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特許7423588移動端末試験装置とその制御メッセージ送信方法
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  • 特許-移動端末試験装置とその制御メッセージ送信方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-19
(45)【発行日】2024-01-29
(54)【発明の名称】移動端末試験装置とその制御メッセージ送信方法
(51)【国際特許分類】
   H04B 17/29 20150101AFI20240122BHJP
   H04W 24/06 20090101ALI20240122BHJP
   H04M 1/24 20060101ALI20240122BHJP
   H04B 17/17 20150101ALI20240122BHJP
【FI】
H04B17/29 200
H04W24/06
H04M1/24 B
H04B17/17
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2021196187
(22)【出願日】2021-12-02
(65)【公開番号】P2023082422
(43)【公開日】2023-06-14
【審査請求日】2023-01-16
(73)【特許権者】
【識別番号】000000572
【氏名又は名称】アンリツ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001520
【氏名又は名称】弁理士法人日誠国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】森田 淳樹
(72)【発明者】
【氏名】狩野 大樹
(72)【発明者】
【氏名】中村 拓海
(72)【発明者】
【氏名】荒山 昌豊
(72)【発明者】
【氏名】島川 展明
(72)【発明者】
【氏名】中川 大祐
【審査官】鴨川 学
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-077944(JP,A)
【文献】特開2008-048330(JP,A)
【文献】特開2014-143644(JP,A)
【文献】特開2016-174284(JP,A)
【文献】特開平07-250016(JP,A)
【文献】特開2014-165832(JP,A)
【文献】特開2012-209793(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 17/29
H04W 24/06
H04M 1/24
H04B 17/17
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
移動体通信の基地局を擬似して移動端末(10)を試験する移動端末試験装置(1)であって、
前記移動端末に制御メッセージを送信するモードとして、ユーザによるパラメータの設定により、前記移動端末に制御メッセージの送信が必要となったときに前記移動端末に制御メッセージを送信するAutomaticモードと、
ユーザによるパラメータの設定によるパラメータの変更情報を保持しておき、ユーザによるパラメータ適用指示があったときに、保持されている前記変更情報に対応する制御メッセージを前記移動端末に送信するManualモードと、を切り替える制御部(6)を備える移動端末試験装置。
【請求項2】
移動体通信の基地局を擬似して移動端末(10)を試験する移動端末試験装置(1)の制御メッセージ送信方法であって、
前記移動端末に制御メッセージを送信するモードとして、ユーザによるパラメータの設定により、前記移動端末に制御メッセージの送信が必要となったときに前記移動端末に制御メッセージを送信するAutomaticモードと、
ユーザによるパラメータの設定によるパラメータの変更情報を保持しておき、ユーザによるパラメータ適用指示があったときに、保持されている前記変更情報に対応する制御メッセージを前記移動端末に送信するManualモードと、を切り替えるステップを備える制御メッセージ送信方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動端末の試験を行なう移動端末試験装置に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯電話やデータ通信端末等の移動しながら通信を行なう移動端末を開発した場合、この開発した移動端末が正常に通信を行なえるか否かを試験する必要がある。このため、実際の基地局の機能を擬似する擬似基地局として動作する試験装置に試験対象の移動端末を接続し、試験装置と移動端末との間で通信を行ない、この通信の内容を確認する試験を行なっている。
【0003】
移動端末試験装置において、ユーザの設定によって移動端末に制御メッセージを送信する必要が生じると、移動端末に制御メッセージを送信する。
【0004】
特許文献1には、ユーザによる操作により、ハンドオーバー実行の操作が行なわれると、移動端末にハンドオーバーメッセージを送信することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特許第6034849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような制御メッセージの送信は、擬似基地局としての設定を変えた場合にも送信が必要となるときがあるが、試験の開始時などに大量に設定を変更するとき、設定が変更される度に内部処理を行なったり、メッセージ送信の処理を行なったりしていると試験に時間がかかってしまう。
【0007】
そこで、本発明は、制御メッセージをまとめて処理することにより、効率良く試験を行なうことができる移動端末試験装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の移動端末試験装置は、移動体通信の基地局を擬似して移動端末を試験する移動端末試験装置であって、前記移動端末に制御メッセージを送信するモードとして、ユーザによるパラメータの設定により、前記移動端末に制御メッセージの送信が必要となったときに前記移動端末に制御メッセージを送信するAutomaticモードと、ユーザによるパラメータの設定によるパラメータの変更情報を保持しておき、ユーザによるパラメータ適用指示があったときに、保持されている前記変更情報に対応する制御メッセージを前記移動端末に送信するManualモードと、を切り替える制御部を備えるものである。
【0009】
この構成により、移動端末に制御メッセージの送信が必要となったときに移動端末に制御メッセージを送信するAutomaticモードと、ユーザによるパラメータ適用指示があったときに、保持されている変更情報に対応する制御メッセージを移動端末に送信するManualモードと、が切り替えられる。このため、パラメータの変更が少ない場合や、即時に移動端末に制御メッセージを送信したい場合は、Automaticモードを選択し、パラメータの変更が大量にある場合は、Manualモードを選択することで、処理負荷や処理時間を軽減させることができ、効率良く試験を行なうことができる。
【0010】
また、本発明の移動端末試験装置の制御メッセージ送信方法は、移動体通信の基地局を擬似して移動端末を試験する移動端末試験装置の制御メッセージ送信方法であって、前記移動端末に制御メッセージを送信するモードとして、ユーザによるパラメータの設定により、前記移動端末に制御メッセージの送信が必要となったときに前記移動端末に制御メッセージを送信するAutomaticモードと、ユーザによるパラメータの設定によるパラメータの変更情報を保持しておき、ユーザによるパラメータ適用指示があったときに、保持されている前記変更情報に対応する制御メッセージを前記移動端末に送信するManualモードと、を切り替えるステップを備えるものである。
【0011】
この構成により、移動端末に制御メッセージの送信が必要となったときに移動端末に制御メッセージを送信するAutomaticモードと、ユーザによるパラメータ適用指示があったときに、保持されている変更情報に対応する制御メッセージを移動端末に送信するManualモードと、が切り替えられる。このため、パラメータの変更が少ない場合や、即時に移動端末に制御メッセージを送信したい場合は、Automaticモードを選択し、パラメータの変更が大量にある場合は、Manualモードを選択することで、処理負荷や処理時間を軽減させることができ、効率良く試験を行なうことができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、制御メッセージをまとめて処理することにより、効率良く試験を行なうことができる移動端末試験装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置の要部のブロック図である。
図2図2は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置のAutomaticモード時の処理の例を示すシーケンス図である。
図3図3は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置のManualモード時の処理の例を示すシーケンス図である。
図4図4は、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置の制御メッセージ送信の状態遷移の例を示す状態遷移図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る移動端末試験装置について詳細に説明する。
【0015】
図1において、本発明の一実施形態に係る移動端末試験装置1は、擬似基地局として同軸ケーブル等を介して有線で移動端末10とRF(無線周波数)信号を送受信するようになっている。なお、移動端末試験装置1は、アンテナを介して無線で移動端末10とRF信号を送受信するようにしてもよい。
【0016】
移動端末試験装置1は、擬似基地局部2と、シナリオ処理部3と、操作部4と、表示部5と、制御部6とを含んで構成されている。
【0017】
擬似基地局部2は、シナリオ処理部3の制御により、移動端末10との間でRF信号を送受信する。擬似基地局部2は、移動端末10との通信の状態などを制御部6に出力する。
【0018】
擬似基地局部2は、LTE(Long Term Evolution)の規格に従ってLTEの通信を移動端末10との間で行なえるようになっている。擬似基地局部2は、5G NR(5th Generation New Radio)の規格に従って5G NRの通信を移動端末10との間で行なえるようになっている。
【0019】
シナリオ処理部3は、制御部6からの指示により、記憶されているシナリオを読み出して、そのシナリオに基づいて擬似基地局部2に、報知情報を送信させたり、移動端末10との間で通信シーケンスを実行させたりする。
【0020】
操作部4は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力機器で構成され、操作入力されたシナリオの生成に必要な情報などを制御部6に出力する。表示部5は、液晶ディスプレイ等の画像表示機器で構成され、シナリオの生成に必要な情報を入力させる画像や試験中の状態を示す画像などを表示する。
【0021】
制御部6は、操作部4に入力された指示に従って、試験シナリオの作成画面を表示部5に表示させて試験シナリオの生成に必要な情報を入力させたり、試験シナリオの作成画面において操作部4に入力された情報に基づいて試験シナリオを生成したりする。また、制御部6は、操作部4に入力された指示に従って、シナリオ処理部3に指示を送信して、記憶装置に記憶された試験シナリオに基づいて試験を実行させたり、シナリオ処理部3から送信される各レイヤの状態や移動端末10との通信の状態などの情報に基づいて表示部5に試験中の状態などを表示させたりする。
【0022】
ここで、移動端末試験装置1は、移動端末10と通信を行なうための通信モジュールが設けられた図示しないコンピュータ装置によって構成される。このコンピュータ装置は、それぞれ図示しないCPU(Central Processing Unit)と、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、ハードディスク装置などの記憶装置と、入出力ポートと、タッチパネルとを有する。
【0023】
このコンピュータ装置のROM及びハードディスク装置には、コンピュータ装置を移動端末試験装置1として機能させるためのプログラムが格納されている。すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータ装置は、移動端末試験装置1として機能する。
【0024】
このように、本実施形態において、シナリオ処理部3、制御部6は、CPUによって構成され、擬似基地局部2は、通信モジュールによって構成される。
【0025】
このような構成の移動端末試験装置1において、ハンドオーバーなどの呼制御を行なうときや、擬似基地局としての設定が変えられたときなどに、移動端末10に制御メッセージを送信する必要がある。
【0026】
本実施形態の移動端末試験装置1においては、移動端末10に制御メッセージを送信するモードとして、AutomaticモードとManualモードとを選択できるようになっている。
【0027】
制御部6は、Automaticモードが選択されている場合は、ユーザによるパラメータの設定により、移動端末10に制御メッセージの送信が必要となったときに移動端末10に制御メッセージを送信する。
【0028】
制御部6は、Manualモードが選択されている場合は、ユーザによるパラメータの設定によるパラメータの変更情報を保持しておき、ユーザによるパラメータ適用指示があったときに、保持されている変更情報に対応した制御メッセージを送信する。
【0029】
制御部6は、Automaticモードが選択されている場合、図2に示すように、ユーザの操作部4の操作によりパラメータ設定コマンドが入力されると、パラメータ設定コマンドの内容に応じてパラメータの更新と連動するパラメータの更新を行ない、更新したパラメータ情報を、シナリオ処理部3との共通メモリに書き込み、シナリオ処理部3にパラメータを更新したことを示すパラメータ更新通知を送る。
【0030】
シナリオ処理部3は、制御部6からのパラメータ更新通知を受信すると、共通メモリから更新されたパラメータを読み取り、更新されたパラメータに対応した処理を行ない、この処理により更新されたパラメータを共通メモリに書き込み、制御部6にパラメータを更新したことを示すパラメータ更新通知を送り、パラメータ更新により必要な制御メッセージを移動端末10へ送信する。
【0031】
制御部6は、Automaticモードが選択されている場合、このような処理をユーザからのパラメータ設定コマンドが入力される度に行なう。
【0032】
制御部6は、Manualモードが選択されている場合、図3に示すように、ユーザの操作部4の操作によりパラメータ設定コマンドが入力されると、パラメータ設定コマンドの内容に応じてパラメータの更新と連動するパラメータの更新を行ない、更新したパラメータ情報を、共通メモリに書き込む。
【0033】
制御部6は、次にユーザの操作部4の操作によりパラメータ設定コマンドが入力されても、パラメータ設定コマンドの内容に応じてパラメータの更新と連動するパラメータの更新を行ない、更新したパラメータ情報を、の共通メモリに書き込む。
【0034】
制御部6は、ユーザの操作部4の操作によりパラメータ適用コマンドが入力されると、シナリオ処理部3にパラメータ更新通知を送る。
【0035】
シナリオ処理部3は、制御部6からのパラメータ更新通知を受信すると、共通メモリから更新されたパラメータを読み取り、更新されたパラメータに対応した処理を行ない、この処理により更新されたパラメータを共通メモリに書き込み、制御部6にパラメータを更新したことを示すパラメータ更新通知を送り、パラメータ更新により必要な制御メッセージを移動端末10へ送信する。
【0036】
このように、Automaticモードが選択されている場合、パラメータの変更が行なわれる度に移動端末10に制御メッセージが送られ、ハンドオーバーの試験のように、即時に移動端末10に制御メッセージを送りたい場合に適している。また、パラメータの変更が少数の場合でも、処理負荷が軽く、時間も短く済む。
【0037】
また、Manualモードが選択されている場合、パラメータの変更が行なわれても移動端末10に制御メッセージは送られず、パラメータの適用の指示が送られてきたときに、それまでのパラメータの変更に対応した制御メッセージが移動端末10に送られ、大量のパラメータ変更がある場合に、処理負荷や処理時間を軽減させることができる。
【0038】
以上のように構成された本実施形態に係る移動端末試験装置の制御メッセージ送信の状態遷移について図4を参照して説明する。
【0039】
図4において、移動端末試験装置1が起動されると、Automaticモードパラメータ変更受付中状態となる。
【0040】
Automaticモードパラメータ変更受付中状態において、ユーザによるパラメータ変更指示があるとAutomaticモードパラメータ適用中状態に遷移してパラメータの適用処理を行なう。
【0041】
Automaticモードパラメータ適用中状態において、パラメータの適用が完了すると、Automaticモードパラメータ変更受付中状態に遷移する。
【0042】
Automaticモードパラメータ変更受付中状態において、ユーザによるManualモードへの切替指示があると、Manualモードパラメータ変更無し状態に遷移する。
【0043】
Manualモードパラメータ変更無し状態において、ユーザまたは制御部6によるパラメータ適用指示があると、Manualモードパラメータ変更無し状態に留まる。
【0044】
Manualモードパラメータ変更無し状態において、ユーザによるパラメータ変更指示があると、パラメータの変更を共通メモリに書き込み、Manualモードパラメータ変更有り状態に遷移する。
【0045】
Manualモードパラメータ変更有り状態において、ユーザによるパラメータ変更指示があると、パラメータの変更を共通メモリに書き込み、Manualモードパラメータ変更有り状態に留まる。
【0046】
Manualモードパラメータ変更有り状態において、ユーザまたは制御部6によるパラメータ適用指示があると、Manualモードパラメータ適用中状態に遷移してパラメータの適用処理を行なう。
【0047】
Manualモードパラメータ適用中状態において、パラメータの適用が完了すると、Manualモードパラメータ変更無し状態に遷移する。
【0048】
Manualモードパラメータ変更有り状態において、Automaticモードへの切替指示があると、Manualモードパラメータ適用中状態に遷移してパラメータの適用処理を行ない、パラメータの適用が完了すると、Manualモードパラメータ変更無し状態に遷移し、Automaticモードパラメータ変更受付中状態に遷移する。
【0049】
Manualモードパラメータ変更無し状態において、ユーザまたは制御部6によるAutomaticモードへの切替指示があると、Automaticモードパラメータ変更受付中状態に遷移する。
【0050】
このように、上述の実施形態では、パラメータの変更を随時行なって移動端末10に制御メッセージを送信するAutomaticモードと、パラメータの変更情報を保持しておき、パラメータ適用指示があったときに保持されているパラメータの変更情報に対応する制御メッセージを移動端末10に送信するManualモードとを切替可能としている。
【0051】
これにより、パラメータの変更が少ない場合や、即時に移動端末10に制御メッセージを送信したい場合は、Automaticモードを選択し、パラメータの変更が大量にある場合は、Manualモードを選択することで、処理負荷や処理時間を軽減させることができ、効率良く試験を行なうことができる。
【0052】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格においては、送信電力や信号品質などに関する試験大項目が多数定義されており、さらに、これらの各試験においていくつかの試験条件(Test ID)が定義されている。
【0053】
定義されている全ての試験を実施する場合、対象の大項目における共通設定(Operation BandやChannel、スケジューリングなど)を行なった後、Test ID 1条件の設定を行ない、測定実行し結果取得し、Test ID 2条件の設定、測定実行、結果取得と進め、対象の大項目における全試験条件の測定が終わると、次の大項目試験における共通設定を行なう、といった流れになる。
【0054】
この時、共通設定からTest ID 1条件の設定までには数十個以上のパラメータ変更が必要になる。しかし、Test ID 1試験終了後、Test ID 2の条件に変える場合は、例えばRB Allocationを変えるだけなので、変更するパラメータはStarting RBとNumber of RBの2つのみである。
【0055】
このように、大量のパラメータ変更が必要な共通設定部ではManualモードを適用することで、内部処理の時間を削減でき、その後のTest ID変更部ではAutomaticモードを適用することで、パラメータ適用指示の送信を省略することができる。
【0056】
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
【符号の説明】
【0057】
1 移動端末試験装置
2 擬似基地局部
3 シナリオ処理部
4 操作部
5 表示部
6 制御部
10 移動端末
図1
図2
図3
図4