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特許7420331ブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシ
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  • 特許-ブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシ 図1
  • 特許-ブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシ 図2
  • 特許-ブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシ 図3
  • 特許-ブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシ 図4
  • 特許-ブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシ 図5
  • 特許-ブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシ 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-15
(45)【発行日】2024-01-23
(54)【発明の名称】ブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシ
(51)【国際特許分類】
   B24D 13/14 20060101AFI20240116BHJP
   A46B 7/08 20060101ALI20240116BHJP
   A46B 13/02 20060101ALI20240116BHJP
   A46B 15/00 20060101ALI20240116BHJP
【FI】
B24D13/14 A
A46B7/08
A46B13/02
A46B15/00 Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2019236684
(22)【出願日】2019-12-26
(65)【公開番号】P2021104561
(43)【公開日】2021-07-26
【審査請求日】2022-12-16
(73)【特許権者】
【識別番号】391044797
【氏名又は名称】株式会社コーワ
(74)【代理人】
【識別番号】100130074
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 繁元
(72)【発明者】
【氏名】長島 俊彦
(72)【発明者】
【氏名】北村 孝廣
(72)【発明者】
【氏名】田畑 智仁
【審査官】城野 祐希
(56)【参考文献】
【文献】実開平03-022865(JP,U)
【文献】特開2009-131386(JP,A)
【文献】特表2014-508008(JP,A)
【文献】特開2009-061071(JP,A)
【文献】特開2002-253341(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B24D 13/14
A46B 7/08
A46B 13/02
A46B 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数個のブラシユニットを略円形状に連結してブラシユニット体を形成すると共に、回転及び/又は回動しながら被研磨物に当接させる研磨ブラシを構成するブラシユニットであって、
前記ブラシユニットは、
複数本の毛材を束ねたブラシ部と、
前記ブラシ部の一端を樹脂にて溶着固定した基台と、を有し、
前記基台は、その厚みが中心側に対して外周側が厚くなる平面にて形成されており、
前記略円形状のブラシユニット体を形成した場合に、前記ブラシ部は、前記毛材が前記基台から延設している部分の毛丈の長さが、中心側に対して外周側が短くなるように形成されていると共に、先端側が中心側に向って傾斜して形成されていることを特徴とするブラシユニット。
【請求項2】
複数個のブラシユニットを略円形状に連結してブラシユニット体を形成すると共に、回転及び/又は回動しながら被研磨物に当接させる研磨ブラシを構成するブラシユニットであって、
前記ブラシユニットは、
複数本の毛材を束ねたブラシ部と、
前記ブラシ部の一端を樹脂にて溶着固定した基台と、を有し、
前記基台は、ブラシ部を構成する毛材の長手方向上方から見た場合に略扇形状又は略三角形状であり、
前記略円形状のブラシユニット体を形成した場合に、前記ブラシ部は、前記毛材が前記基台から延設している部分の毛丈の長さが、中心側に対して外周側が短くなるように形成されていると共に、先端側が中心側に向って傾斜して形成されており且つ、基台とブラシ部との固定面は、中心側に向かい傾斜して形成されていると共に、前記ブラシ部の先端面は研磨ブラシの回転軸又は回動軸に対する垂直面と略平行な平面となるように形成されていることを特徴とするブラシユニット。
【請求項3】
略円形状のブラシユニット体を形成した場合に、基台の側面に、隣接するブラシユニットに着脱可能に連結する固定手段が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のブラシユニット。
【請求項4】
請求項1~のいずれか1項に記載のブラシユニットを複数個有し、該複数個のブラシユニットが略円形状に連結されてなることを特徴とするブラシユニット体。
【請求項5】
請求項に記載のブラシユニット体を有することを特徴とする研磨ブラシ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転又は回動させながら被研磨物に当接させることで、被研磨物の研磨加工を行う研磨ブラシと、この研磨ブラシを構成するブラシユニット及びブラシユニット体に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、毛材束の端面の一方を樹脂にて固着成形したセグメントブラシが知られている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1のセグメントブラシは、毛材部の取付け及び取外しが行えるブラシ担体において、毛材部の毛材束の保持に金属金具を用いないことによって、ブラシ担体の重量を軽減させることができると共に、金属金具のスペースが不要になることによって、毛材が増量でき、研磨時間の短縮を図ることができるものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】実用新案登録第3090920号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、毛材束の長手方向はブラシ担体の毛材束固定面に対して垂直方向に延びていることから、被研磨物の衝突や、遠心力等によって回転中心から離れる方向に毛材が広がることとなり、毛材部の交換頻度を減らすことに関する貢献は少ないものであった。
【0006】
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、金属金具を使用しないことにより製造コストの低減を図ることができると共に、毛材の広がりを防ぐことによって交換頻度を減らして一層製造コストの低減を図ることができるブラシユニット及びブラシユニット体と、このブラシユニット体を備えた研磨ブラシを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、複数個のブラシユニットを略円形状に連結してブラシユニット体を形成すると共に、回転及び/又は回動しながら被研磨物に当接させる研磨ブラシを構成するブラシユニットであって、前記ブラシユニットは、複数本の毛材を束ねたブラシ部と、前記ブラシ部の一端を樹脂にて溶着固定した基台と、を有し、前記基台は、その厚みが中心側に対して外周側が厚くなる平面にて形成されており、前記略円形状のブラシユニット体を形成した場合に、前記ブラシ部は、前記毛材が前記基台から延設している部分の毛丈の長さが、中心側に対して外周側が短くなるように形成されていると共に、先端側が中心側に向って傾斜して形成されていることを特徴としている。
【0008】
請求項1のブラシユニットは、ブラシ部の一端が樹脂にて溶着固定されていることから、金属金具を必要とせず、製造コストを低減させることができる。また、ブラシ部の毛材が基台から延設している部分の毛丈の長さを中心側に対して外周側が短くなるようにすることによって、毛材の広がりを防ぐことができ、交換頻度を減らすことにより一層製造コストの低減を図ると共に、長期間に亘り製品性能を維持することができる。
【0009】
請求項2の発明は、複数個のブラシユニットを略円形状に連結してブラシユニット体を形成すると共に、回転及び/又は回動しながら被研磨物に当接させる研磨ブラシを構成するブラシユニットであって、前記ブラシユニットは、複数本の毛材を束ねたブラシ部と、前記ブラシ部の一端を樹脂にて溶着固定した基台と、を有し、前記基台は、ブラシ部を構成する毛材の長手方向上方から見た場合に略扇形状又は略三角形状であり、前記略円形状のブラシユニット体を形成した場合に、前記ブラシ部は、前記毛材が前記基台から延設している部分の毛丈の長さが、中心側に対して外周側が短くなるように形成されていると共に、先端側が中心側に向って傾斜して形成されており且つ、基台とブラシ部との固定面は、中心側に向かい傾斜して形成されていると共に、前記ブラシ部の先端面は研磨ブラシの回転軸又は回動軸に対する垂直面と略平行な平面となるように形成されていることを特徴としている。したがって、簡易な構造によって毛材の広がりを防ぐことができ、交換頻度を減らすことにより一層製造コストの低減を図ることができる。また、ブラシユニットを略円形状に配置する際の位置決めが容易になると共に、隣り合うブラシユニット間の隙間が小さくなり、毛材の広がりを防ぐことができる。
【0012】
請求項の発明は、請求項1又は2のブラシユニットにおいて、略円形状のブラシユニット体を形成した場合に、基台の側面に、隣接するブラシユニットに着脱可能に連結する固定手段が形成されていることを特徴としている。したがって、略円形状のブラシユニット体を容易に製造することができる。
【0013】
請求項の発明は、ブラシユニット体の発明であって、請求項1~のいずれか1項に記載のブラシユニットを複数個有し、該複数個のブラシユニットが略円形状に連結されてなることを特徴としている。したがって、金属金具を必要とせず、毛材の広がりを防ぐことができ、交換頻度を減らすことにより一層製造コストの低減を図ることができるブラシユニット体を提供することができる。
【0014】
請求項の発明は、研磨ブラシの発明であって、請求項に記載のブラシユニット体を有することを特徴としている。したがって、金属金具を必要とせず、毛材の広がりを防ぐことができ、交換頻度を減らすことにより一層製造コストの低減を図ることができる研磨ブラシを提供することができる。
【発明の効果】
【0015】
請求項1、2、4及び5の発明は、金属金具を必要とせず、簡易な構造によって毛材の広がりを防ぐことができ、交換頻度を減らすことにより一層製造コストの低減を図ることができる。また、請求項の発明は、ブラシユニットを略円形状に配置する際の位置決めが容易になると共に、毛材の広がりを防ぐことができる。また、請求項の発明は、略円形状のブラシユニット体を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】本発明に係るブラシユニットを示す斜視図
図2】本発明に係る研磨ブラシ(ブラシユニット体)を示す斜視図
図3】本発明に係る研磨ブラシ(ブラシユニット体)を示す図2のA-A断面図
図4】本発明に係る研磨ブラシの使用状態の一例を示す斜視図
図5】本発明に係るブラシユニットの他の実施形態を示す斜視図
図6】本発明に係るブラシユニット体の他の実施形態を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。図1は、本発明に係るブラシユニットを示す斜視図である。この図を用いて本発明のブラシユニットについて以下に説明する。
【0018】
本発明に係るブラシユニット1は、複数本の毛材2aを束ねたブラシ部2と、基台3とを有している。基台3は、ブラシ部2の長手方向から見た場合に略扇形状で形成されており、ブラシ部2の一端が樹脂にて溶着固定されている。
【0019】
図1の毛材2aは、波付きの鋼線を使用した場合を示しているが、直毛であってもよい。また、鋼線以外では砥粒入りの毛材、合成繊維の毛材、SUS等の金属毛材を適用することができる。また、毛材2aの断面形状は、円形断面、三角形断面、多角形断面等、種々の断面形状を適用することができる。また、毛材2aの線径は、0.1mm~1.5mmの範囲が好ましい。
【0020】
基台3は、ブラシ部2の長手方向から見た場合に略扇形状としたが、略三角形状、略多角形状、略円形状等、種々の形状を適用することができる。略扇形状または略三角形状とした場合は、基台の側面を各々当接させてブラシユニットを略円形状に配置することができるため、位置決めが容易となり、製造時間を短縮することができる。また、隣り合うブラシユニット間の隙間が小さくなるため、毛材の広がりを防止できると共に、毛量が増加するため研磨力を向上させることができる。また、基台3の材質として、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂を使用することにより、基台3の製作時に、同時にブラシ部2の一端を、該熱硬化性樹脂によって溶着固定することができる。
【0021】
ブラシユニット1は、後述するように、複数個のブラシユニット1、1・・・を略円形状に連結させたブラシユニット体を形成した場合に、ブラシ部2の毛材2aが基台3から延設している部分の毛丈の長さが、中心側に対して外周側が短くなるように形成されている。
【0022】
図2は、本発明に係る研磨ブラシ(ブラシユニット体)を示す斜視図であり、図3は、図2のA-A断面図である。これらの図を用いて本発明に係る研磨ブラシ(ブラシユニット体)について説明する。尚、本発明におけるブラシユニット体とは、複数個のブラシユニット1、1・・・を略円形状に連結させたものを意味しており、図2及び図3における研磨ブラシ5は、ブラシユニット体4を兼ねている。また、本明細書における略円形状とは、円環状を含む語句として用いている。
【0023】
研磨ブラシ5(ブラシユニット体4)は、複数個のブラシユニット1、1・・・の基台3、3・・・が略円盤形状の取付け治具6にボルト7a及びナット7bと、取付け治具6に形成されているネジ孔6aを使用して円環状に連結されている。尚、ナット7bは、基台3の底面に埋め込まれて固定されている。また、取付け治具6は金属で形成されており、後述する研磨機に装着される。ここで、ブラシユニット1、1・・・を連続的に隣接させることで、隣り合うブラシ部間に隙間が生じにくくなり、効率良く研磨をすることができる。一方で、隣り合うブラシユニット間に隙間を設けた場合は、研磨により生じた金属カス等のゴミが、隙間を通り外部に排出し易くなるため、研磨ブラシのメンテナンス頻度を軽減することができる。本実施例では、ブラシユニット1を12個使用してブラシユニット体4を形成しているが、2個以上であればブラシユニット体4を形成することが可能であり、製造工程の簡略化を考慮し適宜個数を選択できる。
【0024】
ブラシユニット体4は、毛材2aが基台3から延設している部分の毛丈の長さが、中心側に対して外周側が短くなるように形成されている。また、基台3とブラシ部2との固定面は、中心側に向かい傾斜して形成されている(h<H)と共に、ブラシ部2の先端面Xは研磨ブラシの回転軸又は回動軸Yに対する垂直面と略平行な平面となるように形成されている。また、ブラシ部2は、先端側が中心側に向って傾斜して形成されている。これらのブラシユニット体の特徴的な構成によって、被研磨物の衝突や、遠心力等によって回転中心から離れる方向に毛材が広がるのを防ぐことができ、ブラシユニット1の交換頻度を減らすことにより製造コストの低減を図ると共に、長期間に亘り製品性能を維持することができる。また、基台3の厚みは外周側が厚く(高さH)なるように設計されているため、遠心力等により毛材が外周側に押圧される力を強固に支えることができる。
【0025】
尚、ブラシ部2の傾斜角度αは、10度~30度の範囲が好適である。また、固定面の傾斜角度βも、10度~30度の範囲が好適である。実施例では、固定面に対して毛材が略垂直となるように形成されているが、其々の角度は特に限定されるものではない。ここで、ブラシ部2の傾斜角度α及び固定面の傾斜角度βは、角度が大きくなるほど、毛材が回転中心から離れる方向に広がることをより防止できるが、例えば45度より大きく設計した場合は、被研磨物に対して毛材が逃げるよう当接しやすくなり、研磨力の低下が懸念される。また、毛材の毛丈は内周側に対して外周側がより短くなるため、毛材の切れや摩耗による製品寿命を外周側の短い毛丈に合わせることとなり、交換頻度の増加に繋がる恐れがあることからも、其々の角度を45度以下に設計することが好ましい。
【0026】
図4は、本発明に係る研磨ブラシの使用状態の一例を示す斜視図である。この図に示すように、研磨ブラシ5は、研磨機8に装着され、図面上、時計回り(黒塗り矢印)に回転し、被研磨物9は、図面上、右から左に移動(白抜き矢印)して被研磨物9の側面が研磨される。尚、図示していないが図面手前側にも研磨機が設置されており、被研磨物9の両側面が同時に研磨される。研磨ブラシ5は、1分間に600回転するように回転数が設定されている。また、被研磨物9の送り速度は、1分間に16m~27mの範囲で設定されている。研磨の仕方として、被研磨物9に油等を塗布した状態で研磨する湿式の場合と、被研磨物9に油等を塗布しない状態で研磨する乾式の場合があるが、本発明に係る研磨ブラシ5は両方の場合で使用することができる。
【0027】
使用時の研磨ブラシ5は、被研磨物5から受ける力と回転による遠心力等によって回転中心から離れる方向に毛材が広がることとなるが、ブラシ部2は、当初から先端側を中心側に向って傾斜させているので、毛材2aの広がりを極力抑えることができ、倒れにくくなるので、研磨ブラシの製品寿命を長くすることができ、被研磨物5の製造コストを低減させることができる。
【0028】
図5は、本発明に係るブラシユニットの他の実施形態を示す斜視図であり、図6は、本発明に係るブラシユニット体の他の実施形態を示す斜視図である。図5に示すブラシユニット11は、基台13の一方の側面に凸片13aが形成されており、他方の側面に凹片13bが形成されている。この凸片13aと凹片13bの所定位置にはネジ孔16aが形成されている。複数本の毛材12aを束ねたブラシ部12等、その他の構成は図1で説明したブラシユニット1と同様なので説明は省略する。
【0029】
図5で示したブラシユニット11を複数個使用して、隣合うブラシユニット11の凸片13aと凹片13bとを重ね合わせると共に、凸片13a及び凹片13bのネジ孔16aに凸片13aの底面側からボルト(図示せず)が螺合することによって固定され、図6に示す円環状のブラシユニット体14が形成される。即ち、凸片13aが凹片13b片がブラシユニット体14を形成するための固定手段として機能している。ブラシユニット体14は、図2及び図3に示すブラシユニット体4と比較して取付け治具6を必要としないことから、研磨ブラシの重量を軽量にすることができると共に、製造コストの低減を図ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明に係るブラシユニット、ブラシユニット体及び研磨ブラシは、被研磨物の研磨加工時に利用される。
【符号の説明】
【0031】
1、11 ブラシユニット
2、12 ブラシ部
2a、12a 毛材
3、13 基台
4、14 ブラシユニット体
5 研磨ブラシ
6 取付け治具
6a、16a ネジ孔
7a ボルト
7b ナット
8 研磨機
9 被研磨物
X ブラシ部の先端面
Y 回転軸又は回動軸
13a 凸片
13b 凹片
図1
図2
図3
図4
図5
図6