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特許7414234戸板の自開機構、およびそれを備える引き違い戸板または折戸
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  • 特許-戸板の自開機構、およびそれを備える引き違い戸板または折戸 図1
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  • 特許-戸板の自開機構、およびそれを備える引き違い戸板または折戸 図12
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-05
(45)【発行日】2024-01-16
(54)【発明の名称】戸板の自開機構、およびそれを備える引き違い戸板または折戸
(51)【国際特許分類】
   E05F 1/16 20060101AFI20240109BHJP
   E05D 15/06 20060101ALI20240109BHJP
   E05F 1/10 20060101ALI20240109BHJP
   E05F 17/00 20060101ALI20240109BHJP
   E06B 3/46 20060101ALI20240109BHJP
   E06B 3/48 20060101ALI20240109BHJP
【FI】
E05F1/16 C
E05D15/06 119
E05F1/10
E05F17/00 A
E05F17/00 C
E06B3/46
E06B3/48
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020049986
(22)【出願日】2020-03-19
(65)【公開番号】P2021092123
(43)【公開日】2021-06-17
【審査請求日】2023-01-05
(31)【優先権主張番号】P 2019222137
(32)【優先日】2019-12-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000145895
【氏名又は名称】株式会社小林製作所
(73)【特許権者】
【識別番号】000169329
【氏名又は名称】アトムリビンテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100147706
【弁理士】
【氏名又は名称】多田 裕司
(72)【発明者】
【氏名】小林 大輔
(72)【発明者】
【氏名】吉田 尚弘
(72)【発明者】
【氏名】加藤 正利
【審査官】砂川 充
(56)【参考文献】
【文献】実開昭58-23967(JP,U)
【文献】実開昭48-57930(JP,U)
【文献】実開昭48-102841(JP,U)
【文献】特開2006-328819(JP,A)
【文献】実公昭47-8731(JP,Y1)
【文献】欧州特許出願公開第02706179(EP,A2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05D 15/00-15/58
E05F 1/00-17/00
E06B 1/00-11/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに引き違うことのできる一対の戸板に取り付けられる引きばねを有する自開機構であって、
前記引きばねの一端は、一方の前記戸板に取り付けられており、
前記引きばねの他端は、他方の前記戸板に取り付けられている
自開機構。
【請求項2】
互いに引き違うことのできる一対の戸板に取り付けられる引きばねを有する自開機構であって、
前記引きばねの一端は、一方の前記戸板に取り付けられたランナーに取り付けられており、
前記引きばねの他端は、他方の前記戸板に取り付けられた別のランナーに取り付けられている
自開機構。
【請求項3】
折戸を構成する一対の戸板に取り付けられる引きばねを有する自開機構であって、
前記引きばねの一端は、一方の前記戸板における他方の前記戸板から遠い側の端部に取り付けられており、
前記引きばねの他端は、他方の前記戸板における一方の前記戸板から遠い側の端部に取り付けられている
自開機構。
【請求項4】
前記引きばねは定荷重ばねであることを特徴とする
請求項1から3のいずれか1項に記載の自開機構。
【請求項5】
請求項1または2に記載の自開機構と、
互いに引き違うことのできる一対の戸板とを備える
引き違い戸板。
【請求項6】
請求項3に記載の自開機構と、
折戸を構成する一対の戸板とを備える
折戸。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、戸板を自開させる自開機構、およびそれを備える引き違い戸板または折戸に関する。
【背景技術】
【0002】
従前より、引戸を閉じる際に、ある程度の閉じ位置まで来ると後は自動的に閉止位置まで引戸の戸板を移動させるスライドアシスト装置が開発されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
また、特許文献1のスライドアシスト装置には、全閉状態から引戸の戸板を開く際にスライドアシスト装置による閉止力が作用しないようにする遅延装置が設けられており、引戸を開きやすくする工夫がなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2018-131769号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のスライドアシスト装置では、引戸の戸板を開く際には所定の位置まで人力で開く必要があった。
【0006】
本発明は、このような従来技術の問題点に鑑みて開発されたものである。それゆえに本発明の主たる課題は、引き違い戸板を自開させることのできる自開機構、およびそれを備える引き違い戸板を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一局面によれば、
互いに引き違うことのできる一対の戸板に取り付けられる引きばねを有する自開機構であって、
前記引きばねの一端は、一方の前記戸板に取り付けられており、
前記引きばねの他端は、他方の前記戸板に取り付けられている
自開機構が提供される。
【0008】
本発明の他の局面によれば、
互いに引き違うことのできる一対の戸板に取り付けられる引きばねを有する自開機構であって、
前記引きばねの一端は、一方の前記戸板に取り付けられたランナーに取り付けられており、
前記引きばねの他端は、他方の前記戸板に取り付けられた別のランナーに取り付けられている
自開機構が提供される。
【0009】
本発明の別の局面によれば、
折戸を構成する一対の戸板に取り付けられる引きばねを有する自開機構であって、
前記引きばねの一端は、一方の前記戸板における他方の前記戸板から遠い側の端部に取り付けられており、
前記引きばねの他端は、他方の前記戸板における一方の前記戸板から遠い側の端部に取り付けられている
自開機構が提供される。
【0010】
好適には、前記引きばねは定荷重ばねである。
【0011】
本発明の別の局面によれば、
上記の自開機構と、
互いに引き違うことのできる一対の戸板とを備える
引き違い戸板が提供される。
【0012】
本発明の別の局面によれば、
上記の自開機構と、
折戸を構成する一対の戸板とを備える
折戸が提供される。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、互いに引き違うことのできる一対の戸板の間に引きばねが戸枠等を介さずに直接取り付けられていることにより、一方の戸板を固定した状態で他方の戸板を開ける際、引きばねの弾性力によって他方の戸板が一方の戸板に引き寄せられ、戸板の自開機能を実現することができる。
【0014】
また、引きばねは戸枠等を介さずに一対の戸板の間に直接取り付けられていることにより、例えば、片方の戸板が残りの戸板側に移動して開いた状態を維持しつつ、両方の戸板をまとめて移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明が適用された自開機構100を含む引き違い戸板10を示す正面図である。
図2】本発明が適用された自開機構100を含む引き違い戸板10の全閉状態を示す平面図である。
図3】本発明が適用された自開機構100を含む引き違い戸板10の片側全開状態を示す平面図である。
図4】キャッチ40を示す正面図である。
図5】キャッチ40とランナー16とが互いに係合した状態を示す図である。
図6図3の状態から、両方の戸板12,13をまとめて移動させた状態を示す平面図である。
図7】スライドアシスト装置18を示す斜視図である。
図8】変形例1に係る自開機構100を含む引き違い戸板10を示す正面図である。
図9】変形例1に係る自開機構100を含む引き違い戸板10の全閉状態を示す平面図である。
図10】変形例1に係る自開機構100を含む引き違い戸板10の片側全開状態を示す平面図である。
図11】変形例4に係る自開機構100を含む引き違い戸板10の全閉状態を示す平面図である。
図12】変形例4に係る別の自開機構100を含む引き違い戸板10の全閉状態を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
(引き違い戸板10の構成)
以下、本発明が適用された自開機構100およびこれを備える引き違い戸板10について図面を用いて説明する。本実施形態にかかる引き違い戸板10は、図1から図3に示すように、少なくとも、戸枠11と、一対の戸板12,13と、レール14と、ランナー16と、自開機構100とで構成されている。
【0017】
なお、本実施形態では、建屋内に設けられた戸枠11で構成された、人や荷物が通る開口20を開閉する「引戸」に引き違い戸板10を適用した例を示しているが、本発明に係る自開機構100およびこれを備える引き違い戸板10の適用先はこれに限定されるものではなく、例えば、商店等に設置されたショーケースや、一般家庭内に設置されるキャビネット家具といったように大小様々な「引き違い戸板」を備えるものに適用することができる。
【0018】
戸枠11は、一対の戸板12,13が滑動することによって開閉される開口20を構成する部材である。
なお、戸枠11を構成する材料は、必要は強度を担保できるものであれば、金属、樹脂、木材等どのような材料でも使用することができる。
【0019】
一対の戸板12,13は、上述のように戸枠11によって構成された開口20を開閉する板材である。
【0020】
レール14は、一対の戸板12,13を取り付ける開口20の天面において、各戸板12,13のそれぞれに対して1つずつ取り付けられている。これにより、一対の戸板12,13は、互いに引き違うことができるようになっている。
【0021】
また、各レール14は、戸板12,13の天面に取り付けられたランナー16および後述するスライドアシスト装置18が走行するランナー走行面22を有している。なお、レール14を構成する材料は、必要は強度を担保できるものであれば、金属、樹脂、木材等どのような材料でも使用することができる。
【0022】
本実施例の自開機構100は、図1から図3に示すように、引きばね17と、キャッチ40とを備えている。
【0023】
この引きばね17には、引き伸ばされたストロークの長さに関係なく常にほぼ一定の引き戻し力となる「定荷重ばね」が使用されている。また、引きばね17の一端(引きばね17の本体側)は、一方の戸板12における他方の戸板13から遠い側の側面上方端部に例えばブラケット等を介して取り付けられている。さらに、引きばね17の他端は、他方の戸板13における一方の戸板12から遠い側の側面上方端部に例えばブラケット等を介して取り付けられている。
【0024】
キャッチ40は、戸板12,13を閉止位置で保持する付勢力を付与する部材である。このキャッチ40は、一例として、図4に示すように、戸枠11の両端部に固定される本体部42と、当該本体部42の略中央部から図中左下方に突設された係止部44とを有している。
【0025】
本体部42の図中右端部には、キャッチ40を戸枠11に固定するための固定ネジ(図示せず)を挿通するための固定ネジ挿通孔46が形成されている。また、本体部42の図中左端部は、ランナー16の車輪の径とほぼ同じ円弧状に形成されている。
【0026】
係止部44は、上述のように本体部42の略中央部から図中左下方に突設されていることから、その先端部48が材料の弾性によって本体部42に近接離間する方向にしなるようになっている。これにより、戸板12,13を閉止位置まで移動させたとき、図5に示すように、キャッチ40における係止部44の先端部48が各戸板12,13に取り付けたランナー16に係合するので、戸板12,13がそれぞれの閉止位置で保持されるようになっている。
【0027】
(自開機構100の作用)
次に上述した引き違い戸板10における自開機構100の作用について説明する。最初に、両戸板12,13はそれぞれ閉じられた状態になっており(図2参照)、上述したように自開機構100を構成するキャッチ40が各戸板12,13に取り付けられたランナー16に係合した状態になっている。この状態において、戸板12,13がそれぞれの閉止位置で保持されている。
【0028】
この状態から、ユーザがキャッチ40の保持力に抗していずれかの戸板12,13を開く方向に付勢すると、ランナー16が移動してキャッチ40との係合状態が解除され、祖の後、その戸板12,13が引きばね17の弾性力によって残りの戸板12,13に引き寄せられていく(図3を参照)。このように戸板12,13の自開機能を実現することができる。
【0029】
また、自開機構100を構成する引きばね17は戸枠11等を介さずに一対の戸板12,13の間に直接取り付けられているので、例えば、片方の戸板12が残りの戸板13側に移動して開いた状態(両戸板12,13が互いに重なった状態)を維持しつつ、両方の戸板12,13をまとめて移動させることができる(図6を参照)。
【0030】
(変形例1)
上述した実施形態では、戸板12,13を閉止位置に保持するための部材としてキャッチ40を使用していたが、これに変えてスライドアシスト装置18を使用してもよい。
【0031】
スライドアシスト装置18は、戸板12,13に対し当該戸板12,13の閉止方向にスライドさせる付勢力を付与する装置である。もちろん、閉止方向だけでなく、開閉各方向に付勢力を付与するものであってもよい。なお、スライドアシスト装置18は、レール14に取り付けられたトリガー部材24と共同して、付勢力を蓄積あるいは解放可能に構成されている。
【0032】
このスライドアシスト装置18は、一例として、図7に示すように、下面が開口する断面「コ」字状の上枠体26と、上面が開口する断面「コ」字状の下枠体28と、下枠体28に一端が固定されたばね部材30と、このばね部材30と前後に並設されるとともに下枠体28に一端が固定されたダンパー部材32と、ばね部材30およびダンパー部材32の他端であるフリー端部に取り付けられ、上枠体26内をその長手方向に沿ってスライド可能なスライド部材34とを備えている。また、スライドアシスト装置18における下枠体28の一方端部には、ガイドローラ36が設けられている。
【0033】
このスライドアシスト装置18は、上述したガイドローラ36が設けられた側とは反対側の端でランナー16に連結されている。
【0034】
なお、図7では、ばね部材30がダンパー部材32の前後に一対配設されているが、ダンパー部材32の前後いずれか一方に一本のばね部材30を配設するなど、他の態様としてもよい。
【0035】
(変形例1に係る自開機構100の作用)
次に上述した変形例1に係る引き違い戸板10における自開機構100の作用について説明する。最初に、両戸板12,13はそれぞれ閉じられた状態になっており(図8および図9参照)、自開機構100を構成する引きばね17は最も長く伸びた状態になっている。この状態において、両戸板12,13には開く方向への付勢力が引きばね17から与えられているが、両戸板12,13に設けられたスライドアシスト装置18およびトリガー部材24が協働して閉状態が保持されている。
【0036】
この状態から、ユーザがスライドアシスト装置18の保持力に抗していずれかの戸板12,13を開く方向に付勢すると、その戸板12,13が引きばね17の弾性力によって残りの戸板12,13に引き寄せられていく(図10を参照)。このように戸板12,13の自開機能を実現することができる。
【0037】
なお、変形例1においても、自開機構100を構成する引きばね17は戸枠11等を介さずに一対の戸板12,13の間に直接取り付けられているので、最初に説明した実施形態の場合と同様、例えば、片方の戸板12が残りの戸板13側に移動して開いた状態(両戸板12,13が互いに重なった状態)を維持しつつ、両方の戸板12,13をまとめて移動させることができる。
【0038】
(変形例2)
上述した実施形態や変形例1では、自開機構100を構成する引きばね17として「定荷重ばね」を使用していたが、引きばね17はこれに限定されるものではなく、例えば、単なるゼンマイばねを使用してもよい。ただし、引き伸ばされたストロークの長さに関係なく常にほぼ一定の引き戻し力(付勢力)となる「定荷重ばね」を使用するのが好適である。
【0039】
(変形例3)
また、上述した実施形態や変形例1では、戸板12,13における引きばね17の取付位置を各戸板12,13の側面上方端部にしていた。しかし、取付位置は「側面上方端部」に限定されるものではなく、例えば、側面の上下方向はどの位置であってもよいし、可能であれば各戸板12,13の側面ではなく天面や底面等に取り付けてもよい。
【0040】
(変形例4)
さらに言えば、引きばね17の一端および他端の取付位置は、一方の戸板12における他方の戸板13から遠い側の側面上方端部や、他方の戸板13における一方の戸板12から遠い側の側面上方端部に限定されるものではなく、引きばね17の一端が一方の戸板12に取り付けられており、他端が他方の戸板13に取り付けられていればよい。
【0041】
例えば、図11に示すように、引きばね17の一端を一方の戸板12における他方の戸板13から近い側の側面上方端部に取り付けて、他端を他方の戸板13における一方の戸板12から遠い側の側面上方端部に取り付けてもよい。また、図12に示すように、引きばね17の一端を一方の戸板12における他方の戸板13に近い側の幅方向側面に取り付けて、他端を他方の戸板13における一方の戸板12から遠い側の側面上方端部に取り付けてもよい。もちろん、上述した、一方の戸板12における取付位置と、他方の戸板13における取付位置とを逆にしてもよい。
【0042】
(変形例5)
さらに、上述した実施形態や変形例1では、キャッチ40やスライドアシスト装置18を用いていたが、これらキャッチ40やスライドアシスト装置18は本発明に必須の構成要素ではないことから、キャッチ40やスライドアシスト装置18を設けなくてもよい。
【0043】
(変形例6)
また、上述した実施形態や変形例では、引きばね17の一端および他端を戸板12,13に取り付けていたが、これに変えて、引きばね17の一端を一方の戸板12に取り付けられたランナー16に取り付けるとともに、引きばね17の他端を他方の戸板12に取り付けられた別のランナー16に取り付けてもよい。
【0044】
(変形例7)
また、上述した実施形態や変形例では、互いに引き違うことのできる一対の戸板12,13に引きばね17を取り付けていたが、これに変えて、折戸を構成する一対の戸板12,13に引きばね17の一端および他端をそれぞれ取り付けてもよい。
【0045】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0046】
10…引き違い戸板、11…戸枠、12…戸板、13…戸板、14…レール、16…ランナー、17…引きばね、18…スライドアシスト装置、20…開口、22…ランナー走行面、24…トリガー部材、26…上枠体、28…下枠体、30…ばね部材、32…ダンパー部材、34…スライド部材、36…ガイドローラ、40…キャッチ、42…本体部、44…係止部、46…固定ネジ挿通孔、48…(係止部44の)先端部
100…自開機構
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12