告IDを含む検索指示を送信してもよい。そして、処理は、ステップSP16の処理に移行する。
【0047】
(ステップSP16)
サーバ装置10は、端末装置12から検索指示を受信する。これに応答して、サーバ装置10の取得手段52は、受信した検索指示に含まれるユーザIDと目的地情報を取得する。なお、取得手段52は、目的地情報の代わりに広告IDを取得した場合には、広告IDに紐づけられている目的地情報を記憶手段50又は他のサーバ装置から取得する。そして、処理は、ステップSP18の処理に移行する。
【0048】
(ステップSP18)
取得手段52は、取得したユーザIDに基づき、検索指示したユーザのユーザ情報50Cを特定し、特定したユーザ情報50Cから予め定められた出発地情報を取得する。そして、処理は、ステップSP20の処理に移行する。
【0049】
(ステップSP20)
取得手段52は、取得したユーザIDに基づき、検索指示したユーザのスケジュール50Dを特定し、特定したスケジュール50Dを取得する。また、取得手段52は、特定したユーザ情報50Cから旅行履歴や嗜好情報を取得してもよい。そして、処理は、ステップSP22の処理に移行する。
【0050】
(ステップSP22)
検索手段54は、取得したスケジュール50Dの空いている日時で、且つ、ユーザの旅行履歴でユーザの旅行傾向に沿った出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、取得手段52が取得した出発地情報が示す出発地から取得手段52が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する。そして、処理は、ステップSP24の処理に移行する。
【0051】
(ステップSP24)
提案手段56は、嗜好情報及び/又は広告に紐づけられている移動手段に基づき、複数の検索結果の中からユーザに提案する検索結果を抽出する。そして、処理は、ステップSP26の処理に移行する。
【0052】
(ステップSP26)
提案手段56は、記憶手段50に記憶されているウェブページ50Aを利用して、抽出した検索結果を含む提案ページを生成する。そして、処理は、ステップSP28の処理に移行する。
【0053】
(ステップSP28)
提案手段56は、生成した提案ページを端末装置12に送信する。そして、処理は、ステップSP30の処理に移行する。
【0054】
(ステップSP30)
端末装置12は、サーバ装置10から提案ページを受信する。これに応答して、端末装置12は、受信した提案ページを表示する。
【0055】
図6は、端末装置12に表示される提案ページ120の一例を示す説明図である。
【0056】
図6に示すように、提案ページ120には、例えば、提案する移動経路の地図情報122と、提案する移動経路の経路情報124と、承認ボタン126と、キャンセルボタン128と、が設けられている。経路情報124には、例えば、移動手段の名前、出発場所、到着場所、料金、出発時間、到着時間等が記述されている。
【0057】
図4に戻って、処理は、ステップSP32の処理に移行する。
【0058】
(ステップSP32)
端末装置12は、提案ページ120におけるユーザの操作内容(承認ボタン126を押下したという操作内容、キャンセルボタン128を押下したという操作内容)をサーバ装置10に送信する。そして、処理は、ステップSP34の処理に移行する。
【0059】
(ステップSP34)
サーバ装置10は、端末装置12から操作内容を受信する。これに応答して、サーバ装置10の提案手段56は、操作内容に基づき、承認ボタン126が押下されたか否か、すなわち提案が承認されたか否かを判定する。そして、当該判定が肯定判定された場合には処理はステップSP42の処理に移行し、当該判定が否定判定された場合には処理はステップSP36の処理に移行する。
【0060】
(ステップSP36)
提案手段56は、検索手段54が検索した検索結果を全て含む(提案する)選択ページを生成し、端末装置12に送信する。そして、処理は、ステップSP38の処理に移行する。
【0061】
(ステップSP38)
端末装置12は、サーバ装置10から選択ページを受信する。これに応答して、端末装置12は、受信した選択ページを表示する。この選択ページは、検索手段54の全ての検索結果の中から一つの検索結果(移動経路)を選択するためのページである。
【0062】
図7は、端末装置12に表示される選択ページ130の一例を示す図である。
【0063】
図7に示すように、選択ページ130には、複数の検索結果(移動経路)をそれぞれ表示する表示選択欄132が設けられている。これらの表示選択欄132は、ユーザの選択を受け付け可能である。
【0064】
図4に戻って、処理は、ステップSP40の処理に移行する。
【0065】
(ステップSP40)
端末装置12は、ユーザの操作に基づき、選択ページ130において、検索結果の中から一つの検索結果の選択を受け付け、選択結果をサーバ装置10に送信する。そして、処理は、ステップSP42の処理に移行する。
【0066】
(ステップSP42)
サーバ装置10の決済手段58は、承認が得られた又は選択された移動経路の料金を含む旅行代金を決済する。決済が完了すると、処理は、ステップSP44の処理に移行する。
【0067】
(ステップSP44)
サーバ装置10のスケジュール追加手段60は、端末装置12から受信した選択結果が示す移動経路、又は、ユーザに承認された移動経路を移動スケジュールとしてユーザのスケジュール50Dに追加(記憶)する。そして、処理は、ステップSP46の処理に移行する。
【0068】
(ステップSP46)
スケジュール追加手段60は、旅行広告に紐づけられている設定スケジュールを他のサーバ装置等から取得し、移動スケジュールに基づき、取得した設定スケジュールの時間等を修正し、ユーザのスケジュール50Dに追加(記憶)する。なお、設定スケジュールとは、旅行会社が設定した旅行プランのスケジュールであり、例えば、遊園地に行く、動物園に行く、宿泊する等の内容が記述されている。
【0069】
図8は、ユーザのスケジュール50Dの一覧を示すスケジュール一覧ページ140の一例を示す図である。このスケジュール一覧ページ140は、サーバ装置10が送信するログインページにてユーザがログインすると閲覧することができる。
【0070】
図8に示すように、スケジュール一覧ページ140には、スケジュール追加手段60により追加された移動スケジュール144や設定スケジュール146が含まれている。
【0071】
<効果>
以上、本実施形態では、プログラムが、ユーザの端末装置12と通信可能なコンピュータ(サーバ装置10)を、ユーザの出発地情報を記憶する記憶手段50、端末装置12に表示されるウェブページの旅行に関する広告に対してユーザの操作があった場合に、当該ユーザの出発地情報を記憶手段50から取得するとともに、当該広告に紐づけられている目的地情報を記憶手段50、端末装置12又はウェブページを管理する他のサーバ装置から取得する取得手段52、取得手段52が取得した出発地情報が示す出発地から取得手段52が取得した目的地情報が示す目的地までの移動経路を検索する検索手段54、検索手段54の検索結果を端末装置12に出力して旅行を実現可能な移動経路をユーザに提案する提案手段56、として機能させる。
【0072】
この構成によれば、広告に掲載された旅行を実現可能な移動経路を検索する際のユーザの手間を抑制することができる。
【0073】
また、本実施形態では、記憶手段50には、ユーザのスケジュール50Dが記憶され、検索手段54は、ユーザのスケジュール50Dに基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索する。
【0074】
この構成によれば、ユーザのスケジュール50Dに適した移動経路を提案することができる。
【0075】
また、本実施形態では、記憶手段50には、旅行日時を含むユーザの旅行履歴が記憶され、検索手段54は、ユーザの旅行履歴に基づき、出発日時を決定し、決定した出発日時に基づき、移動経路を検索する。
【0076】
この構成によれば、ユーザに適した移動経路を提案することができる。
【0077】
また、本実施形態では、記憶手段50には、ユーザの交通に関する嗜好情報が記憶され、提案手段56は、検索結果が複数の場合、ユーザの嗜好情報に基づき、複数の検索結果の中からユーザに提案する検索結果を抽出する。
【0078】
この構成によれば、ユーザに嗜好に適した移動経路を提案することができる。
【0079】
また、本実施形態では、取得手段52は、広告に紐づけられている移動手段を取得し、提案手段56は、検索結果が複数の場合、移動手段に基づき、複数の検索結果の中からユーザに提案する検索結果を抽出する。
【0080】
この構成によれば、広告の広告主にプランに沿った移動経路を提案することができる。
【0081】
また、本実施形態では、取得手段52は、広告に紐づけられている経由地情報を取得し、検索手段54は、経由地情報に基づき、移動経路を検索する。
【0082】
この構成によれば、広告の広告主にプランに沿った経由地にユーザを誘導することができる。
【0083】
また、本実施形態では、プログラムがコンピュータを、提案手段56の提案に対してユーザからの承認が得られた場合、承認が得られた移動経路の料金を含む旅行代金を決済する決済手段58、決済手段58の決済が完了した場合、承認が得られた移動経路をユーザの移動スケジュールとして記憶手段50に記憶するスケジュール追加手段60、として機能させる。
【0084】
この構成によれば、ユーザは広告の選択と、承認の二度の操作だけで、決済から移動スケジュールの追加まで完了することができ、ユーザの手間を一層抑制することができる。
【0085】
また、本実施形態では、スケジュール追加手段60は、広告に紐づけられている設定スケジュールをユーザのスケジュールとして記憶手段50に記憶する。
【0086】
この構成によれば、設定スケジュールを追加するユーザの手間を抑制することができる。
【0087】
<変形例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。すなわち、上記実施形態に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。また、上記実施形態及び後述する変形例が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
【0088】
例えば、上記実施形態では、出発地情報は記憶手段50に記憶されている場合を説明したが、ユーザの現在位置であってもよい。この場合、端末装置12がユーザの現在位置をGPSにより取得してサーバ装置10に送信することで、現在位置を出発情報とする。
【0089】
また、上記実施形態では、検索手段54は、ユーザのスケジュール50Dに基づき、出発日時を決定する場合を説明したが、ユーザのスケジュール50Dに基づき、目的地からの出発日時を決定してもよい。また、スケジュール追加手段60は、設定スケジュールの時間等を修正する場合を説明したが、提案手段56が、設定スケジュールを他のサーバ装置等から取得し、設定スケジュールを修正し、ユーザに修正した設定スケジュールを提案してもよい。
【0090】
また、上記実施形態では、出発日時は自動的に決定される場合を説明したが、ユーザが旅行広告を選択した際に、ユーザが入力又は選択してもよい。
【符号の説明】
【0091】
10…サーバ装置(コンピュータ)、50…記憶手段、52…取得手段、54…検索手段、56…提案手段

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8