(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-12
(45)【発行日】2024-01-22
(54)【発明の名称】環境形成装置及び環境形成装置用取っ手
(51)【国際特許分類】
F26B 25/12 20060101AFI20240115BHJP
F25D 23/02 20060101ALI20240115BHJP
F25D 23/12 20060101ALI20240115BHJP
【FI】
F26B25/12 B
F25D23/02 A
F25D23/12 M
(21)【出願番号】P 2020157111
(22)【出願日】2020-09-18
【審査請求日】2022-09-27
(73)【特許権者】
【識別番号】000108797
【氏名又は名称】エスペック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100100480
【氏名又は名称】藤田 隆
(72)【発明者】
【氏名】藤田 一孝
【審査官】伊藤 紀史
(56)【参考文献】
【文献】特開平07-119986(JP,A)
【文献】特開平09-280724(JP,A)
【文献】実開平03-129831(JP,U)
【文献】特開2016-108793(JP,A)
【文献】特開2006-038253(JP,A)
【文献】特開2004-218864(JP,A)
【文献】特開昭63-015072(JP,A)
【文献】特開平08-066656(JP,A)
【文献】登録実用新案第3200378(JP,U)
【文献】実開昭56-174669(JP,U)
【文献】特開平10-047841(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F26B 25/12
F25D 23/02
F25D 23/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
環境形成装置の扉に取り付けられる環境形成装置用取っ手において、
少なくとも、
樹脂製の第一断熱部材と、
金属製の接続部材と、
樹脂製の第二断熱部材と、作業者が操作するハンドル部材と、を有し、
前記第一断熱部材と、前記接続部材と、前記第二断熱部材と、前記ハンドル部材が、直接的に又は他の部材を介させて順に接続されており、
前記扉の一部に前記第一断熱部材が結合されることによって前記扉に取り付けられる
ものであり、
前記接続部材は、一端側の側面に第一取り付け面があり、前記接続部材の他端側であって前記第一取り付け面と反対側の側面に第二取り付け面があり、
前記第一取り付け面に前記第一断熱部材が直接的に又は他の部材を介在させた状態で接し、前記第二取り付け面に前記第二断熱部材が直接的に又は他の部材を介在させた状態で接していることを特徴とする環境形成装置用取っ手。
【請求項2】
前記ハンドル部材は、金属製であることを特徴とする請求項1に記載の環境形成装置用取っ手。
【請求項3】
物品を配置する物品配置部と、前記物品配置部を開閉する扉を有し、
前記物品配置部内を高温環境及び/又は低温環境にすることが可能であり、
前記扉に請求項
1又は2に記載の環境形成装置用取っ手が設けられていることを特徴とする環境形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、環境形成装置用の取っ手及び、環境形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
高温試験や生産ラインでの熱処理・乾燥などの用途に使用される環境形成装置が知られている(特許文献1)。
上記した用途に使用される環境形成装置は、物品を配置する物品配置部を有し、当該物品配置部を開閉する扉を有している。
また当該扉には取っ手が取り付けられている場合が多く、作業者は当該取っ手を操作して扉を開閉する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
環境形成装置では取っ手の一部(ハンドル部材)を手で操作して扉が開閉される場合が多いが、当該ハンドル部材が熱くなる場合がある。また低温環境を創出する環境形成装置では、ハンドル部材が過度に冷たくなる場合がある。
本発明は、この問題を解決することを課題とするものであり、ハンドル部材の温度が過度に高くなったり、過度に冷たくなることを抑制することができる取っ手を開発することを課題とするものである。
また本発明は、ハンドル部材が過度に熱くなったり冷たくなりにくい、環境形成装置を開発することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した課題を解決するための態様は、環境形成装置の扉に取り付けられる環境形成装置用取っ手において、少なくとも、第一断熱部材と、接続部材と、第二断熱部材と、作業者が操作するハンドル部材と、を有し、前記第一断熱部材と、前記接続部材と、前記第二断熱部材と、前記ハンドル部材が、直接的に又は他の部材を介させて順に接続されており、前記扉の一部に前記第一断熱部材が結合されることによって前記扉に取り付けられることを特徴とする環境形成装置用取っ手である。
上記した課題を解決するための具体的態様は、環境形成装置の扉に取り付けられる環境形成装置用取っ手において、少なくとも、樹脂製の第一断熱部材と、金属製の接続部材と、樹脂製の第二断熱部材と、作業者が操作するハンドル部材と、を有し、前記第一断熱部材と、前記接続部材と、前記第二断熱部材と、前記ハンドル部材が、直接的に又は他の部材を介させて順に接続されており、前記扉の一部に前記第一断熱部材が結合されることによって前記扉に取り付けられるものであり、前記接続部材は、一端側の側面に第一取り付け面があり、前記接続部材の他端側であって前記第一取り付け面と反対側の側面に第二取り付け面があり、前記第一取り付け面に前記第一断熱部材が直接的に又は他の部材を介在させた状態で接し、前記第二取り付け面に前記第二断熱部材が直接的に又は他の部材を介在させた状態で接していることを特徴とする環境形成装置用取っ手である。
【0006】
本態様の環境形成装置用取っ手は、扉とハンドル部材の間に、二つの断熱部材(第一断熱部材と第二断熱部材)が介在されている。そのため扉の一部や環境形成装置の内部が高温状態であっても、ハンドル部材に熱が伝わりにくく、ハンドル部材が過度に熱くなりにくい。
扉の一部や環境形成装置の内部が低温状態である場合も同様であり、ハンドル部材に熱が伝わりにくく、ハンドル部材が過度に冷たくなりにくい。
【0007】
上記した態様において、前記第一断熱部材及び前記第二断熱部材は、樹脂製であり、前記接続部材及び前記ハンドル部材は、金属製であることが望ましい。
【0008】
ハンドル部材及び接続部材が金属製であるから、剛性が高く、作業者の力を有効に伝導させることができる。
一方、第一断熱部材及び前記第二断熱部材は樹脂製であり、熱を伝えにくい。
【0009】
上記した態様においては、前記接続部材は、一端側の側面に第一取り付け面があり、前記接続部材の他端側であって前記第一取り付け面と反対側の側面に第二取り付け面があり、前記第一取り付け面に前記第一断熱部材が直接的に又は他の部材を介在させた状態で接し、前記第二取り付け面に前記第二断熱部材が直接的に又は他の部材を介在させた状態で接している。
【0010】
本態様で採用する接続部材は、長手方向の両端部に、断熱部材(第一断熱部材と第二断熱部材)が取り付けられている。第一断熱部材と第二断熱部材は、接続部材の異なる面に設けられている。そのため、扉からハンドル部材に至る間の部材を細くすることができ、取っ手を収容する空間を小さくすることができる。
【0011】
環境形成装置に関する態様は、物品を配置する物品配置部と、前記物品配置部を開閉する扉を有し、前記物品配置部内を高温環境及び/又は低温環境にすることが可能であり、前記扉に請求項1乃至3のいずれかに記載の環境形成装置用取っ手が設けられていることを特徴とする。
【0012】
本態様の環境形成装置では、ハンドル部材が極度に熱くなったり冷たくなったりすることを抑制できる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の環境形成装置用取っ手によると、ハンドル部材の温度が過度に高くなったり、過度に冷たくなることを抑制することができる。
また本発明の環境形成装置によると、ハンドル部材の温度が過度に高くなったり、過度に冷たくなることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の実施形態の環境形成装置の斜視図である。
【
図2】
図1の環境形成装置の取っ手部分の平面断面図であり、(a)は、扉がロックされている状態を示し、(b)は、扉のロックが解除された際の状態を示す。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態について説明する。
環境形成装置1は、
図1の様に、本体部2と、扉10、11を有している。本体部2の内部には、物品収容部5が設けられている。環境形成装置1は、高温試験や生産ラインでの熱処理・乾燥などの用途に使用されるものであり、物品収容部5内を高温環境にすることができる。
環境形成装置1は、物品収容部5内を高温状態とするための空調機器を備えている。空調機器については、公知であり、詳細な説明を省略する。
【0016】
扉10、11は、例えば物品収容部5内に物品を出し入れするために、物品収容部5を開閉するものである。
本実施形態で採用されている扉10、11は、観音開き型の二枚式扉である。
扉10、11は、いずれも図示しないヒンジによって本体部2に取り付けられており、ヒンジを中心として観音開き状に開閉される。即ち左側の扉10は、本体部2の左辺側を中心として揺動開閉する。右側の扉11は、本体部2の右辺側を中心として揺動開閉する。
図2に示す様に、扉10、11には断熱材12が充填されている。扉10
と扉11の合わせ目には
、パッキン32が設けられている。
【0017】
本実施形態では、一方の扉11は、ロック機構13付きの扉であり、他方の扉10は、ロック機構を持たない扉である。
ロック機構13は、伝導シャフト15と、係合片16a、16bによって構成されている。
伝導シャフト15は、扉11の内部であって、自由端側の近傍にあり、垂直方向に設置されている。
伝導シャフト15は、図示しない軸受けによって回動可能に支持されている。
係合片16a、16bは、伝導シャフト15の上下端に一体的に固定されており、伝導シャフト15の回動に伴って回動する。
伝導シャフト15が所定の回動姿勢にあるとき、上下の係合片16a、16bが、本体部2の一部と係合してロック状態となる。その状態から伝導シャフト15を回動すると、上下の係合片16a、16bが本体部2の一部を離れ、ロックが解除される。
【0018】
また本実施形態では、
図2に示す様に、扉11に突き棒17が設けられている。
突き棒17は、一端が物品収容部5内に突出し、他端側が扉11の内部に配されている。そして扉11の内部に設けられたリンク機構18によって、伝導シャフト15とリンクしている。
突き棒17は、万一、作業者が物品収容部5に閉じ込められた場合に、物品収容部5内から扉11のロックを解除するものであり、突き棒17を押し動かすことによって伝導シャフト15が回動し、上下の係合片16a、16bを回動させてロック状態を解除することができる。
【0019】
本実施形態では、二枚の扉10、11にそれぞれ取っ手20、21が設けられている。取っ手20、21の構造は、同一であるから、代表して取っ手20について説明する。
取っ手20は、
図2の様に、第一断熱部材25と、接続部材26と、第二断熱部材27と、ハンドル部材28によって構成されている。
【0020】
第一断熱部材25及び第二断熱部材27は、短冊状の部材である。即ち、第一断熱部材25及び第二断熱部材27は、いずれも長方形の板であり、表面側と裏面側は平面である。
第一断熱部材25及び第二断熱部材27は、いずれも硬質であって耐熱性が高く且つ断熱性が高い素材によって作られている。本実施形態では、この条件に適う樹脂として、熱硬化性樹脂が採用されている。例えば、第一断熱部材25及び第二断熱部材27は、エポキシ樹脂で作られている。具体的には、第一断熱部材25及び第二断熱部材27は、エポキシ樹脂で成形された長方形の板である。
【0021】
これに対して、接続部材26は、金属製であり、例えばアルミニウム、亜鉛、ステンレススチール、鋼その他の金属で成形されている。
接続部材26は、曲部を有する板状の部材であり、その長手方向の一端側であって、一方の側面に第一取り付け面30があり、他端側であって第一取り付け面30と反対側の側面に第二取り付け面31が形成されている。
第一取り付け面30及び第二取り付け面31は、いずれも正面視が長方形であって平面である。
第一取り付け面30の境界部は傾斜部33となっている。
第二取り付け面31の境界部分には段部35が形成されている。
【0022】
ハンドル部材28は、金属製であり、例えばアルミニウム、亜鉛、ステンレススチール、鋼その他の金属で成形されている。
ハンドル部材28は、公知のそれと同様、作業者が手で触れる部材である。
ハンドル部材28は、一端側に手指係止部40があり、他端側に取り付け座部42がある。手指係止部40と取り付け座部42の間は、傾斜した接続部43で繋がれている。
取り付け座部42は、正面視が長方形であって平面である。取り付け座部42の境界部分には段部45が形成されている。
【0023】
取っ手20は、第一断熱部材25と、接続部材26と、第二断熱部材27と、ハンドル部材28がこの順に接続されたものである。本実施形態では、これらは直接的に面接触しているが、間に他の部材が介在されていてもよい。
第一断熱部材25と接続部材26は、ボルト(締結要素)52によって他の部材に結合されている。ここで、第一断熱部材25の一方の平面は、接続部材26の第一取り付け面30に面接触している。第一取り付け面30は、境界部が傾斜部33となっているので、当該傾斜部33によって第一断熱部材25が位置決めされる。
【0024】
接続部材26と、第二断熱部材27と、ハンドル部材28の三者は、ボルト(締結要素)53によって一体的に結合されている。ここで、第二断熱部材27の一方の平面は、接続部材26の第二取り付け面31に面接触している。第二取り付け面31は、境界部が段部35となっているので、当該段部35によって第二断熱部材27が位置決めされる。
第二断熱部材27の他方の平面は、ハンドル部材28の取り付け座部42に面接触している。取り付け座部42は、境界部が段部45となっているので、当該段部45によって第二断熱部材27が位置決めされる。
取っ手21についても同様である。
【0025】
取っ手20は、左側の扉10に装着されている。
即ち第一断熱部材25及び接続部材26の一端側が左側の扉10の内部に設けられた取り付け部材50にボルト52によって結合され、取っ手20の接続部材26が扉10に設けられた開口51を通過し、ハンドル部材28が扉10の外に突出している。
【0026】
取っ手21は、右側の扉11に装着されている。
即ち第一断熱部材25及び接続部材26の一端側が右側の扉11の内部に設けられた伝導シャフト15にボルト52を使用して結合され、取っ手21の接続部材26が扉11に設けられた開口51を通過し、ハンドル部材28が扉11の外に突出している。
取っ手21を外側に向かって引くと、
図2(b)の様に伝導シャフト15が回動し、ロック状態が解除される。その状態でさらに取っ手21を外側に向かって引くと右側の扉11が図示しないヒンジを中心に回動して扉11が開く。
その状態で、左側の取っ手20を引くと、図示しないヒンジを中心に回動して左側の扉10が開く。
【0027】
本実施形態の環境形成装置1においては、物品収容部5内が高温であっても、ハンドル部材28が過度に熱くなることはない。
即ち、本実施形態の環境形成装置1では、扉10、11の本体部分とハンドル部材28との間の伝熱経路が、2か所に渡って分断されている。
扉10について説明すると、扉10内の取り付け部材50は、高温状態になる可能性があるが、取り付け部材50と接続部材26の間には第一断熱部材25が介在されており、接続部材26は、取り付け部材50と直接的には接触していない。
取り付け部材50と接続部材26の間の熱伝導は、ボルト52を除くと、第一断熱部材25を介した熱伝導のみとなる。
ここで第一断熱部材25は、熱伝導率が低いため、取り付け部材50の熱が接続部材26に伝わりにくい。
【0028】
さらに接続部材26とハンドル部材28の間には第二断熱部材27が介在されており、接続部材26とハンドル部材28は、直接的には接触していない。
接続部材26とハンドル部材28の間の熱伝導は、ボルト53を除くと、第二断熱部材27を介した熱伝導のみとなる。
第二断熱部材27は、熱伝導率が低いため、接続部材26の熱がハンドル部材28に伝わりにくい。
【0029】
扉11について説明すると、取っ手21は右側の扉11の内部に設けられた伝導シャフト15に結合されている。
ここで伝導シャフト15は、長い部材であり輻射の受熱面積が広い。そのため、伝導シャフト15は熱を受けやすい。また伝導シャフト15の両端には係合片16a、16bがあり、当該係合片16a、16bは高温にさらされやすい。さらに伝導シャフト15は、突き棒17からも熱伝導を受ける。そのため、伝導シャフト15は、高温になる場合がある。
しかしながら、伝導シャフト15とハンドル部材28との間の伝熱経路が、2か所に渡って分断されているので、伝導シャフト15の熱はハンドル部材28に伝わりにくい。
従って、取っ手20、21のハンドル部材28が過度に熱くならない。
【0030】
本実施形態の取っ手20、21は、扉10、11とハンドル部材28の間に接続部材26を有しており、ハンドル部材28と扉10、11の間に距離を確保しやすい。そのため、ハンドル部材28を扉10、11から離れた位置に配置することができ、ハンドル部材28が扉10、11から受ける輻射や対流の影響を軽減することができる。
即ち、仮に扉10、11の表面温度が上昇し、扉10、11の表面からの熱輻射や熱の対流があっても、ハンドル部材28が扉10、11の表面からある程度離れているので、ハンドル部材28が熱くなりにくい。
また本実施形態では、ハンドル部材28と扉10、11の間が離れているので、熱伝導経路が長くなり、扉10、11の熱がハンドル部材28に伝わりにくい。
【0031】
また上記した実施形態では、第一断熱部材25は板状であり、広い面積で、扉10、11側の部材と接続部材26に挟まれている。第二断熱部材27についても同様に板状であり、広い面積で、接続部材26とハンドル部材28に挟まれている。
第一断熱部材25及び第二断熱部材27は、いずれも樹脂であり、金属に比べると剛性が劣るが、広い面積で他の部材に挟まれているので、荷重やモーメントを広い面で伝達することができる。そのため、取っ手20、21は全体として十分な強度と剛性を有している。
【0032】
以上説明した実施形態では、扉は両開き式の二枚扉であるが、扉の形式は限定されるものではなく、一枚扉であってもよい。またウイング式に限らず、引き戸式の扉であってもよい。
扉のロック機構についても限定されるものではなく、ラッチ状の部材やボルト状の部材を利用したものであってもよい。
第一断熱部材25が扉10、11側の部材と接続部材26に直接挟まれている構成に限らず、他の部材を介して間接的に挟まれる構成であってもよい。
第二断熱部材26が接続部材26とハンドル部材28に直接挟まれている構成に限らず、他の部材を介して間接的に挟まれる構成であってもよい。
環境形成装置1は、低温試験や生産ラインでの冷却などの用途に使用されるような、物品収容部5内を低温環境にすることができるものであってもよい。
【符号の説明】
【0033】
1 環境形成装置
2 本体部
5 物品収容部
10、11 扉
20、21 取っ手
25 第一断熱部材
26 接続部材
27 第二断熱部材
28 ハンドル部材
30 第一取り付け面
31 第二取り付け面