(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-12
(45)【発行日】2024-01-22
(54)【発明の名称】殺虫銃
(51)【国際特許分類】
A01M 3/00 20060101AFI20240115BHJP
【FI】
A01M3/00 Z
(21)【出願番号】P 2022578548
(86)(22)【出願日】2020-04-07
(86)【国際出願番号】 US2020027065
(87)【国際公開番号】W WO2021206696
(87)【国際公開日】2021-10-14
【審査請求日】2022-08-31
(73)【特許権者】
【識別番号】518178361
【氏名又は名称】マッジョーレ,ローレン
(74)【代理人】
【識別番号】100121083
【氏名又は名称】青木 宏義
(74)【代理人】
【識別番号】100138391
【氏名又は名称】天田 昌行
(74)【代理人】
【識別番号】100074099
【氏名又は名称】大菅 義之
(72)【発明者】
【氏名】マッジョーレ ローレン
【審査官】坂田 誠
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-83812(JP,A)
【文献】特表2019-513343(JP,A)
【文献】特開昭55-93115(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2018/0066913(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 3/00
F41B 11/00 - 11/89
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
殺虫銃であって、
圧縮ガス源と、
前記圧縮ガス源に流体接続されるチャンバと、
前記チャンバの遠位端に配設されるバレルと、
前記圧縮ガス源に接続される圧縮ガス解放機構と、
粒子状投射物を貯蔵し、前記チャンバに隣接して配設される投射物貯蔵マガジンであって、前記マガジンは、
シリンダ状チャンバであって、第1の側及び第2の側の投射物装填スロットを有し、前記装填スロットは、前記シリンダ状チャンバの上縁から前記シリンダ状チャンバのベースまで延び、前記シリンダ状チャンバは、下端に円形開口を有し、前記下端は、前記チャンバを通る垂直配向円形開口の上端にシール可能に適合される、シリンダ状チャンバと、
前記シリンダ状チャンバを囲み、前記シリンダ状チャンバの外側に粒子状投射物のための追加の空間を提供する矩形投射物供給トレイと、
ヒンジ式取付けシールリッドであって、前記リッドの下側に第1及び第2の半円形リッジを有し、前記リッジは、前記第1の側及び第2の側の投射物装填スロットに隣接する前記シリンダ状チャンバの上縁を囲むように設計され、
前記シールリッドは、前記下側に周辺チャネルを有し、前記周辺チャネルは、前記シールリッドが閉鎖位置まで移動するときに、前記矩形投射物供給トレイをシールするようにサイズ決め、形状付け、及び配設される、ヒンジ式取付けシールリッドと、
前記シールリッドのためにヒンジに対向して配設されるリッドラッチ機構と、
を含む、投射物貯蔵マガジンと、
双方向カム動作式の旋回式に実装された従属ポールを用いて前記マガジンから前記チャンバの中に前記粒子状投射物を移動させる投射物装填機構と、
メインポールを有し、前記圧縮ガス源、前記圧縮ガス解放機構、及び前記投射物装填機構を機械式に接続するコッキング機構と、
前記投射物装填機構は、計量ロッドを含み、
前記計量ロッドは、前記チャンバを通る前記垂直配向円形開口を貫いてシール可能に適合するようにサイズ決め及び形状付けされ、それの下端から延びる直交賦活バーと、前記賦活バーの上方に配設される貫通穴と、を有し、前記貫通穴は、前記バー及び前記計量ロッドに直交しており、前記バーが停止面に対して位置決めされるときに前記チャンバと整列するようにサイズ決め及び配設され、
前記賦活バーは、前記旋回式に実装された従属ポールの前端によって、前記チャンバ内の前記垂直配向円形開口の下端に対して静止するように上方に付勢され、前記従属ポールの後端は、前記後端に隣接して配設される直交実装シリンダ状ピンによって下方に付勢され、前記ピンは、カム板のトラックを走行するときに下方に押圧され、前記カム板は、前記メインポールに固定されており、前記コッキング機構の動作中に前記メインポールが後方に移動するときに後方に移動し、
前記貫通穴は、前記コッキング機構の動作中に前記シリンダ状チャンバ内の前記チャンバの上方に配設されるときに、前記粒子状投射物で充填され、
前記賦活バーは、前記圧縮ガス解放機構の賦活中に、前記停止面に対して静止するように、前記旋回式に実装された従属ポールによって、下方に付勢される、
投射物装填機構と、
前記圧縮ガス源、前記圧縮ガス解放機構、前記バレル、前記チャンバ、前記投射物貯蔵マガジン、前記コッキング機構及び前記投射物装填機構を収容及び支持するストックと、
を含み、
前記銃が前記コッキング機構によってコッキングされると、前記投射物装填機構は、所定量の前記粒子状投射物を収集し、前記投射物をチャンバ内に位置させ、
前記圧縮ガス解放機構が賦活されると、前記投射物は、前記チャンバから前記バレルの中にエジェクトされて前記銃から放逐される、
殺虫銃。
【請求項2】
前記圧縮ガス源は、
事前充填式CO2カートリッジ、再充填式圧縮ガスシリンダ、気圧式ポンプ給送ガスリザーバ、ばね賦活式圧縮ガスシステム、及び外部圧縮ガス配管
を含む群から選択される、請求項1に記載の殺虫銃。
【請求項3】
前記ばね賦活式圧縮ガスシステムは、
前端及び後端を有し、前記前端で前記チャンバに流体接続されるシリンダと、
前記シリンダにシール可能に適合してその中に配設されるピストンと、
前記前端に向けて前記ピストンを付勢する第1の圧縮ばねと、
前記後端に向けて前記ピストンを付勢し、前記第1の圧縮ばねを圧縮するばね圧縮機構と、
前記後端に隣接して前記ピストンを解放可能に保持し、前記第1の圧縮ばねを圧縮状態に保持するラッチ機構と、
を更に含み、
使用者は、前記コッキング機構を動作させ、前記ばね圧縮機構は、動作して、前記ピストンは、前記シリンダの前記後端に向けて付勢され、前記ばねは、圧縮され、前記ばね及び前記ピストンは、解放されるまで前記ラッチ機構によって保持され、前記ピストンが前記シリンダの前記前端に向けて急速移動するのを可能にし、前記シリンダ内の及び前記接続されたチャンバへの圧縮ガスの破裂を提供する、
請求項2に記載の殺虫銃。
【請求項4】
前記圧縮ガス解放機構は、トリガを更に含み、
前記トリガは、前記ストックに回転可能に実装され、トリガ復帰ばねによって反時計回り方向に付勢され、前記トリガ復帰ばねは、前記ストックの第1のチャネルによって拘束され、
前記トリガは、上方突起を有し、前記上方突起は、内部安全ピボットに係合し、前記安全ピボットは、前記コッキング機構の動作が完了しない限り、前記ラッチ機構の解放を防止し、
前記トリガは、前記上方突起の後方に配設される上昇ランプを有し、前記上昇ランプは、前記トリガが時計回り方向に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばねに対して前記ラッチ機構の解放ブラケットを上方付勢し、
前記解放ブラケットは、前記ストックに旋回式に実装され、前記ストックのノッチ内に配設される上方指示走行制限アームを有し、下方対面リブを有し、前記リブは、前記メインポールの上方対面制御ノッチに解放可能に係合し、
前記メインポールは、前記ピストンに取り付けられ、前記制御ノッチの後ろに配設される後端の上方角度付きランプを有し、前記ランプは、前記リブを前記制御ノッチの中に案内し、前記メインポールは、前記コッキング機構の動作中に前記ストックの第2のチャネル内を後方に移動し、
前記解放ブラケットは、前記リブが前記制御ノッチに係合するときに、前記メインポールを第1のコッキング位置に保持し、前記トリガが時計回り方向に旋回して前記解放ブラケットを上昇させて前記リブを前記制御ノッチから隆起させるときに、前記メインポールを第2の発射位置まで解放し、前記メインポール及び前記ピストンが前記圧縮ばねによって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、前記シリンダを加圧する、
請求項3に記載の殺虫銃。
【請求項5】
前記投射物装填機構は、
前記シリンダ状チャンバの前記下端から下方に延びる中間チャンバ管と、
前記シリンダ状チャンバの下方に配設され、前記管のまわりに摺動可能に適合するようにサイズ決めされた中空ボアを有し、前記下端から第1の所定距離だけ下方に延びて停止面で終端する垂直スロットを有する軌道ガイドと、
を更に含み、
前記軌道ガイドは、前記管のまわりに配設され、前記投射物貯蔵マガジンの取付けのために支持プラットフォームを提供し、
前記計量ロッドは、形状がシリンダ状であり、前記管内に摺動可能に適合するようにサイズ決めされ、それの前記下端から延びる前記直交賦活バーと、前記賦活バーの上方に配設される前記貫通穴と、を有し、前記貫通穴は、前記賦活バー及び前記計量ロッドに直交しており、前記バーが前記停止面に対して位置決めされるときに前記チャンバと整列するようにサイズ決め及び配設され、
前記従属ポールは、前記圧縮ガス源のカバーに旋回式に実装され、前記前端は、計量スロットを含み、前記計量スロットは、前記賦活バーを囲み、前記後端は、前記コッキング機構の動作中に前記投射物貯蔵マガジンの中に前記計量ロッドを上方移動させるために、前記シリンダ状ピン及びカム板によって下方に付勢され、前記粒子状投射物は、前記粒子状投射物によって囲まれた前記投射物貯蔵マガジン内をそれが移動するときに、前記計量ロッドの前記貫通穴を充填し、
前記従属ポールの前記後端は、前記圧縮ガス解放機構の賦活中に前記シリンダ状ピン及び前記カム板によって上方に付勢され、前記計量スロットは、前記賦活バーを下方に移動させ、前記貫通穴を前記チャンバに整列させ、前記圧縮ガス源が前記粒子状投射物を前記チャンバの外に前記バレルを通して駆逐するのを可能にする、
請求項1に記載の殺虫銃。
【請求項6】
前記ばね圧縮機構は、
前記ストックのギアラックチャネル内に摺動可能に配設され、上面上に配設されるギア歯を有し、摺動ハンドルの取付けのために前方端に隣接する実装取付け具を有する1次ギアラックと、
コッキングスレッドに回転可能に実装される駆動ギアであって、前記コッキングスレッドが前記1次ギアラック内を摺動可能に移動する、駆動ギアと、
前記ピストンの下方に取り付けられ、前記駆動ギアの上方に配設される2次ギアラックと、
を更に含み、
前記1次ギアラックは、前記駆動ギアに係合し、前記駆動ギアは、前記2次ギアラックに係合し、
前記摺動ハンドルの後方移動は、前記1次ギアラックを後方に移動させ、前記駆動ギアを回転させ、前記コッキングスレッドを後方に移動させ、前記メインポールのコッキングパドルに対して支承し、前記ピストンを後方に移動させ、前記第1の圧縮ばねを圧縮する、
請求項
4に記載の改良された殺虫銃。
【請求項7】
ばね装填コッキング機構ロックアウトブロックであって、前記ロックアウトブロックは、前記圧縮ガス源の前記カバーの下側に旋回式に実装されており、第1の側縁に配設される旋回ランプと、前記旋回ランプの前方に配設される保持ノッチと、前記旋回ランプの上方に直交して配設される階段状角度付きカムと、を有し、
前記旋回ランプは、垂直ロックタブの後面に摺動可能に係合し、前記ロックタブは、前記コッキング機構のサイドレールに固定され、前記保持ノッチは、前記コッキング機構の前方移動中に前記ノッチが前記タブを通過移動するときに、前記ロックタブの後方移動をブロックするために移動し、それによって、前記コッキング機構の第2の賦活を防止する、
ばね装填コッキング機構ロックアウトブロックと、
カム賦活ロッドであって、前記賦活ロッドは、前記計量スロットの前記前端及び後方に隣接して前記従属ポールに固定され、前記カム賦活ロッドは、前記圧縮ガス解放機構の賦活中に前記階段状角度付きカムに支承され、前記ロックアウトブロックが内方に旋回するのを引き起こし、前記保持ノッチが前記ロックタブの前記後面から係合解除するのを引き起こし、それによって、前記コッキング機構の賦活を可能にする、
カム賦活ロッドと、
を更に含む、
請求項6に記載の改良された殺虫銃。
【請求項8】
制御ピンは、内部安全ピボットの第1の端部に取り付けられ、前記制御ピンは、前記コッキングスレッドのスロット内を移動し、前記コッキングスレッドの後方移動中に、前記内部安全ピボットの前記第1の端部を上昇位置に維持し、前記ピボットの第2の端部が前記圧縮ガス解放機構の前記トリガの上端で上方突起に係合するのを引き起こし、それによって、前記圧縮ガス解放機構の賦活を防止し、
前記制御ピンは、前記コッキングスレッドの前方移動の完了時に、低下位置への、前記内部安全ピボットの前記第1の端部の下方移動を引き起こし、前記下方移動は、前記トリガの前記上方突起の解放を可能にし、前記ガス解放機構の賦活を可能にする、
請求項6に記載の殺虫銃。
【請求項9】
前
記ストックは、サイトグラスを更に含み、前記サイトグラスは、前記マガジンに隣接して位置決めされ、その中に収容される前記粒子状投射物のレベルを見るのを可能にする、
請求項1に記載の殺虫銃。
【請求項10】
自動コッキング状態インジケータを更に含み、前記コッキング状態インジケータは、前記銃のコッキング後には、隆起した可視位置まで移動し、前記銃の発射後には、下降した隠匿位置まで移動する、
請求項1に記載の殺虫銃。
【請求項11】
前記ストックのピストルグリップ及びフォアームは、平坦な下面を有し、
前記平坦面は、前記粒子状投射物を前記投射物貯蔵マガジンに追加するために、前記殺虫銃が直立位置にバランスされるのを可能にする、
請求項1に記載の改良された殺虫銃。
【請求項12】
レーザ照準デバイスを更に含み、前記レーザ照準デバイスは、
レーザ目標スポットを生成できるバッテリ動力式レーザと、
前記レーザ、バッテリ動力源、及び前記レーザ用の制御回路を収容するように適合されたハウジングと、
前記バレルの遠位端に隣接して前記レーザ照準デバイスを取り付けるように適合された取付け機構と、
を含む、
請求項4に記載の改良された殺虫銃。
【請求項13】
前記レーザ目標スポットの目標ポイント用の上昇調整部及び風損調整部を更に含む、
請求項12に記載の改良された殺虫銃。
【請求項14】
前記レーザへの動力を制御する動力スイッチを更に含む、
請求項12に記載の改良された殺虫銃。
【請求項15】
前記動力スイッチは、前記トリガと一体であり、
前記トリガの初期後方移動は、前記動力スイッチ内の回路を完成させ、以って、前記圧縮ガス解放機構の賦活前に前記レーザ目標スポットを提供する、
請求項12に記載の改良された殺虫銃。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、武器類や昆虫制御の分野に関し、より詳細には、有毒化学物質の使用なしに、所定の距離から昆虫を殺生するためのデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
多くの方法及びデバイスは、害虫を処分するために開発されてきた。多くの人々は、飛翔する昆虫を処分することに特に関心があるが、その理由は、それらが非常に目立ち、時々騒がしく、咬んだり刺したりする能力を多くの場合保有する傾向があるからである。飛翔する昆虫を殺生するための従来の手段は、ハエ叩きやそれと同等のもの又は化学スプレなどのデバイスを含む。前者は、有効であるための或る種のスキルと機敏さを要求し、後者は、使用されたエリアに潜在的に有害な残留化学物質を残す。本発明は、これらの関心事に取り組み、また、飛翔する昆虫を射撃するように設計された銃の形で、害虫の除去を課された者への余興も提供する。関連した様式で昆虫除去を提供するために開発された他のデバイスは、次の発明を含む。
【0003】
Kirstenに発行された米国特許第1,611,533号は、昆虫射撃装置を対象としており、ばね装填式ピストル型デバイスは、材料のショット又はビードを分注するために使用され、その目的は、ハエなどの身近な様々の屋内昆虫を駆除することである。デバイスは、ピストンを備えた銃又はピストルの形を取り、ピストンは、リンク機構を介して動作し、トリガによるばね作動の下で解放される。前方方向へのピストンの移動は、バレルの先細端部からのショット保持ノズルの解放を最終的に引き起こす。ショット保持ノズルは、液体を収容しており、その液体がハエなどの昆虫に散布されるとそれらを駆除する。
【0004】
Comparettiに発行された米国特許第4,653,433号は、ノミ駆除機を対象としており、そのノミ駆除機はピストルの形を取り、トリガ機構によって賦活されると、毛皮を着た動物に通常見られるノミなどの昆虫を制御するために粉末材料を解放する。ノミ駆除機は、ピストン型ハンドルを備えた拳銃の形を取り、ピストル型ハンドルは、使用者の指によって動作されるトリガを備える。トリガが動作されると、粉末のサンプルは、バレル部分を貫く粉末チャンバから開口を通して解放され、動物に対して分注される。
【0005】
Sweeny等に発行された米国特許第3,791,303号は、抑止弾薬を対象としており、その抑止弾薬は液体充填式中空ボールの形を取っている。投射物集合体は、散弾銃の端部の特大のチューブ状バレル延長部から発射される。投射物集合体は、破裂時にハエや他の昆虫を制御できる抑止弾薬を包含する。
【0006】
Gerardoのために刊行された米国特許出願公開第2006/0283433号は、加圧空気を用いる投射装置を対象としている。デバイスは、銃のようなデバイスから構成され、空気チャンバは、空気チャンバをバレルに接続するコネクタの内側のバルブを備えたトリガを備える。空気チャンバは、圧縮空気で充填でき、バレルから発射されるべき物体を銃に装填した後に、操作者は、次いでバルブを開き、チャンバの外への空気圧を可能にして、トリガの操作下でチャンバから空気を解放し、投射物は、バレルから解放される。
【0007】
Clarkに発行された米国特許第7,207,497号は、乾燥フレークスプレ及び方法を対象としており、乾燥フレークスプレは、加圧ガス源を利用して乾燥フレークを噴霧するために使用される。フレーク噴霧デバイスは、スプレモジュール及び銃モジュールを含み、スプレモジュールは、ガス流導管及びフレーク導管を備えたエンクロージャを備える。乾燥フレークの供給は、エンクロージャの中に配置され、銃に接続され、そうするとトリガが操作される。ガスは、制御バルブからノズルを通って流れ、これがフレークが導管を通って散布されるのを引き起こす。
【0008】
Maggiore(本出願人)に発行された米国特許第8,251,051号は、殺虫銃を対象としており、バレルに接続されたチャンバに流体接続される圧縮ガス源を含む。圧縮ガス解放機構は、圧縮ガス源に接続される。投射物貯蔵マガジンは、粒子状投射物を貯蔵し、チャンバに隣接して配置される。投射物装填機構は、投射物をマガジンからチャンバの中に移動させる。コッキング機構は、圧縮ガス源、圧縮ガス解放機構、及び投射物装填機構に機械式に接続される。ストックは、圧縮ガス源、圧縮ガス解放機構、バレル、チャンバ、投射物貯蔵マガジン、コッキング機構、及び、投射物装填機構を収容及び支持する。銃がコッキングされると、投射物装填機構は、所定量の粒子状投射物をチャンバの中に装填する。圧縮ガス解放機構が賦活されると、投射物は、チャンバからバレルの中にエジェクトされ、銃から放逐される。
【0009】
本発明の目的は、飛翔する昆虫を殺生するためのデバイスを提供することである。更なる目的は、昆虫を殺生するために無毒の手段を使用するそういったデバイスを提供することである。本発明の更なる別の目的は、積極的安全機能を組み込む昆虫殺生デバイスを提供することである。更なる他の目的は、使用が楽しく動作が割安であるようなデバイスを提供することである。別の目的は、コンパクト形式の有効な昆虫殺生デバイスを提供することである。更に別の目的は、必要な安全機能を依然として維持しながら、急速反復発射が可能である昆虫殺生デバイスを提供することである。更にまた別の目的は、粒子状投射物を銃のチャンバの中に装填するための機械駆動式の積極フィードを組み込む昆虫殺生デバイスを提供することである。最後に、本発明の目的は、耐久性があり、割安で、使用者にとって習得が簡単な昆虫殺生デバイスを提供することである。
【0010】
本発明の幾つかの目的は、先行技術で開示されているが、見い出されるどの発明も、識別された要件の全てを含んでいない。
【発明の概要】
【0011】
本発明は、先行技術の殺虫銃の発明の全ての欠点に取り組んでおり、上で説明された目的の全てを充足する。
【0012】
(1)所望の機能を提供する殺虫銃は、次のコンポーネントから構築できる。圧縮ガス源が設けられる。チャンバが設けられる。チャンバは、圧縮ガス源に流体接続される。バレルが設けられる。バレルは、チャンバの遠位端に配置される。圧縮ガス解放機構が設けられる。解放機構は、圧縮ガス源に接続される。投射物貯蔵マガジンが設けられる。マガジンは、粒子状投射物を貯蔵し、チャンバに隣接して配置される。
【0013】
投射物装填機構が設けられる。装填機構は、双方向カム動作式の旋回式に実装された従属ポールを使用して、マガジンからチャンバの中に粒子状投射物を移動させる。コッキング機構は、メインポールを有して設けられる。コッキング機構は、圧縮ガス源、圧縮ガス解放機構、及び投射物装填機構に機械式に接続される。ストックが設けられる。ストックは、圧縮ガス源、圧縮ガス解放機構、バレル、チャンバ、投射物貯蔵マガジン、コッキング機構、及び、投射物装填機構を収容及び支持する。銃がコッキング機構によってコッキングされると、投射物装填機構は、所定量の粒子状投射物を収集し、投射物をチャンバ内に位置させる。圧縮ガス解放機構が賦活されると、投射物は、チャンバからバレルの中にエジェクトされ、銃から放逐される。
【0014】
(2)本発明の変形例では、圧縮ガス源は、事前充填式CO2カートリッジ、再充填式圧縮ガスシリンダ、気圧式ポンプ給送ガスリザーバ、ばね賦活式圧縮ガスシステム、及び外部圧縮ガス配管を含む群から選択される。
【0015】
(3)別の変形例では、ばね賦活式圧縮ガスシステムは、シリンダを更に含む。シリンダは、前端及び後端を有し、前端でチャンバに流体接続される。ピストンが設けられる。ピストンは、シリンダにシール可能に適合してその中に配置される。第1の圧縮ばねが設けられる。第1の圧縮ばねは、シリンダの前端に向けてピストンを付勢する。ばね圧縮機構が設けられる。圧縮機構は、シリンダの後端に向けてピストンを付勢し、第1の圧縮ばねを圧縮する。ラッチ機構が設けられる。ラッチ機構は、シリンダの後端に隣接してピストンを解放可能に保持し、第1の圧縮ばねを圧縮状態に保持する。使用者がコッキング機構を動作させると、ばね圧縮機構は、動作して、ピストンは、シリンダの後端に向けて付勢され、ばねは、圧縮され、ばね及びピストンは、解放されるまでラッチ機構によって保持される。ラッチ機構の解放は、ピストンがシリンダの前端に向けて急速移動するのを可能にし、シリンダ内の及び接続されたチャンバへの圧縮ガスの破裂を提供する。
【0016】
(4)更に別の変形例では、圧縮ガス解放機構は、トリガを更に含む。トリガは、ストックに回転可能に実装され、トリガ復帰ばねによって反時計回り方向に付勢される。トリガ復帰ばねは、ストックの第1のチャネルによって拘束される。トリガは、上方突起を有する。上方突起は、内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング機構の動作が完了しない限り、ラッチ機構の解放を防止する。トリガは、上方突起の後方に配置される上昇ランプを有する。上昇ランプは、トリガが時計回り方向に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばねに対してラッチ機構の解放ブラケットを上方付勢する。
【0017】
解放ブラケットは、ストックに旋回式に実装され、ストックのノッチ内に配置される上方指示走行制限アームを有する。解放ブラケットは、下方対面リブを有する。リブは、メインポールの上方対面制御ノッチに解放可能に係合する。メインポールは、ピストンに取り付けられており、制御ノッチの後ろに配置される後端の上方角度付きランプを有する。ランプは、リブを制御ノッチの中に案内する。メインポールは、コッキング機構の動作中にストックの第2のチャネル内を後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合するときに、第1のコッキング位置にメインポールを保持する。解放ブラケットは、トリガが時計回り方向に旋回して解放ブラケットを上昇させてリブを制御ノッチから隆起させるときに、メインポールを第2の発射位置まで解放し、メインポール及びピストンが第1の圧縮ばねによって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、シリンダを加圧する。
【0018】
(5)更に別の変形例では、投射物貯蔵マガジンは、シリンダ状チャンバを含む。シリンダ状チャンバは、第1の側及び第2の側の投射物装填スロットを有する。装填スロットは、シリンダ状チャンバの上縁からシリンダ状チャンバのベースまで延びる。シリンダ状チャンバは、下端に円形開口を有する。下端は、チャンバを通る垂直配向円形開口の上端にシール可能に適合される。矩形投射物供給トレイが設けられる。供給トレイは、シリンダ状チャンバを囲み、シリンダ状チャンバの外側に粒子状投射物のための追加の空間を提供する。
【0019】
ヒンジ式取付けシールリッドが設けられる。シールリッドは、リッドの下側に第1及び第2の半円形リッジを有する。リッジは、第1の側及び第2の側の投射物装填スロットに隣接するシリンダ状チャンバの上縁を囲むように設計される。シールリッドは、下側に周辺チャネルを有する。周辺チャネルは、シールリッドが閉鎖位置まで移動するときに、矩形投射物供給トレイをシールするようにサイズ決め、形状付け、及び配置される。リッドラッチ機構が設けられる。リッドラッチ機構は、シールリッドのためにヒンジに対向して配置される。
【0020】
(6)更なる変形例では、シリンダチャンバの下端は、シールワッシャを用いて、チャンバを通る垂直配向円形開口の上端にシール可能に適合される。
【0021】
(7)更に別の変形例では、投射物装填機構は、計量ロッドを含む。計量ロッドは、チャンバを通る垂直配向円形開口を貫いてシール可能に適合するようにサイズ決め及び形状付けされ、計量ロッドの下端から延びる直交賦活バーと、賦活バーの上方に配置される貫通穴と、を有する。貫通穴は、バー及び計量ロッドに直交しており、バーが停止面に対して位置決めされるときにチャンバと整列するようにサイズ決め及び配置される。賦活バーは、旋回式に実装された従属ポールの前端によって、チャンバ内の垂直配向円形開口の下端に対して静止するように上方に付勢される。
【0022】
従属ポールの後端は、後端に隣接して配置される直交実装シリンダ状ピンによって下方に付勢される。ピンは、カム板のトラックをそれが走行するときに、下方に押圧され、カム板は、メインポールに固定されており、コッキング機構の動作中にメインポールが後方に移動するときに後方に移動する。貫通穴は、コッキング機構の動作中にシリンダ状チャンバ内のチャンバの上方に配置されるときに、粒子状投射物で充填される。賦活バーは、圧縮ガス解放機構の賦活中に、停止面に対して静止するように、旋回式に実装された従属ポールによって、下方に付勢される。
【0023】
(8)更に他の変形例では、投射物装填機構は、中間チャンバ管を更に含む。管は、シリンダ状チャンバの下端から下方に延びる。軌道ガイドが設けられる。ガイドは、シリンダ状チャンバの下方に配置され、管のまわりに摺動可能に適合するようにサイズ決めされた中空ボアを有し、下端から第1の所定距離だけ下方に延びて停止面で終端する垂直スロットを有する。軌道ガイドは、管のまわりに配置され、投射物貯蔵マガジンの取付けのために支持プラットフォームを提供する。計量ロッドは、形状がシリンダ状であり、管内に摺動可能に適合するようにサイズ決めされる。計量ロッドは、それの下端から延びる直交賦活バーと、賦活バーの上方に配置される貫通穴と、を有する。貫通穴は、賦活バー及び計量ロッドに直交しており、停止面に対してバーが位置決めされるときにチャンバと整列するようにサイズ決め及び配置される。従属ポールは、圧縮ガス源のカバーに旋回式に実装される。従属ポールの前端は、計量スロットを含む。
【0024】
計量スロットは、賦活バーを囲む。従属ポールの後端は、コッキング機構の動作中に投射物貯蔵マガジンの中に計量ロッドを上方移動させるために、シリンダ状ピン及びカム板によって下方に付勢される。粒子状投射物は、粒子状投射物によって囲まれた投射物貯蔵マガジン内を移動するときに、計量ロッドの貫通穴を充填する。従属ポールの後端は、圧縮ガス解放機構の賦活中にシリンダ状ピン及びカム板によって上方に付勢され、計量スロットは、賦活バーを下方に移動させ、貫通穴をチャンバに整列させ、圧縮ガス源が粒子状投射物をチャンバの外にバレルを通して駆逐するのを可能にする。
【0025】
(9)本発明の別の変形例では、ばね圧縮機構は、1次ギアラックを更に含む。ギアラックは、ストックのギアラックチャネル内に摺動可能に配置され、上面上に配置されるギア歯を有し、摺動ハンドルの取付けのために前方端に隣接する実装取付け具を有する。駆動ギアが設けられる。駆動ギアは、コッキングスレッドに回転可能に実装される。コッキングスレッドは、1次ギアラック内を摺動可能に移動する。2次ギアラックが設けられる。2次ギアラックは、ピストンの下方に取り付けられ、駆動ギアの上方に配置される。1次ギアラックは、駆動ギアに係合し、駆動ギアは、2次ギアラックに係合する。摺動ハンドルの後方移動は、1次ギアラックを後方に移動させ、駆動ギアを回転させ、コッキングスレッドを後方に移動させ、メインポールのコッキングパドルに対して支承し、ピストンを後方に移動させ、第1の圧縮ばねを圧縮する。
【0026】
(10)更に別の変形例では、ばね装填コッキング機構ロックアウトブロックが設けられる。ロックアウトブロックは、圧縮ガス源のカバーの下側に旋回式に実装されており、第1の側縁に配置される旋回ランプと、旋回ランプの前方に配置される保持ノッチと、旋回ランプの上方に直交して配置される階段状角度付きカムと、を有する。旋回ランプは、垂直ロックタブの後面に摺動可能に係合する。ロックタブは、コッキング機構のサイドレールに固定される。保持ノッチは、コッキング機構の前方移動中にノッチがタブを通過移動するときに、ロックタブの後方移動をブロックするために移動し、それによって、コッキング機構の第2の賦活を防止する。カム賦活ロッドが設けられる。賦活ロッドは、計量スロットの前端及び後方に隣接して従属ポールに固定される。カム賦活ロッドは、圧縮ガス解放機構の賦活中に階段状角度付きカムに支承され、ロックアウトブロックが内方に旋回するのを引き起こし、保持ノッチがロックタブの後面から係合解除するのを引き起こし、それによって、コッキング機構の賦活を可能にする。
【0027】
(11)更に他の変形例では、制御ピンが設けられる。制御ピンは、内部安全ピボットの第1の端部に取り付けられる。制御ピンは、コッキングスレッドのスロット内を移動する。制御ピンは、コッキングスレッドの後方移動中に、内部安全ピボットの第1の端部を上昇位置に維持し、ピボットの第2の端部が圧縮ガス解放機構のトリガの上端で上方突起に係合するのを引き起こし、それによって、圧縮ガス解放機構の賦活を防止する。制御ピンは、コッキングスレッドの前方移動の完了時に、低下位置への、内部安全ピボットの第1の端部の下方移動を引き起こす。下方移動は、トリガの上方突起の解放を可能にし、ガス解放機構の賦活を可能にする。
【0028】
(12)更なる変形例では、支持ストックは、サイトグラスを更に含む。サイトグラスは、マガジンに隣接して位置決めされ、マガジンに収容される粒子状投射物のレベルを見るのを可能にする。
【0029】
(13)更に別の変形例では、自動コッキング状態インジケータが設けられる。コッキング状態インジケータは、銃のコッキング後には、隆起した可視位置まで移動し、銃の発射後には、下降した隠匿位置まで移動する。
【0030】
(14)更に他の変形例では、外部の手動安全機構が設けられる。手動安全機構は、銃の把持を維持しながら、使用者によって、安全位置から発射位置に移動可能である。
【0031】
(15)本発明の別の変形例では、銃は、圧縮ガス源として事前充填式CO2カートリッジを使用し、銃は、シリンダ状のカートリッジチャンバを更に含む。カートリッジチャンバは、CO2カートリッジを囲むようにサイズ決め及び形状付けされており、カートリッジの導入のための第1の端部のシール可能な開口と、第2の端部に配置される凹状シートと、を有する。シートは、カートリッジの発射端部まわりにシール可能に適合するようにサイズ決め及び形状付けされる。中空穿刺針は、シート内に配置される。シールキャップが設けられる。キャップは、嵌合ねじ山によってカートリッジチャンバに取外可能に取り付けられる。キャップの締め付けは、穿刺針に対してカートリッジを付勢する。
【0032】
圧力容器が設けられる。圧力容器は、計量デバイスに流体接続される。計量デバイスは、圧縮ガス解放機構の賦活時に、所定装入量の圧縮ガスがチャンバに進入するのを可能にする。
【0033】
(16)更に他の変形例では、圧縮ガス解放機構は、トリガを更に含む。トリガは、ストックに回転可能に実装され、トリガ復帰ばねによって反時計回り方向に付勢される。トリガ復帰ばねは、ストックの第1のチャネルによって拘束される。トリガは、上方突起を有する。上方突起は、内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング機構の動作が完了しない限り、ラッチ機構の解放を防止する。
【0034】
トリガは、上方突起の後方に配置される上昇ランプを有する。上昇ランプは、トリガが時計回り方向に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばねに対してラッチ機構の解放ブラケットを上方付勢する。解放ブラケットは、ストックに旋回式に実装され、ストックのノッチ内に配置される上方指示走行制限アームを有する。解放ブラケットは、下方対面リブを有する。リブは、装填ロッドの上方対面制御ノッチに解放可能に係合する。装填ロッドは、装填コイルばねによって前方に付勢される。装填ロッドは、制御ノッチの後ろに配置される後端の上方角度付きランプを有する。ランプは、リブを制御ノッチの中に案内する。装填ロッドは、コッキング機構の動作中にストックの装填ロッドチャネル内を後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合するときに、装填ロッドを第1のコッキング位置に保持し、また、トリガが時計回り方向に旋回して解放ブラケットを上昇させてリブを制御ノッチから隆起させるときに、装填ロッドを第2の発射位置まで解放し、装填ロッドが装填コイルばねによって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、投射物装填機構及び計量デバイスを賦活する。
【0035】
(17)更に別の変形例では、銃は、圧縮ガス源として気圧式ポンプ給送空気リザーバを使用し、銃は、ガスシリンダを更に含む。シリンダは、入口弁及び出口弁を有する。ピストンが設けられる。ピストンは、シリンダ内にシール可能に適合する。ポンピング機構が設けられる。ポンピング機構は、ピストンに機械式にリンクされる。ポンピング機構は、ピストンをシリンダ内の拡張位置から圧縮位置まで移動させる。入口弁は、ピストンが圧縮位置から拡張位置に移動するときに、開位置にあり、ピストンが拡張位置から圧縮位置に移動するときに、閉位置にある。出口弁は、ピストンが圧縮位置から拡張位置に移動するときに、閉位置にあり、ピストンが拡張位置から圧縮位置に移動するときに、開位置にある。空気リザーバは、出口弁、チャンバ及び計量デバイスに流体接続される。計量デバイスは、圧縮ガス解放機構の賦活時に、所定装入量の圧縮ガスがチャンバに進入するのを可能にする。シリンダ内の拡張位置から圧縮位置までのポンピング機構によるピストンの反復運動は、空気リザーバ内の圧力を増加させて、圧縮ガス解放機構による圧力の解放時に、粒子状投射物が増加した力でチャンバからエジェクトされるのを可能にすることになる。
【0036】
(18)更なる変形例では、圧縮ガス解放機構は、トリガを更に含む。トリガは、ストックに回転可能に実装され、トリガ復帰ばねによって反時計回り方向に付勢される。トリガ復帰ばねは、ストックの第1のチャネルによって拘束される。トリガは、上方突起を有する。上方突起は、内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング機構の動作が完了しない限り、ラッチ機構の解放を防止する。
【0037】
トリガは、上方突起の後方に配置される上昇ランプを有する。上昇ランプは、トリガが時計回り方向に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばねに対してラッチ機構の解放ブラケットを上方付勢する。解放ブラケットは、ストックに旋回式に実装され、ストックのノッチ内に配置される上方指示走行制限アームを有する。解放ブラケットは、下方対面リブを有する。リブは、装填ロッドの上方対面制御ノッチに解放可能に係合する。装填ロッドは、装填コイルばねによって前方に付勢される。装填ロッドは、制御ノッチの後ろに配置される後端の上方角度付きランプを有する。ランプは、リブを制御ノッチの中に案内する。装填ロッドは、コッキング機構の動作中にストックの装填ロッドチャネル内を後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合するときに、装填ロッドを第1のコッキング位置に保持し、トリガが時計回り方向に旋回して解放ブラケットを上昇させてリブを制御ノッチから隆起させるときに、装填ロッドを第2の発射位置まで解放し、装填ロッドが装填コイルばねによって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、投射物装填機構及び計量デバイスを賦活する。
【0038】
(19)更に別の変形例では、銃は、圧縮ガス源として再充填式圧縮ガスシリンダを使用し、銃は、再充填式圧縮ガスシリンダを更に含む。シリンダは、遮断弁と、第1の端部に隣接して位置する取付け備品と、を有する。嵌合取付け備品が設けられる。嵌合備品は、ストックに実装され、計量デバイスに流体接続される。計量デバイスは、チャンバに流体接続され、計量デバイスは、圧縮ガス解放機構の賦活時に、所定装入量の圧縮ガスがチャンバに進入するのを可能にする。装入済み再充填式圧縮ガスシリンダが嵌合取付け備品に取り付けられるとき、遮断弁は、開かれ、圧縮ガスは、圧縮ガス解放機構の賦活時に、計量デバイスによって解放される。
【0039】
(20)更に他の変形例では、圧縮ガス解放機構は、トリガを更に含む。トリガは、ストックに回転可能に実装され、トリガ復帰ばねによって反時計回り方向に付勢される。トリガ復帰ばねは、ストックの第1のチャネルによって拘束される。トリガは、上方突起を有する。上方突起は、内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング機構の動作が完了しない限り、ラッチ機構の解放を防止する。
【0040】
トリガは、上方突起の後方に配置される上昇ランプを有する。上昇ランプは、トリガが時計回り方向に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばねに対してラッチ機構の解放ブラケットを上方付勢する。解放ブラケットは、ストックに旋回式に実装されており、ストックのノッチ内に配置される上方指示走行制限アームを有する。解放ブラケットは、下方対面リブを有する。リブは、装填ロッドの上方対面制御ノッチに解放可能に係合する。装填ロッドは、装填コイルばねによって前方に付勢される。装填ロッドは、制御ノッチの後ろに配置される後端の上方角度付きランプを有する。ランプは、リブを制御ノッチの中に案内する。装填ロッドは、コッキング機構の動作中にストックの装填ロッドチャネル内を後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合するときに、装填ロッドを第1のコッキング位置に保持し、トリガが時計回り方向に旋回して解放ブラケットを上昇させてリブを制御ノッチから隆起させるときに、装填ロッドを第2の発射位置まで解放し、装填ロッドが装填コイルばねによって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、投射物装填機構及び計量デバイスを賦活する。
【0041】
(21)本発明の別の変形例では、銃は、圧縮ガス源として外部圧縮ガス配管を使用し、銃は、外部圧縮ガス配管を更に含む。圧縮ガス配管は、圧縮ガス源に接続され、遮断弁と、第1の端部に隣接して配置される取付け備品と、を有する。嵌合取付け備品が設けられる。嵌合備品は、支持ストックに実装され、計量デバイスに流体接続される。計量デバイスは、チャンバに流体接続され、計量デバイスは、圧縮ガス解放機構の賦活時に、所定装入量の圧縮ガスがチャンバに進入するのを可能にする。外部圧縮ガス配管が嵌合取付け備品に取り付けられるとき、遮断弁は、開かれ、圧縮ガスは、圧縮ガス解放機構の賦活時に、計量デバイスによって解放される。
【0042】
(22)更に別の変形例では、圧縮ガス解放機構は、トリガを更に含む。トリガは、ストックに回転可能に実装され、トリガ復帰ばねによって反時計回り方向に付勢される。トリガ復帰ばねは、ストックの第1のチャネルによって拘束される。トリガは、上方突起を有する。上方突起は、内部安全ピボットに係合する。安全ピボットは、コッキング機構の動作が完了しない限り、ラッチ機構の解放を防止する。
【0043】
トリガは、上方突起の後方に配置される上昇ランプを有する。上昇ランプは、トリガが時計回り方向に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばねに対してラッチ機構の解放ブラケットを上方付勢する。解放ブラケットは、ストックに旋回式に実装されており、ストックのノッチ内に配置される上方指示走行制限アームを有する。解放ブラケットは、下方対面リブを有する。リブは、装填ロッドの上方対面制御ノッチに解放可能に係合する。装填ロッドは、装填コイルばねによって前方に付勢される。装填ロッドは、制御ノッチの後ろに配置される後端の上方角度付きランプを有する。ランプは、リブを制御ノッチの中に案内する。装填ロッドは、コッキング機構の動作中にストックの装填ロッドチャネル内を後方に移動する。解放ブラケットは、リブが制御ノッチに係合するときに、装填ロッドを第1のコッキング位置に保持し、トリガが時計回り方向に旋回して解放ブラケットを上昇させてリブを制御ノッチから隆起させるときに、装填ロッドを第2の発射位置まで解放し、装填ロッドが装填コイルばねによって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、投射物装填機構及び計量デバイスを賦活する。
【0044】
(23)更に他の変形例では、ストックのピストルグリップ及びフォアームは、平坦な下面を有する。平坦面は、粒子状投射物を投射物貯蔵マガジンに追加するために、殺虫銃が直立位置にバランスされるのを可能にする。
【0045】
(24)他の変形例では、レーザ照準デバイスが設けられる。レーザ照準デバイスは、バッテリ動力式レーザを含む。レーザは、レーザ目標スポットを生成できる。ハウジングが設けられる。ハウジングは、レーザ、バッテリ動力源、及びレーザ用の制御回路を収容するように適合される。取付け機構が設けられる。取付け機構は、バレルの遠位端に隣接してレーザ照準デバイスを取り付けるように適合される。
【0046】
(25)更に他の変形例では、取付け機構は、バレルの遠位端と一体形成される。
【0047】
(26)更に別の変形例では、取付け機構は、バレルの遠位端にレーザ照準デバイスを取外可能に取り付けるように適合される。
【0048】
(27)本発明の別の変形例では、レーザ照準デバイスは、レーザ目標スポットの目標ポイント用の上昇調整部及び風損調整部を更に含む。
【0049】
(28)更に別の変形例では、動力スイッチが設けられる。スイッチは、レーザへの動力を制御する。
【0050】
(29)更に他の変形例では、動力スイッチは、ハウジングに実装される。
【0051】
(30)最後の変形例では、動力スイッチは、トリガと一体であり、トリガの初期後方移動は、動力スイッチ内の回路を完成させ、以って、圧縮ガス解放機構の賦活前にレーザ目標スポットを提供する。
【0052】
本発明の他の狙いや目的の認識と、それの理解は、添付の図面及び好適な実施形態の詳細な説明を参照することによって達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【
図1】マガジン及びサイトグラスの例証を含む本発明の好適な実施形態の斜視図である。
【
図2】発射位置の投射物装填機構を例証する
図1の実施形態の側面断面図である。
【
図2A】発射位置の計量スロット及びカムを備えた旋回式に実装された従属ポールを例証する
図1の実施形態の部分拡大側面断面図である。
【
図2B】カムのスロット及び計量スロットを移動するシリンダ状ピンを例証する第1の側からの従属ポール及びカムの斜視図である。
【
図2C】カムのスロットを例証する第2の側からの従属ポール及びカムの斜視図である。
【
図3】装填位置の投射物装填機構を例証する
図1の実施形態の側面断面図である。
【
図3A】装填位置の計量スロット及びカムを備えた旋回式に実装された従属ポールを例証する
図1の実施形態の側面断面図である。
【
図3B】保持ノッチがブロック位置にあるばね装填コッキング機構ロックアウトブロック及び垂直ロックタブの詳細斜視図である。
【
図3C】保持ノッチがブロック解除位置にあるばね装填コッキング機構ロックアウトブロック及び垂直ロックタブの詳細斜視図である。
【
図3D】下方から見たように保持ノッチがブロック位置にあるばね装填コッキング機構ロックアウトブロック及び垂直ロックタブの拡大断面図である。
【
図3E】下方から見たように保持ノッチがブロック解除位置にあるばね装填コッキング機構ロックアウトブロック及び垂直ロックタブの拡大断面図である。
【
図4】銃が発射された後のトリガ及びラッチ機構の詳細を例証する
図1の実施形態の部分側面断面図である。
【
図5】銃が発射準備できているトリガ及びラッチ機構の詳細を例証する
図1の実施形態の部分側面断面図である。
【
図6】銃が発射されるときの機構の動きを例証するトリガ及びラッチ機構の詳細を例証する
図1の実施形態の部分側面断面図である。
【
図7】従属ポール及び計量スロットが低下位置にある発射位置の投射物装填機構を例証する
図1の実施形態の拡大側面断面図である。
【
図8】従属ポール及び計量スロットが隆起位置にある、装填位置の投射物装填機構を例証する
図1の実施形態の拡大側面断面図である。
【
図9】発射位置の投射物貯蔵マガジン及び投射物装填機構の直交断面詳細図である。
【
図10】投射物装填位置の投射物貯蔵マガジン及び投射物装填機構の直交断面詳細図である。
【
図11】発射位置の虫銃のようなばね賦活式圧縮ガスチャンバを例証する
図1の実施形態の側面断面図である。
【
図12】虫銃がコッキング位置にあるばね賦活式圧縮ガスチャンバを例証する
図1の実施形態の側面断面図である。
【
図13】発射前のトリガの動きのブロック解除を例証する発射位置の
図1の実施形態の手動安全コンポーネントの図である。
【
図13A】発射前のトリガの動きのブロック解除を例証する発射位置の
図1の実施形態の手動安全コンポーネントの部分斜視図である。
【
図14】トリガの動きのブロックを例証する安全位置の
図1の実施形態の手動安全コンポーネントの図である。
【
図14A】トリガの動きのブロックを例証する安全位置の
図1の実施形態の手動安全コンポーネントの部分斜視図である。
【
図15】ピストルグリップ及びフォアームの平坦な下面と外部安全性を例証する
図1の実施形態の側面図である。
【
図16】実装されたレーザ照準デバイスを有する
図1の実施形態の側面図である。
【
図17】組立部及び目標制御部の詳細を含むレーザ照準デバイスの取外バージョンの分解斜視図である。
【
図18】トリガ動作式オン/オフスイッチの詳細図である。
【
図19】コッキング位置の計量デバイス及びラッチ機構を例証するCO
2動力式の実施形態の虫銃の側面断面図である。
【
図20】発射位置の計量デバイス及びラッチ機構を例証するCO
2動力式の実施形態の虫銃の側面断面図である。
【
図21】ポンプ給送機構及び計量デバイスとの接続弁構造を例証する気圧ポンプ動力式の実施形態の虫銃の側面断面図である。
【
図22】シリンダの取付け及び計量デバイスとの接続を例証する再充填空気シリンダ動力式の実施形態の虫銃の側面断面図である。
【
図23】ガス配管の取付け及び計量デバイスとの接続を例証する外部圧縮ガス配管動力式の実施形態の虫銃の側面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0054】
(1)
図1~23は、次のコンポーネントから構築できる所望の機能を提供する殺虫銃10を例証する。
図2、3、11、12、及び19~23に例証されたように、圧縮ガス源14が設けられる。チャンバ18が設けられる。チャンバ18は、圧縮ガス源14に流体接続される。バレル22が設けられる。バレル22は、チャンバ18の遠位端26に配置される。圧縮ガス解放機構30が設けられる。解放機構30は、圧縮ガス源14に接続される。投射物貯蔵マガジン34が設けられる。マガジン34は、粒子状投射物38を貯蔵し、チャンバ18に隣接して配置される。
【0055】
投射物装填機構42が設けられる。装填機構42は、双方向カム動作式の旋回式に実装された従属ポール46を使用して、マガジン34からチャンバ18の中に粒子状投射物38を移動させる。コッキング機構50は、メインポール54を有して設けられる。コッキング機構50は、圧縮ガス源14、圧縮ガス解放機構30、及び投射物装填機構42に機械式に接続される。ストック58が設けられる。ストック58は、圧縮ガス源14、圧縮ガス解放機構30、バレル22、チャンバ18、投射物貯蔵マガジン34、コッキング機構50、及び、投射物装填機構42を収容及び支持する。銃10がコッキング機構50によってコッキングされると、投射物装填機構42は、所定量の粒子状投射物38を収集し、投射物38をチャンバ18内に位置させる。圧縮ガス解放機構30が賦活されると、投射物38は、チャンバ18からバレル22の中にエジェクトされ、銃10から放逐される。
【0056】
(2)本発明の変形例では、
図19~23に例証されたように、圧縮ガス源14は、事前充填式CO
2カートリッジ62、再充填式圧縮ガスシリンダ66、気圧式ポンプ給送ガスリザーバ70、ばね賦活式圧縮ガスシステム74、及び外部圧縮ガス配管78を含む群から選択される。
【0057】
(3)別の変形例では、
図4~6及び11~12に例証されたように、ばね賦活式圧縮ガスシステム74は、シリンダ82を更に含む。シリンダ82は、前端86及び後端90を有し、前端86でチャンバ18に流体接続される。ピストン94が設けられる。ピストン90は、シリンダ82にシール可能に適合してその中に配置される。第1の圧縮ばね98が設けられる。第1の圧縮ばね98は、シリンダ82の前端86に向けてピストン90を付勢する。ばね圧縮機構102が設けられる。圧縮機構102は、シリンダ82の後端90に向けてピストン94を付勢し、第1の圧縮ばね98を圧縮する。ラッチ機構106が設けられる。ラッチ機構106は、シリンダ82の後端90に隣接してピストン94を解放可能に保持し、第1の圧縮ばね98を圧縮状態110に保持する。使用者114がコッキング機構50を動作させると、ばね圧縮機構102は、動作して、ピストン94は、シリンダ82の後端90に向けて付勢され、ばね98は、圧縮され、ばね98及びピストン94は、解放されるまでラッチ機構106によって保持される。ラッチ機構106の解放は、ピストン94がシリンダ82の前端86に向けて急速移動するのを可能にし、シリンダ82内の及び接続されたチャンバ18への圧縮ガス118の破裂を提供する。
【0058】
(4)更に別の変形例では、図に例証されたように、圧縮ガス解放機構30は、トリガ122を更に含む。トリガ122は、ストック58に回転可能に実装され、トリガ復帰ばね130によって反時計回り方向126に付勢される。トリガ復帰ばね130は、ストック58の第1のチャネル132によって拘束される。トリガ130は、上方突起134を有する。上方突起134は、内部安全ピボット138に係合する。安全ピボット138は、コッキング機構50の動作が完了しない限り、ラッチ機構106の解放を防止する。トリガ122は、上方突起134の後方に配置される上昇ランプ142を有する。上昇ランプ142は、トリガ122が時計回り方向154に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばね150に対してラッチ機構106の解放ブラケット146を上方付勢する。
【0059】
解放ブラケット146は、ストック58に旋回式に実装され、ストック58のノッチ162内に配置される上方指示走行制限アーム158を有する。解放ブラケット146は、下方対面リブ166を有する。リブ166は、メインポール54の上方対面制御ノッチ170に解放可能に係合する。メインポール54は、ピストン94に取り付けられており、制御ノッチ170の後ろに配置される後端178の上方角度付きランプ174を有する。ランプ174は、リブ166を制御ノッチ170の中に案内する。メインポール54は、コッキング機構50の動作中にストック58の第2のチャネル182内を後方に移動する。解放ブラケット146は、リブ166が制御ノッチ170に係合するときに、第1のコッキング位置186にメインポール54を保持する。解放ブラケット146は、トリガ122が時計回り方向154に旋回して解放ブラケット146を上昇させてリブ166を制御ノッチ170から隆起させるときに、メインポール54を第2の発射位置190まで解放し、メインポール54及びピストン94が第1の圧縮ばね98によって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、シリンダ82を加圧する。
【0060】
(5)更に別の変形例では、
図7~10に例証されたように、投射物貯蔵マガジン34は、シリンダ状チャンバ198を含む。シリンダ状チャンバ198は、第1の側202及び第2の側206の投射物装填スロットを有する。装填スロット202、206は、シリンダ状チャンバ198の上縁210からシリンダ状チャンバ198のベース214まで延びる。シリンダ状チャンバ198は、下端222に円形開口218を有する。下端222は、チャンバ18を通る垂直配向円形開口230の上端226にシール可能に適合される。矩形投射物供給トレイ234が設けられる。供給トレイ234は、シリンダ状チャンバ198を囲み、シリンダ状チャンバ198の外側に粒子状投射物38のための追加の空間を提供する。
【0061】
ヒンジ式取付けシールリッド238が設けられる。シールリッド238は、リッド238の下側250に第1及び第2の半円形リッジ242、246を有する。リッジ242、246は、第1の側202及び第2の側206の投射物装填スロットに隣接するシリンダ状チャンバ198の上縁254、258を囲むように設計される。シールリッド238は、下側250に周辺チャネル262を有する。周辺チャネル262は、シールリッド238が閉鎖位置266まで移動するときに、矩形投射物供給トレイ234をシールするようにサイズ決め、形状付け、及び配置される。リッドラッチ機構270が設けられる。リッドラッチ機構270は、シールリッド238のためにヒンジ274に対向して配置される。
【0062】
(6)更なる変形例では、シリンダ状チャンバ198の下端222は、シールワッシャ278を用いて、チャンバ18を通る垂直配向円形開口230の上端226にシール可能に適合される。
【0063】
(7)更に別の変形例では、投射物装填機構42は、計量ロッド282を含む。計量ロッド282は、チャンバ18を通る垂直配向円形開口230を貫いてシール可能に適合するようにサイズ決め及び形状付けされ、計量ロッド282の下端290から延びる直交賦活バー286と、賦活バー286の上方に配置される貫通穴294と、を有する。貫通穴294は、バー286及び計量ロッド282に直交しており、バー286が停止面298に対して位置決めされるときにチャンバ18と整列するようにサイズ決め及び配置される。賦活バー286は、旋回式に実装された従属ポール46の前端306によって、チャンバ18内の垂直配向円形開口230の下端302に対して静止するように上方に付勢される。
【0064】
図2、2A、2B、2C、3及び3に例証されたように、従属ポール46の後端310は、後端310に隣接して配置される直交実装シリンダ状ピン314によって下方に付勢される。ピン314は、カム板322のトラック318をそれが走行するときに、下方に押圧され、カム板322は、メインポール54に固定されており、コッキング機構50の動作中にメインポール54が後方に移動するときに後方に移動する。貫通穴294は、コッキング機構50の動作中にシリンダ状チャンバ198内のチャンバ18の上方に配置されるときに、粒子状投射物38で充填される。賦活バー286は、圧縮ガス解放機構30の賦活中に、停止面298に対して静止するように、旋回式に実装された従属ポール46によって、下方に付勢される。
【0065】
(8)更に他の変形例では、
図2、2a、3、3a、9及び10に例証されたように、投射物装填機構42は、中間チャンバ管326を更に含む。管326は、シリンダ状チャンバ198の下端222から下方に延びる。軌道ガイド330が設けられる。ガイド330は、シリンダ状チャンバ198の下方に配置され、管326のまわりに摺動可能に適合するようにサイズ決めされた中空ボア334を有し、下端222から第1の所定距離342だけ下方に延びて停止面346で終端する垂直スロット338を有する。軌道ガイド330は、管326のまわりに配置され、投射物貯蔵マガジン34の取付けのために支持プラットフォーム350を提供する。計量ロッド282は、形状がシリンダ状であり、管326内に摺動可能に適合するようにサイズ決めされる。計量ロッド282は、それの下端290から延びる直交賦活バー286と、賦活バー286の上方に配置される貫通穴294と、を有する。貫通穴294は、賦活バー286及び計量ロッド282に直交しており、停止面298に対してバー286が位置決めされるときにチャンバ18と整列するようにサイズ決め及び配置される。従属ポール46は、圧縮ガス源14のカバー354に旋回式に実装される。従属ポール46の前端306は、計量スロット358を含む。
【0066】
計量スロット358は、賦活バー286を囲む。従属ポール46の後端310は、コッキング機構50の動作中に投射物貯蔵マガジン34の中に計量ロッド282を上方移動させるために、シリンダ状ピン314及びカム板322によって下方に付勢される。粒子状投射物38は、粒子状投射物38によって囲まれた投射物貯蔵マガジン34内を移動するときに、計量ロッド282の貫通穴294を充填する。従属ポール46の後端310は、圧縮ガス解放機構30の賦活中にシリンダ状ピン314及びカム板322によって上方に付勢され、計量スロット358は、賦活バー286を下方に移動させ、貫通穴294をチャンバ18に整列させ、圧縮ガス源14が粒子状投射物38をチャンバ18の外にバレル22を通して駆逐するのを可能にする。
【0067】
(9)本発明の別の変形例では、
図11及び
図12に例証されたように、ばね圧縮機構102は、1次ギアラック362を更に含む。ギアラック362は、ストック58のギアラックチャネル366内に摺動可能に配置され、上面374に配置されるギア歯370を有し、摺動ハンドル386の取付けのために前方端382に隣接する実装取付け具378を有する。駆動ギア390が設けられる。駆動ギア390は、コッキングスレッド394に回転可能に実装される。コッキングスレッド394は、1次ギアラック362内を摺動可能に移動する。2次ギアラック398が設けられる。2次ギアラック398は、ピストン94の下方に取り付けられ、駆動ギア390の上方に配置される。1次ギアラック362は、駆動ギア390に係合し、駆動ギア390は、2次ギアラック398に係合する。摺動ハンドル386の後方移動は、1次ギアラック362を後方に移動させ、駆動ギア390を回転させ、コッキングスレッド394を後方に移動させ、メインポール54のコッキングパドル402に対して支承し、ピストン94を後方に移動させ、第1の圧縮ばね98を圧縮する。
【0068】
(10)更に別の変形例では、
図3B、3C、3D及び3Eに例証されたように、ばね装填コッキング機構ロックアウトブロック406が設けられる。ロックアウトブロック406は、圧縮ガス源14のカバー354の下側410に旋回式に実装されており、第1の側縁418に配置される旋回ランプ414と、旋回ランプ414の前方に配置される保持ノッチ422と、旋回ランプ414の上方に直交して配置される階段状角度付きカム426と、を有する。旋回ランプ414は、垂直ロックタブ434の後面430に摺動可能に係合する。ロックタブ434は、コッキング機構50のサイドレール438に固定される。保持ノッチ422は、コッキング機構50の前方移動中にノッチ422がタブ434を通過移動するときに、ロックタブ434の後方移動をブロックするために移動し、それによって、コッキング機構50の第2の賦活を防止する。カム賦活ロッド438が設けられる。賦活ロッド438は、計量スロット358の前端306及び後方に隣接して従属ポール46に固定される。カム賦活ロッド438は、圧縮ガス解放機構30の賦活中に階段状角度付きカム426に支承され、ロックアウトブロック406が内方に旋回するのを引き起こし、保持ノッチ422がロックタブ434の後面430から係合解除するのを引き起こし、それによって、コッキング機構50の賦活を可能にする。
【0069】
(11)更に他の変形例では、
図11及び12に例証されたように、制御ピン442が設けられる。制御ピン442は、内部安全ピボット454の第1の端部446に取り付けられる。制御ピンは、コッキングスレッド394のスロット450内を移動する。
図12に例証されたように、制御ピン442は、コッキングスレッド394の後方移動中に、内部安全ピボット454の第1の端部446を上昇位置462に維持し、ピボット454の第2の端部466がトリガ122の上端474で上方突起470に係合するのを引き起こし、それによって、圧縮ガス解放機構30の賦活を防止する。
図11に例証されたように、制御ピン442は、コッキングスレッド394の前方移動の完了時に、低下位置478への、内部安全ピボット454の第1の端部446の下方移動を引き起こす。下方移動は、トリガ122の上方突起470の解放を可能にし、ガス解放機構30の賦活を可能にする。
【0070】
(12)更なる変形例では、
図1及び15に例証されたように、支持ストック58は、サイトグラス482を更に含む。サイトグラス482は、マガジン34に隣接して位置決めされ、マガジン34に収容される粒子状投射物38のレベル486を見るのを可能にする。
【0071】
(13)更に別の変形例では、
図4~6に例証されたように、自動コッキング状態インジケータ490が設けられる。コッキング状態インジケータ490は、銃10のコッキング後には、隆起した可視位置494まで移動し、銃10の発射後には、下降した隠匿位置498まで移動する。
【0072】
(14)更に他の変形例では、
図13、13A、14及び14Aに例証されたように、外部の手動安全機構502が設けられる。手動安全機構502は、銃10の把持を維持しながら、使用者114によって、安全位置506から発射位置510に移動可能である。
【0073】
(15)本発明の別の変形例では、
図19及び20に例証されたように、銃10は、圧縮ガス源14として事前充填式CO
2カートリッジ62を使用し、銃10は、シリンダ状のカートリッジチャンバ518を更に含む。カートリッジチャンバ518は、CO
2カートリッジ62を囲むようにサイズ決め及び形状付けされており、カートリッジ62の導入のための第1の端部526のシール可能な開口522と、第2の端部534に配置される凹状シート530と、を有する。シート530は、カートリッジ62の発射端部538のまわりにシール可能に適合するようにサイズ決め及び形状付けされる。中空穿刺針542は、シート530内に配置される。シールキャップ546が設けられる。キャップ546は、嵌合ねじ山550によってカートリッジチャンバ518に取外可能に取り付けられる。キャップ546の締め付けは、穿刺針542に対してカートリッジ62を付勢する。
【0074】
圧力容器554が設けられる。圧力容器554は、計量デバイス560に流体接続される。計量デバイス560は、圧縮ガス解放機構30の賦活時に、所定装入量の圧縮ガス564がチャンバ18に進入するのを可能にする。
【0075】
(16)更に他の変形例では、
図4~6、19及び20に例証されたように、圧縮ガス解放機構30は、トリガ122を更に含む。トリガ122は、ストック58に回転可能に実装され、トリガ復帰ばね130によって反時計回り方向126に付勢される。トリガ復帰ばね130は、ストック58の第1のチャネル132によって拘束される。トリガ130は、上方突起134を有する。上方突起134は、内部安全ピボット138に係合する。安全ピボット138は、コッキング機構50の動作が完了しない限り、ラッチ機構106の解放を防止する。
【0076】
トリガは、上方突起134の後方に配置される上昇ランプ142を有する。上昇ランプ142は、トリガ122が時計回り方向154に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばね150に対してラッチ機構106の解放ブラケット146を上方付勢する。
【0077】
解放ブラケット146は、ストック58に旋回式に実装され、ストック58のノッチ162内に配置される上方指示走行制限アーム158を有する。解放ブラケット146は、下方対面リブ166を有する。リブ166は、装填ロッド572の上方対面制御ノッチ568に解放可能に係合する。装填ロッド572は、装填コイルばね576によって前方に付勢される。装填ロッド572は、制御ノッチ568の後ろに配置される後端584の上方角度付きランプ580を有する。ランプ580は、リブ166を制御ノッチ568の中に案内する。装填ロッド572は、コッキング機構50の動作中にストック58の装填ロッドチャネル(図示せず)内を後方に移動する。解放ブラケット146は、リブ166が制御ノッチ568に係合するときに、装填ロッド572を第1のコッキング位置592に保持し、また、トリガ122が時計回り方向154に旋回して解放ブラケット146を上昇させてリブ166を制御ノッチ568から隆起させるときに、装填ロッド572を第2の発射位置596まで解放し、装填ロッド572が装填コイルばね576によって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、投射物装填機構42及び計量デバイス560を賦活する。
【0078】
(17)更に別の変形例では、
図21に例証されたように、銃10は、圧縮ガス源14として気圧式ポンプ給送空気リザーバ600を使用し、銃10は、ガスシリンダ604を更に含む。シリンダ604は、入口弁610及び出口弁614を有する。ピストン618が設けられる。ピストン618は、シリンダ604内にシール可能に適合する。ポンピング機構622が設けられる。ポンピング機構622は、ピストン618に機械式にリンクされる。ポンピング機構622は、ピストン618をシリンダ604内の拡張位置626から圧縮位置630まで移動させる。入口弁610は、ピストン618が圧縮位置630から拡張位置626に移動するときに、開位置(図示せず)にあり、ピストン618が拡張位置626から圧縮位置630に移動するときに、閉位置(図示せず)にある。出口弁614は、ピストン618が圧縮位置630から拡張位置626に移動するときに、閉位置642にあり、ピストン618が拡張位置626から圧縮位置630に移動するときに、開位置646にある。空気リザーバ600は、出口弁614、チャンバ18及び計量デバイス650に流体接続される。計量デバイス650は、圧縮ガス解放機構30の賦活時に、所定装入量の圧縮ガス654がチャンバ18に進入するのを可能にする。シリンダ604内の拡張位置626から圧縮位置630までのポンピング機構622によるピストン618の反復運動は、空気リザーバ600内の圧力を増加させて、圧縮ガス解放機構30による圧力の解放時に、粒子状投射物38が増加した力でチャンバ18からエジェクトされるのを可能にするであろう。
【0079】
(18)更なる変形例では、
図4~6及び19~21に例証されたように、圧縮ガス解放機構30は、トリガ122を更に含む。トリガ122は、ストック58に回転可能に実装され、トリガ復帰ばね130によって反時計回り方向126に付勢される。トリガ復帰ばね130は、ストック58の第1のチャネル132によって拘束される。トリガ130は、上方突起134を有する。上方突起134は、内部安全ピボット138に係合する。安全ピボット138は、コッキング機構50の動作が完了しない限り、ラッチ機構106の解放を防止する。
【0080】
トリガは、上方突起134の後方に配置される上昇ランプ142を有する。上昇ランプ142は、トリガ122が時計回り方向154に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばね150に対してラッチ機構106の解放ブラケット146を上方付勢する。
【0081】
解放ブラケット146は、ストック58に実装された備品に旋回式に着いており、ストック58のノッチ162内に配置される上方指示走行制限アーム158を有する。解放ブラケット146は、下方対面リブ166を有する。リブ166は、装填ロッド572の上方対面制御ノッチ568に解放可能に係合する。装填ロッド572は、装填コイルばね576によって前方に付勢される。装填ロッド572は、制御ノッチ568の後ろに配置される後端584の上方角度付きランプ580を有する。ランプ580は、リブ166を制御ノッチ568の中に案内する。装填ロッド572は、コッキング機構50の動作中にストック58の装填ロッドチャネル588内を後方に移動する。解放ブラケット146は、リブ166が制御ノッチ568に係合するときに、装填ロッド572を第1のコッキング位置592に保持し、トリガ122が時計回り方向154に旋回して解放ブラケット146を上昇させてリブ166を制御ノッチ568から隆起させるときに、装填ロッド572を第2の発射位置596まで解放し、装填ロッド572が装填コイルばね576によって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、投射物装填機構42及び計量デバイス560を賦活する。
【0082】
(19)更に別の変形例では、
図22に例証されたように、銃10は、圧縮ガス源14として再充填式圧縮ガスシリンダ66を使用する。シリンダ66は、遮断弁662と、第1の端部670に隣接して配置される取付け備品666と、を有する。嵌合取付け備品674が設けられる。嵌合備品674は、ストック58に実装され、計量デバイス650に流体接続される。計量デバイス650は、チャンバ18に流体接続され、計量デバイス650は、圧縮ガス解放機構30の賦活時に、所定装入量の圧縮ガス654がチャンバ18に進入するのを可能にする。装入済み再充填式圧縮ガスシリンダ658が嵌合取付け備品674に取り付けられるとき、遮断弁662は、開かれ、圧縮ガス654は、圧縮ガス解放機構30の賦活時に、計量デバイス650によって解放される。
【0083】
(20)更に他の変形例では、
図4~6、19及び22に例証されたように、圧縮ガス解放機構30は、トリガ122を更に含む。トリガ122は、ストック58に回転可能に実装され、トリガ復帰ばね130によって反時計回り方向126に付勢される。トリガ復帰ばね130は、ストック58の第1のチャネル132によって拘束される。トリガ130は、上方突起134を有する。上方突起134は、内部安全ピボット138に係合する。安全ピボット138は、コッキング機構50の動作が完了しない限り、ラッチ機構106の解放を防止する。
【0084】
トリガは、上方突起134の後方に配置される上昇ランプ142を有する。上昇ランプ142は、トリガ122が時計回り方向154に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばね150に対してラッチ機構106の解放ブラケット146を上方付勢する。
【0085】
解放ブラケット146は、ストック58に旋回式に実装されており、ストック58のノッチ162内に配置される上方指示走行制限アーム158を有する。解放ブラケット146は、下方対面リブ166を有する。リブ166は、装填ロッド572の上方対面制御ノッチ568に解放可能に係合する。装填ロッド572は、装填コイルばね576によって前方に付勢される。装填ロッド572は、制御ノッチ568の後ろに配置される後端584の上方角度付きランプ580を有する。ランプ580は、リブ166を制御ノッチ568の中に案内する。装填ロッド572は、コッキング機構50の動作中にストック58の装填ロッドチャネル588内を後方に移動する。解放ブラケット146は、リブ166が制御ノッチ568に係合するときに、装填ロッド572を第1のコッキング位置592に保持し、トリガ122が時計回り方向154に旋回して解放ブラケット146を上昇させてリブ166を制御ノッチ568から隆起させるときに、装填ロッド572を第2の発射位置596まで解放し、装填ロッド572が装填コイルばね576によって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、投射物装填機構42及び計量デバイス560を賦活する。
【0086】
(21)本発明の別の変形例では、
図23に例証されたように、銃10は、圧縮ガス源14として外部圧縮ガス配管78を使用する。圧縮ガス配管678は、圧縮ガス源14に接続され、遮断弁662と、第1の端部670に隣接して配置される取付け備品666と、を有する。嵌合取付け備品674が設けられる。嵌合備品674は、支持ストック58に実装され、計量デバイス650に流体接続される。計量デバイス650は、チャンバ18に流体接続され、計量デバイス650は、圧縮ガス解放機構30の賦活時に、所定装入量の圧縮ガス654がチャンバ18に進入するのを可能にする。外部圧縮ガス配管78が嵌合取付け備品674に取り付けられるとき、遮断弁662は、開かれ、圧縮ガス654は、圧縮ガス解放機構30の賦活時に、計量デバイス650によって解放される。
【0087】
(22)更に別の変形例では、
図4~6及び19~23に例証されたように、圧縮ガス解放機構30は、トリガ122を更に含む。トリガ122は、ストック58に回転可能に実装され、トリガ復帰ばね130によって反時計回り方向126に付勢される。トリガ復帰ばね130は、ストック58の第1のチャネル132によって拘束される。トリガ130は、上方突起134を有する。上方突起134は、内部安全ピボット138に係合する。安全ピボット138は、コッキング機構50の動作が完了しない限り、ラッチ機構106の解放を防止する。
【0088】
トリガは、上方突起134の後方に配置される上昇ランプ142を有する。上昇ランプ142は、トリガ122が時計回り方向154に旋回するときに、下方付勢する第2の圧縮ばね150に対してラッチ機構106の解放ブラケット146を上方付勢する。
【0089】
解放ブラケット146は、ストック58に旋回式に実装されており、ストック58のノッチ162内に配置される上方指示走行制限アーム158を有する。解放ブラケット146は、下方対面リブ166を有する。リブ166は、装填ロッド572の上方対面制御ノッチ568に解放可能に係合する。装填ロッド572は、装填コイルばね576によって前方に付勢される。装填ロッド572は、制御ノッチ568の後ろに配置される後端584の上方角度付きランプ580を有する。ランプ580は、リブ166を制御ノッチ568の中に案内する。装填ロッド572は、コッキング機構50の動作中にストック58の装填ロッドチャネル588内を後方に移動する。解放ブラケット146は、リブ166が制御ノッチ568に係合するときに、装填ロッド572を第1のコッキング位置592に保持し、トリガ122が時計回り方向154に旋回して解放ブラケット146を上昇させてリブ166を制御ノッチ568から隆起させるときに、装填ロッド572を第2の発射位置596まで解放し、装填ロッド572が装填コイルばね576によって付勢されるときに前方に移動するのを可能にして、投射物装填機構42及び計量デバイス650を賦活する。
【0090】
(23)更に他の変形例では、
図15に例証されたように、ストック58のピストルグリップ682及びフォアーム686は、平坦な下面690、694を有する。平坦面690、694は、粒子状投射物38を投射物貯蔵マガジン34に追加するために、殺虫銃10が直立位置にバランスされるのを可能にする。
【0091】
(24)他の変形例では、
図16~18に例証されたように、レーザ照準デバイス698が設けられる。レーザ照準デバイス698は、バッテリ動力式レーザ702を含む。レーザ702は、レーザ目標スポット706を生成できる。ハウジング710が設けられる。ハウジング710は、レーザ702、バッテリ動力源714、及びレーザ702用の制御回路718を収容するように適合される。取付け機構722が設けられる。取付け機構722は、バレル22の遠位端726に隣接してレーザ照準デバイス698を取り付けるように適合される。
【0092】
(25)更に他の変形例では、取付け機構722は、バレル22の遠位端726と一体形成される。
【0093】
(26)更に別の変形例では、取付け機構722は、バレル22の遠位端726にレーザ照準デバイス698を取外可能に取り付けるように適合される。
【0094】
(27)本発明の別の変形例では、レーザ照準デバイス698は、レーザ目標スポット706の目標ポイント738用の上昇調整部730及び風損調整部734を更に含む。
【0095】
(28)更に別の変形例では、動力スイッチ742が設けられる。スイッチ742は、レーザ702への動力を制御する。
【0096】
(29)更に他の変形例では、動力スイッチ742は、ハウジング710に実装される。
【0097】
(30)最後の変形例では、動力スイッチ742は、トリガ122と一体であり、トリガ122の初期後方移動は、動力スイッチ742内の回路746を完成させ、以って、圧縮ガス解放機構30の賦活前にレーザ目標スポット706を提供する。
【0098】
殺虫銃10は、特定の実施形態を参照して説明されてきた。他の修正例や強化策は、次の特許請求の範囲の精神及び範囲から逸脱せずに行うことができる。