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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-23
(45)【発行日】2024-01-31
(54)【発明の名称】包装体
(51)【国際特許分類】
   B65D 75/62 20060101AFI20240124BHJP
【FI】
B65D75/62 A
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2019188910
(22)【出願日】2019-10-15
(65)【公開番号】P2021062897
(43)【公開日】2021-04-22
【審査請求日】2022-09-29
(73)【特許権者】
【識別番号】000236665
【氏名又は名称】不二ラテックス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000589
【氏名又は名称】弁理士法人センダ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高木 和哉
【審査官】宮崎 基樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-023105(JP,A)
【文献】特開2016-047735(JP,A)
【文献】登録実用新案第3047176(JP,U)
【文献】特開2009-196712(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 67/00-79/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
破断領域が設けられた、折り曲げ可能な板状部材と、
前記板状部材の一面において、前記板状部材との間に物品を密封するように前記板状部材に接合された収容部材と、を備え、
前記破断領域は、前記板状部材の一端側から前記板状部材の他端側に向かって形成される凸形状の切り込みにより区画され、前記板状部材の一端側の端部から前記凸形状の切り込みの起点までの長さは、前記板状部材の一端側の端部から前記収容部材の収容部の端部までの長さと同じであり、
前記凸形状の切り込みの起点は、前記収容部の上にはなく、
前記板状部材は、前記板状部材の一端側の端部と前記板状部材の他端側の端部を保持して折り曲げたときに、前記収容部材の収容部の端部において折り曲げられ、前記板状部材は、前記切り込みに沿って破断して、前記物品の取出口が形成される、包装体。
【請求項2】
前記板状部材の前記凸形状の切り込みの起点から前記凸形状の切り込みの凸部の先端までの長さが、前記板状部材の前記凸形状の切り込みの起点から前記板状部材の前記他端側の端部までの長さを基準にして、40~80%である、請求項1に記載の包装体。
【請求項3】
前記取出口の面積が、前記板状部材に接合する面の前記収容部の面積を基準にして、40%以上である、請求項1または2に記載の包装体。
【請求項4】
前記板状部材の前記凸形状の切り込みが、曲線によって形成される形状、直線同士を組み合わせることによって形成される形状、または曲線と直線を組み合わせて形成される形状である、請求項1~3のいずれか1項に記載の包装体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、内容物を密封することができ、かつ内容物を容易に取り出すことができる包装体に関し、特に片手での操作で開封が可能な医療機器用の包装体に関する。
【背景技術】
【0002】
医療機器用の包装体、例えば、プローブカバー(超音波プローブ、経膣用プローブ、経皮用IRプローブ等のカバー)、コンドームの包装容器などは、衛生上の観点から密封された状態で収納できるように構成されている。実際の医療現場では医療機器を片手に持ちながら操作する場合もあり、包装体を片手で開封することができれば、医療機器へのカバーの装着が容易になる。
【0003】
従来の包装体として、例えば、特開2004-244102号に開示されているコンドームの梱包袋は、手に触れることにより確認できる形状の開封位置を、袋の正面から見て、辺の右端或いは左端寄りに形成し、端部に設けられた切り目に沿って引き裂くことによって開封するものである。すなわち、このコンドームの梱包袋は、一方の手で梱包袋を保持しながら、他方の手で梱包袋を切り目に沿って引き裂いて開封するものであり、梱包袋を開封するためには両手を使う必要がある。
【0004】
また、特開2019-23105号には、一端側と他端側とに区切るように延在する破断領域が設けられた板状部材を折り曲げることにより、破断領域に沿って破断して、板状部材の破断によって取出口が形成される包装体が開示されている。この包装体は、片手で開封することができるが、破断領域に沿って破断したときに、板状部材上に乗った物品(コンドーム等)が取出口に露出するものであり、物品に潤滑液等が多く処方されている場合には、板状部材から液だれを起こす可能性がある。また、包装体を開封するときに、収容部の上で折り曲げるため、板状部材と共に折り曲げられる収容部材は、材質、厚さ等を調整して折り曲げを容易にする必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2004-244102号公報
【文献】特開2019-23105号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、本発明の目的は、内容物を密封すると共に、片手でも開封することができ、物品を容易に取り出すことができる新規な包装体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは上記目的に鑑み鋭意研究した結果、包装体の破断領域を大きくすることにより取出口を大きくして物品の取り出しを容易にするとともに、包装体の折り曲げ位置を収容部の端部とすることにより、包装体を容易に折り曲げることができ、片手で折り曲げた場合であっても、折り曲げた際の衝撃により包装体を取り落とすことなく開封できることを見出し、本発明を完成させた。
【0008】
すなわち、本発明の包装体は、破断領域が設けられた、折り曲げ可能な板状部材と、前記板状部材の一面において、前記板状部材との間に物品を密封するように前記板状部材に接合された収容部材と、を備え、前記破断領域は、前記板状部材の一端側から前記板状部材の他端側に向かって形成される凸形状の切り込みにより区画され、前記板状部材の一端側の端部から前記凸形状の切り込みの起点までの長さは、前記板状部材の一端側の端部から前記収容部材の収容部の端部までの長さと同じであり、前記凸形状の切り込みの起点は、前記収容部の上にはなく、前記板状部材は、前記板状部材の一端側の端部と前記板状部材の他端側の端部を保持して折り曲げたときに、前記収容部材の収容部の端部において折り曲げられ、前記板状部材は、前記切り込みに沿って破断して、前記物品の取出口が形成される。本明細書において、凸形状は、前記板状部材の前記一端側から前記他端側に向かって凸となる形状を意味する。
【0009】
本発明の1つの形態において、前記板状部材の前記凸形状の切り込みの起点から前記凸形状の切り込みの凸部の先端までの長さは、前記板状部材の前記凸形状の切り込みの起点から前記板状部材の前記他端側の端部までの長さを基準にして、好ましくは40~80%、45~80%、または50~80%である。
【0010】
本発明の1つの形態において、前記取出口の面積は、前記板状部材に接合する面の前記収容部の面積を基準にして、好ましくは40%以上、50%以上、60%以上、または70%以上である。
【0011】
本発明の1つの形態において、前記板状部材の前記凸形状の切り込みは、好ましくは曲線によって形成される形状、直線同士を組み合わせることによって形成される形状、または曲線と直線を組み合わせて形成される形状である。凸形状の切り込みは、例えば、円弧と直線を組み合わせた形状である。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、一実施形態による本発明の包装体の開封されていない状態を概略的に示す(A)平面図、及び(B)側面図である。
図2図2は、一実施形態による本発明の包装体の開封されていない状態を概略的に示す(A)底面図、及び(B)側面図である。
図3図3は、一実施形態による本発明の包装体の開封された状態を概略的に示す(A)平面図、及び(B)側面図である。
図4図4(a)、(b)は、一実施形態による本発明の包装体の凸形状の切り込みを示す概略図である。
図5図5(c)、(d)は、一実施形態による本発明の包装体の凸形状の切り込みを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の包装体は、破断領域が設けられた、折り曲げ可能な板状部材と、板状部材の一面において、板状部材との間に物品を密封するように前記板状部材に接合された収容部材と、を備える。本発明の包装体は、物品が収納された収容部材を板状部材に接合することにより、物品を収容部材と板状部材との間に密封することができる。本発明の包装体に収納される物品は特に限定されず、固体であっても、液体であってもよいし、また、気体であってもよい。本発明の包装体は、密封可能であることから気密または液密を必要とする物品、例えば、医薬品、医療機器、電子部品、工業用部品、食料品、衛生用品、化粧品等の包装に特に適している。
【0014】
本発明の包装体は、板状部材に破断領域が設けられており、板状部材を折り曲げることにより破断領域が破断して物品の取出口が形成される。具体的には、破断領域は、板状部材の一端側から他端側に向かって形成される凸形状の切り込みにより区画されており、板状部材を折り曲げることにより、折り曲げる力が破断領域、すなわち、凸形状の切り込みに伝わり、板状部材は切り込みに沿って破断し、物品の取出口が形成される。本発明の包装体は、比較的小さな力で、好ましくは片手で折り曲げることができる。折り曲げ位置が収容部材の収容部の上にあると、板状部材とともに物品が収納された収容部をも折り曲げることが必要になり、折り曲げるための力をそれだけ多く要する。したがって、片手で容易に折り曲げるためには、折り曲げ位置は収容部の上にない方が好ましい。本発明の包装体の折り曲げ位置は、板状部材に接合された収容部材の収容部の端部にある。本発明の包装体は、折り曲げ位置を収容部の端部にするために、板状部材に設けられた凸形状の切り込みの起点を収容部の端部に合わせている。したがって、板状部材の一端側の端部と板状部材の他端側の端部を保持し、板状部材に接合された収容部材側に向けて板状部材に力を加えると、凸形状の切り込みの起点が支点となって収容部の端部に沿って板状部材を折り曲げることができる。折り曲げる力により、板状部材は凸形状の切り込みに沿って破断し、物品の取出口が形成される。本発明の包装体は、例えば、板状部材の一端側の端部から凸形状の切り込みの起点までの長さが、板状部材の同じ一端側の端部から板状部材に接合された収容部材の収容部の端部までの長さと同じである。
【0015】
折り曲げ位置が板状部材の一方の側に片寄ると、包装体の両端部を保持して折り曲げたときの包装体の重心は、折り曲げ位置を挟んで面積が大きい側、すなわち、収容部を有する側に片寄り易くなる。包装体の重心が一方の側に片寄ると、片手で折り曲げたときに、破断した衝撃により包装体を取り落とし易くなる。したがって、包装体は、板状部材を折り曲げたときに、包装体の重心が一方の側に片寄らないように設計するのが望ましい。破断領域は、破断することにより収容部の上を離れ、折り曲げ位置を挟んで反対側の板状部材へ移行する。本発明の包装体は、板状部材の一端側から他端側に向かって形成される破断領域の面積を大きく取ることにより、折り曲げたときに、折り曲げ位置を挟んだ両側の重量バランスを安定にすることができ、片手で折り曲げた場合であっても包装体を取り落とし難くなる。板状部材の凸形状の切り込みの起点から凸形状の凸部の先端までの長さは、板状部材の凸形状の切り込みの起点から板状部材の他端側の端部までの長さを基準にして、好ましくは40%以上、45%以上、または50%以上であり、また、好ましくは80%以下、75%以下、または70%以下である。
【0016】
本発明の包装体は、破断領域を区画する凸形状の切り込みの起点と収容部材の収容部の端部とが一致していることにより、物品の取出口(破断領域)の端部と物品の収容部の端部が一致し、破断領域を収容部上に大きく取ることができる。また、本発明の包装体の取出口は、折り曲げにより破断領域が蓋のように開く構造のため、収納された物品を収容部から取り出し易く、また、収容部を容器状に形成することにより潤滑液等の液だれも生じ難くなる。凸形状の切り込みにより区画される取出口(破断領域)は、凸形状の切り込みの起点から凸形状の凸部の先端までの長さが、収容部の長さ(凸形状の切り込みの起点から先端への方向と同一方向の長さ)を基準にして、好ましくは50%以上、60%以上、または70%以上である。また、取出口の面積は、板状部材に接合する面の収容部の面積を基準にして、好ましくは40%以上、50%以上、60%以上、または70%以上である。
【0017】
破断領域を区画する切り込みは、板状部材の一端側から他端側に向かって形成される凸形状であり、凸形状は、取出口を大きくできる形状であればよく、具体的な形状は限定されない。凸形状は、曲線によって形成される形状(例えば、図4(a)、(b)に示す円または楕円の一部から構成される形状)、直線同士を組み合わせることによって形成される形状(例えば、図5(c)に示す形状)であってもよく、また、曲線と直線を組み合わせて形成される形状(例えば、図5(d)に示す形状)であってもよい。切り込みの溝の深さは、板状部材の破断領域をを比較的小さな力で破断し得る程度の深さ、好ましくは片手で折り曲げたときに、板状部材の破断領域を破断し得る程度の深さであればよい。
【0018】
本発明の包装体の取出口は、凸形状の切り込みにより区画される破断領域が破断して、板状部材から除かれることにより形成される。取出口は、収納された物品を傷つけずに取り出すことができるように、好ましくは取出口の幅(凸形状の幅)が収容部の幅より広い。
【0019】
板状部材は、好ましくは人の手で折り曲げられる程度の剛性、より好ましくは人の片手で折り曲げられる程度の剛性を有する材料から構成される。板状部材は、容易に折り曲げることができ、かつ気密または液密を保つことができる材料で構成されていれば特に限定されない。例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)等を少なくとも1つ含むプラスチック材料、銅、アルミニウム、チタン、マグネシウム、ステンレス鋼等の金属またはその合金から形成されたシートもしくはフィルム、またはこれらの積層シートもしくは積層フィルムであってよい。
【0020】
本発明の包装体の収容部の形状は、収納する物品の形状に応じて適宜変更されてよく、特に限定されない。本発明の包装体は、嵩張る物品であっても収納できるように収容部の容積を大きくすることができる。例えば、板状部材に接合する面の面積を大きくするだけでなく、収容部の深さを深くしてもよい。本発明の包装体は、板状部材を折り曲げる位置(凸形状の切り込みの起点)が収容部の端部にあり、収容部の上にはないことから、収容部を構成する材料、収容部を構成するシートまたはフィルムの厚さに影響されずに板状部材を折り曲げることができる。
【0021】
収容部は、種々の物品を収納できるようにある程度の収容容積を有するように構成されるのが好ましく、また、気密または液密を維持できる材料で構成されるのが好ましい。収容部材は、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)(二軸延伸ポリプロピレン(OPP)、無軸延伸ポリプロピレン(CPP)等を含む)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、ポリカーボネート(PC)、ナイロン(NY)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)等を少なくとも1 つ含むプラスチック材料、セロファン(登録商標)やアルミニウム等から形成されたシート、フィルム等で構成されてもよい。好ましくは収容部材は、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレンから形成されたシート、フィルム等で構成される。また、収容部材は、持ち運び、取り扱い時にピンホール等が形成されて気密または液密が損なわれるのを防ぐため、気密または液密を保持できる程度の厚さを有するのが好ましい。
【0022】
板状部材と収容部材を接合する方法は、当該技術分野で通常行われている方法を採用することができ、特に限定されない。例えば、板状部材と収容部材を重ね合わせ、熱を加えて溶着してもよいし、板状部材と収容部材を接着剤を用いて貼り合わせてもよい。
【0023】
以下に、本発明の包装体の好ましい1つの実施形態を図1~3を参照しながら説明する。図1に示す包装体1の板状部材11には、凸形状の切り込み11aによって区画された破断領域11bが設けられており、凸形状の切り込み11aは、板状部材11の一端側に位置する起点100から板状部材の他端側に向かって形成されている。図2に示す収容部材12は、収容部12aを有し、収容部材12は板状部材11に接着剤によって接合している。図2(B)に示すように、板状部材11の一面に収容部材12が接合されることにより、板状部材11と収容部材12との間には密封された収納領域(収容部12a)が形成される。図1に示すように、板状部材11の一端側から他端側に向かって形成される凸形状の切り込み11aの起点100は、収容部12aの端部に位置する。図1において、板状部材11の一端側の端部11cから凸形状の切り込み11aの起点100までの長さLは、板状部材11の一端側の端部11cから板状部材11に接合された収容部材12の収容部12aの端部200までの長さLと同じである。
【0024】
図3に示すように、板状部材11に対し収容部12a側に向けた力を加えると、板状部材11は、凸形状の切り込み11aの起点100の位置を支点として、収容部12aの端部200に沿って折り曲げられる。折り曲げる力は破断領域11bに伝わり、板状部材11は、板状部材11に設けられた凸形状の切り込み11aに沿って破断する。破断により破断領域11bが収容部12a上から取り除かれて、板状部材11に取出口13が形成される。板状部材11を片手で折り曲げる場合、板状部材11の一端側の端部と板状部材の他端側の端部をそれぞれ片手の指で保持し、板状部材11に対し収容部12a側に向けた力を加えることにより破断領域11bを破断させる。このとき破断領域の面積が小さいと、すなわち、凸形状の切り込み11aの起点100から凸形状の凸部の先端(破断領域11bの先端)までの長さLが短いと、重心のバランスが、折り曲げ位置を挟んで収容部12a側に片寄って、包装体を取り落とす原因となる。図3に示す例では、板状部材11の凸形状の切り込み11aの起点100から凸形状の切り込み11aの凸部の先端までの長さLは、凸形状の切り込み11aの起点100から板状部材の他端側の端部までの長さLを基準にして約50%である。
【0025】
図1~3に示す包装体は、板状部材11に設けられた凸形状の切り込み11aの起点100の位置と、収容部材12の収容部12aの端部200の位置が一致しているため、取出口13の端部が収容部12aの端部200と一致し、取出口13は収容部12a上に大きく形成される。図3に示す例では、取出口13は、円弧と直線を組み合わせた形状を有し、物品Aの半分近くが取出口13に露出している。
【符号の説明】
【0026】
1・・・包装体
11・・・板状部材
11a・・・凸形状の切り込み
11b・・・破断領域
12・・・収容部材
12a・・・収容部
13・・・取出口
図1
図2
図3
図4
図5