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特許7416560自動車ワイパーシステムのためのブラシレスDC電気モータ
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  • 特許-自動車ワイパーシステムのためのブラシレスDC電気モータ 図1
  • 特許-自動車ワイパーシステムのためのブラシレスDC電気モータ 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-09
(45)【発行日】2024-01-17
(54)【発明の名称】自動車ワイパーシステムのためのブラシレスDC電気モータ
(51)【国際特許分類】
   H02K 29/08 20060101AFI20240110BHJP
   B60S 1/08 20060101ALI20240110BHJP
   H02K 11/215 20160101ALI20240110BHJP
【FI】
H02K29/08
B60S1/08 Z
H02K11/215
【請求項の数】 13
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2017181327
(22)【出願日】2017-09-21
(65)【公開番号】P2018088799
(43)【公開日】2018-06-07
【審査請求日】2020-07-29
【審判番号】
【審判請求日】2022-06-20
(31)【優先権主張番号】1658929
(32)【優先日】2016-09-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】512092737
【氏名又は名称】ヴァレオ システム デシュヤージュ
【氏名又は名称原語表記】VALEO SYSTEMES D’ESSUYAGE
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100127465
【弁理士】
【氏名又は名称】堀田 幸裕
(74)【代理人】
【識別番号】100196047
【弁理士】
【氏名又は名称】柳本 陽征
(72)【発明者】
【氏名】ジョズ、ルイス、エラッダ
【合議体】
【審判長】窪田 治彦
【審判官】八木 敬太
【審判官】柿崎 拓
(56)【参考文献】
【文献】特表2015-505613(JP,A)
【文献】特開平6-34390(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K29/00-29/14
H02K11/00-11/40
G03G13/08
G03G13/095
G03G15/08
G03G15/095
G01P1/00-3/80
G01B7/00-7/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステータ(3)とロータ(2)とを含む自動車のワイパーシステムのためのブラシレスDC電気モータであって、前記ステータ(3)が前記ロータ(2)を電磁的に励磁するための複数のコイル(4)を備え、前記ロータ(2)が多極磁石(5)を備え、前記多極磁石(5)は、回転軸(L)を中心に回転駆動されるように取り付けられるとともに、3つの多極アキシャル層(7)を備え、前記電気モータ(1)が前記ロータの位置を決定するための装置(8)を備え、前記ロータの位置を決定するための前記装置(8)は、前記3つの多極アキシャル層(7)のうちの1つの位置を検出するための3つの位置センサ(9)を備え、前記各位置センサ(9)がそれぞれ前記多極アキシャル層(7)のうちの1つと関連付けられ、前記位置センサ(9)は、互いに対して整列されずに前記多極磁石(5)の前記回転軸と平行な方向を含む平面(P)内に設置され、
位置センサ(9-1,9-2,9-3)の中心(15-1,15-2,15-3)が、それぞれ多極アキシャル層(7-1,7-2,7-3)の中央線(14-1,14-2,14-3)を含む平面内に位置付けられ、
前記位置センサ(9-1,9-2,9-3)が三角形(16)に位置付けられ、前記位置センサ(9-1,9-2,9-3)の各中心(15-1,15-2,15-3)が前記三角形(16)の頂点を構成し、前記三角形(16)が不等辺三角形又は二等辺三角形である、ブラシレスDC電気モータ。
【請求項2】
前記三角形(16)が鋭角不等辺三角形である、請求項1に記載の電気モータ。
【請求項3】
前記三角形(16)が鋭角二等辺三角形である、請求項1に記載の電気モータ。
【請求項4】
プリント回路基板(10)を備え、前記位置センサ(9)が前記プリント回路基板(10)上に位置付けられる、請求項1から3のいずれか一項に記載の電気モータ。
【請求項5】
各多極アキシャル層(7)が円環の形状を成し、前記電気モータは、各円環の中心を通るモータシャフト(6)を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の電気モータ。
【請求項6】
各多極アキシャル層(7)は、N極及びS極の少なくとも1つの対を備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の電気モータ。
【請求項7】
前記多極アキシャル層(7)は、少なくとも2つの連続する多極アキシャル層(7)上のN極とS極との間に角度オフセットが存在するように前記回転軸(L)に沿って位置付けられる、請求項6に記載の電気モータ。
【請求項8】
前記多極アキシャル層(7)の厚さが同じである、請求項1から7のいずれか一項に記載の電気モータ。
【請求項9】
連続する前記多極アキシャル層(7)を備える前記多極磁石(5)が単一部品として形成される要素である、請求項1から8のいずれか一項に記載の電気モータ。
【請求項10】
前記多極アキシャル層(7)は、単一部品として形成される前記要素のそれぞれのアキシャル層を磁化することによって形成される、請求項9に記載の電気モータ。
【請求項11】
前記多極アキシャル層(7)がそれぞれ個別の部品によって形成される、請求項1から8のいずれか一項に記載の電気モータ。
【請求項12】
前記多極アキシャル層(7)を形成する前記個別の部品は、同一であるとともに、少なくとも2つの連続する多極アキシャル層(7)上のN極とS極との間に角度オフセットを伴って前記回転軸(L)に沿って位置付けられる、請求項6との組み合わせにおける請求項11に記載の電気モータ。
【請求項13】
各位置センサ(9)がホール効果センサである、請求項1から12のいずれか一項に記載の電気モータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の主題は、自動車のワイパーシステムのためのブラシレスDC電気モータである。
【背景技術】
【0002】
そのような電気モータが主にロータ及びステータを含むことは知られている。
【0003】
一般に、ステータは、ロータを電磁的に励磁するための複数のコイルを備え、一方、ロータは、多極磁石、特に、2つの反対のN磁極及びS磁極を備える磁石を備える。
【0004】
電気モータは、コイルに電流が供給されるときに磁場が生成され、それにより、回転軸を中心に多極磁石が回転駆動されるように構成される。
【0005】
また、電気モータにはロータの位置を決定するための装置も設けられ、この装置は、コイルへの電力供給がロータの角度にしたがって電子的に切り換えられようにすることを可能にし、それにより、ブラシの必要性が排除される。
【0006】
自動車用のワイパーシステムにブラシレス電気モータを設置するには、電気モータによって占められる空間をできる限り減らすことが望ましいため、とりわけロータの位置を決定するための装置が複数の位置センサを備える場合、空間的制約を考慮に入れる必要がある。
【発明の概要】
【0007】
本発明の目的は、この欠点を少なくとも部分的に克服することである。
【0008】
この目的を達成するために、本発明の1つの主題は、ステータとロータとを含む自動車のワイパーシステムのためのブラシレスDC電気モータであり、ステータは、ロータを電磁的に励磁するための複数のコイルを備え、ロータは多極磁石を備え、多極磁石は、回転軸を中心に回転駆動されるように取り付けられるとともに、少なくとも3つの多極アキシャル層を備え、電気モータは、ロータの位置を決定するための装置を備え、ロータの位置を決定するための前記装置は、前記少なくとも3つの多極アキシャル層のうちの1つの位置を検出するための少なくとも3つの位置センサを備え、各位置センサがそれぞれ前記多極アキシャル層のうちの1つと関連付けられ、位置センサは、互いに対して整列されずに多極磁石の回転軸と平行な方向を含む平面内に設置される。
【0009】
したがって、本発明の、センサが整列されないことにより、各多極アキシャル層の角度位置が追跡されるようにしつつ、多極磁石の多極アキシャル層のサイズ、特に厚さを減少させることができ、コイルへの電力供給が高精度で電子的に切り換えられることが保証される。
【0010】
個別に又は組み合わせて解釈されてもよい本発明の様々な特徴によれば、
-各センサの(幾何学的な)中心が関連する多極アキシャル層の中央線の延長内に位置付けられる;
-位置センサが三角形に位置付けられ、センサの(幾何学的な)各中心が三角形の頂点を構成し、前記三角形が不等辺三角形又は二等辺三角形である;
-前記三角形が鋭角不等辺三角形である;
-前記三角形が鋭角二等辺三角形である;
-前記モータがプリント回路基板を備え、位置センサが前記プリント回路基板上に位置付けられる;
-各多極アキシャル層がクラウンの形態を成し、また、前記電気モータは、各クラウンの(幾何学的な)中心を通るモータシャフトを備える;
-各多極アキシャル層は、N磁極及びS磁極の少なくとも1つの対、好ましくはN極及びS極の3つの対(すなわち、6つの磁極)を備える;
-多極アキシャル層は、少なくとも2つの連続する多極アキシャル層上、好ましくは3つの連続する多極アキシャル層上のN極とS極との間に角度オフセットが存在するように位置付けられる;
-多極アキシャル層の厚さが同じである;
-連続する多極アキシャル層を備える多極磁石が単一部品として形成される要素である;
-多極アキシャル層は、単一部品として形成される要素のそれぞれのセグメントを磁化することによって形成される;
-多極アキシャル層がそれぞれ付加部分によって形成される;
-多極アキシャル層を形成する付加部分は、同一であるとともに、少なくとも2つの連続する多極アキシャル層上、好ましくは3つの連続する多極アキシャル層上のN極とS極との間に角度オフセットを伴って回転軸に沿って位置付けられる;
-各位置センサがホール効果センサである。
【0011】
本発明の他の主題は、例えば前述のような電気モータを備える自動車用のワイパーシステムである。
【0012】
本発明の他の特徴及び利点は、以下の説明を読むと明らかになる。これは、単なる例示であって、添付図面と併せて読むべきである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明に係る電気モータの斜視図である。
図2図1の詳細図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
電気モータ
本発明の主題は、図1に参照符号1で示される自動車のワイパーシステムのためのブラシレスDC電気モータである。
【0015】
図1及び図2において分かるように、電気モータ1はロータ2とステータ3とを含む。
【0016】
ステータ3は、ロータ2を電磁的に励磁するための複数のコイル4を備える。
【0017】
ロータ2は、回転軸を中心に回転駆動されるように取り付けられる多極磁石5を備える。
【0018】
以下において、回転軸は、縦軸と称されて、参照符号Lが付される。
【0019】
電気モータ1は、ロータ2がステータ3の内側で回転することによって多極磁石5に強固に接続されるモータシャフト6を回転させるように構成される。
【0020】
モータシャフト6は縦軸Lに沿って延びる。
【0021】
多極磁石5には少なくとも3つの多極アキシャル層7が設けられる。
【0022】
図示の実施形態において、多極磁石5は、参照符号7-1,7-2,7-3が付される3つの多極アキシャル層7を備える。
【0023】
図1において、多極アキシャル層7-1がステータ3の側方に位置付けられ、多極アキシャル層7-3がステータ3から最も遠くにある。
【0024】
図1及び図2において分かるように、各多極アキシャル層7はクラウンの形態を成す。
【0025】
層7は、クラウンが縦軸Lに沿って互いに前後に位置付けられるため、「軸方向」層と称される。
【0026】
図示の実施形態では、クラウン7が縦軸Lに沿って互いに結合される。或いは、クラウン7は、単一部品として形成される1つの同じ要素の一部分である。
【0027】
クラウン7の並置は、電気モータ1によって占められる空間を減少させる。
【0028】
モータシャフト6はクラウン7の中心を貫通する。
【0029】
各多極アキシャル層7は縦軸Lを中心に回転するように構成される。
【0030】
図示の実施形態において、各多極アキシャル層7は、交互に位置付けられる6つの極、すなわち、3対のN極及びS極を備える(N,S,N...)。各極は、60°の角度範囲(すなわち、アキシャル層の360°/6極=60°)を占める。
【0031】
3つの位置センサ9が6つの切り換え時間を決定するように配され、これらの切り換え時間でステータの電磁的な励起コイルが360°回転ごとに切り換えられる。
【0032】
6つの切り換えステップは、360電気角の回転、すなわち、極の単一の対を備える永久磁石の場合には、360°のロータの完全回転に対応する。極の2つの対を備える磁石の場合、360電気角に対応する6つの切り換えステップは、180°のロータの回転に対応し、また、示されるように極の3つの対を備える磁石の場合、360電気角に対応する6つの切り換えステップは、120°のロータの回転に対応する。したがって、1つの切り換え動作から他の切り換え動作への移行は、60電気角の角度分のモータシャフト6の各回転で起こる。
【0033】
多極アキシャル層7は、少なくとも2つの連続する多極アキシャル層7上、好ましくは3つの連続する多極アキシャル層7上の1つの同じタイプの極(N及びS)間に角度オフセットが存在するように更に位置付けられる。2つ又は3つの連続する多極アキシャル層の磁石間のこの角度オフセットは、多極アキシャル層7の極の対の数に依存するとともに、後述する図2で参照符号が付される距離にも依存する。
【0034】
しかしながら、本発明は、各アキシャル層7が6つの極を備える1つの変形実施形態に限定されない。前述の形態などの2つ又は4つの極を有する形態は、3つを上回る極対を有する形態と同様に完全に想定し得る。
【0035】
図1及び図2において分かるように、電気モータ1は、参照符号8が付されるロータの位置を決定するための装置も備える。
【0036】
ロータの位置を決定するための装置8は、多極アキシャル層7のうちの1つの位置を検出するための複数の位置センサ9を備え、各位置センサ9は前記多極アキシャル層7のうちの1つとそれぞれ関連付けられる。
【0037】
好ましくは、各位置センサ9はホール効果センサである。
【0038】
図1及び図2において分かるように、参照符号9-1が付されるホール効果センサは多極アキシャル層7-1と関連付けられ、参照符号9-2が付されるホール効果センサは多極アキシャル層7-2と関連付けられ、また、参照符号9-3が付されるホール効果センサは多極アキシャル層7-3と関連付けられる。
【0039】
ホール効果センサ9は、縦軸Lと平行な方向を含む平面P内に互いに対して整列されずに設置される。
【0040】
以下で詳細に述べられるように、ホール効果センサ9が整列されないことにより、磁石の各多極アキシャル層の中心と各ホール効果センサのそれぞれの中心との整列を維持することができる。
【0041】
図1及び図2において分かるように、電気モータ1はプリント回路基板10も備える。
【0042】
プリント回路基板10の面11のうちの1つが平面Pを含む。
【0043】
面11はロータ2と対向して位置付けられる。
【0044】
ホール効果センサ9は、プリント回路基板10の面11上に位置付けられる。
【0045】
ホール効果センサの位置
ここで、主に図2を参照して、ホール効果センサ9の位置について詳しく説明する。
【0046】
各ホール効果センサ9は、ロータ2がステータ3の内側で回転している間、反対の極の連続的な移行を検出するように取り付けられる。
【0047】
このために、各ホール効果センサ9は、それと関連する多極アキシャル層7と対向して取り付けられる。
【0048】
好ましくは、各ホール効果センサ9は、それと関連する多極アキシャル層7に対して軸方向で中心付けられる。
【0049】
図2において分かるように、各クラウン7は、縦軸Lと直交する対称面によって2つの同様の領域に実質的に分けられる縦壁を備える。
【0050】
それぞれのクラウン7ごとに、対称面は、縦壁に沿う中央線14を備える。
【0051】
多極アキシャル層7-1の中央線には参照符号14-1が付され、多極アキシャル層7-2の中央線には参照符号14-2が付され、また、多極アキシャル層7-3の中央線には参照符号14-3が付される。
【0052】
したがって、ホール効果センサ9-1の中心15-1は、多極アキシャル層7-1の中央線14-1と対向して位置付けられる。
【0053】
ホール効果センサ9-2の中心15-2は、多極アキシャル層7-2の中央線14-2と対向して位置付けられる。
【0054】
ホール効果センサ9-3の中心15-3は、多極アキシャル層7-3の中央線14-3と対向して位置付けられる。
【0055】
好ましくは、各ホール効果センサ9は、それと関連する多極アキシャル層7と独占的に対向する。
【0056】
この構成により、各ホール効果センサ9が、関連する多極アキシャル層の極の転移のみに対して感度が良いようにすることが可能になる。
【0057】
図2においてより正確に分かるように、ホール効果位置センサ9は三角形16に位置付けられ、各ホール効果センサ9-1,9-2,9-3は三角形16の頂点を構成する。より好ましくは、各センサ9-1,9-2,9-3の各中心15-1,15-2,15-3が三角形16の頂点を構成する。さらにより好ましくは、前記三角形は不等辺三角形又は二等辺三角形である。
【0058】
図示の実施形態において、ホール効果センサ9-1及び9-3は、縦軸Lと平行な方向に整列されている。
【0059】
図2において分かるように、ホール効果センサ9は、実質的に平行六面体である。
【0060】
ホール効果センサ9-1の長辺17-1は、参照符号Dが付された方向に沿って、ホール効果センサ9-3の長辺17-3と、実質的に整列されている。
【0061】
長辺17-1及び17-3は、ホール効果センサ9-2の長辺17-2と対向する。
【0062】
好ましくは、長辺17-2を方向Dから隔てる距離yは、できるだけ短い。この距離yは、本質的にはモータ組立て方法の技術的な制限に起因する。実際は、この距離yは、一方では、各位置センサ9の基板10上への取付け前及び取付け中において各位置センサ9を保持するために、他方では、各センサ9を、プリント回路基板10上へ、例えばはんだ付けによって、正確に取付けるために、必要であるという事実に起因する。センサ9は、組立機が基板10上への取付け時におけるセンサ9の位置決め前及び位置決め中にセンサ9を保持でき、センサ9が互いにはんだ付けされ得ないように、十分に間隔を空けられなければならない。
【0063】
利点
本発明の、ホール効果センサが整列されないことにより、多極磁石の多極アキシャル層のサイズ、特に厚さを減少させつつ、これらの各層の位置が追跡されるようにすることができる。
【0064】
反対に、センサが整列された構成は、この場合、各多極アキシャル層の幅が2つのホール効果センサ間の距離と少なくとも同等であることから、サイズ、特に多極アキシャル層の厚さ、を減少させるための障害となる。さらに、センサが、プリント回路基板上へ、特にはんだ付けにより、正確に取付けられるために、センサ間には一定の距離が必要である。
図1
図2