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特許7417733ビデオ再生ページ表示方法、装置、電子機器及び媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-10
(45)【発行日】2024-01-18
(54)【発明の名称】ビデオ再生ページ表示方法、装置、電子機器及び媒体
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/04847 20220101AFI20240111BHJP
   G06F 3/14 20060101ALI20240111BHJP
   H04N 21/431 20110101ALI20240111BHJP
【FI】
G06F3/04847
G06F3/14 320A
H04N21/431
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2022531482
(86)(22)【出願日】2020-11-06
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-02-01
(86)【国際出願番号】 CN2020127272
(87)【国際公開番号】W WO2021114981
(87)【国際公開日】2021-06-17
【審査請求日】2022-05-27
(31)【優先権主張番号】201911288907.1
(32)【優先日】2019-12-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520476341
【氏名又は名称】北京字節跳動網絡技術有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Bytedance Network Technology Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】Room B-0035, 2/F, No.3 Building, No.30, Shixing Road, Shijingshan District Beijing 100041 China
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】シャオ,ジュンポン
(72)【発明者】
【氏名】ユ,ホイジュン
【審査官】川中 龍太
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2016/0365126(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2019/0268631(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2019/0087074(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0121079(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第103646655(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第103513913(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第104469515(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 21/00 - 21/858
H04N 5/91 - 5/956
G06F 3/04847
G06F 3/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ビデオ再生ページの表示方法であって、
ビデオ再生ページを表示することであって、前記ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含むことと、
前記ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、前記進捗調整コントロールに表示される進捗を更新することであって、前記目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズと現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定されることと、を含み、
前記目標時間は、以下の計算ステップによって得られるものであり、前記計算ステップは、
現在再生中ビデオの合計時間を取得することと、
現在再生中ビデオの表示方向を決定することと、
前記表示方向に基づいて前記ビデオ再生機器のスクリーンの長さを決定することと、
前記スクリーンにおける前記ビデオ再生画面の表示スケールを決定することと、
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて前記目標時間を決定することと、を含み、
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて前記目標時間を決定することは、
前記スクリーンの長さと前記表示スケールとの積を計算し、等価スクリーンの長さを決定することと、
前記等価スクリーンの長さに応じて対応関係表を照会してスクリーンの分割部数を得ることと、
現在再生中ビデオの合計時間を分割部数で割って前記目標時間を得ることと、を含むビデオ再生ページの表示方法。
【請求項2】
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて前記目標時間を決定する前に、前記計算ステップは、
ユーザによって入力された進捗更新モードを受信することをさらに含み、
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて前記目標時間を決定することは、
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて候補目標時間を決定することと、
前記進捗更新モードに基づいて前記候補目標時間を調整し、前記目標時間を得ることと、をさらに含む請求項に記載の方法。
【請求項3】
ビデオ再生ページの表示装置であって、
ビデオ再生ページを表示するように配置される表示ユニットであって、前記ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含む表示ユニットと、
前記ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、前記進捗調整コントロールに表示される進捗を更新するように配置される更新ユニットであって、前記目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定される更新ユニットと、を含み、
前記目標時間は、以下の計算ステップによって得られるものであり、前記計算ステップは、
現在再生中ビデオの合計時間を取得することと、
現在再生中ビデオの表示方向を決定することと、
前記表示方向に基づいて前記ビデオ再生機器のスクリーンの長さを決定することと、
前記スクリーンにおける前記ビデオ再生画面の表示スケールを決定することと、
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて前記目標時間を決定することと、を含み、
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて前記目標時間を決定することは、
前記スクリーンの長さと前記表示スケールとの積を計算し、等価スクリーンの長さを決定することと、
前記等価スクリーンの長さに応じて対応関係表を照会してスクリーンの分割部数を得ることと、
現在再生中ビデオの合計時間を分割部数で割って前記目標時間を得ることと、を含むビデオ再生ページの表示装置。
【請求項4】
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて前記目標時間を決定する前に、前記計算ステップは、
ユーザによって入力された進捗更新モードを受信することをさらに含み、
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて前記目標時間を決定することは、
前記スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて候補目標時間を決定することと、
前記進捗更新モードに基づいて前記候補目標時間を調整し、前記目標時間を得ることとをさらに含む請求項に記載の装置。
【請求項5】
電子機器であって、
1つ又は複数のプロセッサと、
1つ又は複数のプログラムが記憶される記憶装置とを含み、
前記1つ又は複数のプログラムが前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されるときに、前記1つ又は複数のプロセッサに請求項1又は2に記載の方法を実現させる電子機器。
【請求項6】
コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ読取可能な媒体であって、前記プログラムは、プロセッサによって実行されるときに、請求項1又は2に記載の方法を実現するコンピュータ読取可能な媒体。
【請求項7】
コンピュータプログラムであって、プログラムコードを含み、コンピュータが前記コンピュータプログラムを実行するときに、前記プログラムコードが請求項1又は2に記載の方法を実行するコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、コンピュータ技術分野に関し、より具体的に、ビデオ再生ページの表示方法、装置、電子機器及び媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
電子機器の普及は、人々の生活を大幅に便利にする。人々は、スマートフォンに代表される様々な電子機器及びそれにインストールされるビデオ類アプリケーションにより、映画再生、音楽再生、ライブ視聴等の各娯楽活動を行うことができる。関連するビデオ類アプリケーションは、一般的にプログレスバー等のコントロールを追加することにより、ビデオ進捗の表示及び調整を実現する。プログレスバーが固定時間ごとに一回コールバックされるため、時間の長いビデオに対して、コールバック回数が多すぎると機器の性能に影響を与えることにより、ビデオ再生過程において常にフリーズが生じることを招く。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本開示の目的は、上記背景技術に言及された技術的課題を解決するように、ビデオ再生ページの表示方法、装置、電子機器及び媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1の様態において、本開示のいくつかの実施例は、ビデオ再生ページを表示することであって、ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含むことと、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新することであって、ここで、目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定されることと、を含むビデオ再生ページの表示方法を提供する。
【0005】
第2の様態において、本開示のいくつかの実施例は、ビデオ再生ページを表示するように配置される表示ユニットであって、ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含む表示ユニットと、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新するように配置される更新ユニットであって、ここで、目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定される更新ユニットと、を含むビデオ再生ページの表示装置を提供する。
【0006】
第3の様態において、本開示のいくつかの実施例は、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムが記憶される記憶装置であって、1つ又は複数のプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されるときに、1つ又は複数のプロセッサに第1の様態の方法を実現させる記憶装置と、を含む電子機器を提供する。
【0007】
第4の様態において、本開示のいくつかの実施例は、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ読取可能な媒体であって、ここで、プログラムがプロセッサによって実行されるときに、第1様態の方法を実現するコンピュータ読取可能な媒体を提供する。
【0008】
第5の様態において、本開示のいくつかの実施例は、プログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、コンピュータが前記コンピュータプログラムを実行するときに、前記プログラムコードが第1様態の方法を実行するコンピュータプログラムを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示の上記各実施例における1つの実施例は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの時間に基づいて目標時間を決定し、それにより、時間の異なるビデオに対するコールバック時間の差別化を実現し、固定コールバック時間を設定することによるビデオのフリーズを回避するという有益な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1A】本開示のいくつかの実施例に係るビデオ再生ページの表示方法の1つの応用シーンの模式図である。
図1B】本開示のいくつかの実施例に係るビデオ再生ページの表示方法の1つの応用シーンの模式図である。
図1C】本開示のいくつかの実施例に係るビデオ再生ページの表示方法の1つの応用シーンの模式図である。
図2】本開示に係るビデオ再生ページの表示方法のいくつかの実施例のフローチャートである。
図3A】異なる表示方向に対応するスクリーンの長さの例示である。
図3B】異なる表示方向に対応するスクリーンの長さの例示である。
図4】本開示に係るビデオ再生ページの表示方法の他の実施例のフローチャートである。
図5】本開示に係るビデオ再生ページの表示装置のいくつかの実施例の構造模式図である。
図6】本開示のいくつかの実施例を実現するための電子機器の構造模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら、本開示の実施例についてより詳細に説明する。図面において本開示のいくつかの実施例を示すが、理解すべきこととして、本開示は、様々な形態によって実現されることができ、かつここで説明した実施例に限定されるものであると解釈されるべきではない。逆に、これらの実施例を提供することは、本開示をより徹底的にかつ完全に理解するためである。理解すべきこととして、本開示の図面及び実施例は、例示的な作用のみに用いられ、本開示の保護範囲を限定するものではない。
【0012】
また、説明すべきこととして、説明を容易にするために、図面は発明に関する関連部分のみを示す。衝突しない場合、本開示における実施例及び実施例における特徴は互いに組み合わせられることができる。
【0013】
注意すべきこととして、本開示に言及される「第1」、「第2」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットを区別することのみに用いられ、これらの装置、モジュール又はユニットが実行する機能の順番又は相互依存関係を限定するものではない。
【0014】
注意すべきこととして、本開示に言及される「1つ」、「複数」の修飾は、限定的なものではなく、例示的なものであり、当業者であれば理解すべきこととして、文脈で別に明確に指摘しない限り、「1つ又は複数」と理解すべきである。
【0015】
本開示の実施形態における複数の装置間で交換されたメッセージ又は情報の名称は例示的な目的のみに用いられ、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するものではない。
【0016】
以下、図面を参照しながら実施例と合わせて本開示について詳細に説明する。
【0017】
図1A図1Cは、本開示のいくつかの実施例に係るビデオ再生ページの表示方法の1つの応用シーンの模式図である。
【0018】
本開示のいくつかの実施例によって提供されるビデオ再生ページの表示方法は、一般的に端末機器によって実行される。説明すべきこととして、端末機器は、ハードウェアであってもよく、ソフトウェアであってもよい。端末機器がハードウェアである場合、ビデオ処理をサポートする様々な電子機器であってもよく、スマートフォン、タブレット、電子ブックリーダー、車載端末などを含むが、それらに限定されない。端末装置がソフトウェアである場合、上記列挙された電子機器にインストールされてもよい。それは、例えば分散サービスを提供するための複数のソフトウェア又はソフトウェアモジュールとして実現されてもよいし、単一のソフトウェア又はソフトウェアモジュールとして実現されてもよい。ここで具体的な限定をしない。
【0019】
図1A~1Bに示す応用シーンでは、ビデオ再生ページの表示方法の実行主体は、スマートフォン101にインストールされるビデオストリーム視聴アプリケーションであってもよい。ビデオストリーム視聴アプリケーションは、ビデオ再生ページ102を表示することができ、ビデオ再生ページ102は、ビデオ再生画面103と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロール104とを含む。これを基礎として、ビデオ再生画面103における現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロール104に表示される進捗を更新してもよい。図1AがT時刻においてビデオストリーム視聴アプリケーションに表示されるビデオ再生ページであることを例にする。ここで、進捗調整コントロール104に表示される進度がAにある。目標時間が経って、即ち(T+目標時間)時刻において、ビデオ再生ページは図1Bに示すように、進捗調整コントロール104に表示される進度がBにある。
【0020】
本応用シーンでは、例として、目標時間は以下の形態によって得られる。即ち、ビデオ再生機器のスクリーンの幅をN等分に分ける。その後、現在再生中ビデオの合計時間をNで割ることにより、目標時間を得る。図1Cに示すように、スマートフォン101のスクリーンの幅を17等分に分けることができる。現在再生中ビデオの合計時間が34秒であることを例として、目標時間が2秒(34を17で割る)であることを決定することができる。
【0021】
図2を引き続き参照すると、本開示に係るビデオ再生ページの表示方法のいくつかの実施例のフロー200を示す。当該ビデオ再生ページの表示方法は、以下のステップを含む。
【0022】
ステップ201において、ビデオ再生ページを表示し、ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含む。
【0023】
いくつかの実施例において、ビデオ再生ページの表示方法の実行主体は、ビデオ再生ページを表示することができる。ここで、ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含む。実践において、ビデオ再生画面はビデオを再生するために用いられる。ビデオ再生画面と進捗調整コントロールはいずれもプログラミングツールによって提供されるいくつかの関数又はコンポーネントによって実現される(例えばview又はProgress Bar等)。進捗調整コントロールの以外、例えばプログレスバー、プログレスリングなどの様々な表現形態があってもよい。当然ながら、必要に応じて、ビデオ再生ページにおいてユーザインタラクションコントロールなどの他のコンポーネント又はコントロールをさらに含んでもよい。
【0024】
ステップ202において、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新し、ここで、目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定される。
【0025】
いくつかの実施例において、上記実行主体は、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新することができる。実践において、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進度は、ビデオ再生画面に対応するパラメータにより特徴付けられることができる。それにより、これらのパラメータを読み取って現在再生中ビデオの再生進捗を取得することができる。これを基礎として、再生進捗と一致させるように、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新してもよい。例えば、目標時間ごとに一回コールバックし、即ち、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新することであってもよい。例えば、ある回取得された再生進捗は50%であると、進捗調整コントロールに表示される進捗も50%として更新してもよい。
【0026】
いくつかの実施例において、目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定されてもよい。例えば、ビデオ再生機器のスクリーンの幅をN等分に分けることができる。ここで、スクリーンの幅に応じて部数Nを計算又は照会することができる。その後、現在再生中ビデオの合計時間をNで割ることにより、目標時間を得る。それにより、目標時間とスクリーンのサイズとの動的マッチングを実現することにより、固定目標時間による性能低下を回避し、ビデオのフリーズの現象を減少させる。
【0027】
いくつかの実施例のいくつかの選択可能な実現形態において、目標時間は以下の計算ステップによって得られる。前記計算ステップは、現在再生中ビデオの合計時間を取得することと、現在再生中ビデオの表示方向を決定することと、表示方向に基づいてビデオ再生機器のスクリーンの長さを決定することと、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することと、を含む。
【0028】
これらの実施形態において、目標時間の計算ステップの実行主体は、ビデオ再生ページを表示する実行主体と同じであってもよく、異なってもよく、本開示は、これについて限定しない。計算ステップの実行主体は、まずビデオファイルから読み取るなどの形態により、現在再生中ビデオの合計時間を取得することができる。また、現在再生中ビデオの表示方向を決定することができる。ここで、現在再生中ビデオの表示方向は、縦方向表示又は横方向表示であってもよい。これを基礎として、表示方向に応じてビデオ再生機器のスクリーンの長さを決定することができる。実践において、ビデオの表示方向が異なる場合、スクリーンの長さはスクリーンの自体の幅であってもよく、スクリーンの自体の高さであってもよい。例として、図3A及び図3Bを参照することができ、ここで異なる表示方向に対応するスクリーンの長さを示す。その後、決定されたスクリーンの長さ及び合計時間に基づいて目標時間を決定する。具体的には、ビデオ再生機器のスクリーンの長さをN等分に分ける。その後、現在再生中ビデオの合計時間をNで割ることにより、目標時間を得る。
【0029】
本開示のいくつかの実施例によって提供されるビデオ再生ページの表示方法は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの時間に基づいて目標時間を決定し、それにより、時間の異なるビデオに対するコールバック時間の差別化を実現し、固定コールバック時間を設定することによるビデオのフリーズを回避する。
【0030】
図4を引き続き参照すると、ビデオ再生ページの表示方法の他のいくつかの実施例のフロー400を示す。当該ビデオ再生ページの表示方法のフロー400は、以下のステップを含む。
【0031】
ステップ401において、ビデオ再生ページを表示し、ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含む。
【0032】
ステップ402において、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新する。ここで、目標時間は、以下の計算ステップによって得られる。
【0033】
ステップ4021において、現在再生中ビデオの合計時間を取得する。
【0034】
ステップ4022において、現在再生中ビデオの表示方向を決定する。
【0035】
ステップ4023において、表示方向に基づいてビデオ再生機器のスクリーンの長さを決定する。
【0036】
いくつかの実施例において、ステップ401及びステップ402におけるステップ4021~4023は、図2に対応するそれらの実施例を参照してよく、ここで繰り返して説明しない。
【0037】
ステップ4024において、スクリーンにおけるビデオ再生画面の表示スケールを決定する。
【0038】
いくつかの実施例において、ビデオ再生ページの表示方法の実行主体は、スクリーンにおけるビデオ再生画面の表示スケールを決定することができる。実践において、ユーザは必要に応じて、スクリーンにおけるビデオ再生画面の表示スケールを調整することができる。例示として、100%、75%、50%などのスケールに応じて表示してもよい。
【0039】
ステップ4025において、スクリーンの長さ、表示スケール及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定する。
【0040】
いくつかの実施例において、前記実行主体は、スクリーンの長さ、表示スケール及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することができる。例示として、表示スケールに応じて等価スクリーンの長さを決定することができる。例えば、スクリーンの長さと表示スケールとの積を計算し、それにより等価スクリーンの長さを得ることができる。これを基礎として、等価スクリーンの長さに応じてスクリーン分割部数Nを決定する。ここで、等価スクリーンの長さに応じて対応の対応関係表を照会してスクリーン分割部数を得ることができる。対応関係表においては、長さと対応の分割部数とが関連付けて記憶されている。当然ながら、必要に応じて、予め指定された式により計算して得られる。それにより、目標時間は、合計時間Sを部数Nで割って得られる。例えば、スクリーンの長さがLであり、表示スケールが50%であり、等価スクリーンの長さが0.5*Lである。照会によってスクリーン分割部数Nを決定する。それにより、目標時間は、合計時間Sを部数Nで割って得られる。
【0041】
いくつかの実施例のいくつかの選択可能な実現形態において、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定する前に、計算ステップは、ユーザによって入力された進捗更新モードを受信することをさらに含み、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することは、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて候補目標時間を決定することと、進捗更新モードに基づいて候補目標時間を調整し、目標時間を得ることと、を含む。これらの実現形態において、ユーザは進捗更新モードを入力することにより、異なるユーザのニーズに適応することができる。
【0042】
図4から分かるように、図2に対応するいくつかの実施例の説明に比べて、スクリーンにおけるビデオ再生画面の表示スケールを決定し、且つそれに基づいて目標時間を決定する。それにより、決定された目標時間は実際状況とよりマッチングして精度がより高いように、画面の表示スケールと合わせる。
【0043】
さらに図5を参照すれば、上記各図面に示す方法の実現として、本開示はビデオ再生ページの表示装置のいくつかの実施例を提供し、これらの装置の実施例は図2に示すそれらの実施例に対応し、当該装置は具体的に様々な電子機器に適用されることができる。
【0044】
図5に示すように、いくつかの実施例のビデオ再生ページの表示装置500は、表示ユニット501と更新ユニット502とを含む。ここで、表示ユニット501は、ビデオ再生ページを表示するように配置され、ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含み、更新ユニット502は、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新するように配置され、ここで、目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定される。
【0045】
いくつかの実施例の選択可能な実現形態において、目標時間は以下の計算ステップによって得られる。前記計算ステップは、現在再生中ビデオの合計時間を取得することと、現在再生中ビデオの表示方向を決定することと、表示方向に基づいてビデオ再生機器のスクリーンの長さを決定することと、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することと、を含む。
【0046】
いくつかの実施例の選択可能な実現形態において、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定する前に、計算ステップは、スクリーンにおけるビデオ再生画面の表示スケールを決定することをさらに含み、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することは、スクリーンの長さ、表示スケール及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することを含む。
【0047】
いくつかの実施例の選択可能な実現形態において、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定する前に、計算ステップは、ユーザによって入力された進捗更新モードを受信することをさらに含み、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することは、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて候補目標時間を決定することと、進捗更新モードに基づいて候補目標時間を調整し、目標時間を得ることと、を含む。
【0048】
いくつかの実施例において、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの時間に基づいて目標時間を決定し、それにより、時間の異なるビデオに対するコールバック時間の差別化を実現し、固定コールバック時間を設定することによるビデオのフリーズを回避する。
【0049】
以下、本開示のいくつかの実施例を実現するための電子機器(例えば図1における端末機器)600の構造模式図を示す図6を参照する。本開示のいくつかの実施例における電子機器は、携帯電話、ノートパソコン、デジタル放送受信機、PDA(パーソナルデジタルアシスタント)、PAD(タブレット)、PMP(携帯型マルチメディアプレーヤ)、車載端末(例えばカーナビゲーション端末)などの移動端末、及びデジタルTV、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むが、それらに限定されない。図6に示す電子機器は一例に過ぎず、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限を与えない。
【0050】
図6に示すように、電子機器600は、処理装置(例えば中央処理装置、グラフィックプロセッサなど)601を含んでもよく、それは読取り専用メモリ(ROM)602に記憶されたプログラム、又は記憶装置608からランダムアクセスメモリ(RAM)603にロードされたプログラムに応じて、様々な適切な動作と処理を実行することができる。RAM603には、電子機器600の操作に必要な様々なプログラムやデータがさらに記憶される。処理装置601、ROM602及びRAM603は、バス604によって互いに接続されている。入力/出力(I/O)インタフェース605も、バス604に接続されている。
【0051】
一般的に、例えばタッチスクリーン、タッチパネル、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロなどの入力装置606と、例えば液晶ディスプレイ(LCD)、スピーカ、振動器などを含む出力装置607と、例えばメモリカードなどを含む記憶装置608と、通信装置609とを含む装置は、I/Oインタフェース605に接続されることができる。通信装置609は、電子機器600と他の機器との間で無線又は有線通信を行ってデータを交換することを可能にすることができる。図6は様々な装置を有する電子機器600を示すが、理解すべきこととして、示された装置を全部に実施したり備えたりする必要としない。或いは、より多い又はより少ない装置を実施したり備えたりしてもよい。図6に示す各ブロックは、1つの装置を表してもよく、ニーズに応じて複数の装置を表してもよい。
【0052】
特に、本開示のいくつかの実施例によれば、上記フローチャートを参照して説明したプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実現されることができる。例えば、本開示のいくつかの実施例はコンピュータプログラム製品を含み、それはコンピュータ読取可能な媒体に搭載されたコンピュータプログラムを含み、当該コンピュータプログラムはフローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このようないくつかの実施例において、当該コンピュータプログラムは通信装置609を介してネットワークからダウンロードしてインストールされ、又は記憶装置608からインストールされ、又はROM602からインストールされる。当該コンピュータプログラムが処理装置601によって実行される場合、本開示のいくつかの実施例の方法に限定された上記機能を実行する。
【0053】
説明すべきこととして、本開示のいくつかの実施例に記載のコンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ読取可能な信号媒体又はコンピュータ読取可能な記憶媒体又は上記両者の任意の組み合わせであってもよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体は、例えば電気、磁気、光、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、又は任意の以上の組み合わせを含むが、これらに限定されない。コンピュータ読取可能な記憶媒体のより具体的な例は、1つ又は複数の導線を有する電気的接続、携帯式コンピュータ磁気ディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクト磁気ディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、光メモリデバイス、磁気メモリデバイス、又は上記任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。本開示のいくつかの実施例において、コンピュータ読取可能な記憶媒体は、プログラムを含んだり記憶したりする任意の有形媒体であってもよく、当該プログラムは、命令実行システム、装置又はデバイスによって使用される又はそれらと組み合わせて使用されてもよい。本開示のいくつかの実施例において、コンピュータ読取可能な信号媒体は、ベースバンドに含まれるか又は搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含んでもよく、データ信号には、コンピュータ読取可能なプログラムコードが担持される。このように伝播されるデータ信号は、様々な形態を採用することができ、電磁信号、光信号又は上記任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。コンピュータ読取可能な信号媒体は、さらにコンピュータ読取可能な記憶媒体以外の任意のコンピュータ読取可能な媒体であってもよく、当該コンピュータ読取可能な信号媒体は、命令実行システム、装置又はデバイスによって使用される又はそれらと組み合わせて使用されるプログラムを送信、伝播又は伝送することができる。コンピュータ読取可能な媒体に含まれるプログラムコードは、任意の適切な媒体によって伝送されることができ、電線、光ケーブル、RF(無線周波数)など、又は上記任意の適切な組み合わせを含むが、それらに限定されない。
【0054】
いくつかの実施形態において、クライアント、サーバは、HTTP(HyperText Transfer Protocol、ハイパーテキスト転送プロトコル)のような任意の現在公知又は将来開発のネットワークプロトコルを利用して通信することができ、かつ任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)と相互接続することができる。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(LN)、ワイドエリアネットワーク(WN)、エクストラネット(例えば、インターネット)及びエンドツーエンドネットワーク(例えば、ad hocエンドツーエンドネットワーク)、及び任意の現在公知又は将来開発のネットワークを含む。
【0055】
上記コンピュータ読取可能な媒体は、上記電子機器に含まれてもよいし、当該電子機器に装着されないように単独で存在してもよい。上記コンピュータ読取可能な媒体には、1つ又は複数のプログラムが担持されており、上記1つ又は複数のプログラムが当該電子機器によって実行されるときに、当該電子機器に以下のステップを実行させる。そのステップは、ビデオ再生ページを表示することであって、ビデオ再生ページはビデオ再生画面とビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含むことと、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新することであって、ここで、目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定されることと、を含む。
【0056】
1つ又は複数のプログラミング言語又はその組み合わせで本開示のいくつかの実施例の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードを作成してもよく、前記プログラミング言語は、例えばJava、Smalltalk、C++などのオブジェクト指向型プログラミング言語を含み、さらに、例えば「C」言語又は類似のプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語を含む。プログラムコードは、ユーザコンピュータで完全に実行され、ユーザコンピュータで部分的に実行され、独立したソフトウェアパッケージとして実行され、ユーザコンピュータで部分的に且つ遠隔コンピュータで部分的に実行され、又は遠隔コンピュータ又はサーバで完全に実行されてもよい。遠隔コンピュータに関する場合、遠隔コンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を含む任意の種類のネットワークを介してユーザコンピュータ又は外部コンピュータ(例えばインターネットサービスプロバイダを利用してインターネットを介して接続される)に接続されてもよい。
【0057】
図面におけるフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例に係るシステム、方法及びコンピュータプログラム製品の実現可能なアーキテクチャ、機能及び操作を示す。この点において、フローチャート又はブロック図における各ブロックは1つのモジュール、プログラムセグメント又はコードの一部を表してもよく、当該モジュール、プログラムセグメント又はコードの一部は、所定の論理機能を実現するための1つ又は複数の実行可能な命令を含む。注意すべきこととして、いくつかの代替としての実現において、ブロックにマークされた機能は図面にマークされた順序と異なる順序で発生されてもよい。例えば、2つの連続的に示されるブロックは、実際に基本的に並行して実行されてもよく、関連する機能に応じて、それらは逆の順序で実行されることがあってもよい。注意すべきこととして、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック、及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、所定の機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムで実現されてもよく、又は専用のハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせで実現されてもよい。
【0058】
本開示のいくつかの実施例に説明されるユニットは、ソフトウェアの形態で実現されてもよく、ハードウェアの形態で実現されてもよい。説明されるユニットは、プロセッサに設置されてもよく、例えば、プロセッサは表示ユニットと更新ユニットとを含むように説明されてもよい。ここで、これらのユニットの名称は、ある場合に当該ユニットの自体について限定するものではなく、例えば、表示ユニットは、さらに「ビデオ再生ページを表示するユニット」として説明されてもよい。
【0059】
本開示で上述した機能は、少なくとも部分的に1つ又は複数のハードウェア論理部品によって実行されてもよい。例えば、非限定的に、使用可能な例示的なタイプのハードウェア論理部品は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、特定用途向け標準部品(Application Specific Standard Products、ASSP)、システムオンチップ(System On Chip、SOC)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device,CPLD)などを含んでもよい。
【0060】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、ビデオ再生ページを表示することであって、ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含むことと、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新することであって、ここで、目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定されることと、を含むビデオ再生ページの表示方法を提供する。
【0061】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、目標時間は以下の計算ステップによって得られる。前記計算ステップは、現在再生中ビデオの合計時間を取得することと、現在再生中ビデオの表示方向を決定することと、表示方向に基づいてビデオ再生機器のスクリーンの長さを決定することと、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することと、を含む。
【0062】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定する前に、計算ステップは、スクリーンにおけるビデオ再生画面の表示スケールを決定することをさらに含み、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することは、スクリーンの長さ、表示スケール及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することを含む。
【0063】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定する前に、計算ステップは、ユーザによって入力された進捗更新モードを受信することをさらに含み、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することは、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて候補目標時間を決定することと、進捗更新モードに基づいて候補目標時間を調整し、目標時間を得ることとを含む。
【0064】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、本開示のいくつかの実施例は、ビデオ再生ページを表示するように配置される表示ユニットであって、ビデオ再生ページは、ビデオ再生画面と、ビデオ再生進捗を調整するための進捗調整コントロールとを含む表示ユニットと、ビデオ再生画面で現在再生中ビデオの再生進捗に基づいて、目標時間ごとに、進捗調整コントロールに表示される進捗を更新するように配置される更新ユニットであって、ここで、目標時間は、ビデオ再生機器のスクリーンのサイズ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて決定される更新ユニットと、を含むビデオ再生ページの表示装置を提供する。
【0065】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、目標時間は以下の計算ステップによって得られる。前記計算ステップは、現在再生中ビデオの合計時間を取得することと、現在再生中ビデオの表示方向を決定することと、表示方向に基づいてビデオ再生機器のスクリーンの長さを決定することと、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することと、を含む。
【0066】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定する前に、計算ステップは、スクリーンにおけるビデオ再生画面の表示スケールを決定することをさらに含み、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することは、スクリーンの長さ、表示スケール及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することを含む。
【0067】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定する前に、計算ステップは、
ユーザによって入力された進捗更新モードを受信することをさらに含み、
スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて目標時間を決定することは、スクリーンの長さ及び現在再生中ビデオの合計時間に基づいて候補目標時間を決定することと、進捗更新モードに基づいて候補目標時間を調整し、目標時間を得ることと、を含む。
【0068】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、1つ又は複数のプロセッサと、1つ又は複数のプログラムが記憶される記憶装置であって、1つ又は複数のプログラムが1つ又は複数のプロセッサによって実行されるときに、1つ又は複数のプロセッサに上記いずれか一項の方法を実現させる記憶装置とを含む電子機器を提供する。
【0069】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、コンピュータプログラムが記憶されるコンピュータ読取可能な媒体であって、ここで、プロセッサによって実行されるときに、上記いずれか一項の方法を実現するコンピュータ読取可能な媒体を提供する。
【0070】
本開示の1つ又は複数の実施例によって、プログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、コンピュータが前記コンピュータプログラムを実行するときに、前記プログラムコードが上記いずれかの実施例に記載の方法を実行するコンピュータプログラムを提供する。
【0071】
以上の説明は本開示のいくつかの好ましい実施例及び運用される技術原理に対する説明のみである。当業者であれば理解されるように、本開示の実施例に係る発明の範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせの技術案に限定されるものではなく、上記発明思想から逸脱することない場合、上記技術的特徴又はその同等の特徴を任意に組み合わせて形成された他の技術案を同時に含むべきである。例えば、上記特徴と、本開示の実施例に開示されている(ただし、これに限定されない)類似の機能を有する技術的特徴とを相互に置換して形成された技術案である。
【0072】
本開示は、2019年12月12日に中国特許庁に出願された、出願番号が201911288907.1、出願名称が「ビデオ再生ページ表示方法、装置、電子機器及び媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容全体を援用により本開示に組み込まれる。
図1A
図1B
図1C
図2
図3A
図3B
図4
図5
図6