(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-19
(45)【発行日】2024-01-29
(54)【発明の名称】情報提供方法およびこれを用いた電子装置
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/015 20230101AFI20240122BHJP
G06Q 10/0834 20230101ALI20240122BHJP
G06Q 10/0837 20230101ALI20240122BHJP
【FI】
G06Q30/015
G06Q10/0834
G06Q10/0837
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021151050
(22)【出願日】2021-09-16
【審査請求日】2021-11-12
(31)【優先権主張番号】10-2021-0101000
(32)【優先日】2021-07-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ヘ・ジン・オ
(72)【発明者】
【氏名】ヨ・ジュ・ヤン
(72)【発明者】
【氏名】ソン・イル・キム
(72)【発明者】
【氏名】ヘ・ヨン・イ
(72)【発明者】
【氏名】ヒョン・ヒ・アン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン・ヨン・ナム
(72)【発明者】
【氏名】ジュ・アン・ファン
(72)【発明者】
【氏名】ジ・ウォン・アン
(72)【発明者】
【氏名】クン・ス・ハン
(72)【発明者】
【氏名】ウン・ジン・ジョン
【審査官】加内 慎也
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-191073(JP,A)
【文献】特表2019-530935(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2016/0225046(US,A1)
【文献】特表2021-515289(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2017-0079143(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0000073(KR,A)
【文献】韓国登録特許第10-2100592(KR,B1)
【文献】韓国公開特許第10-2005-0097052(KR,A)
【文献】特開2001-315967(JP,A)
【文献】味藤絵美子,楽天「おまとめ購入機能」を使ってみた,[online],2020年07月06日,[2023年1月25日検索],インターネット <URL:https://web.archive.org/web/20201019225106/https://www.commerce-design.net/blog-staff/161021-spomatome/>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置の情報提供方法であって、
顧客からの注文要請を獲得する段階と、
前記注文要請に基づいて物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示する段階と、
前記注文要請に従って配送が進行されているか、または配送が完了した後、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得する段階と、
前記配送が進行されている間、前記一部取消に関する情報に基づいて前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示する段階と、
前記配送が完了した後、前記一部取消に関する情報に基づいて取り消された物品に関する金額情報を特定する段階と、
前記一部取消に関する情報が前記注文要請の配送完了後に獲得され、前記取り消された物品に関する金額が設定された金額以上である場合、前記一部取消に従って
取り消された物品に関する回収
要請の情報を
配送員に提供する段階と
、を含む、情報提供方法。
【請求項2】
前記物品リスト情報は、取り消された物品に関する取消事由情報を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項3】
前記アップデートされた物品リスト情報は、代替物品リスト情報を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項4】
前記一部取消に関する情報は、前記注文要請に対応するストアの物品在庫情報および前記顧客の取消要請のうち少なくとも一つに基づいて獲得される、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項5】
前記第1ページは、前記注文要請に対応するストアのピッキング情報および前記注文要請に対応して割り当てられた配送員の位置情報に基づいて決定された予想配送時間情報をさらに含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項6】
前記注文要請に対応する配送員を割り当てる段階をさらに含み、
前記一部取消に関する情報が前記割り当てられた配送員の配送中に獲得された場合、前記一部取消に関する情報に基づいて前記割り当てられた配送員に回収する物品に関する情報が提供される、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項7】
前記第1ページの第1領域に対する前記顧客の選択入力を獲得する段階と、
前記選択入力に対応して第2ページに配送状態情報を提供する段階と、をさらに含み、
前記配送状態情報は、
前記注文要請に対応して割り当てられた配送員の配送位置情報、前記注文要請に対応して割り当てられた配送員の登録情報、配送予想時間情報、前記注文進行情報、配送地情報、前記物品リスト情報、取消事由情報、および前記注文金額情報のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項8】
前記第1ページの第2領域に対する前記顧客の選択入力を獲得する段階と、
前記選択入力に対応して第3ページに領収書情報を提供する段階と、をさらに含み、
前記領収書情報は、
前記注文要請が獲得された時刻の情報、前記物品リスト情報、取消物品リスト情報、および注文金額情報のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項9】
複数の配送員の位置情報を受信する段階と、
前記注文要請に対応するストアの位置情報を獲得する段階と、をさらに含み、
前記注文要請に対応して割り当てられた配送員は、
前記受信した位置情報に基づいて前記注文要請に対応するストアの位置から予め設定された距離内に位置した配送員のうち前記注文要請が獲得される時に配送業務に割り当てられない配送員である、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項10】
前記注文要請に対応して割り当てられた配送員から配送完了情報を受信する段階をさらに含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項11】
前記取り消された物品に関する前記金額が前記設定された金額以上である場合、前記取り消された物品に対する回収業務に配送員を割り当てる段階をさらに含む、請求項10に記載の情報提供方法。
【請求項12】
前記取り消された物品に対する回収業務に割り当てられた配送員は、配送員の遊休状態情報および前記注文要請に対応するストアに復帰する状態情報のうち少なくとも一つに基づいて決定され、
前記ストアに復帰する状態情報を有する配送員は、前記配送員の位置情報に基づいて前記回収業務に割り当てられる、請求項11に記載の情報提供方法。
【請求項13】
前記注文要請を獲得する段階は、
注文金額が最小注文金額以上である場合、前記注文要請を獲得する段階を含む、請求項10に記載の情報提供方法。
【請求項14】
前記一部取消に関する情報が、前記注文金額から取消金額を除いた金額が前記最小注文金額未満である回数を特定する段階と、
前記回数を顧客別に分類してデータベースに保存する段階と、をさらに含む、請求項13に記載の情報提供方法。
【請求項15】
前記データベースから前記顧客の前記回数を特定する段階と、
前記顧客の回数が予め設定された回数以上である場合、前記顧客の一部取消を制限する情報を第1ページに提供する段階と、をさらに含む、請求項14に記載の情報提供方法。
【請求項16】
電子装置であって、
データベースと、
プロセッサーと、を含み、
前記プロセッサーは、
顧客からの注文要請を獲得し、
前記注文要請に基づいて物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示し、
前記注文要請に従って配送が進行されているか、または配送が完了した後、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得し、
前記配送が進行されている間、前記一部取消に関する情報に基づいて前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示し、
前記配送が完了した後、前記一部取消に関する情報に基づいて取り消された物品に関する金額情報を特定し、
前記一部取消に関する情報が前記注文要請の配送完了後に獲得され、前記取り消された物品に関する金額が設定された金額以上である場合、前記一部取消に従って
取り消された物品に関する回収
要請の情報を
配送員に提供
する、電子装置。
【請求項17】
非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
コンピュータ読み取り可能な命令語を保存するよう構成される媒体を含み、
前記コンピュータ読み取り可能な命令語は、プロセッサーによって実行される場合、前記プロセッサーが:
電子装置の情報提供方法であって、
顧客から注文要請を獲得する段階と、
前記注文要請に基づいて物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示する段階と、
前記注文要請に従って配送が進行されているか、または配送が完了した後、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得する段階と、
前記配送が進行されている間、前記一部取消に関する情報に基づいて前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示する段階と、
前記配送が完了した後、前記一部取消に関する情報に基づいて取り消された物品に関する金額情報を特定する段階と、
前記一部取消に関する情報が前記注文要請の配送完了後に獲得され、前記取り消された物品に関する金額が設定された金額以上である場合、前記一部取消に従って
取り消された物品に関する回収
要請の情報を
配送員に提供する段階と
、を含む、情報提供方法を遂行するようにする、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の多様な実施形態は、情報提供方法およびこれを用いた電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
スマートフォンをはじめとする装置の発達によってイーコマース(e―commerce)サービスプラットフォームを利用するユーザーが増加している。特に、オフラインにおいて主に処理していたショッピングの中心がオンラインに移行されると共に、イーコマースサービスプラットフォームにおいて日常生活に必要な物品を注文する頻度が高まっている。
【0003】
イーコマースサービスプラットフォームにおいて取り扱う物品が多様になり、1人世帯が増加することにつれて、簡単な生活用品を注文するサービスが要求されている。少量の生活用品が急に必要な場合、該当物品を注文または注文後に取消して速く配送または回収すれば、プラットフォームの売上を増大させることができる。
【0004】
一方、韓国登録特許第10―1708572号は、複数の注文者が指定された店に注文対象品を注文する方法を開示しているが、これは一般的な注文に対する配送方法に関するものであり、顧客の注文と取消による配送と回収の方式に関しては開示できていない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
簡単な生活用品の購入も可能なイーコマースサービスプラットフォーム内において、顧客が物品に対する注文後、一部に対する取消をする場合、注文と取消に関する情報を提供し、それによる配送と回収が迅速に行われれば、物品の販売回転率を高めることができる。また、顧客が物品に対する注文後、全体に対する取消が行われ、購入のための過程を再度進行する煩わしさを減らすことができる。
【0006】
前述した問題点を解決するために、本発明は、顧客の注文要請と取消要請による配送と、回収に対する配送を迅速に処理できるよう、顧客と配送員に情報を提供する方法およびこれを用いた電子装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、顧客からの注文要請を獲得する段階、前記注文要請に基づいて物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示する段階、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得する段階、および前記一部取消に関する情報に基づき前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示する段階を含むことができる。
【0008】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置は、データベースおよびプロセッサーを含み、前記プロセッサーは、顧客からの注文要請を獲得し、前記注文要請に基づき物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示し、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得し、前記一部取消に関する情報に基づき前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示することができる。
【0009】
本発明の多様な実施形態に係る非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語を保存するように構成される媒体を含み、前記コンピュータ読み取り可能な命令語は、プロセッサーによって実行される場合、前記プロセッサーが:電子装置の情報提供方法にあって、顧客から注文要請を獲得する段階、前記注文要請に基づいて物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示する段階、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得する段階、および前記一部取消に関する情報に基づいて前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示する段階を含む、情報提供方法を遂行するようにすることができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の多様な実施形態に係る情報提供方法は、顧客の注文要請と注文要請に含まれた物品に対する取消要請に関する情報を獲得時、取消要請に関する情報を反映した注文に関連した情報を提供し、注文要請と取消要請に配送員を割り当て、より正確な情報を提供しつつ、迅速な配送を提供することができる。
【0011】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置は、顧客の注文要請と一部取消によって注文要請に含まれたすべての物品に対する注文取消がなくても、一部取消となった物品に対する回収を遂行し、既存の注文による迅速な配送を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の多様な実施形態に係る、情報を提供するための装置に関するブロック図である。
【
図2】本発明の多様な実施形態に係る情報提供方法に関する概略的なフローチャートである。
【
図3】本発明の多様な実施形態に係る注文に関連した情報を提供された顧客が確認するページに関する例示図である。
【
図4a】本発明の多様な実施形態に係る取消に関連した情報を提供された顧客が確認するページに関する例示図である。
【
図4b】本発明の多様な実施形態に係る取消に関連した情報を提供された顧客が確認するページに関する例示図である。
【
図4c】本発明の多様な実施形態に係る取消に関連した情報を提供された顧客が確認するページに関する例示図である。
【
図5】本発明の多様な実施形態に係る注文要請のうち取消による物品回収に関する概略的なフローチャートである。
【
図6a】本発明の多様な実施形態に係る注文の配送中に提供される情報に関する例示図である。
【
図6b】本発明の多様な実施形態に係る注文の配送中に提供される情報に関する例示図である。
【
図7】本発明の多様な実施形態に係る配送員の割当に関する概略的なフローチャートである。
【
図8】本発明の多様な実施形態に係る配送完了後の取消による物品回収に関する概略的なフローチャートである。
【
図9】本発明の多様な実施形態に係る配送完了後の取消金額による物品回収に関する概略的なフローチャートである。
【
図10a】本発明の多様な実施形態に係る注文の配送完了後に提供される情報に関する例示図である。
【
図10b】本発明の多様な実施形態に係る注文の配送完了後に提供される情報に関する例示図である。
【
図11】本発明の多様な実施形態に係る配送完了後に提供される取消制限情報に関する例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
実施形態において使われる用語は、本開示における機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新たな技術の出現などによって変わり得る。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。従って、本開示において使われる用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたった内容に基づいて定義されるべきである。
【0014】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「~部」、「~モジュール」などの用語は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアまたはソフトウェアで具現されたり、ハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0015】
明細書全体において記載された、「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を包括することができる。
【0016】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他端末に接続することができるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは、例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0017】
以下では、添付した図面を参照して、本開示の実施形態に関して本開示が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかし、本開示は、多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0018】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
実施形態を説明するにあたり、本発明が属する技術分野において広く知られており、本発明と直接的に関連のない技術内容については説明を省略する。これは不要な説明を省略することによって、本発明の要旨を曖昧にせずより明確に伝達するためである。
【0020】
同様の理由により、添付図面において、一部の構成要素は誇張または省略されたり、概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは、実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面において同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0021】
本発明の利点および特徴、そして、それらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし、本実施形態は、本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同一の参照符号は同一の構成要素を指称する。
【0022】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムインストラクションによって遂行され得ることが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサーに搭載され得るため、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサーを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートブロック(ら)において説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムインストラクションは、特定方式で機能を具現するために、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存することも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されたインストラクションは、フローチャートブロック(ら)において説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションは、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上において一連の動作段階が遂行されてコンピュータで実行されるプロセスを生成し、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を遂行するインストラクションは、フローチャートブロック(ら)において説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0023】
また、各ブロックは、特定された論理的機能(ら)を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示すことができる。また、いくつかの代替実行例では、ブロックにおいて言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることに注目されたい。例えば、連続して図示されている二つのブロックは、事実上実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時々該当する機能により逆順で遂行されることも可能である。
【0024】
図1は、本発明の多様な実施形態に係る、情報を提供するための装置に関するブロック図である。
【0025】
図1を参照すると、電子装置100、配送員200、および顧客300は、それぞれ互いに異なるノードとデータをやり取りすることができ、このような各ノードはネットワークを通じて接続され得る。
【0026】
電子装置100は、物品を販売するプラットフォームのサーバー、物品の在庫管理および配送を割り当てる物流センターを管理するサーバー、物品販売システムの統合サーバー、または物品販売管理サーバーなどの装置であり得る。電子装置100は、内部構成要素としてプロセッサー、トランシーバー、およびデータベースなどを含むことができ、これに限定されるものではない。電子装置100のプロセッサーは、本発明の多様な実施形態に係る情報提供方法を遂行するための一連の段階を処理することができる。プロセッサーは、電子装置100の他の構成要素を制御することができる。
【0027】
電子装置100のトランシーバーは、電子装置100のデータベースに保存された情報またはプロセッサーによって処理された情報を他の装置に転送したり、他の装置から電子装置100に情報を受信する機能を遂行することができる。
【0028】
電子装置100のデータベースは、電子装置100の所定の保存空間に具現されたデータ構造として、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能が自由に遂行され得る。例えば、データベースは、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能を処理するためのフィールド、または構成要素を含むことができる。
【0029】
電子装置100は、プラットフォーム(以下、「プラットフォーム」)における注文過程を統合的に遂行するプログラム(例:ソフトウェア、アプリケーションなど)を通じてプラットフォームを運営または管理することができる。具体的には、プログラム(以下、「プログラム」)は、電子装置100、配送員200、および顧客300によってそれぞれ実行され得る。プログラムの一部分は、個別の装置において実行され得、他の一部分は、他の装置において実行されてもよい。プログラムによって、またはプログラムを使用して遂行されることによって多様な動作、分析、および演算がプログラムの一部分を独立的または協力して実行され得、電子装置100、配送員200、および顧客300のような一つ以上のコンピュータ、制御部、または他の装置によって遂行され得る。
【0030】
配送員200は、電子装置100からの情報を提供されるための入力を遂行したり、電子装置200からの情報を提供される配送員が所持した端末を意味し得る。配送員200は、プラットフォームに登録されて注文要請による配送を遂行する者を意味することができ、個別の配送員200ごとの配送のために登録した配送手段が異なり得る。本明細書においては、配送員200を配送員が所持した端末であるスマートフォン、タブレット、PCなどの装置として混用して説明する。
【0031】
顧客300は、電子装置100からの情報を提供されるための入力を遂行したり、電子装置200からの情報を提供される顧客が所持した端末を意味し得る。本明細書においては、顧客300を、顧客が所持した端末であるスマートフォン、タブレット、PCなどの装置として混用して説明する。
【0032】
ネットワークは、複数の装置およびサーバーそれぞれのノードの相互間のデータをやり取りする構造を意味し得る。ネットワークの例としては、RF、LTE(Long Term Evolution)ネットワーク、5Gネットワーク、インターネット、LoRaネットワーク、LAN(Local Area Network)、wireless LAN、WAN(Wide Area Network)、ブルートゥース(登録商標)(Bluetooth)ネットワーク、NFCネットワークなどが含まれ得、これに限定されるものではない。
【0033】
図2は、本発明の多様な実施形態に係る情報提供方法に関する概略的なフローチャートである。
【0034】
図2は、顧客(例:
図1の顧客300)の注文要請によって注文に含まれた物品リスト、注文した物品のうち一部に関する取消情報などを提供し、その情報が変更される内容をアップデートして表示し提供する過程を示す流れである。
【0035】
S210は、顧客からの注文要請を獲得する段階である。顧客は、電子装置(例:
図1の電子装置100)を用いて運営または管理中の物品販売プラットフォームにおいて物品を注文する要請を遂行することができる。顧客の注文要請は、物品を購入する注文、飲食物を配達するための注文などに対応され得る。顧客は、顧客が所持した端末を用いてプラットフォームに接続して注文を生成してこれを要請することができる。顧客の注文要請は、プログラムにおいて物品を購入するためにリストを生成し、注文を入力するものであり得る。具体的には、電子装置は、顧客によって生成された注文要請を獲得することができ、これは、プラットフォームの注文過程が進行される一種のソフトウェア(またはアプリケーション)であるプログラムによって進行され得る。
【0036】
S220は、顧客の注文要請に基づき第1ページに多様な情報を表示する段階である。注文要請に基づいた情報は、物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報などを含むことができる。具体的には、物品リスト情報は、顧客の注文要請に含まれた物品のリストに関する情報、注文進行情報は顧客の注文の進行状態情報(例:配送中)、注文金額情報は、注文した個別の物品の金額と総額の情報であり得る。第1ページは、プログラム上において表示されるページであり得る。例えば、ページは、現在進行中であったり、完了した注文の詳細内容を確認することができるページであり得る。
【0037】
S230は、顧客の注文要請のうち一部に対する取消を獲得する段階である。一部に対する取消は、一部取消を意味し、例えば、注文要請後に注文完了(例:配送完了、購入確定など)前の取消と注文完了後の取消を含むことができる。S230の一部取消は、注文要請後に注文完了前の取消であり得る。顧客は、注文要請後に注文した物品のうち少なくとも一部に対する取消を遂行することができ、電子装置は、一部取消に関する情報を獲得することができる。一部取消に関する情報は、注文要請に対応するストア(以下、「ストア」)の物品在庫情報、顧客の取消要請のうち少なくとも一つに基づいて獲得され得る。注文要請に対応するストアは、例えば、顧客の位置情報または配送地情報を通じてそれに近い距離にある電子装置が運営または管理中のストアであり得る。具体的には、ストアは、プラットフォームにおいて販売中の物品を備えて配送員(例:
図1の配送員200)を通じて顧客の注文要請による物品をピックアップすることができる倉庫、物流センターなどであり得る。
【0038】
S240は、注文要請のうち一部取消に関する情報に基づいて多様な情報をアップデートして表示する段階である。アップデートされる多様な情報は、例えば、物品リスト情報および注文金額情報であり得る。具体的には、アップデートされた物品リスト情報は、一部取消よって取り消された物品リストの情報、取り消された物品に関する取消事由情報を含むことができる。より具体的には、取り消された物品リストの情報は、顧客の注文要請による物品リスト情報のうち一部取消に関する情報によって取り消された物品に取消表示(例:物品情報に取消線を表示)された情報であり得る。より具体的には、取り消された物品に関する取消事由情報は、顧客の注文要請による物品がストアに在庫がないため品切れであったり、顧客が取消要請を行った場合、如何なる事由によるものなのかを説明する情報であり得る。電子装置が注文要請および注文要請に対する一部取消に関する情報を含み、これをアップデートして第1ページに表示すると、プログラムによってその情報が顧客の端末にアップデートされて提供され得る。
【0039】
図3は、本発明の多様な実施形態に係る注文に関連した情報を提供された顧客が確認するページに関する例示図である。
【0040】
図3は、顧客300の注文要請によって顧客300に提供される情報が表示される第1ページに関する例示であり得る。
図3に図示、拡大された画面の例示は、顧客300が所持した端末のディスプレイに提供される第1ページ310を拡大した例示であり得る。
【0041】
第1ページ310は、現在進行中であったり、完了した注文の詳細を確認することができるページであり得る。
図3を参照すると、顧客300に提供され確認中である第1ページ310は、現在進行中である注文に関するページであり、注文要請による注文の状態311は、個別のタブにおいて確認することができる。一例として、注文要請が獲得され配送が完了し注文が完了される前までは、第1ページ310の「進行中」タブにおいて購入要請による情報が提供され得る。他の例として、注文要請による注文が完了した後は、第1ページ310の「完了」タブにおいて注文要請による情報が提供され得る。
【0042】
多様な実施形態によると、第1ページ310には注文進行情報312、物品リスト情報313、および注文金額情報314が表示され得る。配送状態情報領域315は、配送状態情報を詳細に確認することができる領域であり得、領収書情報領域316は、注文要請による領収書情報を詳細に確認することができる領域であり得る。具体的には、領域は、詳細な情報を確認するために顧客300によってクリックなどの選択入力が行われる領域であり得る。また、第1ページ310には、注文要請に対応するストアでの配送員(例:
図1の配送員200)のピッキング情報および注文要請によって割り当てられた配送員の位置情報をもとに決定された予想配送時間の情報が表示され得る。
【0043】
注文進行情報312は、顧客300の注文要請によって配送員(例:
図1の配送員200)の配送が完了し注文が完了するまでの残り時間の情報(例:残り4分)、配送が完了する予想配送時間情報(例:2020年5月11日午後9時8分)、および現在の注文の進行状態情報(例:配送中)を含むことができる。注文進行情報312は、注文の進行によってアップデートされて提供され得、一定の周期またはリアルタイムでその情報がアップデートされ得る。具体的には、予想配送時間情報は、注文要請に割り当てられた配送員が注文要請に含まれた物品をピッキングする情報と配送員が配送しながら変更される位置情報に基づいて、配送地との距離と配送員の配送手段などを考慮してプラットフォームのアルゴリズムによって演算して生成され得る。予想配送時間を演算するアルゴリズムは、個別の配送員の配送手段によって蓄積された配送速度、配送地までの予想配送経路を反映した地図、多様な配送員の平均的な配送速度などを総合して形成され得る。
【0044】
物品リスト情報313は、顧客300の注文要請に含まれた物品のリストに関する情報であり得る。注文金額情報314は、注文した個別の物品の金額と総額の情報であり得る。
図3において、注文金額情報314は、総額の情報である「合計」のみが図示されているが、これに限定されない。また、注文した個別の物品の金額の情報は、物品リスト情報313において個別の物品の情報に並列的に提供され得る。例えば、物品リスト情報313のうち「リンゴ500gX2」の情報と並列的に該当物品の金額に関する情報が提供されてもよい。
【0045】
図4aないし
図4cは、本発明の多様な実施形態に係る取消に関連した情報を提供された顧客が確認するページに関する例示図である。
【0046】
図4aないし
図4cは、顧客300の注文要請のうち一部取消に関する情報によって物品リスト情報がアップデートされて表示される例示であり得る。
図4aないし
図4cに図示、拡大された画面の例示は、顧客300が所持した端末のディスプレイに提供される第1ページ(例:
図3の第1ページ310)を拡大した例示であり得る。
図4aないし
図4cに図示された例示は、取り消された物品に関する取消情報の事由を表示するものを含み、このような例示は、本明細書において例示される
図6aおよび
図6b、
図10aおよび
図10bにも同一または同様に適用され得、これに限定されない。
【0047】
図4aないし
図4cの例示は、顧客300の注文要請に含まれた物品のうち少なくとも一部に対して配送が不可能な事由が存在する場合に該当することができる。一例として、注文要請を獲得した電子装置(例:
図1の電子装置100)は、配送員(例:
図1の配送員200)がストアに注文物品をピッキングしながら物品の品切れを確認した情報を受信することができる。電子装置は、プラットフォームのサービスセンター(service center)またはプログラムを通じて顧客300に取消事由情報を提供することができ、顧客300は、これによって一部取り消された状態として物品を配送されるか、代替物品を含んで配送され得る。他の例として、電子装置は、プラットフォームのサービスセンターに勤務中の職員に注文要請に含まれた物品に関する取消事由情報を提供し、サービスセンターの職員は、顧客300に通話を試み取消事由情報を知らせ、取り消された状態として物品を配送されるのか、取り消された物品を代替する代替物品を含んで配送されるか、または全体を取り消して注文要請を取り消すのかの意思を尋ね回答を受信することができる。
図4aないし
図4cは、このような過程を反映した例示に該当し、これに制限されない。
【0048】
図4aを参照すると、顧客300は、注文要請後、注文完了前に注文した物品のうち少なくとも一部に対する取消要請を行うことができる。一部に対する取消要請は、注文要請のうち一部取消に関する情報に含められ得、注文要請に基づいて生成された物品リスト情報のうち取消要請によって取り消された物品は、アップデートされてその情報が表示され得る。具体的には、顧客300は、取消要請を通じて注文した物品に対する取消しをすることができ、これらの取消事由は、アップデートされた物品リスト情報に表示され得る。
【0049】
アップデートされた物品リスト情報は、一部取消に関する情報を含むことができ、一部取消に関する情報は、注文要請に対応するストアの物品在庫情報および顧客300の取消要請のうち少なくとも一つに基づいて獲得され得る。具体的には、アップデートされた物品リスト情報は、取消事由情報を含むことができ、取消事由情報410は、顧客300の注文要請による物品がストアに在庫がなく品切れであったり、顧客が取消要請を行った場合、如何なる事由によるものかを説明する情報であり得る。一例として、ストアに在庫がなく品切れの場合、電子装置は、顧客に注文要請に含まれた物品に対する在庫がないという情報を提供することができ、それによって顧客が取り消せる入力が可能なようにすることができる。顧客は、提供された情報をもとに品切れになった物品に対する取消入力を行って取消要請を遂行し、電子装置は、それによる取消に関する情報を獲得して取消事由情報410を生成および顧客に提供することができる。
【0050】
一例として、顧客300が注文した物品のうち一部に対する取消を要請した場合、取消事由情報410のうち顧客による取消事由411が表示され得る。取消事由情報410は、顧客300の意図によるものか、ストアによるものかを把握するのに役立つ。
【0051】
図4aに表示される物品リストに関する総額は、取り消された物品に関する金額が除かれた金額であり得る。顧客300が注文した物品に関する総額から取消事由情報410によって取り消された物品を除き、現在配送中の物品に関する金額のみが総額として表示され得る。
【0052】
他の例として、注文要請に対応するストアに注文要請に含まれた物品の在庫がない場合、取消事由情報410のうちストアによる事由412が表示され得る。ストアによる事由412は、顧客300の注文要請が獲得された当時には注文に含まれた物品の在庫が電算上には存在したが、実際、ストアには在庫がない状態である場合と、注文要請が獲得された当時にはストアに在庫が存在したが、配送員(例:
図1の配送員200)の物品ピッキング時に該当物品が破損して顧客300に配送し難い状態である場合とを含むことができ、これに限定されない。
【0053】
図4bは、注文要請物品リスト420に関する例示に該当し得る。
図4bを参照すると、顧客300の注文要請に含まれた物品うち一部に対する取消があるとき、取り消された物品リストが別途に表示され得る。例えば、「リンゴ500gX2」のうち1つが取り消され配送物品リストには1つ、取り消された物品リストには1つとしてそれぞれ表示され得る。例えば、「牛乳500mlX3」のうち2本が取り消され配送物品リストには1本、取り消された物品リストには2本としてそれぞれ表示され得る。具体的には、取り消された物品リストには、それぞれの物品が取り消された取消事由情報(例:
図4aの取消事由情報410)が付加的に表示され得る。また、注文要請物品リスト420に対する総額に関する情報もアップデートされた事項を反映して変更される。
【0054】
図4cは、代替物品リスト430に関する例示に該当し得る。
図4cを参照すると、顧客300の注文要請に含まれた物品のうち一部に対する取消があるとき、取り消された物品リストが別途に表示されると共に、取り消された物品を代替する代替物品が配送物品リストに新たに含まれ表示され得る。これは、サービスセンターまたはプログラムを通じて顧客300の取消物品に対する代替物品を含む情報が受信される場合であり得る。例えば、「リンゴ500gX2」のうち1つが取り消され配送物品リストには1つ、取り消された物品リストには1つ、配送物品リストに「リンゴ300gX1」が代替物品として追加されてそれぞれ表示され得る。例えば、「牛乳500mlX3」のうち2本が取り消され配送物品リストには1本、取り消された物品リストには2本、配送物品リストに「牛乳200mlX5」が代替物品として追加されてそれぞれ表示され得る。このような取り消された物品に対する代替物品は、取り消された物品の数量、容量、価格、ブランドなどの情報を総合して顧客300に提供され、顧客300の代替要請情報の獲得によって決定され得る。具体的には、代替物品は、顧客300の注文要請によって物品のピッキングが遂行されるストアの在庫状況を反映したものであり得る。具体的には、取り消された物品リストには、それぞれの物品が取り消された取消事由情報(例:
図4aの取消事由情報410)が付加的に表示され得る。また、代替物品リスト430に対する総額に関する情報もアップデートされた事項を反映して変更される。
【0055】
図5は、本発明の多様な実施形態に係る注文要請のうち取消による物品回収に関する概略的なフローチャートである。
【0056】
図5は、注文要請が獲得された後、注文完了前に一部取消に関する情報が獲得され、配送員(例:
図1の配送員200)が物品の配送を完了すると同時に取り消された物品を回収するプロセスに関する流れである。
【0057】
S510は、電子装置(例:
図1の電子装置100)が注文要請を獲得して該当注文に関する配送を担当する配送員を割り当てる段階である。電子装置は、配送員の位置情報を受信することができる。また、電子装置は、注文要請に対応するストアの位置情報を獲得することができる。例えば、電子装置は、配送員の位置情報に基づいてストアの位置から予め設定された距離内に位置した配送員のうちいずれか一人の配送員を注文に対する配送に割り当てることができる。具体的には、電子装置は、注文要請を獲得したときに配送業務に割り当てられていない配送員のうちいずれか一人の配送員を前記注文に対する配送業務に割り当てることができる。予め設定された距離は、例えば、ストアの位置から1kmの半径以内であり得、これに限定されない。
【0058】
S520は、注文要請獲得後、配送完了前に取消に関する情報を獲得したか否かを確認する段階である。取消に関する情報が配送完了前に獲得されたか否かを確認することはS530とS540に分岐するためであり、配送完了後の取消に関する情報が獲得されるときに追加的な制限が含まれたプロセスが進行され得る。
【0059】
S530は、注文要請に割り当てられた配送員に回収する物品に関する情報を提供する段階である。例えば、割り当てられた配送員は、注文要請によってストアから物品をピッキングした後、配送地へ移動中に回収要請に関する情報を提供され得る。回収要請に関する情報は、電子装置が取消に関する情報を獲得して配送員に取り消された物品に対する回収を要求する情報であり得る。
【0060】
S540は、配送員が配送地に物品の発送を完了しつつ取り消された物品に対する回収を進行する段階である。例えば、配送員は、顧客(例:
図1の顧客300)の注文要請による物品配送の要請情報を電子装置から獲得して、配送地に物品を配送中に、配送中の物品のうち少なくとも一部に関する回収要請情報を提供され得る。配送員は、配送地に物品を配送すると同時に、取り消され回収が要請された物品に対しては、回収を進行することができる。具体的には、配送員が第1物品、第2物品を配送中に第2物品に関する取消要請として回収要請情報が提供されると、第1物品は配送地に配送したままとして残しておき、第2物品は回収してストアに復帰することができる。より具体的には、配送員は、第2物品をピッキングしたストアに復帰して第2物品をストアに再び入れ替えられる。電子装置は、配送員に回収した物品を返すストアに関する情報を提供することができ、該当物品がもともとあったストアではなく、他のストアにその物品を返すように情報を提供してもよい。
【0061】
S550は、配送完了後の取消に関する情報が獲得される場合、それによるプロセスを進行する段階である。これは、
図8および
図9において説明する。
【0062】
図6aおよび
図6bは、本発明の多様な実施形態に係る注文の配送中に提供される情報に関する例示図である。
【0063】
図6aは、第1ページ(例:
図3の第1ページ310)の一部領域に対する入力が獲得されると提供される第2ページに関する例示であり、
図6bは、第1ページの一部領域に対する入力が獲得されると提供される第3ページに関する例示であり得る。
【0064】
図6aを参照すると、顧客(例:
図1の顧客300)の第1ページの一部領域に対する入力によって第2ページが提供され得る。顧客は、
図3の配送状態情報領域315を選択する入力を遂行することができる。
図3の配送状態情報領域315は、第1領域として混用して説明される。電子装置(例:
図1の電子装置100)は、顧客の第1領域に対する選択入力を獲得し、その入力によって第2ページに配送状態情報を詳細に提供することができる。
【0065】
第2ページに提供される配送状態情報は、
図6aに図示されたように、上から下の順に、注文要請に対応して割り当てられた配送員の現在の配送位置情報、配送予想時間情報と注文進行情報、配送員の登録情報、配送地情報、物品リスト情報、取消事由情報、および注文金額情報を含む。
【0066】
多様な実施形態によると、注文要請に対応して割り当てられた配送員の現在の配送位置情報は、一種の地図形態のイメージとして提供され得る。
図6aを参照すると、地図において人型のアイコンは顧客の配送地、家型のアイコンは物品をピッキングしたストア、配送手段のアイコンは配送員の現在の配送位置を示す。
【0067】
多様な実施形態によると、配送予想時間情報と注文進行情報は、顧客の注文要請の獲得後、配送完了までの進行過程を示す情報を含む。個別の注文進行過程の左側の表示は、完了した過程に関してはv表示(例:注文受信、注文準備中)になり、現在進行中の過程に関してはo表示(例:配送中)になり、それ以降に進行される過程に関しては別途の表示がないことがある(例:配送完了)。このような例示は、UIによって表現される一例に過ぎず、限定されない。
【0068】
多様な実施形態によると、配送員の登録情報は、配送員の名前、配送員の配送手段、配送員の電話番号などの情報を含むことができる。顧客は、配送員の物品配送が配送予想時間より遅くなる場合、「通話」を選択する入力を通じて配送員に連絡が可能であり得る。
【0069】
多様な実施形態によると、配送地情報は、顧客が注文要請時に入力したり、選択した配送地情報と配送要請事項の情報を含むことができる。物品リスト情報、取消事由情報、および注文金額情報は、顧客の注文要請と取消に関する情報を反映して表示される情報であり得る。顧客の注文要請の獲得後、取消に関する情報が追加的に獲得されなければ、
図6aにおいては取消事由情報をはじめとした取消に関連した情報が提供され得ない。
【0070】
図6bを参照すると、顧客の第1ページの一部領域に対する入力によって第3ページが提供され得る。顧客は、
図3の領収書情報領域316を選択する入力を遂行することができる。
図3の領収書情報領域316は、第2領域に混用して説明する。電子装置は、顧客の第2領域に対する選択入力を獲得し、その入力によって第3ページに領収書情報を詳細に提供することができる。
【0071】
第3ページに提供される領収書情報は、
図6bに図示されたように、注文要請が獲得された時刻の情報、物品リスト情報、取消物品リスト情報、および注文金額情報を含む。
【0072】
一実施形態によると、注文要請が獲得された時刻の情報は、電子装置が顧客の注文要請を獲得した時刻の情報であり得る。他の実施形態によると、注文要請が獲得された時刻の情報を代替して注文による配送が完了した時刻の情報が提供されてもよい。また、他の実施形態によると、注文要請によって配送が完了し領収書が発行された時刻の情報が提供されてもよい。このように、第3ページに表示される注文要請が獲得された時刻の情報は一例に該当し、情報が表示される領域に顧客に有用な他の情報が代替されて表示され得る。
【0073】
第3ページに提供される物品リスト情報と取消物品リスト情報は、配送が完了して購入が確定した物品は取消線が重なって表示(例:リンゴ)されず、取り消された物品は取消線が重なって表示(例:ミネラルウォーター、牛乳)され得る。
【0074】
第3ページに提供される注文金額情報は、最初の注文要請時に注文した物品の合計に関する情報、配送費情報、配送費の割引情報、クーポンによって割引された情報、取り消して払い戻された金額に関する情報、総額に関する情報を含む。具体的には、電子装置は、注文金額情報に含まれ得る他の情報を総括して提供することができる。一例として、配送費割引がない場合であれば、電子装置は配送費の割引情報を表示しないことがある。他の例として、顧客に対するターゲット型割引が存在する場合であれば、電子装置はターゲット型割引情報を追加的に表示することができる。
【0075】
図7は、本発明の多様な実施形態に係る配送員の割り当てに関する概略的なフローチャートである。
【0076】
図7は、顧客(例:
図1の顧客300)の注文要請が遂行されるストアの位置情報と配送員の位置情報を通じて前記注文による配送業務に配送員(例:
図1の配送員200)を割り当てる過程の流れある。
【0077】
S710は、配送員の位置情報を受信する段階である。電子装置(例:
図1の電子装置100)は、配送員の位置情報を受信することができる。配送員の位置情報は、配送員が所持した端末のGPS情報を通じて受信され得、これらに限定されるものではない。
【0078】
S720は、注文要請に対応するストアの位置を確認する段階である。電子装置は、注文要請に対応するストアの位置情報を獲得することができる。注文要請に対応するストアは、顧客の位置情報または配送地情報を通じてこれと近い距離にあるストアとして、電子装置が運営または管理中のストアであり得る。具体的には、顧客がプログラムを通じて物品を注文する場合、顧客の情報のうち配送地情報を通じてその配送地に近いストアから注文がなされ得る。より具体的には、プログラムは、個別の顧客の配送地情報をもとに注文がなされるストアを顧客に割り当て、顧客は割り当てられたストアの物品に対して注文要求を遂行することができる。
【0079】
S730は、顧客の注文要請に対応する配送員を割り当てる段階である。例えば、電子装置は、配送員の位置に基づいてストアの位置から予め設定された距離内に位置した配送員のうちいずれかの一人の配送員を注文に対する配送に割り当てることができる。具体的には、電子装置は、注文要請を獲得したときに配送業務に割り当てられていない配送員のうちいずれか一人の配送員を前記注文に対する配送業務に割り当てることができる。予め設定された距離は、例えば、ストアの位置から1kmの半径以内であり得、これに限定されない。
【0080】
他の実施形態によると、S730において配送員を割り当てることは、電子装置と配送員間の情報のやり取りからなり得る。電子装置は、顧客からの注文要請を獲得した後、配送業務に割り当てられていない配送員のうちストアの位置から予め設定された距離内に位置した配送員に配送要請の情報を提供することができる。配送要請の情報を提供された配送員のうちいずれか一人の配送員が配送を担当するという配送受諾の情報を電子装置に提供すると、電子装置は、配送受諾の情報を提供した配送員を該当注文に対する配送に割り当てることができる。具体的には、電子装置が配送受諾の情報を受信した順によって最初に到着した順に配送員が割り当てられ得る。
【0081】
図8は、本発明の多様な実施形態に係る配送完了後の取消による物品回収に関する概略的なフローチャートである。
【0082】
図8は、
図5のS550に関する詳細なプロセスを示す流れであり得る。
図8は、顧客の注文要請に対する配送完了後の注文に含まれた物品のうち少なくとも一部に関する取消情報の獲得時のプロセスを示す。
【0083】
S810は、注文要請に対応して配送業務に割り当てられた配送員(例:
図1の配送員200)から配送完了の情報を受信する段階である。配送員は、プログラムを通じて提供されるページにおいて割り当てられた注文に対する配送を完了したという入力を遂行することができる。電子装置(例:
図1の電子装置100)は、配送完了の情報を受信すると、注文に対する配送が完了したことを確認することができ、
図3の第1ページ310上において注文要請による注文の状態311を「進行中」から「完了」に変更してそれに対応する情報を顧客(例:
図1の顧客300)に提供することができる。
【0084】
S820は、アップデートされた注文金額情報のうち取り消された物品に関する金額の情報を確認する段階である。電子装置は、顧客の注文要請のうち取消に関する情報を配送完了後に獲得することができる。顧客が配送完了後に一部取消を要請する場合、電子装置は取消を要請した物品の価額を通じてその金額情報を確認する。
【0085】
S830は、配送完了後の取消要請によって取り消された物品の金額が設定された金額以上であるか否かを確認する段階である。設定された金額は、プラットフォームの政策によって変更され得、その金額が明示的に表示されないことがある。具体的には、プログラム上において取り消された物品に対する金額が、設定された金額以上である場合にのみ、顧客に配送完了後の一部取消の入力が可能なように設定することができる。より具体的には、プログラム上において取り消された物品に対する金額が、設定された金額未満である場合には、一部取消の入力がなされる領域が非活性化されたり、一部取消の入力が制限されるという情報を提供することができる。
【0086】
S840は、取り消された物品に対する配送業務に配送員を割り当てる段階である。実施形態において取り消された物品に対する配送業務は、取り消された物品をストアに回収する業務を含むことができる。例えば、電子装置は、S830において取り消された物品に関する金額が、設定された金額以上であることを確認し、一部取消要請が獲得された物品に関する回収要請の情報を配送員に提供することができる。S840において配送員の割り当ては、
図7のS710ないしS730における配送員の割り当てと同様であり得、追加的なアルゴリズムが加わり得る。具体的には、電子装置は、配送員の遊休状態情報および配送員の注文要請に対応するストアに復帰する状態情報に基づきS840の割り当てを遂行することができる。より具体的には、電子装置は、配送員のうち遊休状態の配送員、ストアに復帰する配送員に対して取り消された物品に関する回収要請の情報を提供し、そのうちいずれか一人の配送員に回収の配送業務を割り当てることができる。遊休状態である配送員は、配送業務に割り当てられず休憩状態の配送員であり得る。ストアに復帰する配送員は、前記注文に対応するストアのみならず、他のストアに復帰する配送員であり得る。S850は、注文要請に対する配送を完了した後、取り消された物品に対する回収を進行する段階である。一方、実施形態において取り消された物品を回収する配送員は、遊休配送員の中から選択されたり、他の配送業務を行う配送員のうち回収する物品が位置する領域に隣接した配送員の中から選択され得る。一方、実施形態において物品の回収可否は、物品の特性に基づいて決定され得る。例えば、変質の可能性が高い物品は、その物品に対する回収を行わないことがある。一方、実施形態において電子装置は、取消を遂行した顧客の情報を確認することができ、取消ヒストリーに基づいてサービスにおける該当顧客の活動を制限することができる。
【0087】
図9は、本発明の多様な実施形態に係る配送完了後の取消金額による物品回収に関する概略的なフローチャートである。
【0088】
図9は、顧客(例:
図1の顧客300)の注文要請によって物品が配送された後、その注文に対する一部物品の取消要請が制限される流れに関するものであり得る。
【0089】
S910は、顧客が注文する物品の総額が最小注文金額以上である場合、注文要請が獲得される段階である。例えば、プログラム上において顧客が注文を要請しようとすると、最小注文金額が設定され得る。最小注文金額が20,000ウォンである場合、顧客は1回の注文のために20,000ウォン以上の金額に該当する物品を注文要請すれば注文が可能である。
【0090】
S920は、注文金額から取消金額を除いた金額が最小注文金額未満か否かを確認する段階である。電子装置(例:
図1の電子装置100)は、顧客が注文要請した金額から取消要請した金額を除いた金額が最小注文金額未満であるか否かを確認することができる。注文要請した金額から取消要請した金額を除いた金額は、顧客が前記注文要請から実際に購入する物品に関する金額に対応することができる。例えば、顧客が第1物品と第2物品に関する注文要請を行い物品に対する配送が完了した後、第2物品に対する取消要請をすると、注文要請した金額から取消要請した金額を除いた金額は、第1物品に関する金額であり得る。電子装置は、プラットフォームの会員である顧客別に注文金額から取消金額を除いた金額が最小注文金額未満の回数をカウントして確認することができる。また、電子装置は、カウントした回数を顧客別に分類してデータベースに保存することができる。S920のように金額に関する確認とその回数に関する確認を通じて、結果的に最小注文金額より低い金額に対する注文がなされることを確認することができ、これを悪用する顧客を確認することができる。電子装置は、顧客の注文要請と取消要請による悪用を確認しそれに対する制限をしてプラットフォームの正常な運営および管理を遂行することができる。
【0091】
S930は、電子装置のデータベースから顧客別の取消要請回数を確認する段階である。電子装置は、顧客別に分類してデータベースに保存された取消要請回数を確認することができる。データベースに保存された取消要請回数は、最終的に最小注文金額未満で注文した結果となる取消を要請した回数であり得る。
【0092】
S940は、最終的に最小注文金額未満で注文した結果となる取消を要請した回数が予め設定された回数以上である顧客を確認する段階である。電子装置は、データベースに保存された顧客別の取消要請回数を予め設定された回数と比較することができる。例えば、電子装置は、第1顧客の取消要請回数が3回であることを確認し、予め設定された回数と同一なものとして確認することができる。但し、予め設定された回数は、プラットフォームの政策上、任意に設定されることがあり得、明示されないことがある。
【0093】
S950は、顧客別の取消要請回数が予め設定された回数以上である場合に取消を制限する情報を提供する段階である。電子装置は、顧客の取消要請回数が予め設定された回数以上として確認されると、顧客の注文完了後に第1ページ(例:
図3の第1ページ310)に取消要請が不可能であるという情報を提供することができる。具体的には、電子装置は、注文完了後、最終的に最小注文金額未満で注文した結果となる取消を要請した回数が予め設定された回数以上の顧客にこれ以上の取消要請を許容しないこともある。電子装置は、一部取消要請を悪用する顧客を確認してこれを防止することができる。
【0094】
図10aおよび
図10bは、本発明の多様な実施形態に係る注文の配送完了後に提供される情報に関する例示図である。
図10aは、
図6aに対応する配送完了後に提供される情報であり、
図10bは、
図6bに対応する配送完了後に提供される情報であり得る。
【0095】
電子装置(例:
図1の電子装置100)は、プラットフォーム上において行われる顧客(例:
図1の顧客300)の注文要請と一部取消に関する情報を総合して配送完了後に提供することができる。
図10aおよび
図10bは、これを示す例示に該当し得る。電子装置は、注文要請後、配送完了後の情報をヒストリー形式として一定期間、顧客に提供することができ、一定期間は1ヶ月であり得る。電子装置は、顧客の注文要請と一部取消に関する情報をデータベースに保存することができ、これを通じてプラットフォーム上において行われる顧客の活動情報および物品に関する選好情報などを確認することができる。データベースに蓄積された顧客別情報は、後に電子装置を通じて物品を推薦するのに活用され得、顧客別に最適化されニーズに合った情報を優先的に提供することに活用されてもよい。
【0096】
図11は、本発明の多様な実施形態に係る配送完了後に提供される取消制限情報に関する例示図である。
【0097】
図11の例示は、
図9の流れにおいて予め設定された回数を超過した状態の顧客(例:
図1の顧客300)に提供される第1ページ(例:
図3の第1ページ310)に関するものであり得る。
【0098】
第1ページに提供される取消制限情報1100は、プラットフォームを利用するすべての顧客には提供されない。取消制限情報1100は、
図9において、最終的に最小注文金額未満で注文した結果となる取消を要請した回数が予め設定された回数以上である顧客に提供される。予め設定された回数以上である顧客は、一例として、配送完了された注文に対して取消要請を試みる場合、取消制限情報1100が提供され得る。他の例として、予め設定された回数以上である顧客は、第1ページの配送完了タブに転換されると同時に取消制限情報1100が共に表示され得る。
【0099】
多様な実施形態によると、取消制限情報1100が提供される顧客は、永久的にプラットフォーム上において取消が制限されるものではない。電子装置は、一定の期間を定めて
図9の回数をカウントし、顧客別にカウントされた回数を一定の期間が過ぎれば削除してもよい。また、配送完了後に一部取消要請をすることは、配送が完了した後に一定の時間以内にのみ可能であり、一定の時間は、プラットフォーム内の政策上設定され得る。顧客は、一定の時間の間に提供される一部取消要請ボタンを通じて取消要請を遂行することができ、一定の時間が過ぎると前記ボタンは非活性化されたり消えるように設定され得る。
【0100】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、顧客からの注文要請を獲得する段階、前記注文要請に基づいて物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示する段階、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得する段階、および前記一部取消に関する情報に基づき前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示する段階を含むことができる。
【0101】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法にあって、前記物品リスト情報は、取り消された物品に関する取消事由情報を含むことができる。
【0102】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法にあって、前記アップデートされた物品リスト情報は、代替物品リスト情報を含むことができる。
【0103】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法にあって、前記一部取消に関する情報は、前記注文要請に対応するストアの物品在庫情報および前記顧客の取消要請のうちの少なくとも一つに基づいて獲得され得る。
【0104】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法にあって、前記第1ページは、前記注文要請に対応するストアのピッキング情報および前記注文要請に対応して割り当てられた配送員の位置情報に基づいて決定された予想配送時間の情報をさらに含むことができる。
【0105】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、前記注文要請に対応する配送員を割り当てる段階をさらに含み、前記一部取消に関する情報が前記割り当てられた配送員の配送中に獲得された場合、前記一部取消に関する情報に基づいて前記割り当てられた配送員に回収する物品に関する情報が提供され得る。
【0106】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、前記第1ページの第1領域に対する前記顧客の選択入力を獲得する段階および前記選択入力に対応して第2ページに配送状態情報を提供する段階をさらに含み、前記配送状態情報は、前記注文要請に対応して割り当てられた配送員の配送位置情報、前記注文要請に対応して割り当てられた配送員の登録情報、配送予想時間情報、前記注文進行情報、配送地情報、前記物品リスト情報、取消事由情報、および前記注文金額情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0107】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、前記第1ページの第2領域に対する前記顧客の選択入力を獲得する段階および前記選択入力に対応して第3ページに領収書情報を提供する段階をさらに含み、前記領収書情報は、前記注文要請が獲得された時刻の情報、前記物品リスト情報、取消物品リスト情報、および注文金額情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0108】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、複数の配送員の位置情報を受信する段階および前記注文要請に対応するストアの位置情報を獲得する段階をさらに含み、前記注文要請に対応して割り当てられた配送員は、前記受信した位置情報に基づき前記注文要請に対応するストアの位置から予め設定された距離内に位置した配送員のうち前記注文要請時に配送業務に割り当てられていない配送員であり得る。
【0109】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、前記注文要請に対応して割り当てられた配送員から配送完了情報を受信する段階および前記一部取消に関する情報に基づいて前記アップデートされた注文金額情報のうち取り消された物品に関する金額情報を確認する段階をさらに含み、前記一部取消に関する情報が前記配送完了後に獲得され得る。
【0110】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、前記取り消された物品に関する金額が設定された金額以上である場合、取り消された物品に対する回収業務に配送員を割り当てる段階をさらに含むことができる。
【0111】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法にあって、前記取り消された物品に対する回収業務に割り当てられた配送員は、配送員の遊休状態情報および前記注文要請に対応するストアに復帰する状態情報のうち少なくとも一つに基づいて決定され、前記ストアに復帰する状態情報を有する配送員は、前記配送員の位置情報に基づいて前記回収業務に割り当てられ得る。
【0112】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法にあって、前記注文要請を獲得する段階は、注文金額が最小注文金額以上である場合、前記注文要請を獲得する段階を含むことができる。
【0113】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、前記一部取消に関する情報が、前記注文金額から前記取消金額を除いた金額が前記最小注文金額未満である回数を確認する段階および前記回数を顧客別に分類してデータベースに保存する段階をさらに含むことができる。
【0114】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、前記データベースから前記顧客の前記回数を確認する段階および前記顧客の回数が予め設定された回数以上である場合、前記顧客の一部取消を制限する情報を第1ページに提供する段階をさらに含むことができる。
【0115】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置は、データベースおよびプロセッサーを含み、前記プロセッサーは、顧客からの注文要請を獲得し、前記注文要請に基づいて物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示し、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得し、前記一部取消に関する情報に基づいて前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示することができる。
【0116】
本発明の多様な実施形態に係る非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータ読み取り可能な命令語を保存するように構成される媒体を含み、前記コンピュータ読み取り可能な命令語は、プロセッサーによって実行される場合、前記プロセッサーが:電子装置の情報提供方法にあって、顧客からの注文要請を獲得する段階、前記注文要請に基づいて物品リスト情報、注文進行情報、および注文金額情報を第1ページに表示する段階、前記注文要請のうち一部取消に関する情報を獲得する段階、および前記一部取消に関する情報に基づいて前記物品リスト情報および前記注文金額情報をアップデートして前記第1ページに表示する段階を含む、情報提供方法を遂行するようにすることができる。
【0117】
一方、本明細書と図面には、本発明の好ましい実施形態について開示され、たとえ特定用語が使われているが、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し、発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例も実施可能であることは、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に自明である。
【0118】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサー、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサー上で実行可能なコンピュータ読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に保存され得る。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、マグネチック記憶媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、シーディーロム(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサーで実行され得る。
【0119】
本実施形態は、機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは、特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は、一つ以上のマイクロプロセッサーの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)などのような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャバ(Java)、アセンブラ(assembler)などのようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は、一つ以上のプロセッサーで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は、電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的かつ物理的な構成として限定されるものではない。前記用語は、プロセッサーなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0120】
前述した実施形態は、一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
【符号の説明】
【0121】
100 電子装置
200 配送員
300 顧客
310 第1ページ