(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-09
(45)【発行日】2024-01-17
(54)【発明の名称】時間依存ネットワーキングのための制御プレーンに基づく設定
(51)【国際特許分類】
H04W 76/12 20180101AFI20240110BHJP
H04W 8/22 20090101ALI20240110BHJP
H04W 28/24 20090101ALI20240110BHJP
【FI】
H04W76/12
H04W8/22
H04W28/24
(21)【出願番号】P 2023027181
(22)【出願日】2023-02-24
(62)【分割の表示】P 2021540831の分割
【原出願日】2020-01-15
【審査請求日】2023-02-24
(32)【優先日】2019-01-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】517308024
【氏名又は名称】オフィノ, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ペイマン タレビ ファード
(72)【発明者】
【氏名】エスマエル ディナン
(72)【発明者】
【氏名】キュンミン パク
(72)【発明者】
【氏名】ウェイファー チャオ
(72)【発明者】
【氏名】ジェイシュリー バラティア
(72)【発明者】
【氏名】ジンスク リュ
【審査官】米倉 明日香
(56)【参考文献】
【文献】Nokia, Nokia Shanghai Bell,Ethernet LAN Mobility,3GPP TSG SA WG2 #129 S2-1810439,2018年10月09日
【文献】Huawei, HiSilicon,Solution for system enhancement to support TSN,3GPP TSG SA WG2 #128B S2-188299,2018年08月14日
【文献】Huawei, HiSilicon,System enhancement for TSN logical bridge management,3GPP TSG SA WG2 #130 S2-1900592,2019年01月15日
【文献】ZTE,Discussion on the Enhancements to 5GS QoS framework for support of deterministic services,3GPP TSG SA WG2 #130 S2-1900517,2019年01月15日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 7/24- 7/26
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1、4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
無線デバイスが、時間依存ネットワーク(TSN)トランスレータデバイスから、1つ以上のTSNパラメータを受信することと、
前記無線デバイスが、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)に、前記1つ以上のTSNパラメータを含むPDUセッションを確立する要求を示す非アクセス層(NAS)メッセージを送信することと、
前記無線デバイスが、前記AMFから、前記PDUセッションの承諾を示すメッセージを受信することと
を含む、方法。
【請求項2】
前記1つ以上のTSNパラメータは、優先度パラメータを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記1つ以上のTSNパラメータは、TSNストリーム識別パラメータを含む、請求項1~2のうちの一項に記載の方法。
【請求項4】
前記NASメッセージは、前記無線デバイスに関連付けられているポートアイデンティティを含む、請求項1~3のうちの一項に記載の方法。
【請求項5】
前記NASメッセージは、前記要求のPDUセッションタイプが前記TSNのためのものであることを示す、請求項1~4のうちの一項に記載の方法。
【請求項6】
1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリとを含む無線デバイスであって、前記命令は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、請求項1~5のいずれかに記載の方法を前記無線デバイスに実施させる、無線デバイス。
【請求項7】
命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、請求項1~5のいずれかに記載の方法を前記1つ以上のプロセッサに実施させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項8】
方法であって、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)が、無線デバイスから、1つ以上のTSNパラメータを含むPDUセッションを確立する要求を示す非アクセス層(NAS)メッセージを受信することと、
前記AMFが、前記無線デバイスに、前記PDUセッションの承諾を示すメッセージを送信することと
を含む、方法。
【請求項9】
前記1つ以上のTSNパラメータは、優先度パラメータを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記1つ以上のTSNパラメータは、TSNストリーム識別パラメータを含む、請求項8~9のうちの一項に記載の方法。
【請求項11】
前記NASメッセージは、前記無線デバイスに関連付けられているポートアイデンティティを含む、請求項8~10のうちの一項に記載の方法。
【請求項12】
前記NASメッセージは、前記要求のPDUセッションタイプが前記TSNのためのものであることを示す、請求項8~11のうちの一項に記載の方法。
【請求項13】
1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリとを含むアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)であって、前記命令は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、請求項8~12のいずれかに記載の方法を基地局に実施させる、AMF。
【請求項14】
命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令は、1つ以上のプロセッサによって実行されると、請求項8~12のいずれかに記載の方法を前記1つ以上のプロセッサに実施させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項15】
システムであって、
無線デバイスと、
アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)と
を含み、
前記無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリであって、前記命令は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、
時間依存ネットワーク(TSN)トランスレータデバイスから、1つ以上のTSNパラメータを受信することと、
前記AMFに、前記1つ以上のTSNパラメータを含むPDUセッションを確立する要求を示す非アクセス層(NAS)メッセージを送信することと、
前記AMFから、前記PDUセッションの承諾を示すメッセージを受信することと
を前記無線デバイスに実施させる、メモリとを含み、
前記AMFは、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリであって、前記命令は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、
前記無線デバイスから、前記1つ以上のTSNパラメータを含む前記PDUセッションを確立する前記要求を示す前記NASメッセージを受信することと、
前記無線デバイスに、前記PDUセッションの承諾を示す前記メッセージを送信することと
を前記AMFに実施させる、メモリとを含む、システム。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年1月15日に出願された米国仮出願第62/792,652号の利益を主張し、その特許仮出願は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本発明の例示的な実施形態は、5Gシステムにおける強化された機能および機能性の実装を可能にする。本明細書に開示する技術の複数の実施形態を、5Gシステムおよび通信システムのネットワークスライシングの技術分野に使用することができる。より具体的には、本明細書に開示する技術の実施形態は、通信システムにおけるネットワークスライシングのための5Gコアネットワークおよび5Gシステムに関係し得る。本開示を通して、UE、無線デバイス、およびモバイルデバイスは交換可能に使用される。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、
無線デバイスによって、第1の基地局から、データパケットのストリームの送信のための時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの構成を示す要求を受信することと、
前記無線デバイスによって、セッション管理機能(SMF)に、前記TSNブリッジの構成のための少なくとも1つのパラメータを含む非アクセス層メッセージを送信することと、
前記無線デバイスによって、前記SMFから、前記TSNブリッジが前記データパケットのストリームの送信のために構成されていることを示す応答メッセージを受信することと、
前記無線デバイスによって、前記第1の基地局に、前記TSNブリッジの正常な構成を示すメッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目2)
前記要求が、前記第1の基地局と第2の基地局との間で前記データパケットのストリームの送信のための前記TSNブリッジの構成を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記SRPメッセージが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
前記TSNブリッジの構成のための前記少なくとも1つのパラメータを含む、項目2に記載の方法。
(項目4)
前記TSNブリッジの構成のための前記少なくとも1つのパラメータが、前記データパケットのストリームの識別子を含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記データパケットのストリームの前記識別子が、
前記第1の基地局の識別子と、
第2の基地局の識別子と、を含む、項目4に記載の方法。
(項目6)
前記TSNブリッジの構成のための前記少なくとも1つのパラメータが、
データフレームパラメータと、
ユーザからネットワークへの要件パラメータと、
優先度およびランク指示パラメータと、
レイテンシ値と、
トラフィック仕様パラメータと、を含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記データフレームパラメータが、
前記データパケットのストリームのソースメディアアクセス制御(MAC)アドレスと、
前記データパケットのストリームの宛先MACアドレスと、
仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)の識別子と、を含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
前記ユーザからネットワークへの要件パラメータが、
前記データパケットのストリームのレイテンシ要件を示すパラメータと、
前記データパケットのストリームの冗長性要件を示すパラメータと、を含む、項目6に記載の方法。
(項目9)
前記レイテンシ値が、累積レイテンシ値を含む、項目6に記載の方法。
(項目10)
前記トラフィック仕様パラメータが、
データフレームのサイズを示すパラメータと、
データフレームの数を示すパラメータと、を含む、項目6に記載の方法。
(項目11)
前記応答メッセージは、前記第2の基地局が前記データパケットのストリームの前記送信の準備ができていることを示すストリーム予約プロトコル(SRP)応答メッセージである、項目1に記載の方法。
(項目12)
前記非アクセス層メッセージが、前記TSNブリッジの識別子をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記TSNブリッジが、入口ポートおよび出口ポートを含む第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)システムである、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記出口ポートが、
前記無線デバイス、または
ユーザプレーン機能を備える、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記入口ポートが、
前記無線デバイス、または
ユーザプレーン機能を備える、項目13に記載の方法。
(項目16)
無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記無線デバイスに項目1~15のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える無線デバイス。
(項目17)
1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに項目1~15のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目18)
方法であって、
無線デバイスによって、第1の基地局から、前記第1の基地局と第2の基地局との間でデータパケットのストリームの送信のための時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの構成を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することであって、前記SRPメッセージが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
前記TSNブリッジの構成のための前記少なくとも1つのパラメータと、を含む、受信することと、
前記無線デバイスによって、セッション管理機能(SMF)に、前記TSNブリッジを構成するために、前記SRPメッセージを含む非アクセス層メッセージを送信することと、
前記無線デバイスによって、前記第2の基地局が前記データパケットのストリームの前記送信の準備ができていることを示すSRP応答メッセージを受信することと、
前記無線デバイスによって前記第1の基地局に、前記SRP応答メッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目19)
前記SRP応答メッセージが、前記TSNブリッジの制御プレーンネットワーク要素から受信される、項目18に記載の方法。
(項目20)
前記SRP応答メッセージが、前記第2の基地局から受信される、項目18に記載の方法。
(項目21)
前記無線デバイスによって、前記データパケットのストリームの送信のためのTSNタイプのパケットデータユニット(PDU)セッションを確立することを決定することをさらに含む、項目18に記載の方法。
(項目22)
非アクセス層メッセージは、前記PDUセッションが前記TSNブリッジに対するものであることを示すパラメータをさらに含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記データパケットのストリームの前記識別子が、
前記第1の基地局の識別子と、
前記第2の基地局の識別子と、を含む、項目18に記載の方法。
(項目24)
無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記無線デバイスに項目18~23のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える無線デバイス。
(項目25)
前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに項目18~23のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目26)
方法であって、
無線デバイスによって、第1の基地局から、前記第1の基地局と第2の基地局との間で、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジを介して、データパケットのストリームの送信のためのネットワークリソースの予約を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することであって、前記SRPメッセージが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
前記データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータと、を含む、受信することと、
前記無線デバイスによって、前記SRPメッセージに基づいて、前記TSNブリッジに対するパケットデータユニット(PDU)セッションを確立することを決定することと、
前記無線デバイスによって、セッション管理機能(SMF)に、前記データパケットのストリームの前記PDUセッションの確立を要求する要求メッセージを送信することであって、前記要求メッセージが、
前記SRPメッセージ、および
前記PDUセッションが前記TSNブリッジに対するものであることを示すパラメータを含む、送信することと、
前記無線デバイスによって、第2基地局が前記データパケットのストリームを受信する準備ができていることを示すSRP応答メッセージを受信することと、
前記無線デバイスによって、前記第1の基地局に、前記SRP応答メッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目27)
前記無線デバイスによって、前記第1の基地局から、前記データパケットのストリームを受信することと、
前記第2の基地局に、前記無線デバイスによって、前記PDUセッションを介して前記データパケットのストリームを送信することと、をさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記無線デバイスによって、前記第1の基地局から、TSNトランスレータを介して前記SRPメッセージを受信することをさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目29)
前記データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータが、
データフレームパラメータと、
ユーザからネットワークへの要件パラメータと、
優先度およびランク指示パラメータと、
レイテンシ値と、
トラフィック仕様パラメータと、を含む、項目26に記載の方法。
(項目30)
前記データフレームパラメータが、
前記データパケットのストリームのソースメディアアクセス制御(MAC)アドレスと、
前記データパケットのストリームの宛先MACアドレスと、
仮想ローカルエリアネットワーク(VLAN)の識別子と、を含む、項目29に記載の方法。
(項目31)
前記ユーザからネットワークへの要件パラメータが、
前記データパケットのストリームのレイテンシ要件を示すパラメータと、
前記データパケットのストリームの冗長性要件を示すパラメータと、を含む、項目29に記載の方法。
(項目32)
前記レイテンシ値が、累積レイテンシ値を含む、項目29に記載の方法。
(項目33)
前記トラフィック仕様パラメータが、
データフレームのサイズを示すパラメータと、
データフレームの数を示すパラメータと、を含む、項目29に記載の方法。
(項目34)
前記要求メッセージが、非アクセス層メッセージである、項目26に記載の方法。
(項目35)
前記SRP応答メッセージが、非アクセス層メッセージである、項目26に記載の方法。
(項目36)
前記SRP応答メッセージが、前記SMFを介して受信される、項目26に記載の方法。
(項目37)
前記SRP応答メッセージが、前記PDUセッションを介して受信される、項目26に記載の方法。
(項目38)
前記SRP応答メッセージが、ユーザプレーン機能を介して受信される、項目26に記載の方法。
(項目39)
前記無線デバイスによって、前記データパケットのストリームのための前記少なくとも1つの送信パラメータを抽出することと、
前記無線デバイスによって、前記少なくとも1つの送信パラメータをサービス品質パラメータにマッピングすることと、をさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目40)
前記要求メッセージが、前記TSNブリッジの識別子をさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目41)
前記TSNブリッジが、入口ポートおよび出口ポートを含む第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)システムである、項目40に記載の方法。
(項目42)
前記出口ポートが、
前記無線デバイス、または
ユーザプレーン機能を備える、項目41に記載の方法。
(項目43)
前記入口ポートが、
前記無線デバイス、または
ユーザプレーン機能を備える、項目41に記載の方法。
(項目44)
前記要求メッセージが、TSNシステムの第1の終端基地局に関連付けられているポートの識別子をさらに含む、項目26に記載の方法。
(項目45)
前記SMFが、前記SRPメッセージをユーザプレーン機能に送信する、項目26に記載の方法。
(項目46)
無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記無線デバイスに項目26~45のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える無線デバイス。
(項目47)
前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに項目26~45のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目48)
方法であって、
セッション管理機能(SMF)から、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの無線デバイスによって、前記TSNブリッジのデータパケットのストリームのためのネットワークリソースの予約を要求する構成メッセージを受信することと、
前記無線デバイスによって、前記構成メッセージに基づいて、前記TSNブリッジを介して前記データパケットのストリームの送信のためのパケットデータユニット(PDU)セッションを修正することを決定することと、
前記無線デバイスによって、前記SMFに、前記データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを含む非アクセス層メッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目49)
前記構成メッセージが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
前記データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータと、を含む、項目48に記載の方法。
(項目50)
前記データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
データフレームパラメータと、
ユーザからネットワークへの要件パラメータと、
優先度およびランク指示パラメータと、
レイテンシ値と、
トラフィック仕様パラメータと、を含む、項目49に記載の方法。
(項目51)
前記非アクセス層メッセージが、
ストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージと、
前記PDUセッションが前記TSNブリッジに対するものであることを示すパラメータと、を含む、項目48に記載の方法。
(項目52)
前記SRPメッセージが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
データフレームパラメータと、
ユーザからネットワークへの要件パラメータと、
優先度およびランク指示パラメータと、
レイテンシ値と、
トラフィック仕様パラメータと、を含む、項目51に記載の方法。
(項目53)
前記無線デバイスによって、前記PDUセッションの確立が正常であることを示すことを示す確認応答メッセージを受信することをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目54)
前記無線デバイスによって、第1の基地局に、ストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを送信することをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目55)
前記無線デバイスによって、第1の基地局から、ストリーム予約プロトコル(SRP)応答メッセージを受信することをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目56)
前記無線デバイスによって、第2の基地局に、ストリーム予約プロトコル(SRP)応答メッセージを送信することをさらに含む、項目48に記載の方法。
(項目57)
無線デバイスであって、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記無線デバイスに項目48~56のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備える無線デバイス。
(項目58)
前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに項目48~56のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目59)
方法であって、
無線デバイスによって、セッション管理機能から、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジのデータパケットのストリームのためのネットワークリソースの予約を要求する、ストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することであって、前記SRPメッセージが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
前記データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータと、を含む、受信することと、
前記無線デバイスによって、前記SRPメッセージに基づいて、前記TSNブリッジに対するパケットデータユニット(PDU)セッションを確立することを決定することと、
前記無線デバイスによって、セッション管理機能(SMF)に、前記データパケットのストリームのための前記PDUセッションの確立を要求する要求メッセージを送信することであって、前記要求メッセージが、
前記SRPメッセージと、
前記PDUセッションが前記TSNブリッジに対するものであることを示すパラメータと、を含む、送信することと、
前記無線デバイスによって、前記TSNブリッジの前記PDUセッションの確立が正常であることを示す確認応答メッセージを受信することと、
前記無線デバイスによって、第1の基地局に、前記SRPメッセージを送信することと、
前記無線デバイスによって、前記第1の基地局から、SRP応答メッセージを受信することと、
無線デバイスによって、第2の基地局に、前記SRP応答メッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目60)
方法であって、
セッション管理機能(SMF)によって、無線デバイスから、データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを含む、非アクセス層メッセージを受信することと、
前記SMFによって、時間依存ネットワークTSNブリッジのパケット送信のためにユーザプレーン機能(UPF)を構成することを決定することと、
前記SMFによって、前記UPFに、前記TSNブリッジに対して前記UPFを構成するメッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目61)
前記非アクセス層メッセージが、前記TSNブリッジの識別子を含む、項目60に記載の方法。
(項目62)
前記SMFによって、前記UPFから、前記TSNブリッジの正常な構成を示す確認応答メッセージを受信することをさらに含む、項目60に記載の方法。
(項目63)
前記メッセージが、前記データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータの要素を含む、項目60に記載の方法。
(項目64)
セッション管理機能であって、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記セッション管理機能に項目60~64のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備えるセッション管理機能。
(項目65)
1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに項目60~64のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目66)
方法であって、
セッション管理機能(SMF)によって、無線デバイスから、時間依存ネットワーキング(TSN)ブリッジの識別子を含む非アクセス層メッセージを受信することと、
前記SMFによって、前記TSNブリッジのパケット送信のためのユーザプレーン機能UPFを構成することを決定することと、
前記SMFによって前記UPFに、前記TSNブリッジに対して前記UPFを構成するメッセージを送信することと、
前記SMFによって、前記UPFから、前記TSNブリッジの正常な構成を示す確認応答メッセージを受信することと、を含む、方法。
(項目67)
前記非アクセス層メッセージが、前記TSNブリッジを介して、パケットの送信のためのパケットデータユニット(PDU)セッションの確立を要求するためのものである、項目66に記載の方法。
(項目68)
前記非アクセス層メッセージが、前記無線デバイスのポートの識別子を含む、項目66に記載の方法。
(項目69)
前記ポートが、前記TSNブリッジに関連付けられている、項目68に記載の方法。
(項目70)
前記メッセージが、N4セッション確立要求である、項目66に記載の方法。
(項目71)
前記構成メッセージが、
前記TSNブリッジ識別子と、
前記TSNブリッジに関連付けられているポートの識別子と、を含む、項目66に記載の方法。
(項目72)
前記確認応答メッセージが、前記TSNブリッジの識別子を含む、項目71に記載の方法。
(項目73)
前記メッセージが、ストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを含む、項目66に記載の方法。
(項目74)
前記ストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
データフレームパラメータと、
ユーザからネットワークへの要件パラメータと、
優先度およびランク指示パラメータと、
レイテンシ値と、
トラフィック仕様パラメータと、を含む、項目73に記載の方法。
(項目75)
前記メッセージが、データパケットのストリームの識別子を含む、項目66に記載の方法。
(項目76)
前記SMFによって、ポリシー制御機能(PCF)に、データパケットのストリームのサービス品質(QoS)フロー要求を送信することと、
前記SMFによって、前記PCFから、前記データパケットのストリームのQoSフローの少なくとも1つのポリシーおよび課金制御(PCC)規則を受信することと、をさらに含む、項目66に記載の方法。
(項目77)
セッション管理機能であって、1つ以上のプロセッサと、前記1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記セッション管理機能に項目66~76のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を記憶するメモリと、を備えるセッション管理機能。
(項目78)
1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、前記1つ以上のプロセッサに項目
66~76のいずれか一項に記載の方法を実行させる命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
(項目79)
方法であって、
セッション管理機能(SMF)によって、無線デバイスから、TSNブリッジを介した時間依存ネットワーク(TSN)パケット送信のためのパケットデータユニット(PDU)セッションの確立を要求するメッセージを受信することと、
前記SMFによって、前記TSNパケット送信のためのユーザプレーン機能(UPF)を構成することを決定することと、
前記SMFによって、前記UPFに、
前記TSNブリッジの識別子と、
前記パケット送信に関連付けられているポートの識別子と、を含むセッション確立要求を送信することと、
前記SMFによって、前記UPFから、前記パケット送信のための前記ポートの正常な構成を示す確認応答を受信することと、を含む、方法。
(項目80)
方法であって、
セッション管理機能(SMF)によって、無線デバイスから、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジに対するデータパケットのストリームのパケットデータユニット(PDU)セッションの確立を要求するメッセージを受信することであって、前記メッセージが、
データパケットのストリームの識別子と、
前記データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータと、を含むストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージと、
前記PDUセッションが前記TSNブリッジに対するものであることを示すパラメータと、を含む、受信することと、
前記SMFによって、前記パラメータに基づいて、前記PDUセッションの前記確立が前記TSNブリッジに対するものであることを決定することと、
前記SMFによって、前記データパケットのストリームのための前記少なくとも1つの送信パラメータに基づいて、サービス品質(QoS)要件パラメータを決定することと、
前記SMFによって、ネットワーク機能に、第2の基地局を目的とした前記SRPメッセージを送信することと、
前記SMFによって、ユーザプレーン機能(UPF)に、前記TSNブリッジに対する前記PDUセッションの確立を要求するメッセージを送信することであって、前記要求メッセージが、
前記データパケットのストリームの前記識別子と、
前記QoS要件パラメータと、を含む、送信することと、を含む、方法。
(項目81)
前記ネットワーク機能が、
ネットワーク公開機能、および
ユーザプレーン機能(UPF)のうちの少なくとも1つである、項目80に記載の方法。
(項目82)
前記SMFによって、ポリシー制御機能(PCF)に、前記データパケットのストリームのQoSフロー要求を送信することと、
前記SMFによって、前記PCFから、前記データパケットのストリームのQoSフローの少なくとも1つのポリシーおよび課金制御(PCC)規則を受信することと、をさらに含む、項目80に記載の方法。
(項目83)
前記QoSフロー要求が、前記データパケットのストリームの前記少なくとも1つの送信パラメータを含む、項目82に記載の方法。
(項目84)
方法であって、
セッション管理機能(SMF)によって、無線デバイス時間依存ネットワーキング(TSN)システムから、データパケットのストリームのパケットデータユニット(PDU)セッション確立の要求を示す第1のメッセージを受信することであって、前記第1のメッセージが、
前記データパケットのストリームの識別子と、
前記データパケットのストリームの送信のための要件を特徴付ける少なくとも1つのパラメータと、を含む、受信することと、
前記セッション管理機能によって、前記第1のメッセージに基づいて、前記PDUセッション確立のための前記要求が、前記TSNシステムに対するものであることを決定することと、
前記SMFによって、前記データパケットのストリームの送信のための要件を特徴付ける少なくとも1つのパラメータに基づいて、サービス品質(QoS)要件パラメータを決定することと、
前記セッション管理機能(SMF)によってユーザプレーン機能(UPF)に、前記TSNシステムに対する前記PDUセッションの確立を要求する第2のメッセージを送信することであって、前記第2のメッセージが、
前記データパケットのストリームの前記識別子と、
前記QoS要件パラメータと、を含む、送信することと、を含む、方法。
(項目85)
前記SMFによって、ポリシー制御機能(PCF)に、QoSフローに対する要求を送信することと、
前記SMFによって、前記PCFから、QoSフローの少なくとも1つのポリシーおよび課金制御(PCC)規則を受信することと、をさらに含む、項目84に記載の方法。
(項目86)
ネットワーク公開機能(NEF)によって、前記SMFから、ストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することと、
前記NEFによって、ネットワークノードに、前記SRPメッセージを送信することと、をさらに含む、項目84に記載の方法。
(項目87)
前記ネットワークノードが、
TSNトランスレータデバイスと、
ポリシー制御機能と、
アプリケーション機能と、を備える、項目86に記載の方法。
(項目88)
前記ネットワークノードによって、第2のTSNブリッジに、前記SRPメッセージを送信することをさらに含む、項目86に記載の方法。
(項目89)
前記第2のTSNブリッジによって、前記ネットワークノードから、前記SRPメッセージを受信することをさらに含む、項目88に記載の方法。
(項目90)
前記ネットワークノードが、
TSNトランスレータデバイスと、
ネットワーク公開機能と、
ポリシー制御機能と、
アプリケーション機能と、を備える、項目89に記載の方法。
(項目91)
方法であって、
セッション管理機能(SMF)によって、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)から、第1の要求メッセージが時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジに対するものであることを示す第1の要求メッセージを受信することと、
前記SMFによって、前記第1の要求メッセージの要素に基づいて、TSN機能をサポートするユーザプレーン機能(UPF)を選択することと、
前記SMFによって、前記UPFに、前記TSNブリッジの前記UPFを構成する第2の要求メッセージを送信することと、を含む、方法。
(項目92)
前記第1の要求メッセージが、パケットデータユニット(PDU)セッション確立要求に対するものである、項目91に記載の方法。
(項目93)
前記第1の要求メッセージが、N11要求メッセージである、項目91に記載の方法。
(項目94)
前記第2のメッセージが、N4セッション確立要求メッセージである、項目91に記載の方法。
(項目95)
前記SMFによって、ネットワークリポジトリ機能(NRF)に、前記UPFを選択するための発見要求メッセージを送信することと、
前記SMFによって、前記NRFから、TSN機能をサポートする前記UPFの識別子を受信することと、をさらに含む、項目91に記載の方法。
(項目96)
前記発見要求メッセージが、TSN能力インジケータを含む、項目95に記載の方法。
(項目97)
方法であって、
セッション管理機能(SMF)によって、アクセスおよびモビリティ管理機能から、前記PDUセッションが、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジに対するものであることを示す、パケットデータユニット(PDU)セッション確立要求を受信することと、
前記SMFによって、ネットワークリポジトリ機能(NRF)に、ユーザプレーン機能(UPF)を選択するための発見要求メッセージであって、TSN能力インジケータを含む発見要求メッセージを送信することと、
前記SMFによって、前記NRFから、TSN機能性をサポートする前記UPFの識別子を受信することと、を含む、方法。
(項目98)
前記SMFによって、前記UPFに、セッション確立要求メッセージを送信することをさらに含む、項目97に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【0003】
本発明の様々な実施形態のうちのいくつかの例が、図面を参照して本明細書に記載される。
【0004】
【
図1】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な5Gシステムアーキテクチャの略図である。
【
図2】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な5Gシステムアーキテクチャの略図である。
【
図3】本開示の実施形態の態様に基づく、5Gシステムにおける例示的な無線デバイスおよびネットワークノードのシステム図である。
【
図4】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なネットワークノードのシステム図である。
【
図5A】本開示の実施形態の態様に基づく、UE 100およびAMF 155における2つの登録管理状態モデルを示す。
【
図5B】本開示の実施形態の態様に基づく、UE 100およびAMF 155における2つの登録管理状態モデルを示す。
【
図6A】本開示の実施形態の態様に基づく、UE 100およびAMF 155における2つの接続管理状態モデルを示す。
【
図6B】本開示の実施形態の態様に基づく、UE 100およびAMF 155における2つの接続管理状態モデルを示す。
【
図7】本開示の実施形態の態様に基づく、分類およびトラフィックのマーキングのための図である。
【
図8】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図9】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図10】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図11】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図12】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図13】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図14】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図15】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図16】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図17】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図18】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図19】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図20】本開示の一実施形態の一態様による例図である。
【
図21】本開示の一実施形態の一態様による例図である。
【
図22】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図23】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図24】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図25】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図26】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図27】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図28】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図29】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図30】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な略図である。
【
図31】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図32】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図33】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図34】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図35】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図36】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【
図37】本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なコールフローである。
【発明を実施するための形態】
【0005】
以下の頭字語は、本開示全体を通して使用される:
5G 第5世代モバイルネットワーク
5GC 5Gコアネットワーク
5GS 5Gシステム
5G-AN 5Gアクセスネットワーク
5QI 5G QoSインジケータ
AF アプリケーション機能
AMF アクセスおよびモビリティ管理機能
AN アクセスネットワーク
CDR 課金データレコード
CCNF 共通制御ネットワーク機能
CIoT セルラーIoT
CN コアネットワーク
CP 制御プレーン
DDN ダウンリンクデータ通知
DL ダウンリンク
DN データネットワーク
DNN データネットワーク名
F-TEID 完全認定TEID
GPSI ジェネリックパブリック加入識別子
GTP GPRSトンネリングプロトコル
GUTI グローバル一意識別子
IMSI 国際移動体加入者識別番号
LADN ローカルエリアデータネットワーク
LI 合法的傍受
MEI モバイル機器識別子
MICO モバイル開始接続専用
MME モビリティ管理エンティティ
MO モバイルオリジネート
MSISDN モバイル加入者ISDN
MT モバイル終端
N3IWF 非3GPPインターワーキング機能
NAI ネットワークアクセス識別子
NAS 非アクセス層
NB-IoT 狭帯域IoT
NEF ネットワーク公開機能
NF ネットワーク機能
NGAP 次世代アプリケーションプロトコル
NR 新無線
NRF ネットワークリポジトリ機能
NSI ネットワークスライスインスタンス
NSSAI ネットワークスライス選択支援情報
NSSF ネットワークスライス選択機能
OCS オンライン課金システム
OFCS オフライン課金システム
PCF ポリシー制御機能
PDU パケット/プロトコルデータユニット
PEI 永久機器識別子
PLMN 公衆陸上モバイルネットワーク
RAN 無線アクセスネットワーク
QFI QoSフローアイデンティティ
RM 登録管理
S1-AP S1アプリケーションプロトコル
SBA サービスベースのアーキテクチャ
SEA セキュリティアンカー機能
SCM セキュリティコンテキスト管理
SMF セッション管理機能
SMSF SMS機能
S-NSSAI シングルネットワークスライス選択支援情報
SUCI サーブドユーザ相関ID
SUPI 加入者永久識別子
TEID トンネル終点識別子
TSN 時間依存ネットワーキング
UE ユーザ機器
UL アップリンク
ULCL アップリンク分類子
UPF ユーザプレーン機能
【0006】
例示的な
図1および
図2は、アクセスネットワークおよび5Gコアネットワークを含む5Gシステムを示している。例示的な5Gアクセスネットワークは、5Gコアネットワークに接続するアクセスネットワークを含むことができる。アクセスネットワークは、NG-RAN 105および/または非3GPP AN 165を含むことができる。例示的な5Gコアネットワークは、1つ以上の5Gアクセスネットワーク5G-ANおよび/またはNG-RANに接続することができる。5Gコアネットワークは、インターフェースが機能要素および/またはネットワーク要素間の通信に使用され得る、例示的な
図1および例示的な
図2のように、機能要素またはネットワーク機能を備えることができる。
【0007】
一例では、ネットワーク機能は、機能的挙動および/またはインターフェースを有する、ネットワークにおける処理機能であり得る。ネットワーク機能は、専用ハードウェア上のネットワーク要素および/もしくは
図3および
図4に描写されるようなネットワークノードとして、または専用ハードウェアおよび/もしくは共有ハードウェア上で動くソフトウェアインスタンスとして、または適切なプラットフォーム上でインスタンス化される仮想機能としてのいずれかで実装されてもよい。
【0008】
一例では、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)155は、以下の機能(AMF 155の機能性のいくつかは、AMF 155の単一のインスタンスでサポートされてもよい)を含むことができる:RAN 105のCPインターフェースの終端(N2)、NASの終端(N1)、NASの暗号化および完全性保護、登録管理、接続管理、到達可能性管理、モビリティ管理、合法的傍受(AMF 155のイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対する)、セッション管理にトランスポートを提供、UE 100とSMF 160との間のSMメッセージ、SMメッセージをルーティングするための透過プロキシ、アクセス認証、アクセス認可、UE 100とSMSFとの間のSMSメッセージにトランスポートを提供、セキュリティアンカー機能(SEA)、AUSF 150およびUE 100との相互作用、UE 100の認証プロセスの結果として確立された中間鍵の受信、ならびに/またはアクセスネットワーク固有鍵を導出するために使用する鍵をSEAから受信するセキュリティコンテキスト管理(SCM)など。
【0009】
一例では、AMF 155は、N3IWF 170によるN2インターフェースを通じた非3GPPアクセスネットワーク、N3IWF 170でのUE 100とのNASシグナリング、N3IWF 170で接続されるUEの認証、モビリティの管理、認証、ならびに非3GPPアクセス165を介して接続される、または同時に3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165を介して接続される、UE 100の別個のセキュリティコンテキスト状態(複数可)、3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165での協調した有効なRMコンテキストのサポート、ならびに/または非3GPPアクセスでの接続性のための、UE 100用のCM管理コンテキストのサポートなどに対応することができる。
【0010】
一例では、AMF 155領域は、1つまたは複数のAMF 155セットを含むことができる。AMF 155のセットは、所与のエリアおよび/またはネットワークスライス(複数可)にサービスを提供する、一部のAMF 155を含むことができる。一例では、複数のAMF 155のセットは、AMF 155の領域および/またはネットワークスライス(複数可)ごとであってもよい。アプリケーション識別子は、特定のアプリケーショントラフィック検出規則にマッピングされ得る識別子であってもよい。構成されたNSSAIは、UE 100においてプロビジョニングされ得るNSSAIであってもよい。DNNの場合、DN 115アクセス識別子(DNAI)は、DN 115へのユーザプレーンアクセスの識別子であってもよい。初期登録は、RM-登録解除500、520の状態にある、UE 100の登録に関係していてもよい。N2AP UE 100の関連付けは、5G ANノードとAMF 155とのUE 100の関連付けごとの論理であってもよい。N2AP UE-TNLAバインディングは、N2AP UE 100関連付けと特定のトランスポートネットワーク層、所与のUE 100のTNL関連付けとの間のバインディングであってもよい。
【0011】
一例では、セッション管理機能(SMF)160は、以下の機能性(SMF 160の単一のインスタンスにおいて、SMF 160機能のうちの1つがサポートされてもよい)のうちの1つ以上を含むことができる:セッション管理(例えば、UPF 110とAN 105ノードとの間のトンネル維持を含む、セッションの確立、修正、および解放)、UE 100のIPアドレスの割り当ておよび管理(任意選択の認可を含む)、UP機能の選択および制御、適切な宛先へトラフィックをルーティングする、UPF 110でのトラフィック誘導の構成、インターフェースのポリシー制御機能への終端、ポリシー施行およびQoSの制御部分。合法的傍受(SMイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対する)、NASメッセージのSM部分の終端、ダウンリンクデータ通知、AMF 155を介してN2上を(R)AN 105へ送信される、AN固有のSM情報の開始、セッションのSSCモードの決定、ローミング機能、QoS SLA(VPLMN)を適用するためのローカル施行の処理、課金データ収集および課金インターフェース(VPLMN)、合法的傍受(VPLMNにおいて、SMイベントおよびLIシステムへのインターフェースに対する)、ならびに/または外部DN 115によるPDUセッションの認可/認証のためのシグナリングの伝送のための外部DN 115との相互作用のサポートなど。
【0012】
一例では、ユーザプレーン機能(UPF)110は、以下の機能性(UPF 110の機能性のうちの一部は、UPF 110の単一インスタンスでサポートされてもよい)のうちの1つ以上を含むことができる:RAT内および/またはRAT間のモビリティのためのアンカーポイント(適用できる場合)、DN 115への相互接続の外部PDUセッションポイント、パケットルーティングおよび転送、パケット検査およびポリシー規則施行のユーザプレーン部分、合法的傍受(UP収集)、トラフィック使用量報告、トラフィックフローをデータネットワークへルーティングするのをサポートするアップリンク分類子、マルチホームのPDUセッション(複数可)をサポートする分岐点、ユーザプレーン向けQoS対応、アップリンクトラフィック検証(SDFからQoSフローのマッピング)、アップリンクおよびダウンリンクにおけるトランスポートレベルのパケットマーキング、ならびに/またはダウンリンクパケットバッファリングおよびダウンリンクデータ通知のトリガーなど。
【0013】
一例では、UE 100のIPアドレス管理は、UE 100のIPアドレスの割り当ておよび解放、ならびに/または割り当てられたIPアドレスの更新を含むことができる。UE 100は、そのIPスタック能力および/または構成に基づいて、PDUセッション確立手順中に要求されたPDUタイプを設定することができる。一例では、SMF 160は、PDUセッションのPDUタイプを選択することができる。一例では、SMF 160は、PDUタイプがIPに設定された要求を受信した場合、SMF 160は、DNN構成および/または事業者ポリシーに基づいて、PDUタイプIPv4またはIPv6を選択することができる。一例では、SMF 160は、他のIPバージョンがDNN上でサポートされているかどうかを示すために、UE 100に原因値を提供することができる。一例では、SMF 160がPDUタイプIPv4またはIPv6の要求を受信し、要求されたIPバージョンがDNNによってサポートされている場合、SMF 160は要求されたPDUタイプを選択することができる。
【0014】
例示的な実施形態では、5GC要素およびUE 100は、以下のメカニズムをサポートすることができる:PDUセッション確立手順中に、SMF 160は、SM NASシグナリングを介してIPアドレスをUE 100に送信することができる。いったんPDUセッションを確立できると、DHCPv4を介するIPv4アドレス割り当ておよび/またはIPv4パラメータ構成を使用することができる。IPv6がサポートされている場合、IPv6プレフィックス割り当ては、IPv6ステートレス自動構成を介してサポートされてもよい。一例では、5GCネットワーク要素は、ステートレスDHCPv6を介するIPv6パラメータ構成をサポートしてもよい。
【0015】
5GCは、UDM 140の加入情報に基づいて、および/または加入者ごと、DNNごとの構成に基づいて、静的IPv4アドレスおよび/または静的IPv6プレフィックスの割り当てをサポートすることができる。
【0016】
ユーザプレーン機能(複数可)(UPF 110)は、PDUセッションのユーザプレーンパスを処理することができる。データネットワークにインターフェースを提供するUPF 110は、PDUセッションアンカーの機能性をサポートすることができる。
【0017】
一例では、ポリシー制御機能(PCF)135は、ネットワーク挙動を管理するための統一ポリシーフレームワークをサポートすること、ポリシー規則を施行するためにプレーン機能(複数可)にポリシー規則を提供すること、および/またはユーザデータリポジトリ(UDR)内のポリシー決定に関連する加入情報にアクセスするフロントエンドを実装することなどを行える。
【0018】
ネットワーク公開機能(NEF)125は、3GPPネットワーク機能によって提供されるサービスおよび能力を安全に公開する手段を提供すること、AF 145と交換される情報と内部ネットワーク機能と交換される情報との間で変換すること、および/または他のネットワーク機能からの情報を受信することなどが可能である。
【0019】
一例では、ネットワークリポジトリ機能(NRF)130は、NFインスタンスからNF発見要求を受信し、発見された(発見される)NFインスタンスに関する情報をNFインスタンスに提供し、ならびに/または利用可能なNFインスタンスおよびそのサポートされるサービスに関する情報を維持するサービス発見機能などをサポートすることができる。
【0020】
一例では、NSSF 120は、UE 100にサービスを提供するネットワークスライスインスタンスのセットを選択することができ、許可されたNSSAIを決定することができる。一例では、NSSF 120は、UE 100にサービスを提供するために使用されるAMF 155セットを決定することができ、および/または、構成に基づいて、NRF 130に問い合わせることによって、候補AMF 155(複数可)155のリストを決定することができる。
【0021】
一例では、UDRに記憶されたデータは、少なくとも加入識別子、セキュリティ認証情報、アクセスおよびモビリティ関連の加入データ、セッション関連の加入データ、ならびに/またはポリシーデータなどを含む、少なくともユーザ加入データを含むことができる。
【0022】
一例では、AUSF 150は認証サーバ機能(AUSF 150)をサポートすることができる。
【0023】
一例では、アプリケーション機能AF 145は、サービスを提供するために3GPPコアネットワークと相互作用することができる。一例では、事業者の展開に基づいて、アプリケーション機能は、関連するネットワーク機能と直接相互作用するために事業者によって信頼されてもよい。事業者がネットワーク機能に直接アクセスすることを許可しないアプリケーション機能は、外部公開フレームワークを使用して(例えば、NEF 125を介して)、関連するネットワーク機能と相互作用することができる。
【0024】
一例では、(R)AN 105と5Gコアとの間の制御プレーンインターフェースは、制御プレーンプロトコルを介する5GCへの複数の異なる種類のAN(複数可)(例えば、3GPP RAN 105、信頼できないアクセス165のためのN3IWF 170)の接続をサポートすることができる。一例では、N2 APプロトコルは、3GPPアクセス105および非3GPPアクセス165の両方に使用することができる。一例では、(R)AN 105と5Gコアとの間の制御プレーンインターフェースは、AMF 155と、AN(複数可)によってサポートされるサービスを制御する必要があり得るSMF 160などの他の機能(例えば、PDUセッションのためのAN 105内のUPリソースの制御)との間の切り離しをサポートすることができる。
【0025】
一例では、5GCは、PCF 135からUE 100にポリシー情報を提供することができる。一例では、ポリシー情報は、アクセスネットワーク発見および選択ポリシー、UE 100ルート選択ポリシー(URSP)、SSCモード選択ポリシー(SSCMSP)、ネットワークスライス選択ポリシー(NSSP)、DNN選択ポリシー、および/または非シームレスオフロードポリシーなどを含むことができる。
【0026】
一例では、例示的な
図5Aおよび
図5Bに示すように、登録管理(RM)を使用して、UE/ユーザ100をネットワークに対して登録または登録解除し、ネットワーク内のユーザコンテキストを確立することができる。接続管理は、UE 100とAMF 155との間のシグナリング接続を確立および解放するために使用することができる。
【0027】
一例では、UE 100は、登録を必要とするサービスを受信するためにネットワークに登録することができる。一例では、UE 100は、到達可能な状態を維持するために(定期的な登録更新)、またはモビリティに応じて(例えば、モビリティ登録更新)、またはその能力を更新するために、もしくはプロトコルパラメータを再ネゴシエートするために、ネットワークとの登録を定期的に更新することができる。
【0028】
一例では、例示的な
図8および
図9の例に示す初期登録手順は、ネットワークアクセス制御機能(例えば、UDM 140の加入プロファイルに基づくユーザ認証およびアクセス認可)の実行を伴ってもよい。例示的な
図9は、
図8に示す初期登録手順の続きである。初期登録手順の結果として、サービングAMF 155のアイデンティティをUDM 140に登録することができる。
【0029】
一例では、登録管理、RM手順は、3GPPアクセス105と非3GPPアクセス165の両方に適用可能である。
【0030】
例示的な
図5Aは、UE 100およびAMF 155によって観察されるUE 100のRM状態を示すことができる。例示的な実施形態では、選択されたPLMNにおけるUE 100の登録ステータスを反映し得る2つのRM状態、すなわち、RM-登録解除500およびRM-登録510が、UE 100およびAMF 155において使用されてもよい。一例では、RM登録解除状態500において、UE 100はネットワークに登録されていない可能性がある。AMF 155内のUE 100コンテキストは、UE 100の有効な位置情報またはルーティング情報を保持しない可能性があるため、UE 100は、AMF 155によって到達できない可能性がある。一例では、UE 100のコンテキストは、UE 100およびAMF 155に記憶されてもよい。一例では、RM登録状態510において、UE 100はネットワークに登録されてもよい。RM-登録510状態では、UE 100は、ネットワークへの登録を必要とし得るサービスを受信することができる。
【0031】
例示的な実施形態では、選択されたPLMNにおけるUE 100の登録ステータスを反映し得るUE 100のAMF 155において、2つのRM状態、すなわち、RM-登録解除520およびRM-登録530が使用されてもよい。
【0032】
例示的な
図6Aおよび
図6Bに示すように、接続管理CMは、N1インターフェースを介してUE 100とAMF 155との間のシグナリング接続を確立および解放することを含むことができる。シグナリング接続は、UE 100とコアネットワークとの間のNASシグナリング交換を可能にするために使用されてもよい。UE 100とAMF 155との間のシグナリング接続は、UE 100と(R)AN 105との間のANシグナリング接続(例えば、3GPPアクセスを介するRRC接続)と、ANとAMF 155との間のUE 100のためのN2接続との両方を含むことができる。
【0033】
例示的な
図6Aおよび
図6Bに示すように、AMF 155、CM-アイドル600、620、およびCM-接続610、630とのUE 100のNASシグナリング接続のために、2つのCM状態が使用されてもよい。CM-アイドル600 状態にあるUE 100は、RM-登録510状態にあり、N1上でAMF 155との確立されたNASシグナリング接続を有していない可能性がある。UE 100は、セル選択、セル再選択、および/またはPLMN選択などを実行することができる。CM-接続610状態のUE 100は、N1上でAMF 155とのNASシグナリング接続を有している可能性がある。
【0034】
例示的な実施形態では、AMF 155、CM-アイドル620、およびCM-接続630において、UE 100に対して2つのCM状態を使用することができる。
【0035】
一例では、RRC非アクティブ状態がNG-RANに適用されてもよい(例えば、5G CNに接続されたNRおよびE-UTRAに適用されてもよい)。AMF 155は、ネットワーク構成に基づいて、NG RAN 105に支援情報を提供して、UE 100がRRC非アクティブ状態に送られるかどうかのNG RAN 105の決定を支援することができる。UE 100がRRCの非アクティブ状態とCM-接続610の状態であるとき、UE 100は、アップリンクデータの保留によって、モバイル開始シグナリング手順によって、RAN 105のページングへの応答として、および/またはUE 100がRAN 105の通知エリアを去ったとのネットワークへの通知によってなど、RRC接続を再開してもよい。
【0036】
一例では、NASシグナリング接続管理は、NASシグナリング接続の確立および解放を含むことができる。NASシグナリング接続確立機能は、UE 100およびAMF 155によって提供され、CM-アイドル600の状態で、UE 100に対するNASシグナリング接続を確立してもよい。NASシグナリング接続を解放する手順は、5G(R)AN 105ノードまたはAMF 155によって開始することができる。
【0037】
一例では、UE 100の到達可能性管理によって、UE 100が到達可能であり、ネットワークがUE 100に到達するUE 100の位置(例えば、アクセスノード)を提供しているかを検出することができる。到達可能性管理は、UE 100のページング、およびUE 100の位置追跡によって行うことができる。UE 100の位置追跡は、UE 100の登録エリア追跡とUE 100の到達可能性追跡との両方を含むことができる。UE 100およびAMF 155は、登録および登録更新手順中に、CM-アイドル600、620の状態で、UE 100の到達可能性特性をネゴシエートしてもよい。
【0038】
一例では、2つのUE 100の到達可能性カテゴリが、CM-アイドル600、620状態に対して、UE 100とAMF 155との間でネゴシエートされ得る。1)UE 100がCM-アイドル600モードである間に、モバイルデバイスに終端データを与えるUE 100の到達可能性。2)モバイル開始接続専用(MICO)モード。5GCは、UE 100とDNNによって識別されるデータネットワークとの間のPDUの交換を提供するPDU接続サービスをサポートすることができる。PDU接続サービスは、UE 100からの要求に応じて確立されるPDUセッションを介してサポートされてもよい。
【0039】
一例では、PDUセッションは、1つ以上のPDUセッションタイプをサポートすることができる。PDUセッションは、N1上でUE 100とSMF 160との間で交換されるNAS SMシグナリングを使用して、確立(例えば、UE 100の要求時)、修正(例えば、UE 100および5GCの要求時)、および/または解放(例えば、UE 100および5GCの要求時)され得る。アプリケーションサーバからの要求に応じて、5GCはUE 100内の特定のアプリケーションをトリガーすることができる。UE 100は、そのトリガーを受信すると、それをUE 100内の識別されたアプリケーションに送信することができる。UE 100内の識別されたアプリケーションは、特定のDNNへのPDUセッションを確立することができる。
【0040】
一例では、5G QoSモデルは、例示的な
図7に示すようなQoSフローベースのフレームワークをサポートすることができる。5G QoSモデルは、保証されたフロービットレートを必要とするQoSフローと、保証されたフロービットレートを必要としないQoSフローの両方をサポートすることができる。一例では、5G QoSモデルは、反射型QoSをサポートすることができる。QoSモデルは、UPF 110(CN_UP)110、AN 105および/もしくはUE 100におけるフローマッピングまたはパケットマーキングを含むことができる。一例では、パケットは、UE 100、UPF 110(CN_UP)110、および/もしくはAF 145のアプリケーション/サービス層730から到着する、ならびに/またはそれらに向けられてもよい。
【0041】
一例では、QoSフローは、PDUセッションにおけるQoS差別化の粒度とすることができる。5GシステムにおけるQoSフローを識別するために、QoSフローID(QFI)を使用することができる。一例では、PDUセッション内の同じQFIを有するユーザプレーントラフィックは、同じトラフィック転送処理を受信することができる。QFIは、N3および/またはN9のカプセル化ヘッダで(例えば、エンドツーエンドのパケットヘッダを変更することなく)運ばれてもよい。一例では、QFIは、異なるタイプのペイロードを有するPDUに適用することができる。QFIは、PDUセッション内で一意であり得る。
【0042】
一例では、QoSフローのQoSパラメータは、PDUセッションでまたはQoSフロー確立時に、N2上でQoSプロファイルとして(R)AN 105へ提供されてもよく、NG-RANが使用されるときは毎回、ユーザプレーンがアクティブ化される。一例では、すべてのPDUセッションにデフォルトのQoS規則が必要になることがある。SMF 160は、QoSフローにQFIを割り当て、PCF 135によって提供される情報からQoSパラメータを導出することができる。一例では、SMF 160は、(R)AN 105へのQoSフローのQoSパラメータを含むQoSプロファイルと共にQFIを提供することができる。
【0043】
一例では、5G QoSフローは、5GシステムにおけるQoS転送処理に関する粒度とすることができる。同じ5G QoSフローにマッピングされたトラフィックは、同じ転送処理(例えば、スケジューリングポリシー、キュー管理ポリシー、レートシェーピングポリシー、および/またはRLC構成など)を受信することができる。一例では、異なるQoS転送処理を提供することは、別個の5G QoSフローを必要とする場合がある。
【0044】
一例では、5G QoSインジケータは、5G QoSフローに提供される特定のQoS転送挙動(例えば、パケット損失率、パケット遅延量)への参照として使用され得るスカラーであってもよい。一例では、5G QoSインジケータは、QoS転送処理(例えば、スケジューリングの加重値、アドミッション閾値、キュー管理閾値、および/またはリンク層プロトコル構成など)を制御し得る5QI参照ノード固有パラメータによってアクセスネットワークに実装することができる。
【0045】
一例では、5GCは、エッジコンピューティングをサポートしてもよく、事業者および第三者サービスを、UEが接着するアクセスポイントに近接してホストすることが可能になってもよい。5Gコアネットワークは、UE 100に近接するUPF 110を選択してもよく、UPF 110からN6インターフェースを介してローカルデータネットワークへ、トラフィック誘導を実行してもよい。一例では、選択およびトラフィック誘導は、UE 100の加入データ、UE 100の位置、アプリケーション機能AF 145からの情報、ポリシー、および/または他の関連するトラフィック規則などに基づくことができる。一例では、5Gコアネットワークは、ネットワーク情報および能力をエッジコンピューティングアプリケーション機能に公開することができる。エッジコンピューティングに対する機能性サポートは、ローカルルーティング(5GコアネットワークがUPF 110を選択して、ユーザトラフィックをローカルデータネットワークへルーティングする)、トラフィック誘導(5Gコアネットワークがトラフィックを選択して、ローカルデータネットワークの中のアプリケーションへルーティングされる)、UE 100およびアプリケーションモビリティを可能にするセッションおよびサービス継続性、例えば、アプリケーション機能からの入力に基づくユーザプレーンの選択および再選択、ネットワーク能力公開(5Gコアネットワークおよびアプリケーション機能が、NEf 125を介して互いへの情報を提供し得る)、QoSおよび課金(PCF 135が、ローカルデータネットワークへルーティングされるトラフィックに、QoS制御および課金の規則を提供し得る)、ならびに/またはローカルエリアデータネットワークのサポート(5Gコアネットワークが、アプリケーションを展開する特定のエリアに、LADNへ接続するようにサポートを提供し得る)などを含むことができる。
【0046】
例示的な5Gシステムは、5Gアクセスネットワーク105、ならびに/または5GコアネットワークおよびUE 100を備える3GPPシステムであってもよい。許可されたNSSAIは、例えば登録手順中にサービングPLMNから提供されるNSSAIであって、現在の登録エリアのサービングPLMNにおいてUE 100に対してネットワークが許可するNSSAIを示してもよい。
【0047】
一例では、PDU接続サービスは、UE 100とデータネットワークとの間でPDUの交換を提供することができる。PDUセッションは、UE 100と、PDU接続サービスを提供し得るデータネットワークDN 115との間の関連付けであってもよい。関連付けのタイプは、IP、イーサネット(登録商標)、および/または非構造化であってもよい。
【0048】
ネットワークスライスインスタンス(複数可)を介するデータネットワークへのユーザプレーン接続の確立は、次のこと、すなわち、必要なネットワークスライスをサポートするAMF 155を選択するRM手順を実行することと、ネットワークスライスインスタンス(複数可)を介して必要なデータネットワークへの1つ以上のPDUセッション(複数可)を確立すること、を含むことができる。
【0049】
一例では、UE 100のネットワークスライスのセットは、UE 100がネットワークに登録されている間、いつでも変更されてもよく、ネットワーク、またはUE 100によって開始されてもよい。
【0050】
一例では、周期的な登録更新は、周期的な登録タイマーの満了時の、UE 100の再登録であってもよい。要求されたNSSAIは、UE 100がネットワークに提供し得るNSSAIであってもよい。
【0051】
一例では、サービスベースのインターフェースは、サービスのセットが所与のNFによってどのように提供/公開されるかを表すことができる。
【0052】
一例では、サービス継続性は、IPアドレスおよび/またはアンカーポイントが変化する場合を含め、途切れないサービスをユーザが体験することであってもよい。一例では、セッション継続性は、PDUセッションの継続性を指すことがある。IPタイプのPDUセッションでは、セッション継続性は、PDUセッションのライフサイクルの間、IPアドレスが保存されることを意味してもよい。アップリンク分類子は、SMF 160によって提供されるフィルタ規則に基づいて、データネットワークDN 115に向けてアップリンクトラフィックを迂回させることを目的とするUPF 110の機能性であってもよい。
【0053】
一例では、5Gシステムアーキテクチャによって、例えば、ネットワーク機能仮想化および/またはソフトウェア定義ネットワーキングなどの技術を使用する展開を可能にする、データ接続性およびサービスをサポートしてもよい。5Gシステムアーキテクチャは、識別された制御プレーン(CP)ネットワーク機能間のサービスベースの相互作用を活用してもよい。5Gシステムアーキテクチャでは、ユーザプレーン(UP)機能と制御プレーン機能との分離が考慮されてもよい。5Gシステムによって、必要な場合には、ネットワーク機能が、他のNFと直接相互作用することが可能になってもよい。
【0054】
一例では、5Gシステムは、アクセスネットワーク(AN)とコアネットワーク(CN)との間の依存関係を減少させることができる。このアーキテクチャは、異なる3GPPおよび非3GPPアクセスタイプを統合することができる共通のAN-CNインターフェースを備えた、集中型アクセス独立コアネットワークを備えてもよい。
【0055】
一例では、5Gシステムは、統合認証フレームワーク、計算リソースが記憶リソースから切り離される、ステートレスNF、能力公開、ならびにローカルおよび集中型サービスへの同時アクセスをサポートすることができる。低レイテンシサービスおよびローカルデータネットワークへのアクセスをサポートするために、UP機能をアクセスネットワークの近くに展開することができる。
【0056】
一例では、5Gシステムは、訪問先PLMNにおけるホームルーティングトラフィックおよび/またはローカルブレイクアウトトラフィックの両方でのローミングをサポートすることができる。例示的な5Gアーキテクチャはサービスベースであってもよく、ネットワーク機能間の相互作用は2通りで表すことができる。(1)
図1は例示的なサービスベースの表現であり、この表現では、制御プレーン内のネットワーク機能により、他の認可されたネットワーク機能が、サービスにアクセスするのが可能になり得る。この表現には、必要に応じてポイントツーポイントの基準点を含んでもよい。(2)基準点の表現であり、任意の2つのネットワーク機能間のポイントツーポイントの基準点(例えば、N11)によって記載される、ネットワーク機能の中のNFサービス間における相互作用を示している。
【0057】
一例では、ネットワークスライスは、コアネットワーク制御プレーンおよびユーザプレーンネットワーク機能である、5G無線アクセスネットワークを含むことができる。N3IWFは、非3GPPアクセスネットワークなどに対して機能する。ネットワークスライスは、サポートされている機能およびネットワーク機能の実装によって異なる場合がある。事業者は、同じ機能を提供する複数のネットワークスライスインスタンスをUEの異なるグループに対して展開してもよく、これは例えば、それらが異なるコミットされたサービスを提供するため、および/またはそれらが顧客専用であるためである。NSSF 120は、スライスインスタンスIDとNF ID(またはNFアドレス)との間のマッピング情報を記憶することができる。
【0058】
一例では、UE 100は、5G-ANを介して1つ以上のネットワークスライスインスタンスによって同時にサービスを受けることができる。一例では、UE 100は、一度にk個のネットワークスライス(例えば、k=8、16など)によってサービスを受けることができる。UE 100にサービスを提供するAMF 155インスタンスは、UE 100にサービスを提供するネットワークスライスインスタンスに論理的に属することができる。
【0059】
一例では、PDUセッションは、PLMNごとに1つの特定のネットワークスライスインスタンスに属することができる。一例では、異なるネットワークスライスインスタンスがPDUセッションを共有できない場合がある。異なるスライスには、同じDNNを使用するスライス固有のPDUセッションがある場合がある。
【0060】
S-NSSAI(単一ネットワークスライス選択支援情報)は、ネットワークスライスを識別することができる。S-NSSAIは、機能およびサービスの観点から予想されるネットワークスライスの挙動を参照することができるスライス/サービスタイプ(SST)、および/またはスライスディファレンシエータ(SD)を含んでもよい。スライスディファレンシエータは、スライス/サービスタイプ(複数可)を補完する任意選択の情報であり、示されたスライス/サービスタイプに準拠し得る複数のネットワークスライスインスタンスから1つのネットワークスライスインスタンスを選択するためのさらなる差別化を可能にする。一例では、異なるS-NSSAIを使用して、同じネットワークスライスインスタンスを選択することができる。UE 100にサービスを提供するネットワークスライスインスタンス(複数可)のCN部分は、CNによって選択され得る。
【0061】
一例では、加入データは、UE 100が加入するネットワークスライスのS-NSSAI(複数可)を含むことができる。1つ以上のS-NSSAIがデフォルトのS-NSSAIとしてマークされてもよい。一例では、k S-NSSAIは、デフォルトS-NSSAI(例えば、k=8、16など)とマークされてもよい。一例では、UE 100は、8つより多くのS-NSSAIに加入することができる。
【0062】
一例では、UE 100は、PLMNごとに構成されたNSSAIを有するHPLMNによって構成されてもよい。UEの登録手順が正常に完了すると、UE 100は、AMF 155から、このPLMNの許可されたNSSAIを取得することができ、これは、1つ以上のS-NSSAIを含むことができる。
【0063】
一例では、許可されたNSSAIは、PLMNに対して構成されたNSSAIよりも優先される場合がある。UE 100は、サービングPLMNにおける後続のネットワークスライス選択関連手順のために、ネットワークスライスに対応する許可されたNSSAI内のS-NSSAIを使用することができる。
【0064】
一例では、ネットワークスライスインスタンス(複数可)を介したデータネットワークへのユーザプレーン接続の確立は、必要なネットワークスライスをサポートし得るAMF 155を選択するRM手順を実行すること、および/またはネットワークスライスインスタンス(複数可)を介して必要なデータネットワークへの1つ以上のPDUセッションを確立することなどを含むことができる。
【0065】
一例では、UE 100がPLMNに登録するとき、PLMNのUE 100が構成されたNSSAIまたは許可されたNSSAIを有する場合、UE 100は、RRCおよびNAS層において、UE 100が登録を試みるスライス(複数可)に対応するS-NSSAI(複数可)、および/または一時的なユーザID(UEに割り当てられている場合)などを含む要求されたNSSAIをネットワークに提供してもよい。要求されたNSSAIは、構成されたNSSAI、および/または許可されたNSSAIなどであり得る。
【0066】
一例では、UE 100がPLMNに登録するとき、PLMNに対してUE 100が、設定されたNSSAIまたは許可されたNSSAIを有さない場合、RAN 105は、UE 100から/へのNASシグナリングをデフォルトAMF 155へ/からルーティングすることができる。
【0067】
一例では、ネットワークは、ローカルポリシー、加入変更、および/またはUE 100のモビリティに基づいて、UE 100が登録されている許可されたネットワークスライス(複数可)のセットを変更することができる。一例では、ネットワークは、登録手順中に変更を実行するか、またはRM手順(登録手順をトリガーすることができる)を使用して、サポートされているネットワークスライスの変更のUE 100への通知をトリガーすることができる。ネットワークは、新しい許可されたNSSAIおよびトラッキングエリアリストをUE 100に提供することができる。
【0068】
一例では、PLMNにおける登録手順中に、ネットワークが、ネットワークスライス(複数可)の態様に基づいて、UE 100が異なるAMF 155によってサービスを受けることができると決定した場合、登録要求を最初に受信したAMF 155は、RAN 105を介して、または、初期のAMF 155と目標AMF 155との間の直接的なシグナリングを介して、登録要求を別のAMF 155にリダイレクトしてもよい。
【0069】
一例では、通信事業者は、UE 100にネットワークスライス選択ポリシー(NSSP)をプロビジョニングすることができる。NSSPは、1つ以上のNSSP規則を含むことができる。
【0070】
一例では、UE 100が特定のS-NSSAIに対応して確立された1つ以上のPDUセッションを有する場合、UE 100における他の条件がPDUセッションの使用を禁止しない限り、UE 100はPDUセッションのうちの1つでアプリケーションのユーザデータをルーティングしてもよい。アプリケーションがDNNを提供する場合、UE 100は、DNNを考慮して、使用するPDUセッションを決定することができる。一例では、UE 100が特定のS-NSSAIとの確立されたPDUセッションを有していない場合、UE 100は、アプリケーションによって提供され得るS-NSSAIおよびDNNに対応する新しいPDUセッションを要求することができる。一例では、RAN 105が、RAN 105におけるネットワークスライシングをサポートするための適切なリソースを選択するために、RAN 105は、UE 100によって使用されるネットワークスライスを認識することができる。
【0071】
一例では、AMF 155は、UE 100がPDUセッションの確立をトリガーしたときに、S-NSSAI、DNN、および/または他の情報、例えばUE 100の加入およびローカル事業者ポリシーなどに基づいて、ネットワークスライスインスタンス内のSMF160を選択してもよい。選択されたSMF 160は、S-NSSAIおよびDNNに基づいてPDUセッションを確立することができる。
【0072】
一例では、UE 100がアクセスできるスライスのスライス情報のネットワーク制御プライバシーをサポートするために、UE 100が、プライバシーに関する考慮事項がNSSAIに適用され得ることを認識しているか、またはそのように構成されている場合、UE 100がNASセキュリティコンテキストを有していない限り、UE 100はNASシグナリングにNSSAIを含まなくてもよく、UE 100は保護されていないRRCシグナリングにNSSAIを含まなくてもよい。
【0073】
一例では、ローミングシナリオの場合、VPLMNおよびHPLMNにおけるネットワークスライス固有のネットワーク機能は、PDU接続確立中にUE 100によって提供されるS-NSSAIに基づいて選択することができる。標準化されたS-NSSAIが使用される場合、スライス固有のNFインスタンスの選択は、提供されたS-NSSAIに基づいて1つ以上のPLMN(複数可)によって実行することができる。一例では、VPLMNは、ローミング合意に基づいて、HPLMNのS-NSSAIをVPLMNのS-NSSAIにマッピングすることができる(例えば、VPLMNのデフォルトのS-NSSAIへのマッピングを含む)。一例では、VPLMNにおけるスライス固有のNFインスタンスの選択は、VPLMNのS-NSSAIに基づいて行うことができる。一例では、HPLMNにおける任意のスライス固有のNFインスタンスの選択は、HPLMNのS-NSSAIに基づくことができる。
【0074】
例示的な
図8および
図9に示すように、登録手順は、サービスを受信すること、モビリティ追跡を可能にすること、および/または到達可能性を可能にすることなどの認可を受けるために、UE 100によって実行され得る。
【0075】
一例では、UE 100は、(R)AN 105に、ANメッセージ805(ANパラメータ、ならびに/またはRM-NAS登録要求(登録タイプ、SUCIまたはSUPIまたは5G-GUTI、最後に訪問したTAI(利用可能な場合)、セキュリティパラメータ、要求されたNSSAI、要求されたNSSAIのマッピング、UE 100の5GC能力、PDUセッションステータス、再アクティブ化されるPDUセッション(複数可)、後続要求、および/またはMICOモードの優先順位など)などを含む)を送信してもよい。一例では、NG-RANの場合、ANパラメータは、例えばSUCIまたはSUPIまたは5G-GUTI、ならびに/または選択されたPLMN IDおよび要求されたNSSAIなどを含むことができる。一例では、ANパラメータは確立原因を含むことができる。確立原因は、RRC接続の確立を要求する理由を提供することができる。一例では、登録タイプは、UE 100が、初期登録(すなわち、UE 100がRM-登録解除状態にある)、モビリティ登録更新(例えば、UE 100がRM-登録状態にあり、モビリティに起因して登録手順を開始する)、定期登録更新(例えば、UE 100が、RM-登録状態にあり、定期的な登録更新タイマーの満了により登録手順を開始する場合することができる)、または緊急登録(例えば、UE 100が限定的なサービス状態にある)を実行したいかどうかを示すことができる。一例では、UE 100がまだ5G-GUTIを有していないPLMNへの初期登録(すなわち、UE 100がRM-登録解除状態にある)を実行する場合、UE 100は、登録要求に自身のSUCIまたはSUPIを含めることができる。ホームネットワークがUEのSUPIを保護するために公開鍵をプロビジョニングした場合、SUCIを含めることができる。UE 100が再登録する必要があることを示すUE 100構成更新コマンドをUE 100が受信し、5G-GUTIが無効である場合、UE 100は、初期登録を実行することができ、SUPIを登録要求メッセージに含めることができる。緊急登録の場合、UE 100が有効な5G-GUTIを利用できない場合、SUPIを含めることができ、UE 100がSUPIも有効な5G-GUTIも有していない場合、PEIを含めることができる。他の場合には、5G-GUTIを含めてもよく、これは最後のサービングAMF 155を示してもよい。UE 100が、3GPPアクセスの新しいPLMN(例えば、登録されたPLMNまたは登録されたPLMNの同等のPLMNではない)とは異なるPLMNにおける非3GPPアクセスを介してすでに登録されている場合、UE 100は、非3GPPアクセスを介した登録手順の間にAMF 155によって割り当てられた5G-GUTIを3GPPアクセスを介して提供しなくてもよい。UE 100が、非3GPPアクセスの新しいPLMN(すなわち、登録されたPLMNまたは登録されたPLMNの同等のPLMNではない)とは異なり、PLMN(例えば、登録されたPLMN)において3GPPアクセスを介して既に登録されている場合、UE 100は、3GPPアクセスを介した登録手順中にAMF 155によって割り当てられた5G-GUTIを非3GPPアクセスを介して提供することはできない。UE 100は、その構成に基づいてUEの使用設定を提供することができる。初期登録またはモビリティ登録更新の場合、UE 100は、要求されたNSSAIのマッピングを含むことができ、これは、要求されたNSSAIの1つ以上のS-NSSAIの、HPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへのマッピングであり、要求されたNSSAI内のS-NSSAI(複数可)が、加入したS-NSSAIに基づいて許可されているかどうかをネットワークが検証できるようにするためのものである。利用可能な場合、AMF 155がUEの登録エリアを生成するのを助けるために、最後に訪問されたTAIを含めることができる。一例では、セキュリティパラメータは、認証および完全性保護のために使用されてもよい。要求されたNSSAIは、ネットワークスライス選択支援情報を示すことができる。PDUセッションステータスは、UEにおいて以前に確立されたPDUセッションを示すことができる。UE 100が、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスを介して異なるPLMNに属する2つのAMF 155に接続されている場合、PDUセッションステータスは、UEにおける現在のPLMNの確立されたPDUセッションを示すことができる。再アクティブ化されるPDUセッション(複数可)は、UE 100がUP接続をアクティブ化しようとするPDUセッション(複数可)を示すために含まれてもよい。UE 100がLADNの利用可能エリア外にある場合、LADNに対応するPDUセッション(複数可)は、再アクティブ化されるPDUセッションに含まれなくてもよい。UE 100が保留中のアップリンクシグナリングを有する可能性があり、UE 100が再アクティブ化されるPDUセッション(複数可)を含まない可能性がある場合、または登録タイプがUE 100が緊急登録を実行することを望んでいる可能性があることを示す場合に、後続リクエストが含まれてもよい。
【0076】
一例では、SUPIが含まれているか、または5G-GUTIが有効なAMF 155を示さない場合、(R)AN 105は、(R)ATおよび要求されたNSSAI(利用可能な場合)に基づいて、AMF 155を選択してもよい(808)。UE 100がCM-接続状態にある場合、(R)AN 105は、UEのN2接続に基づいて、登録要求メッセージをAMF 155に転送することができる。(R)AN 105が適切なAMF 155を選択できない場合、(R)AN 105において構成されているAMF 155に登録要求を転送して、AMF 155の選択(808)を実行することができる。
【0077】
一例では、(R)AN 105は、N2メッセージ810(N2パラメータ、ならびに/またはRM-NAS登録要求(登録タイプ、SUPIまたは5G-GUTI、最後に訪問したTAI(利用可能な場合)、セキュリティパラメータ、要求されたNSSAI、要求されたNSSAIのマッピング、UE 100の5GC能力、PDUセッションステータス、再アクティブ化されるPDUセッション(複数可)、追加のリクエスト、およびMICOモードの優先順位)などを含む)を新しいAMF 155に送信することができる。一例では、NG-RANが使用される場合、N2パラメータは、選択されたPLMN ID、位置情報、セル識別情報、およびUE 100がキャンプしているセルに関連するRATタイプを含むことができる。一例では、NG-RANが使用される場合、N2パラメータは確立原因を含むことができる。
【0078】
一例では、新しいAMF 155は、Namf_Communication_UEContextTransfer(完全な登録要求)815を古いAMF 155に送信することができる。一例では、UEの5G-GUTIが登録要求に含まれ、サービングAMF 155が最後の登録手順から変更された場合、新しいAMF 155は、完全性が保護され得る完全な登録要求IEを含む古いAMF 155上でNamf_Communication_UEContextTransferサービス動作815を呼び出して、UEのSUPIおよびMMコンテキストを要求することができる。古いAMF 155は、完全性が保護された完全な登録要求IEを使用して、コンテキスト転送サービス動作の呼び出しが、要求されたUE 100に対応するかどうかを検証することができる。一例では、古いAMF 155は、UEのための1つ以上のNF消費者によるイベント加入情報を新しいAMF 155に転送することができる。一例では、UE 100がそれ自体をPEIで識別する場合、SUPI要求はスキップされてもよい。
【0079】
一例では、古いAMF 155は、Namf_Communication_UEContextTransfer(SUPI、MMコンテキスト、SMF 160情報、PCF ID)に対する応答815を新しいAMF 155に送信することができる。一例では、古いAMF 155は、UEのSUPIおよびMMコンテキストを含めることによって、Namf_Communication_UEContextTransferの呼び出しに対して新しいAMF 155に応答することができる。一例では、古いAMF 155が確立されたPDUセッションに関する情報を保持している場合、古いAMF 155は、S-NSSAI(複数可)、SMF 160のアイデンティティ、およびPDUセッションIDを含むSMF 160の情報を含むことができる。一例では、古いAMF 155が、N3IWFへのアクティブなNGAP UE-TNLAバインディングに関する情報を保持する場合、古いAMF 155は、NGAP UE-TNLAバインディングに関する情報を含むことができる。
【0080】
一例では、SUPIがUE 100によって提供されず、古いAMF 155から取り出されない場合、アイデンティティ要求手順820は、SUCIを要求するUE 100にアイデンティティ要求メッセージを送信するAMF 155によって開始され得る。
【0081】
一例では、UE 100は、SUCIを含むアイデンティティ応答メッセージ820で応答することができる。UE 100は、HPLMNのプロビジョニングされた公開鍵を使用することによってSUCIを導出することができる。
【0082】
一例では、AMF 155は、AUSF 150を呼び出すことによってUE 100認証825を開始することを決定することができる。AMF 155は、SUPIまたはSUCIに基づいてAUSF 150を選択することができる。一例では、AMF 155が認証されていないSUPIの緊急登録をサポートするように構成されており、UE 100が登録タイプの緊急登録を示した場合、AMF 155は認証およびセキュリティセットアップをスキップしてもよく、AMF 155は認証が失敗し得ることを承諾し、登録手順を続行してもよい。
【0083】
一例では、認証830は、Nudm_UEAuthenticate_Get動作によって実行されてもよい。AUSF 150はUDM 140を発見してもよい。AMF 155がSUCIをAUSF 150に提供した場合、正常に認証した後、AUSF 150はSUPIをAMF 155に返すことができる。一例では、ネットワークスライシングが使用される場合、AMF 155は、初期のAMF 155がAMF 155を参照する場合に登録要求を再ルーティングする必要があるかどうかを決定することができる。一例では、AMF 155は、NASセキュリティ機能を開始することができる。一例では、NASセキュリティ機能のセットアップが完了すると、AMF 155は、NGAP手順を開始して、5G-ANがUEとの手順を保護するためにNGAP手順を使用できるようにすることができる。一例では、5G-ANはセキュリティコンテキストを記憶し、AMF 155に確認応答することができる。5G-ANは、セキュリティコンテキストを使用して、UEと交換されるメッセージを保護することができる。
【0084】
一例では、新しいAMF 155は、古いAMF 155にNamf_Communication_RegistrationCompleteNotify 835を送信することができる。AMF 155が変更された場合、新しいAMF 155は、Namf_Communication_RegistrationCompleteNotifyサービス動作を呼び出すことによって、新しいAMF 155におけるUE 100の登録が完了し得ることを古いAMF 155に通知することができる。認証/セキュリティ手順が失敗した場合、登録は拒否され、新しいAMF 155は、古いAMF 155に対する拒否指示理由コードを使用して、Namf_Communication_RegistrationCompleteNotifyサービス動作を呼び出すことができる。古いAMF 155は、あたかもUE 100コンテキスト転送サービス動作が受信されなかったかのように続行することができる。古い登録エリアで使用されるS-NSSAIのうちの1つ以上が目標登録エリアでサービスを受けられない可能性がある場合、新しいAMF 155は、どのPDUセッションが新しい登録エリアでサポートされない可能性があるかを決定することができる。新しいAMF 155は、古いAMF 155に向けて、拒否されたPDUセッションIDおよび拒否原因(例えば、S-NSSAIが利用できなくなる)を含むNamf_Communication_RegistrationCompleteNotifyサービス動作を呼び出すことができる。新しいAMF 155は、それに応じてPDUセッションステータスを変更することができる。古いAMF 155は、Nsmf_PDUSession_ReleaseSMContextサービス動作を呼び出すことにより、UEのSMコンテキストをローカルに解放するように対応するSMF 160(複数可)に通知することができる。
【0085】
一例では、新しいAMF 155は、アイデンティティ要求/応答840(例えば、PEI)をUE 100に送信することができる。PEIがUE 100によって提供されず、古いAMF 155から取り出されなかった場合、PEIを取り出すために、アイデンティティ要求手順は、AMF 155がUE 100にアイデンティティ要求メッセージを送信することによって開始され得る。UE 100が緊急登録を実行しない限り、PEIは暗号化されて転送され、認定されない可能性がある。緊急登録の場合、UE 100は登録要求にPEIを含めてもよい。
【0086】
一例では、新しいAMF 155は、N5g-eir_EquipmentIdentityCheck_Getサービス動作845を呼び出すことによって、MEアイデンティティチェック845を開始することができる。
【0087】
一例では、新しいAMF 155は、SUPIに基づいて、UDM 140を選択することができる(905)。UDM 140は、UDRインスタンスを選択することができる。一例では、AMF 155はUDM 140を選択することができる。
【0088】
一例では、AMF 155が最後の登録手順以降に変更された場合、またはUE 100がAMF 155内の有効なコンテキストを参照し得ないSUPIを提供した場合、またはUE 100がすでに非3GPPアクセスに登録した同じAMF 155に登録した場合(例えば、UE 100は非3GPPアクセスを介して登録され、3GPPアクセスを追加するための登録手順を開始することができる)、新しいAMF 155は、Nudm_UECM_Registration 910を使用してUDM 140に登録することができ、UDM 140がAMF 155の登録を解除してもよいときに通知されるように加入してもよい。UDM 140は、アクセスタイプに関連付けられているAMF 155のアイデンティティを記憶することができ、他のアクセスタイプに関連付けられているAMF 155のアイデンティティを削除することはできない。UDM 140は、Nudr_UDM_更新により、UDRへの登録時に提供された情報を記憶することができる。一例では、AMF 155は、Nudm_SDM_Get 915を使用して、アクセスおよびモビリティ加入データならびにSMF 160選択加入データを取り出すことができる。UDM 140は、Nudr_UDM_Query(アクセスおよびモビリティ加入データ)によってUDRからこの情報を取り出すことができる。正常な応答が受信された後、AMF 155は、要求されたデータが修正され得るときに、Nudm_SDM_Subscribe 920を使用して通知を受けるように加入することができる。UDM 140は、Nudr_UDM_SubscribeによってUDRに加入することができる。GPSIがUE 100の加入データにおいて利用可能である場合、GPSIは、UDM 140からの加入データにおいてAMF 155に提供され得る。一例では、新しいAMF 155は、UE 100のためにサービスを提供するアクセスタイプをUDM 140に提供することができ、アクセスタイプは3GPPアクセスに設定されてもよい。UDM 140は、関連するアクセスタイプをサービングAMF 155と共にNudr_UDM_UpdateによってUDRに記憶することができる。新しいAMF 155は、UDM 140からモビリティ加入データを取得した後、UE 100のMMコンテキストを作成することができる。一例では、UDM 140が関連するアクセスタイプをサービングAMF 155と共に記憶するとき、UDM 140は、3GPPアクセスに対応する古いAMF 155へのNudm_UECM_DeregistrationNotification 921を開始することができる。古いAMF 155は、UEのMMコンテキストを削除することができる。UDM 140によって示されるサービングNF除去理由が初期登録である場合、古いAMF 155は、UE 100が古いAMF 155から登録解除されたことを通知するために、UE 100のすべての関連するSMF 160に対してNamf_EventExposure_Notifyサービス動作を呼び出すことができる。SMF 160は、この通知を受け取ると、PDUセッション(複数可)を解除することができる。一例では、古いAMF 155は、Nudm_SDM_unsubscribe 922を使用して、加入データに対してUDM 140との加入を解除することができる。
【0089】
一例では、AMF 155がPCF 135通信を開始することを決定した場合、例えば、AMF 155がUE 100のアクセスおよびモビリティポリシーをまだ取得していない場合、またはAMF 155内のアクセスおよびモビリティポリシーがもはや有効でない場合、AMF 155はPCF 135の選択することができる(925)。新しいAMF 155が古いAMF 155からPCF IDを受信し、PCF IDによって識別されるPCF 135に正常に連絡した場合、AMF 155は、PCF IDによって識別される(V-)PCFを選択することができる。PCF IDによって識別されるPCF 135が使用されない場合(例えば、PCF 135からの応答がない場合)、または古いAMF 155からPCF IDが受信されない場合、AMF 155は、PCF 135を選択することができる(925)。
【0090】
一例では、新しいAMF 155は、登録手順中にポリシー関連付け確立930を実行することができる。新しいAMF 155が、AMF 155間の移動中に受信された(V-)PCF IDによって識別されるPCF 135に連絡する場合、新しいAMF 155は、Npcf_AMPolicyControl Get動作にPCF-IDを含めることができる。AMF 155が調整のためにモビリティ制限(例えばUE 100の位置)をPCF 135に通知する場合、またはPCF 135が何らかの条件(例えば、使用中のアプリケーション、時間および日付)に起因してモビリティ制限自体を更新した場合、PCF 135は更新されたモビリティ制限をAMF 155に提供することができる。
【0091】
一例では、PCF 135は、UE 100のイベント加入のためにNamf_EventExposure_Subscribeサービス動作935を呼び出すことができる。
【0092】
一例では、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext 936をSMF 160に送信することができる。一例では、再アクティブ化されるPDUセッション(複数可)が登録要求に含まれる場合、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContextを呼び出すことができる。AMF 155は、PDUセッション(複数可)のユーザプレーン接続をアクティブ化するために、PDUセッション(複数可)に関連付けられているSMF 160(複数可)にNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を送信することができる。SMF 160は、例えば、PSAの中間UPF 110の挿入、除去、または変更をトリガーすることを決定することができる。再アクティブ化されるPDUセッション(複数可)に含まれないPDUセッション(複数可)に対して、中間UPF 110の挿入、削除、または再配置が実行される場合、(R)AN 105と5GCとの間のN3ユーザプレーンを更新するために、N11およびN2の相互作用を伴わずに手順を実行してもよい。いずれかのPDUセッションステータスがUE 100で解放されたことを示す場合、AMF 155は、SMF 160に向けてNsmf_PDUSession_ReleaseSMContextサービス動作を呼び出してもよい。AMF 155は、PDUセッションに関連するいずれかのネットワークリソースを解放するために、SMF 160に向けてNsmf_PDUSession_ReleaseSMContextサービス動作を呼び出すことができる。
【0093】
一例では、新しいAMF 155155は、N3IWFにN2 AMF 155モビリティ要求940を送信することができる。AMF 155が変更された場合、新しいAMF 155は、UE 100が接続されているN3IWFに向けてNGAP UE 100関連付けを作成することができる。一例では、N3IWFは、N2 AMF 155モビリティ応答940で新しいAMF 155に応答することができる。
【0094】
一例では、新しいAMF 155は、登録許可955(5G-GUTI、登録エリア、モビリティ制限、PDUセッションステータス、許可されたNSSAI、[許可されたNSSAIのマッピング]、周期的登録更新タイマー、LADN情報および承諾されたMICOモード、IMSボイスオーバーPSセッションサポート指示、および/または緊急サービスサポートインジケータなどを含む)をUE 100に送信することができる。一例では、AMF 155は、登録要求が承諾されたことを示す登録承諾メッセージをUE 100に送信することができる。AMF 155が新しい5G-GUTIを割り当てる場合、5G-GUTIが含まれてもよい。AMF 155が新しい登録エリアを割り当てる場合、AMF 155は、登録承諾メッセージ955を介して登録エリアをUE 100に送信することができる。登録受け入れメッセージに登録エリアが含まれていない場合、UE 100は、古い登録エリアを有効とみなすことができる。一例では、モビリティ制限がUE 100に適用され、登録タイプが緊急登録でなくてもよい場合に、モビリティ制限が含まれてもよい。AMF 155は、PDUセッションステータスにおいて、確立されたPDUセッションをUE 100に示すことができる。UE 100は、受信されたPDUセッションステータスにおいて確立されたものとしてマークされていないPDUセッションに関連する任意の内部リソースをローカルに削除することができる。一例では、UE 100が、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスを介して異なるPLMNに属する2つのAMF 155に接続されている場合、UE 100は、受信したPDUセッションステータスにおいて確立されたものとしてマークされていない現在のPLMNのPDUセッションに関連する内部リソースをローカルに削除することができる。PDUセッションステータス情報が登録要求に含まれていた場合、AMF 155は、PDUセッション状態をUEに示すことができる。許可されたNSSAIのマッピングは、許可されたNSSAIの1つ以上のS-NSSAIの、HPLMN用に構成されたNSSAIのS-NSSAIへのマッピングとすることができる。AMF 155は、UEのAMF 155によって決定された登録エリア内で利用可能なLADNのLADN情報を登録承諾メッセージ955に含めることができる。UE 100が要求にMICOモードを含んでいた場合、AMF 155はMICOモードが使用されてもよいかどうかを応答することができる。AMF 155は、IMSボイスオーバーPSセッションサポート指示を設定することができる。一例では、IMSボイスオーバーPSセッションサポート指示を設定するために、AMF 155は、UE/RAN無線情報および互換性要求手順を実行して、UE 100の互換性およびIMSボイスオーバーPSに関連するRAN無線能力をチェックすることができる。一例では、緊急サービスサポートインジケータは、緊急サービスがサポートされていることをUE 100に通知することができ、例えば、UE 100は、緊急サービスのためにPDUセッションを要求することができる。一例では、ハンドオーバー制限リストおよびUE-AMBRは、AMF 155によってNG-RANに提供されてもよい。
【0095】
一例では、UE 100は、新しいAMF 155に登録完了960メッセージを送信することができる。一例では、UE 100は、登録完了メッセージ960をAMF 155に送信して、新しい5G-GUTIが割り当てられてもよいことを確認応答することができる。一例では、再アクティブ化されるPDUセッション(複数可)に関する情報が登録要求に含まれない場合、AMF 155は、UE 100とのシグナリング接続を解放することができる。一例では、後続要求が登録要求に含まれる場合、AMF 155は、登録手順の完了後にシグナリング接続を解放しなくてもよい。一例では、AMF 155が、AMF 155内またはUE 100と5GCとの間で何らかのシグナリングが保留中であることを認識している場合、AMF 155は、登録手順の完了後にシグナリング接続を解放しなくてもよい。
【0096】
例示的な
図10および
図11に示すように、サービス要求手順、例えば、UE 100によってトリガーされるサービス要求手順は、AMF 155への安全な接続の確立を要求するために、CM-アイドル状態にあるUE 100によって使用されてもよい。
図11は、サービス要求手順を示す
図10の続きである。サービス要求手順は、確立されたPDUセッションのユーザプレーン接続をアクティブ化するために使用することができる。サービス要求手順は、UE 100または5GCによってトリガーされ、UE 100がCM-アイドルおよび/またはCM-接続にあるときに使用され、確立されたPDUセッションの一部についてユーザプレーン接続を選択的にアクティブにすることができる。
【0097】
一例では、CMアイドル状態にあるUE 100は、ネットワークページング要求などに対する応答として、アップリンクシグナリングメッセージ、および/またはユーザデータなどを送信するサービス要求手順を開始することができる。一例では、サービス要求メッセージを受信した後、AMF 155は認証を実行することができる。一例では、AMF 155へのシグナリング接続の確立後、UE 100またはネットワークは、AMF 155を介して、シグナリングメッセージ、例えばPDUセッション確立をUE 100からSMF 160に送信することができる。
【0098】
一例では、任意のサービス要求に対して、AMF 155は、サービス承諾メッセージで応答して、UE 100とネットワークとの間のPDUセッションステータスを同期することができる。サービス要求がネットワークによって承諾されない可能性がある場合、AMF 155は、サービス拒否メッセージでUE 100に応答することができる。サービス拒否メッセージは、登録更新手順を実行することをUE 100に要求する指示または原因コードを含むことができる。一例では、ユーザデータに起因するサービス要求の場合、ユーザプレーン接続が正常にアクティブ化されない可能性がある場合、ネットワークはさらにアクションを実行することができる。例示的な
図10および
図11では、2つ以上のUPF、例えば、古いUPF 110-2およびPDUセッションアンカーPSA UPF 110-3が関与し得る。
【0099】
一例では、UE 100は、ANパラメータ、モビリティ管理、ならびに/またはMM NASサービス要求1005(例えば、アクティブ化されるPDUセッションのリスト、許可されるPDUセッションのリスト、セキュリティパラメータ、および/もしくはPDUセッションのステータスなど)などを含むANメッセージを、(R)AN 105に送信することができる。一例では、UE 100は、UE 100がPDUセッション(複数可)を再アクティブ化することができるときに、アクティブ化されるPDUセッションのリストを提供することができる。許可されたPDUセッションのリストは、サービス要求がページングまたはNAS通知の応答である場合にUE 100によって提供されてもよく、サービス要求が送信され得るアクセスに転送または関連付けられ得るPDUセッションを識別することができる。一例では、NG-RANの場合、ANパラメータは、選択されたPLMN IDおよび確立原因を含むことができる。確立原因は、RRC接続の確立を要求する理由を提供することができる。UE 100は、RAN 105へのRRCメッセージにカプセル化されたNASサービス要求メッセージをAMF 155に送信することができる。
【0100】
一例では、ユーザデータに対してサービス要求がトリガーされ得る場合、UE 100は、アクティブ化されるPDUセッションのリストを使用して、NASサービス要求メッセージにおいてUP接続がアクティブ化されるPDUセッション(複数可)を識別することができる。シグナリングのためにサービス要求がトリガーされ得る場合、UE 100は、いずれのPDUセッション(複数可)も識別できなくてもよい。この手順がページング応答のためにトリガーされる場合、および/またはUE 100が転送されるユーザデータを同時に有している場合、UE 100は、MM NASサービス要求メッセージにおいてUP接続がアクティブ化され得るPDUセッション(複数可)を、アクティブ化されるPDUセッションのリストによって識別することができる。
【0101】
一例では、3GPPアクセスを介したサービス要求が、非3GPPアクセスを示すページングに応答してトリガーされ得る場合、NASサービス要求メッセージは、許可されたPDUセッションのリストにおいて、3GPPを介して再アクティブ化され得る非3GPPアクセスに関連付けられているPDUセッションのリストを識別することができる。一例では、PDUセッションのステータスは、UE 100において利用可能なPDUセッションを示すことができる。一例では、UE 100がLADNの利用可能エリア外にある可能性がある場合、UE 100は、LADNに対応するPDUセッションのサービス要求手順をトリガーしなくてもよい。UE 100は、サービス要求が他の理由でトリガーされる可能性がある場合、アクティブ化されるPDUセッションのリスト内のそのようなPDUセッション(複数可)を識別しなくてもよい。
【0102】
一例では、(R)AN 105は、N2パラメータ、および/またはMM NASサービス要求などを含むN2メッセージ1010(例えば、サービス要求)をAMF 155に送信することができる。AMF 155は、サービス要求を処理できない場合、N2メッセージを拒否することができる。一例では、NG-RANが使用され得る場合、N2パラメータは、5G-GUTI、選択されたPLMN ID、位置情報、RATタイプ、および/または確立原因などを含むことができる。一例では、RRC手順で5G-GUTIを取得することができ、(R)AN 105は、5G-GUTIに従ってAMF 155を選択することができる。一例では、位置情報およびRATタイプは、UE 100がキャンプしている可能性のあるセルに関連し得る。一例では、PDUセッションステータスに基づいて、AMF 155は、PDUセッションID(複数可)がUE 100によって利用不可と示され得るPDUセッションのために、ネットワークにおいてPDUセッション解放手順を開始することができる。
【0103】
一例では、サービス要求が完全性保護で送信されなかった場合、または完全性保護での検証が失敗した場合、AMF 155はNAS認証/セキュリティ手順1015を開始することができる。
【0104】
一例では、UE 100がシグナリング接続を確立するためにサービス要求をトリガーする場合、シグナリング接続が正常に確立がされると、UE 100およびネットワークはNASシグナリングを交換することができる。
【0105】
一例では、AMF 155は、PDUセッションID(複数可)、原因(複数可)、UE 100の位置情報、および/またはアクセスタイプなどを含むPDUセッション更新コンテキスト要求1020、例えば、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求をSMF 160に送信することができる。
【0106】
一例では、UE 100がNASサービス要求メッセージにおいてアクティブ化されるPDUセッション(複数可)を識別し得る場合、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求はAMF 155によって呼び出されてもよい。一例では、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求は、SMF 160によってトリガーされてもよく、UE 100によって識別されるPDUセッション(複数可)は、手順をトリガーするもの以外のPDUセッションID(複数可)に相関することができる。一例では、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求は、SMF 160によってトリガーされてもよく、現在のUE 100の位置は、ネットワークによってトリガーされるサービス要求手順中にSMF 160によって提供されるN2情報の有効エリア外にあってもよい。AMF 155は、ネットワークトリガーサービス要求手順中にSMF 160によって提供されるN2情報を送信しなくてもよい。
【0107】
一例では、AMF 155は、アクティブ化されるPDUセッション(複数可)を決定することができ、PDUセッション(複数可)に関連付けられたNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を、そのPDUセッション(複数可)に対するユーザプレーンリソースの確立を示す原因セットと共にPDUセッション(複数可)に関連付けられているSMF 160(複数可)に送信することができる。
【0108】
一例では、非3GPPアクセスを示すページングに応答して手順がトリガーされ、UE 100によって提供される許可されたPDUセッションのリストが、UE 100がページングされたPDUセッションを含まない可能性がある場合、AMF 155は、PDUセッションのユーザプレーンが再アクティブ化されない可能性があることをSMF 160に通知することができる。サービス要求手順は、PDUセッションのユーザプレーンを再アクティブ化することなく正常に行うことができ、AMF 155はUE 100に通知することができる。
【0109】
一例では、PDUセッションIDがLADNに対応し、SMF 160が、AMF 155からのUE 100の位置報告に基づいて、UE 100がLADNの利用可能エリア外にあり得ると判断できる場合、SMF 160は、(ローカルポリシーに基づいて)PDUセッションを維持することを決定することができ、PDUセッションのユーザプレーン接続のアクティブ化を拒否することができ、AMF 155に通知することができる。一例では、手順がネットワークトリガーサービス要求によってトリガーされ得る場合、SMF 160は、データ通知を発信したUPF 110に、PDUセッションのダウンリンクデータを破棄するように、および/またはさらなるデータ通知メッセージを提供しないように通知することができる。SMF 160は、適切な拒否原因でAMF 155に応答することができ、PDUセッションのユーザプレーンアクティブ化を停止することができる。
【0110】
一例では、PDUセッションIDがLADNに対応し得、SMF 160が、AMF 155からのUE 100の位置報告に基づいてUE 100がLADNの利用可能性エリア外にあると決定し得る場合、SMF 160は、(ローカルポリシーに基づいて)PDUセッションを解放することを決定することができる。SMF 160は、PDUセッションをローカルに解放することができ、PDUセッションが解放され得ることをAMF 155に通知することができる。SMF 160は、適切な拒否原因でAMF 155に応答することができ、PDUセッションのユーザプレーンアクティブ化が停止されてもよい。
【0111】
一例では、AMF 155から受信した位置情報に基づいて、PDUセッションのUPアクティブ化がSMF 160によって承諾されてもよい場合、SMF 160は、UPF 110選択(1025)基準(例えば、スライス分離要件、スライス共存要件、UPFの110の動的負荷、同じDNNをサポートするUPF間のUPFの110の相対的静的容量、SMF 160において利用可能なUPF 110の位置、UE 100の位置情報、UPF 110の能力、および特定のUE 100のセッションに必要な機能性をチェックすることができる。一例では、適切なUPF 110は、UE 100、DNN、PDUセッションタイプ(つまり、IPv4、IPv6、イーサネット(登録商標)タイプ、または非構造化タイプ)に必要な機能性および機能、ならびに静的IPアドレス/プレフィックス、PDUセッションのために選択されたSSCモード、UDM 140におけるUE 100加入プロファイル、PCC規則に含まれるようなDNAI、ローカル事業者ポリシー、S-NSSAI、UE 100によって使用されているアクセス技術、および/またはUPF 110論理トポロジなど(該当する場合))を一致させることによって選択することができ、また下記のうちの1つ以上を実行することを決定することができる:現在のUPF(複数可)の使用を継続する。UE 100が、UPF(R)AN 105に以前接続していたUPF 110のサービスエリアから移動した場合、PDUセッションアンカーとして機能するUPF(複数可)を維持しながら、新しい中間UPF 110を選択する(または中間UPF 110を追加/除去する)ことができる。PDUセッションの再確立をトリガーして、PDUセッションアンカーとして機能するUPF 110(例えば、UE 100は、RAN 105に接続しているアンカーUPF 110のサービスエリアの外に移動している)の再配置/再割り当てを実行することができる。
【0112】
一例では、SMF 160は、UPF 110(例えば、新しい中間UPF 110)にN4セッション確立要求1030を送信することができる。一例では、SMF 160がPDUセッションのための中間UPF 110-2として動作するために新しいUPF 110を選択することができ、またはSMF160が中間UPF 110-2を有していない可能性があるPDUセッションのために中間UPF 110を挿入することを選択してもよい場合、N4セッション確立要求(1030)メッセージが新しいUPF 110に送信されてもよく、新しい中間UPFにインストールされるパケット検出、データ転送、実施 および報告規則を提供する。このPDUセッションのPDUセッションアンカーアドレス指定情報(N9上)は、中間UPF 110-2に提供されてもよい。
【0113】
一例では、古い(中間)UPF 110-2を置き換えるために新しいUPF 110がSMF 160によって選択される場合、SMF 160は、データ転送指示を含むことができる。データ転送指示は、第2のトンネル終点が古いI-UPFからのバッファリングされたDLデータのために予約されてもよいことをUPF 110に示すことができる。
【0114】
一例では、新しいUPF 110(中間)は、N4セッション確立応答メッセージ1030をSMF 160に送信することができる。UPF 110がCNトンネル情報を割り当てることができる場合、UPF 110は、PDUセッションアンカーとして機能するUPF 110のためのUL CNトンネル情報およびSMF 160へのDL CNトンネル情報(例えば、CN N3トンネル情報)を提供することができる。データ転送指示が受信されてもよい場合、N3終端点として機能する新しい(中間)UPF 110は、古い(中間)UPF 110-2のDL CNトンネル情報をSMF 160に送信することができる。SMF 160は、古い中間UPF 110-2内のリソースを解放するために、タイマーを開始することができる。
【0115】
一例では、SMF 160がPDUセッションのために新しい中間UPF 110を選択し得るか、または古いI-UPF 110-2を削除し得る場合、SMF 160は新しい中間UPF 110からのデータ転送指示およびDLトンネル情報を提供して、N4セッション修正要求メッセージ1035をPDUセッションアンカー、PSA UPF 110-3に送信することができる。
【0116】
一例では、新しい中間UPF 110がPDUセッションに追加され得る場合、(PSA)UPF 110-3は、DLトンネル情報に示されるように、DLデータを新しいI-UPF 110に送信し始めることができる。
【0117】
一例では、サービス要求がネットワークによってトリガーされ得、SMF 160が古いI-UPF 110-2を削除し得、古いI-UPF 110-2を新しいI-UPF 110と交換し得ない場合、SMF 160は、要求にデータ転送指示を含めることができる。データ転送指示は、第2のトンネル終点が古いI-UPF 110-2からのバッファリングされたDLデータのために予約されてもよいことを(PSA)UPF 110-3に示すことができる。この場合、PSA UPF 110-3は、N6インターフェースから同時に受信することができるDLデータのバッファリングを開始することができる。
【0118】
一例では、PSA UPF 110-3(PSA)は、N4セッション変更応答1035をSMF 160に送信することができる。一例では、データ転送指示が受信され得る場合、PSA UPF 110-3はN3終端点となることができ、古い(中間)UPF 110-2のCN DLトンネル情報をSMF 160に送信することができる。SMF 160は、古い中間UPF 110-2にリソースがあればそれを解放するために、タイマーを開始することができる。
【0119】
一例では、SMF 160は、N4セッション変更要求1045を古いUPF 110-2に送信することができる(例えば、新しいUPF 110アドレス、および/または新しいUPF 110のDLトンネルIDなどを含むことができる)。一例では、サービス要求がネットワークによってトリガーされ得る場合、および/またはSMF 160が古い(中間)UPF 110-2を削除し得る場合、SMF 160は、N4セッション変更要求メッセージを古い(中間)UPF 110-2に送信することができ、バッファリングされたDLデータのDLトンネル情報を提供することができる。SMF 160が新しいI-UPF 110を割り当て得る場合、DLトンネル情報は新しい(中間)UPF 110からのものであり、N3終端点として機能することができる。SMF 160が新しいI-UPF 110を割り当てない可能性がある場合、DLトンネル情報は、N3終端点として機能する新しいUPF 110(PSA)110-3からのものであり得る。SMF 160は、転送トンネルを監視するためにタイマーを開始することができる。一例では、古い(中間)UPF 110-2は、N4セッション修正応答メッセージをSMF 160に送信することができる。
【0120】
一例では、I-UPF 110-2が再配置され得、新しいI-UPF 110への転送トンネルが確立された場合、古い(中間)UPF 110-2は、そのバッファリングされたデータをN3終端点として機能する新しい(中間)UPF 110に転送することができる。一例では、古いI-UPF 110-2が削除され得、新しいI-UPF 110がPDUセッションに割り当てられ得ず、転送トンネルがUPF 110(PSA)110-3に確立され得る場合、古い(中間)UPF 110-2は、そのバッファリングされたデータを、N3終端点として機能するUPF 110(PSA)110-3に転送することができる。
【0121】
一例では、SMF 160は、AMF 155に、N11メッセージ1060、例えば、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答(N1 SMコンテナ(PDUセッションID、PDUセッション再確立指示)、N2 SM情報(PDUセッションID、QoSプロファイル、CN N3トンネル情報、S-NSSAI)、原因を含む)を、例えば、ユーザプレーンリソースの確立を含む原因を有するNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求の受信時に送信してもよい。SMF 160は、UE 100の位置情報、UPF 110のサービスエリア、および事業者ポリシーに基づいて、UPF 110の再割り当てが実行され得るかどうかを決定することができる。一例では、SMF 160が、現在のUPF 110、例えば、PDUセッションアンカーまたは中間UPFからサービスを受けると決定し得るPDUセッションに対して、SMF 160は、N2 SM情報を生成することができ、ユーザプレーン(複数可)を確立するために、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答1060をAMF 155に送信することができる。N2 SM情報は、AMF 155がRAN 105に提供し得る情報を含むことができる。一例では、SMF 160がPDUセッションアンカーUPFに対するUPF 110の再配置を必要とすると決定し得るPDUセッションに対して、SMF 160は、N1 SMコンテナを含むことができるNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答をAMF 155を介してUE 100に送信することによって、PDUセッションのUPのアクティブ化を拒否することができる。N1 SMコンテナは、対応するPDUセッションIDおよびPDUセッション再確立指示を含むことができる。
【0122】
AMF 155からSMF 160へのNamf_EventExposure_Notifyの受信時に、UE 100が到達可能であることを示す指示と共に、SMF 160が保留中のDLデータを有し得る場合、SMF 160は、AMF 155に対してNamf_Communication_N1N2MessageTransferサービス動作を呼び出して、PDUセッションのためのユーザプレーン(複数可)を確立することができる。一例では、SMF 160は、DLデータの場合、AMF 155へのDLデータ通知の送信を再開することができる。
【0123】
一例では、SMF 160は、PDUセッションがLADNに対応し得、およびUE 100がLADNの利用可能エリア外にあり得る場合、もしくはAMF 155が、UE 100が規制優先サービスに到達可能であり得ることをSMF 160に通知し得、アクティブ化されるPDUセッションが規制優先サービスに対するものではあり得ない場合、または、SMF 160が、要求されたPDUセッションに対してPSA UPF 110-3再配置を実行することを決定し得る場合、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答に原因を含めることによって、PDUセッションのUPのアクティブ化を拒否するメッセージをAMF 155に送信することができる。
【0124】
一例では、AMF 155は、N2要求メッセージ1065(例えば、SMF 160から受信したN2 SM情報、セキュリティコンテキスト、AMF 155シグナリング接続ID、ハンドオーバー制限リスト、MM NASサービス承諾、推奨セル/TA/NG-RANノード識別子のリスト)を(R)AN 105に送信することができる。一例では、RAN 105は、セキュリティコンテキスト、AMF 155シグナリング接続ID、アクティブ化され得るPDUセッションのQoSフローに関するQoS情報、およびUE 100のRAN 105コンテキスト内のN3トンネルIDを記憶することができる。一例では、MM NASサービス承諾は、AMF 155にPDUセッションステータスを含むことができる。PDUセッションのUPのアクティブ化がSMF 160によって拒否され得る場合、MM NASサービス承諾は、PDUセッションIDおよびユーザプレーンリソースがアクティブ化されない理由(例えば、LADNが利用不可)を含むことができる。セッション要求手順中のローカルPDUセッション解放は、セッションステータスを介してUE 100に示されてもよい。
【0125】
一例では、複数のSMF 160を含む複数のPDUセッションがある場合、AMF 155は、N2 SM情報をUE 100に送信する前に、すべてのSMF 160からの応答を待たなくてもよい。AMF 155は、MM NASサービス承諾メッセージをUE 100に送信することができる前に、SMF 160からのすべての応答を待つことができる。
【0126】
一例では、AMF 155は、手順がPDUセッションユーザプレーンアクティブ化のためにトリガーされ得る場合、SMF160からの少なくとも1つのN2 SM情報を含むことができる。AMF 155は、SMF 160からの追加のN2 SM情報があれば、別のN2メッセージ(複数可)(例えば、N2トンネルセットアップ要求)で送信することができる。あるいは、複数のSMF 160が関与し得る場合、AMF 155は、UE 100に関連付けられているすべてのSMF 160からのすべてのNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答サービス動作が受信された後、1つのN2要求メッセージを(R)AN 105に送信することができる。このような場合、N2要求メッセージは、AMF 155が関連するSMF 160に応答を関連付けることを可能にするために、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答およびPDUセッションIDのうちの1つ以上で受信されたN2 SM情報を含むことができる。
【0127】
一例では、RAN 105(例えば、NG RAN)ノードが、AN解放手順中に推奨セル/TA/NG-RANノード識別子のリストを提供し得る場合、AMF 155は、N2要求にリストからの情報を含めることができる。RAN 105は、RAN 105がUE 100に対してRRC非アクティブ状態を有効にすることを決定し得るときに、この情報を使用してRAN 105通知エリアを割り当てることができる。
【0128】
AMF 155が、PDUセッション確立手順中にSMF 160から、UE 100およびAMF 155のために確立されたPDUセッションのいずれかに対して、UE 100がレイテンシ依存サービスに関連するPDUセッションを使用している可能性があり、AMF 155がRRC非アクティブ状態でCM-接続をサポートし得るUE 100からの指示を受信した場合、AMF 155は、UEのRRC非アクティブ支援情報を含むことができる。一例では、ネットワーク構成に基づくAMF 155は、UEのRRC非アクティブ支援情報を含むことができる。
【0129】
一例では、(R)AN 105は、UP接続がアクティブ化され得るPDUセッションのすべてのQoSフローのQoS情報、およびデータ無線ベアラに応じて、UE 100とのRRC接続再構成1070を実行するメッセージをUE 100に送信することができる。一例では、ユーザプレーンセキュリティが確立されてもよい。
【0130】
一例では、N2要求がMM NASサービス承諾メッセージを含み得る場合、RAN 105は、MM NASサービス承諾をUE 100に転送することができる。UE 100は、5GCで利用できない可能性のあるPDUセッションのコンテキストをローカルに削除することができる。
【0131】
一例では、N1 SM情報がUE 100に送信され、いくつかのPDUセッション(複数可)が再確立され得ることを示し得る場合、UE 100は、サービス要求手順が完了し得る後に再確立され得るPDUセッションに対して、PDUセッションの再確立を開始することができる。
【0132】
一例では、ユーザプレーン無線リソースがセットアップされた後、UE 100からのアップリンクデータはRAN 105に転送されてもよい。RAN 105(例えば、NG-RAN)は、提供されたUPF 110のアドレスおよびトンネルIDにアップリンクデータを送信することができる。
【0133】
一例では、(R)AN 105は、AMF 155にN2要求Ack 1105(例えば、N2 SM情報(ANトンネル情報、UP接続がアクティブ化されたPDUセッションの承諾されたQoSフローのリスト、UP接続がアクティブ化されたPDUセッションの拒否されたQoSフローのリストを含む))を送信することができる。一例では、N2要求メッセージは、N2 SM情報(複数可)、例えば、ANトンネル情報を含むことができる。RAN 105は、別個のN2メッセージ(例えば、N2トンネル設定応答)でN2 SM情報に応答することができる。一例では、複数のN2 SM情報がN2要求メッセージに含まれる場合、N2要求Ackは、複数のN2 SM情報、およびAMF 155が応答を関連するSMF 160に関連付けることを可能にする情報を含むことができる。
【0134】
一例では、AMF 155は、PDUセッションごとにNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求1110(N2 SM情報(ANトンネル情報)、RATタイプ)をSMF 160に送信することができる。AMF 155がRAN 105からN2SM情報(1つまたは複数)を受信し得る場合、AMF 155はN2 SM情報を関連するSMF 160に転送することができる。UE 100のタイムゾーンが、最後に報告されたUE 100のタイムゾーンと比較して変化する可能性がある場合、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求メッセージにUE 100のタイムゾーンIEを含めることができる。
【0135】
一例では、動的PCCが展開される場合、SMF 160は、イベント公開通知動作(例えば、Nsmf_EventExposure_Notifyサービス動作)を呼び出すことによって、PCF 135(加入されている場合)への新しい位置情報についての通知を開始することができる。PCF 135は、ポリシー制御更新通知メッセージ1115(例えば、Npcf_SMPolicyControl_UpdateNotify動作)を呼び出すことによって、更新されたポリシーを提供することができる。
【0136】
一例では、SMF 160がPDUセッションの中間UPF 110として機能する新しいUPF 110を選択し得る場合、SMF 160は、N4セッション修正手順1120を新しいI-UPF 110に対して開始し、ANトンネル情報を提供することができる。新しいI-UPF 110からのダウンリンクデータは、RAN 105およびUE 100に転送されてもよい。一例では、UPF 110は、N4セッション修正応答1120をSMF 160に送信することができる。一例では、SMF 160は、AMF 155にNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答1140を送信することができる。
【0137】
一例では、新しいI-UPF 110への転送トンネルが確立され得、転送トンネルのために設定されたSMF 160のタイマーが満了し得る場合、SMF 160は、転送トンネルを解放するために、N3終端点として機能する新しい(中間)UPF 110へN4セッション修正要求1145を送信することができる。一例では、新しい(中間)UPF 110は、N4セッション修正応答1145をSMF 160に送信することができる。一例では、SMF 160は、PSA UPF 110-3にN4セッション修正要求1150、またはN4セッション解放要求を送信することができる。一例では、SMF 160が古いUPF 110-2を使用し続け得る場合、SMF 160は、ANトンネル情報を提供するN4セッション修正要求1155を送信することができる。一例では、SMF 160が中間UPF 110として機能する新しいUPF 110を選択することができ、古いUPF 110-2がPSA UPF 110-3でない可能性がある場合、SMF 160は、タイマーが満了した後、古い中間UPF 110-2にN4セッション解放要求(解放原因)を送信することによって、リソース解放を開始することができる。
【0138】
一例では、古い中間UPF 110-2は、N4セッション修正応答またはN4セッション解放応答1155をSMF 160に送信することができる。古いUPF 110-2は、リソースの変更または解放を確認応答するために、N4セッション修正応答またはN4セッション解放応答メッセージで確認応答することができる。AMF 155は、Namf_EventExposure_Notifyサービス動作を呼び出して、この手順が完了できた後、イベントに加入した可能性のあるNFに向けて、モビリティ関連イベントを通知することができる。一例では、SMF 160がUE 100の関心エリア内への移動もしくは関心エリア外への移動を加入していた場合、およびUEの現在の位置が加入した関心エリア内への移動もしくは関心エリア外への移動を示し得る場合、またはSMF 160がLADN DNNに加入していた場合、ならびにUE 100がLADNが利用可能なエリア内への移動またはそのエリア外への移動を示し得る場合、またはUE 100がMICOモードであり、AMF 155がSMF 160にUE 100が到達不能であること、およびそのSMF 160がAMF 155にDLデータ通知を送信していない可能性があることを通知していた場合、ならびにAMF 155がSMF 160にUE 100が到達可能であることを通知し得る場合、またはSMF 160がUE 100の到達可能ステータスを加入していて、AMF 155がUE 100の到達可能性を通知し得る場合、AMF 155は、SMF 160に向けてNamf_EventExposure_Notifyを呼び出すことができる。
【0139】
例示的な
図12および
図13に示される例示的なPDUセッション確立手順。例示的な実施形態では、PDUセッション確立手順が使用され得る場合、UE 100は、NSSAI、S-NSSAI(例えば、要求されたS-NSSAI、許可されたS-NSSAI、および/または加入されたS-NSSAIなど)、DNN、PDUセッションID、要求タイプ、古いPDUセッションID、および/またはN1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)などを含むNASメッセージ1205(またはSM NASメッセージ)をAMF 155に送信することができる。一例では、UE 100は、新しいPDUセッションを確立するために、新しいPDUセッションIDを生成することができる。一例では、緊急サービスが必要であり得、緊急PDUセッションがまだ確立されていない場合、UE 100は、緊急要求を示す要求タイプでUE 100要求PDUセッション確立手順を開始することができる。一例では、UE 100は、N1 SMコンテナ内のPDUセッション確立要求を含むNASメッセージの送信によって、UE 100が要求するPDUセッション確立手順を開始することができる。PDUセッション確立要求は、PDUタイプ、SSCモード、および/またはプロトコル構成オプションなどを含むことができる。一例では、要求タイプは、PDUセッションの確立が新しいPDUセッションを確立する要求である場合、初期要求を示すことができ、要求が3GPPアクセスと非3GPPアクセスの間の既存のPDUセッションまたはEPCの既存のPDN接続を参照する場合、既存のPDUセッションを示すことができる。一例では、PDUセッション確立が緊急サービスのためのPDUセッションを確立する要求であり得る場合、要求タイプは緊急要求を示すことができる。要求タイプは、要求が3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間の緊急サービスの既存のPDUセッションを参照する場合、既存の緊急PDUセッションを示すことができる。一例では、UE 100によって送信されるNASメッセージは、ANによって、ユーザ位置情報およびアクセス技術タイプ情報を含み得るAMF 155へのN2メッセージ内にカプセル化されてもよい。一例では、PDUセッション確立要求メッセージは、外部DNによるPDUセッション認可のための情報を含むSM PDU DN要求コンテナを含むことができる。一例では、手順がSSCモード3動作のためにトリガーされ得る場合、UE 100は、NASメッセージに、解放される進行中のPDUセッションのPDUセッションIDを示す古いPDUセッションIDを含めることができる。古いPDUセッションIDは、この場合に含まれるオプションのパラメータであってもよい。一例では、AMF 155は、NASメッセージ(例えば、NAS SMメッセージ)を、ユーザ位置情報(例えば、RAN 105の場合、セルID)と共にANから受信することができる。一例では、UE 100は、UE 100がLADNの利用可能エリア外にあるとき、LADNに対応するPDUセッションのためのPDUセッション確立をトリガーしなくてもよい。
【0140】
一例では、AMF 155は、要求タイプが初期要求を示すこと、およびPDUセッションIDがUE 100のいかなる既存のPDUセッション(複数可)にも使用されない可能性があることに基づいて、NASメッセージまたはSM NASメッセージが新しいPDUセッションの要求に対応できることを決定することができる。NASメッセージがS-NSSAIを含まない場合、AMF 155は、UE 100が1つだけのデフォルトS-NSSAIを含み得る場合、UE 100の加入に従って、または事業者ポリシーに基づいて、要求されたPDUセッションのデフォルトS-NSSAIを決定することができる。一例では、AMF 155は、SMF 160選択(1210)を実行し、SMF 160を選択することができる。要求タイプが初期要求を示し得る場合、または要求がEPSからのハンドオーバーに起因するものである場合、AMF 155はS-NSSAI、PDUセッションID、およびSMF 160 IDの関連付けを記憶することができる。一例では、要求タイプが初期要求であり、既存のPDUセッションを示す古いPDUセッションIDがメッセージに含まれ得る場合、AMF 155はSMF 160を選択し、新しいPDUセッションIDおよび選択したSMF 160 IDの関連付けを記憶することができる。
【0141】
一例では、AMF 155は、SMF 160に、N11メッセージ1215、例えば、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext要求(SUPIまたはPEI、DNN、S-NSSAI、PDUセッションID、AMF 155 ID、要求タイプ、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)、ユーザ位置情報、アクセスタイプ、PEI、GPSI)、またはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求(SUPI、DNN、S-NSSAI、PDUセッションID、AMF 155 ID、要求タイプ、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)、ユーザ位置情報、アクセスタイプ、RATタイプ、PEIを含む)を送信することができる。一例では、AMF 155が、UE 100によって提供されたPDUセッションIDに対するSMF 160との関連付けを有していない可能性がある場合(例えば、リクエストタイプが初期リクエストを示す場合)、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext要求を呼び出すことができるが、AMF 155が、UE 100によって提供されたPDUセッションIDに対するSMF 160との関連付けをすでに有している場合(例えば、リクエストタイプが既存のPDUセッションを示す場合)、AMF 155は、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求を呼び出すことができる。一例では、AMF 155 IDは、UE 100にサービスを提供するAMF 155を一意に識別するUEのGUAMIであってもよい。AMF 155は、UE 100から受信したPDUセッション確立要求を含むN1 SMコンテナと共にPDUセッションIDを転送することができる。UE 100がSUPIを提供せずに緊急サービスに登録した場合、AMF 155はSUPIの代わりにPEIを提供することができる。UE 100が緊急サービスに登録しているが認証されていない場合、AMF 155はSUPIが認証されていないことを示すことができる。
【0142】
一例では、要求タイプが緊急要求も既存の緊急PDUセッションも示さない可能性があり、SMF 160がまだ登録しておらず、加入データが利用できない可能性がある場合、SMF 160は、UDM 140に登録することができ、加入データ1225を取り出し、加入データが修正される可能性があるときに通知されるように加入することができる。一例では、要求タイプが既存のPDUセッションまたは既存の緊急PDUセッションを示し得る場合、SMF 160は、要求が3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間のハンドオーバーに起因するものであるか、またはEPSからのハンドオーバーに起因するものであると決定することができる。SMF 160は、PDUセッションIDに基づいて既存のPDUセッションを識別することができる。SMF 160は、新しいSMコンテキストを作成しなくてもよく、代わりに既存のSMコンテキストを更新することができ、更新されたSMコンテキストの表現を応答においてAMF 155に提供することができる。要求タイプが初期要求であり得、古いPDUセッションIDがNsmf_PDUSession_CreateSMContext要求に含まれ得る場合、SMF 160は、古いPDUセッションIDに基づいて解放される既存のPDUセッションを識別することができる。
【0143】
一例では、SMF 160は、N11メッセージ応答(1220)、例えば、PDUセッション作成/更新応答、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext応答1220(原因、SMコンテキストID、もしくはN1 SMコンテナ(PDUセッション拒否(原因)))またはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答のいずれかを、AMF 155に送信することができる。
【0144】
一例では、DN-AAAサーバによるPDUセッションの確立中にSMF 160が2次認可/認証1230を実行できる場合、SMF 160はUPF 110を選択することができ、PDUセッション確立認証/認可をトリガーすることができる。
【0145】
一例では、要求タイプが初期要求を示し得る場合、SMF 160は、PDUセッションに対してSSCモードを選択することができる。SMF 160は、必要に応じて1つ以上のUPFを選択することができる。PDUタイプがIPv4またはIPv6の場合、SMF 160は、PDUセッションにIPアドレス/プレフィックスを割り当てることができる。PDUタイプがIPv6の場合、SMF 160は、UE 100がそのリンクローカルアドレスを構築するために、UE 100にインターフェース識別子を割り当てることができる。非構造化PDUタイプの場合、SMF 160は、PDUセッションおよびN6ポイントツーポイントトンネリング(UDP/IPv6に基づく)にIPv6プレフィックスを割り当てることができる。
【0146】
一例では、動的PCCが展開される場合、メイのSMF 160はPCF 135の選択1235を実行する。要求タイプが既存のPDUセッションまたは既存の緊急PDUセッションを示す場合、SMF 160は、PDUセッションのためにすでに選択されたPCF 135を使用することができる。動的PCCが展開されていない場合、SMF 160はローカルポリシーを適用することができる。
【0147】
一例では、SMF 160は、セッション管理ポリシー確立手順1240を実行して、PCF 135とのPDUセッションを確立することができ、PDUセッションのデフォルトPCC規則を取得することができる。SMF 160において利用可能な場合、GPSIを含めることができる。1215における要求タイプが既存のPDUセッションを示す場合、SMF 160は、セッション管理ポリシー修正手順によってPCF 135によって以前に加入されたイベントを通知することができ、PCF 135はSMF 160内のポリシー情報を更新することができる。PCF 135は、認可されたセッションAMBR、ならびに認可された5QIおよびARPをSMF 160に提供することができる。PCF 135は、SMF 160内のIP割り当て/解放イベントに加入することができる(および他のイベントに加入することができる)。
【0148】
一例では、PCF 135は、緊急DNNに基づいて、PCC規則のARPを、緊急サービスのために予約され得る値に設定することができる。
【0149】
一例では、1215における要求タイプが初期要求を示す場合、SMF 160は、PDUセッションに対してSSCモードを選択することができる。SMF 160は、必要に応じて1つ以上のUPFを選択(1245)することができる。PDUタイプがIPv4またはIPv6の場合、SMF 160は、PDUセッションにIPアドレス/プレフィックスを割り当てることができる。PDUタイプがIPv6の場合、SMF 160は、UE 100がそのリンクローカルアドレスを構築するために、UE 100にインターフェース識別子を割り当てることができる。非構造化PDUタイプの場合、SMF 160は、PDUセッションおよびN6ポイントツーポイントトンネリング(例えば、UDP/IPv6に基づく)にIPv6プレフィックスを割り当てることができる。一例では、イーサネット(登録商標)PDUタイプのPDUセッションの場合、MACアドレスもIPアドレスも、このPDUセッションのためにSMF 160によってUE 100に割り当てられなくてもよい。
【0150】
一例では、1215における要求タイプが既存のPDUセッションである場合、SMF 160は、ソースネットワークにおいてUE 100に割り当てられ得る同じIPアドレス/プレフィックスを維持することができる。
【0151】
一例では、1215における要求タイプが、3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間で移動された既存のPDUセッションを参照する既存のPDUセッションを示す場合、SMF 160は、PDUセッションのSSCモード、例えば、現在のPDUセッションアンカーおよびIPアドレスを維持することができる。一例では、SMF 160は、例えば、新しい中間UPF 110の挿入または新しいUPF 110の割り当てをトリガーすることができる。一例では、要求タイプが緊急要求を示す場合、SMF 160はUPF 110を選択することができ(1245)、SSCモード1を選択することができる。
【0152】
一例では、SMF 160は、セッション管理ポリシー修正(1250)手順を実行して、以前に加入したPCF 135に何らかのイベントを報告することができる。要求タイプが初期要求であり、動的PCCが展開され、PDUタイプがIPv4またはIPv6である場合、SMF 160は、割り当てられたUE 100のIPアドレス/プレフィックスで(以前に加入した)PCF 135に通知することができる。
【0153】
一例では、PCF 135は、更新されたポリシーをSMF 160に提供することができる。PCF 135は、認可されたセッションAMBR、ならびに認可された5QIおよびARPをSMF 160に提供することができる。
【0154】
一例では、要求タイプが初期要求を示す場合、SMF 160は、選択されたUPF 110でN4セッション確立手順1255を開始することができる。SMF 160は、選択されたUPF 110でN4セッション修正手順を開始することができる。一例では、SMF 160は、N4セッション確立/修正要求1255をUPF 110に送信することができ、このPDUセッションのためにUPF 110にインストールされるパケット検出、施行、および/または報告規則などを提供することができる。CNトンネル情報がSMF 160によって割り当てられる場合、CNトンネル情報はUPF 110に提供されてもよい。このPDUセッションに選択的ユーザプレーン非アクティブ化が必要な場合、SMF 160は非アクティブタイマーを決定することができ、それをUPF 110に提供することができる。一例では、UPF 110は、N4セッション確立/修正応答1255を送信することによって確認応答することができる。CNトンネル情報がUPFによって割り当てられている場合、CNトンネル情報はSMF 160に提供されてもよい。一例では、PDUセッションに対して複数のUPFが選択される場合、SMF 160は、PDUセッションの1つ以上のUPF 110でN4セッション確立/修正手順1255を開始することができる。
【0155】
一例では、SMF 160は、AMF 155に、Namf_Communication_N1N2MessageTransfer 1305メッセージ(PDUセッションID、アクセスタイプ、N2 SM情報(PDUセッションID、QFI(複数可)、QoSプロファイル(複数可)、CNトンネル情報、S-NSSAI、セッション-AMBR、および/またはPDUセッションタイプなど)、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾(QoS規則(複数可)、選択されたSSCモード、S-NSSAI、割り当てられたIPv4アドレス、インターフェース識別子、セッション-AMBR、および/または選択されたPDUセッションタイプなど))を送信することができる。PDUセッションに複数のUPFが使用される場合、CNトンネル情報は、N3を終端するUPF 110に関連するトンネル情報を含むことができる。一例では、N2 SM情報は、AMF 155が(R)AN 105に転送することができる情報(例えば、PDUセッションに対応するN3トンネルのコアネットワークアドレスに対応するCNトンネル情報、1つまたは複数のQoSプロファイル、および対応するQFIが(R)AN 105に提供されてもよく、ならびに/またはPDUセッションIDがUE 100とのANシグナリングによって、UE 100に対するANリソースとPDUセッションとの間の関連付けをUE100に示すために使用されてもよい、など)を運ぶことができる。一例では、PDUセッションは、S-NSSAIおよびDNNに関連付けられてもよい。一例では、N1 SMコンテナは、AMF 155がUE 100に提供することができるPDUセッション確立承諾を含むことができる。一例では、複数のQoS規則およびQoSプロファイルが、N1 SM内のPDUセッション確立承諾およびN2 SM情報に含まれてもよい。一例では、Namf_Communication_N1N2MessageTransfer 1305は、PDUセッションID、およびAMF 155がUE 100に向けてどのアクセスを使用するかを知ることができる情報をさらに含んでもよい。
【0156】
一例では、AMF 155は、(R)AN105に、N2 PDUセッション要求1310(N2 SM情報、NASメッセージ(PDUセッションID、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾など))を含む)を送信することができる。一例では、AMF 155は、UE 100を目標とするPDUセッションIDおよびPDUセッション確立承諾、およびN2 PDUセッション要求1310内のSMF 160から受信したN2 SM情報を含むNASメッセージ1310を(R)AN 105に送信することができる。
【0157】
一例では、(R)AN 105は、SMF 160から受信した情報に関連し得るAN固有シグナリング交換1315をUE 100との間で発行することができる。一例では、3GPP RAN 105の場合、RRC接続再構成手順は、PDUセッション要求1310のためのQoS規則に関連する必要なRAN 105リソースを確立するためにUE 100で行われ得る。一例では、(R)AN 105は、PDUセッションのために(R)AN 105のN3トンネル情報を割り当てることができる。二重接続の場合、マスタRAN 105ノードは、セットアップされるいくつかの(ゼロ以上の)QFIをマスタRAN 105ノードに割り当て、他のQFIを二次RAN 105ノードに割り当ててもよい。ANトンネル情報は、1つ以上の関与するRAN 105ノードのトンネル終点、および1つ以上のトンネル終点に割り当てられたQFIを含むことができる。QFIは、マスタRAN 105ノードまたは二次RAN 105ノードのいずれかに割り当てられてもよい。一例では、(R)AN 105は、NASメッセージ1310(PDUセッションID、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾))をUE 100に転送することができる。(R)AN 105は、必要なRAN 105リソースが確立され、(R)AN 105トンネル情報の割り当てが成功した場合、NASメッセージをUE 100に提供することができる。
【0158】
一例では、N2 PDUセッション応答1320は、PDUセッションID、原因、N2 SM情報(PDUセッションID、ANトンネル情報、および/または承諾/拒否されたQFI(複数可)のリスト)などを含むことができる。一例では、ANトンネル情報は、PDUセッションに対応するN3トンネルのアクセスネットワークアドレスに対応することができる。
【0159】
一例では、AMF 155は、(R)AN 105から受信したN2 SM情報を、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求1330(N2 SM情報、および/または要求タイプなどを含む)を介してSMF 160に転送することができる。一例では、拒否されたQFI(複数可)のリストがN2 SM情報に含まれる場合、SMF 160は、拒否されたQFI(複数可)関連するQoSプロファイルを解放することができる。
【0160】
一例では、SMF 160は、UPF110でN4セッション修正手順1335を開始することができる。SMF 160は、対応する転送規則と同様に、UPF 110にANトンネル情報を提供することができる。一例では、UPF 110は、N4セッション変更応答1335をSMF 160160に提供することができる。
【0161】
一例では、SMF 160は、AMF 155にNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答1340(原因)を送信することができる。一例では、SMF 160は、このステップの後に、Namf_EventExposure_Subscribeサービス動作を呼び出すことによって、AMF 155からのUE 100のモビリティイベント通知(例えば、位置報告、対象エリアに出入りするUE 100)に加入することができる。LADNの場合、SMF 160は、対象エリアのインジケータとしてLADN DNNを提供することによって、UE 100がLADNサービスエリアに出入りするイベント通知に加入することができる。AMF 155は、SMF 160によって加入した関連イベントを転送することができる。
【0162】
一例では、SMF 160は、AMF 155にNsmf_PDUSession_SMContextStatusNotify(解放)1345を送信することができる。一例では、手順中に、いずれのPDUセッションの確立が成功しなかった場合、SMF 160は、Nsmf_PDUSession_SMContextStatusNotify(解放)1345を呼び出すことによって、AMF 155に通知することができる。SMF 160は、いずれかの作成されたN4セッション(複数可)、いずれかのPDUセッションアドレス(例えば、IPアドレス)(割り当てられている場合)を解放することができ、PCF 135との関連付けを解放することができる。
【0163】
一例では、PDUタイプがIPv6の場合、SMF 160は、IPv6ルータ広告1350を生成し、これをN4およびUPF 110を介してUE 100に送信することができる。
【0164】
一例では、PDUセッションが確立されない可能性がある場合、SMF 160は、SMF 160がこの(DNN、S-NSSAI)のためのUE 100のPDUセッションをこれ以上取り扱わない場合、Nudm_SDM_Unsubscribe(SUPI、DNN、S-NSSAI)を使用して、対応する(SUPI、DNN、S-NSSAI)のためのセッション管理加入データの修正に対して加入解除することができる(1360)。一例では、PDUセッションが確立できない場合、SMF 160は、Nudm_UECM_Deregistration(SUPI、DNN、PDUセッションID)を使用して、所与のPDUセッションに対して登録解除することができる(1360)。
【0165】
5GSは、スタンドアロンの時間依存ネットワーキング(TSN)ネットワークまたは非スタンドアロンのTSNネットワーク、例えば産業用通信ネットワークなどの一部として動作することができる。5GSは、例示的な
図15に示すように、3つの動作モードをサポートすることができる。
図15の下部に示される完全分散モデルでは、例えばトーカおよびリスナなどのTSN末端局は、TSNストリーム要件をTSNネットワークに直接通信することができる。トーカからリスナへのパス上の各TSNブリッジは、TSNユーザおよびネットワーク構成情報を、TSNストリームのアクティブなトポロジと共に隣接するブリッジ(複数可)に伝搬することができる。ネットワークリソースは、各TSNブリッジでローカルに管理することができる。
図15の中央に示される集中型ネットワークおよび分散型ユーザモデルにおいて、例えば、TSN末端局は、次のようになる。トーカとリスナは、TSNストリーム要件をTSNネットワークに直接通信することができる。TSNストリーム要件は、集中型ネットワーク構成(CNC)に転送される。TSNブリッジは、それらのネットワーク能力情報およびアクティブなトポロジ情報をCNCに提供することができる。CNCは、TSNネットワークの完全なビューを有することができ、末端局によって提供されるTSNストリーム要件を満たす、トーカからリスナまでのエンドツーエンドの通信パスをそれぞれ計算することができる。計算結果は、ネットワーク構成情報として、関連するTSN末端局(トーカからリスナ)間のパス内の各TSNブリッジにTSN構成情報としてCNCによって提供されてもよい。
図15の上部に示される完全に集中型モデルでは、TSN末端局、例えば、トーカおよびリスナは、TSNストリーム要件を集中化ユーザ構成(CUC)に通信することができる。CUCは、CNCに転送する前に、TSN末端局のストリーム要件を適応させることができる。CNCは、CNCが特定のTSN構成情報をCUCに送信できることを除いて、集中型ネットワーク/分散型ユーザモデルで説明されているのと同じアクションを実行する。CUCは、TSN末端局のTSN構成情報を決定/取得し、それに応じてこれらを通知することができる。
【0166】
一例では、TSNシステムは、5GSをTSNリンク、および/またはTSNブリッジなどとして使用することができる。TSNシステムは5GSと統合することができる。
【0167】
図17の例に示されるように、5GSは、TSNリンクとして、例えば、UEとUPFとの間のイーサネット(登録商標)接続/リンクとして、外部ネットワークに使用されてもよい。リンクは、接続されたエンティティ、つまり、2つのTSNブリッジもしくはTSN末端局およびTSNブリッジ、ならびに/または2つのTSN末端局などのいずれかによって定義することができる。リンク能力は、リンクの終点に接続されたTSNブリッジの入口/出口ポート、またはリンクに直接接続されたTSN末端局のTSNストリーミング要件によって説明されてもよい。公開された能力は、遅延情報、リンク速度、および/または利用可能な帯域幅情報などを含むことができる。
【0168】
図18および
図19に示すような例では、5GSがTSNブリッジとして使用されてもよい。5GSは、5G QoSフレームワークを使用してTSN関連の予約要求を受信することができる。5GSは、TSN予約要求を満たすために5G内部シグナリングを使用する場合がある。5GSがTSNブリッジ(例えば、論理TSNブリッジ)として展開される場合、TSNブリッジは、5GSプロトコルおよび情報オブジェクトをTSNプロトコルおよび情報オブジェクトに、またはその逆に変換する適応機能を備えてもよい。5GSブリッジは、UE側のTSNトランスレータ(デバイス)ならびにCN側の「TSNトランスレータ」(CPおよびUP)を介してDNに向けてTSN入口および出口ポートを提供することができる。5GSブリッジは、さまざまなTSN構成モデルをサポートすることができる。一例では、1つ以上のTSN準拠インターフェースが、制御プレーンおよび/またはユーザプレーン上のTSN末端局、TSNブリッジ、および/またはCNC、CUCなどに対するそれぞれのプロトコルと共に、TSNブリッジによって使用されてもよい。TSNブリッジの自己管理およびCNCとの相互作用に必要な機能は、ネットワークトランスレータに配置されていてもよい。
【0169】
一例では、
図20に示すように、5GSをTSNシステムと統合することができる。5GSがTSNシステムと統合されている場合、5GSの個々のノード(例えば、UPF、および/またはgNBなど)は、TSN終点およびTSNコントローラによって開始されるTSN手順と相互作用することができる。これにより、5GSおよび関連するインフラストラクチャは、それ自体を複数のTSN互換終点として提示することができる。
【0170】
例示的な
図14に示すように、5GSはTSNシステムと統合されてもよい。TSNシステムは、制御およびデータトラフィックを生成し、5GSに送信することができる。制御およびデータトラフィックは、TSN QoS情報、ストリーム情報、および/またはポート情報などを含むことができる。イーサネット(登録商標)フレームおよび/またはヘッダは、5Gフレーム/パケットにマッピングされるか、5Gフレーム/パケット内にカプセル化され、エアインターフェースを介して5GSに送信されてもよい。イーサネット(登録商標)アダプタが統合された5G無線は、無線デバイス(UE)に接続されてもよい。
【0171】
例示的な実施形態では、3GPPネットワークは、3GPP属性、例えば、QoSフローパケット遅延量(PDB)値、フロー保証ビットレート(GFBR)、および/またはQoSプロファイルに示される最大データバーストボリューム(MDBV)などに基づいて、3GPPブリッジのTSNブリッジ遅延管理オブジェクト属性(例えば、independentDelayMin/Max、および/またはdependentDelayMin/Maxなど)の導出をサポートすることができる。3GPP属性のTSN能力へのマッピングは、SMFおよび/またはPCFで行うことができ、TSNブリッジへの能力の公開は、NEF、SMF、および/またはPCFなどを介して行うことができる。
【0172】
一例では、TSNブリッジ遅延管理対象オブジェクトは、タプルごとのフレーム長関連属性(入口ポート、出口ポート、トラフィッククラス)を含むことができる。フレーム長関連属性は、independentDelay Min/Max(例えば、フレームサイズに依存しない発生ブリッジ遅延(典型的にはns単位))、および/またはdependentDelay Min/Max(例えば、ベースボリュームあたりの発生ブリッジ遅延(典型的にはバイトあたりのps単位))などを含むことができる。
【0173】
図21に示すような例では、集中型モデルまたは完全集中型モデルおよび集中型ネットワーク/分散型ユーザモデルがTSNネットワークで使用されている場合、5GSは、ネットワーク内のTSNブリッジとして機能するように拡張されてもよい。CNCはTSNネットワークおよびネットワークのトポロジ内の各TSNブリッジの能力を維持するため、AFは、5GS仮想ブリッジ関連情報を収集し、TSN定義のアプリケーションインターフェースを介してCNCに登録するコントローラ機能として機能することができる。一例では、CNCが保持する情報に基づいて、CNCは、完全な集中型モデルのために末端局からTSNストリームの要求を収集する、CUCによって要求されるTSNストリームのための各ブリッジ上の転送およびスケジューリングルールを計算することができる。一例では、制御プレーンベースのQoSネゴシエーションを使用することができる。
図21に示すように、CNCは、TSN AFを通じてPCFとネゴシエートして、ストリームのTSN認識QoSプロファイルを生成することができる。TSN AFは、TSNトラフィック特性をTSN QoS要件、および/またはTSN QoSプロファイルなどに変換することができる。
【0174】
一例では、制御プレーンベースのソリューションの場合、AFは5GS仮想ブリッジ関連情報を収集するコントローラ機能として機能することができる(例えば、AFはSMFから情報を受信し、これを、TSNで定義されたアプリケーションインターフェースを介してCNCに登録することができる)。この情報は、ブリッジアイデンティティ、ポートアイデンティティ、ブリッジ遅延、送信遅延、および/またはブリッジ関連トポロジ情報などを含むことができる。一例では、ブリッジアイデンティティは、TSNネットワーク内のTSNブリッジを識別することができる。一例では、ポートアイデンティティはTSNブリッジ内のポートを識別することができる。ブリッジ遅延は、フレームがブリッジを通過するときのフレームの遅延値を含むことができ、独立遅延および依存遅延の最大値および最小値を含むことができる。送信遅延は、TSNブリッジポートから別のブリッジの隣接するポートに送信されるフレームの遅延であってもよい。ブリッジ関連のトポロジは、TSNブリッジおよび隣接するブリッジのブリッジおよびポートのアイデンティティおよびポート能力を含むことができる。一例では、UPFの仮想ブリッジおよび関連ポートのアイデンティティは、UPF上で事前構成され、UPFがセットアップされるときにSMFを介してAFに報告されてもよい。UEまたはPDUセッションは、SMFまたはUPFによって割り当てられ得る(一意の)アイデンティを有する仮想ブリッジ上の仮想ポートになるように仮想化することができる。TSN AFは、5G CNと相互作用することができ、TSNネットワークパラメータと5GSの新しい決定論的QoSプロファイルとの間のマッピングを実行すること、ならびに/またはトラフィック処理および関連するQoSポリシーをネゴシエートすることなどが可能である。一例では、TSN AFは他の5GC NFと直接、またはNEFを介して通信することができる。
【0175】
一例では、5GS仮想ブリッジ情報は、ブリッジID、ポートID、ならびに/またはブリッジ内部情報(例えば、ブリッジ遅延)およびブリッジポート関連情報(例えば、伝搬遅延)などを含むことができる。5GS仮想ブリッジに関する情報は、ブリッジID、ポートID、ならびに/またはブリッジ内部情報(例えば、ブリッジ遅延)およびブリッジポート関連情報(例えば、伝搬遅延)などのように、5GS制御プレーンによってAFに報告されてもよい。
【0176】
図28に示すような例では、5GS仮想ブリッジは、UPFごと、TSNネットワークごと(DNNによって示される)であってもよく、5GS仮想ブリッジのユーザプレーンは、UPFポートと、PDUセッションを介してそのようなUPFポートに接続されたUEポートと、を含むことができる。仮想ブリッジおよび関連するUPFポートのアイデンティティは、UPF上で事前構成されてもよく、UPFのセットアップ時またはPDUセッションの確立時にSMFを通じてAFに報告されてもよい。UEポートアイデンティは5GS仮想ブリッジ内で一意であり、UEポートアイデンティはUPFによって割り当てられてもよい。UPFポートおよびUEポートに関連する情報は、SMFによって直接またはNEFを介してAFに報告されてもよい。UPFポート関連情報は、ノードレベルのシグナリングまたはPDUセッションレベルのシグナリングを使用して、UPFによってSMFに報告されてもよい。UEポート関連情報は、UEによってNASを介して、または対応するPDUセッションのUPを介してSMFに報告されてもよい。一例では、UEは、スイッチモード、および/またはイーサネット(登録商標)スイッチモードなどで動作することができる。一例では、5GS仮想ブリッジのUEポートは、UEの物理ポート、および/またはUEの仮想ポート/インターフェースなどであってもよい。
【0177】
一例では、TSNブリッジのトラフィックスケジューリングは、パケット送信のサービスレベルであるトラフィッククラスごとであってもよい。TSNブリッジポートは、さまざまなトラフィッククラスをサポートすることができる。一例では、TSNブリッジがVLANを認識している場合、TSNブリッジポートは異なるVLANをサポートすることができる。SMFがPDUセッションのUPFを選択する場合、UEが加入したトラフィッククラスおよびVLANを考慮することができる。
【0178】
例示的な
図28に示すように、UPF1およびUPF2は、展開に基づいて異なるVLANおよびトラフィッククラスをサポートする。UE1およびUE2がPDUセッションを確立すると、加入しているそれらのVLANおよびトラフィッククラスに合わせてUPF1およびUPF2がそれぞれ選択される。802.1QCCで定義されているブリッジ遅延はポートペアごとのトラフィッククラスごとであるため、UPFはPDUセッションを提供する適切なポートペアを決定し、SMFはそのようなポートペアのブリッジ遅延を報告することができる。例えば、図のUE1の場合、UPF1は、PDUセッションを提供するために、UE1によって要求されたトラフィッククラス2、VLAN 100をサポートするポート1を決定することができる。次に、SMFは、ポートペア(UE1ポートおよびUPF1ポート1)のトラフィッククラス2のブリッジ遅延を報告することができる。
【0179】
図29に示すような例では、5GS仮想ブリッジのトポロジ発見のために、UPFおよびUEは、1つ以上のデバイス(例えば、UE、末端局、TSNデバイス、および/またはイーサネット(登録商標)デバイスなど)からリンク層発見プロトコル(LLDP)パケットを受信したときに、802.1ABとして定義されたトポロジ情報をSMFに報告することができる。トポロジ情報は、最初に発見されたとき、または変更/修正されたときに報告されてもよい。UPFおよびUEは、1つ以上のデバイスが5GS仮想ブリッジを発見/報告できるようにするために、LLDPパケットを送信することができる。5GS仮想ブリッジの1つ以上のポートは、LLDPの送信またはLLDPの受信をサポートすることができる。802.1Qccで定義されるような伝搬遅延およびポート能力に対して、UPFおよびUEは、トポロジ情報報告と同様に、それらをSMFに報告することができる。5GSは、TSNネットワーク固有のQoS特性と、そのようなQoS特性とトラフィッククラスとの間のマッピングをサポートすることができる。QoS特性のパケット遅延量(PDB)を使用して、決定論的配信の最大レイテンシ伝送信を実現することができる。SMFは、UEの加入したトラフィッククラスのQoS特性を取得することができ、SMFは、ポートペア上の対応するトラフィッククラスのブリッジ遅延として、それらのPDBを使用することができる。AFは、5GS仮想ブリッジ関連情報を収集(collect)/収集(gather)/取得/受信することができ、維持することができる。AFは、5GS仮想ブリッジの制御プレーンとして機能し、定義された802.1Qccおよび802.1ABとしてCNCに対してそれらの情報を登録または更新することができる。QoSプロファイル生成のために、AFは、UE IDと、5GS仮想ブリッジIDと、UEポートIDとの間の関係を維持することができる。AFは、CNCからTSNストリーム規則(ブリッジID、入口ポートID、出口ポートID、ストリーム記述、および/またはストリームIDなど)を受信するときに、対応するUE IDを決定/発見することができる。AFは、TSNストリーム規則のトラフィッククラスを決定し、トラフィッククラスを対応する5QIにマッピングすることができる。
【0180】
例示的な実施形態では、TSNブリッジは能力を報告することができる。一例では、5GS仮想ブリッジおよびUPFポートのアイデンティは、展開に基づいてUPF上で事前構成されていてもよい。UPFは、802.1Qccで定義されたポート能力および伝搬遅延、802.1ABで定義されたトポロジ情報、ならびに対応するDNNを、ノードレベルシングリングを使用してSMFに報告することができ、SMFは、5GS仮想ブリッジおよびブリッジポートを生成または更新するために、受信した情報をAFに直接またはNEFを介して転送することができる。UEは、PDUセッション確立要求をAMFに送信することができる。AMFは、PDUセッションのSMFを選択することができる。SMFは、UEが加入したトラフィッククラスおよびVLANをUDMから受信することができ、加入したトラフィッククラスに対応するQoS特性(例えば、5QI、PDB)をPCFから受信することができる。SMFは、加入したトラフィッククラスおよび加入したVLANをサポートするUPFを選択することができる。SMFは、DNN、トラフィッククラスID、およびVLAN値を使用してN4セッション確立要求をUPFに送信して、UEポートIDの割り当てとサービングUPFポートの決定を要求することができる。UPFは、PDUセッションの5GS仮想ブリッジを決定することができ、UEポートにアイデンティを割り当てることができる。UPFポートがDNにおいてサポートするトラフィッククラスおよびVLANに基づいて、UPFは、PDUセッションにサービスを提供するUPFポートを決定することができる。UPFは、割り当てられたUEポートのアイデンティティを、対応する5GS仮想ブリッジのアイデンティティと共に、サービングするUPFポートのIDを、および/または対応するトラフィッククラスのIDと共になど、SMFに送信することができる。SMFは、PDUセッション関連5GS仮想ブリッジIDを送信することができ、UEポートIDをUEに割り当てることができる。この情報は、UEがトポロジ発見および情報報告を実行するために使用されてもよい。SMFは、QoS特性のPDBを、対応するトラフィッククラスおよびポートペアのブリッジ遅延とし、UEポートの追加またはブリッジプロパティの更新のために、5GS仮想ブリッジ関連情報(ブリッジ遅延、UEポートID、UPFポートID、トラフィッククラス、5GS仮想ブリッジID、UE ID)をAFに、またはNEFを介して送信することができる。
【0181】
一例では、PDUセッションが確立されると、UEは、そのポート能力および伝搬遅延を802.1Qcc定義として報告し、トポロジ情報をNASまたはユーザプレーン上でSMFに対して定義された802.1ABとして報告することができる。AFは、ブリッジID、UPFポートのポートID、UEポートのポートID、ならびに/またはポート関連能力およびポートペアのブリッジ遅延などを含む5GS仮想ブリッジプロパティを受信/収集(collect)/収集(gather)することができ、維持することができる。AFは、5GS仮想ブリッジプロパティをCNCに送信して、TSNブリッジを作成するか、ブリッジプロパティが変更されたときにブリッジを更新することができる。
【0182】
例示的な実施形態では、UEは、イーサネット(登録商標)スイッチとして動作することができる。SMFは、PDUセッションの確立中またはTSNブリッジの構成中に提供される構成パラメータを使用して、イーサネット(登録商標)スイッチとして動作するようにUEを構成することができる。PDUセッションは、1つ以上の末端局と通信するために、TSNブリッジを介して末端局へのアクセスを提供することができる。イーサネット(登録商標)スイッチとして動作するUEは、1つ以上のTSNシステムの一部であってもよい。1つ以上のバックエンドデバイスが、イーサネット(登録商標)スイッチとして動作するUEに接続されてもよい。一例では、SMFは、構成パラメータをスイッチモードでUEに提供することができる。構成パラメータは、イーサネット(登録商標)スイッチモードのUEがスパニングツリーアルゴリズムをオンまたはオフにし得るかどうかのインジケータ、BDPUメッセージを送信する周期的なタイマー、イーサネット(登録商標)スイッチモードのUEのブリッジ識別子、イーサネット(登録商標)スイッチモードのUEがポートのステータスの変更を通知し得るかどうかのインジケータ、イーサネット(登録商標)スイッチモードのUEがバックエンドネットワークにおいて接続されているTSNの末端局、および/またはバックエンドデバイスなどのMACアドレス(複数可)のリストを報告し得るかどうかのインジケータを含むことができる。
【0183】
一例では、SMFがバックエンドデバイスまたはTSN末端局のMACアドレス(複数可)のリストを報告するようにUEに指示する場合、スイッチモードのUEは、バックエンドネットワークにおいて接続または変更されているバックエンドデバイスのMACアドレス(複数可)のリストを取得することができる。一例では、1つのPDUセッションが複数のTSNシステムに通信を提供する場合、UEは、MACアドレス(複数可)およびTSNシステムのマッピング関係を取得/決定することができる。UEは、UEがインジケータを受信するか、またはバックエンドデバイス上の変更を検出するとき、PDUセッション確立/修正手順中に、MACアドレス(複数可)のリストおよびマッピング関係をSMFに通知することができる。SMFは、MACアドレス(複数可)およびマッピング関係に基づいて、UPFイーサネット(登録商標)パケットフィルタセットおよび転送規則(複数可)を提供することができる。UPFは、SMFから受信したイーサネット(登録商標)パケットフィルタセットおよび転送規則(複数可)に基づいて、イーサネット(登録商標)フレームを検出および転送することができる。
【0184】
一例では、イーサネット(登録商標)スイッチモードのUEは、スパニングツリーアルゴリズムなどの実行の結果として生じ得る、そのポート状態を報告し、SMFがその報告に基づいてUPFのポート状態を制御してネットワークリソースの浪費を防げるようにすることができる。
【0185】
一例では、UPFはSタグ(IEEE 802.1ad)、Cタグ(IEEE 802.1q)をサポートすることができる。一例では、PDUセッションは、1つ以上のTSNシステム、および/またはTSN末端局などへのアクセスを提供することができる。データパケットのストリームにSタグおよび/またはCタグを使用することができる。TSNシステム構成は、UE上で事前構成されてもよいし、ネットワーク、例えばSMFなどによってUEに提供されてもよい。一例では、TSNシステム識別子は、TSNシステム、および/または1つ以上のTSN末端局などを識別するために使用されてもよい。一例では、事業者は、UEのTSNシステムまたはTSN末端局識別子のリストを割り当てることができる。識別子は、UDR、および/またはUDMなどで構成されてもよい。SMFは、TSN識別子、VLAN ID、Cタグ、および/またはSタグなどのマッピングテーブルを有するように事業者によって構成されてもよい。SMFは、PDUセッション確立の手順を通じて通知されるUEに接続されたTSN末端局識別子のリストを、アップリンクトラフィックに対するSタグおよびCタグ、ならびにパケットフィルタにマッピングすることができる。UPFは、アップリンクトラフィックのパケットフィルタに基づいて、N6などに送信されるトラフィックにSタグおよびCタグを挿入することができる。
【0186】
例示的な実施形態では、UEは、末端局からSRPメッセージを受信することができる。UEは、SRPメッセージを3GPP QoSパラメータにマッピングすることができる。UEは、PDUセッション確立手順を開始して、SRPから導出されたQoSパラメータをサポートするTSNシステム、TSN末端局のためのPDUセッションを要求することができる。
【0187】
一例では、3GPPシステム、および/または5GSなどが、TSNブリッジとして機能するために使用されてもよい。TSNシステムは、SRPメッセージ、SRP通知メント、および/またはトーカ通知メントなどによって決定されるネットワークリソース要件で、データパケット、および/またはデータパケットのストリームなどを送受信することができる。既存の技術では、TSN末端局間のSRP伝播の前にPDUセッションを確立する必要がある。既存の技術では、PDUセッションの確立前にSRPメッセージを送信するメカニズムが提供されていないため、過剰なシグナリングおよびネットワークリソースの非効率的な使用が発生する可能性がある。本開示の実施形態は、TSNシステム、および/またはTSNブリッジ構成などの性能を向上させるメカニズムを提供する。
【0188】
例示的な実施形態では、第1の基地局(例えば、TSN末端局)は、SRPメッセージ、トーカ通知、および/またはリソース予約要求などを無線デバイスまたはUEに送信することができる。TSN末端局は、TSNトランスレータデバイス、および/またはTSNアダプタデバイスなどを介してSRPメッセージをUEに送信することができる。TSNトランスレータデバイスまたはTSNアダプタデバイスは、TSNプロトコルおよび情報オブジェクトを5GSプロトコルおよび情報オブジェクトに(およびその逆に)変換することができる。TSNトランスレータデバイスまたはTSNアダプタデバイスは、イーサネット(登録商標)アダプタが統合された3GPP無線を使用することができる。一例では、UEは、統合イーサネット(登録商標)アダプタ、および/またはTSNトランスレータなどを使用することができる。一例では、こぶし基地局、および/またはTSN末端局などは、3GPPデバイス/UE、非3GPPデバイス/UE、ゲートウェイ、レジデンシャルゲートウェイ、イーサネット(登録商標)スイッチ、仮想スイッチ、ならびに/または3GPPおよび/もしくは非3GPPインターフェースをサポートする仮想UEなどであってもよい。TSN末端局が3GPPデバイスである場合、TSN末端局とUEとの間の相互作用は、PC5インターフェース、PC3インターフェース、および/またはデバイス間(D2D)インターフェースなどを介していてもよい。
【0189】
一例では、SRPメッセージ(例えば、TSN末端局からUEに送信される)は、ストリームID、データフレームパラメータ、トラフィック仕様(TSpec)、優先度および/もしくはランク、ならびに/または累積レイテンシなどを含むことができる。
【0190】
一例では、ストリームIDは、ストリームを識別するための識別子であってもよい。ストリームIDは、ストリームを一意に識別する1つ以上(例えば、8つ)のオクテットであってもよい。一例では、ストリームIDは、トーカに関連付けられている48ビットのMACアドレス、および同じトーカによって供給される様々なストリームを区別するために使用される16ビットの一意のIDに細分されてもよい。一例では、ストリームIDは、1つ以上(例えば、8つ)のオクテットの他のエンコーディングを使用することができる。
【0191】
一例では、データフレームパラメータは、予約エントリ用のブリッジのフィルタリングテーブルを構成するために使用されるストリームのアドレス指定情報であってもよい。このパラメータは、宛先MACアドレス、および/またはVLAN識別子などをさらに含むことができる。一例では、宛先MACアドレスは、ストリーミングデータパケットの宛先MACアドレスであってもよい。一例では、宛先MACアドレスは、マルチキャストまたはローカルに管理されたアドレスであってもよい。一例では、VLAN識別子は、ストリーミングデータパケットに使用されるVLANを識別することができる。
【0192】
ストリームのトラフィック仕様(TSpec)を使用して、ストリームに関連付けられているポート上のブリッジのストリームトラフィックシェーピングメカニズムを構成することができる。TSpecは、最大フレームサイズパラメータ(例えば、MaxFrameSize)、および/または最大間隔フレームパラメータ(例えば、MaxIntervalFrames)などをさらに含むことができる。一例では、最大フレームサイズパラメータは、トーカ(TSN末端局)がストリームの一部として生成することができる最大フレームサイズを示す値またはパラメータを含むことができる。最大間隔フレームパラメータは、トーカがクラス測定間隔ごとに生成できるフレーム数である。
【0193】
一例では、優先度およびランク(例えば、PriorityAndRank)は、ストリームの優先度クラスおよび緊急ステータスに関する情報を含むことができる。優先度およびランクは、データフレーム優先度、および/またはランク値などを含むことができる。データフレームの優先度を使用して、データストリームの優先度コードポイント(PCP)タグを生成することができる。ランクは、緊急ストリームと非緊急ストリームとを識別するための1つ以上のビット(複数可)であってもよい(例えば、緊急ストリームは値0を使用し、非緊急ストリームは1を使用することができる)。
【0194】
一例では、蓄積レイテンシは、ストリームがトーカからリスナまでに遭遇する可能性のある最悪の場合のレイテンシを示すことができる。この値は、参加者によって登録された後に変更される場合がある。参加者に、以前に登録された値から累積レイテンシが変更された属性が送信された場合、障害情報コード(例えば、報告されたレイテンシが変更されたことを示す)を使用して、トーカ通知からトーカ失敗への属性伝播を修正/変更することができる。トーカはこの値を、トーカのネットワークインターフェースからのパケットの出口から、リスナに向かうパス上のネットワークピアに到達するまでの最大予想遅延の推定値で初期化することができる。パス上の各ブリッジは、自身のポートでのパケット入力とパス上の次のピアへの到着との間で最大の予想遅延を追加することができる。
【0195】
一例では、UEがトーカ通知、および/またはSRPメッセージなどをTSN末端局、TSNトランスレータ、および/またはTSNアダプタデバイスなどから受信すると、UEは、TSN末端局によって送信されるストリームのPDUセッションを確立することを決定することができる。一例では、要求タイプを識別する情報要素に基づいて、UEは、SRP要求(例えば、SRPメッセージ)が必要であると決定することができる。UEは、PDUセッションを確立することを決定することができ(例えば、PDUセッションがSRP/TSNなどのためのものであるという指示と共に)、PDUセッション確立手順を実行することができる。UEは、SRP/TSNのためにPDUセッションを修正することを決定することができ、PDUセッション修正手順を実行することができる。
【0196】
一例では、UEがPDUセッション確立手順が必要であると決定する場合、UEはNASメッセージをAMFに送信することができる。NASメッセージは、SRPメッセージ、要求がSRP用であることを示すPDUセッションタイプ(例えば、タイプ=SRP/TSN)、S-NSSAI(複数可)、DNN、PDUセッションID、要求タイプ、古いPDUセッションID、および/またはN1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)などを含むことができる。一例では、NASメッセージは、TSNシステムの識別子、1つ以上のブリッジ(TSNブリッジなど)の識別子、および/またはTSNブリッジに対するUEのポート識別子などを含むことができる。一例では、DNNは、TSNシステム、および/またはTSNブリッジのセット/グループなどを識別することができる。
【0197】
例示的な実施形態では、SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子(ストリームID)、および/またはデータパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータなどを含むことができる。データパケットのストリームに対する少なくとも1つの送信パラメータは、データフレームパラメータ、ユーザからネットワークへの要件パラメータ、優先度およびランク指示パラメータ、レイテンシ値、および/またはトラフィック仕様パラメータなどを含むことができる。一例では、データフレームパラメータは、データパケットのストリームのソースMACアドレス、データパケットのストリームの宛先MACアドレス、および/またはVLANの識別子などを含むことができる。一例では、ユーザからネットワークへの要件パラメータは、データパケットのストリームのレイテンシ要件を示すパラメータ、および/またはデータパケットのストリームの冗長性要件を示すパラメータなどを含むことができる。一例では、レイテンシ値は、累積レイテンシ値などを含むことができる。一例では、トラフィック仕様パラメータは、データフレームのサイズを示すパラメータ、および/またはデータフレームの数を示すパラメータなどを含むことができる。
【0198】
新しいPDUセッションを確立するために、UEは、新しいPDUセッションIDを生成することができる。UEは、N1 SMコンテナ内のPDUセッション確立要求を含むNASメッセージの送信によって、UE要求PDUセッション確立手順を開始することができる。一例では、N1-SMコンテナはSRPメッセージを含むことができる。一例では、NASメッセージは、SRPメッセージオブジェクトのコンテナを含むことができる。PDUセッション確立要求は、SRPメッセージ、PDUセッションID、要求されたPDUセッションタイプ(例えば、タイプ=SRP)、要求されたSSCモード、5GSM(登録商標)能力PCO、SM PDU DN要求コンテナ、パケットフィルタの数、および/または常時接続PDUセッション要求指示などを含むことができる。要求タイプは、PDUセッションの確立が新しいPDUセッションを確立する要求である場合、初期要求を示すことができ、要求が3GPPアクセスと非3GPPアクセスとの間の既存のPDUセッションの切り替え、またはEPCにおける既存のPDN接続からのPDUセッションのハンドオーバーを参照する場合、既存のPDUセッションを示すことができる。
【0199】
5GSM(登録商標)コアネットワーク能力は、UEによって提供され、SMFによって処理されてもよい。5GSM(登録商標)能力は、UE完全性保護最大データレートを含むことができる。
【0200】
パケットフィルタの数は、確立されているPDUセッションのシグナリングされたQoS規則に対してサポートされているパケットフィルタの数を示すことができる。UEによって示されたパケットフィルタの数は、PDUセッションのライフサイクル中有効であってもよい。
【0201】
UEによって送信されたNASメッセージは、AMFへのN2メッセージでANによってカプセル化されてもよい。NASメッセージは、ユーザ位置情報、および/またはアクセスタイプ情報などを含むことができる。
【0202】
一例では、UEは、現在のアクセスタイプの許可されたNSSAIからのS-NSSAIをNASメッセージに含めることができる。S-NAASIは、TSNシステム、および/または1つ以上のTSNブリッジなどに対して許可されたNSSAIであってもよい。許可されたNSSAIのマッピングがUEに提供された場合、UEは、許可されたNSSAIからのS-NSSAI、および/または許可されたNSSAIのマッピングからの対応するS-NSSAIなどを提供することができる。
【0203】
一例では、UEは、AS、AF、CUC、および/またはCNCなどのためのPDUセッションを確立することができる。UEがAS、AF、CUC、および/またはCNCなどのためにPDUセッションを確立しており、接続確立中にCUCまたはCNCアドレスを発見するようにUEが構成されている場合、UEは、SMコンテナ内にCUC、および/またはCNCなどの識別子を要求することを示すインジケータを含むことができる。
【0204】
例示的な実施形態では、AMFは、メッセージがSRP要求、および/またはSRPメッセージなどに対応すると決定することができる。AMFは、SMFを選択することができる。AMFは、UDMから受信したSMF-IDに基づいてSMFを選択することができる。AMFは、PDUセッションタイプ、例えばSRPに基づいてSMFを選択することができる。AMFは、要求タイプが初期要求を示すこと、およびPDUセッションIDがUEの既存のPDUセッションに使用されないことに基づいて、メッセージが新しいPDUセッション(複数可)の要求に対応することを決定することができる。NASメッセージがS-NSSAIを含まない場合、AMFは、UEが1つだけのデフォルトS-NSSAIを含む場合、UEの加入に従って、または事業者ポリシーに基づいて、要求されたPDUセッションのデフォルトS-NSSAIを決定することができる。一例では、AMFは、TSNシステムの識別子、および/またはTSNブリッジ(例えば、ブリッジID)などに基づいて(デフォルト)S-NSSAIを決定することができる。一例では、CUCまたはCNCとの相互作用が必要な場合、AMFは、S-NAASI、UE加入、および/またはTSNシステム識別子などに基づいて、CUCおよび/またはCNCを決定することができる。一例では、AMFは、TSNブリッジに対してローカルに構成されたCNCまたはCUCを選択することができる。NASメッセージにS-NSSAIが含まれているが、DNNが含まれていない場合、AMFは、UEの加入情報にデフォルトのDNNが存在する場合、このS-NSSAIに対するデフォルトのDNNを選択することによって、要求されたPDUセッションに対するDNNを決定することができ、それ以外の場合は、AMFは、このS-NSSAIに対するローカルに構成されたDNNを選択することができる。AMFがSMFを選択できない場合(例えば、UEが提供したDNNがネットワークでサポートされていない場合、UEが提供したDNNがS-NSSAIの加入したDNNリストに含まれていない場合、ワイルドカードDNNが加入したDNNリストに含まれていない場合)、AMFは、UEからのPDUセッション確立要求を含むNASメッセージを適切な原因で拒否することができる。
【0205】
例示的な実施形態では、AMFは、SMFにセッション作成要求を送信することができる。一例では、セッション作成要求は、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext要求、および/またはNsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求などを含むことができる。Nsmf_PDUSession_CreateSMContext要求は、SRPメッセージ、PDUセッションタイプ(例えば、タイプ=SRP)、TSNシステムの識別子、TSNブリッジの識別子、ブリッジID、ポートID、SUPI、DNN、S-NSSAI(複数可)、PDUセッションID、AMF ID、要求タイプ、PCF ID、優先アクセス、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)、ユーザ位置情報、アクセスタイプ、PEI、GPSI、LADNサービスエリア内のUEの存在、加入PDUセッションステータス通知、DNN選択モード、および/またはトレース要件などを含むことができる。一例では、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求は、SRPメッセージ、PDUセッションタイプ(例えば、タイプ=SRP)、TSNシステムの識別子、TSNブリッジの識別子、ブリッジID、ポートID、SUPI、DNN、S-NSSAI(複数可)、PDUセッションID、AMF ID、要求タイプ、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)、ユーザ位置情報、アクセスタイプ、RATタイプ、および/またはPEIなどを含むことができる。
【0206】
一例では、AMF IDは、UEにサービスを提供するAMFを識別するUEのGUAMIであってもよい。AMFは、UEから受信したPDUセッション確立要求を含むN1 SMコンテナと共にPDUセッションIDを転送することができる。AMFで利用可能な場合、GPSIが含まれてもよい。AMFは、N2インターフェースに関連付けられているグローバルRANノードIDに基づいて、アクセスタイプおよびRATタイプを決定することができる。
【0207】
一例では、UEが限定サービス状態にあり、SUPIを提供せずに緊急サービスに登録(すなわち、緊急登録)している場合、AMFはPEIを提供することができる。
【0208】
一例では、SMFは、AMFから確立原因を受信することができる。確立原因は、PDUセッションがSRP、SRPメッセージ、SRP手順、および/またはTSNシステムリソース予約などのためのものであることを示すことができる。SMFが登録手順中にANパラメータの一部としてAMFから確立原因を受信するか、またはサービス要求手順が優先度サービス(例えば、TSN、SRP、MPS、MCS)に関連付けられている場合、AMFは、優先度情報を示すメッセージ優先度ヘッダを含めることができる。SMFは、メッセージ優先度ヘッダを使用して、UE要求がNASレベルの輻輳制御から除外されるかどうかを決定することができる。他のNFは、サービスベースのインターフェースにメッセージ優先ヘッダを含めることで、優先度情報を中継する。AMFは、Nsmf_PDUSession_CreateSMContext要求にPCFの識別子(例えば、PCF ID)を含むことができる。PCF IDは、非ローミングの場合にH-PCFを、ローカルブレークアウトローミングの場合にV-PCFを識別することができる。
【0209】
一例では、SMFは、AMFからSRPメッセージを受信することができる。SMFは、N11インターフェースなどを介してSRPメッセージを受信することができる。AMFは、N11インターフェースを介してSMFとのサービスベースの相互作用メッセージング(例えば、Nsmf_PDUSession_CreateSMContextなど)を使用することができる。一例では、SMFは、Nsmf_PDUSession_CreateSMContextメッセージからSRPメッセージを抽出することができる。SMFは、SRPメッセージからストリームの情報を抽出/導出/カプセル化解除することができ、それをQoSフロー要求としてPCFに提供する。一例では、SMFは、SRPメッセージをQoSフロー要求にマッピングすることができる。SMFは、PCFを選択してもよく、またはPDUセッションのPCC規則を取得するようにローカルに構成されたPCFを使用してもよい。SMFは、セッション管理(SM)ポリシー関連付け確立手順を実行することができる。ポリシー関連付け手順を使用して、PCFとのSMポリシー関連付けを確立し、PDUセッションの(デフォルトの)PCC規則を取得することができる。ポリシー関連付け手順は、GPSIを使用することができる。一例では、SMポリシー関連付けが既存のPDUセッション用である場合、SMFは、SMFが開始したSMポリシー関連付け修正手順によって満たされたポリシー制御要求トリガー条件(複数可)に関する情報を提供することができる。一例では、PCFは、ポリシー情報をSMFに送信することができる。
【0210】
一例では、SMFは、ユーザプレーン機能(UPF)を選択することができる。SMFは、SRP能力、SRPメッセージの1つ以上の要素、および/またはTSN能力サポートなどに基づいてUPを選択することができる。SMFは、UPFを選択するためにネットワークリポジトリ機能(NRF)に問い合わせることができる。SMFは、NRFのNnrf_NFDiscoveryサービス、および/またはNnrf_NFDiscovery_Requestサービス動作などを使用することができる。SMFは、TSN(システム)のためにUPFを選択/発見することを要求することを示す、NFタイプ(例えば、UPF)、SRP能力、SRPメッセージの1つ以上の要素、および/またはTSN能力サポートなどを含む発見要求メッセージ(例えば、Nnrf_NFDiscovery_Requestメッセージ、および/またはNnrf_discovery_requestメッセージなど)をNRFに送信することができる。NRFは、UPFの識別子、および/またはUPFのアドレスなどを含む問い合わせ応答(例えば、Nnrf_NFdiscovery_responseなど)メッセージを送信することができる。
【0211】
一例では、SMFは、セッション確立要求(例えば、N4セッション確立要求など)をUPFに送信することができる。N4セッション確立要求は、QoSフローのパケット検出規則、ブリッジID(例えば、TSNブリッジの識別子など)、ポートID(例えば、TSNシステム、データパケットのストリーム、および/もしくはSRPなどに関連付けられている)、N4セッションの識別子(N4セッションID)、PDUセッションタイプ(例えば、TSN、SRP、イーサネット(登録商標)、IPv4、IPv6、および/もしくは非構造化など)、ならびに/またはセッションの識別子(例えば、PDUセッション)などを含むことができる。一例では、TSNブリッジは、1つ以上のUEおよび1つ以上のUPFのペア/タプルを含むことができる。
【0212】
SMFは、N4セッションの確立/修正要求をUPFに送信し、PDUセッションのUPFにインストールされるパケット検出、施行、および報告規則を提供することができる。CNトンネル情報がSMFによって割り当てられる場合、CNトンネル情報がUPFに提供されてもよい。PDUセッションに選択的なユーザプレーンの非アクティブ化が必要な場合、SMFは非アクティブ化タイマーを決定することができ、それをUPFに提供することができる。一例では、非アクティブタイマーの値は、SRPメッセージおよびTSNシステム要件に基づいて決定されてもよい。UPFは、N4セッションの確立/修正応答をSMFに送信することで確認応答することができる。CNトンネル情報がUPFによって割り当てられている場合、CNトンネル情報はSMFに提供されてもよい。
【0213】
一例では、SMFは、SRPメッセージをUPFに送信/転送することができる。SRPメッセージの受信に応答して、SMFは、SRPメッセージを第2のTSNブリッジに送信することができる。SMFは、TSNシステムの出口ポートを介してSRPメッセージを第2のTSNブリッジに送信することができる。第2のTSNブリッジは、UEのポート、および/またはUPFのポートなどを介してSRPを受信することができる。一例では、UPFは、SRPメッセージを第2の基地局(例えば、TSNエ末端局、TSNデバイス、非3GPPデバイス、および/または3GPPデバイスなど)に送信することができる。一例では、SRPメッセージの受信に応答して、第2の基地局はSRP応答メッセージ(例えば、SRPメッセージ応答、および/またはリスナ準備完了メッセージ/通知など)を送信することができる。SRP応答メッセージは、TSNシステムの第2の基地局がTSNデータパケット、および/またはデータパケットのストリームなどを受信/送信(send)/送信(transmit)する準備ができていることを示すリスナ準備メッセージなどであってもよい。一例では、第2の基地局は、第2のTSNブリッジを介して(例えば、1つ以上のTSNブリッジを介して)SRP応答メッセージを送信することができる。
【0214】
一例では、第2の基地局は、SRPメッセージ応答(SRP応答メッセージ)をUPFに送信することができる。UPFは、N4セッションIDによって識別されるN4セッションを介して、SRP応答メッセージをSMFに送信/転送することができる。UPFは、TSNシステムのPDUセッションのためにSMFとUPFの間で確立されたセッションを介してSRP応答メッセージを送信することができる。SMFとUPFとの間のセッションは、N4セッションであってもよい。UPFは、N4セッション、N4メッセージ、および/またはN4報告手順などを介して、N4セッションID、ポートID、TSNブリッジID、SRP応答メッセージ、第2の基地局の識別子、および/または第1の基地局の識別子などを含むSRP応答メッセージを送信することができる。
【0215】
一例では、第2の基地局は、AFおよび/またはASなどであってもよい。一例では、AFおよび/またはASなどは、SRPメッセージの受信に応答してSRP応答メッセージを送信することができる。AS/AFは、NEF、PCF、SMF、および/またはUPFなどを介してSRPメッセージを受信することができる。第2の基地局は、制御プレーンまたはユーザプレーンを介して、PDUセッション、および/またはシグナリングなどを介してSRPメッセージを受信することができる。一例では、SRP応答メッセージは、TSNシステムまたはSRPのためのPDUセッションの確立が成功すると、第2の基地局によって送信されてもよい。一例では、SMFは、SRP要求が成功した場合(例えば、TSNに対するPDUセッション確立が成功した場合)、SRPメッセージを第2のTSNブリッジまたは1つ以上のTSNブリッジに送信することができる。例示的な実施形態では、第2の基地局(例えば、1つ以上のリスナなど(複数可))は、TSNシステムのデータパケットのストリームを送信および/または受信するためのリソースを予約するようにネットワークに要求することができる。一例では、SRPメッセージは、サービス要求手順またはネットワーク開始PDUセッション確立、1つ以上のリスナ(複数可)に対するネットワーク開始PDUセッション修正をトリガーすることができる。一例では、ネットワークリソースを予約するための第2の基地局(リスナ)の要求(例えば、SRPメッセージに基づくものなど)が失敗した場合、第2の基地局(複数可)は、リスナー失敗メッセージをトーカ(例えば、第1の基地局)に送信することができる。一例では、SRPは、1つ以上のTSNブリッジを介して伝搬/送信することができる。エラー、SRPメッセージに基づくリソース予約の失敗、および/またはSRPの予約をサポートするためのリソース不足などにより、トーカ準備失敗、トーカ失敗、および/または同様のメッセージが発生する可能性がある。一例では、リスナからトーカへのパスに、データパケットのストリームに対するSRP要求をサポートするのに十分なリソースがない場合、トーカ失敗メッセージが末端局に送信/伝搬されてもよい。
【0216】
一例では、SMFは、SRPメッセージをアプリケーション機能(AF)、および/またはASなどに送信することができる。SMFは、N4インターフェースを介してSRPメッセージをUPFに送信することができる。UPFは、SRPメッセージをAF/ASに送信することができる。SMFは、NEFを介してSRPメッセージをAFおよび/またはASなどに送信することができる。SMFは、SRPメッセージをNEFに送信するために、Nnefサービス動作手順(例えば、AF ID、および/またはAS IDなどを含むメッセージ配信要求)を使用することができる。SMFは、ローカル情報に基づいて、またはNRF、UDM、および/またはUDRなどを介して、NEFを選択することができる。
【0217】
一例では、SMFは、N7インターフェースを介してSRPメッセージをPCFに送信することができる。SMFは、PCFのサービスベースの相互作用、例えば、Npcfサービス動作などを使用することができる。SMFは、SRPメッセージ、SUPI、および/またはブリッジIDなどを含むメッセージをPCFに送信することができる。SMFは、SRPメッセージをPCFに送信することができる。PCFは、AF、AS、または集中型コントローラ(例えば、CNC、および/またはCUCなど)を決定し、SRPメッセージをAF、AS、および/または集中型コントローラなどに送信することができる。
【0218】
一例では、SMFは、PDUセッションID、ならびに/またはN2 SM情報(PDUセッションID、QFI(複数可)、QoSプロファイル(複数可)、CNトンネル情報、許可されたNSSAIからのS-NSSAI、Session-AMBR、PDUセッションタイプ、ユーザプレーンセキュリティ施行情報、UE完全性保護最大データレート)、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾(QoS規則(複数可)およびQoSフローレベルのQoSパラメータ(QoS規則(複数可)に関連付けられているQoSフロー(複数可)に必要な場合)、選択されたSSCモード、S-NSSAI(複数可)、DNN、割り当てられたIPv4アドレス、インターフェース識別子、Session-AMBR、選択されたPDUセッションタイプ、反射型QoSタイマー(利用可能な場合)、P-CSCFアドレス(複数可)、[常時接続型PDUセッション]))などを含むNamf_Communication_N1N2MessageTransferメッセージをAMFに送信することができる。N2 SM情報は、AMFが(R)ANノードに転送することができる情報を含むことができる。N2 SM情報は、PDUセッションに対応するN3トンネルのコアネットワークアドレスに対応するCNトンネル情報、(R)ANに提供され得る1つまたは複数のQoSプロファイルおよび対応するQFI、(R)ANリソースとUEのPDUセッションとの間の関連付けをUEに示すためにUEとのANシグナリングによって使用され得るPDUセッションID、S-NSSAIおよびDNNに関連付けられているPDUセッション、ユーザプレーンセキュリティ実施情報を含むことができる。N1 SMコンテナは、AMFがUEに提供できるPDUセッション確立承諾を含むことができる。UEがP-CSCF発見を要求した場合、メッセージは、SMFによって決定されたP-CSCF IPアドレス(複数可)を含むことができる。PDUセッション確立承諾は、許可されたNSSAIからのS-NSSAIを含むことができる。
【0219】
一例では、N1 SM内およびN2 SM情報内のPDUセッション確立承諾は、1つ以上のQoS規則、それらのQoS規則(複数可)に関連付けられているQoSフロー(複数可)のQoSフローレベルQoSパラメータ、およびQoSプロファイルを含むことができる。Namf_Communication_N1N2MessageTransferは、UEへのどのアクセスを使用するかをAMFが知ることを可能にするPDUセッションIDを含むことができる。
【0220】
一例では、AMFは、ベース基地局(例えば、RAN、および/またはNGRANなど)にN2 PDUセッション要求を送信することができる。N2 PDUセッション要求は、N2 SM情報、および/またはNASメッセージ(PDUセッションID、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾))などを含むことができる。AMFは、UEを目標とするPDUセッションIDおよびPDUセッション確立承諾と、N2 PDUセッション要求内のSMFから受信したN2 SM情報とを含むNASメッセージを(R)ANに送信することができる。一例では、ベース基地局(例えば、(R)AN)は、AN固有のシグナリングをUEに送信/発行することができる。(R)ANは、SMFから受信した情報に関連する可能性のあるAN固有のシグナリング交換をUEとの間で発行することができる。一例では、NG-RANの場合、RRC接続再構成は、PDUセッション要求のためのQoS規則に関連する必要なNG-RANリソースをUEが確立することで行われてもよい。(R)ANは、PDUセッションに(R)AN N3トンネル情報を割り当てることができる。一例では、二重接続の場合、マスタRANノードは、セットアップされるいくつかの(ゼロ以上の)QFIをマスタRANノードに、他のQFIを二次RANノードに割り当てることができる。ANトンネル情報は、1つ以上の関与する(R)ANノードのトンネル終点、および1つ以上のトンネル終点(複数可)に割り当てられたQFIを含むことができる。QFIは、マスタRANノードまたはセカンダリRANノードに割り当てられてもよい。一例では、(R)ANは、NASメッセージ(PDUセッションID、N1 SMコンテナ(PDUセッション確立承諾))をUEに転送することができる。(R)ANは、必要な(R)ANリソースが確立され、(R)ANトンネル情報の割り当てが成功した場合、NASメッセージをUEに提供することができる。一例では、(R)ANは、N2 PDUセッション応答メッセージ(例えば、PDUセッションID、原因、および/またはN2 SM情報(PDUセッションID、ANトンネル情報、承諾/拒否されたQFI(複数可)のリスト、および/またはユーザプレーン適用ポリシー通知など)など)をAMFに送信することができる。ANトンネル情報は、PDUセッションに対応するN3トンネルのアクセスネットワークアドレスに対応することができる。一例では、ベース基地局(例えば、NG-RAN、および/または(R)ANなど)がQFI(複数)を拒否する場合、SMFは、それに応じて、UEのQoS規則に関連付けられているQoSフローについて、必要であれば、QoS規則およびQoSフローレベルのQoSパラメータを更新することができる。NG-RANは、ユーザプレーンセキュリティ実施情報を必要とされる値で満たすことができない場合、PDUセッションのUPリソースの確立を拒否することができる。この場合、SMFはPDUセッションを解放することができる。NG-RANは、好ましい値を使用してユーザプレーンのセキュリティ実施を満たすことができない場合、SMFに通知することができる。
【0221】
一例では、AMFは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext要求(例えば、N2 SM情報、および/または要求タイプなどを含む)をSMFに送信することができる。AMFは、(R)ANから受信したN2 SM情報をSMFに転送することができる。拒否されたQFI(複数可)のリストがN2 SM情報に含まれる場合、SMF は、拒否されたQFI(複数可)関連のQoSプロファイルを解放することができる。N2 SM情報のユーザプレーン強制ポリシー通知が、ユーザプレーンリソースを確立できなかったことを示し、ユーザプレーン強制ポリシーが要件(例えば、「必要な」フィールドの使用など)を示した場合、SMFはPDUセッションを解放することができる。SMFは、UPFでN4セッション修正手順を開始することができる。SMFは、ANトンネル情報、および/または対応する転送規則などをUPFに提供することができる。UPFは、SMFにN4セッション修正応答を提供することができる。一例では、SMFは、AMFにNsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答(例えば、原因値などを含む)を送信することができる。一例では、SMFは、解放メッセージ、例えばNsmf_PDUSession_SMContextStatusNotify(解放)などをAMFに送信することができる。手順中にPDUセッションの確立が成功しなかった場合、SMFは、Nsmf_PDUSession_SMContextStatusNotify(解放)を呼び出すことによって、AMFに通知することができる。SMF は、いずれかの作成されたN4セッション(複数可)、いずれかのPDUセッションアドレス(例えば、IPアドレス)(割り当てられている場合)を解放することができ、PCF との関連付けを解放することができる。
【0222】
一例では、SMFは、SRP応答メッセージをUEに転送/送信することができる。SMFは、非アクセス層メッセージ(例えば、SM-NAS、および/またはNAS-SMなど)を介してSRPメッセージを送信することができる。SMFは、SRP応答メッセージを送信するために、SMFとAMFとの間のN11インターフェースを使用することができる。SMFは、Namf_Communication_N1N2MessageTransferメッセージなどを使用してSRP応答メッセージを送信することができる。Namf_Communication_N1N2MessageTransferメッセージは、SRP応答メッセージ、および/または第1の基地局の識別子などを含むことができる。
【0223】
一例では、UE(例えば、無線デバイスなど)は、
図22および
図24に示すように、NASメッセージを介してSMFからSRP応答メッセージを受信することができる。UEは、AMFおよびベース基地局を介してSRP応答メッセージを受信することができる。一例では、
図23および
図25に示すように、UEは、PDUセッション、UPF、および/またはユーザプレーンなどを介してSRP応答メッセージを受信することができる。一例では、SRP応答の受信に応答して、UEは、SRP応答メッセージがトーカ(TSNの第1の基地局)に対するものであると決定することができる。UEは、SRP応答メッセージ、末端局識別子、TSNブリッジID、および/またはポートIDなどを含み得る受信メッセージを抽出し、ポートを介してSRP応答メッセージを第1の末端局に送信することができる。UEは、トーカに、TSNトランスレータ、イーサネット(登録商標)アダプタ、および/またはN60インターフェースなどを介してSRP応答メッセージを送信することができる。トーカ(第1の末端局)は、例えばPDUセッションを介して、データパケットのストリームを1つ以上のリスナに送信することができる。
【0224】
図27に示す例示的な実施形態では、第1のTSNブリッジは、第2のTSNブリッジを介してSRPメッセージをTSN末端局に送信することができる。TSNブリッジ(例えば、第1のTSNブリッジ)は、SRPメッセージをCNC、および/またはCUCなどに送信することができる。CNCは、SRPメッセージの要素、TSN末端局の識別子などに基づいてTSNブリッジを決定することができる。CNCは、SRPメッセージを第2のTSNブリッジ(例えば、3GPPシステム、および/または5Gシステムなどを含む)に送信することができる。一例では、5GSのPCF、SMF、および/またはNEFなどは、(TSN)末端局に接続/関連付けられたUEにトリガーを送信することができる。関連付けは、ブリッジID、ポートID、UE ID、UPF ID、および/またはTSNシステムもしくはTSN末端局に関連付けられたUPF/UEのポートなどに基づいて決定されてもよい。一例では、CNCはSRPメッセージを受信し、SRPメッセージをAFに転送することができる。AFは、SRPをNEFに送信することができる。NEFは、SRPメッセージをPCFまたはSMFに送信することができる。一例では、AF/ASは、第1のTSNブリッジからSRPメッセージを受信することができる。AF/ASは、SRPメッセージをPCFまたはSMFに送信することができる。AF/ASは、NEFを介してSRPメッセージをPCFまたはSMFに送信することができる。一例では、SMF、PCF、および/またはNEFなどは、PDUセッション確立/修正がTSNシステム、SRP伝搬などのためのものであり得るという指示と共にPDUセッション確立/修正をトリガーすることができる。一例では、PCF、SMF、および/またはNEFなどは、SRPメッセージを1つ以上のQoSフローパラメータにマッピングすることができる。一例では、PCFは、PDUセッション確立をトリガーするUE(例えば、URSP)へのポリシー配信手順をトリガーすることができる。URSPは、S-NSSAI、DNN、PDUセッションIDとTSNシステムとの関連付け、および/または1つ以上のQoSフロー要件などを含むことができる。UEは、PDUセッション確立要求またはPDUセッション修正要求を実行することによって、URSPに基づいてPDUセッションを確立することができる。UEは、NASメッセージをSMFに(例えば、AMFを介して)送信することができる。NASメッセージは、SRPメッセージ、要求がSRP/TSN用であることを示すPDUセッションタイプ(例えば、タイプ=SRP/TSN)、S-NSSAI(複数可)、DNN、PDUセッションID、要求タイプ、古いPDUセッションID、および/またはN1 SMコンテナ(PDUセッション確立要求)などを含むことができる。一例では、NASメッセージは、TSNシステムの識別子、1つ以上のブリッジ(TSNブリッジなど)の識別子、および/またはTSNブリッジに対するUEのポート識別子などを含むことができる。一例では、DNNは、TSNシステム、および/またはTSNブリッジのセット/グループなどを識別することができる。
【0225】
一例では、PCFは、ポリシーの修正についてSMFに通知するために、PCFによって開始されたSMポリシー関連付け修正手順を実行することができる。これは、例えば、ポリシー決定によって、またはAF要求時に、例えば、トラフィックルーティングに対するアプリケーション機能の影響などによって引き起こされた可能性がある。UDMは、Nudm_SDM_NotificationによってSMFの加入データ(例えば、SUPI、および/またはセッション管理加入データを含む)を更新することができる。SMFは、セッション管理加入データを更新することができ、Ackを(例えば、SUPIなど)で返すことによってUDMに確認応答することができる。一例では、SMFは、修正を要求することができる。SMFは、PDUセッションを修正することができる。この手順は、ローカルに構成されたポリシーに基づいてトリガーされるか、または(R)ANからトリガーされてもよい。これは、UP接続がアクティブ化され、SMFが1つ以上のQoSフローのステータスが5GCで削除されているが、UEと同期されていないことをマークした場合にトリガーされてもよい。
【0226】
一例では、SMFは、Namf_Communication_N1N2MessageTransferを呼び出すことができる。Namf_Communication_N1N2MessageTransferは、SRPメッセージ、要求がTSN/SRPに対するものであることの指示、TSN/SRPタイプPDUセッションを示すPDUセッションタイプ、N2 SM情報(PDUセッションID、QFI(複数可)、QoSプロファイル(複数可)、Session-AMBR)、ならびに/またはN1 SMコンテナ(PDUセッション修正コマンド(PDUセッションID、QoS規則(複数可)、QoSフローレベルQoSパラメータ(QoS規則(複数可)に関連付けられているQoSフロー(複数可)に必要な場合)、QoS規則動作およびQoSフローレベルQoSパラメータ動作、Session-AMBR))などを含むことができる。
【0227】
一例では、UEがCM-アイドル状態にあり、ATCがアクティブ化されている場合、AMFは、Namf_Communication_N1N2MessageTransferに基づいてUEコンテキストを更新および記憶することができる。UEが到達可能であるとき、例えば、UEがCM-接続状態に入ったとき、AMFは、N1メッセージを転送して、UEコンテキストをUEと同期させることができる。AMFは、N2 PDUセッション要求(例えば、SMFから受信したN2 SM情報、ならびに/またはNASメッセージ(SRPメッセージ、PDUセッションタイプ=TSN/SRP、PDUセッションID、および/もしくはN1 SMコンテナ(PDUセッション修正コマンド)など)を含む)メッセージを(R)ANに送信することができる。(R)ANは、SMFから受信した情報に関連するAN固有のシグナリング交換をUEとの間で発行することができる。例えば、NG-RANの場合、RRC接続再構成は、UEがPDUセッションに関連する必要な(R)ANリソースを変修正することで行われてもよい。(R)ANは、N2 PDUセッションAck(N2 SM情報(承諾/拒否されたQFI(複数可)のリスト、ANトンネル情報、PDUセッションID、二次RAT使用データ)、ユーザ位置情報)メッセージをAMFに送信することによって、N2 PDUセッション要求を確認応答することができる。二重接続の場合、1つ以上のQFIがPDUセッションに追加された場合、マスタRANノードはこれらのQFIのうちの1つ以上を、以前はPDUセッションに関与していなかったNG-RANノードに割り当てることができる。この場合、ANトンネル情報は、新しいNG-RANノードに割り当てられたQFIの新しいN3トンネル終点を含む。これに対応して、1つ以上のQFIがPDUセッションから削除された場合、(R)ANノードはPDUセッションにもはや関与しない可能性があり、対応するトンネル終点はANトンネル情報から削除される可能性がある。NG-RANは、例えば、UE完全性保護の最大データレートを超えていることに起因して、対応するQoSプロファイルのユーザプレーンセキュリティ実施情報を満たせない場合、QFI(複数可)を拒否することができる。
【0228】
AMFは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContextサービス動作を介して、ANから受信したN2 SM情報およびユーザ位置情報をSMFに転送/送信することができる。SMFは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答で応答することができる。N2 SM情報は、二次RAT使用データを含むことができる。(R)ANがQFI(複数可)を拒否した場合、SMFは、それに応じてUE内のQoS規則に関連付けられているQoSフローに対して、QoS規則およびQoSフローレベルのQoSパラメータ(必要な場合)を更新する責任がある。SMFは、SRPメッセージから導出されたQoSフローに基づいてN4セッション修正要求メッセージをUPFに送信することによって、PDUセッション修正に関与するUPF(複数可)のN4セッションを更新することができる。新しいQoSフロー(複数可)が作成される場合、SMFは、SRPメッセージから導出/マッピングされた新しいQoSフローのULパケット検出規則でUPFを更新することができる。
【0229】
UEは、NASメッセージを送信することによって、PDUセッション修正コマンドに確認応答することができる。NASメッセージは、SRPメッセージ、PDUセッションタイプ、ポートID、ブリッジID、PDUセッションID、および/またはN1 SMコンテナ(PDUセッション修正コマンドAckなど)メッセージなどを含むことができる。一例では、N1 SMコンテナはSRPメッセージを含むことができる。(R)ANは、NASメッセージをAMFに転送することができる。AMFは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContextサービス動作を介して、ANから受信したN1 SMコンテナ(SRPメッセージ、ならびに/またはPDUセッション修正コマンドAck)およびユーザ位置情報などをSMFに送信/転送することができる。SMFは、Nsmf_PDUSession_UpdateSMContext応答で応答することができる。
【0230】
一例では、SMFは、N4セッション修正要求(N4セッションID)メッセージをUPFに送信することによって、PDUセッション修正に関与するUPFのN4セッションを更新することができる。イーサネット(登録商標)PDUセッションタイプのPDUセッションの場合、SMFは、イーサネット(登録商標)パケットフィルタセット(複数可)および転送規則(複数可)を追加または削除するようにUPFに通知することができる。
【0231】
一例では、SMFがPCFと相互作用する場合、SMFは、SMFによって開始されたSMポリシー関連付け修正手順を実行することによって、PCCの決定を実施できるかどうかをPCFに通知することができる。
【0232】
一例では、
図28に示すように、TSN末端局はSRPメッセージを送信することができ、SRPメッセージは1つ以上のTSNブリッジを介して伝搬することができる。一例では、1つまたは複数のTSNブリッジは、制御プレーンまたはユーザプレーンを介して、SRPまたはトーカ通知メッセージを受信することができる。CNCまたはCUCは、SRPメッセージ、SRP要件、および/またはTSN要件などに基づいてSRPメッセージ配信を調整することができる。CUCおよび/またはCNCは、冗長性、信頼性、および/またはレイテンシなどの1つ以上の要件を満たすために、TSNブリッジのトポロジを管理することができる。
【0233】
例示的な実施形態では、無線デバイスは、第1の基地局から、時間依存ネットワーク(TSN)のためのデータパケットのストリームのためのネットワークリソースの予約を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することができる。SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはデータパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータなどを含むことができる。一例では、無線デバイスは、SRPメッセージに基づいて、TSNのためのパケットデータユニット(PDU)セッションを確立することを決定することができる。無線デバイスは、データパケットのストリームに対するPDUセッションの確立を要求する第2のメッセージをセッション管理機能(SMF)に送信することができる。第2のメッセージはAMFを介したものであってもよい。第2のメッセージは、SRPメッセージ、および/またはPDUセッションがTSNのためであることを示すパラメータなどを含むことができる。無線デバイスは、第2の基地局がデータパケットのストリームを受信する準備ができていることを示すSRP応答メッセージを受信することができる。SRP応答メッセージは、UP、CP、SMF、AMF、および/またはUPFなどを介して受信されてもよい。無線デバイスは、SRP応答メッセージを第1の基地局に送信/転送することができる。
【0234】
一例では、無線デバイスは、第1の基地局からパケットのストリームを受信することができる。無線デバイスは、PDUセッションを介して、パケットのストリームを送信/転送することができる。無線デバイスは、第1の基地局からTSNトランスレータを介してSRPメッセージを受信することができる。
【0235】
例示的な実施形態では、データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータは、データパケットのストリームの識別子(ストリームID)、データフレームパラメータ、ユーザからネットワークへの要件パラメータ、優先度およびランク指示パラメータ、レイテンシ値、ならびに/またはトラフィック仕様パラメータなどを含むことができる。一例では、データフレームパラメータは、データパケットのストリームのソースMACアドレス、データパケットのストリームの宛先MACアドレス、および/またはVLANの識別子などを含むことができる。一例では、ユーザからネットワークへの要件パラメータは、データパケットのストリームのレイテンシ要件を示すパラメータ、および/またはデータパケットのストリームの冗長性要件を示すパラメータなどを含むことができる。一例では、レイテンシ値は、累積レイテンシ値などを含むことができる。一例では、トラフィック仕様パラメータは、データフレームのサイズを示すパラメータ、および/またはデータフレームの数を示すパラメータなどを含むことができる。
【0236】
例示的な実施形態では、第2のメッセージは、非アクセス層(NAS)メッセージであってもよい。一例では、SRP応答メッセージは、NASメッセージであってもよい。SRP応答メッセージは、セッション管理機能を介して受信されてもよい。一例では、SRP応答メッセージは、PDUセッションを介して受信されてもよい。SRP応答メッセージは、ユーザプレーン機能を介して受信されてもよい。
【0237】
例示的な実施形態では、SMFは、データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを抽出することができる。
【0238】
一例では、SMFは、データパケットのストリームに対するQoSフロー要求をPCFに送信することができる。SMFは、PCFからデータパケットのストリームのQoSフローに関する少なくとも1つのPCC規則を受信することができる。
【0239】
一例では、第2のメッセージは、TSNブリッジの識別子をさらに含むことができる。TSNブリッジは、1つ以上の入口ポート(複数可)および1つ以上の出口ポート(複数可)を含む3GPPシステムであってもよい。1つ以上の出口ポート(複数可)は、無線デバイス、および/またはユーザプレーン機能などを含むことができる。1つ以上の入口ポート(複数可)は、無線デバイス、および/またはユーザプレーン機能(UPF)などを含むことができる。一例では、第2のメッセージは、TSNシステムの第1の末端局に関連付けられている(スイッチモードのUEの)ポートの識別子を含むことができる。
【0240】
一例では、SMFは、SRPメッセージをユーザプレーン機能(UPF)に送信することができる。
【0241】
一例では、ネットワーク公開機能(NEF)は、SMFからSRPメッセージを受信することができる。NEFは、ネットワークノードにSRPメッセージを送信することができる。ネットワークノードは、TSNトランスレータデバイス、ポリシー制御機能、および/またはアプリケーション機能などを含むことができる。ネットワークノードは、第2のTSNブリッジにSRPメッセージを送信することができる。一例では、第2のTSNブリッジは、NEF/PCF/AFを介してネットワークノードからSRPメッセージを受信することができる。
【0242】
例示的な実施形態では、無線デバイスは、セッション管理機能、AMF、および/またはPCFなどから、ある時間依存ネットワーク(TSN)のデータパケットのストリームのネットワークリソースの予約を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することができる。SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子(ストリームID)、および/またはデータパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータなどを含むことができる。
【0243】
一例では、無線デバイスは、SRPメッセージに基づいて、TSNのためのパケットデータユニット(PDU)セッションを確立することを決定することができる。一例では、無線デバイスは、データパケットのストリームに対するPDUセッションの確立を要求する第2のメッセージをセッション管理機能(SMF)に送信することができる。第2のメッセージは、SRPメッセージ、および/またはPDUセッションがTSNのためであることを示すパラメータなどを含むことができる。
【0244】
一例では、無線デバイスは、TSNシステムのPDUセッションが成功したことを示す確認応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1の基地局にSRPメッセージを送信することができる。無線デバイスは、第1の末端局からSRP応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第2の基地局にSRP応答を送信することができる。
【0245】
例示的な実施形態では、セッション管理機能(SMF)は、無線デバイスから、時間依存ネットワーク(TSN)のためのデータパケットのストリームのPDUセッションの確立を要求するメッセージを受信することができる。一例では、メッセージはストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを含むことができる。SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子、データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータ、および/またはPDUセッションがTSN用であることを示すパラメータなどを含むことができる。一例では、データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータは、データパケットのストリームの識別子を含むことができる。例示的な実施形態では、データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータは、データパケットのストリームの識別子(ストリームID)、データフレームパラメータ、ユーザからネットワークへの要件パラメータ、優先度およびランク指示パラメータ、レイテンシ値、ならびに/またはトラフィック仕様パラメータなどをさらに含むことができる。一例では、データフレームパラメータは、データパケットのストリームのソースMACアドレス、データパケットのストリームの宛先MACアドレス、および/またはVLANの識別子などを含むことができる。一例では、ユーザからネットワークへの要件パラメータは、データパケットのストリームのレイテンシ要件を示すパラメータ、および/またはデータパケットのストリームの冗長性要件を示すパラメータなどを含むことができる。一例では、レイテンシ値は、累積レイテンシ値などを含むことができる。一例では、トラフィック仕様パラメータは、データフレームのサイズを示すパラメータ、および/またはデータフレームの数を示すパラメータなどを含むことができる。
【0246】
SMFは、メッセージに基づいて、PDUセッションの確立がTSNシステムに対するものであり得ることを決定することができる。SMFは、データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータに基づいて、サービス品質要件パラメータを決定することができる。SMFは、第2の基地局を目標としたSRPメッセージをネットワーク機能に送信することができる。SMFは、TSNシステムのPDUセッションの確立を要求する第2のメッセージをUPFに送信することができる。第2のメッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはサービス品質要件パラメータなどを含むことができる。ネットワーク機能は、NEF、および/またはUPFなどのうちの少なくとも1つであってもよい。
【0247】
様々な実施形態によれば、例えば、無線デバイス、オフネットワーク無線デバイス、基地局、および/または同様のものなどのデバイスは、1つ以上のプロセッサと、メモリと、を備えることができる。メモリは、1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに一連のアクションを実行させる命令を格納し得る。例示的なアクションの実施形態は、添付の図および明細書に示されている。様々な実施形態からの特徴を組み合わせてさらなる実施形態を作り出すことができる。
【0248】
図34は、本開示の例示的な実施形態の一態様に基づくフロー略図である。3410において、無線デバイスは、第1の基地局からデータパケットのストリームの送信のための時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの構成を示す要求を受信することができる。3420において、無線デバイスは、セッション管理機能(SMF)にTSNブリッジの構成のための少なくとも1つのパラメータを含む非アクセス層メッセージを送信することができる。3430において、無線デバイスは、SMFからTSNブリッジがデータパケットのストリームの送信のために構成されていることを示す応答メッセージを受信することができる。3440において、無線デバイスは、第1の基地局にTSNブリッジの正常な構成を示すメッセージを送信することができる。
【0249】
図35は、本開示の例示的な実施形態の一態様に基づくフロー図である。3510において、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの無線デバイスは、セッション管理機能から、TSNブリッジのデータパケットのストリームのためのネットワークリソースの予約を要求する構成メッセージを受信することができる。3520において、無線デバイスは、構成メッセージに基づいて、データパケットのストリームの送信のためにTSNブリッジを介してパケットデータユニット(PDU)セッションを修正することを決定することができる。3430において、無線デバイスは、セッション管理機能(SMF)にデータパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを含むNASメッセージを送信することができる。
【0250】
図36は、本開示の例示的な実施形態の一態様に基づくフロー略図である。3610において、セッション管理機能(SMF)は、無線デバイスからデータパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを含むNASメッセージを受信することができる。3620において、SMFは、TSNパケット送信のためにUPFを構成することを決定することができる。3630において、SMFは、UPFにTSNブリッジのUPFを構成するためのメッセージを送信することができる。
【0251】
図37は、本開示の例示的な実施形態の一態様に基づくフロー略図である。3710において、セッション管理機能は、アクセスおよびモビリティ管理機能から、第1の要求メッセージが時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジに対するものであることを示す第1の要求メッセージを受信することができる。3720において、SMFは、要求メッセージの要素に基づいて、TSN機能性をサポートするユーザプレーン機能(UPF)を選択することができる。3730において、SMFは、UPFにTSNブリッジのUPFを構成するための第2の要求メッセージを送信することができる。
【0252】
一例では、無線デバイスは、第1の基地局からデータパケットのストリームの送信のための時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの構成を示す要求を受信することができる。無線デバイスは、セッション管理機能(SMF)に、TSNブリッジの構成のための少なくとも1つのパラメータを含む非アクセス層メッセージを送信することができる。無線デバイスは、SMFからTSNブリッジがデータパケットのストリームの送信のために構成されていることを示す応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1基地局にTSNブリッジの正常な構成を示すメッセージを送信することができる。一例では、要求は、第1の基地局と第2の基地局との間でのデータパケットのストリームの送信のための時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの構成を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを含むことができる。SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはTSNブリッジの構成のための少なくとも1つのパラメータなどを含むことができる。データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータは、データパケットのストリームの識別子、データフレームパラメータ、ユーザからネットワークへの要件パラメータ、優先度およびランク指示パラメータ、レイテンシ値、および/またはトラフィック仕様パラメータなどを含む。応答メッセージは、第2の基地局がストリームの送信の準備ができていることを示すSRP応答メッセージであってもよい。
【0253】
例示的な実施形態では、無線デバイスは、第1の基地局から、第1の基地局と第2の基地局との間でデータパケットのストリームを送信するための時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの構成を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することができる。SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはTSNブリッジの構成のための少なくとも1つのパラメータなどを含むことができる。一例では、無線デバイスは、セッション管理機能(SMF)に、TSNブリッジを構成するSRPメッセージを含む非アクセス層メッセージを送信することができる。無線デバイスは、第2の基地局がストリームの送信の準備ができていることを示すSRP応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1基地局にSRP応答メッセージを送信することができる。一例では、SRP応答は、TSNブリッジの制御プレーンネットワーク要素から受信されてもよい。SRP応答は、TSNシステムの第2の基地局から受信されてもよい。無線デバイスは、データパケットのストリームの送信にTSNタイプのPDUセッションが必要であると決定することができる。非アクセス層メッセージは、PDUセッションがTSNブリッジまたはTSN末端局に対するものであることを示すパラメータをさらに含むことができる。無線デバイスは、制御プレーンメッセージを介してSRPを送信することを決定することができる。データパケットのストリームの識別子は、第1の基地局の識別子、および/または第2の基地局の識別子などを含むことができる。
【0254】
例示的な実施形態では、無線デバイスは、第1の基地局から、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジを介して第1の基地局と第2の基地局との間のデータパケットのストリームのためのネットワークリソースの予約を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することができる。SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはデータパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータなどを含むことができる。無線デバイスは、SRPメッセージに基づいて、TSNのためのパケットデータユニット(PDU)セッションを確立することを決定することができる。無線デバイスは、データパケットのストリームに対するPDUセッションの確立を要求する第2のメッセージをセッション管理機能(SMF)に送信することができる。第2のメッセージは、SRPメッセージ、および/またはPDUセッションがTSNのためであることを示すパラメータなどを含むことができる。無線デバイスは、第2の基地局がデータパケットのストリームを受信する準備ができていることを示すSRP応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1基地局にSRP応答メッセージを送信することができる。一例では、無線デバイスは、第1の基地局からパケットのストリームを受信することができる。無線デバイスは、PDUセッションを介してパケットのストリームを送信することができる。一例では、無線デバイスは、第1の基地局から、TSNトランスレータを介してSRPメッセージを受信することができる。データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータは、データパケットのストリームの識別子、データフレームパラメータ、ユーザからネットワークへの要件パラメータ、優先度およびランク指示パラメータ、レイテンシ値、および/またはトラフィック仕様パラメータなどを含むことができる。データフレームパラメータは、データパケットのストリームのソースMACアドレス、データパケットのストリームの宛先MACアドレス、および/またはVLANの識別子などを含むことができる。ユーザからネットワークへの要件パラメータは、データパケットのストリームのレイテンシ要件を示すパラメータ、および/またはデータパケットのストリームの冗長性要件を示すパラメータなどを含むことができる。レイテンシ値は、累積レイテンシ値を含むことができる。トラフィック仕様パラメータは、データフレームのサイズを示すパラメータ、および/またはデータフレームの数を示すパラメータなどを含むことができる。第2のメッセージは、非アクセス層(NAS)メッセージであってもよい。SRP応答メッセージは、NASメッセージであってもよい。SRP応答メッセージは、セッション管理機能を介して受信されてもよい。SRP応答メッセージは、PDUセッションを介して受信されてもよい。SRP応答メッセージは、ユーザプレーン機能を介して受信されてもよい。無線デバイスは、データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを抽出することができる。無線デバイスは、少なくとも1つの送信パラメータをサービス品質(QoS)パラメータにマッピングすることができる。第2のメッセージは、TSNブリッジの識別子をさらに含むことができる。TSNブリッジは、入口ポートおよび出口ポートを含む3GPPシステムであってもよい。出口ポートは、無線デバイスまたはユーザプレーン機能を含むことができる。入口ポートは、無線デバイスまたはユーザプレーン機能を含むことができる。第2のメッセージは、TSNシステムの第1の末端局に関連付けられているポートの識別子を含むことができる。SMFは、ユーザプレーン機能(UPF)にSRPメッセージを送信することができる。
【0255】
例示的な実施形態では、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの無線デバイスは、セッション管理機能から、TSNブリッジのデータパケットのストリームのためのネットワークリソースの予約を要求する構成メッセージを受信することができる。無線デバイスは、構成メッセージに基づいて、データパケットのストリームの送信のためにTSNブリッジを介してパケットデータユニット(PDU)セッションを変更することを決定することができる。無線デバイスは、セッション管理機能(SMF)にデータパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを含むNASメッセージを送信することができる。一例では、構成メッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはデータパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータなどを含むことができる。データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータは、データパケットのストリームの識別子、データフレームパラメータ、ユーザからネットワークへの要件パラメータ、優先度およびランク指示パラメータ、レイテンシ値、および/またはトラフィック仕様パラメータなどを含むことができる。NASメッセージは、SRPメッセージ、および/またはPDUセッションがTSNのためであることを示すパラメータなどを含むことができる。SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子、データフレームパラメータ、ユーザからネットワークへの要件パラメータ、優先度およびランク指示パラメータ、レイテンシ値、および/またはトラフィック仕様パラメータなどを含むことができる。無線デバイスは、TSNシステムのPDUセッションが成功したことを示す確認応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1基地局にSRPメッセージを送信することができる。無線デバイスは、第1の基地局からSRP応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第2基地局にSRP応答メッセージを送信することができる。
【0256】
例示的な実施形態では、無線デバイスは、セッション管理機能から、時間依存ネットワーク(TSN)のデータパケットのストリームのためのネットワークリソースの予約を要求するストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを受信することができる。SRPメッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはデータパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータなどを含むことができる。無線デバイスは、SRPメッセージに基づいて、TSNのためのパケットデータユニット(PDU)セッションを確立することを決定することができる。無線デバイスは、データパケットのストリームに対するPDUセッションの確立を要求する第2のメッセージをセッション管理機能(SMF)に送信することができる。第2のメッセージは、SRPメッセージ、および/またはPDUセッションがTSNのためであることを示すパラメータなどを含むことができる。無線デバイスは、TSNシステムのPDUセッションが成功したことを示す確認応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1基地局にSRPメッセージを送信することができる。無線デバイスは、第1の末端局からSRP応答メッセージを受信することができる。無線デバイスは、第2の基地局にSRP応答を送信することができる。
【0257】
例示的な実施形態では、セッション管理機能(SMF)は、無線デバイスからデータパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを含むNASメッセージを受信することができる。SMFは、TSNパケット送信のためにUPFを構成することを決定することができる。SMFは、UPFにTSNブリッジのUPFを構成するためのメッセージを送信することができる。NASメッセージは、時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジの識別子を含むことができる。SMFは、ブリッジの正常な構成を示す確認応答メッセージをUPFから受信することができる。メッセージは、データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータの要素を含むことができる。
【0258】
例示的な実施形態では、セッション管理機能(SMF)は、無線デバイスから、時間依存ネットワーキング(TSN)ブリッジの識別子を含むNASメッセージを受信することができる。SMFは、TSNパケット送信のためにUPFを構成することを決定することができる。SMFは、UPFにTSNブリッジのUPFを構成するためのメッセージを送信することができる。SMFは、ブリッジの正常な構成を示す確認応答メッセージをUPFから受信することができる。NASメッセージは、TSNブリッジを介した時間依存ネットワーク(TSN)パケット送信のためのPDUセッションの確立の要求であってもよい。NASメッセージは、無線デバイスのポートの識別子を含むことができる。ポートはTSNブリッジに関連付けられている場合があります。メッセージは、N4セッション確立要求である可能性があります。メッセージは、TSNブリッジの識別子、パケット送信に関連付けられているポートの識別子などを含むことができる。確認応答メッセージは、無線デバイスの識別子を含むことができる。メッセージは、ストリーム予約プロトコル(SRP)を含むことができる。SRPは、データパケットのストリームの識別子、データフレームパラメータ、ユーザからネットワークへの要件パラメータ、優先度およびランク指示パラメータ、レイテンシ値、および/またはトラフィック仕様パラメータなどを含むことができる。メッセージは、データパケットのストリームの識別子を含むことができる。SMFは、PCFにデータパケットのストリームに対するQoSフロー要求を送信することができる。SMFは、PCFからデータパケットのストリームのQoSフローに関する少なくとも1つのPCC規則を受信することができる。
【0259】
例示的な実施形態では、セッション管理機能(SMF)は、TSNブリッジを介する時間依存ネットワーク(TSN)パケット送信のためのPDUセッションの確立を要求するメッセージを無線デバイスから受信することができる。SMFは、TSNパケット送信のためにUPFを構成することを決定することができる。SMFは、UPFにTSNブリッジの識別子、および/またはパケット送信に関連付けられているポートの識別子などを含むセッション確立要求を送信することができる。SMFは、UPFからパケット送信用のポートの正常な構成を示す確認応答を受信することができる。
【0260】
例示的な実施形態では、セッション管理機能(SMF)は、無線デバイスから、時間依存ネットワーク(TSN)のためのデータパケットのストリームに対するPDUセッションの確立を要求するメッセージを受信することができる。メッセージは、データパケットのストリームの識別子、データパケットのストリームの少なくとも1つの送信パラメータ、および/またはPDUセッションがTSNに対するものであることを示すパラメータなどを含むストリーム予約プロトコル(SRP)メッセージを含んでもよい。SMFは、メッセージに基づいて、PDUセッションの確立がTSNシステムに対するものであることを決定することができる。SMFは、データパケットのストリームに対する少なくとも1つの送信パラメータに基づいて、サービス品質要件パラメータを決定することができる。SMFは、第2の基地局を目標としたSRPメッセージをネットワーク機能に送信することができる。SMFは、TSNシステムのPDUセッションの確立を要求する第2のメッセージをUPFに送信することができる。第2のメッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはサービス品質要件パラメータなどを含むことができる。一例では、ネットワーク機能は、ネットワーク公開機能(NEF)またはユーザプレーン機能(UPF)のうちの少なくとも1つであってもよい。SMFは、PCFにデータパケットのストリームに対するQoSフロー要求を送信することができる。SMFは、PCFからデータパケットのストリームのQoSフローに関する少なくとも1つのPCC規則を受信することができる。QoSフロー要求は、データパケットのストリームのための少なくとも1つの送信パラメータを含むことができる。
【0261】
例示的な実施形態では、セッション管理機能は、時間依存ネットワーキング(TSN)システムの無線デバイスから、データパケットのストリームのためのPDUセッション確立の要求を示す第1のメッセージを受信することができ、第1のメッセージは、データパケットのストリームの識別子、および/またはデータパケットのストリームの送信のための要件を特徴付ける少なくとも1つのパラメータなどを含む。SMFは、第1のメッセージに基づいて、PDUセッション確立の要求がTSNシステムに対するものであることを決定することができる。SMFは、データパケットのストリームの送信に関する要件を特徴付ける少なくとも1つのパラメータに基づいて、サービス品質要件パラメータを決定することができる。SMFは、UPFにTSNシステムのPDUセッションの確立を要求する第2のメッセージを送信することができ、第2のメッセージは、データパケットのストリームの識別子およびサービス品質要求パラメータを含む。一例では、SMFは、PCFにQoSフローの要求を送信することができる。SMFは、PCFからQoSフローの少なくとも1つのPCC規則(複数可)を受信することができる。NEFは、SMFからSRPメッセージを受信することができる。NEFは、ネットワークノードにSRPメッセージを送信することができる。ネットワークノードは、TSNトランスレータデバイス、ポリシー制御機能、またはアプリケーション機能を含むことができる。ネットワークノードは、第2のTSNブリッジにSRPメッセージを送信することができる。ネットワークノードは、第2のTSNブリッジからSRPメッセージを受信することができる。
【0262】
例示的な実施形態では、セッション管理機能は、アクセスおよびモビリティ管理機能から、第1の要求メッセージが時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジに対するものであることを示す第1の要求メッセージを受信することができる。SMFは、要求メッセージの要素に基づいて、TSN機能をサポートするユーザプレーン機能(UPF)を選択することができる。SMFは、UPFにTSNブリッジのUPFを構成するための第2の要求メッセージを送信することができる。一例では、第1の要求メッセージは、PDUセッション確立要求のためのものであってもよい。第1の要求メッセージは、N11要求メッセージであってもよい。第2の要求メッセージは、N4セッション確立要求メッセージであってもよい。SMFは、ネットワークリポジトリ機能(NRF)にUPFを選択するための発見要求を送信することができる。SMFは、NRFからTSN機能をサポートするUPFの識別子である受信することができる。発見要求メッセージは、TSN能力インジケータを含むことができる。
【0263】
例示的な実施形態では、セッション管理機能(SMF)は、アクセスおよびモビリティ管理機能から、PDUセッションが時間依存ネットワーク(TSN)ブリッジに対するものであることを示すPDUセッション確立要求を受信することができる。SMFは、ネットワークリポジトリ機能(NRF)にユーザプレーン機能を選択するための発見要求メッセージを送信することができ、発見要求メッセージは、TSN能力インジケータを含むことができる。SMFは、NRFからTSN機能をサポートするUPFの識別子を受信することができる。SMFは、UPFにセッション確立要求メッセージを送信することができる。
【0264】
本明細書では、「a」と「an」及び同様の語句は「少なくとも1つ」及び「1つ以上」として解釈される。本明細書では、用語「may」は「例えば、~であってもよい」として解釈される。言い換えると、用語「may」は、用語「may」に続く語句が複数の適切な可能性の1つの例であり、種々の実施形態の1つ以上に対して用いられても用いられなくてもよいことを示す。AおよびBがセットであり、Aのあらゆる要素もまた、Bの要素である場合、Aは、Bのサブセットと呼ばれる。本明細書では、空でないセットおよびサブセットのみが考慮される。例えば、B={セル1、セル2}の可能なサブセットは、{セル1}、{セル2}、および{セル1、セル2}である。
【0265】
この仕様では、パラメータ(情報要素:IE)は1つ以上のオブジェクトで構成され、それらのオブジェクトのそれぞれは1つ以上の他のオブジェクトで構成される。例えば、パラメータ(IE)Nがパラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mがパラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kがパラメータ(情報エレメント)Jを含む場合、例えば、NはKを含み、NはJを含む。例示的な実施形態では、1つ以上のメッセージが複数のパラメータを含むとき、それは、複数のパラメータのうちの1つのパラメータが、1つ以上のメッセージのうちの少なくとも1つに含まれるが、1つ以上のメッセージの各々に含まれる必要はないことを意味する。
【0266】
開示される実施形態で説明される要素の多くは、モジュールとして実装されてもよい。モジュールは、本明細書では、定義された機能を実行し、他の要素への定義されたインターフェースを有する分離可能な要素として定義されている。本開示に記載されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(すなわち、生物学的要素を有するハードウェア)、またはそれらの組み合わせで実装され得、それらは動作的に等価である。例えば、モジュールは、ハードウェアマシン(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、Basic、MATLAB(登録商標)など)もしくはSimulink、Stateflow、GNU Octave、またはLabVIEWMathScriptで実行されるように構成されたコンピュータ言語で記述されたソフトウェアルーチンで実装されてもよい。さらに、ディスクリートまたはプログラム可能なアナログ、デジタル、および/または量子ハードウェアを組み込む物理ハードウェアを使用してモジュールを実装することも可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例には、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)が含まれる。コンピュータ、マイクロコントローラ、およびマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++などの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、CPLDは、多くの場合、プログラマブルデバイスの機能が少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成するVHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。最後に、上記の技術は機能モジュールの結果を達成するためにしばしば組み合わせて使用されることを強調しておく必要がある。
【0267】
本発明の例示的な実施形態は、様々な物理および/または仮想ネットワーク要素、ソフトウェア定義ネットワーキング、仮想ネットワーク機能を使用して実装することができる。
【0268】
本特許文書の開示には、著作権保護の対象となる資料が組み込まれる。著作権所有者は、特許商標局の特許ファイルまたは記録にあるように、法律で要求される限られた目的のために、特許文書または特許開示の誰しもによるファクシミリ複製に異議を唱えないが、それ以外はあらゆるすべての著作権を留保する。
【0269】
様々な実施形態が上記で説明されてきたが、それらは例として提示されており、限定ではないことを理解されたい。当業者には、趣旨および範囲を逸脱することなく。形態および詳細の様々な変更をなし得ることが明らかであろう。実際、上記の説明を読んだ後、代替的な実施形態をどのように実装するかは当業者には明らかであろう。したがって、本実施形態は、上述の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。特に、例示の目的のために、上記の説明は、5G ANを使用する例(複数可)に焦点を合わせていることに留意されたい。しかしながら、当業者は、本開示の実施形態が1つ以上のレガシーシステムまたはLTEを含むシステムにおいても実装可能であることを認識するであろう。開示された方法およびシステムは、無線または有線システムで実装されてもよい。本開示に提示された種々の実施形態の特徴は組み合わされてもよい。一実施形態の1つまたは多くの特徴(方法またはシステム)は、他の実施形態で実装されてもよい。強化された送信および受信システムおよび方法を作成するために様々な実施形態で組み合わせられ得る特徴の可能性を当業者に示すために、限られた数の例示的な組み合わせが示される。
【0270】
さらに、機能性および利点を強調する図は、いずれも例示目的のために提示されていることを理解されたい。開示されたアーキテクチャは、示される以外の方式で利用することができるように、十分に柔軟で構成可能である。例えば、いくつかの実施形態では、任意のフローチャートに列挙された動作は、並べ替えられてもよく、または任意選択で使用されてもよい。
【0271】
さらに、本開示の要約の目的は、米国特許商標庁および一般大衆、特に特許または法律用語または専門語に精通していない当該技術分野の科学者、技術者および実務家が、一瞥して本出願の技術的な開示の性質と本質を迅速に判断することを可能にすることである。本開示の要約は、多少なりとも範囲を限定することを意図するものではない。
【0272】
最後に、米国特許法第112条の下で、「のための手段」または「のためのステップ」という明白な表現を含む特許請求の範囲のみが解釈されることが出願人の意図である。「する手段」又は「するステップ」という語句を明示的に含まない請求項は、米国特許法第112条に基づいて解釈されるべきでない。