(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-09
(45)【発行日】2024-01-17
(54)【発明の名称】車両投光器モジュール
(51)【国際特許分類】
F21S 45/10 20180101AFI20240110BHJP
F21V 15/01 20060101ALI20240110BHJP
F21S 41/141 20180101ALI20240110BHJP
F21V 23/00 20150101ALI20240110BHJP
F21W 102/13 20180101ALN20240110BHJP
F21W 103/00 20180101ALN20240110BHJP
F21Y 115/10 20160101ALN20240110BHJP
【FI】
F21S45/10
F21V15/01 100
F21S41/141
F21V23/00 130
F21V15/01 510
F21W102:13
F21W103:00
F21Y115:10
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022194103
(22)【出願日】2022-12-05
【審査請求日】2022-12-20
(32)【優先日】2021-12-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】593045569
【氏名又は名称】ツェットカーヴェー グループ ゲーエムベーハー
(74)【代理人】
【識別番号】100080816
【氏名又は名称】加藤 朝道
(74)【代理人】
【識別番号】100098648
【氏名又は名称】内田 潔人
(72)【発明者】
【氏名】カール ツァキ-パッラヴィチーニ
(72)【発明者】
【氏名】ドミニク ザイベルト
【審査官】安食 泰秀
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2012/038997(WO,A1)
【文献】特開2003-017814(JP,A)
【文献】登録実用新案第3044495(JP,U)
【文献】特開平08-116152(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0031198(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 45/10
F21V 15/01
F21S 41/141
F21V 23/00
F21W 102/13
F21W 103/00
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両投光器モジュール
であって、
- 車両投光器(3)の少なくとも1つの機能を制御するための電気的な回路装置(2)と、
- 電気的な前記回路装置(2)を少なくとも部分的に受容するためのハウジング(4)とを含み、但し前記ハウジング(4)は、前記回路装置(2)を電磁的に遮蔽するために前記回路装置(2)の方を向いた金属性で導電性の遮蔽表面部(4a)を少なくとも部分的に有し、
電気的な前記回路装置(2)は、少なくとも1つの概ね平坦に構成された接触敏感性の表面部分(2a)を有し、この接触敏感性の表面部分(2a)は、この接触敏感性の表面部分(2a)に電気的な構成部品(5a)は配設されてなく、前記ハウジング(4)の前記遮蔽表面部(4a)の平坦部分(4a’)の方を向いており、電気的な導体路(6a)及び/又は接触部(6b)が、前記接触敏感性の表面部分(2a)に沿って延在している構成であり、
概ね平坦に構成された前記接触敏感性の表面部分(2a)には、所定数の硬化された非導電性の接着ポイント(7)が配設されており、これらの接着ポイント(7)は、前記接触敏感性の表面部分(2a)から、前記接触敏感性の表面部分(2a)と前記ハウジング(4)の前記遮蔽表面部(4a)の前記平坦部分(4a’)との間の最小間隔を確保するよう、前記ハウジング(4)の前記遮蔽表面部(4a)の前記平坦部分(4a’)の方向に突き出ていること、
を特徴とする車両投光器モジュール
。
【請求項2】
隣接する前記接着ポイント(7)は、互いに1.5mmと8mmの間、
又は2mmと6mmの間の目標間隔をもって配設されていること、
を特徴とする、請求項1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項3】
前記接着ポイント(7)は、前記接触敏感性の表面部分(2a)に沿って概ね均等に分配されており、前記接触敏感性の表面部分(2a)のそれぞれの仮想円形単位面積が前記目標間隔の最大値の大きさの直径を有すること、
を特徴とする、請求項2に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項4】
前記接着ポイント(7)は、行(R)と列(S)で配設されており、前記行(R)の数は2と4の間であり、前記列(S)の数は8と16の間であること、
を特徴とする、請求項
1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項5】
前記接着ポイント(7)の高さ(h)は、0.05mmと0.4mmの間、
又は0.1mmと0.25mmの間の値をとること、
を特徴とする、請求項
1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項6】
前記接触敏感性の表面部分(2a)との接触領域における前記接着ポイント(7)の直径(d)は、0.25mmと1.5mmの間の値をとること、
を特徴とする、請求項
1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項7】
前記接着ポイント(7)は、熱硬化性の接着材料から成ること、
を特徴とする、請求項
1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項8】
前記回路装置(2)は、回路支持体(5b)と前記回路支持体(5b)に配設された電気的な構成部品(5a)とにより構成されており、前記接触敏感性の表面部分(2a)は、前記回路支持体(5b)の所定の表面部分により構成されており、前記回路支持体(5b)は、セミフレックスプリント基板であり、前記セミフレックスプリント基板は、少なくとも3つの実質的に硬質の部分、即ち2つの外側部分(5bsa1、5bsa2)及び1つの中間部分(5bsz1)と、2つの柔軟な曲げ部分(5bf1、5bf2)とを含み、両方の前記外側部分(5bsa1、5bsa2)は、それぞれ1つの柔軟な前記曲げ部分(5bf1、5bf2)を介して前記中間部分(5bsz1)と接続されており、前記接着ポイント(7)は、少なくとも前記中間部分(5bsz1)に配設されていること、
を特徴とする、請求項
1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項9】
少なくとも前記中間部分(5bsz1)は、前記ハウジング(4)の前記遮蔽表面部(4a)の前記平坦部分(4a’)に向き合って配設されていること、
を特徴とする、請求項8に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項10】
2つの前記外側部分(5bsa1、5bsa2)の間には開口部(8a)が構成されており、前記開口部(8a)は、一方の前記外側部分(5bsa1)から他方の前記外側部分(5bsa2)に至るまで延在し、前記開口部(8a)は、前記外側部分(5bsa1、5bsa2)と、前記中間部分(5bsz1)及び2つの柔軟な前記曲げ部分(5bf1、5bf2)の側方の隣接領域とにより画定されており、前記ハウジング(4)の前記遮蔽表面部(4a)には他の開口部(8b)が配設されており、前記他の開口部(8b)は、少なくとも部分的に前記回路支持体(5b)の前記開口部(8a)と重なり合っていること、
を特徴とする、請求項
8に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項11】
前記回路支持体(5b)は、追加的に、硬質の追加外側部分(5bsa3)と、追加的な柔軟な曲げ部分(5bf3)とを有し、前記追加外側部分(5bsa3)は、前記追加的な柔軟な曲げ部分(5bf3)を介し、前記外側部分のうちの1つ(5bsa1)と柔軟に接続されていること、
を特徴とする、請求項
8に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項12】
前記回路装置(2)は、光を放射するための光源(9)、
又はLED光源を含むこと、
を特徴とする、請求項
1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項13】
前記接触敏感性の表面部分(2a)と、前記遮蔽表面部(4a)の前記平坦部分(4a’)とは、互いに平行に配向されていること、
を特徴とする、請求項
1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項14】
前記接触敏感性の表面部分(2a)と、前記遮蔽表面部(4a)の前記平坦部分(4a’)との間の間隔(L)は、最大で5mmの値をとること、
を特徴とする、請求項
1に記載の車両投光器モジュール
。
【請求項15】
請求項1~14のいずれか一項に記載の車両投光器モジュール(1)と、配光を放射するための少なくとも1つの光学的な投射システム(10)とを含んだ、車両投光器
。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の記載)
本出願は、2021年12月28日出願の欧州特許出願第21217902.2号(DAS Code: 4B2C)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は、引用をもって本明細書に組み込み記載されているものとする。
【0002】
本発明は、車両投光器モジュールに関し、該車両投光器モジュールは、車両投光器の少なくとも1つの機能を制御するための電気的な回路装置と、電気的な該回路装置を少なくとも部分的に受容するためのハウジングとを含み、但し該ハウジングは、該回路装置を電磁的に遮蔽するために該回路装置の方を向いた金属性で導電性の遮蔽表面部を少なくとも部分的に有し、この際、電気的な該回路装置は、少なくとも1つの概ね平坦に(実質的に平坦に)構成された接触敏感性(コンタクトセンシティブ)の表面部分を有し、この際、この接触敏感性の表面部分は、この接触敏感性の表面部分に電気的な構成部品は配設されてなく、該ハウジングの遮蔽表面部の平坦部分の方を向いており、この際、電気的な導体路(導体トラック)及び/又は接触部(コンタクト)が、接触敏感性の表面部分に沿って延在している。
【背景技術】
【0003】
車両投光器モジュール内の回路装置の取り付けは、通常はできるだけ省スペースで行われるべきである。回路装置を電磁的に遮蔽(シールド)するためには、それらの回路装置を導電性のハウジングで少なくとも部分的に取り囲むことが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】独国特許出願公開第102009060780号
【文献】独国特許出願公開第102007042593号
【文献】独国特許出願公開第102005001146号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
その際、従来技術では、回路装置を任意で導電性のハウジングの近くに近寄せることはできないという問題があり、なぜなら、さもないと導電性の面部との表面接触により電気的な短絡の発生の危険があるためである。確かに回路装置の表面部に絶縁塗料層を塗布することはよく知られており、導電性の面部との表面接触時の短絡を防止するには適しているが、車両用途では、車両投光器モジュールが走行稼働中に多くの場合は振動や衝撃のような機械的な影響にさらされており、これらの機械的な影響が、電気的な接触領域又は導体路を覆う絶縁層のすり減らしをもたらし得るという追加的な問題がある。短絡は、その結果として発生することがある。製造許容誤差及び取付許容誤差の存在は、回路装置並びにハウジングの配置の位置不正確さの原因となり、それにより既に車両投光器モジュールのプラニングにおいて、望まれないハウジング接触の結果による短絡の発生を回避するために、周囲の導電性のハウジングないし遮蔽要素に対する回路装置の最小の安全間隔を選択する際には、緩衝範囲を予め計算に入れることが必要である。
【0006】
従って、本発明の課題は、高い稼働確実性とともに省スペースの構造形式を可能にする車両投光器モジュールを創作することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題は、冒頭に記載した形式の車両投光器モジュールにおいて、本発明により、概ね平坦に構成された接触敏感性の表面部分には、所定数の硬化された非導電性の接着ポイントが配設されており、これらの接着ポイントは、接触敏感性の表面部分から、接触敏感性の表面部分とハウジングの遮蔽表面部の平坦部分との間の最小間隔を確保するために、ハウジングの遮蔽表面部の平坦部分の方向に突き出ていることにより、解決される。
【0008】
即ち本発明の第1の視点により、
車両投光器モジュールであって、
- 車両投光器の少なくとも1つの機能を制御するための電気的な回路装置と、
- 電気的な前記回路装置を少なくとも部分的に受容するためのハウジングとを含み、但し前記ハウジングは、前記回路装置を電磁的に遮蔽するために前記回路装置の方を向いた金属性で導電性の遮蔽表面部を少なくとも部分的に有し、
電気的な前記回路装置は、少なくとも1つの概ね平坦に構成された接触敏感性の表面部分を有し、この接触敏感性の表面部分は、この接触敏感性の表面部分に電気的な構成部品は配設されてなく、前記ハウジングの前記遮蔽表面部の平坦部分の方を向いており、電気的な導体路及び/又は接触部が、前記接触敏感性の表面部分に沿って延在している構成であり、
概ね平坦に構成された前記接触敏感性の表面部分には、所定数の硬化された非導電性の接着ポイントが配設されており、これらの接着ポイントは、前記接触敏感性の表面部分から、前記接触敏感性の表面部分と前記ハウジングの前記遮蔽表面部の前記平坦部分との間の最小間隔を確保するよう、前記ハウジングの前記遮蔽表面部の前記平坦部分の方向に突き出ていること、
を特徴とする車両投光器モジュールが提供される。
更に本発明の第2の視点により、前記車両投光器モジュールと、配光を放射するための少なくとも1つの光学的な投射システムとを含んだ車両投光器が提供される。
尚、本願の特許請求の範囲に付記された図面参照符号は、専ら本発明の理解の容易化のためのものであり、図示の形態への限定を意図するものではないことを付言する。
【発明の効果】
【0009】
そのようにして、回路装置が遮蔽表面部の近くに配設されて接着ポイントが遮蔽表面部に少なくとも一時的に接触するとしても、接触敏感性の表面部分が遮蔽表面部の平坦部分に擦り付けられることが防止される。それにより本発明は、一定の高い稼働確実性とともに特に省スペースの構造形式を可能にする。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明において、以下の形態が可能である。
(形態1)
車両投光器モジュールであって、
- 車両投光器の少なくとも1つの機能を制御するための電気的な回路装置と、
- 電気的な前記回路装置を少なくとも部分的に受容するためのハウジングとを含み、但し前記ハウジングは、前記回路装置を電磁的に遮蔽するために前記回路装置の方を向いた金属性で導電性の遮蔽表面部を少なくとも部分的に有し、
電気的な前記回路装置は、少なくとも1つの概ね平坦に構成された接触敏感性の表面部分を有し、この接触敏感性の表面部分は、この接触敏感性の表面部分に電気的な構成部品は配設されてなく、前記ハウジングの前記遮蔽表面部の平坦部分の方を向いており、電気的な導体路及び/又は接触部が、前記接触敏感性の表面部分に沿って延在している構成であり、
概ね平坦に構成された前記接触敏感性の表面部分には、所定数の硬化された非導電性の接着ポイントが配設されており、これらの接着ポイントは、前記接触敏感性の表面部分から、前記接触敏感性の表面部分と前記ハウジングの前記遮蔽表面部の前記平坦部分との間の最小間隔を確保するよう、前記ハウジングの前記遮蔽表面部の前記平坦部分の方向に突き出ていること、
を特徴とする車両投光器モジュール。
(形態2)
隣接する前記接着ポイントは、互いに1.5mmと8mmの間、特に2mmと6mmの間の目標間隔をもって配設されていること、
を特徴とする、形態1に記載の車両投光器モジュール。
(形態3)
前記接着ポイントは、前記接触敏感性の表面部分に沿って概ね均等に分配されており、前記接触敏感性の表面部分のそれぞれの仮想円形単位面積が前記目標間隔の最大値の大きさの直径を有すること、
を特徴とする、形態2に記載の車両投光器モジュール。
(形態4)
前記接着ポイントは、行と列で配設されており、前記行の数は2と4の間であり、前記列の数は8と16の間であること、
を特徴とする、形態1~3のいずれか1つに記載の車両投光器モジュール。
(形態5)
前記接着ポイントの高さは、0.05mmと0.4mmの間、特に0.1mmと0.25mmの間の値をとること、
を特徴とする、形態1~4のいずれか1つに記載の車両投光器モジュール。
(形態6)
前記接触敏感性の表面部分との接触領域における前記接着ポイントの直径は、0.25mmと1.5mmの間の値をとること、
を特徴とする、形態1~5のいずれか1つに記載の車両投光器モジュール。
(形態7)
前記接着ポイントは、熱硬化性の接着材料から成ること、
を特徴とする、形態1~6のいずれか1つに記載の車両投光器モジュール。
(形態8)
前記回路装置は、回路支持体と前記回路支持体に配設された電気的な構成部品とにより構成されており、前記接触敏感性の表面部分は、前記回路支持体の所定の表面部分により構成されており、前記回路支持体は、セミフレックスプリント基板であり、前記セミフレックスプリント基板は、少なくとも3つの実質的に硬質の部分、即ち2つの外側部分及び1つの中間部分と、2つの柔軟な曲げ部分とを含み、両方の前記外側部分は、それぞれ1つの柔軟な前記曲げ部分を介して前記中間部分と接続されており、前記接着ポイントは、少なくとも前記中間部分に配設されていること、
を特徴とする、形態1~7のいずれか1つに記載の車両投光器モジュール。
(形態9)
少なくとも前記中間部分は、前記ハウジングの前記遮蔽表面部の前記平坦部分に向き合って配設されていること、
を特徴とする、形態8に記載の車両投光器モジュール。
(形態10)
2つの前記外側部分の間には開口部が構成されており、前記開口部は、一方の前記外側部分から他方の前記外側部分に至るまで延在し、前記開口部は、前記外側部分と、前記中間部分及び2つの柔軟な前記曲げ部分の側方の隣接領域とにより画定されており、前記ハウジングの前記遮蔽表面部には他の開口部が配設されており、前記他の開口部は、少なくとも部分的に前記回路支持体の前記開口部と重なり合っていること、
を特徴とする、形態8又は9に記載の車両投光器モジュール。
(形態11)
前記回路支持体は、追加的に、硬質の追加外側部分と、追加的な柔軟な曲げ部分とを有し、前記追加外側部分は、前記追加的な柔軟な曲げ部分を介し、前記外側部分のうちの1つと柔軟に接続されていること、
を特徴とする、形態1~10のいずれか1つに記載の車両投光器モジュール。
(形態12)
前記回路装置は、光を放射するための光源、特にLED光源を含むこと、
を特徴とする、形態1~11のいずれか1つに記載の車両投光器モジュール。
(形態13)
前記接触敏感性の表面部分と、前記遮蔽表面部の前記平坦部分とは、互いに平行に配向されていること、
を特徴とする、形態1~12に記載の車両投光器モジュール。
(形態14)
前記接触敏感性の表面部分と、前記遮蔽表面部の前記平坦部分との間の間隔は、最大で5mmの値をとること、
を特徴とする、形態1~13のいずれか1つに記載の車両投光器モジュール。
(形態15)
形態1~14のいずれか一項に記載の車両投光器モジュールと、配光を放射するための少なくとも1つの光学的な投射システムとを含んだ、車両投光器、特に自動車投光器。
【0011】
硬化された接着ポイントは、通常の実装プロセス中に(典型的にはSMT(表面実装)技術において)回路装置上に施工可能であり、例えば、所謂リフローはんだ付け炉内のはんだ付け過程の実行の経過中に及び/又は既にその実行前に硬化することができる。
【0012】
接着ポイントを施工するための接着材料と装置は、車両モジュール用の回路装置の実装プロセスにおいて頻繁に使用可能であり、つまり例えば、回路装置に配置され且つ位置的に厳密な構成部品が実装後に載置することになるはんだペーストが、永続的な電気接続部を確立するためにはんだ付け過程で溶融される前に、LED光源のような位置的に厳密な構成部品をそれらの配置箇所に固定することを目的とし、頻繁に使用可能である。従って接着ポイントの接着特性は、これらのポイントが、簡単に、形状安定性をもって、位置的に確実に回路装置上に設けられることが可能であり且つそれらの硬化後には回路装置に固定的に付着するという意味において、重要である。接着ポイントは、それらの硬化後には、間隔保持器(スペーサ)として作用し、典型的には点状の幾何学形状を有し、なぜなら接着ポイントは、アセンブリプロセスでディスペンサにより回路装置上に点状に分配供給され、その後、SMTはんだ付け過程の経過中にはんだ付け炉内で硬化され得るためである。
【0013】
電気的な回路装置は、車両投光器の少なくとも1つの機能を制御するように構成されている。この際、例えば、以下に挙げる光機能のうちの1つ又は複数であり得る:ハイビーム、マトリクスライト、ロービーム、パーキングライト、リヤライティングなど。電気的な構成部品としては、車両投光器モジュールで使用することのできる任意の電気的なコンポーネントが考慮される。 例として、IC、コンデンサ、コイル、抵抗、ダイオードなどが挙げられるだろう。接触敏感性の表面部分に沿って配設されている電気的な導体路(導体トラック)及び/又は接点(コンタクト)は、絶縁層により、例えばソルダレジスト層により覆われていることが可能である。「概ね平坦に構成された接触敏感性の表面部分には、所定数の非導電性の接着ポイントが配設されている」との表現は、その表面部分が次のように平坦に構成されているということを意味し、即ち突き出ている接着ポイントがその表面部分を越えて突き出ており、しかも複数の接着ポイントが表面の万一の僅かな凹凸をも越えて突き出ているように、一様な平坦面をなして構成されているということを意味し、それにより平行に配向された平坦な金属性で導電性の遮蔽表面部と接触する場合には、複数の接着ポイントがその金属性で導電性の遮蔽表面部と接触し、それにより接触敏感性の表面部分を遮蔽表面部から離間させる。つまり接着ポイントは、概ね平坦な接触敏感性の表面部分から突き出ており、ないし接着ポイントは、最小間隔を確保するよう接触敏感性の表面部分を越えて突き出ている。接着ポイントの数は、基本的に自由に選択することができ、実際には、接触敏感性の表面部分のそれぞれの大きさに対して最適化される。例として、少なくとも又は正に、2個、4個、6個、10個、20個、又は40個の接着ポイントの数が挙げられる。勿論、接着ポイントは、平坦な接触敏感性の表面部分の外側に配設されていること、ないし平坦な接触敏感性の表面部分の他の部分で回路装置に設けられていることも可能である。
【0014】
特に、隣接する接着ポイントは、互いに1.5mmと8mmの間、特に2mmと6mmの間の目標間隔をもって配設されていることができる。この間隔は、それぞれの接着ポイントの中心から測定される。このようにして単位面積あたり好ましい数の接着ポイントが配設されていることが保証される。つまり更に、接着ポイントは、接触敏感性の表面部分に沿って概ね均等に分配されていることができ、接触敏感性の表面部分のそれぞれの仮想円形単位面積が目標間隔の最大値の大きさの直径を有する。このことは、接触敏感性である平坦な表面部分全体が複数の接着ポイントを有し、ないしこれらの接着ポイントが平坦な表面部分全体に分配されていることを意味する。
【0015】
特に、接着ポイントは、行と列で配設されていることができ、この際、行の数は2と4の間であり、列の数は8と16の間である。これらの行と列は、直線に対応し、この際、列は、好ましくは行に直交して配向されており、全ての行と列は、1つの面内にある。このようにして接着ポイントの分配供給を特に効率的に行うことができる。
【0016】
更に、接着ポイントの高さは、0.05mmと0.4mmの間、特に0.1mmと0.25mmの間の値をとることができる。特に、接触敏感性の表面部分との接触領域における接着ポイントの直径は、0.25mmと1.5mmの間の値をとることができる。この際、好ましくは、接着ポイントは、円形の形状、つまり表面部分の面に対して垂直に向けられた目視点から見て、円形の形状を有する。これらは、SMT接着ポイントとしてよい。接着ポイントの直径対高さの比率は、例えば3:1と5:1の間、特に4:1とすることができ、つまり接着ポイントの直径は、接着ポイントの高さよりも何倍も大きい。また接着ポイントは、金属薄板、冷却体、プリント基板、コネクタ、カバーなどのような他の要素に対する間隔保持器(スペーサ)としても用いられる。回路支持体は、因みにハウジング内でねじ固定されていることが可能であり、またそれにより特定の許容範囲内で間隔と位置を確保することもできる。好ましくは、ねじ接続部は、接着ポイントと組み合わされ、つまり回路装置の1つの領域がねじ固定されており、それに対し、他の領域が接着ポイントを介して周辺部から最小間隔で離間される。
【0017】
更に、接着ポイントは、熱硬化性の接着材料から成ることができる。熱硬化性の接着材料の例として、例えば Henkel Central Eastern Europe GmbH を介して入手できる「Loctite 3621(ロックタイト(登録商標)3621)」という名称の接着剤が挙げられる。回路装置は、該回路装置に配設された構成部品と接着ポイントとともに、例えばSMTプロセスの経過において取り付け後に先ず加熱されることが可能であり、それから予熱ゾーンに達し、該予熱ゾーンでは、例えば熱硬化性の接着ポイントが硬化可能であり、はんだペーストないしはんだ材料は、有利にははんだ材料がその保持力/接着力を失う前に接着剤が硬化することを保証するために、まだ溶融していない。熱硬化は、例えば150℃の温度で例えば90秒から120秒までの間の時間で行われることができる。そして特定の時間の後には、はんだ材料を急速に溶融し、電気的な構成部品を、対応の接触面に配置されたはんだ材料を溶融することにより該対応の接触面と永続的に結合させるために、温度が急速に上昇される。引き続き特定の時間の経過後には、温度を再び下げることができる。従って接着剤の硬化は、はんだ付けプロセスと熱的に連結されている。つまり例えば、硬化温度は、はんだ接続部の溶融温度の下側に位置し、接着剤は、硬化状態で中間時間的に少なくともはんだ接続部の溶融温度に至るまで、特に250℃の温度へと損傷なく加熱可能である。この際「損傷なく加熱可能」との表現は、250℃への中間時間における加熱にもかかわらず、250℃の温度の下側で行われる硬化の後に、接着剤の機械的、熱的、電気的な特性が変化せず維持されたままであるという事象として理解される。中間時間における加熱の経過時間は、典型的には数秒である。
【0018】
特に、回路装置は、回路支持体と該回路支持体に配設された電気的な構成部品とにより構成されており、この際、接触敏感性の表面部分は、回路支持体の所定の表面部分により構成されており、またこの際、回路支持体は、セミフレックスプリント基板であり、該セミフレックスプリント基板は、少なくとも3つの実質的に硬質の部分、即ち2つの外側部分及び1つの中間部分と、2つの柔軟な曲げ部分とを含み、この際、両方の外側部分は、それぞれ1つの柔軟な曲げ部分を介して中間部分と接続されており、更にこの際、接着ポイントは、少なくとも中間部分に配設されている。このようにして回路支持体の曲げにより、特に回路支持体の折り畳みにより、特に省スペースの配設構成が達成される。この際、接着ポイントは、中間部分だけに配設されている必要はなく、中間部分を越えて曲げ部分に至るまで設けられることも可能である。セミフレックスプリント基板とは、柔軟な(可撓性の)領域と硬質の領域とを有するプリント基板として理解される。これらの柔軟な領域は、必ずしも永続的に柔軟である必要はない。柔軟な領域が電気的な構成部品の実装の後に、該当の導体路(導体トラック)及び/又は接点(コンタクト)が損傷を受けることなく少なくとも1回曲げることができるのであれば、本発明のためには十分であり得る。例えば限られたスペースで取り付けを可能にするために、プリント基板の一時的にのみ柔軟な一領域を使用することで十分な場合には、複数のプリプレグから構成されたプリント基板の積層体をフライス加工により数層に至るまで薄くするというアプローチ、又は予め打ち抜き加工されたプリプレグを複数の凹部領域により薄くするというアプローチがある。薄くされた領域には、典型的に永続的に柔軟な塗料層が設けられ、その際には数回曲げることができる。それによりプリント基板は、90°又は180°曲げられても一部材として構成されることが可能であり、それにより省スペースの構造形式が促進される。そのようなプリント基板は、例えば「Wuerth Elektronik GmbH & Co. KG」社から入手可能である。例えば www.we-online.de/flex を参照。
【0019】
更に、少なくとも中間部分は、ハウジングの遮蔽表面部の平坦部分に向き合って配設されていることができる。
【0020】
特に、2つの外側部分の間には開口部が構成されており、該開口部は、一方の外側部分から他方の外側部分に至るまで延在し、この際、該開口部は、外側部分と、中間部分及び2つの柔軟な曲げ部分の側方の隣接領域とにより画定されており、またこの際、ハウジングの遮蔽表面部には他の開口部が配設されており、該他の開口部は、少なくとも部分的に回路支持体の開口部と重なり合っている。この開口部は、例えばプラグを受け入れるため、ないし外部から供給される電線を受け入れるために設けられていることが可能である。
【0021】
更に、回路支持体は、追加的に、硬質の追加外側部分と、追加的な柔軟な曲げ部分とを有し、追加外側部分は、追加的な柔軟な曲げ部分を介し、外側部分のうちの1つと柔軟に接続されていることができる。曲げ部分における曲げの大きさは、例えばそれぞれ90°の値をとることができ、この際、好ましくは、曲げ半径について危険な最小値を回避するために、一定の曲げ半径を有する丸みが設けられている。
【0022】
特に、回路装置は、光を放射するための光源、特にLED光源を含むことができる。これらの光源は、後続する投射システムとともに作用し、既述の光機能に対応する配光を放射するように設けられていることが可能である。
【0023】
更に、接触敏感性の表面部分と、遮蔽表面部の平坦部分とは、互いに平行に配向されていることができる。
【0024】
特に、接触敏感性の表面部分と、遮蔽表面部の平坦部分との間の間隔は、最大で5mmの値をとることができる。それにより構造形式は、特にコンパクトである。
【0025】
更に本発明は、本発明による車両投光器モジュールと、配光を放射するための少なくとも1つの光学的な投射システムとを含んだ、車両投光器、特に自動車投光器に関する。
【0026】
以下、図面に図示されている例示の非限定的な実施形態に基づき、本発明を詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【
図1】本発明による一車両投光器モジュールの斜視図を示す図である。
【
図2】ハウジングが配設されていない状態で、
図1の車両投光器モジュールの斜視図を示す図である。
【
図3】
図1と
図2の車両投光器モジュールを側面から見た図である。
【
図4】
図1~
図3の車両投光器モジュールの部分詳細図を示す図である。
【
図5】取り付けられていない状態で、接着ポイントが配設されている
図1~
図4の車両投光器モジュールの一回路装置の部分詳細図を示す図である。
【
図6】一回路装置の他の部分詳細図を示す図である。
【
図7】接着ポイントが配設されている接触敏感性の表面部分の断面図を示す図である。
【
図8】本発明による一車両投光器モジュールを含んだ車両投光器の概要図を示す図である。
【実施例】
【0028】
添付の図面では、特に明記しない限り、同じ参照符号は、同じ構成要素を示している。
【0029】
図1は、本発明による車両投光器モジュール1の斜視図を示している。車両投光器モジュール1は、車両投光器3(
図8を参照)の少なくとも1つの機能を制御するための電気的な回路装置2と、電気的な回路装置2を少なくとも部分的に受容するためのハウジング4とを含んでいる。ハウジング4は、回路装置2を電磁的に遮蔽するために回路装置2の方を向いた金属性で導電性の遮蔽表面部4a(
図3を参照)を少なくとも部分的に有する。
【0030】
図2を見ると、電気的な回路装置2は、少なくとも1つの概ね平坦に(実質的に平坦に)構成された接触敏感性(コンタクトセンシティブ)の表面部分2aを有することが言及される。この接触敏感性の表面部分2aは、この接触敏感性の表面部分2aに電気的な構成部品5aは配設されていない。更に接触敏感性の表面部分2aは、ハウジング4の遮蔽表面部4aの平坦部分4a’(
図3を参照)の方を向いており、この際、電気的な導体路(導電トラック)6a及び/又は接触部(コンタクト)6bが、接触敏感性の表面部分2aに沿って延在している。概ね平坦に構成された接触敏感性の表面部分2aには、所定数の硬化された非導電性の接着ポイント7が配設されており、これらの接着ポイント7は、接触敏感性の表面部分2aから、接触敏感性の表面部分2aとハウジング4の遮蔽表面部4aの平坦部分4a’との間の最小間隔を確保するよう、ハウジング4の遮蔽表面部4aの平坦部分4a’の方向に突き出ている。その最小間隔は、接着ポイント7の高さhに対応することができ、その高さhは、好ましくは0.05mmと0.4mmの間、特に0.1mmと0.25mmの間の値をとる(
図7を参照)。隣接する接着ポイント7は、互いに1.5mmと8mmの間、特に2mmと6mmの間の目標間隔をもって配設されていることができる。
【0031】
更に
図2では、接着ポイント7が行Rと列S(
図5も参照)で配設されていることが見てとれ、この際、行Rの数は2と4の間の値をとり、列Sの数は8と16の間の値をとる。回路装置2は、回路支持体5bと、回路支持体5bに配設された電気的な構成部品5aとにより構成される。接触敏感性の表面部分2aは、回路支持体5bの所定の表面部分により構成され、この際、回路支持体5bは、セミフレックスプリント基板であり、該セミフレックスプリント基板は、少なくとも3つの実質的に硬質の部分、即ち2つの外側部分5bsa1、5bsa2及び1つの中間部分5bsz1と、2つの柔軟な曲げ部分5bf1、5bf2とを含んでいる。両方の外側部分5bsa1、5bsa2は、それぞれ1つの柔軟な曲げ部分5bf1、5bf2を介して中間部分5bsz1と接続されている。接着ポイント7は、少なくとも中間部分5bszに配設されており、また回路支持体5bの他の部分に設けられていることも可能である。
図3と
図4では、中間部分5bsz1が、ハウジング4の遮蔽表面部4aの平坦部分4a’に向き合って配設されていることがよく見てとれる。特にこれらの2つの部分5bsz1、4a’は、互いに平行に配設されている。接触敏感性の表面部分2aと、遮蔽表面部4aの平坦部分4a’との間の間隔Lは、最大で5mmの値をとることができる。
【0032】
図5は、取り付けられてなく折り畳まれていない状態で、複数の接着ポイント7が配設されている
図1~
図4の車両投光器モジュール1の回路装置2の部分詳細図を示している。
図5では、2つの外側部分5bsa1、5bsa2の間に開口部8a(
図2も参照)が構成されており、開口部8aは、一方の外側部分5bsa1から他方の外側部分5bsa2に至るまで延在していることが見てとれる。開口部8aは、外側部分5bsa1、5bsa2と、中間部分5bsz1及び2つの柔軟な曲げ部分5bf1、5bf2の側方の隣接領域とにより画定される。ハウジング4の遮蔽表面部4aには、他の開口部8b(
図1を参照)が配設されており、他の開口部8bは、少なくとも部分的に回路支持体5bの開口部8aと重なり合っている。
【0033】
図2を見ると、回路支持体5bは、追加的に、硬質の追加外側部分5bsa3と、追加的な柔軟な曲げ部分5bf3とを有し、追加外側部分5bsa3は、追加的な柔軟な曲げ部分5bf3を介し、外側部分のうちの1つ5bsa1と(少なくとも中間時間的に)柔軟に接続されていることが言及される。本発明の関連において「柔軟(フレキシブル)な」との表現は、該当の要素が少なくとも一時的に柔軟であり、損傷を受けることなく曲げられ得ることを意味する。極端な場合には、損傷のない一回限りの曲げで十分である。
【0034】
図7は、接着ポイント7が配設されている接触敏感性の表面部分2aの断面図を示している。接触敏感性の表面部分2aとの接触領域における接着ポイント7の直径dは、0.25mmと1.5mmの間の値をとる。接着ポイント7は、熱硬化性の接着材料から成ることができる。
【0035】
図8は、一車両投光器3の概要図を示している。車両投光器3、特に自動車投光器(例えば自動車前照灯)は、本発明による車両投光器モジュール1と、配光を放射するための少なくとも1つの光学的な投射システム10とを含んでいる。回路装置2は、光を放射するための光源9、特にLED光源を含むことができる。
【0036】
本発明は、示された実施形態に限定されるものではなく、請求項の保護範囲全体により規定される。また本発明ないし実施形態の個々の構成要件を取り上げて、互いに組み合わせることもできる。請求項に記載された参照記号は、例示であり、請求項を限定することなく、単に請求項をより容易に分かりやすくするためのものである。
【0037】
尚、本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、更にその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また本発明の全開示の枠内において、種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。即ち本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想に従って当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0038】
1 自動車投光器モジュール
2 回路装置
2a 接触敏感性の表面部分
3 車両投光器
4 ハウジング
4a 遮蔽表面部
4a’ 平坦部分
5a 電気的な構成部品
5b 回路支持体
5bsa1 外側部分
5bsa2 外側部分
5bsa3 追加外側部分
5bf1 柔軟な曲げ部分
5bf2 柔軟な曲げ部分
5bf3 柔軟な曲げ部分
5bsz1 中間部分
6a 導体路
6b 接触部
7 接着ポイント
8a 開口部
8b 開口部
9 光源
10 投射システム
R 接着ポイント7の行
S 接着ポイント7の列
h 接着ポイント7の高さ
d 接着ポイント7の直径
L 接触敏感性の表面部分2aと、
遮蔽表面部4aの平坦部分4a’との間の間隔