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特許7421345高架下に構造物を構築する方法及び揚重装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-16
(45)【発行日】2024-01-24
(54)【発明の名称】高架下に構造物を構築する方法及び揚重装置
(51)【国際特許分類】
   B66F 9/12 20060101AFI20240117BHJP
   E04B 1/35 20060101ALI20240117BHJP
   E04G 21/14 20060101ALI20240117BHJP
【FI】
B66F9/12 D
E04B1/35 H
E04G21/14
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2020003717
(22)【出願日】2020-01-14
(65)【公開番号】P2021109753
(43)【公開日】2021-08-02
【審査請求日】2023-01-12
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 (1)公開日 :令和1年9月26日 (2)公開した場所:JR東海静岡開発株式会社(静岡県静岡市葵区黒金町29番地) (3)公開者 :鉄建建設株式会社(東京都千代田区神田三崎町二丁目5番3号) (4)公開した物及び方法の内容:鉄建建設株式会社が、上記公開した場所にて、黒崎正、渡辺有裕、森部和喜が発明した、高架下に構造物を構築する方法及び揚重装置を開示した。
(73)【特許権者】
【識別番号】000216025
【氏名又は名称】鉄建建設株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000227216
【氏名又は名称】NX商事株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100092783
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100147762
【弁理士】
【氏名又は名称】藤 拓也
(74)【代理人】
【識別番号】100104282
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 康仁
(72)【発明者】
【氏名】黒崎 正
(72)【発明者】
【氏名】渡辺 有裕
(72)【発明者】
【氏名】森部 和喜
【審査官】八板 直人
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-131832(JP,A)
【文献】特開平04-093470(JP,A)
【文献】特開2017-095235(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66F 9/00-11/04
E04B 1/00- 1/36
E04G 21/14-21/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
高架下に構造物を構築する方法であって、
第1の柱及び第2の柱を設置する柱設置ステップと、
揚重装置によって、前記第1の柱と前記第2の柱における所定の位置に梁を保持する保持ステップと、
前記揚重装置によって前記所定の位置に保持されている前記梁を前記第1の柱と第2の柱に取り付ける取付ステップとを備え、
前記揚重装置の揚重時における最大高さは、前記高架下の高さよりも低く、
前記揚重装置は、前記梁を保持する保持部材を備え、
前記保持部材は、前記揚重装置のフォーク上であって、フォークの先端側に設けられる第1の金物と、前記フォークの後端側に設けられる第2の金物とを備え、
前記第1の金物は、前記フォークの先端側に対して斜面を有し、
前記方法は、前記斜面に沿って前記梁を移動させて、前記第1の金物と前記第2の金物との間に前記梁を収納させることにより、前記揚重装置に梁を載せるステップをさらに備える
構築方法。
【請求項2】
前記保持部材は、前記揚重装置のフォーク上であって、前記第1の金物と前記第2の金物との間に収納される前記梁に保持力を加えて、前記第1の金物と前記第2の金物との間に前記梁を固定する固定部をさらに備える
請求項に記載の構築方法。
【請求項3】
前記固定部は磁石を備え、記第1の金物と前記第2の金物との間に収納される前記梁に磁力を加えて、前記第1の金物と前記第2の金物との間に前記梁を固定する
請求項に記載の構築方法。
【請求項4】
前記高架下で前記揚重装置に梁を載せるステップは、
前記第1の金物と前記第2の金物との間に収納された前記梁に保持力を加えて、前記第1の金物と前記第2の金物との間に前記梁を固定するステップをさらに備える
請求項からのいずれかに記載の構築方法。
【請求項5】
前記保持部材は、前記揚重装置のフォークに着脱自在であるサヤフォークに設けられる請求項からのいずれかに記載の構築方法。
【請求項6】
前記第1の柱及び前記第2の柱は角鋼管から成り、前記梁はH鋼から成る請求項1からのいずれかに記載の構築方法。
【請求項7】
前記梁を載せるステップの前に、前記高架下の外にある前記梁を前記揚重装置に載せ、前記高架下における仮置き場まで前記梁を移動させるステップをさらに備える請求項からのいずれかに記載の構築方法。
【請求項8】
請求項1からのいずれかに記載の方法に用いられる揚重装置であって、
前記梁を保持する保持部材を備える揚重装置。
【請求項9】
前記第1の金物は台形柱形状を有する、請求項8に記載の構築方法。
【請求項10】
前記第2の金物はL字型形状を有する、請求項8に記載の構築方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高架下に構造物を構築する方法及びこれに用いられる揚重装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鉄道あるいは自動車道の高架下に構造物を構築する方法が知られている。この方法では、高架の既設柱の二側面に若干のクリアランスを設けて側面に各1本ずつ鉄骨主柱を新設し、これに梁を取り付けた後、梁の上に床板を設置する(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開昭53-113123号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、高架下における作業では高さに厳しい制限があるため、鉄骨主柱、梁、及び床板を設ける作業は、クレーン等の高さがある建設機械を使うことができない。そのため、人力等によって、鉄骨等を運搬及び設置する必要があり、これにより、作業員数の増加、工期の長期化、工事費用の高額化等を招くおそれがあった。
【0005】
本発明はこれらの課題に鑑みてなされたものであり、高架下であっても容易に構造物を構築する方法及びこれに用いられる揚重装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願第1の発明による構築方法は、高架下に構造物を構築する方法であって、第1の柱及び第2の柱を設置する柱設置ステップと、揚重装置によって、第1の柱と第2の柱における所定の位置に梁を保持する保持ステップと、揚重装置によって所定の位置に保持されている梁を第1の柱と第2の柱に取り付ける取付ステップとを備え、揚重装置の揚重時における最大高さは、高架下の高さよりも低い。
【0007】
揚重装置は、梁を保持する保持部材を備えることが好ましい。
【0008】
保持部材は、揚重装置のフォーク上であって、フォークの先端側に設けられる第1の金物と、フォークの後端側に設けられる第2の金物とを備え、第1の金物は、フォークの先端側に対して斜面を有し、斜面に沿って梁を移動させて、第1の金物と第2の金物との間に梁を収納させることにより、揚重装置に梁を載せるステップをさらに備えてもよい。
【0009】
保持部材は、揚重装置のフォーク上であって、第1の金物と第2の金物との間に収納される梁に保持力を加えて、第1の金物と第2の金物との間に梁を固定する固定部をさらに備えてもよい。
【0010】
固定部は磁石を備え、記第1の金物と第2の金物との間に収納される梁に磁力を加えて、第1の金物と第2の金物との間に梁を固定してもよい。
【0011】
高架下で揚重装置に梁を載せるステップは、第1の金物と第2の金物との間に収納された梁に保持力を加えて、第1の金物と第2の金物との間に梁を固定するステップをさらに備えてもよい。
【0012】
保持部材は、揚重装置のフォークに着脱自在であるサヤフォークに設けられてもよい。
【0013】
第1の柱及び第2の柱は角鋼管から成り、梁はH鋼から成ることが好ましい。
【0014】
梁を載せるステップの前に、高架下の外にある梁を揚重装置に載せ、高架下における仮置き場まで梁を移動させるステップをさらに備えることが好ましい。
【0015】
本願第2の発明による揚重装置は、前記構築方法に用いられる揚重装置であって、梁を保持する保持部材を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、高架下であっても容易に構造物を構築する方法及びこれに用いられる揚重装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】一実施形態によるサヤフォークの斜視図である。
図2】一実施形態による揚重装置を概略的に示す図である。
図3】一実施形態による構造物の構築方法を概略的に示す図である。
図4】一実施形態による構造物の構築方法を概略的に示す図である。
図5】一実施形態による構造物の構築方法を概略的に示す図である。
図6】一実施形態による構造物の構築方法を概略的に示す図である。
図7】一実施形態による構造物の構築方法を概略的に示す図である。
図8】一実施形態による構造物の構築方法を概略的に示す図である。
図9】一実施形態による構造物の構築方法を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本願発明の一実施形態である、高架下に構造物を構築する方法及びこれに用いられる揚重装置について、図を用いて説明する。
【0019】
図1を参照すると、揚重装置は、いわゆるフォークリフト10であって、作業員が搭乗する搭乗部11と、フォークリフト10の前面に鉛直方向に延びるマスト12と、マスト12の前面から前方に向けて突出する2本のフォーク13と、2本のフォーク13の各々に着脱可能に取り付けられるサヤフォーク20とを主に備える。2本のフォーク13は、マスト12に沿って鉛直方向に移動可能である。フォークリフト10の揚重時における最大高さ、すなわち2本のフォーク13を最大高さまで上げたときのフォークリフト10の最大高さは、高架下の高さよりも低い。以下、フォークリフト10の搭乗した作業員が向く方向を前方、作業員の背面方向を後方という。
【0020】
図2を用いて、サヤフォーク20について詳細に説明する。サヤフォーク20は、本体21と、本体の頂面に設けられる長板22と、長板22の頂面に設けられる前方ブロック(第1の金物)23及び後方ブロック(第2の金物)24と、後方ブロック24に取り付けられる電磁石(固定部)25とを主に備える。前方ブロック23、後方ブロック24、及び電磁石25が保持部材を成す。サヤフォーク20において、前方側端部を先端、後方側端部を後端という。なお、図2では、H鋼30のウェブが本体の頂面と平行となるようにH鋼30がサヤフォーク20上に置かれているが、H鋼30は、ウェブが本体の頂面と直角となるように置かれてもよい(図1~6参照)。
【0021】
本体21は、鉄などの金属から成り、下方に開口するコの字型断面を有し、前方端はテーパー形状を有し、後方端には、ループ状のハンドル26が溶接される。長板22は、例えば木材から成る平板であって、厚さ方向に開けられた6つの雌ねじ穴22aを有する。
【0022】
前方ブロック23は、鉄などの金属から成る台形柱形状を有する。前方ブロック23の高さは、前方から後方に向けて単調に増加し、その後一定の高さとなる。前方から後方に向けて単調に高さが増加する面を斜面23aといい、後方に向く面を前方押さえ面23bという。
【0023】
後方ブロック24は、鉄などの金属から成るL字型形状を有し、本体21の頂面及び長板22に対して直角を成して延びる後方押さえ板24aと、長板22に沿って延びる取り付け板24bとを備える。取り付け板24bは、4つの開口を有する。これら4つの穴にワッシャ板24dを介してボルト24cが貫通し、雌ねじ穴22aと螺合する。ボルト24cを螺合させる雌ねじ穴22aを適宜選択することにより、サヤフォーク20の前後方向に対して後方ブロック24の位置を変更できる。後方押さえ板24aにおいて後方を向く面には、電磁石25が取り付けられる。電磁石25は、無線により電力がオン・オフされ、電力がオンになったときに磁力を帯び、電力がオフになったときに磁力を失う。電磁石25への電力をオン・オフする無線スイッチは、搭乗部11内において作業員が操作可能な位置に設置される。
【0024】
サヤフォーク20はフォーク13に対して着脱自在である。サヤフォーク20をフォーク13に取り付ける際には、ハンドル26のループ内にフォーク13を通した後、サヤフォーク20を後端に向けて移動させてハンドル26をフォーク13の後端を超えさせ、そして、サヤフォーク20の後端を中心軸として、先端を下方に下げて、本体21の下方凹部にフォーク13を嵌め込む。これにより、サヤフォーク20がフォーク13に取り付けられる。サヤフォーク20をフォーク13から取り外す際には、サヤフォーク20の後端を中心軸として、先端を上方に押し上げ、サヤフォーク20を前方に向けて移動させて、ハンドル26をフォーク13から抜き去る。これにより、サヤフォーク20がフォーク13から取り外される。
【0025】
次に、図3から9を用いて、一実施形態による高架下に構造物を構築する方法について説明する。この構築方法は、フォークリフト10を用いて主に高架下で行われる。
【0026】
まず、図3を参照すると、フォークリフト10を用いて、高架下又は高架下外に駐車されているトラック40の荷台にパレット41と共に載せられているH鋼を高架下の仮置き場に下ろす。このとき、フォークリフト10にはサヤフォーク20は取り付けられていない。H鋼は、例えば、H200×100×5.5×8、すなわちウェブ外幅200mm、フランジ幅100mm、ウェブ厚5.5mm、フランジ厚8mm、H150×100×3.2×4.5、すなわちウェブ外幅150mm、フランジ幅100mm、ウェブ厚3.2mm、フランジ厚4.5mm等である。
【0027】
次に図4を参照すると、高架下において、フォークリフト10を用いて、パレット41と共に、H鋼を設置する場所まで移動させる。このときもまた、フォークリフト10にはサヤフォーク20は取り付けられていない。
【0028】
次に図5を参照すると、高架下において、作業員がフォーク13にサヤフォーク20を取り付ける。前述のように、ハンドル26のループ内にフォーク13を通し、ハンドル26をフォーク13の後端まで移動させた後、本体21の下方凹部にフォーク13を嵌め込む。
【0029】
次に図6を参照すると、高架下において、作業員がサヤフォーク20にH鋼30を載せる。この手順について詳細に説明すると、まず、ボルト24cを螺合させる雌ねじ穴22aをH鋼30の大きさに応じて適宜選択して、サヤフォーク20の前後方向に対する後方ブロック24の位置を設定する。この位置は、前方押さえ面23bと後方押さえ板24aとの間にH鋼30が適切に収まって、電磁石25がH鋼30を磁着するような位置である。そして、H鋼30をサヤフォーク20の先方端上に載せ、後方に向けて押す。そうすると、H鋼30は、斜面23aを滑り上がった後、前方押さえ面23bと後方押さえ板24aとの間に落ちて、収められる。斜面23aを設けることにより、作業員は、H鋼30を前方から後方に押すのみで、前方押さえ面23bと後方押さえ板24aとの間にH鋼30を容易に収納することができる。次に、搭乗部11に居る作業員が、電磁石25の無線スイッチをオンにする。そうすると、電磁石25が磁力を帯び、この磁力(保持力)によってH鋼30が後方押さえ板24aに磁着され、サヤフォーク20に固定される。
【0030】
次に図7から9を用いて、H鋼30を梁として2本の柱(第1の柱、第2の柱)50に掛け渡す手順について説明する。以下の手順を行う前に、角鋼管が柱50として設置される(柱設置ステップ)。柱を成す角鋼管は、例えば、肉厚6mm、100mm角、あるいは肉厚4.5mm、75mm角などであって軽量であるため、複数の作業員の力のみで建て込むことができる。
【0031】
図7は保持ステップを示す。保持ステップでは、柱50の間でH鋼30を揚重し、柱50においてH鋼30を梁として取り付ける所定の位置まで持ち上げる。
【0032】
図8及び9は取付ステップを示す。図8を参照すると、所定の位置に置かれたH鋼30を、ボルト・ナットを用いて、柱50に仮止めする。その後、作業員が、電磁石25の無線スイッチをオフにする。そうすると、電磁石25が磁力を失い、H鋼30がサヤフォーク20から移動可能となる。図9を参照すると、作業員がボルト・ナットを本締めして、H鋼30を柱50に固定する。これにより、H鋼30が梁として柱50に固定され、高架下に構造物が構築される。
【0033】
本実施形態によれば、高架下であっても容易に構造物を構築する方法及びこれに用いられる揚重装置を得る。
【0034】
また、フォークリフト10の揚重時における最大高さは、高架下の高さよりも低いため、フォークリフト10又はH鋼30が高架に衝突するおそれがない。
【0035】
なお、長板22は設けられなくてもよく、前方ブロック23及び後方ブロック24が本体21に直接取り付けられてもよい。この場合、本体21に雌ねじ穴22aが開けられてもよく、後方ブロック24を前後方向に移動させるスライダー等の他の機構が設けられてもよい。また、前方ブロック23及び後方ブロック24の位置が、特定或いは複数種のH鋼30を収納及び固定可能なように予め決定され、前方ブロック23及び後方ブロック24が本体21に直接固定されてもよい。
【0036】
なお、図2において、後方押さえ板24aにおいて後方を向く面には、電磁石25が取り付けられるとして説明したが、後方押さえ板24aにおいて前方を向く面に、電磁石25が取り付けられてもよい。これにより、電磁石25が直接H鋼に接触し、より確実にH鋼を磁着固定できる。
【0037】
電磁石25は用いされなくてもよい。この場合、前方ブロック23及び後方ブロック24により、H鋼30が固定される。また、電磁石25は無線でなく、有線でオン・オフされてもよい。
【0038】
なお、本発明による構築方法は、図3から6に記載のステップを含まなくてもよく、少なくとも図7から9に記載のステップを含めばよい。
【0039】
鋼材は前述のH鋼30に限定されず、他の形状及び寸法を有するH鋼であってもよく、あるいはCチャンネルその他の鋼材であってもよい。
【0040】
高架は鉄道高架に限定されず、道路や橋などであってもよい。
【0041】
なお、本明細書および図中に示した各部材の大きさ及び素材は例示であって、これらの大きさ及び素材に限定されない。
【0042】
ここに付随する図面を参照して本発明の一実施形態が説明されたが、記載された発明の範囲と精神から逸脱することなく、変形が各部の構造と関係に施されることは、当業者にとって自明である。
【符号の説明】
【0043】
10 フォークリフト
11 搭乗部
12 マスト
13 フォーク
20 サヤフォーク
21 本体
22 長板
22a 雌ねじ穴
23 前方ブロック
23a 斜面
23b 前方押さえ面
24 後方ブロック
24a 後方押さえ板
24b 取り付け板
25 電磁石
26 ハンドル
30 H鋼
50 柱
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9