(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-11
(45)【発行日】2024-01-19
(54)【発明の名称】回路基板を備えた内視鏡
(51)【国際特許分類】
A61B 1/04 20060101AFI20240112BHJP
G02B 23/24 20060101ALI20240112BHJP
【FI】
A61B1/04 530
G02B23/24 B
(21)【出願番号】P 2021522998
(86)(22)【出願日】2019-10-24
(86)【国際出願番号】 IB2019001085
(87)【国際公開番号】W WO2020084341
(87)【国際公開日】2020-04-30
【審査請求日】2022-08-02
(31)【優先権主張番号】102018126795.9
(32)【優先日】2018-10-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】000113263
【氏名又は名称】HOYA株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114557
【氏名又は名称】河野 英仁
(74)【代理人】
【識別番号】100078868
【氏名又は名称】河野 登夫
(72)【発明者】
【氏名】ランデス,ヘルマン
(72)【発明者】
【氏名】シュレーター,ティルマン
【審査官】牧尾 尚能
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/189731(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2008/0091064(US,A1)
【文献】特開2012-254176(JP,A)
【文献】特開2007-229085(JP,A)
【文献】独国特許発明第102017102178(DE,B3)
【文献】特表2016-522006(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61B 1/00- 1/32
G02B 23/24-23/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
内視鏡先端部(100)において、電流の供給を受ける対象物(1)と、
電流の供給を受ける前記対象物(1)用の回路基板(2;102;202)とを備え、
前記回路基板(2;102;202)は、電流の供給を受ける前記対象物(1)から前記内視鏡先端部(100)の遠位方向に延在
し、
前記回路基板(2;102;202)は、電流の供給を受ける前記対象物(1)のための主部(21)と、端部(22)とを有し、
前記端部(22)は折り端で前記主部(21)に接続され、
前記端部(22)は、前記主部(21)とは反対側に先端部(23)を有し、前記先端部(23)は前記主部(21)と接触するように折り畳まれて、電子的シールドを形成することを特徴とする
内視鏡。
【請求項2】
電流の供給を受ける前記対象物は、前記回路基板(2;102;202)に配置されることを特徴とする
請求項1に記載の内視鏡。
【請求項3】
前記回路基板(2;102;202)は、電流の供給を受ける前記対象物(1)よりも遠位側の位置まで延在することを特徴とする
請求項1又は2に記載の内視鏡。
【請求項4】
前記回路基板(2;102;202)は折り畳まれ、
前記回路基板(2;102;202)の少なくとも一部分は、電流の供給を受ける前記対象物(1)から近位側に設置されることを特徴とする
請求項1~3のいずれか1つに記載の内視鏡。
【請求項5】
電流の供給を受ける前記対象物(1)は画像を取り込むための画像センサであることを特徴とする
請求項1~4のいずれか1つに記載の内視鏡。
【請求項6】
電流の供給を受ける前記対象物(1)の遠位側に配置された対物光学系(4)を備え、
前記回路基板(2;102;202)は、少なくとも部分的に対物光学系(4)を取り囲むことを特徴とする
請求項1~5のいずれか1つに記載の内視鏡。
【請求項7】
前記回路基板(202)は、対物光学系(4)よりも前記遠位方向に突出することを特徴とする
請求項6に記載の内視鏡。
【請求項8】
前記回路基板(202)は、前記対物光学系(4)と前記内視鏡先端部(100)の遠位端に配置された照明光学系との間で光シールドを形成し、前記対物光学系への照明光学系からの光の照射を遮蔽することを特徴とする
請求項7に記載の内視鏡。
【請求項9】
前記端部(22)と前記主部(21)とは断面視で閉じた輪を形成し、対物光学系(4)の周りに延在することを特徴とする
請求項1~8のいずれか一つに記載の内視鏡。
【請求項10】
前記回路基板(2;102;202)は、前記内視鏡先端部(100)のハウジングを形成することを特徴とする
請求項1~
9のいずれか1つに記載の内視鏡。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電流の供給を受ける対象物を内視鏡先端部に備える内視鏡、及び電流の供給を受ける対象物用の回路基板を備えた内視鏡に関する。
【背景技術】
【0002】
内視鏡によって観察される領域を照明し、その領域の画像を取り込むための照明手段及びカメラが既知の内視鏡の内視鏡先端部の遠位端に配置される。カメラおよび照明手段の双方は、電流の供給を受ける。
【0003】
内視鏡先端部のサイズは小さいため、必要な要素を有利に小さいスペースに収容するためにスペースを節約する必要性が常にある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明の目的は、内視鏡先端部の要素が有利且つスペースを節約するように取り付けられる一方、好適な操作モードを依然備え得る内視鏡を提供することである。
【0005】
この目的は、請求項1の特徴を有する内視鏡によって達成される。
【課題を解決するための手段】
【0006】
有利な展開例が従属請求項に記載されている。
【0007】
本発明は、内視鏡先端部に配置されており電流の供給を受ける対象物と、電流の供給を受ける対象物用の回路基板を備えた内視鏡に関する。回路基板は、電流の供給を受ける対象物から内視鏡先端部の遠位方向に延在する。
【0008】
従って、回路基板は、電流の供給を受ける対象物から遠位側に形成される。電流の供給を受ける対象物から近位方向の領域は回路基板にふさがれていないので、その他の目的で使用され得る。
【0009】
電流の供給を受ける対象物は回路基板に配置され得る。代替例では、電流の供給を受ける対象物は回路基板から離間され得るが、回路基板を介して電流の供給を受け得る。
【0010】
回路基板は、電流の供給を受ける対象物よりも遠位側の位置まで延在し得る。従って、回路基板は電流の供給を受ける対象物よりも遠位方向に突出し得る。電流の供給を受ける対象物よりも遠位側の領域は回路基板のために使用され得る。
【0011】
回路基板は折り畳まれ得、回路基板の少なくとも一部分は、電流の供給を受ける対象物よりも近位側に位置し得る。回路基板は、曲げること、または、巻付けることもできる。
【0012】
電流の供給を受ける対象物は、画像を取り込むための画像センサであり得る。電流の供給を受ける対象物は、回路基板によって電流の供給を受ける別の電気部品又は電子部品であり得る。
【0013】
内視鏡は、電流の供給を受ける対象物の遠位側に配置された対物光学系を備えることができ、回路基板は、少なくとも部分的に対物光学系を取り囲む。従って、回路基板は対物光学系を固定し得る。
【0014】
回路基板は、対物光学系を超えて遠位方向に突出し得る。回路基板は、対物光学系と内視鏡先端部の遠位端に配置された照明光学系との間で光シールドを形成して、照明光学系からの対物光学系への光の照射を遮蔽し得る。
【0015】
回路基板は、電流の供給を受ける対象物のための主部と、端部とを有し得る。端部は折り端で主部に接続され得る。端部は、主部とは反対側に先端部を有し、先端部は、主部と接触するように折り畳まれて、電子的シールドを形成する。
【0016】
端部及び主部の断面は閉じた輪を形成し得、対物光学系の周りに延在し得る。
【0017】
回路基板は、内視鏡先端部のハウジングを形成し得る。
【0018】
本発明では、このような電流の供給を受ける対象物のための回路基板は、多目的に使用され得る。回路基板は、回路基板によって少なくとも部分的に取り囲まれる要素を保護し、支持し、収容するといった機能を割り当てられる。
【0019】
本発明の上述した態様は適宜に組み合わせられ得る。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】本発明の第1実施形態の内視鏡先端部の斜視略図である。
【
図2】回路基板を伸展した状態で第1実施形態の内視鏡先端部を遠位側から見た斜視略図である。
【
図10】本発明の第2実施形態の内視鏡先端部の斜視略図である。
【
図11】第2実施形態の内視鏡先端部を近位側から見た斜視略図である。
【
図12】本発明の第3実施形態の内視鏡先端部の斜視略図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明を、図面を参照して実施形態によって以下に詳細に説明する。
【0022】
第1実施形態
本発明の第1実施形態を
図1から
図9を参照して以下に説明する。
【0023】
図1は、本発明の第1実施形態の内視鏡先端部100を示す。内視鏡先端部100は、LED又は光導波路としての光ファイバーケーブル(ガラスファイバーケーブル)のような照明光学系(不図示)と遠位側の対物光学系4とを有する。照明光学系は内視鏡によって観察される領域に光を発する。観察される領域によって反射された光は、対物光学系4を介して後述するカメラ(画像センサ1)へと案内されることにより、画像情報が送信される。
【0024】
内視鏡の近位側から延びるシステムケーブル5は画像情報の送信用と、LED及び/又はカメラ等の電力供給用とに使用され得る。
【0025】
内視鏡先端部は、少なくも一つの電流の供給を受ける対象物(以下単に「対象物」と呼ぶ)用の回路基板2を含む。前記対象物は回路基板2それ自身に配置されるか、又は回路基板2から離間され得る。回路基板2は対象物用の導電路を有する。コンデンサ、ホール素子、電気抵抗、コイル、ダイオード、トランジスタ、及び集積回路のような更なる電気部品は、回路基板2上の対象物として配置され得る。
【0026】
回路基板2は折り畳み式の回路基板であり、以下に詳述する。
【0027】
図2に示すように、回路基板2は、主部21と端部22を備える。端部22は折り端によって主部21から隔離される。主部21と端部22の間の折り端は、回路基板に配置する部品と完成した折り畳み形状を考慮して適宜選択される。
図2において、主部21と端部22の間の折り端は、端部22が長方形を形作るように回路基板2の切り欠きに沿っている。主部21と端部22の形状は単に例示として解されるべきである。本発明は特定の形状に限定されない。
【0028】
主部21は対象物に電流を供給するのに役立つ。本実施形態では、カメラとして機能する、画像センサ1が電流の供給を受ける対象物として設けられる。本実施形態において、画像センサ1は主部21に配置される。カメラスリーブとしての取り付け台3は、画像センサから遠位側に配置される。取り付け台3は円筒形である。取り付け台3は、内視鏡先端部100の長手方向に延在する。対物光学系4は取り付け台3の遠位側に配置される。光は対物光学系4に入射し、取り付け台3の内部を画像センサ1の方向に案内される。従って、取り付け台3は、画像センサ1に面した近位側、対物光学系4に面した遠位側、及び内視鏡先端部100の半径方向を指す周方向の側面を有する。
【0029】
主部21は任意の形状をとり得る。本実施形態では、主部21は、画像センサ1用の配置領域21A、第1側方領域21B、中央領域21C、及び第2側方領域21Dから形成される。画像センサ1用の配置領域21A、第1側方領域21B、及び第2側方領域21Dは、中央領域21Cに隣接するので、これらは、中央領域21Cに対して折り畳みが可能である。第1側方領域21B及び第2側方領域21Dは、互いに対向するように中央領域21Cに隣接する。配置領域21Aは、第1側方領域21B及び第2側方領域21Dが中央領域21Cに隣接する側とは異なる側で中央領域21Cに隣接する。
【0030】
第1側方領域21B及び第2側方領域21Dには夫々、配置領域21Aの反対側に、折り返し27が配置される。折り返し27は、電力ケーブル用の接続素子として、又は回路基板2を折り畳み状態で維持するために回路基板2を支持するための回路基板2の穴に挿入する挿入素子として使用され得る。折り返し27は、この場合一例として解されるべきである。折り返し27は回路基板2のいずれの位置にも配置され得る。
【0031】
端部22は、主部21とは反対側に先端部23を有する。
【0032】
回路基板2は、開口と切り欠きとをさらに含む。
【0033】
画像センサ1から見て、回路基板2を遠位方向に折り重ねる。
【0034】
図3から
図9は、第1実施形態の回路基板2の折り畳みを示す。回路基板2の折り畳みを一例として本実施形態に示す。本発明に従って、回路基板2の少なくとも一部が画像センサ1の位置に対して内視鏡先端部100の遠位方向に延在するように、回路基板2を折り畳む。
【0035】
回路基板2を折り畳む一例を
図3~
図9を参照して以下に記載する。
【0036】
回路基板2に関して、画像センサ1を配置領域21Aに例えばはんだ付けにより配置する。先ず、折り返し27を近位方向に折り曲げる。次いで、配置領域21Aを除く回路基板2全体を遠位方向に折り曲げる(
図4参照)。これによって、中央領域21Cは、取り付け台3の方向に折り曲げられる。このため、中央領域21Cは取り付け台3に平行に延在する。その後、第1側方領域21Bを中央領域21Cに対して取り付け台3の方に折り曲げる。
【0037】
次いで、第2側方領域21Dを中央領域21Cに対して取り付け台3の方に折り曲げる。これによって、第2側方領域21D及び端部22が中央領域21Cに対して折り曲げられる。このため、第1側方領域21B及び第2側方領域21Dも取り付け台3に平行に延在する。この状態において、取り付け台3は、自身の3辺の周方向の側面を第1側方領域21B、中央領域21C及び第2側方領域21Dによって覆われる(
図5参照)。
【0038】
その後、取り付け台3の周方向の側面のこれまで覆われていなかった1辺が端部22の一部分で覆われるように、端部22を第2側方領域21Dに対して折り曲げる(
図6参照)。端部22のうちの取り付け台3を覆う部分は、主部21に対する折り目に隣接する部分である。
【0039】
次いで、端部22の新たに折り畳まれる部分が第1側方領域21Bを覆うように、取り付け台3を覆う端部22の一部分に対して端部22をさらに折り曲げる(
図7参照)。先端部23を含む端部の残りの部分を同じ方向にさらに折り畳む。このようにして、端部22は、中央領域21C及び第2側方領域21Dを覆う。これによって、先端部23は、電子的に遮蔽されるべき主部21の部分を覆う電子的シールドとして機能する。このため、回路基板の一部、つまり先端部23を主部21に折り重ねて、回路基板の折り重ねた部分を主部に当接させることにより、主部21の電子的な遮蔽が簡単に且つ費用効果が高い態様で実現され得る(
図8及び
図9参照)。
【0040】
この接続において、回路基板2の一部分同士は折り端を互いに形成するように折り畳まれ得る。回路基板2は、折り端を形成しないように曲げられ得、曲げられた又は巻き付けられた回路基板2が基本的に丸い円筒形となる。「折り畳まれた」という語は、折り端を形成することなしに巻き付けることを含むことも意図される。
【0041】
また、主部21の全体が端部22の部分に覆われる必要はない。例えば、第2側方領域21Dは覆われないままでもよい。
【0042】
第1実施形態の効果
回路基板2は画像センサ1に対して遠位方向に延在するので、画像センサ1から近位側にあるスペースには回路基板2が存在しない。そのため、回路基板2はスペースを節約するように取り付けられ得る。
【0043】
回路基板2は、電流を供給する画像センサ1を径方向に取り囲みそれを保護する。
【0044】
回路基板2に更なる機能を割り当て得る。例えば、回路基板2は、カメラスリーブとして機能する取り付け台3を支持するために使用され得る。
【0045】
第2実施形態
本発明の第2実施形態を
図10及び
図11を参照して以下に説明する。
【0046】
図10は、第1実施形態と同様に回路基板102が画像センサ(不図示)および取り付け台(不図示)を取り囲むように回路基板102が折り重ねられていることを示す。
【0047】
本実施形態では、折り重ねられた回路基板102は、対物光学系4の側方を取り囲んで遠位側に延在する。そのため、対物光学系4の側縁は回路基板102の内周によって囲まれている。回路基板102の遠位端は対物光学系4の遠位側と揃えられている。回路基板102の端部と主部とは、対物光学系4の取り付け部の周りを囲む断面において閉じた輪を形成する。回路基板102の遠位部は、これによってそれ自身が対物光学系取り付け部を形成する。
【0048】
図11は、回路基板102が取り付け部の円周全体は取り囲まないように回路基板102が降り重ねられている代替例を示す。
【0049】
本実施形態では、回路基板102は対物光学系4をさらに保護し、固定する。
【0050】
第3実施形態
本発明の第3実施形態を
図12を参照して以下に説明する。
【0051】
図12は、第1実施形態と同様に回路基板202が画像センサ(不図示)および取り付け台(不図示)を取り囲むように回路基板202が折り重ねられていることを示す。
【0052】
第2実施形態と異なり、折り重ねられた回路基板202は、対物光学系4の側方を取り囲んで、対物光学系4よりも遠位側に突出する。言い換えれば、折り重ねられた回路基板202の遠位部は、対物光学系4よりも遠位側に突出する。本実施形態では、対物光学系4の遠位側から遠位方向に延在する回路基板202の領域は、対物光学系4の光シールドとして機能する。この光シールドは対物光学系4の側方にある照明光学系からの光への不測の輻射方向からの入射を遮蔽する。このため、遠位側からの光のみが対物光学系4に到達する。
【0053】
本実施形態では、回路基板202はさらに対物光学系4用の光シールドとして機能する。
【0054】
代替例
説明された実施形態はあらゆる技術的矛盾が生じない限り、適切に組み合わせられ得る。
【0055】
図8及び
図9に示すように、折り重ねられた(又は巻き付けられた)回路基板2は取り付け部3の周方向の側面で取り付け部3を全体的に取り囲む形を有し得る。
【0056】
あるいは、回路基板2は取り付け部3の周方向の側面の一部分が回路基板2によって覆われないように折り重ねられ(巻き付けられ)得る。この代替例もカメラスリーブに安定性を与える。
【0057】
本実施形態では、回路基板2は、カメラスリーブとして機能する取り付け部3を支持するために使用され得る。他の代替例では、取り付け部3は省略され得る。折り重ね(巻き付けられた)回路基板2の内側の周縁は、カメラスリーブとして取り付け部3の機能を果たし得る。
【0058】
さらに他の代替例では、折り重ねられた(巻き付けられた)回路基板2は、内視鏡先端部100のハウジング自身をも形成し得る。このため、特定の代替例では、折り重ねられた(巻き付けられた)回路基板2は、内視鏡先端部100の外側の周縁をも形成する。
【0059】
本発明は何れの種類の内視鏡にも適用可能である。
【符号の説明】
【0060】
1 画像センサ
2 回路基板
3 カメラスリーブ
4 対物光学系
5 ケーブル
21 主部
21A 画像センサ用の配置領域
21B 第1側方領域
21C 中央領域
21D 第2側方領域
22 端部
23 先端部; 電子的シールド
27 折り返し
100 内視鏡先端部
102 回路基板
202 回路基板
212 光シールド