(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-18
(45)【発行日】2024-01-26
(54)【発明の名称】製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造
(51)【国際特許分類】
B65B 9/20 20120101AFI20240119BHJP
【FI】
B65B9/20
(21)【出願番号】P 2020040502
(22)【出願日】2020-03-10
【審査請求日】2022-12-20
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 展示日 令和1年7月9日(展示期間:令和1年7月9日~令和1年7月12日) 展示会名、開催場所 FOOMA JAPAN 2019 国際食品工業展 東京ビッグサイト(東京都江東区有明3-11-1) 公開者 株式会社川島製作所 出品内容 株式会社川島製作所が、FOOMA JAPAN2019国際食品工業展にて、中澤健太が発明をした「モーター交換が簡単に行える横シール機構」を備えた製袋充填包装機を公開した。 展示日 令和1年10月29日(展示期間:令和1年10月29日~令和1年11月1日) 展示会名、開催場所 JAPAN PACK 2019 日本包装産業展 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1) 公開者 株式会社川島製作所 出品内容 株式会社川島製作所が、JAPAN PACK 2019 日本包装産業展にて、中澤健太が発明をした「モーター交換が簡単に行える横シール機構」を備えた製袋充填包装機を公開した。
(73)【特許権者】
【識別番号】000148162
【氏名又は名称】株式会社川島製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100089875
【氏名又は名称】野田 茂
(72)【発明者】
【氏名】中澤 健太
【審査官】佐藤 秀之
(56)【参考文献】
【文献】実開昭60-160957(JP,U)
【文献】特開平08-327213(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0318920(US,A1)
【文献】特開2018-188203(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第108502259(CN,A)
【文献】米国特許第06131367(US,A)
【文献】特開2013-172927(JP,A)
【文献】実開平02-072438(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 9/00
B65B 59/00
B21J 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
製袋充填包装機のフレームに駆動源を着脱可能に取り付ける製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造であって、
前記フレームに、前記駆動源を取り付けるためのフレーム側取り付け部材が設けられ、
前記駆動源に、前記フレーム側取り付け部材の複数箇所においてそれぞれ複数のボルトにより着脱可能に取り付けられる駆動源側取り付け部材が設けられ、
前記フレーム側取り付け部材は、基部から先部に至る幅を有し
て水平方向に延在するフレーム側横取り付け板部を備え、
前記フレーム側横取り付け板部の
前記先部寄りの箇所に、前記フレーム側横取り付け板部の厚さ方向に貫通しつつ前記幅方向に延在
するボルト挿通溝が設けられ、
前記ボルト挿通溝は、前記先部の端部において開放された開放部を有し、
前記駆動源側取り付け部材は、上方に向いて前記フレーム側横取り付け板部の下面に合され、
前記開放部から離れた前記ボルト挿通溝の奥部に合致する箇所に雌ねじが設けられた駆動源側上取り付け面を有し、
前記フレーム側横取り付け板部の下面に前記駆動源側上取り付け面が合され、上方から前記ボルト挿通溝に挿通された前記ボルトの雄ねじが前記雌ねじに螺合することで、前記フレーム側取り付け部材の前記複数箇所のうちの一箇所において前記駆動源側取り付け部材が
前記フレーム側横取り付け板部に対して着脱可能に取着されている、
ことを特徴とする製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造。
【請求項2】
前記フレーム側取り付け部材は、前記フレーム側横取り付け板部の前記基部から下方に延在
し水平方向に延在するボルト挿通孔が設けられたフレーム側縦板部を有し、
前記
駆動源側取り付け部材は、
前記フレーム側横取り付け板部の下面に
前記駆動源側上取り付け面が合された状態で
、水平方向に向いて前記フレーム側縦板部に合され前
記ボルト挿通孔に合致する箇所に雌ねじが設けられた駆動源側側面を有し、
前記フレーム側縦板部に前記駆動源側側面が合され
、水平方向から前記ボルト挿通孔に挿通された前記ボルトの雄ねじが前記雌ねじに螺合することで、前記フレーム側取り付け部材の前記複数箇所のうちの一箇所において前記駆動源側取り付け部材が着脱可能に取着されている、
ことを特徴とする請求項1記載の製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造。
【請求項3】
前記ボルト挿通溝、前
記駆動源側上取り付け面の前記ボルト挿通溝内の箇所に設けられた前記雌ねじ、前記ボルト挿通溝に挿通され前記雌ねじに螺合する前記ボルトは、前記ボルト挿通溝の延在方向と直交する方向に間隔をおいて複数設けられている、
ことを特徴とする請求項1または2記載の製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造。
【請求項4】
前記製袋充填包装機は、フィルム供給機構により供給された帯状の包装フィルムを筒状に折り込むフォーマと、前記筒状に折り込まれた前記包装フィルムを間欠的に下方に送り出すフィルム送り機構と、前記筒状に折り込まれた前記包装フィルムの幅方向の両端を接合し筒状フィルムとする縦シール装置と、前記筒状フィルムの長手方向の端部を前記筒状フィルムの幅方向に沿ってシールする横シール装置とを含んで構成され、
前記横シール装置は、前記筒状フィルムを挟んだ前記筒状フィルムの両側の箇所に配置され互いに離間接近する方向に往復直線移動可能に配置された一対のシール部を備え、
前記一対のシール部は、前記駆動源の動力によりリンク機構を介して往復直線移動され、
前記駆動源は、前記筒状フィルムを挟んだ前記筒状フィルムの両側の箇所のうち前記フィルム供給機構が位置する側に配置されている、
ことを特徴とする請求項1~3の何れか1項記載の製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造に関する。
【背景技術】
【0002】
製袋充填包装機は、充填筒、フォーマ、フィルム供給機構、フィルム送り機構、縦接合部、横接合部を備える装置本体とを含んで構成されている。
充填筒の上部のホッパには計量機で測量された製品が間欠的に投入されていく。
フィルム供給機構からフォーマに供給された包装フィルムはフォーマにより充填筒の外周面に筒状に折り曲げられ、フィルム送り機構により充填筒の外周面上を下方に間欠的に移送されていく。
そして、縦接合部により筒状に折り曲げられた包装フィルムの幅方向の両端が接合されて筒状フィルムとなり、横接合部により筒状フィルムの長手方向の端部が接合されて切断され、充填筒から投入された製品が封入された袋体が製造されていく。
縦接合部では、筒状フィルムの長手方向に細長の一対のシール部が、筒状フィルムの幅方向において離間接近する方向に往復直線運動される。
また、横接合部では、筒状フィルムの長手方向の端部において、筒状フィルムの幅方向に細長の一対のシール部が、筒状フィルムの幅方向と直交する方向において離間接近する方向に往復直線運動される。
製袋充填包装機では、このようなフィルム送り機構や縦接合部、横接合部においてそれらの各種機構を動かすための複数の駆動源が配置される。
例えば、横接合部では一対のシール部の往復直線移動は、減速機構付きサーボモータなどの駆動源によりトグルリンク機構を作動させることなどでなされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製袋充填包装機では、製品毎に袋の大きさや形状が異なるため、製品によっては装置本体に対して駆動源などが交換される場合があり、あるいは、メインテナンス時に駆動源などが取り外される場合がある。
減速機構付きサーボモータなどの駆動源は、一般に、数十キロ程度の重量を有している。
そこで従来では、一人がボルトの弛緩緊締の操作を行ない、一人が駆動源を支える作業を行ない、二人掛かりで作業を行なわなければならない。
特に、横接合部では、駆動源が、フィルム送り機構により下方に移送されていく筒状フィルムの背面側の狭いスペースに配置されるため、より一層面倒な作業となっている。
このようなことから製袋充填包装機に用いられる駆動源の取り付け取り外しの作業の効率化を図る上で何らかの改善の余地があった。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであった、本発明の目的は、製袋充填包装機に用いられる駆動源の取り付け、取り外しを一人で簡単に行なえる製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した目的を達成するため本発明は、製袋充填包装機のフレームに駆動源を着脱可能に取り付ける製袋充填包装機の駆動源の取り付け構造であって、前記フレームに、前記駆動源を取り付けるためのフレーム側取り付け部材が設けられ、前記駆動源に、前記フレーム側取り付け部材の複数箇所においてそれぞれ複数のボルトにより着脱可能に取り付けられる駆動源側取り付け部材が設けられ、前記フレーム側取り付け部材は、基部から先部に至る幅を有してほぼ水平方向に延在するフレーム側横取り付け板部を備え、前記フレーム側横取り付け板部にその厚さ方向に貫通しつつ前記幅方向に延在し前記幅方向の端部に開放されたボルト挿通溝が設けられ、前記駆動源側取り付け部材は、上方に向いて前記フレーム側横取り付け板部の下面に合され、前記ボルト挿通溝内の箇所に雌ねじが設けられた駆動源側上取り付け面を有し、前記フレーム側横取り付け板部の下面に前記駆動源側上取り付け面が合され、上方から前記ボルト挿通溝に挿通された前記ボルトの雄ねじが前記雌ねじに螺合することで、前記フレーム側取り付け部材の前記複数箇所のうちの一箇所において前記駆動源側取り付け部材が着脱可能に取着されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記フレーム側取り付け部材は、前記フレーム側横取り付け板部の前記基部から下方に延在しほぼ水平方向に延在するボルト挿通孔が設けられたフレーム側縦板部を有し、前記駆動源側取り付け用板部は、駆動源側上取り付け面に駆動源側上取り付け面が合された状態で、ほぼ水平方向に向いて前記フレーム側縦板部に合され前記縦ボルト挿通孔に合致する箇所に雌ねじが設けられた駆動源側側面を有し、前記フレーム側縦板部に前記駆動源側側面が合され、ほぼ水平方向から前記ボルト挿通孔に挿通された前記ボルトの雄ねじが前記雌ねじに螺合することで、前記フレーム側取り付け部材の前記複数箇所のうちの一箇所において前記駆動源側取り付け部材が着脱可能に取着されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記ボルト挿通溝、前記駆駆動源側上取り付け面の前記ボルト挿通溝内の箇所に設けられた前記雌ねじ、前記ボルト挿通溝に挿通され前記雌ねじに螺合する前記ボルトは、前記ボルト挿通溝の延在方向と直交する方向に間隔をおいて複数設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記製袋充填包装機は、フィルム供給機構により供給された帯状の包装フィルムを筒状に折り込むフォーマと、前記筒状に折り込まれた前記包装フィルムを間欠的に下方に送り出すフィルム送り機構と、前記筒状に折り込まれた前記包装フィルムの幅方向の両端を接合し筒状フィルムとする縦シール装置と、前記筒状フィルムの長手方向の端部を前記筒状フィルムの幅方向に沿ってシールする横シール装置とを含んで構成され、前記横シール装置は、前記筒状フィルムを挟んだ前記筒状フィルムの両側の箇所に配置され互いに離間接近する方向に往復直線移動可能に配置された一対のシール部を備え、前記一対のシール部は、前記駆動源の動力によりリンク機構を介して往復直線移動され、前記駆動源は、前記筒状フィルムを挟んだ前記筒状フィルムの両側の箇所のうち前記フィルム供給機構が位置する側に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、一端が開放されているボルト挿通溝に挿通され雌ねじに螺合するボルトの頭部の下面が、ボルト挿通溝の周囲のフレーム側第1横取り付け板部の上面の箇所に係止し、ボルトにより駆動源と駆動源側取り付け部材を、フレーム側第1横取り付け板部に対して吊り下げられた状態にできる。
したがって、作業員一人により、駆動源のフレーム側取り付け部材への取り付け、取り外しを行なうことが可能となる。
また、本発明によれば、駆動源側取り付け部材の異なった面をフレーム側取り付け部材に取り付けるようにすると、駆動源を安定した状態でフレーム側取り付け部材に取り付ける上で有利となる。
また、ボルト挿通溝と、このボルト挿通溝に挿通されて雌ねじに螺合されるボルトを複数設けると、駆動源と駆動源側取り付け部材とを、フレーム側第1横取り付け板部に対して吊り下げられた状態を安定させる上で有利となる。
また、本発明は、駆動源が狭いスペースに配置される製袋充填包装機の横シール装置に適用されて好適となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図3】横接合部の一対のシール部を往復直線移動させるトグルリンク機構の説明図で、(A)は平面図、(B)は(A)のL―L断面図で一対のシール部が当接した状態の側面図、(C)は(A)のL―L断面図で一対のシール部が離間した状態の側面図である。
【
図4】(A)は駆動源の正面図、(B)は同側面図である。
【
図5】(A)は駆動源側取り付け部材の平面図、(B)は同正面図である。
【
図6】(A)は駆動源側取り付け部材が駆動源に取り付けられた状態の平面図、(B)は同正面図である。
【
図7】(A)はボルト挿通溝が設けられたフレーム側取り付け部材の箇所の平面図、(B)は同断面正面図である。
【
図8】駆動源が駆動源側取り付け部材を介してフレーム側取り付け部材に取着された状態の平面図、(B)は同正面図である。
【
図9】ボルトにより駆動源と駆動源側取り付け部材がフレーム側第1横取り付け板部から吊り下げられた状態の正面図である。111
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、計量機6から製袋充填包装機8の充填筒18のホッパ2802に製品が投入され、製袋充填包装機8により製品が封入された袋体10が形成されていく。
製袋充填包装機8は、装置本体12とフレーム14とを備えている。
装置本体12は、不図示のフィルム供給機構、フォーマ16、充填筒18、フィルム送り機構20、縦シール装置22、横シール装置24を含んで構成されている。
なお、
図2に示すように、説明の便宜上、フィルム供給機構からフォーマ16に送られてくる包装フィルムの移動方向を製袋充填包装機8の前F方向とし、その逆方向を後B方向とし、包装フィルムの幅方向を製袋充填包装機8の幅W1方向として説明する。
フレーム14は、底枠1402と、底枠1402から立設され装置本体12の左右側部を覆う側板1404と、装置本体12の上方を覆う天板1406とを含んで構成されている。
充填筒18は、フォーマ16の中央に上下に貫通して配置される充填筒本体28と、充填筒本体28の上部に設けられたホッパ2802とを備え、ホッパ2802は天板1406上に突出している。
このホッパ2802の上方には、計量機6の製品投入用ホッパ6002が配置されている。
【0009】
フォーマ16は、フィルム供給機構により供給された幅と長さとを有する帯状の包装フィルムを、充填筒本体28の外周面に筒状に折り込む。
フィルム送り機構20は一対のベルト・プーリ機構2002を含んで構成され、フォーマ16により筒状に折り込まれた包装フィルムを間欠的に下方に送り出し、縦シール装置22は筒状に折り込まれた包装フィルムの幅方向の両端をシールすることで筒状フィルムFとする。
横シール装置24は、筒状フィルムFの長さ方向の下部をシールすると共に切断する。
詳細には、筒状フィルムFの第1の位置で筒状フィルムFの長さ方向の下部が横シール装置24でシールされ、製品投入用ホッパ6002から計量された製品がホッパ2008を介して充填筒本体28から、この下部がシールされた筒状フィルムFの内部に投入される。
その後、フィルム送り機構20により、筒状フィルムFが第1の位置からその下方の第2の位置に移送される。
第2の位置では、製品が投入された筒状フィルムFの上部が横シール装置24によりシールされ製品が封入された袋体10が形成されると共に、その上方の第1の位置に位置する筒状フィルムFの下部がシールされ、同時に、製品が封入された袋体10が第1の位置に位置する筒状フィルムFから切り離される。
【0010】
本実施の形態では、
図2、
図3に示すように、横シール装置24の一対のシール部24A、24Bを互いに離間接近する方向に往復直線移動させる駆動源30の取り付け構造に本発明が適用されている。
図4に示すように、駆動源30は、サーボモータ30Aと、サーボモータ30Aに一体化された減速機30Bとを備え、サーボモータ30Aと減速機30Bの境の箇所に矩形のフランジ30Cが設けられている。
そして、
図3(B)、(C)に示すように、減速機30Bの出力軸3002によりトグルリンク機構32が作動され、一対のシール部24A、24Bが往復直線移動される。
一対のシール部24A、24Bは、筒状フィルムFを前後方向の両側から挟み付けてシールを施すための一対のシールブロック34A,34Bと、シールブロック34A,34Bにそれぞれ支持されたバー状のシーラ36A,36Bを備え、不図示ではあるが、一方のシーラ36Aには包装フィルムFをその幅方向に切断するカッタが設けられ、他方のシーラ36Bにはカッタ挿入溝が設けられている。
なお、
図3(B)において符号Pは、袋体10に封入された製品を示している。
【0011】
トグルリンク機構32がその動作によって、シールブロック34Aとシーラ36Aを備える一方のシール部24Aの動きに応じて、シールブロック34Bとシーラ36Bを備える他方のシール部24Bの動きをさせるため、横シール装置24には、トグルリンク機構32が連結された反作用ブロック38Aと、反作用ブロック38Aをシールブロック34Bに連結する連結ロッド38B,38Bとが設けられている。連結ロッド38B,38Bは、反作用ブロック38Aとシールブロック34Bとに取り付けられており、シールブロック34Aに対しては貫通していてシールブロック34Aの動きをガイドしている。
【0012】
筒状フィルムFを挟むように前後に配置されているシーラ36A,36Bは、詳細を後述するトグルリンク機構32の動作によって開閉方向に移動し、当該閉じ動作に応じて両シーラ36A,36Bが筒状フィルムFに当接し、当接する際に筒状フィルムFにヒートシールのようなシールを施す。サーボモータ30Aは、シール部24A、24Bに開閉動作をさせる駆動源30として、シール部24A,24Bの開閉動作面から下方に離れた位置に配設されている。サーボモータ30Aは、制御性及び応答性に優れたパルスモータとすることが好ましいが、それに限られるものではない。
【0013】
トグルリンク機構32は、第1トグルリンク機構32Aと第2トグルリンク機構32Bとが組み合わされたダブルトグルリンク機構として構成されている。第1トグルリンク機構32A及び第2トグルリンク機構32Bはシーラ36A,36Bのバー状に延びる方向に直交する平面M-M(
図3(A))内でトグルリンク動作をする態様で配置されている。トグルリンク機構32は、こうした配置によって、水平面内内でトグル動作をする態様で配置されている場合と比較して、レイアウトやその動作がサーボモータ30Aやシール部24A、24Bによって制約を受けることがなく、配置設計の自由度が増すとともに、力の伝達・倍力上、効率的なトグル動作を行わせることができる。
【0014】
第1トグルリンク機構32Aは、一方のシール部24Aと、当該シール部24Aから開き方向に離れて配置されている反作用ブロック38Aとの間に配置されている。第1トグルリンク機構32Aは、一端においてシャフト40Aによって一方のシール部24Aに回動可能に連結されている一方の第1リンク体42Aと、一端においてシャフト40Bによって反作用ブロック38Aに回動可能に連結されている他方の第1リンク体42Bと、第1リンク体42A,14の両他端に対してそれぞれ第1中間連結軸44A、44Bで回動可能に連結されている中間リンク体46とを備えている。中間リンク体46は、その中心シャフト48によって固定の機械フレームに回動可能に配置されているが、その回転軸線の位置が機械フレームに対して固定となるので、安定した動作をするトグルリンク機構とすることができる。
【0015】
第2トグルリンク機構32Bは、二つの第2リンク体50A,50Bを備えている。一方の第2リンク体50Aは一端においてサーボモータ30Aの出力軸3002に取り付けられており、他方の第2リンク体50Bは第1トグルリンク機構32Aの第1中間連結軸44Aに対して回動可能に連結されている。第2リンク体50A,50Bは、それぞれの他端において第2中間連結軸52によって互いに回動可能に連結されている。なお、他方の第2リンク体50Bは、第1トグルリンク機構32Aの一方の第1中間連結軸44Aに代えて他方の第1中間連結軸44Bに対して回動可能に連結してもよい。
【0016】
第1トグルリンク機構32Aと第2トグルリンク機構32Bとは、それぞれ第1中間連結軸44A、44Bと第2中間連結軸52で折れ曲がるようにリンク動作をするが、サーボモータ30Aが駆動されて第2トグルリンク機構32Bが直線状に近づく動作をするときに、第2トグルリンク機構32Bの第2リンク体50Bによって押される第1トグルリンク機構32Aも直線状に近づく動作をする関連構成関係にある。
【0017】
製袋充填包装機1Aにおいて、駆動源30としてのサーボモータ30Aの出力はトグルリンク機構32によってシール部24A、24Bの開閉動作に変換され、シール部24A、24Bは、この動作の変換によって、筒状フィルムFを挟む開閉動作をし、閉じ動作の際に、例えばヒートシールによって筒状フィルムFにシールを施す。第2トグルリンク機構32Bにおいては、一方の第2リンク体50Aがサーボモータ30Aの出力軸3002とともに回動し、二つの第2リンク体50A,50Bが第2中間連結軸52で交差する角度が180度に近くなるように直線状に近づく動作をするときに、第1トグルリンク機構32Aに対してその第1中間連結軸44Aで押す力が増大する。このとき、第1トグルリンク機構32Aと第2トグルリンク機構32Bとの関連構成関係により、第1トグルリンク機構32Aにおいても、二つの第1リンク体42A,14と中間リンク体46とが、第1中間連結軸44A、44Bでそれぞれ交差する角度が180度に近くなるように直線状に近づく動作をする。
【0018】
第1トグルリンク機構32Aのこうした動作により、一方の第1リンク体42Aが直接的に一方のシーラ36Aを筒状フィルムFに接近させ、他方の第1リンク体42Bが反作用ブロック38Aを筒状フィルムFから遠ざかる方向に押す動作をする。反作用ブロック38Aを押す動作は、連結ロッド38B,38Bを介して他方のシーラ36Bを一方のシーラ36Aとは反対側から筒状フィルムFに接近させる。したがって、第2トグルリンク機構32Bの直線状に近づく動作によって、第1トグルリンク機構32Aは第1中間連結軸44Aから増大した力で押され、同時に直線状に近づく動作をする第1トグルリンク機構32Aによって、シール部24A、24Bにおいて両シーラ36A,36Bが更に増大した力で筒状フィルムFに当接する。その結果、両シーラ36A,36Bは高いシール圧力で筒状フィルムFに横シールを行うことができる。
【0019】
つぎに、本発明の駆動源30の取り付け構造について説明する。
図2に示すように、その一端が支柱54により高さ調節可能に支持され、他端がフレーム14の側板1404に高さ調節可能に支持された一対のブラケット56が設けられており、一対の連結ロッド38Bは、各ブラケット56にスライド軸受56Aを介して前F方向と後B方向に往復直線移動可能に支持されている。
駆動源30を取り付けるためのフレーム側取り付け部材60は、一対のブラケット56間に設けられ、幅W1方向に延在しており、幅W1方向に細長状を呈している。
図7(A)、(B)に示すように、フレーム側取り付け部材60は、基部6002Aから先部6002Bに至る幅W2を有して水平方向に延在するフレーム側第1横取り付け板部6002と、フレーム側第1横取り付け板部6002の基部6002Aから下方に延在するフレーム側縦板部6004と、フレーム側縦板部6004の下端からフレーム側第1横取り付け板部6002と反対の方向に延在するフレーム側第2横取り付け板部6006とを有している。
なお、フレーム側第1横取り付け板部6002の幅W2方向は、製袋充填包装機8の幅W1方向と直交している。
フレーム側第1横取り付け板部6002の長手方向の中央部に、フレーム側第1横取り付け板部6002の幅W2方向に間隔をおいてボルト挿通孔H1とボルト挿通溝62がその厚さ方向に貫通形成されている。
【0020】
ボルト挿通孔H1は、基部6002A寄りの箇所に設けられている。
ボルト挿通溝62は、先部6002B寄りの箇所に設けられ、フレーム側第1横取り付け板部6002の厚さ方向に貫通しつつ幅W2方向に延在し、幅W2方向の端部に開放されている。
また、フレーム側縦板部6004の上下に間隔をおいた複数箇所にボルト挿通孔H2が設けられている。
図7(A)に示すように、それらボルト挿通孔H1、ボルト挿通溝62、ボルト挿通孔H2は、平面した場合、同一の直線状にそれらの軸心が合致するように設けられている。
なお、フレーム側第1横取り付け板部6002とフレーム側縦板部6004の双方にボルト挿通孔H1、H2を設けたのは、異なった面から後述する駆動源側取り付け部材64をボルトB1、B2により取り付け、駆動源30を安定した状態でフレーム側取り付け部材60に取り付けるためである。
【0021】
駆動源30には、
図5に示す駆動源側取り付け部材64が取着されている。
駆動源側取り付け部材64は長方形の板状を呈し、長手方向の一方の端部にサーボモータ30Aのケースが挿入される挿入孔6402が形成され、挿入孔の周囲に雌ねじ6404形成されている。
図6に示すように、駆動源30は、サーボモータ30Aのケースが挿入孔6402に挿入され、フランジ30Cが駆動源側取り付け部材64に当て付けられ、フランジ30Cのボルト挿通孔3004に挿通されたボルト3006が雌ねじ6404に螺合されることで、駆動源側取り付け部材64が駆動源30に取り付けられている。
駆動源側取り付け部材64はこのように駆動源30に一体化された状態で、フレーム側取り付け部材60の複数箇所においてそれぞれ複数のボルトにより着脱可能に取り付けられる部材である。
【0022】
駆動源側取り付け部材64は、上方に向いてフレーム側第1横取り付け板部6002の下面に合される駆駆動源側上取り付け面6412と、フレーム側第1横取り付け板部6002の下面に駆駆動源側上取り付け面6412が合された状態で、ほぼ水平方向に向いてフレーム側縦板部6004に合される駆動源側側面6414とを有している。
フレーム側第1横取り付け板部6002の下面に駆駆動源側上取り付け面6412が合され、フレーム側縦板部6004に駆動源側側面6414が合された状態で、駆駆動源側上取り付け面6412には、幅W2方向の端部から離れたボルト挿通溝62の奥部に合致する箇所に雌ねじS0が設けられ、ボルト挿通孔H1に合致する箇所に雌ねじS1が形成されている。
また、フレーム側第1横取り付け板部6002の下面に駆駆動源側上取り付け面6412が合され、フレーム側縦板部6004に駆動源側側面6414が合された状態で、駆動源側側面6414には、ボルト挿通孔H2に合致する箇所に雌ねじS2が形成されている。
【0023】
図8に示すように、駆動源30を保持する駆動源側取り付け部材64は、フレーム側第1横取り付け板部6002の下面に駆駆動源側上取り付け面6412が合され、フレーム側縦板部6004に駆動源側側面6414が合された状態で、フレーム側第1横取り付け板部6002のボルト挿通溝62の奥部とボルト挿通孔H1に挿通されたボルトB0、B1が雌ねじS0、S1に螺合することで駆駆動源側上取り付け面6412がフレーム側第1横取り付け板部6002に着脱可能に取りけられ、また、フレーム側縦板部6004のボルト挿通孔H2に挿通されたボルトB2が雌ねじS2に螺合することで、駆動源側側面6414がフレーム側縦板部6004に着脱可能に取り付けられる。
このように駆動源30を保持する駆動源側取り付け部材64がフレーム側取り付け部材60に取り付けられた状態で、駆動源30および駆動源側取り付け部材64は、フィルム送り機構20により下方に搬送される筒状フィルムFの上下搬送路に対して、製袋充填包装機8の後B方向に配置される。言い換えると、駆動源30は、筒状フィルムFを挟んだ筒状フィルムFの両側の箇所のうち、フォーマ16に包装フィルムを供給するフィルム送り機構が位置する側に配置されている、
【0024】
つぎに、駆動源30の脱着作業について説明する。
まず、駆動源30をフレーム側取り付け部材60から取り外す作業から説明する。
図8に示すように、駆動源30は駆動源側取り付け部材64を介してフレーム側取り付け部材60に取り付けられている。
作業員は、まず、ボルト挿通溝62に挿通されたボルトB0以外の全てのボルトB1、B2を弛めて取り外す。
次に、
図9に示すように、ボルト挿通溝62に挿通され雌ねじS0に締結されたボルトB0を回転操作し、若干弛め、緩めた後、ボルトB0を雌ねじS0に螺合した状態にしておく。
ボルトB0を弛めることにより、駆動源30の自重により駆動源側取り付け部材64の駆駆動源側上取り付け面6412は、フレーム側取り付け部材60のフレーム側第1横取り付け板部6002の下面から下方に離れる。
【0025】
この状態で、ボルトB0の頭部の下面が、ボルト挿通溝62の周囲のフレーム側第1横取り付け板部6002の上面の箇所に係止し、ボルトB0により駆動源30と駆動源側取り付け部材64はフレーム側第1横取り付け板部6002に対して吊り下げられた状態となる。
このようにボルトB0により駆動源30と駆動源側取り付け部材64はフレーム側第1横取り付け板部6002に対して吊り下げられた状態になったならば、作業員は、駆動源30または駆動源側取り付け部材64を持ちつつ製袋充填包装機8の後B方向に移動させ、ボルトB0の頭部をボルト挿通溝62から外し、これにより駆動源30の取り外しが完了する。
【0026】
本実施の形態によれば、作業員一人によるボルトB0、B1、B2の回転操作によりボルト挿通溝62に沿って移動可能な状態で駆動源30をつり下げられた状態にし、この状態にしたならば、また作業員1人により駆動源30または駆動源側取り付け部材64を持ちつつ移動させることで取り外すことができる。
そのため、従来のように、ボルトを回転操作する作業員と、ボルト取り外し後に落下する駆動源30を支える作業員との二人の作業員を要せず、一人で取り外すことが可能となる。
特に、従来では筒状フィルムFの上下搬送路に対して製袋充填包装機8の後B方向の狭いスペースに駆動源30が配置され、この狭いスペースで駆動源30の取り外しを従来二人で行なっており、面倒な作業となっていたのに対して、本実施の形態では、狭いスペース内で一人の作業員で簡単に取り外せることが可能となり、駆動源30の取り外しの作業効率を高める上で有利となる。
【0027】
次に、駆動源30をフレーム側取り付け部材60に取り付ける作業について説明する。
上述のように駆動源30を取り外したならば、取り外し時に緩めたボルトB0を雌ねじS0に螺合させた状態にしておく。
まず作業員は、駆動源30または駆動源側取り付け部材64を持ち、緩めたボルトB0の軸部をボルト挿通溝62に挿入し、ボルトB0の頭部の下面を、ボルト挿通溝62の周囲のフレーム側第1横取り付け板部6002の上面の箇所に係止させる。
この状態で、ボルトB0により駆動源30と駆動源側取り付け部材64はフレーム側第1横取り付け板部6002に対して吊り下げられた状態となる。
次に作業員は、ボルトB0の軸部がボルト挿通溝62の奥部に位置するように、駆動源30と駆動源側取り付け部材64を移動させ、駆動源側側面6414をフレーム側縦板部6004に合わせる。
次に、フレーム側第1横取り付け板部6002のボルト挿通孔H1にボルトB1を挿通して雌ねじS1に螺合し、ボルトB0、B1の操作によりフレーム側第1横取り付け板部6002の下面に駆駆動源側上取り付け面6412に合わせる。
そして、フレーム側縦板部6004のボルト挿通孔H2にボルトB2を挿通して駆動源側側面6414の雌ねじS2に螺合する。
このように全てのボルトB0、B1、B2が雌ねじS0、S1、S2に螺合したならば、ボルトB0、B1、B2全体を少しずつ回転して締結していき、駆動源30の取り付け作業が終了する。
したがって、筒状フィルムFの上下搬送路に対して製袋充填包装機8の後B方向の狭いスペースに配置され駆動源30の取り付けを、作業員一人で行なうことができる。
【0028】
本実施の形態によれば、作業員一人によりボルト挿通溝62に沿って移動可能な状態で駆動源30をつり下げられた状態にでき、この状態にしたならば、また作業員1人によりボルトS0の軸部がボルト挿通溝62の奥部に位置するように駆動源30または駆動源側取り付け部材64を移動させ、次に、ボルトB0、B1、B2の雌ねじS0、S1、S2への締結作業を行ない駆動源30をフレーム側取り付け部材60に取り付けることができる。
そのため、従来のように、駆動源30を支える作業員と、ボルトを回転操作する作業員との二人の作業員を要せず、一人で駆動源30をフレーム側取り付け部材60に取り付けることが可能となる。
特に、従来では筒状フィルムFの上下搬送路に対して製袋充填包装機8の後B方向の狭いスペースに駆動源30が配置され、この狭いスペースで駆動源30の取り付けを二人で行なっており、面倒な作業となっていたのに対して、本実施の形態では、狭いスペース内で一人の作業員で簡単に取り付けることが可能となり、駆動源30の取り付けの作業効率を高める上で有利となる。
【0029】
なお、実施の形態では、駆動源30が取り付けられるフレーム側第1横取り付け板部6002が水平方向に延在している場合について説明したが、フレーム側第1横取り付け板部6002が基部6002Aよりも先部6002Bが若干高い箇所に位置する傾斜を有している場合には、ボルトB0により駆動源30がフレーム側第1横取り付け板部6002に吊り下げられた状態が安定して得られる上でより有利となる。
ただし、フレーム側第1横取り付け板部6002は基部6002Aよりも先部6002Bが若干低い箇所に位置する傾斜を有していても、ボルト挿通溝62に沿って駆動源30がずり落ちることなく、ボルトB0により駆動源30がフレーム側第1横取り付け板部6002に吊り下げられた状態が得られれば良い。
要するに、フレーム側第1横取り付け板部6002はほぼ水平方向に延在していればよい。
また、ボルト挿通溝62に挿通され雌ねじS0に螺合する1本のボルトB0により駆動源30をフレーム側第1横取り付け板部6002に取り付けるようにしてもよいが、実施の形態のように複数のボルトB1、B2を用いて駆動源30をフレーム側第1横取り付け板部6002に取り付ける方が駆動源30をより安定いた状態で取り付ける上で有利となる。
また、ボルト挿通溝62の延在方向と直交する方向に間隔をおいてボルト挿通溝62をフレーム側第1横取り付け板部6002に複数設け、このボルト挿通溝62の奥部に合致する駆駆動源側上取り付け面6412の雌ねじS0を複数設け、それら複数のボルト挿通溝62に挿通され雌ねじS0に螺合するボルトB0を複数設けると、駆動源30がフレーム側第1横取り付け板部6002に吊り下げられた状態が安定して得られる上でより有利となる。
また、本実施の形態では、ボルト挿通溝62の奥部に合致する駆駆動源側上取り付け面6412の箇所に雌ねじS0が設けられている場合について説明したが、ボルトB0により駆動源30と駆動源側取り付け部材64とがフレーム側第1横取り付け板部6002に対して吊り下げられた状態が得られれば良いので、雌ねじS0が設けられる箇所はボルト挿通溝62の奥部に限定されず、ボルト挿通溝62の延在方向の中間部や開放端寄りのボルト挿通溝62内の箇所でもよい。ただし、ボルト挿通溝62の奥部に合致する駆駆動源側上取り付け面6412の箇所に雌ねじS0を設けると、ボルトB0により駆動源30と駆動源側取り付け部材64とがフレーム側第1横取り付け板部6002に対して吊り下げられた状態を安定させる上で有利となる。
【符号の説明】
【0030】
8 製袋充填包装機
10 袋体
12 装置本体
14 フレーム
16 フォーマ
18 充填筒
1802 ホッパ
20 フィルム送り機構
22 縦シール装置
24 横シール装置
24A、24B シール部
30 駆動源
3002 出力軸
30A サーボモータ
30B 減速機
30C フランジ
32 トグルリンク機構
56 ブラケット
60 フレーム側取り付け部材
6002 フレーム側第1横取り付け板部
6002A 基部
6002B 先部
6004 フレーム側縦板部
6006 フレーム側第2横取り付け板部
62 ボルト挿通溝
64 駆動源側取り付け部材
6402 挿入孔
6404 雌ねじ
6412 駆駆動源側上取り付け面
6414 駆動源側側面
H0、H1、H2 ボルト挿通孔
S0、S1、S2 雌ねじ