(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-22
(45)【発行日】2024-01-30
(54)【発明の名称】天井埋込型空気調和機
(51)【国際特許分類】
F24F 13/20 20060101AFI20240123BHJP
【FI】
F24F1/0007 401B
(21)【出願番号】P 2020166120
(22)【出願日】2020-09-30
【審査請求日】2023-03-30
(73)【特許権者】
【識別番号】000006611
【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
(74)【代理人】
【識別番号】100103850
【氏名又は名称】田中 秀▲てつ▼
(74)【代理人】
【識別番号】100066980
【氏名又は名称】森 哲也
(72)【発明者】
【氏名】志村 僚
【審査官】奥隅 隆
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-215015(JP,A)
【文献】特開2011-112336(JP,A)
【文献】特開2005-164216(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 13/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
室内熱交換器と送風機を備えた本体ユニットと、
前記本体ユニットの底面に配置され、吹出口及び吸込口が設けられた化粧パネルと、
前記吹出口は矩形状であって、前記吹出口の長手方向の両端側に設けられる端部側壁に対して回転可能に支持されて前記吹出口に配置される風向板と、を備え、
前記本体ユニットが建屋の天井裏に設置される天井埋込型空気調和機において、
前記端部側壁に対向する前記風向板の端面と前記端部側壁との間に形成される隙間に、前記端部側壁に隣接して配置される側面断熱材を有し、
前記側面断熱材には、前記側面断熱材を覆うギャップカバーが設けられ、
前記ギャップカバーは前記化粧パネルに取り外し可能に設けられていることを特徴とする天井埋込型空気調和機。
【請求項2】
前記ギャップカバーは、前記端面に対向するギャップカバー側面と、前記化粧パネルの底面側に露出するギャップカバー化粧面と、を有し、
前記ギャップカバー化粧面と前記ギャップカバー側面とで形成される角部には、前記ギャップカバー化粧面に向かって、前記ギャップカバー側面と前記端面とで形成される隙間を広げる拡張部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天井埋込型空気調和機。
【請求項3】
前記拡張部は、段差状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の天井埋込型空気調和機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、本発明は、本発明は天井埋込型空気調和機であって化粧パネルを備えた天井埋込型空気調和機の構造に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、天井内に収容される天井埋込式の室内機を備えた空気調和装置(空気調和機)であって、内部に熱交換器と送風ファンとを設けた筐体と、筐体の下面に装着され、周囲に風向板を回動自在に軸支した吹出口を備えた化粧パネルとからなり、吹出口の後部に後部断熱材を、前部に前部断熱材を夫々設けるとともに、吹出口の両側壁に側面断熱材を設けた天井埋込形空気調和機が開示されている。
特許文献1の天井埋込形空気調和機の吹出口の四方に設けられた断熱材は、吹出口の内壁に発生する結露を防止するために用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の天井埋込形空気調和機は、吹出口の側壁に結露防止のための側面断熱材を設けているが、冷房運転の場合、室内熱交換器によって冷却された空気流が吹出口を通過する際に高温多湿の室内空気を巻き込み、吹出した空気流と室内空気とが混じりあって結露が生じ、その結露によって生じる黴等で断熱材が汚れてしまうという問題があった。その汚れが目立たないよう、側面断熱材の色を黒色やグレー色にすると、風向板と化粧パネルの隙間が目立ってしまい、デザイン性を損ねるといった問題が生じてしまう。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、天井埋込式の室内機を備えた天井埋込型空気調和機において、デザイン性を損ねることなく、また、吹出口の側壁に発生する結露を抑制する天井埋込式の室内機を備えた天井埋込型空気調和機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、室内熱交換器と送風機を備えた本体ユニットと、本体ユニットの底面に配置され、吹出口及び吸込口が設けられた化粧パネルと、吹出口は矩形状であって、吹出口の長手方向の両端側に設けられる端部側壁に対して回転可能に支持されて吹出口に配置される風向板と、を備え、本体ユニットが建屋の天井裏に設置される天井埋込型空気調和機において、端部側壁に対向する風向板の端面と端部側壁との間に形成される隙間に、端部側壁に隣接して配置される側面断熱材を有し、側面断熱材には、側面断熱材を覆うギャップカバーが設けられ、ギャップカバーは化粧パネルに取り外し可能に設けられている天井埋込型空気調和機である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、デザイン性を損ねることなく、吹出口の側壁に発生する結露を抑制する天井埋込式の室内機を備えた天井埋込型空気調和機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和機の室内機であって、下方の背面側から見た斜視図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和機の室内機であって、上方の前面側から見た斜視図である。
【
図3】本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和機の室内機から化粧パネルを取外した状態であって、本体ユニットに吹出チャンバが取付いた状態を下方の前面側から見た斜視図である。
【
図4】本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和機の化粧パネルを下方側から見た底面図である。
【
図5】本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和機の室内機から化粧パネルの吹出口を下方の前面側から見た拡大斜視図である。
【
図6】本発明の実施形態に係る天井埋込型空気調和機の化粧パネルの吹出口を下方の前面側から見た断面を含めた拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明に係る天井埋込型空気調和機の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【実施例】
【0009】
図1、
図2、
図3を参照して、室内機1及び本体ユニット2について説明する。
図1は、室内機1が室内の天井に設置されて室内を空調する天井埋込型空気調和機であって、室内機1の本体ユニット2が建屋の天井裏に設置される実施形態を下方から見た斜視図である。
【0010】
まず、室内機1について説明する。室内機1は、建屋の天井裏に設置される本体ユニット2と、本体ユニット2の前面に取り付く後述する吹出チャンバ40と、本体ユニット2の左方側に設置され図示しない電装部品を収納する電装箱30と、天井の室内側に配置されて本体ユニット2の底面に取り付く化粧パネル3を有している。化粧パネル3は、後方側に室内の空気を本体ユニット2内に吸い込む吸込口5と、前方側に本体ユニット2からの空気流を吹き出す開閉可能な吹出口6を備えている。本体ユニット2は内部に室内熱交換器19(
図3参照)と送風機としてのシロッコファン20とを備え、室内熱交換器19を流れる冷媒と化粧パネル3の吸込口5から吸い込まれた空気が熱交換し、熱交換した空気が、後述する吹出チャンバ40の底面側に形成されたチャンバ吹出口41を介して化粧パネル3の吹出口6から吹き出される。吸込口5は、塵やごみなどを取り除くフィルタ7が取り付けられた吸込グリル4で覆われている。
【0011】
なお、
図1における室内機1において、化粧パネル3側の方向を底面または下方、化粧パネル3と反対側となる方向を上面または上方、吹出口6側を前面または前方、吸込口5側を背面または後方、電装箱30が取付く側の側面を左側面または左方、電装箱30が取付く側の反対の側面を右側面または右方として以下説明する。以下の図においても同様である。
【0012】
図2は、室内機1を上方の前面側から見た斜視図である。本体ユニット2の前面には、本体ユニット2の前面から前方に向かって吹き出された空気流を底面側に向かって吹き出させるように、空気流の方向を変える吹出チャンバ40が配置されている。電装箱30は、本体ユニット2の背面と左方の側面で形成される隅部の内側に配置されている。化粧パネル3は、本体ユニット2の底面、吹出チャンバ40の底面及び電装箱30の底面を覆うように、本体ユニット2の底面に取り外し可能に取り付いており、本体ユニット2の底面に化粧パネル3が取り付いた状態では、化粧パネル3の吸込グリル4が後述する吸込開口14を覆うように位置し、化粧パネル3の吹出口6が吹出チャンバ40に形成された後述するチャンバ吹出口41に連通するように位置している。化粧パネル3を取り外すと、本体ユニット2の底面、吹出チャンバ40の底面及び電装箱30の底面が、室内側に露出するようになっている。
【0013】
また、電装箱30の底面と対向する位置の化粧パネル3の上面には、遮風板25が取付けられており、遮風板25が、化粧パネル3が本体ユニット2に取り付いたときに形成される化粧パネル3と電装箱30との間の隙間を埋める。この遮風板25によって、天井裏の空気が送風機室18の吸込開口14に吸い込まれるのを抑制することができる。
【0014】
次に、本体ユニット2について説明する。
図3は、室内機1から化粧パネル3を取り外した状態の本体ユニット2に吹出チャンバ40が取付いた状態を、下方の前面側から見た斜視図である。本体ユニット2は、上面を形成する天板9、左右の側面を形成する一対の側板10、底面を形成する底板11、前面を形成する前面板12、背面を形成する背面板13、及び、前面板12と背面板13の前後方向中間に位置する図示されない仕切板を備えた筐体8を有し、左方側の側板10は右方側の側板10より前後方向の長さが短く形成されている。筐体8の前方側に熱交換器室17、後方側に送風機室18が配置され、熱交換器室17と送風機室18とは仕切板によって仕切られている。電装箱30は、筐体8の背面と左方の側面とで形成される隅部の内側であって天板9の内部面に設置されている。
【0015】
熱交換器室17は、左方側の側板10、右方側の側板10、天板9、底板11、前面板12、仕切板によって形成され、送風機室18は、右方側の側板10、天板9、仕切板、背面板13、及び、筐体8に設置された電装箱30によって形成される。尚、背面板13は取り外し可能となっており、背面板13を取り外すことにより、筐体8の背面側に吸込開口が形成されるようになっている。熱交換器室17には、屋外に設置された室外機と接続される室内熱交換器19と、室内熱交換器19の下方に配置される図示されないドレンパンとが収容され、送風機室18には、化粧パネル3の吸込口5を介して室内の空気を吸い込む送風機としてのシロッコファン20が2台配置されている。
【0016】
本体ユニット2の後方側に配置された送風機室18の底面側には、化粧パネル3の吸込口5と連通する吸込開口14が形成されており、シロッコファン20の作動により室内からの空気を、吸込口5及び吸込開口14を介して本体ユニット2内に吸込む。本体ユニット2の前方側に配置された熱交換器室17の前面には吹出開口15が形成され、吹出開口15から室内熱交換器19によって冷媒と熱交換した空気流が吹き出される。仕切板には図示しない開口が形成されて送風機室18と熱交換器室17とを連通させ、シロッコファン20によって吸込開口14から吸込まれた空気は、熱交換器室17へ送られ、室内熱交換器19と熱交換した空気は吹出開口15から吹出される。
【0017】
吹出チャンバ40は、側方側の両端に一対の端板を備え、底面側と背面側に開口を有した箱状に形成されており、本体ユニット2の前面に形成された吹出開口15を覆うように、本体ユニット2の前面に取り付けられている。吹出チャンバ40の背面側には、本体ユニット2の前面に形成された吹出開口15と連通し、吹出開口15の左右方向の幅と上下方向の幅が略同一である図示されないチャンバ吸込口が形成されている。吹出チャンバ40の底面側は全面に渡ってチャンバ吹出口41が形成されている。
【0018】
チャンバ吸込口を介して本体ユニット2から前方に吹き出した空気流は、吹出チャンバ40の内部に入り、本体ユニット2の底面方向に向きを変えて吹き出されるため、吹出チャンバ40は空気流の向きを変更する風向ガイドとしての機能を有している。また、本体ユニット2の吹出開口15から前方方向に吹き出した空気流は、吹出開口15の左右方向の幅より長いチャンバ吹出口41から吹き出されるため、吹出チャンバ40は、空気流の幅を拡張させる機能を有している。
【0019】
図4は、下方から化粧パネル3を見た化粧パネルの底面図である。尚、
図4において、
図4の上側を前面(前方)、下側を背面(後方)、左側を右側面(右方)、右側を左側面(左方)、紙面の手前側(見てる側)を底面(下方)、紙面の奥側を上面(上方)として表現する。化粧パネル3は樹脂製の成形品であって、中央に配置する底面パネル21と、底面パネル21の前方側に配置し吹出口6が形成されたフロントパネル22と、底面パネル21の左右方向両側に配置するサイドパネル24と、底面パネル21の後方側に配置するリアパネル23を有している。底面パネル21の後方側には吸込口5が形成され、吸込口5は、吸い込まれる空気に含まれる塵やごみなどを取り除くフィルタ7が取付けられた吸込グリル4で覆われている。化粧パネル3を本体ユニット2の底面に取り付けられた状態で、吸込口5は本体ユニット2の吸込開口14に連通し、吹出口6は本体ユニット2の前面に取り付いた吹出チャンバ40のチャンバ吹出口41に連通するように配置されている。
【0020】
吹出口6は、前方側及び後方側が長く左方側及び右方側が短い矩形状に形成され、前方側に設けられる図示されない前側壁、後方側に設けられる後側壁33、左方側及び右方側に設けられる端部側壁34を備えている。吹出口6には、吹出口6を通過する空気流の前後方向の向きを変えると共に、室内機1が動作しない状態では、吹出口6を閉じる矩形状の風向板26が配置されている。風向板26は短辺側の端面27に図示しない回転軸を有しており、回転軸は、吹出口6の左方側及び右方側に設けられる端部側壁34に回転可能に軸支されている。
【0021】
前側壁及び後側壁33の吹出口6の出口側(底面側)には、結露を防止するための図示しない断熱材が配置されている。また、
図6に示すように、右方側の端部側壁34と右方側の端部側壁34に対向する風向板26の端面27との間に形成された隙間には、右方側の端部側壁34に隣接する側面断熱材35が配置されている。同様に、左方側の端部側壁34と左方側の端部側壁34に対向する風向板26の端面27との間に形成された隙間には、左方側の端部側壁34に隣接する側面断熱材35が配置されている。側面断熱材35は空気より断熱性が高い発泡材で形成され、室内熱交換器19によって冷却された空気流が吹出口6を通過する際に発生する結露を抑制する。尚、側面断熱材35は空気より断熱性が高ければ、他の材質であっても構わない。
【0022】
左右の両側の端部側壁34に配置された側面断熱材35は、ギャップカバー50で覆われている。ギャップカバー50は化粧パネル3と同一の材質である樹脂製であり、吹出口6の端部側壁34に対向する風向板26の端面27と端部側壁34との間に形成された隙間を目立たないようにするために、化粧パネル3と同一の色となっている。ギャップカバー50は化粧パネル3とは別部材であって、化粧パネル3に対して取り外し可能に図示されないネジによって固定されている。ギャップカバー50は、側壁、底面壁、上面壁を備えた断面がコの字状であって、ギャップカバー50が化粧パネル3に固定された状態で、底面壁の外部側であるギャップカバー化粧面51は、化粧パネル3の底面と平行で、かつ、同一面高さになるように配置され、化粧パネル3の底面側に露出する。ギャップカバー50の底面壁と上面壁との間に配置する側壁の外部側となるギャップカバー側面52は、風向板26の端面27に対向して配置される。ギャップカバー50の内部側に側面断熱材35が挿入され、ギャップカバー50が化粧パネル3に固定された状態で、ギャップカバー50の開放側に向いている側面断熱材35の面は、吹出口6の端部側壁34に隣接する。
【0023】
また、ギャップカバー化粧面51とギャップカバー側面52とで形成される角部には、ギャップカバー側面52と風向板26の端面27との間に形成された隙間を、ギャップカバー化粧面51側に向かって広げる拡張部としての段差部54が形成される。
図6に示すように、ギャップカバー側面52から段差部54におけるギャップカバー側面52と平行な段差面までの幅は2mmである。ギャップカバー側面52から段差部54におけるギャップカバー側面52と平行な段差面までの幅は、ギャップカバー側面52と平行な段差面に吹出口6からの空気流が触れにくくなる2mm以上が望ましい。
【0024】
側面断熱材35は断熱性をあげるため発泡性の材料で形成されている。そのため、従来技術のようにギャップカバー50が無い場合は、樹脂製の化粧パネル3と側面断熱材35との質感の違いによって、端部側壁34と端面27との間に形成された隙間が目立ってしまうが、ギャップカバー50を化粧パネル3と似た素材を用いれば、側面断熱材35をギャップカバー50で覆う場合は、端部側壁34と端面27との間に形成された隙間を目立たないようにすることができる。
【0025】
また、ギャップカバー化粧面51とギャップカバー側面52とで形成される角部には段差部54が形成されているので、吹出口6の端部側壁34に沿って下方に向かって吹き出される冷却された空気流は、段差部54に至った後もそのまま下方に向かって吹出される。そのため、段差部54は冷却された空気流に触れにくくなるため、結露が発生しにくくなる。その結果、ギャップカバー化粧面51にも結露が発生しにくくなるので、汚れが付着することを抑制することができる。
【0026】
ギャップカバー50は化粧パネル3に取り外し可能であり、化粧パネル3とは別部品であるため、ギャップカバー50に汚れがついて目立ってしまう場合などは、交換が容易である。また、ギャップカバー50に段差部54を設ける場合は成形が容易である。
【0027】
本実施形態では、ギャップカバー50に拡張部として段差部54を設けたが、ギャップカバー側面52と風向板26の端面27との間に形成された隙間を、ギャップカバー化粧面51側に向かって広げる形状であれば、段差部54である必要はなく、例えば、ギャップカバー側面52とギャップカバー化粧面51との間を斜面で形成する、いわゆる、面取り、または、R状に仕上げるR面取りであっても構わない。面取りの幅は、少なくとも2mm以上が望ましい。
【0028】
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。
【符号の説明】
【0029】
1…室内機、2…本体ユニット、3…化粧パネル、5…吸込口、6…吹出口、8…筐体、14…吸込開口、15…吹出開口、17…熱交換器室、18…送風機室、19…室内熱交換器、20…シロッコファン、21…底面パネル、22…フロントパネル、23…リアパネル、24…サイドパネル、25…遮風板、26…風向板、27…端面、30…電装箱、33…後側壁、34…端部側壁、35…側面断熱材、40…吹出チャンバ、41…チャンバ吹出口、50…ギャップカバー、51…ギャップカバー化粧面、52…ギャップカバー側面、54…段差部