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特許7422855電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-18
(45)【発行日】2024-01-26
(54)【発明の名称】電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法
(51)【国際特許分類】
   H02K 11/33 20160101AFI20240119BHJP
   H02K 15/14 20060101ALI20240119BHJP
【FI】
H02K11/33
H02K15/14 Z
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2022502554
(86)(22)【出願日】2021-01-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-09-26
(86)【国際出願番号】 KR2021001096
(87)【国際公開番号】W WO2021153992
(87)【国際公開日】2021-08-05
【審査請求日】2022-01-14
(31)【優先権主張番号】10-2020-0011960
(32)【優先日】2020-01-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0008279
(32)【優先日】2021-01-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】516011246
【氏名又は名称】ハンオン システムズ
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】弁理士法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イ,ジェ チョル
【審査官】服部 俊樹
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2019/064896(WO,A1)
【文献】特開2019-195262(JP,A)
【文献】特開2017-208436(JP,A)
【文献】特開2019-194472(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 11/33
H02K 15/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジングと、前記ハウジングの内部に備えられるモータと、前記モータから動力の伝達を受けて冷媒を圧縮する圧縮機構と、前記モータを制御するインバータと、を含み、前記インバータは、複数の素子が実装される基板、及び前記基板と締結されるフレームを含み、前記フレームは、支持板と、前記支持板から前記基板に向かって突出する側板部と、前記基板に連結されるスイッチング素子が配列される配列板と、前記支持板と前記配列板とを連結する連結バーとを含む電動圧縮機に使用される前記インバータを製造するインバータ製造装置であって、
前記複数の素子と前記スイッチング素子を固定及び放熱させる第1インバータ製造装置と、前記第1インバータ製造装置を据え置く第2インバータ製造装置とからなり、
前記第1インバータ製造装置は、前記基板を有して前記フレームに固定される第1ダミープレート、及び前記第1ダミープレートと締結されて前記スイッチング素子に接触し、前記スイッチング素子及び前記複数の素子を固定及び放熱させる第2ダミープレートを含み、
前記フレームは、ハウジングと締結される締結孔を含み、
前記第1ダミープレートは、前記基板側に対向する第1基底板と、前記第1基底板から折り曲げられ、前記インバータの外周部を取り囲む第1側板とを含み、
前記第1基底板は、前記締結孔に挿入されるガイドピンと、はんだ付けのために前記基板を露出させる開口とを含み、
前記第1側板は、前記第2ダミープレートとの締結のための固定具が挿入される固定孔を含み、
前記第2ダミープレートは、前記フレーム側に対向する第2基底板と、前記第2基底板から折り曲げられ、前記第1側板に締結可能な第2側板と、前記第2基底板に設置され、放熱板と熱交換可能なヒートシンクとをさらに含み、前記ヒートシンクが挿入されるヒートシンク設置孔が設けられることを特徴とするインバータ製造装置。
【請求項2】
前記第2ダミープレートは、放熱板を含み、
前記放熱板は、前記第2ダミープレートが前記第1ダミープレートに締結されるときに前記スイッチング素子に接触するように形成されることを特徴とする請求項1に記載のインバータ製造装置。
【請求項3】
前記フレームは、支持板と、前記スイッチング素子が配列される配列板と、前記支持板と前記配列板とを連結する連結バーとを含み、
前記放熱板は、前記第2ダミープレートが前記第1ダミープレートに締結されるときに前記スイッチング素子を押圧して前記支持板に対する前記配列板の相対位置を変化させ、前記連結バーの復元力で前記スイッチング素子に密着するように形成されることを特徴とする請求項2に記載のインバータ製造装置。
【請求項4】
前記第1側板は、複数の前記インバータを同時にはんだ付けするための据置ピンが挿入される据置孔をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のインバータ製造装置。
【請求項5】
前記スイッチング素子は、複数で形成され、
前記放熱板は、前記スイッチング素子と同じ数で形成され、
前記第2ダミープレートは、複数の前記放熱板を互いに絶縁させる絶縁ブラケットを含むことを特徴とする請求項2に記載のインバータ製造装置。
【請求項6】
前記第2ダミープレートは、前記ヒートシンクを複数の放熱板と絶縁させる絶縁紙を含むことを特徴とする請求項1に記載のインバータ製造装置。
【請求項7】
請求項1に記載のインバータ製造装置によってインバータを製造するインバータ製造方法であって、
電動圧縮機のインバータに固定される第1ダミープレート、及び前記第1ダミープレートと締結されて前記インバータに接触し、前記インバータの素子を固定及び放熱させる第2ダミープレートを有するインバータ製造装置のガイドピンを前記インバータのフレームの締結孔に挿入し、前記インバータを前記第1ダミープレートに装着させる第1準備ステップと、
前記第2ダミープレートを前記第1ダミープレートと締結させ、前記インバータの素子を固定し、前記素子を前記第2ダミープレートの放熱板に連結する第2準備ステップと、
前記インバータと前記第1インバータ製造装置の組立体が、前記第2インバータ製造装置に複数装着される第3準備ステップと、
前記素子をはんだ付けするはんだ付けステップと、
前記インバータを前記インバータ製造装置から引き出す引き出しステップと、を含むことを特徴とするインバータ製造方法。
【請求項8】
前記はんだ付けステップと前記引き出しステップとの間に、前記素子が正常に作動するか否かを検査する検査ステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のインバータ製造方法。
【請求項9】
記はんだ付けステップは、複数の前記組立体がパレットに装着されると、前記パレットに装着された複数の前記組立体の素子を同時にはんだ付けすることを特徴とすることを特徴とする請求項7に記載のインバータ製造方法。
【請求項10】
ハウジングと、
前記ハウジングの内部に備えられるモータと、
前記モータから動力の伝達を受けて冷媒を圧縮する圧縮機構と、
前記モータを制御するインバータと、を含み、
前記インバータは、請求項1乃至6のうち何れかの一項によるインバータ製造装置によって製造される電動圧縮機。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法に係り、より詳細には、電動圧縮機のインバータをはんだ付けする際に素子の離脱及び損傷を防止することができる電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、自動車の空調システムに使用される圧縮機は、蒸発器から蒸発済みの冷媒を吸入して、液化し易い高温・高圧状態にして凝縮器へ伝達する機能を行う。このような圧縮機は、車両のエンジンから駆動力の提供を受けて圧縮動作を行う機械式圧縮機と、別途の電源供給による電動モータ(以下、モータ)の駆動で圧縮動作を行う電動圧縮機に分けられる。電動圧縮機の場合は、通常、モータの回転数やトルクなどが調節されながら冷房の効率が可変的に調節されるように形成される。より具体的には、従来の電動圧縮機は、動力を発生させるモータと、前記モータから動力の伝達を受けて冷媒を圧縮する圧縮機構と、モータを制御するインバータとを含む。
【0003】
ここで、前記インバータは、複数の素子が実装される基板と、スイッチング素子が配置され、前記基板に締結されるフレームと、を含み、前記基板に前記複数の素子が配列され、前記フレームが前記基板に組み立てられ、インバータ製造装置であるパレット(pallet)に装着された後、例えばセレクティブはんだ付け(selective soldering)工法によって前記素子がはんだ付けする。
【0004】
しかし、このような従来の電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法においては、はんだ付け過程の以前に複数の素子が固定されないため、所定の位置から離脱することによりはんだ付け不良が発生するという問題点があった。また、熱に弱いスイッチング素子がはんだ付けによる熱で損傷してしまうという問題点があった。また、はんだ付け後に複数の素子及びスイッチング素子が正常に作動するか否かを検査するとき、スイッチング素子の発熱によりインバータが損傷するという問題点があった。また、はんだ付けの際に複数の素子及びスイッチング素子に印加される応力と、インバータが電動圧縮機に装着された後で複数の素子及びスイッチング素子に印加される応力とが異なるため、インバータが電動圧縮機に装着された後に複数の素子のはんだ付け部位に損傷が発生するという問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、複数の素子が所定の位置から離脱することを防止してはんだ付け不良を防止することができる電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、はんだ付けによる熱でスイッチング素子が損傷することを防止することができる電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、はんだ付け後に複数の素子及びスイッチング素子が正常に作動するか否かを検査する際に、スイッチング素子の発熱によりインバータが損傷することを防止することができる電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法を提供することにある。
また、本発明の別の目的は、複数の素子及びスイッチング素子に印加される応力の差により、インバータが電動圧縮機に装着された後、複数の素子のはんだ付け部位に損傷が発生することを防止することができる電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による電動圧縮機は、ハウジングと、前記ハウジングの内部に備えられるモータと、前記モータから動力の伝達を受けて冷媒を圧縮する圧縮機構と、前記モータを制御するインバータとを含み、前記インバータは、複数の素子が実装される基板と、前記基板に締結されるフレームとを含み、前記フレームは、支持板と、前記支持板から前記基板に向かって突出する側板部と、前記基板に連結されるスイッチング素子が配列される配列板と、前記支持板と前記配列板とを連結する連結バーとを含むことを特徴とする。
【0007】
前記側板部には、前記ハウジングと締結される締結孔が形成されることを特徴とする。
【0008】
前記支持板と前記配列板とは互いに離隔して形成され、前記連結バーの一端は前記支持板に連結され、前記連結バーの他端は前記配列板に連結されることを特徴とする。
【0009】
前記連結バーは複数で形成され、前記複数の連結バーは前記配列板の外周部に沿って配置されることを特徴とする。
【0010】
前記支持板は、フィルタ素子141aが配置されるフィルタ収納部を含み、前記複数の連結バーのうちのいずれか一つは、一端が前記支持板のフィルタ収納部に連結され、他端が前記配列板に連結されることを特徴とする。
【0011】
前記連結バーは、前記配列板が前記支持板を基準に前記基板に対して遠近する方向に相対運動可能に形成されることを特徴とする。
【0012】
前記配列板は、前記スイッチング素子を取り囲みながら、前記スイッチング素子の厚さ方向に突出する隔壁を含むことを特徴とする。
【0013】
前記スイッチング素子は複数で形成され、前記複数のスイッチング素子は複列に対向して配置されることを特徴とする。
【0014】
本発明によるインバータ製造装置は、電動圧縮機の複数の素子が実装される基板と、スイッチング素子が配置されるフレームとを有するインバータの前記フレームに固定される第1ダミープレート、及び前記第1ダミープレートと締結されて前記スイッチング素子に接触し、前記スイッチング素子及び前記複数の素子を固定及び放熱させる第2ダミープレートを含むことを特徴とする。
【0015】
前記第2ダミープレートは、放熱板を含み、前記放熱板は、前記第2ダミープレートが前記第1ダミープレートに締結されるときに前記スイッチング素子に接触するように形成されることを特徴とする。
【0016】
前記フレームは、支持板と、前記スイッチング素子が配列される配列板と、前記支持板と前記配列板とを連結する連結バーとを含み、前記放熱板は、前記第2ダミープレートが前記第1ダミープレートに締結されるときに前記スイッチング素子を押して前記支持板に対する前記配列板の相対位置を変化させ、前記連結バーの復元力で前記スイッチング素子に密着するように形成されることを特徴とする。
【0017】
前記フレームは、ハウジングと締結される締結孔を含み、前記第1ダミープレートは、前記基板側に対向する第1基底板と、前記第1基底板から折り曲げられ、前記インバータの外周部を囲む第1側板とを含み、前記第1基底板は、前記締結孔に挿入されるガイドピンと、はんだ付けのために前記基板を露出させる開口とを含み、前記第1側板は、前記第2ダミープレートとの締結のための固定具が挿入される固定孔を含むことを特徴とする。
【0018】
前記第1側板は、複数の前記インバータを同時にはんだ付けするための据置ピンが挿入される据付孔をさらに含むことを特徴とする。
【0019】
前記第2ダミープレートは、前記フレーム側に対向する第2基底板と、前記第2基底板から折り曲げられ、前記第1側板に締結可能な第2側板と、前記第2基底板に設置され、前記放熱板と熱交換可能なヒートシンクとをさらに含むことを特徴とする。
【0020】
前記スイッチング素子は複数で形成され、前記放熱板は前記スイッチング素子と同じ数で形成され、前記第2ダミープレートは複数の前記放熱板を互いに絶縁させる絶縁ブラケットを含むことを特徴とする。
【0021】
前記第2ダミープレートは、前記ヒートシンクを複数の前記放熱板と絶縁させる絶縁紙を含むことを特徴とする。
【0022】
本発明によるインバータ製造方法は、前記インバータ製造装置のガイドピンを前記フレームの締結孔に挿入し、前記インバータを前記第1ダミープレートに装着させる第1準備ステップと、前記第2ダミープレートを前記第1ダミープレートと締結させ、前記インバータの素子を固定し、前記素子を前記第2ダミープレートの放熱板に連結する第2準備ステップと、前記素子をはんだ付けするはんだ付けステップと、前記インバータを前記インバータ製造装置から引き出す引き出しステップとを含むことを特徴とする。
【0023】
前記はんだ付けステップと前記引き出しステップとの間に、前記素子が正常に作動するか否かを検査する検査ステップをさらに含むことを特徴とする。
【0024】
前記第2準備ステップと前記はんだ付けステップとの間に、前記インバータと前記インバータ製造装置との組立体をパレットに装着させる第3準備ステップをさらに含み、前記はんだ付けステップは、複数の前記組立体が前記パレットに装着されると、前記パレットに装着された複数の前記組立体の素子を同時にはんだ付することを特徴とする。
【発明の効果】
【0025】
本発明による電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法の場合、電動圧縮機のインバータは、複数の素子が実装される基板と、前記基板に締結されるフレームとを含み、前記フレームは、支持板と、前記支持板から前記基板に向かって突出する側板部と、前記基板に連結されるスイッチング素子が配列される配列板と、前記支持板と前記配列板とを連結する連結バーとを含み、インバータ製造装置は、前記フレームに固定される第1ダミープレートと、前記第1ダミープレートと締結されて前記スイッチング素子に接触し、前記複数の素子及び前記スイッチング素子を固定及び放熱させる第2ダミープレートと、を含み、インバータ製造方法は、前記インバータを前記第1ダミープレートに装着させるステップと、前記第2ダミープレートを前記第1ダミープレートと締結させて前記複数の素子及び前記スイッチング素子を固定し、前記スイッチング素子を前記第2ダミープレートの放熱板と連結するステップと、前記複数の素子をはんだ付けするステップと、を含むことにより、前記複数の素子が所定の位置から離脱することを防止してはんだ付け不良を防止することができる。
【0026】
また、前記複数の素子及び前記スイッチング素子に印加される熱が前記第2ダミープレートによって放熱されることにより、はんだ付けによる熱で前記スイッチング素子が損傷することを防止することができる。また、前記スイッチング素子から発熱する熱が前記第2ダミープレートによって放熱されることにより、前記複数の素子及び前記スイッチング素子が正常に作動するか否かを検査するときに、前記スイッチング素子の発熱により前記インバータが損傷することが防止することができる。また、前記第2ダミープレートは、前記インバータが前記電動圧縮機に装着されるときと同等レベルの応力がはんだ付けの際にも前記複数の素子及び前記スイッチング素子に印加されるように前記インバータを押すことにより、前記複数の素子及び前記スイッチング素子に印加される応力の差異により、インバータが電動圧縮機に装着された後で前記複数の素子のはんだ付け部位に損傷が発生することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】本発明の一実施例による電動圧縮機を示す断面図である。
図2図1の電動圧縮機用インバータをフレーム側から示す平面図である。
図3図1の電動圧縮機用インバータをはんだ付けするのに用いられるインバータ製造装置の第1ダミープレートを示す正面図である。
図4図1の電動圧縮機用インバータをはんだ付けするのに用いられるインバータ製造装置の第2ダミープレートを示す正面図である。
図5図4の背面図である。
図6図3の第1ダミープレートに図1の電動圧縮機用インバータが装着された状態を示す斜視図である。
図7図6のインバータが装着された第1ダミープレートに図4及び図5の第2ダミープレートが締結された状態を示す斜視図である。
図8図7の下面図である。
図9図3乃至図5のインバータ製造装置を用いて図1の電動圧縮機用インバータをはんだ付けする過程中の、インバータを第1ダミープレートに装着させるステップを示す断面図である。
図10図9の次のステップとして、第2ダミープレートを第1ダミープレートに締結するステップを示す断面図である。
図11図10の次のステップとして、複数のインバータとインバータ製造装置との組立体をパレットに装着させるステップを示す断面図である。
図12図11の次のステップとして、はんだ付けするステップを示す断面図である。
図13図12の次のステップとして、パレットから組立体を引き出した後、素子が正常に作動するか否かを検査するステップを示す断面図である。
図14図13の次のステップとして、インバータをインバータ製造装置から引き出すステップを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明による電動圧縮機、インバータ製造装置及びインバータ製造方法について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0029】
図1は本発明の一実施例による電動圧縮機を示す断面図であり、図2図1の電動圧縮機用インバータをフレーム側で示す平面図であり、図3図1の電動圧縮機用インバータをはんだ付けするのに用いられるインバータ製造装置の第1ダミープレートを示す正面図であり、図4図1の電動圧縮機用インバータをはんだ付けするのに用いられるインバータ製造装置の第2ダミープレートを示す正面図であり、図5図4の背面図であり、図6図3の第1ダミープレートに図1の電動圧縮機用インバータが装着された状態を示す斜視図であり、図7図6のインバータが装着された第1ダミープレートに図4及び図5の第2ダミープレートが締結された状態を示す斜視図であり、図8図7の下面図であり、図9乃至図14図3乃至図5のインバータ製造装置を用いて図1の電動圧縮機用インバータをはんだ付けする過程を概略的に示す断面図である。
【0030】
ここで、図9はインバータを第1ダミープレートに装着させるステップを示す断面図であり、図10図9の次のステップとして、第2ダミープレートを第1ダミープレートに締結するステップを示す断面図であり、図11図10の次のステップとして、複数のインバータとインバータ製造装置との組立体をパレットに装着させるステップを示す断面図であり、図12図11の次のステップとして、はんだ付けするステップを示す断面図であり、図13図12の次のステップとして、パレットから組立体を引き出した後、素子が正常に作動するか否かを検査するステップを示す断面図であり、図14図13の次のステップとして、インバータをインバータ製造装置から引き出すステップを示す断面図である。
【0031】
図1を参照すると、本発明の一実施例による電動圧縮機100は、ハウジング110と、ハウジング110の内部空間に備えられて動力を発生させるモータ120と、モータ120から動力の伝達を受けて冷媒を圧縮する圧縮機構130と、モータ120を制御するインバータ140とを含むことができる。
【0032】
ハウジング110は、モータ120が収容されるモータ収容空間を有するモータハウジング112と、モータハウジング112の一側に結合され、圧縮機構130が収容されるフロントハウジング114と、モータハウジング112の他側に結合され、インバータ140が収容されるリアハウジング116と、リアハウジング116に結合され、インバータ140を覆開するインバータカバー118と、を含むことができる。
【0033】
モータ120は、モータハウジング112の内部に固定される固定子122と、固定子122の内部に位置し、固定子122との相互作用によって回転する回転子124と、回転子124に結合されて回転子124と一緒に回転する回転軸126と、を含むことができる。圧縮機構130は、固定設置される固定スクロール132と、固定スクロール132に噛み合って圧縮室を形成し、回転軸126に連動して旋回運動する旋回スクロール134とを含むことができる。ここで、本実施例の場合、圧縮機構130は、いわゆるスクロール式で形成されるが、これに限定されるものではなく、往復動式やベーンロータリー式など、他の形態で形成されてもよい。
【0034】
インバータ140は、図2図6図9に示すように、インバータの制御に必要な複数の素子141が実装される基板142と、基板142に締結されるフレーム144とを含むことができる。ここで、インバータ140は、基板142に複数の素子141が配列され、フレーム144が基板142に組み立てられた後、例えばセレクティブはんだ付け工法によって複数の素子141がはんだ付けされて形成されるが、はんだ付け不良及びはんだ付けされた素子の損傷が発生することを防止するように形成されることができる。
【0035】
具体的には、図2及び図6を参照すると、フレーム144は、モータ120が備えられた位置に対応する位置に配置される円盤部C、及び円盤部Cから突出する突出部Pを含むことができる。フレーム144は、基板142に対向する支持板144a、基板142に連結されるスイッチング素子(例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、IPM(Intelligent Power Module)など)144dが配列される配列板144c、支持板144aと配列板144cとを連結する連結バー144b、及び支持板144aから基板142側に突出する側板部144eを含むことができる。
【0036】
支持板144aは、円盤部Cの領域と突出部Pの領域の両方に形成されることができる。支持板144aにおける円盤部Cの領域の中央部には、配列板144cが収容される切開口144aaが形成されることができる。支持板144aは、例えばキャパシタ、コンデンサなどのフィルタ素子141aが配置されるフィルタ収納部144acを含み、フィルタ収納部144acは、支持板144aにおける突出部Pの領域に配置されることができる。
【0037】
支持板144aは、強度向上のための複数のリブ144adを含み、複数のリブ144adは、強度向上を極大化するためにハニカム構造で形成されることができる。配列板144cは、切開口144aaに収容されながら、支持板144aから離隔する板状に形成されることができる。配列板144cは、スイッチング素子144dを取り囲みながら、スイッチング素子144dの厚さ方向に突出する隔壁144caを含むことができる。ここで、配列板144cは、温度の低い吸入冷媒が流れるモータ側に配置される円盤部Cの領域に形成されることにより、発熱の激しいスイッチング素子144dとモータハウジングの冷たい冷媒間の熱交換を用いてスイッチング素子144dを円滑に放熱させることができる。
【0038】
連結バー144bは、支持板144aと配列板144cとの間の離隔空間を横切って支持板144aから配列板144cまで延設されることができる。すなわち、連結バー144bの一端は支持板144aに連結され、連結バー144bの他端は配列板144cに連結されることができる。連結バー144bは複数で形成され、複数の連結バー144bは配列板144cの外周部に沿って配置されることができる。ここで、複数の連結バー144bのうちのいずれか一つは、一端がフィルタ収納部144acに連結され、他端が配列板144cに連結されることができる。
【0039】
連結バー144bは、配列板144cが支持板144aを基準に基板142に対して遠近する方向に相対運動可能に弾性材質で形成されることができる。側板部144eの外周部には締結孔144gが形成され、複数の素子141がはんだ付けされるときには、インバータ140を固定させるための後述のインバータ製造装置200のガイドピン212aaが締結孔に挿入され、複数の素子141がはんだ付けされた後には、インバータ140をハウジング110に締結させるための固定具が締結孔に挿入されることができる。ここで、締結孔144gは、インバータ140がハウジング110に安定的に締結されるように複数で形成され、後述するガイドピン212aaは、インバータ140が後述のインバータ製造装置200に安定的に支持されるように複数の締結孔144gと同じ数で形成されることができる。
【0040】
側板部144eは、基板142と締結されるフック144fを含み、フック144fは、側板部144eの一部が切開されて形成されることができる。そして、フック144fは、基板142とフレーム144とが安定的に組み立てられるように複数で形成され、複数のフック144fは、基底板の外周部に沿って配列されることができる。
【0041】
一方、本実施例によるインバータ製造装置200は、複数の素子141及びスイッチング素子144dを固定及び放熱させるための第1インバータ製造装置210、及び第1インバータ製造装置210を据え置くための第2インバータ製造装置220を含むことができる。
【0042】
図3図8を参照すると、第1インバータ製造装置210は、インバータ140と締結される第1ダミープレート212、及び第1ダミープレート212と締結されてスイッチング素子に接触し、複数の素子141及びスイッチング素子144dを固定及び放熱させる第2ダミープレート214を含むことができる。
【0043】
第1ダミープレート212は、基板142側に対向する第1基底板212aと、第1基底板212aから折り曲げられ、インバータ140の外周部を包む第1側板212bとを含むことができる。第1基底板212aは、締結孔144gに挿入されるガイドピン212aaと、はんだ付けのために基板142を露出させる開口212abとを含むことができる。第1側板212bは、第1ダミープレート212と第2ダミープレート214とを締結させるための固定具が挿入される第1固定孔212baを含むことができる。
【0044】
第1側板212bは、第2インバータ製造装置220の後述する据置ピン222が挿入される据置孔212bbをさらに含むことができる。第2ダミープレート214は、フレーム144側に対向する第2基底板214aと、第2基底板214aから折り曲げられ、第1側板212bに締結可能な第2側板214bと、第2基底板214aに設置されるヒートシンク214cと、ヒートシンク214cと熱交換可能な放熱板214dと、を含むことができる。
【0045】
第2基底板214aは、ヒートシンク214cが挿入されるヒートシンク設置孔214aaと、インバータ140を電源と連結するための電気ピンとの干渉を回避するための第1干渉回避ホール214abと、フィルタ素子141a及びコイルとの干渉を回避するための第2干渉回避ホール214acと、を含むことができる。第2側板214bは、第1ダミープレート212と第2ダミープレート214とを締結させるための固定具が挿入される第2固定孔214baを含むことができる。
【0046】
ヒートシンク214cは、導電性材質で形成され、第2基底板214aを貫通する放熱フィンの形態で形成されることができる。そして、ヒートシンク214cは、製造工程における干渉を回避するために、図7に示すように、高さの低い領域と高さの高い領域とを含むことができる。放熱板214dは、導電性材質で形成され、第2ダミープレート214が第1ダミープレート212に締結されるときにスイッチング素子144dを押圧しながら接触するように形成されることができる。
【0047】
ここで、放熱板214dは、スイッチング素子144dが放熱板214dによって押圧される程度と、インバータ140がハウジング110に装着された後でスイッチング素子144dがハウジング110によって押圧される程度とが互いに同等レベルとなるように形成されることができる。
【0048】
一方、スイッチング素子144dは複数で形成され、複数のスイッチング素子144dは複列に対向して配置され、放熱板214dは複数のスイッチング素子144dに対応するように複数のスイッチング素子144dと同じ数で形成され、複数の放熱板214dは複列に対向して配置されるが、このとき、複数の放熱板214d間の絶縁が必要でる。
【0049】
これにより、第2ダミープレート214は、複数の放熱板214dが互いに直接的に連結されないように、複数の放熱板214dを互いに離隔させる絶縁ブラケット214eをさらに含むことができる。また、第2ダミープレート214は、複数の放熱板214dがヒートシンク214cを介して互いに間接的に連結されないように、ヒートシンク214cを複数の放熱板214dと絶縁させる絶縁紙214fをさらに含むことができる。ここで、絶縁紙214fは、複数の放熱板214dとヒートシンク214c間の絶縁機能を行うだけでなく、接触面間のエアギャップ(air gap)を除去して複数の放熱板214dとヒートシンク214cとの間の熱伝達率を向上させることができる。
【0050】
図11及び図12を参照すると、第2インバータ製造装置220は、複数のインバータ140が第2インバータ製造装置220に装着されて同時にはんだ付け可能にいわゆるパレット状に形成されることができる。つまり、第2インバータ製造装置220は、据置孔212bbに挿入される据置ピン222を含み、据置ピン222は、複数で形成され、複数の据置ピン222の一部は、複数のインバータ140のうちの1つのインバータと締結された第1インバータ製造装置の据付孔に挿入され、複数の据置ピン222の一部は、複数のインバータのうちの他のインバータと締結された第1インバータ製造装置の据置孔に挿入されるように形成されることができる。
【0051】
このような構成によるインバータ製造装置200は、図9図14に示すように、インバータ140のはんだ付けに用いられることができる。つまり、複数の素子141は、インバータ製造装置200によって、図9図14に示されているインバータ製造方法に従ってはんだ付けされることができる。具体的には、基板142に複数の素子141が配列され、フレーム144にスイッチング素子144dが配列された後、基板142とフレーム144とが組み立てられることができる。
【0052】
また、図9に示すように、ガイドピン212aaが締結孔144gに挿入され、インバータ140が第1ダミープレート212に装着されることができる。
そして、図10に示すように、第2ダミープレート214が第1ダミープレート212に締結されることができる。
【0053】
ここで、スイッチング素子144dが放熱板214dによって押圧され、スイッチング素子144dと共に配列板144cが支持板144aを基準に基板142側に移動することができる。すなわち、連結バー144bが変形し、支持板144aに対する配列板144cの相対位置が変化することができる。これにより、複数の素子141が配列板144cに加圧され、基板142上の所定の位置に固定されることができる。そして、連結バー144bの復元力により、スイッチング素子144dと放熱板214dとは密着し、熱的に連結されることができる。そして、複数の素子141は、スイッチング素子144dを介して放熱板214dと熱的に連結されることができる。
【0054】
また、図11に示すように、インバータ140と第1インバータ製造装置210との組立体(以下、組立体)が第2インバータ製造装置220に装着されることができる。ここで、組立体が複数準備され、複数の組立体が一つの第2インバータ製造装置220に装着されることができる。
【0055】
図12に示すように、複数の組立体の複数の素子141がはんだ付け装置300によって同時にはんだ付けされることができる。ここで、同時にはんだ付けされるというのは、複数の組立体の複数の素子141が全て同時にはんだ付けされることを意味することもできるが、図12に示すように、複数の組立体のうちの任意の組立体における複数の素子141の一部が、これに対応する複数の組立体のうちの他の組立体における複数の素子141の一部と一緒にはんだ付けされることを意味することができる。
【0056】
はんだ付けが完了した後には、複数の組立体が第2インバータ製造装置220から脱去されることができる。そして、図13に示すように、それぞれの組立体は、電気ピンを介してテスター400に連結され、複数の素子141及びスイッチング素子144dが正常に作動するか否かなどの性能検査を受けることができる。
【0057】
そして、図14に示すように、それぞれの組立体は、第2ダミープレート214が第1ダミープレート212から分離され、インバータ140が第1ダミープレート212から引き出されることができる。すなわち、インバータ140がインバータ製造装置200から脱去され、インバータ140のはんだ付けが完了することができる。
【0058】
ここで、本実施例による電動圧縮機100、インバータ製造装置200及びインバータ製造方法においては、電動圧縮機100のインバータ140が締結孔144gを含み、締結孔144gは、インバータ140の製造時には第1インバータ製造装置210と締結され、インバータ140の製造後にはハウジング110と締結されるように形成され、第1インバータ製造装置210は締結孔144gに挿入されるガイドピン212aaを有する第1ダミープレート212、及び第1ダミープレート212と締結され、インバータ140に接触する第2ダミープレート214を含み、インバータ製造方法は、インバータ140を第1ダミープレート212に装着させるステップと、第2ダミープレート214を第1ダミープレート212と締結させて複数の素子141を固定し、複数の素子141とスイッチング素子144dを第2ダミープレート214の放熱板214dと連結するステップと、複数の素子141をはんだ付けするステップとを含むことにより、複数の素子141が所定の位置から離脱することを防止してはんだ付け不良を防止することができる。
【0059】
また、複数の素子141及びスイッチング素子144dが放熱板214dと熱的に連結され、放熱板214dがヒートシンク214cと熱的に連結されることにより、はんだ付け過程で複数の素子141及びスイッチング素子144dに印加される熱が放熱板214d及びヒートシンク214cを介して放熱されることができる。これにより、はんだ付けによる熱でスイッチング素子144dが損傷するのを防止することができる。
【0060】
また、インバータ140と第1インバータ製造装置210とが組み立てられた状態で性能検査を受けることにより、性能検査過程で複数の素子141及びスイッチング素子144dが作動し、発生する熱が放熱板214d及びヒートシンク214cを介して放熱されることができる。これにより、性能検査の際に、複数の素子141及びスイッチング素子144d(特に、発熱の激しいスイッチング素子144d)の発熱によりインバータ140が損傷することを防止することができる。
【0061】
また、インバータ140のフレーム144は、支持板144a、配列板144c及び連結バー144bを含み、第1インバータ製造装置210は、放熱板214dがスイッチング素子144dを押圧して配列板144cを基板142側に移動させるように形成されることにより、放熱板214dとスイッチング素子144dとが互いに密着することができる。これにより、放熱板214dとスイッチング素子144dとの間の熱伝達が安定且つ円滑に行われることができる。
【0062】
また、放熱板214dがスイッチング素子144dを押圧する程度は、インバータがハウジング110に装着されるとき、ハウジング110がスイッチング素子144dを押圧する程度と同等レベルになるように設定されることにより、はんだ付けの際に、複数の素子141及びスイッチング素子144dに印加される応力は、はんだ付け後(インバータ140がハウジング110に装着された後)、複数の素子141及びスイッチング素子144dに印加される応力と同等レベルになることができる。これにより、複数の素子141及びスイッチング素子144dに印加される応力の差異により複数の素子141のはんだ付け部位に損傷が発生することを防止することができる。
【0063】
一方、本実施例の場合、複数のインバータ140が同時にはんだ付けされて生産性が向上するように、一つの第2インバータ製造装置220に複数の組立体が装着されるように形成されるが、これに限定されるものではない。つまり、一つの第2インバータ製造装置220に一つの組立体が装着されてはんだ付けされてもよく、組立体が第2インバータ製造装置220に装着されずに直ちにはんだ付けされてもよい。
【0064】
一方、本実施例の場合、複数の組立体が第2インバータ製造装置220から脱去された後、それぞれ性能検査を受けるが、これに限定されるものではない。つまり、複数の組立体が第2インバータ製造装置220に装着された状態で性能検査を受けた後、第2インバータ製造装置220から脱去されてもよい。
【符号の説明】
【0065】
100 電動圧縮機 110 ハウジング
112 モータハウジング 114 フロントハウジング
116 リアハウジング 118 インバータカバー
120 モータ 122 固定子 124 回転子 126 回転軸
130 圧縮機構 132 固定スクロール
134 旋回スクロール 140 インバータ
141 素子 141a フィルタ素子
142 基板 144 フレーム
144a 支持板 144b 連結バー
144c 配列板 144d スイッチング素子
144e 側板部 144f フック
144g 締結孔 144aa 切開口
144ac フィルタ収納部 144ad リブ
144ca 隔壁 200 インバータ製造装置
210 第1インバータ製造装置 212 第1ダミープレート
212a 第1基底板 212b 第1側板
212aa ガイドピン 212ab 開口
212ba 第1固定孔 212bb 据置孔
214 第2ダミープレート 214a 第2基底板
214b 第2側板 214c ヒートシンク
214d 放熱板 214e 絶縁ブラケット
214f 絶縁紙 214aa ヒートシンク設置孔
214ab 第1干渉回避ホール 214ac 第2干渉回避ホール
214ba 第2固定孔 220 第2インバータ製造装置
222 据置ピン 300 はんだ付け装置
400 テスター
図1
図2
図3
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図10
図11
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図14