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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-24
(45)【発行日】2024-02-01
(54)【発明の名称】自動食品調理機及びその制御方法
(51)【国際特許分類】
   A47J 37/12 20060101AFI20240125BHJP
【FI】
A47J37/12 361
【請求項の数】 6
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2019224152
(22)【出願日】2019-12-12
(65)【公開番号】P2020099683
(43)【公開日】2020-07-02
【審査請求日】2022-09-16
(31)【優先権主張番号】107146390
(32)【優先日】2018-12-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】319014260
【氏名又は名称】沃爾奇應用科技股▲ふん▼有限公司
【住所又は居所原語表記】No.49,Zhixiang 3rd St.,Dayuan Dist.,Taoyuan City 337,Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】100167818
【弁理士】
【氏名又は名称】蓑和田 登
(72)【発明者】
【氏名】楊安陶
【審査官】川口 聖司
(56)【参考文献】
【文献】特表2015-526063(JP,A)
【文献】特開昭62-096048(JP,A)
【文献】実開昭50-029990(JP,U)
【文献】米国特許第04685386(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 37/10-37/12
A47J 27/14-27/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理スペース、少なくとも2つの材料投入口、少なくとも3つの網カゴを備え、
前記調理スペースは第一材料投入口に剛性接続し、前記第一材料投入口は第二材料投入口に剛性接続し、前記第二材料投入口は前記調理スペースに剛性接続し、前記第一材料投入口は前記第二材料投入口の前に位置し、
第一網カゴは前記第一材料投入口の下に位置し、第二網カゴは前記第二材料投入口の下に位置し、
前記第一網カゴは前記第二網カゴの前に位置し、前記第二網カゴは第三網カゴの前に位置し、
前記調理スペースは、食材を加熱するための液体が充填され、
指定された長さの時間が経過すると、前記第一網カゴ、前記第二網カゴ、前記第三網カゴは前方に移動し、前記第一網カゴは前記調理スペースを離れ、かつ前記第一網カゴが前記調理スペースを離れた後、前記第一網カゴは再び前記調理スペースに入るととともに前記第三網カゴの後ろまで移動することを特徴とする自動食品調理機。
【請求項2】
ステップ1では消費者がメニューを作成するとともに、ステップ2を実行し、
ステップ2では前記消費者が作成した前記メニューの内容に基づき網カゴを予約するとともに、ステップ3を実行し、
ステップ3では自動食品調理機がアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、ステップ3の判断結果がアイドリング状態である場合はステップ4を実行し、ステップ3の判断結果が稼動状態である場合はステップ5を実行し、
ステップ4では前記網カゴが予約済みか否かを判断し、ステップ4で前記網カゴが予約済みであるという判断結果の場合、ステップ5を実行し、ステップ4で前記網カゴは未予約であるという判断結果の場合、ステップ6を実行し、
ステップ5では1つ後ろの網カゴを予約するとともに、ステップ4を実行し、
ステップ6では網カゴを予約するとともに、ステップ7を実行し、
ステップ7では予約を終了する、
請求項1に記載の自動食品調理機を制御する方法。
【請求項3】
少なくとも1つのアクチュエーター、少なくとも1つのスクリューロッドを更に備え、前記調理スペースは前記アクチュエーターに接続し、前記アクチュエーターは前記スクリューロッドに接続し、前記スクリューロッドは前記調理スペースに接続することにより、前記網カゴの移動を制御する、請求項1に記載の自動食品調理機。
【請求項4】
少なくとも1つのアクチュエーター、少なくとも1つのベルト、少なくとも1つの従動軸を更に備え、前記調理スペースは前記アクチュエーターに接続し、前記アクチュエーターは前記ベルトに接続し、前記ベルトは前記従動軸に接続し、前記従動軸は前記調理スペースに接続することにより、前記網カゴの移動を制御する、請求項1に記載の自動食品調理機。
【請求項5】
2つのアクチュエーター及び2つのロッドを備え、前記調理スペースは第一アクチュエーターに接続し、前記第一アクチュエーターは第一ロッドに接続し、前記第一ロッドは第二アクチュエーターに接続し、前記第二アクチュエーターは第二ロッドに接続し、前記第二ロッドは前記調理スペースに接続し、
前記第二ロッドは第一突出部、第二突出部、第三突出部を有し、前記第一突出部は前記第二突出部の前に位置し、前記第二突出部は前記第三突出部の前に位置することにより、前記網カゴの移動を制御する、請求項1に記載の自動食品調理機。
【請求項6】
少なくとも1つのヒートパイプを備え、前記ヒートパイプは前記調理スペースと剛性接続することにより、前記調理スペース内の液体を加熱する、請求項1に記載の自動食品調理機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動食品調理機及びその制御方法に関し、特に、液体を介して食材を加熱する食品調理機に応用され、単一調理スペースで異なるメニュー内容のさまざまな材料を調理することができる、自動食品調理機及びその制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
現在の業務用自動フライヤー、特に大量調理に用いられる自動フライヤーは、単層又は二層のコンベヤーを利用して1種類の材料を搬送して調理スペース内を移動させ、調理の時間や温度を制御し、完成品の品質を均一にする。業務用自動フライヤーは1つの食品投入口及び1つの食品取出口のみを有するが、材料によって調理する時間と温度が異なるため、調理の時間と温度を設定した後、調理スペースでは1種類の材料しか調理できず、複数種類の材料を調理することはできない。
【0003】
現在の家庭用自動フライヤー、特に少量調理に用いられる自動フライヤーは、少なくとも1つの網カゴに1種類の材料を入れ、調理の時間と温度を制御して材料を調理する。材料によって調理する時間と温度が異なるため、調理の時間と温度を設定した後、調理スペースでは1種類の材料しか調理できず、複数種類の材料を調理することはできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の主な目的は、単一調理スペースで異なるメニュー内容のさまざまな材料を調理することにより、カスタマイズされたメニューを利用できる、自動食品調理機及びその制御方法提供することにある。
【0005】
上述の目的を達成するため、本発明の第一実施例において提供する自動食品調理機及びその制御方法は、調理スペース、材料投入口、網カゴ、アクチュエーター、スクリューロッドを含む。
【0006】
上述の目的を達成するため、本発明の第二実施例において提供する自動食品調理機及びその制御方法は、調理スペース、材料投入口、網カゴ、アクチュエーター、ベルト、従動軸を含む。
【0007】
上述の目的を達成するため、本発明の第三実施例において提供する自動食品調理機及びその制御方法は、調理スペース、材料投入口、網カゴ、アクチュエーター、ロッドを含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の第一実施例における等角図である。
【0009】
図2図6は、本発明の第一実施例を説明する図である。
【0010】
図7は、本発明の第二実施例における等角図である。
【0011】
図8図12は、本発明の第二実施例を説明する図である。
【0012】
図13は、本発明の第三実施例における等角図である。
【0013】
図14図18は、本発明の第三実施例を説明する図である。
【0014】
図19は、本発明の実施例における制御フローチャートである。
【0015】
図20は、本発明の実施例における網カゴの最初の位置を示す図である。
【0016】
図21は、本発明の実施例において指定された長さの時間が1回経過した後の網カゴの位置を示す図である。
【0017】
図22は、本発明の実施例において指定された長さの時間が2回経過した後の網カゴの位置を示す図である。
【0018】
図23は、本発明の実施例において指定された長さの時間が3回経過した後の網カゴの位置を示す図である。
【0019】
図24は、本発明の実施例において指定された長さの時間が4回経過した後の網カゴの位置を示す図である。
【0020】
図25は、本発明の実施例において指定された長さの時間が5回経過した後の網カゴの位置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【実施例
【0021】
図1及び図2を参照されたい。第一実施例において本発明は調理スペース100、第一網カゴ101、第二網カゴ102、第三網カゴ103、第四網カゴ104、第五網カゴ105、第一材料投入口201、第二材料投入口202、第三材料投入口203、第四材料投入口204、第一アクチュエーター301、第二アクチュエーター302、第一スクリューロッド311及び第二スクリューロッド312を備える。
【0022】
図1及び図2を参照されたい。調理スペース100は第一材料投入口201に接続し、第一材料投入口201は第二材料投入口202に接続し、第二材料投入口202は第三材料投入口203に接続し、第三材料投入口203は第四材料投入口204に接続し、第四材料投入口204は調理スペース100に接続する。調理スペース100は第一アクチュエーター301に接続し、第一アクチュエーター301は第一スクリューロッド311に接続し、第一スクリューロッド311は調理スペース100に接続する。調理スペース100は第二アクチュエーター302に接続し、第二アクチュエーター302は第二スクリューロッド312に接続し、第二スクリューロッド302は調理スペース100に接続する。
【0023】
図1及び図2を参照されたい。第一材料投入口201は第二材料投入口202の前に位置し、第二材料投入口202は第三材料投入口203の前に位置し、第三材料投入口203は第四材料投入口204の前に位置する。
【0024】
図1及び図2を参照されたい。第一ポジション001は網カゴが調理スペース100を離れる前の位置であり、第二ポジション002は第一材料投入口201の下方に位置する網カゴの位置であり、第三ポジション003は第二材料投入口202の下方に位置する網カゴの位置であり、第四ポジション004は第三材料投入口203の下方に位置する網カゴの位置であり、第五ポジション005は第四材料投入口204の下方に位置する網カゴの位置であり、第六ポジション006は網カゴが調理スペース100に入った後の位置である。ここで、第一ポジション001は第二ポジション002の前に位置し、第二ポジション002は第三ポジション003の前に位置し、第三ポジション003は第四ポジション004の前に位置し、第四ポジション004は第五ポジション005の前に位置し、第五ポジション005は第六ポジション006の前に位置する。
【0025】
図1及び図2を参照されたい。第一網カゴ101は第二ポジション002に位置し、第二網カゴ102は第三ポジション003に位置し、第三網カゴ103は第四ポジション004に位置し、第四網カゴ104は第五ポジション005に位置する。
【0026】
図2及び図3を参照されたい。指定された長さの時間が1回経過すると、第一アクチュエーター301は第一スクリューロッド311を駆動し、第二アクチュエーター302は第二スクリューロッド312を駆動し、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動し、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動する。
【0027】
図3及び図4を参照されたい。第一網カゴ101は調理スペース100を離れ、第六網カゴ106が調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0028】
図4及び図5を参照されたい。指定された長さの時間が1回経過すると、第一アクチュエーター301は第一スクリューロッド311を駆動し、第二アクチュエーター302は第二スクリューロッド312を駆動し、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動し、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動する。
【0029】
図5及び図6を参照されたい。第二網カゴ102は調理スペース100を離れ、第七網カゴ107が調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0030】
図7及び図8を参照されたい。第二実施例において本発明は調理スペース100、第一網カゴ101、第二網カゴ102、第三網カゴ103、第四網カゴ104、第五網カゴ105、第一材料投入口201、第二材料投入口202、第三材料投入口203、第四材料投入口204、第一アクチュエーター301、第二アクチュエーター302、第一ベルト321、第二ベルト322、第一従動軸323及び第二従動軸324を備える。
【0031】
図7及び図8を参照されたい。調理スペース100は第一材料投入口201に接続し、第一材料投入口201は第二材料投入口202に接続し、第二材料投入口202は第三材料投入口203に接続し、第三材料投入口203は第四材料投入口204に接続し、第四材料投入口204は調理スペース100に接続する。調理スペース100は第一アクチュエーター301に接続し、第一アクチュエーター301は第一ベルト321に接続し、第一ベルト321は第一従動軸323に接続し、第一従動軸323は調理スペース100に接続する。調理スペース100は第二アクチュエーター302に接続し、第二アクチュエーター302は第二ベルト322に接続し、第二ベルト322は第二従動軸324に接続し、第二従動軸324は調理スペース100に接続する。
【0032】
図7及び図8を参照されたい。第一材料投入口201は第二材料投入口202の前に位置し、第二材料投入口202は第三材料投入口203の前に位置し、第三材料投入口203は第四材料投入口204の前に位置する。
【0033】
図7及び図8を参照されたい。第一ポジション001は網カゴが調理スペース100を離れる前の位置であり、第二ポジション002は第一材料投入口201の下方に位置する網カゴの位置であり、第三ポジション003は第二材料投入口202の下方に位置する網カゴの位置であり、第四ポジション004は第三材料投入口203の下方に位置する網カゴの位置であり、第五ポジション005は第四材料投入口204の下方に位置する網カゴの位置であり、第六ポジション006は網カゴが調理スペース100に入った後の位置である。ここで、第一ポジション001は第二ポジション002の前に位置し、第二ポジション002は第三ポジション003の前に位置し、第三ポジション003は第四ポジション004の前に位置し、第四ポジション004は第五ポジション005の前に位置し、第五ポジション005は第六ポジション006の前に位置する。
【0034】
図7及び図8を参照されたい。第一網カゴ101は第二ポジション002に位置し、第二網カゴ102は第三ポジション003に位置し、第三網カゴ103は第四ポジション004に位置し、第四網カゴ104は第五ポジション005に位置する。
【0035】
図8及び図9を参照されたい。指定された長さの時間が1回経過すると、第一アクチュエーター301は第一ベルト321を駆動し、第二アクチュエーター302は第二ベルト322を駆動し、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動し、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動する。
【0036】
図9及び図10を参照されたい。第一網カゴ101は調理スペース100を離れ、第六網カゴ106が調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0037】
図10及び図11を参照されたい。指定された長さの時間が1回経過すると、第一アクチュエーター301は第一ベルト321を駆動し、第二アクチュエーター302は第二ベルト322を駆動し、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動し、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動する。
【0038】
図11及び図12を参照されたい。第二網カゴ102は調理スペース100を離れ、第七網カゴ107が調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0039】
図13を参照されたい。第三実施例において本発明は調理スペース100、第一網カゴ101、第二網カゴ102、第三網カゴ103、第四網カゴ104、第五網カゴ105、第一材料投入口201、第二材料投入口202、第三材料投入口203、第四材料投入口204、第一アクチュエーター301、第二アクチュエーター302、第一ロッド331及び第二ロッド332を備える。
【0040】
図13を参照されたい。第三実施例において本発明の第二ロッド332は第一突出部401、第二突出部402、第三突出部403、第四突出部404及び第五突出部405を有する。
【0041】
図13及び図14を参照されたい。調理スペース100は第一材料投入口201に接続し、第一材料投入口201は第二材料投入口202に接続し、第二材料投入口202は第三材料投入口203に接続し、第三材料投入口203は第四材料投入口204に接続し、第四材料投入口204は調理スペース100に接続する。調理スペース100は第一アクチュエーター301に接続し、第一アクチュエーター301は第一ロッド331に接続し、第一ロッド331は第二アクチュエーター302に接続し、第二アクチュエーター302は第二ロッド332に接続し、第二ロッド332は調理スペース100に接続する。
【0042】
図13及び図14を参照されたい。第一材料投入口201は第二材料投入口202の前に位置し、第二材料投入口202は第三材料投入口203の前に位置し、第三材料投入口203は第四材料投入口204の前に位置する。
【0043】
図13及び図14を参照されたい。第一ポジション001は網カゴが調理スペース100を離れる前の位置であり、第二ポジション002は第一材料投入口201の下方に位置する網カゴの位置であり、第三ポジション003は第二材料投入口202の下方に位置する網カゴの位置であり、第四ポジション004は第三材料投入口203の下方に位置する網カゴの位置であり、第五ポジション005は第四材料投入口204の下方に位置する網カゴの位置であり、第六ポジション006は網カゴが調理スペース100に入った後の位置である。ここで、第一ポジション001は第二ポジション002の前に位置し、第二ポジション002は第三ポジション003の前に位置し、第三ポジション003は第四ポジション004の前に位置し、第四ポジション004は第五ポジション005の前に位置し、第五ポジション005は第六ポジション006の前に位置する。
【0044】
図13及び図14を参照されたい。第一網カゴ101は第二ポジション002に位置し、第二網カゴ102は第三ポジション003に位置し、第三網カゴ103は第四ポジション004に位置し、第四網カゴ104は第五ポジション005に位置し、第五網カゴ105は第六ポジション006に位置する。
【0045】
図14から図18を参照されたい。指定された長さの時間が1回経過すると、第二アクチュエーター302は第二ロッド332を上向きに動かし、第一網カゴ101は第二ロッドの第一突出部401に接触し、第二網カゴ102は第二ロッドの第二突出部402に接触し、第三網カゴ103は第二ロッドの第三一突出部403に接触し、第四網カゴ104は第二ロッドの第四突出部404に接触し、第五網カゴ105は第二ロッドの第五突出部405に接触する。第一アクチュエーター301は第一ロッド331を前向きに動かし、第二ロッド332を前向きに動かし、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動し、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動する。第二アクチュエーター302は第二ロッド332を下向きに動かし、第一網カゴ101は第二ロッドの第一突出部401から外れ、第に網カゴ102は第二ロッドの第二突出部402から外れ、第三網カゴ103は第二ロッドの第三突出部403から外れ、第四網カゴ104は第二ロッドの第四突出部404から外れ、第五網カゴ105は第二ロッドの第五突出部405から外れる。第一アクチュエーター301は第一ロッド331を後ろ向きに動かし、第二ロッド332を後ろ向きに動かす。
【0046】
図17及び図18を参照されたい。第一網カゴ101は調理スペース100を離れ、第六網カゴ106が調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0047】
図1から図18を参照されたい。指定された長さの時間1回分の調理が必要な材料を材料甲とし、材料甲は第一材料投入口201を通してのみ第二ポジション002に位置する網カゴに入れられ、指定された長さの時間2回分の調理が必要な材料を材料乙とし、材料乙は第二材料投入口202を通してのみ第三ポジション003に位置する網カゴに入れられ、指定された長さの時間3回分の調理が必要な材料を材料丙とし、材料丙は第三材料投入口203を通してのみ第四ポジション004に位置する網カゴに入れられ、指定された長さの時間4回分の調理が必要な材料を材料丁とし、材料丁は第四材料投入口204を通してのみ第五ポジション005に位置する網カゴに入れられる。
【0048】
図19を参照されたい。ステップS001では消費者がメニューを作成する。ステップS002では消費者が作成したメニュー内容に基づきカゴを予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、ステップS003の判断結果がアイドリング状態であり、特に自動食品調理機が消費者の作成したその他のメニューを調理していない場合、ステップS004を実行し、ステップS003の判断結果が稼動状態であり、特に自動食品調理機が消費者の作成したその他のメニューを調理している最中の場合、ステップS005を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、ステップS004で当該網カゴが予約済みであるという判断結果の場合、ステップS005を実行し、ステップS004で当該網カゴは未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS005では1つ後ろの網カゴを予約するとともに、ステップS004を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。
【0049】
図19から図21を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機がアイドリング状態であり、かつ購入したのが材料甲である場合を例とする。ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料甲が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第二ポジション002に位置する第一網カゴ101を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果がアイドリング状態である場合、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。当該消費者が選んで購入した材料甲は第一材料投入口201から第二ポジション002に位置する第一網カゴ101内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第六網カゴ106は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0050】
図19から図22を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機が稼動状態であり、かつ購入したのが材料甲である場合を例とする。ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料甲が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第二ポジション002に位置する第一網カゴ101を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果が稼動状態である場合、ステップS005を実行する。ステップS005では1つ後ろの網カゴを予約し、即ち第二ポジション002の第一網カゴ101を第三ポジション003の第二網カゴ102に変更し、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。稼動中に指定された長さの時間が終了すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。当該消費者が選んで購入した材料甲は第一材料投入口201から第二ポジション002に位置する第二網カゴ102内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0051】
図19から図22を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機がアイドリング状態であり、かつ購入したのが材料乙である場合を例とする。ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料乙が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第三ポジション003に位置する第二網カゴ102を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果がアイドリング状態である場合、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。当該消費者が選んで購入した材料乙は第二材料投入口202から第三ポジション003に位置する第二網カゴ102内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第六網カゴ106は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、指定された長さの時間が1回経過すると、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0052】
図19から図23を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機が稼動状態であり、かつ購入したのが材料乙である場合を例とする。ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料乙が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第三ポジション003に位置する第二網カゴ102を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果が稼動状態である場合、ステップS005を実行する。ステップS005では1つ後ろの網カゴを予約し、即ち第三ポジション003の第二網カゴ102を第四ポジション004の第三網カゴ103に変更し、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。稼動中に指定された長さの時間が終了すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。当該消費者が選んで購入した材料乙は第二材料投入口202から第三ポジション003に位置する第三網カゴ103内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、指定された長さの時間が1回経過すると、第三網カゴ103は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第四網カゴ104は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第五網カゴ105は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第六網カゴ106は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第七網カゴ107は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第八網カゴ108は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0053】
図19から図22を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機がアイドリング状態であり、かつ購入したのが材料甲及び材料乙である場合を例とする。ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料甲及び材料乙が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第三ポジション003に位置する第二網カゴ102を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果がアイドリング状態である場合、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。当該消費者が選んで購入した材料乙は第二材料投入口202から第三ポジション003に位置する第二網カゴ102内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第六網カゴ106は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、当該消費者が選んで購入した材料甲が第一材料投入口201から第二ポジション002に位置する第二網カゴ102内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0054】
図19から図23を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機が稼動状態であり、かつ購入したのが材料甲及び材料乙である場合を例とする。ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料甲及び材料乙が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第三ポジション003に位置する第二網カゴ102を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果が稼動状態である場合、ステップS005を実行する。ステップS005では1つ後ろの網カゴを予約し、即ち第三ポジション003の第二網カゴ102を第四ポジション004の第三網カゴ103に変更し、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。稼動中に指定された長さの時間が終了すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、当該消費者が選んで購入した材料乙は第二材料投入口202から第三ポジション003に位置する第三網カゴ103内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、当該消費者が選んで購入した材料甲が第一材料投入口201から第二ポジション002に位置する第三網カゴ103内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第三網カゴ103は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第四網カゴ104は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第五網カゴ105は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第六網カゴ106は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第七網カゴ107は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第八網カゴ108は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0055】
図19から図24を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機がアイドリング状態であり、かつ購入したのが材料甲、材料乙、材料丙及び材料丁である場合を例とする。ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料甲、材料乙、材料丙及び材料丁が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第五ポジション005に位置する第四網カゴ104を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果がアイドリング状態である場合、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。当該消費者が選んで購入した材料丁は第四材料投入口204から第五ポジション005に位置する第四網カゴ104内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第六網カゴ106は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、当該消費者が選んで購入した材料丙が第三材料投入口203から第四ポジション004に位置する第四網カゴ104内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、当該消費者が選んで購入した材料乙が第二材料投入口202から第三ポジション003に位置する第四網カゴ104内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第三網カゴ103は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第四網カゴ104は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第五網カゴ105は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第六網カゴ106は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第七網カゴ107は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第八網カゴ108は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、当該消費者が選んで購入した材料甲が第一材料投入口201から第二ポジション002に位置する第四網カゴ104内に投入され、指定された長さの時間が1回経過すると、第四網カゴ104は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第五網カゴ105は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第六網カゴ106は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第七網カゴ107は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第八網カゴ108は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第九網カゴ109は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0056】
図19から図25を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機が稼動状態であり、かつ購入したのが材料丁である場合を例とする。ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料丁が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第五ポジション005に位置する第四網カゴ104を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果が稼動状態である場合、ステップS005を実行する。ステップS005では1つ後ろの網カゴを予約し、即ち第五ポジション005の第四網カゴ104を第六ポジション006の第五網カゴ105に変更し、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。稼動中に指定された長さの時間が終了すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第六網カゴ106は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、当該消費者が選んで購入した材料丁は第四材料投入口204から第五ポジション005に位置する第五網カゴ105内に投入され、指定された長さの時間が4回経過すると、第二網カゴ102から第四網カゴ104はすでに第一ポジション001まで移動して調理スペース100を離れており、第五網カゴ105は第五ポジション005から第一ポジション001まで移動するととのに調理スペース100を離れ、第六網カゴ106は第六ポジション006から第二ポジション002まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第三ポジション003まで移動し、第八網カゴ108は調理スペース100に入るとともに第四ポジション004まで移動し、第九網カゴ109は調理スペース100に入るとともに第五ポジション005まで移動し、第十網カゴ110は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0057】
図19から図25を参照されたい。消費者が使用している自動食品調理機が稼動状態であり、かつ購入したのが材料丁である場合を例とする。特に稼動時に第四網カゴ104及び第五網カゴ105がいずれも予約されている場合、ステップS001では消費者がメニューを作成し、このメニュー内容には材料丁が含まれる。ステップS002ではメニュー内容に基づき第五ポジション005に位置する第四網カゴ104を予約する。ステップS003ではアイドリング状態又は稼動状態であることを判断し、その判断結果が稼動状態である場合、ステップS005を実行する。ステップS005では1つ後ろの網カゴを予約し、即ち第五ポジション005の第四網カゴ104を第六ポジション006の第五網カゴ105に変更し、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが予約済みであるという判断結果の場合、ステップS005を実行する。ステップS005では1つ後ろの網カゴを予約し、即ち第六網カゴ106を予約し、ステップS004を実行する。ステップS004では当該網カゴが予約済みか否かを判断し、当該網カゴが未予約であるという判断結果の場合、ステップS006を実行する。ステップS006では網カゴを予約するとともに、ステップS007を実行する。ステップS007では予約を終了する。稼動中に指定された長さの時間が終了すると、第一網カゴ101は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第二網カゴ102は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第三網カゴ103は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第四網カゴ104は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第五網カゴ105は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第六網カゴ106は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、指定された長さの時間が1回経過すると、第二網カゴ102は第二ポジション002から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第三網カゴ103は第三ポジション003から第二ポジション002まで移動し、第四網カゴ104は第四ポジション004から第三ポジション003まで移動し、第五網カゴ105は第五ポジション005から第四ポジション004まで移動し、第六網カゴ106は第六ポジション006から第五ポジション005まで移動し、第七網カゴ107は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。また、当該消費者が選んで購入した材料丁は第四材料投入口204から第五ポジション005に位置する第六網カゴ106内に投入され、指定された長さの時間が4回経過すると、第二網カゴ102から第五網カゴ105はすでに第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れており、第六網カゴ106は第五ポジション005から第一ポジション001まで移動するとともに調理スペース100を離れ、第七網カゴ107は第六ポジション006から第二ポジション002まで移動し、第八網カゴ108は調理スペース100に入るとともに第三ポジション003まで移動し、第九網カゴ109は調理スペース100に入るとともに第四ポジション004まで移動し、第十網カゴ110は調理スペース100に入るとともに第五ポジション005まで移動し、第十一網カゴ111は調理スペース100に入るとともに第六ポジション006まで移動する。
【0058】
図1図7及び図13を参照されたい。実施例において本発明は第一ヒートパイプ501、第二ヒートパイプ502、第三ヒートパイプ503、第四ヒートパイプ504及び第五ヒートパイプ505を備える。ここで、調理スペース100は第一ヒートパイプ501に剛性接続し、調理スペース100は第二ヒートパイプ502に剛性接続し、調理スペース100は第三ヒートパイプ503に剛性接続し、調理スペース100は第四ヒートパイプ504に剛性接続し、調理スペース100は第五ヒートパイプ505に剛性接続する。また、第一ヒートパイプ501は第二ヒートパイプ502の前に位置し、第二ヒートパイプ502は第三ヒートパイプ503の前に位置し、第三ヒートパイプ503は第四ヒートパイプ504の前に位置し、第四ヒートパイプ504は第五ヒートパイプ505の前に位置する。
【符号の説明】
【0059】
001 第一ポジション
002 第二ポジション
003 第三ポジション
004 第四ポジション
005 第五ポジション
006 第六ポジション
100 調理スペース
101 第一網カゴ
102 第二網カゴ
103 第三網カゴ
104 第四網カゴ
105 第五網カゴ
106 第六網カゴ
107 第七網カゴ
108 第八網カゴ
109 第九網カゴ
110 第十網カゴ
201 第一材料投入口
202 第二材料投入口
203 第三材料投入口
204 第四材料投入口
301 第一アクチュエーター
302 第二アクチュエーター
311 第一スクリューロッド
312 第二スクリューロッド
321 第一ベルト
322 第二ベルト
323 第一従動軸
324 第二従動軸
331 第一ロッド
332 第二ロッド
401 第一突出部
402 第二突出部
403 第三突出部
404 第四突出部
405 第五突出部
411 第一スクリューロッド
422 第二スクリューロッド
501 第一ヒートパイプ
502 第二ヒートパイプ
503 第三ヒートパイプ
504 第四ヒートパイプ
505 第五ヒートパイプ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
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図19
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図21
図22
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図25