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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-09
(45)【発行日】2024-01-17
(54)【発明の名称】冷蔵庫
(51)【国際特許分類】
   F25D 23/02 20060101AFI20240110BHJP
【FI】
F25D23/02 306D
F25D23/02 D
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019234631
(22)【出願日】2019-12-25
(65)【公開番号】P2021103046
(43)【公開日】2021-07-15
【審査請求日】2022-11-25
(73)【特許権者】
【識別番号】307036856
【氏名又は名称】アクア株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100186060
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】100145458
【弁理士】
【氏名又は名称】秋元 正哉
(72)【発明者】
【氏名】岩上 栄生
(72)【発明者】
【氏名】石田 貴志
【審査官】関口 勇
(56)【参考文献】
【文献】特許第4217674(JP,B2)
【文献】特開平9-303943(JP,A)
【文献】特開平1-239371(JP,A)
【文献】実開昭54-110876(JP,U)
【文献】実開昭48-88555(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 23/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯蔵室を有する断熱箱体と、
前記貯蔵室の開口部を開閉する扉と、
前記開口部付近の左右両側に対に備えられる前記扉を支持する上支持手段と下支持手段と、
前記上支持手段と係合して前記扉を支持するヒンジピンと、を備え、
前記扉は、上端面左右両側に前記ヒンジピンを挿入するヒンジピン挿入孔と下端面左右両側に前記下支持手段と係合する係合手段を有し、
前記ヒンジピンは、ピン部と、前記ピン部より大径の大径部とを有し、
前記上支持手段は、前記ピン部と当接することにより前記ヒンジピンの左右方向の動きを規制しながら後方に案内するガイド溝と、前記大径部と当接することにより前記ヒンジピンを上方向に案内する傾斜部と、前記ガイド溝の後方位置で前記ガイド溝に連接する凹陥部と、前記凹陥部は前記大径部を受ける底部を有し、
前記ガイド溝と前記傾斜部により案内される前記ヒンジピンの前記大径部が前記凹陥部に嵌り込むことにより前記扉が回転可能に支持される、
ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項2】
前記上支持手段を被覆するカバー体を備え、
前記カバー体は、前記カバー体が装着された状態において前記凹陥部の上方に前記ヒンジピンの抜け上がりを規制する手段が位置するように着脱可能に備えることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記上支持手段の下部に補強板を備え、
前記補強板は、前記凹陥部の前方位置が補強板前部を折曲して形成されたストッパの位置となるように設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷蔵庫に関する。
【背景技術】
【0002】
冷蔵庫の貯蔵室を開閉する扉は、例えば、扉上端及び下端と接続される一対のヒンジ機構を介して冷蔵庫本体に回転可能に連結される。ここで、ヒンジ機構の装着位置を冷蔵庫本体の左右いずれかに選択することができ、ヒンジ機構の装着位置に応じて扉の開き方向を左開き又は右開きに変更できる冷蔵庫が、下記特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、左右両側のそれぞれの上部に取付孔を有する扉と、この取付孔に重なる貫通孔を有するヒンジ保持部材と、貫通孔の上側からこの貫通孔に挿通され取付孔に抜き取り自在に差し込まれるヒンジピンと、扉の下側に配置されると共に扉を冷蔵庫本体に対してヒンジピンの軸回りに回転可能に取り付ける下ヒンジ部とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許第4217674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示の冷蔵庫は、相応の重量を有する扉を持ち上げた状態で、冷蔵庫本体側のヒンジ保持部材に設けられる貫通孔と扉側の取付孔とを重ね、更に、これらの孔の中に手作業でヒンジピンを差し込まなければ、冷蔵庫本体と扉とを連結することができない。そのため、冷蔵庫本体と扉とを連結する際、扉の取付孔にヒンジピンを差し込むまでに大きな作業負担が生じるという不都合があった。
【0006】
前記課題に鑑み、本発明は、扉の開き方向を左開き又は右開きに変更できる冷蔵庫において、大きな作業負担を伴うことなく簡易な作業によって冷蔵庫本体と扉とを連結することが可能な冷蔵庫の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、前述の課題に鑑みなされたもので、下記の特徴を備える冷蔵庫である。
(1)貯蔵室を有する断熱箱体と、前記貯蔵室の開口部を開閉する蓋部と、前記開口部付近の左右両側に対に備えられる前記扉を支持する上支持手段と下支持手段と、前記上支持手段と係合して前記扉を支持するヒンジピンと、を備え、前記扉は、上端面左右両側に前記ヒンジピンを挿入するヒンジピン挿入孔と下端面左右両側に前記下支持手段と係合する係合手段を有し、前記ヒンジピンは、ピン部と、前記ピン部より大径の大径部とを有し、前記上支持手段は、前記ピン部と当接することにより前記ヒンジピンの左右方向の動きを規制しながら後方に案内するガイド溝と、前記大径部と当接することにより前記ヒンジピンを上方向に案内する傾斜部と、前記ガイド溝の後方位置で前記ガイド溝に連接する凹陥部と、前記凹陥部は前記大径部を受ける底部を有し、前記ガイド溝と前記傾斜部により案内される前記ヒンジピンの前記大径部が前記凹陥部に嵌り込むことにより前記扉が回転可能に支持されることを特徴とする冷蔵庫。
(2)前記上支持手段を被覆するカバー体を備え、前記カバー体は、前記カバー体が装着された状態において前記凹陥部の上方に前記ヒンジピンの抜け上がりを規制する手段が位置するように着脱可能に備えることを特徴とする。
(3)前記上支持手段の下部に補強板を備え、前記補強板は、前記凹陥部の前方位置に補強板前部を折曲して形成されたストッパが位置するように設けられることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、下支持手段に扉を載せた状態で開口側に押し付けるようにすることで、ヒンジピンが傾斜部に案内されながら上昇してから大径部が凹陥部に落ち込むこととなるため、自動的に扉の上支持手段への取付作業が完了する。これにより、左右開き切替え時における扉の取付作業を容易かつ短時間で行うことが可能となる。このようにすることで、冷蔵庫の扉のように扉自体が相当な重量を有する場合であってもそれほど力を要することなく扉の左右開きの切替え、取付作業が可能となる。
【0009】
前記ヒンジピンの抜け上がりを規制する手段を備えるカバー体を備えるため、ヒンジピンの抜けといった不具合を防止できる。特に冷蔵庫においては、重量のある扉の落下等といった危険を防止することができる。
【0010】
本発明によれば、前記上支持手段の下部に補強板を備え、前記補強板は、前記凹陥部の前方位置に補強板前部を折曲して形成されたストッパが位置するようにしている。そのため、上支持手段が合成樹脂等で成形されていて、仮に凹陥部等が破損することがあっても補強板のストッパにより、上支持部材の強度を高めることができ、かつ、ヒンジピンが前方側に外れることを防止できる。特に冷蔵庫においては、重量のある扉の落下等といった危険をより確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本実施形態に係る冷蔵庫の一例を示す全体斜視図である。
図2】本実施態において特に扉の下支持手段の一例を示す説明図である。
図3】本実施形態における扉上部と上支持手段とカバー体の一例を示す分解図である。
図4】本実施形態におけるヒンジピンを配した扉と一方の上支持手段とを示す、扉の取付前の段階の一例を示す説明図である。
図5】本実施形態において扉の取付作業におけるヒンジピンの上昇の状態の一例を示す説明図である。
図6】本実施形態において扉の取付作業におけるヒンジピンの大径部が凹陥部に降下した状態の一例を示す説明図である。
図7】上支持手段に補強板を配置した状態の一例を示す説明図である。
図8】補強板を配置した実施例における扉の取付状態の一例を示す説明図である。
図9】補強板の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について冷蔵庫1を例に説明する。なお、本実施形態を説明するにあたり、「上下」方向は、冷蔵庫1にいう高さ方向に対応し、「左右」方向は、冷蔵庫1にいう幅方向に対応し、「前後」方向は、冷蔵庫1にいう奥行き方向に対応する。また、扉の各方向は、扉が冷蔵庫1にいう貯蔵室の開口部を閉ざした状態を基準に規定される。すなわち、扉の高さ方向(上下方向)は、冷蔵庫1にいう高さ方向に対応し、扉の幅方向(左右方向)は、冷蔵庫1にいう幅方向に対応し、扉の奥行き方向(前後方向)は、冷蔵庫1にいう奥行き方向に対応する。
【0013】
図1および図2に示すように、冷蔵庫1は、前面側を開口部とする冷蔵室もしくは冷凍室といった貯蔵室を備える断熱箱体2と、その開口部を開閉する扉3を備える。扉3は、断熱箱体2の開口の左右両端側に備えられるヒンジ機構により回転可能に支持される。ヒンジ機構は、断熱箱体2に備えられる扉3を取り付けた状態における扉3の下部に位置する下支持手段5と、扉3の上部に備えられるヒンジピン13、および、当該ヒンジピン13を介して扉3を回転可能に支持する上支持手段4とを含む。
【0014】
図3および図4に示すように、上支持手段4は、断熱箱体2の開口部の前面側上部における左右両端部に備えられる。上支持手段4は、断熱箱体2の開口部から前方側に突出した位置に備えられる。上支持手段4は、ヒンジピン13が有する大径部12を嵌合保持する凹陥部15と、扉3の取り付けの際に、ヒンジピン13をガイドするためのガイド溝11と、傾斜部14とを備える。詳しい上支持手段4とヒンジピン13との関係については後述する。
【0015】
ヒンジピン13は、扉3の上部の左右両端部に備えられるヒンジピン挿入孔9に挿入される。ヒンジピン挿入孔9の位置は、前述の上支持手段4の凹陥部15と共に扉3を断熱箱体2に取り付けた状態における扉3の回転中心となる位置とされる。
【0016】
本実施形態における二つの上支持手段4の間には冷蔵庫1の幅方向に亘る板状部10を備える。このように板状部10を各上支持手段4の間に配するように一体に成形されているため、断熱箱体2への取付作業が簡便になる。しかしながら、上支持手段4の構成はこれに限定されるものではない。
【0017】
開口部下方には上支持手段4と共に扉3を支持する下支持手段5が備えられる。本実施形態においては、図1に示すように、扉3は下ヒンジピン8を介して下支持手段5により回転可能に支持されるようにしているが、これに限定されない。下支持手段7は、扉3を回転可能に支持することができる係合手段であればよい。例えば、扉3の下方側に突出する凸部を備え、当該凸部に嵌合する凹部もしくは孔を下支持手段7に形成するようにしてもよい。もしくは、これと逆に、凹部を扉3に形成し、凸部を下支持手段7に形成するようにしてもよい。
【0018】
続いて、扉3の取付の方法について、図5および図6を参照して説明する。ここでは、右開きとなるように扉3を取り付ける場合を示すので、図面手前側がヒンジ機構、すなわち、扉3の枢支位置となる。
【0019】
扉3の断熱箱体2への取付作業にあたっては、まず、扉3を下支持手段5により支持される状態とする。すなわち、本実施例においては、下ヒンジピン8の一端が下支持手段5が備える受板部6下ヒンジピン挿入孔7に挿通され、下ヒンジピン8の他端が扉3が備える図示しない下ヒンジピン挿入孔に挿通された状態とする。
【0020】
扉3の上端面に備えられるヒンジピン13は、図3に示す矢印A方向に、ピン部がヒンジピン挿入孔9に挿入される。ヒンジピン13は、上端に大径部12を有する略釘形状であり、抜き差し可能で、かつ、挿入後においても上下移動可能に扉3のヒンジピン挿入孔9に挿入される。また、ヒンジピン13をヒンジピン挿入孔9に挿入すると、ヒンジピン13は、大径部12が扉3の上端面に当接することなく、上支持手段4のガイド溝11が扉3の上端面からヒンジピン13の大径部12の下端面との間に入り込める高さとなる位置で保持される。具体的には、上支持手段4のガイド溝11の厚みは、傾斜部14より冷蔵庫1の後方側から前方側にかけて漸次薄くなる形状であるが、このガイド溝11の前方側端の厚みより、扉3の上端面からヒンジピン13の大径部12の下端面との距離が大きくなる位置でヒンジピン13が保持される状態となる。
【0021】
前述のように、扉3が下支持手段5で支持され、かつ、ヒンジピン13がヒンジピン挿入孔9に挿入された状態で、ヒンジピン13のピン部をガイド溝11を通すように扉3を断熱箱体2に前面側(図3に示す矢印B方向)に押し付けるように移動させる。こうすることで、ヒンジピン13は、ピン部がガイド溝11内を移動しながら、かつ、大径部12が傾斜部14に当接させられることにより上方(図5に示す矢印C方向)に押し上げられることになる。ここで、ヒンジピン13がヒンジピン挿入孔9から外れないように、ヒンジピン13のピン部の長さは、大径部12が傾斜部14の頂部位置に達した位置においても、ヒンジピン挿入孔9にヒンジピン13のピン部の一部分が位置することができる長さとする。
【0022】
上支持手段4には、断熱箱体2側であって扉3の枢支位置となる部分にガイド溝11に連続する凹陥部15が備えられる。凹陥部15は、図7に示すように、傾斜部14の頂部から冷蔵庫高さ方向下方に向けて凹陥するものであり、ヒンジピン13の大径部12を受ける底部16を有する。
【0023】
図5および6に示すように、ヒンジピン13の大径部12が傾斜部14の頂部を乗り越えて凹陥部15の位置に達すると、図8に示されているように凹陥部15に降下して嵌まり込む状態となる。ヒンジピン13の大径部12が凹陥部15に嵌まることにより、ヒンジピン13が冷蔵庫1における前方へ移動しようとする動きが規制される。これにより、扉3は、下支持手段5および上支持手段4により、右開きの場合において適切な枢支位置に取り付けられた状態となり、開閉動作が可能となる。
【0024】
前述の扉3の取り付け作業が終了したら、図3および図8に示すように、上支持手段4を被覆するカバー体17を取り付ける。カバー体17により、冷蔵庫の外観が整えられる。また、カバー体17の上支持手段4側の一部が凹陥部15上方の開口部分を塞ぐようにすることで、ヒンジピン13の抜けを防止することができる。
【0025】
また、扉3の取外しの方法については、まず、カバー体17を取り外してからヒンジピン13を抜き取り、扉3を持ち上げるようにして下支持手段5から離すようにすればよい。扉3を左開きとする場合には、前述のとおり下支持手段5にある下ヒンジピン8を他方の下支持手段5に付け替えたのち、扉3の下部における他方の端部に位置する下ヒンジピン挿入孔に下ヒンジピン8を差し入れるようにして支持させる。
【0026】
さらに、ヒンジピン13を、扉3の他方のヒンジピン挿入孔9に差し入れた状態で、上述したようにヒンジピン13を他方の上支持手段4の案内溝11に対応位置させた状態で断熱箱体2側、すなわち、図3に示す矢印B方向に押し付けるようにして取り付ければよい。この後にカバー体17の取り付けを行なうようにする。
【0027】
図7および図8は上支持手段4の強度を高める例を示している。上支持手段4の強度を高める手段として、補強板18を備える。補強版18は、断熱箱体2の外装内側の強度部材に一端を固定し、多端が上支持手段4の下部に延設されるように設けられる。
【0028】
図9に示すように、補強板18は上支持手段が有するガイド溝11に重なる形状の切り欠き19が形成されている。また、補強板18は切り欠き19の両脇の前側端部を上方に向けて折曲して爪状のストッパ20を有する。切り欠き19を間にして対に備えられるストッパ20は、図7および図8に示すように、上支持手段4の突出方向における凹陥部15の前方位置となるように備えられる。切り欠き19を間にした対向間隔が、上ヒンジピン13のピン部の径より大にして、かつ上ヒンジピン13の大径部12より小とされている。
【0029】
前述のとおり、上支持手段4は、扉3の支持手段であり、かつ、ヒンジピン13の大径部12が凹陥部15に嵌った状態となることにより、ヒンジピン13の冷蔵庫1における前方へ動きを規制し抜けを防止するヒンジピン抜け防止手段として機能するものであるが、ストッパ20によりこの扉3の支持手段、および、ヒンジピン抜け防止手段としての上支持手段4の強度および信頼性を高めることができる。
【0030】
本発明は前述の説明に限定されない。本発明は特に冷蔵庫の扉の左右開きの切替作業に好適であるが、冷蔵庫に限定される必要はなく、その他の家具、装置および機器等が備える扉の取付機構に適宜用いることが可能である。
【符号の説明】
【0031】
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
3 扉
4 上支持手段
5 下支持手段
6 受け版
7 下ヒンジピン挿入孔
8 下ヒンジピン
9 ヒンジピン挿入孔
11 ガイド溝
12 大径部
13 ヒンジピン
14 傾斜部
15 凹陥部
17 カバー体
18 補強板
20 ストッパ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9