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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-18
(45)【発行日】2024-01-26
(54)【発明の名称】シート出力口カバー
(51)【国際特許分類】
   G07B 15/00 20110101AFI20240119BHJP
【FI】
G07B15/00 Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2022172037
(22)【出願日】2022-10-27
【審査請求日】2022-10-27
(73)【特許権者】
【識別番号】394001814
【氏名又は名称】高速道路トールテクノロジー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100205350
【弁理士】
【氏名又は名称】狩野 芳正
(74)【代理人】
【識別番号】100117617
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 圭策
(72)【発明者】
【氏名】和田 岳志
(72)【発明者】
【氏名】田中 翔太
【審査官】小島 哲次
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-070451(JP,A)
【文献】特開2000-135371(JP,A)
【文献】実開平06-033251(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07B 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートを出力する出力口を備える出力面に接続され、前記シートが通過する通過穴を備える後板と、
前記出力口から出力される前記シートを第1方向に案内する案内板と、
前記案内板より前記第1方向において、前記後板から突出する底板と、
前記底板から、前記第1方向の反対方向を表す第2方向に突出する第1前板と、
を備え、
前記案内板は、前記第1方向から見ると、前記後板と前記第1前板との間に設けられ
前記案内板は、前記第1方向に行くに従い、前記後板から離れる斜板を有し、
前記斜板の前記第1方向の端から前記第2方向の端までの距離は、印刷が完了したときに出力されている前記シートの長さ以上であり、
前記出力面は、高速道路の料金所に設置される装置に設けられ、
前記出力口から出力されたシートは、前記高速道路を利用する利用者により取り出される
シート出力口カバー。
【請求項2】
前記後板から前記案内板の前記第1方向の端までの距離は、前記後板と前記案内板との間に指がいれられにくいように、30ミリメートル以下である
請求項1に記載のシート出力口カバー。
【請求項3】
シートを出力する出力口を備える出力面に接続され、前記シートが通過する通過穴を備える後板と、
前記出力口から出力される前記シートを第1方向に案内する案内板と、
前記案内板より前記第1方向において、前記後板から突出する底板と、
前記底板から、前記第1方向の反対方向を表す第2方向に突出する第1前板と、
を備え、
前記案内板は、前記第1方向から見ると、前記後板と前記第1前板との間に設けられ、
前記後板から前記案内板の前記第1方向の端までの距離は、前記後板と前記案内板との間に指がいれられにくいように、30ミリメートル以下であり、
前記出力面は、高速道路の料金所に設置される装置に設けられ、
前記出力口から出力されたシートは、前記高速道路を利用する利用者により取り出される
ート出力口カバー。
【請求項4】
シートを出力する出力口を備える出力面に接続され、前記シートが通過する通過穴を備える後板と、
前記出力口から出力される前記シートを第1方向に案内する案内板と、
前記案内板より前記第1方向において、前記後板から直交方向に突出する底板と、
前記底板から、前記第1方向の反対方向を表す第2方向に突出する第1前板と、
を備え、
前記案内板は、前記第1方向から見ると、前記後板と前記第1前板との間に設けられ
前記出力面は、高速道路の料金所に設置される装置に設けられ、
前記出力口から出力されたシートは、前記高速道路を利用する利用者により取り出される
シート出力口カバー。
【請求項5】
前記案内板は、前記第1方向に行くに従い、前記後板から離れ、
前記第1前板における前記第2方向の端は、前記案内板の延長線より前記第2方向に位置する
請求項1から4のいずれか1項に記載のシート出力口カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート出力口カバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
高速道路などの料金所において、通行料を支払うために料金精算機が使用されている。料金精算機は、料金が入れられると、シート、例えば領収書などを出力する。
【0003】
例えば、特許文献1には、出力口から出力される複数のシートを重ねて収容できる収容室と、収容室の前部に開閉するカバーとを備える自動券売機が開示されている。カバーを設けることで、出力されたシートが落下することを防止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2004-62767号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
出力口に開閉可能なカバーを設けても、利用者が発行中のシートを引っ張って取ろうとする場合がある。この状況に鑑み、発行中に利用者がシートを引っ張ることを低減するとともに、利用者が発行後のシートを取り出しやすいシート出力口カバーを提供することを目的の1つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
【0007】
上記目的を達成するための一実施の形態によるシート出力口カバー(100)は、後板(160)と、案内板(170)と、底板(120)と、第1前板(151)とを備える。後板(160)は、シートを出力する出力口(25)を備える出力面(26)に接続され、シートが通過する通過穴(165)を備える。案内板(170)は、出力口(25)から出力されるシートを第1方向(-Z方向)に案内する。底板(120)は、案内板(170)より第1方向において、後板(160)から突出している。第1前板(151)は、底板(120)から、第1方向の反対方向を表す第2方向(+Z方向)に突出している。また、案内板(170)は、第1方向から見ると、後板(160)と、第1前板(151)との間に設けられている。
【発明の効果】
【0008】
上記の形態によれば、利用者により発行中のシートが引っ張られることを抑制しつつ、利用者がシートを容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】一実施の形態におけるシート出力口カバーの設置例を表す図である。
図2】一実施の形態におけるシート出力口カバーの斜視図である。
図3】一実施の形態におけるシート出力口カバーの右側面図である。
図4】一実施の形態におけるシート出力口カバーの正面図である。
図5】一実施の形態におけるシート出力口カバーの底面図である。
図6】一実施の形態におけるシート出力口カバーの右側面図である。
図7】一実施の形態におけるシート出力口カバーの右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態1)
本実施の形態では、図1に示すように、高速道路の料金所に設置される料金精算機21に設けられるシート出力口カバー100を例に説明する。料金所には、車両、例えば自動車、二輪自動車が通行する走行レーン10に沿って、アイランド20が設けられている。アイランド20には、料金精算機21と、発進制御機22とが設けられている。発進制御機22は、走行レーン10に突出するように設けられたバーを備え、走行レーン10を走行する車両に停止することを促す。利用者が料金精算機21に通行料を支払うことで、料金精算機21は、出力面26に設けられた出力口25からシート、例えば領収書を出力する。また、発進制御機22はバーを上げて、車両に通過することを促す。利用者は、出力口25から出力されたシートを取り出し、車両を前進させる。
【0011】
シート出力口カバー100は、出力面26に接続され、出力口25を覆うように設けられている。シート出力口カバー100は、出力口25から出力中のシートを利用者が引っ張り出すことを抑制する。例えば、シート出力口カバー100は、出力中のシートを利用者が引っ張りにくく、かつ、出力後のシートを利用者が取出しやすいように形成されている。
【0012】
シート出力口カバー100は、図2に示すように、上板110と、底板120と、左側板130と、右側板140と、前板150と、後板160とを備える。上板110は、シート出力口カバー100が設置されているときに、シート出力口カバー100の上面を形成する。底板120は、シート出力口カバー100が設置されているときに、シート出力口カバー100の底面を形成する。左側板130は、シート出力口カバー100が設置されているときに、シート出力口カバー100の左側面を形成する。右側板140は、シート出力口カバー100が設置されているときに、シート出力口カバー100の右側面を形成する。前板150は、シート出力口カバー100が設置されているときに、シート出力口カバー100の前面を形成する。後板160は、シート出力口カバー100が設置されているときに、シート出力口カバー100の後面を形成し、料金精算機21の出力面26に接着される。
【0013】
ここでは、理解を容易にするために、直交座標系を用いて説明する。直交座標系のZ軸は、底板120から上板110への方向を表し、X軸は、左側板130から右側板140への方向を表す。Y軸は、前板150から後板160への方向を表す。シート出力口カバー100が直方体であるとき、XY平面は底板120により形成される底面を表し、YZ平面は左側板130により形成される側面を表し、ZX平面は後板160により形成される後面を表す。
【0014】
後板160は、料金精算機21の出力面26に接続されるように形成され、料金精算機21に取り付けられたときに、出力口25に対応する位置に通過穴165を有する。通過穴165は、出力口25から出力されるシートが通過するように形成されている。通過穴165を通過したシートは、シート出力口カバー100の内部に案内される。
【0015】
上板110は、後板160から-Y方向に突出するように形成されている。例えば、上板110は、後板160の+Z方向の端に接続されている。例えば、上板110は、後板160に直交するように形成されている。
【0016】
底板120は、後板160から-Y方向に突出するように形成されている。例えば、底板120は、後板160の-Z方向の端に、接続されている。例えば、底板120は、後板160に直交するように形成されている。
【0017】
前板150は、底板120から+Z方向に突出するように形成されている。例えば、前板150は、底板120の-Y方向の端と、上板110の-Y方向との端とを接続するように形成されている。例えば、前板150は、底板120と、上板110とに直交するように形成されている。前板150は、シート出力口カバー100の内部に案内されたシートを取り出すための取出口155を有する。
【0018】
左側板130と、右側板140とは、後板160と、底板120と、前板150と、上板110とを挟むように形成されている。左側板130は、例えば、後板160と、底板120と、前板150と、上板110とのそれぞれの-X方向の端に接続されている。例えば、左側板130は、後板160と、底板120と、前板150と、上板110とのそれぞれに直交するように形成されている。右側板140は、例えば、後板160と、底板120と、前板150と、上板110とのそれぞれの+X方向の端に接続されている。例えば、右側板140は、後板160と、底板120と、前板150と、上板110とのそれぞれに直交するように形成されている。
【0019】
シート出力口カバー100は、図3に示すように、通過穴165から挿入されるシートを-Z方向に案内する案内板170を備える。案内板170は、前板150と後板160とに挟まれ、Y方向において、前板150と後板160との間に設けられている。例えば、案内板170は、X方向またはZ方向から見ると、前板150と後板160との間に設けられている。また、案内板170は、底板120より+Z方向に設けられている。
【0020】
また、案内板170は、図4に示すように、左側板130と、右側板140とに挟まれるように形成されている。案内板170の-X方向の端は、左側板130に接続され、+X方向の端は右側板140に接続されている。例えば、案内板170の+Z方向の端は通過穴165の+Z方向の端である穴上端161に位置し、案内板170の-Z方向の端は第2前板152の-Z方向の端である取出口上端154に位置している。
【0021】
案内板170は、図3に示すように、斜板171と、接続板172とを備える。斜板171の+Z方向の端は、後板160に接続されている。例えば、斜板171の+Z方向の端は、通過穴165の+Z方向の端である穴上端161に接続されている。斜板171は、-Z方向に行くに従い、後板160が離れて-Y方向に行くように設けられている。このため、通過穴165を通過したシートは、斜板171に接触し、-Z方向に案内される。
【0022】
また、斜板171の+Z方向の端と、後板160との間の距離は、利用者が指をいれてシートを引っ張りにくい幅を有する。例えば、斜板171の+Z方向の端と、後板160との間の距離は、30ミリメートル以下である。斜板171の+Z方向の端と、後板160との間の距離は、25ミリメートル以下でもよく、20ミリメートル以下でもよい。
【0023】
また、斜板171の+Z方向の端から-Z方向の端までの長さは、出力されるシートの長さに応じて決定される。例えば、斜板171の長さは、印字が完了したときに出力されているシートの長さに応じて、決定される。例えば、斜板171の長さは、印字が完了したときに出力されているシートの長さ以上でもよい。この場合、利用者は、印字中にはシートを引っ張り出せず、印字後にはシートを取り出すことができる。また、斜板171の長さは、印字が完了したときに出力されているシートの長さより所定の距離、例えば数ミリメートルだけ短くてもよい。ここで、所定の距離は、利用者がシートをつかむことができる長さより短い。
【0024】
接続板172は、斜板171の-Z方向の端と、前板150とを接続するように形成されている。例えば、接続板172の+Y方向の端は、斜板171に接続され、-Y方向の端は前板150に接続されている。例えば、接続板172は、XY平面に平行するように形成されている。
【0025】
前板150は、第1前板151と、第2前板152とを備える。第1前板151は、底板120に接続され、取出口155より-Z方向における前板150を形成する。第1前板151は、+Z方向の端である取出口下端153が、斜板171の延長線より+Z方向に位置するように構成されている。
【0026】
第2前板152は、上板110に接続され、取出口155より+Z方向における前板150を形成する。第2前板152は、-Z方向の端である取出口上端154が、接続板172と接続するように形成されている。取出口155は、図4に示すように、X方向において、左側板130から右側板140まで延びていてもよい。
【0027】
後板160は、図3に示すように、料金精算機21に接着するように接着部162を有する。接着部162は、例えば、料金精算機21に脱着できるように形成されている。例えば、接着部162は、接着と剥離とを繰り返し行える接着材で形成されてもよく、磁石で形成されてもよい。これにより、料金所を通過する車両がシート出力口カバー100に接触しても、車両に与える影響を低減することができる。
【0028】
また、後板160は、-Y方向に突出する剥離部163を有する。剥離部163は、例えばYZ平面による断面が半円状になるように形成されている。剥離部163は、例えば案内板170の-Z方向の端より-Z方向に設けられている。また、剥離部163は、Z方向において、取出口155の中心に設けれてもよく、取出口155の中心より+Z方向に設けられてもよい。また、通過穴165から剥離部163までの距離は、出力口25から出力されるシートの長さより短い。また、図4に示すように、後板160は、複数の剥離部163を有してもよい。剥離部163が複数設けられているとき、複数の剥離部163はZ方向において同じ位置に設けられていてもよい。
【0029】
底板120は、図5に示すように、排水穴125を備える。排水穴125は、取出口155から入る水滴をシート出力口カバー100の外部に排出する。排水穴125は、水滴がシート出力口カバー100内に貯まることを抑制する。
【0030】
シート出力口カバー100は、料金精算機21の出力口25の位置が図2に示す通過穴165の位置に対応するように取り付けられる。料金精算機21の出力口25から出力されるシートは、料金精算機21により印字されながら、通過穴165を通過して、図3に示す案内板170の斜板171に接触する。斜板171に接触したシートは、斜板171により-Z方向に案内される。料金精算機21による印字が終了すると、シートの-Z方向の端は、斜板171の-Z方向の端より-Z方向に位置する。また、シートは、剥離部163により後板160に張り付くことを抑制される。これにより、利用者は、シートを容易に取り出すことができる。
【0031】
このように、シート出力口カバー100は、利用者が出力中、例えば印字中のシートを引っ張り出すことを抑制する。さらに、シート出力口カバー100は、利用者が出力後のシートを容易に取り出すことができる。また、上板110と、前板150と、左側板130と、右側板140とが出力されるシートを覆うように形成することで、シートが風に飛ばされることを抑制する。底板120の-Y方向の端に、+Z方向に突出する第2前板152は、出力されたシートが落下することを抑制する。
【0032】
(変形例)
以上において説明した実施の形態は一例であり、機能を阻害しない範囲で変更してもよい。例えば、シート出力口カバー100は、直方体の形状に限定されず、シートを出力する装置の出力口25の形状に合わせて、任意の形状に形成されてもよい。例えば、図6に示すように、上板110が後板160の+Z方向の端と取出口155の+Z方向の端である取出口上端154とを接続してもよい。例えば、上板110は、-Z方向に行くに従い、後板160から離れるように形成されてもよい。この場合、第2前板152は省略されてもよい。
【0033】
また、上板110と、第2前板152とは、図7に示すように省略されてもよい。この場合、シート出力口カバー100の上面は、案内板170により形成されてもよい。
【0034】
図3に示す案内板170の+Z方向の端は、通過穴165の+Z方向の端を表す穴上端161より、+Z方向に設けられてもよい。また、案内板170の-Z方向の端は、取出口155の+Z方向の端を表す取出口上端154より+Z方向に設けられてもよい。
【0035】
図3に示す剥離部163は、後板160から-Y方向に突出する任意の形状を有してもよい。例えば、剥離部163は、半球状に形成されてもよい。また、剥離部163は、YZ平面による断面が三角形になるように形成されてもよい。
【0036】
出力口25から出力されるシートは、用紙に限定されず、任意の材料で形成されていてもよい。例えば、シートは、プラスチック製でもよい。
【0037】
シート出力口カバー100は、高速道路の料金所に設定される料金精算機21に限定されず、シートを出力する任意の装置に設けられてもよい。例えば、シート出力口カバー100は、野外に設置され、シートを出力する任意の装置に設けられてもよい。
【0038】
以上において説明した実施の形態および変形例は一例であり、機能を阻害しない範囲で変更してもよい。また、各実施の形態および変形例で説明した構成は、機能を阻害しない範囲で、任意に変更してもよく、または/および、任意に組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0039】
10 :走行レーン
20 :アイランド
21 :料金精算機
22 :発進制御機
25 :出力口
26 :出力面
100 :シート出力口カバー
110 :上板
120 :底板
125 :排水穴
130 :左側板
140 :右側板
150 :前板
151 :第1前板
152 :第2前板
153 :取出口下端
154 :取出口上端
155 :取出口
160 :後板
161 :穴上端
162 :接着部
163 :剥離部
165 :通過穴
170 :案内板
171 :斜板
172 :接続板
【要約】
【課題】発行中に利用者がシートを引っ張ることを低減するとともに、利用者が発行後のシートを取り出しやすいシート出力口カバーを提供する。
【解決手段】シート出力口カバー100は、後板160と、案内板170と、底板120と、第1前板151とを備える。後板160は、シートを出力する出力口25を備える出力面26に接続され、シートが通過する通過穴165を備える。案内板170は、出力口25から出力されるシートを第1方向(-Z方向)に案内する。底板120は、案内板170より第1方向において、後板160から突出している。第1前板151は、底板120から、第1方向の反対方向を表す第2方向(+Z方向)に突出している。また、案内板170は、第1方向から見ると、後板160と、第1前板151との間に設けられている。
【選択図】図3
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7