(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-25
(45)【発行日】2024-02-02
(54)【発明の名称】吹き出しチャンバ
(51)【国際特許分類】
F24F 13/02 20060101AFI20240126BHJP
F24F 13/06 20060101ALI20240126BHJP
【FI】
F24F13/02 D
F24F13/02 A
F24F13/02 G
F24F13/06 A
(21)【出願番号】P 2020048467
(22)【出願日】2020-03-18
【審査請求日】2022-10-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000001834
【氏名又は名称】三機工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100100044
【氏名又は名称】秋山 重夫
(74)【代理人】
【識別番号】100205888
【氏名又は名称】北川 孝之助
(72)【発明者】
【氏名】磯村 隆司
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 慎介
【審査官】礒部 賢
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-127366(JP,A)
【文献】特許第2862149(JP,B2)
【文献】特開2005-061700(JP,A)
【文献】米国特許第04805521(US,A)
【文献】特開2011-085351(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 13/00 - 13/32
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
給気導入口と、
通風材が取り付けられた吹き出し口とを有するチャンバ本体と、
前記チャンバ本体内に配置され、前記給気導入口に取り付けられる袋状フィルタとを備え、
前記吹き出し口が、給気の導入方向と略平行な面に設けられ、且つ側方に開口しており、
前記吹き出し口のうち、前記給気導入口から給気の導入方向に離れている離間部位に空気抵抗材が取り付けられることで、前記離間部位の吹き出し抵抗が、前記給気導入口に近い近傍部位の吹き出し抵抗より大とされており、
前記空気抵抗材が、前記通風材の上流側に位置しており、
前記袋状フィルタが中空三角柱状であって側マチが三角形であることで、流路面積が末端に向かうにつれて小さくなっており、その減少率がほぼ一律である、
吹き出しチャンバ。
【請求項2】
前記給気の導入方向における、
前記離間部位と
前記近傍部位の長さ比がおよそ2:1とされている、
請求項
1記載の吹き出しチャンバ。
【請求項3】
前記通風材が樹脂製のネットであり、前記空気抵抗材が不織布である、
請求項1または2記載の吹き出しチャンバ。
【請求項4】
前記給気導入孔がチャンバ本体の底部に設けられており、
前記離間部位が、前記吹き出し口のうち、上側の部位である、
請求項1から3のいずれかに記載の吹き出しチャンバ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、チャンバ本体内に袋状フィルタを備えた壁設置の吹き出しチャンバに関し、特に温度成層空調用の壁設置の吹き出しチャンバに関する。
【背景技術】
【0002】
天井高の高い建物で空調を行う場合、空調された空気(以下、空調空気)を室内全体に拡散する混合希釈空調方式ではなく、高温になった空気の浮力を利用して、空間上部の高温領域と、下部の低温領域との空気密度差に基づき成層をなし、例えば夏期などにおいて、人が多く存在する範囲(例えば床面から上に2m程度の範囲の下部の低温領域)を空調空気で満たす温度成層空調方式を採用する場合がある。空間上部の高温領域に滞留する空気を積極的に排気し、中間や下部の空気を還気として循環することで、高温領域の高温空気を冷却しなくてよいので、混合希釈空調方式と比べても温度成層空調の方が省エネルギー化を図りやすい。
【0003】
温度成層空調では、空調空気の層を形成するために、また形成された層を乱さないために空調空気を緩やかに供給する必要がある。そこで特許文献1、2では、ダクトから送られてくる空調空気をそのまま吹き出すのではなく、空調空気量に対して十分大きな容量および吹き出し口を有するチャンバを介して吹き出すことで吹き出し風速を弱めている。特に特許文献1、2ではダクトにソックダクトやバグフィルタを接続するとともに、チャンバの正面や側面に設けられた吹き出し口に対して通風パネル(ガラリチャンバー、デイフューザー板)を取り付けているため、吹き出し口全体から滲み出すような給気が可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特許第5087688号公報
【文献】特許第2862149号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで特許文献1、2では、通風パネル(側パネルやデイフューザー板)に設けられた通風用の孔(開口)が全面に亘って均一であり、吹き出し抵抗は全面に亘って均一である。ただ、同構造の吹出しユニットを試作し、吹き出し口の通風パネルを格子状に区画して各区画の吹き出し風速を測ってみると、区画によって吹き出し速度にばらつきがあり、意図しない部分から不必要に空調空気が吹き出していることが分かった。
【0006】
そこで本発明は、意図しない部分からの不必要な吹き出しを抑制することができる吹き出しチャンバの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の吹き出しチャンバは、給気導入口11aと、吹き出し口121aとを有するチャンバ本体10と、前記チャンバ本体10内に配置され、前記給気導入口11aに取り付けられる袋状フィルタ20とを備え、前記吹き出し口121aが、給気の導入方向と略平行な面に設けられ、且つ側方に開口しており、吹き出し口121aの吹き出し抵抗を部位によって異ならせていることを特徴としている。
【0008】
上記吹き出しチャンバでは、前記給気導入口11aから給気の導入方向に離れている離間部位121a1の吹き出し抵抗が、前記給気導入口11aに近い近傍部位121a2の吹き出し抵抗より大とされていることが好ましい。
【0009】
また、前記離間部位121a1に空気抵抗材16が取り付けられていることが好ましい。さらに、給気の導入方向における、離間部位121a1と近傍部位121a2の長さ比がおよそ2:1とされていることが好ましい。さらにまた、袋状フィルタ20の流路面積が先端に向かうにつれて小さくなっていることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の吹き出しチャンバでは、吹き出し口の吹き出し抵抗を部位によって異ならせることで、過度な吹き出しが生じている部位の吹き出し抵抗を他の部位よりも相対的に大きくすることができ、不必要な吹き出しを抑制することができる。
【0011】
空気抵抗材が取り付けられるなどして、給気導入口から給気の導入方向に離れている離間部位の吹き出し抵抗が、給気導入口に近い近傍部位の吹き出し抵抗より大とされている場合、離間部位での不要な吹き出しを抑制することができる。すなわち、例えばソックダクトやバグフィルタに代表される袋状フィルタは末端からの排出量が他の部分に比べて多くなる傾向にあるため、吹き出し抵抗が吹き出し口全面に亘って均一であると離間部位からの吹き出し量が多くなってしまうが、離間部位の吹き出し抵抗を相対的に大とすることでその影響を軽減することができる。
【0012】
給気の導入方向における、離間部位と近傍部位の長さ比がおよそ2:1とされている場合、吹き出し口全体でバランスの取れた吹き出し風速とすることができる。
【0013】
袋状フィルタの流路面積が先端に向かうにつれて小さくなっている場合、末端からの排出量が多くなるといった傾向を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】この発明の一実施形態に係る吹き出しチャンバの分解斜視図である。
【
図4】他の実施形態に係る吹き出しチャンバの断面図である。
【
図5】実験結果を示す図であって、
図5Aが実施例を、
図5Bが比較例を示している。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、この発明の吹き出しチャンバの一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この発明の吹き出しチャンバ1は温度成層空調向け冷暖房用の壁設置のチャンバであって、
図1及び
図3に示すように、チャンバ本体10と、チャンバ本体10内に配置される袋状フィルタ20とを備えている。
【0016】
チャンバ本体10は中空直方体状であって、平面視長方形状の底部11と、底部11の4辺から立ち上がる側壁部12と、側壁部12の上端を塞ぐ上部13とを有している。側壁部12は、底部11の長辺から立ち上がる正面部121、背面部122と、底部11の短辺から立ち上がる2つの側面部123とからなる。そして、正面部121と2つの側面部123にはそれぞれ空調空気を吹き出すための側方に開口する吹き出し口121aが設けられている。吹き出し口121aは正面部121と側面部123のほぼ全面に亘って設けられている。従って、チャンバ本体10は、底部11と、背面部122と、上部13とから構成されており、正面と両側面に吹き出し口121aを備えているともいえる。
【0017】
図1に示すように、吹き出し口121aは桟材14によって区画されている。具体的には、正面部121には縦桟141と横桟142が1本ずつ、側面部123にはそれぞれ横桟142が1本ずつ設けられている。縦桟141は正面部121の略中央に位置し、横桟142は吹き出し口121aを高さ方向に三分割したときの下から1つ目の高さに位置している。そして桟材14によって区画された各区画にはそれぞれ通風材15が取り付けられている(
図3参照)。通風材15は例えば樹脂製のネットである。例えば平均捕集効率(質量法)は15~25%程度で、初期圧力損失は風速1.5m/sで2.0~9.0Paである。また、各区画のうち、上側の区画には空気抵抗材16が取り付けられている。空気抵抗材16は通風材15よりも上流側に位置している。空気抵抗材16は例えば不織布である。例えば平均捕集効率(質量法)は50~70%程度で、初期圧力損失は風速2.5m/sで20~90Paである。このように上側の区画に空気抵抗材16を取り付けることで、上側の区画の吹き出し抵抗は下側の区画に比べて大となっている。吹き出し抵抗が大となっている部位と、吹き出し抵抗が小となっている部位の上下方向の長さ比はおよそ2:1である。なお、チャンバ本体10を正面から見たときの左上の区画は、通風材15及び空気抵抗材16が桟材14に対して着脱可能に取り付けられている。具体的には、区画と同形状の枠材17を介して通風材15及び空気抵抗材16が桟材14に取り付けられている。
【0018】
ところで底部11の略中央には、給気ダクト30からの空調空気をチャンバ本体10内に導入するための給気導入口11aが設けられている。また給気導入口11aを縁取るようにしてフランジが設けられている(
図3参照)。チャンバ本体10の外側に延びるフランジ11bは、給気ダクト30を接続するためのものであり、チャンバ本体10内に延びるフランジ11cは、袋状フィルタ20を接続するためのものである。
【0019】
袋状フィルタ20は中空三角柱状であって、三角形とされた面(側マチ)をチャンバ本体10の側面部123の内面に向けるようにしてチャンバ本体10内に配置されている。袋状フィルタ20の下端は開口しており、上記フランジ11cに接続されている。上端は閉じられており、チャンバ本体10の上部13に固定されている。従ってこの袋状フィルタ20は下から上に向かって延出されているといえ、吹き出し口121aは袋状フィルタ20の延出方向と略平行な面に設けられているといえる。なお、給気は下から上に向かって行われるため、吹き出し口121aは給気の導入方向(
図2、
図3の白抜き矢印)と略平行な面に設けられているともいえる。袋状フィルタ20の側面視形状が略三角形であることから分かるように、袋状フィルタ20の流路面積は末端(先端)に向かうにつれて小さくなっている。減少率はほぼ一律である。袋状フィルタ20の上下方向の長さは吹き出し口121aの高さとほぼ同じである。上記袋状フィルタ20は不織布からなる。従って、袋状フィルタ20は、側面マチ付平袋状の不織布袋ともいえる。不織布は、例えば平均捕集効率(質量法)は50~70%、初期圧力損失は風速2.5m/sで20~90Paのものであって、空気抵抗材16と同一であるが異ならせてもよい。
【0020】
上記構成の吹き出しチャンバ1は、フランジ11bに給気ダクト30を接続することで使用される。使用にあたって給気ダクト30から空調空気を供給すると、空調空気は袋状フィルタ20を通ってチャンバ本体10内に緩やかに排出されるが、袋状フィルタ20は末端からの排出量が他の部位に比べて多い傾向にあるため、何ら対策を採らなければ、吹き出し口121aのうち、上側の部位(給気導入口11aから給気の導入方向に離れている離間部位121a1)から多くの空調空気を吹き出してしまう。フランジ11bに接続される給気ダクト30内部を図示しない空調機のファンなどによって動圧を与えられた給気は、給気ダクト30の先の袋状フィルタ20によって静圧変換されて不織布から方向変換されるものの動圧が末端で残って吹き抜け気味となるからである。この点、上記構成の吹き出しチャンバ1では、離間部位121a1である上側の区画に空気抵抗材16を取り付けることで、上側の区画の吹き出し抵抗を下側の区画(給気導入口11aに近い近傍部位121a2)の吹き出し抵抗よりも大としているため、袋状フィルタ20の末端から多くの空調空気が排出されても、上側の区画からの不必要な吹き出しを抑制することができ、給気の導入方向における吹き出し風速のムラを小さくすることができる。よって温度成層空調用の吹き出しチャンバとして好適に用いることができる。
【0021】
吹き出しチャンバ1の設置場所としては、
図3に示すように、建屋の壁面31に設けられた窪みが挙げられる。この場合、壁面31内に吹き出しチャンバ1が収まるため、吹き出しチャンバ1が室内の利用者にとって邪魔にならない。また、吹き出しチャンバ1の前にルーバー33を設置すれば、吹き出しチャンバ1を隠しつつ空調することができる。ただ、壁面31に背面部122を沿わせるようにして設置してもよい。この場合、壁面31に窪みを設ける必要が無い。給気ダクト30は床面32に設けた竪穴から引き込むことが好ましい。
【0022】
図4は、異なる実施形態に係る吹き出しチャンバ1Aを示している。この吹き出しチャンバ1Aは、チャンバ本体10の上部13に給気導入口11aが設けられており、袋状フィルタ20は上から下に延出されている。そして横桟142は吹き出し口121aを高さ方向に三分割したときの下から2つ目の高さに位置している。空気抵抗材16は下側の区画に取り付けられている。すなわち、
図3の吹き出しチャンバ1と上下が反転した状態である。この吹き出しチャンバ1Aについても、給気導入口11aから給気の導入方向に離れている下側の区画(離間部位121a1)の吹き出し抵抗が、給気導入口11aに近い上側の区画(近傍部位121a2)の吹き出し抵抗よりも大とされているため、袋状フィルタ20の末端から多くの空調空気が排出されても、下側の区画からの不必要な吹き出しを抑制することができ、給気の導入方向における吹き出し風速のムラを小さくすることができる。
【0023】
(実施例)
図5Aは、上から給気するタイプ(
図4)の吹き出しチャンバにおいて、チャンバ本体10の幅を2480mm、高さを1800mm、奥行きを620mm(容量約2.77m
3)とし、桟材14の幅を80mmとし、吹き出し口121aの総面積を約5.49m
2とし、給気導入口11aの幅を1304mm、奥行き方向の長さを304mmとし、通風材15として株式会社アクシー製の粗塵用樹脂製フィルタ PH3800-1(平均捕集効率(質量法) 18%、初期圧力損失は風速1.5m/sで5.6Pa)を、空気抵抗材16として日本バイリーン株式会社製の粗塵用不織布フィルタ PS/150N(平均捕集効率(質量法) 63%、初期圧力損失は風速2.5m/sで30Pa)を、袋状フィルタ20の材料として空気抵抗材16と同材料を使用し、給気量を6000m
3/hとしたときの吹き出し風速を表した図である。なお、空気抵抗材16がある部分の通風抵抗は、空気抵抗材16が無い部分に比べて65.8%増加している。図中に記載の数字の単位はm/sである。また、吹き出し風速は、正面部121を12分割し、12点それぞれで測定を行った。
【0024】
(比較例)
また、空気抵抗材16を設けない他は上記実施例と同一条件としたものを比較例として用意した。
図5Bが比較例の吹き出し風速を表した図である。
【0025】
図5Bに示す比較例では、給気導入口11aから給気の導入方向に離れている下側(離間部位121a1)の吹き出し風速が大きい一方で、給気導入口11aに近い上側(近傍部位121a2)の吹き出し風速が小さく、上下方向における吹き出し風速のばらつきが大きくなっている。それに対して、給気導入口11aから給気の導入方向に離れている下側(離間部位121a1)に空気抵抗材16を設けている実施例(
図5A)では、上下方向における吹き出し風速のばらつきが抑えられていることが分かる。
【0026】
以上に、この発明の実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば上記実施形態では、通風材15として樹脂製のネットを用いていたが、金属製のネットでも良い。またネットに限らず、板材に多数の孔を設けた有孔パネルやガラリを用いてもよい。また、空気抵抗材16としては不織布に限らず、織布を用いてもよい。また、空気抵抗材16を用いず、通風材15(ネット、有孔パネル、ガラリ)の開口率や圧力損失、平均捕集効率等を部位によって異ならせることで、離間部位121a1の吹き出し抵抗を近傍部位121a2の吹き出し抵抗より大としてもよい。さらに、吹き出し抵抗を段階的、または連続的に変えることで、給気導入口11aから給気の導入方向に離れるほど吹き出し抵抗が増していくという構成にしてもよい。また、吹き出し抵抗が大となっている部位と、吹き出し抵抗が小となっている部位の長さ比は2:1に限らず、適宜変更してもよい。
【0027】
また、上記実施形態では、給気導入口11aから給気の導入方向に離れている離間部位121a1の吹き出し抵抗を大としていたが、吹き出し口121a周辺の状況に合わせて吹き出し抵抗を大とする部位を調整してもよい。例えば、吹き出し口121aの前方に、給気の障害物となる観客席等が設けられている場合、障害物と対向する部位の吹き出し抵抗を大として、障害物に当たる風量を小さくすることも可能である。給気が座席や観客にぶつかって様々な方向へ気流が向かって温度成層を乱す観客席への給気風量を小さくすることで、その直上の風量が大きくても対象室内の下部の空気密度差による温度成層は逆に乱されず良好となる。
【0028】
また、別な実施形態としては、給気導入口11aを、2つの側面部123のうちの一方の側面部123に設けてもよい。この場合、側面部123には吹き出し口121aを設けない。また、離間部位121a1は他方の側面部123側となり、近傍部位121a2は一方の側面部123側となる。
【符号の説明】
【0029】
1、1A 吹き出しチャンバ
10 チャンバ本体
11 底部
11a 給気導入口
11b フランジ(給気ダクト接続用)
11c フランジ(袋状フィルタ接続用)
12 側壁部
121 正面部
121a 吹き出し口
121a1 離間部位
121a2 近傍部位
122 背面部
123 側面部
13 上部
14 桟材
141 縦桟
142 横桟
15 通風材
16 空気抵抗材
17 枠材
20 袋状フィルタ
30 給気ダクト
31 建屋の壁面
32 建屋の床面
33 ルーバー