(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-29
(45)【発行日】2024-02-06
(54)【発明の名称】2ワイヤ溶接方法
(51)【国際特許分類】
B23K 9/12 20060101AFI20240130BHJP
B23K 9/173 20060101ALI20240130BHJP
【FI】
B23K9/12 301M
B23K9/12 301Q
B23K9/173 A
(21)【出願番号】P 2020113764
(22)【出願日】2020-07-01
【審査請求日】2023-04-04
(73)【特許権者】
【識別番号】000000262
【氏名又は名称】株式会社ダイヘン
(72)【発明者】
【氏名】森 大輔
【審査官】山内 隆平
(56)【参考文献】
【文献】特開2011-230142(JP,A)
【文献】特開2013-94850(JP,A)
【文献】特開2017-132471(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B23K 9/12
B23K 9/173
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを前記溶融池の後半部に挿入しながら溶接する2ワイヤ溶接方法において、
前記アークを埋もれアーク状態にして凹部の前記溶融池を形成し、
前記フィラーワイヤを、前記消耗電極と前記溶融池との短絡が発生しない前記凹部外の周縁部に挿入する、
ことを特徴とする2ワイヤ溶接方法。
【請求項2】
前記埋もれアーク状態が不安定になったことを判別すると、前記フィラーワイヤの挿入位置を後方に移動させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の2ワイヤ溶接方法。
【請求項3】
前記埋もれアーク状態が不安定になったことを、前記消耗電極と前記溶融池との短絡が発生したことによって判別する、
ことを特徴とする請求項2に記載の2ワイヤ溶接方法。
【請求項4】
前記埋もれアーク状態が不安定になったことを、前記消耗電極と前記溶融池との前記短絡が単位時間当たりに基準回数以上発生したことによって判別する、
ことを特徴とする請求項2に記載の2ワイヤ溶接方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを溶融池の後半部に挿入しながら溶接する2ワイヤ溶接方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
消耗電極(以下、溶接ワイヤという)と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成すると共に、その溶融池にフィラーワイヤを挿入して溶接する2ワイヤ溶接方法(特許文献1参照)が従来から知られている。この2ワイヤ溶接方法では、溶接ワイヤの溶融金属にフィラーワイヤの溶融金属が加わるために、溶融金属量が増加し、高溶着で高速な溶接が可能となる。特に、2ワイヤ溶接方法によって高速溶接を行うときには、ハンピングビードになるのを防止するために、フィラーワイヤを消耗電極アークよりも後方から溶融池に接触させて送給することが重要である。これは、フィラーワイヤを消耗電極アーク中に送給して溶融すると、溶融池はほとんど冷却されず、かつ、フィラーワイヤによって溶融池後半部の盛り上がりを押さえることもできないためにハンピングビードを抑制する効果はないからである。これに対して、フィラーワイヤをアーク発生部の溶融池の後半部に接触させて送給し、溶融池の熱によって溶融するようにすれば溶融池が冷却され、かつ、フィラーワイヤによって溶融池後半部が抑えられてハンピングビードの形成を抑制することができる。したがって、従来技術の2ワイヤ溶接方法では、フィラーワイヤには電流を通電せずに冷たい状態で溶融池と接触させることによって、溶融池を冷却するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
2ワイヤ溶接方法において、溶接ワイヤと母材との間に発生するアークを埋もれアーク状態にすると、深い溶け込みを得ることができ、かつ、さらなる高溶着化を図ることができる。しかし、埋もれアーク状態は、少しの外乱によって不安定になりやすい。特に、埋もれアークを使用した2ワイヤ溶接方法において、フィラーワイヤの挿入位置が適切でないと、アーク状態が不安定になり、溶接品質が悪くなるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明では、埋もれアークを使用した2ワイヤ溶接方法において、アーク状態を安定に維持して良好な溶接品質を得ることができる2ワイヤ溶接方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを前記溶融池の後半部に挿入しながら溶接する2ワイヤ溶接方法において、
前記アークを埋もれアーク状態にして凹部の前記溶融池を形成し、
前記フィラーワイヤを、前記消耗電極と前記溶融池との短絡が発生しない前記凹部外の周縁部に挿入する、
ことを特徴とする2ワイヤ溶接方法である。
【0007】
請求項2の発明は、
前記埋もれアーク状態が不安定になったことを判別すると、前記フィラーワイヤの挿入位置を後方に移動させる、
ことを特徴とする請求項1に記載の2ワイヤ溶接方法である。
【0008】
請求項3の発明は、
前記埋もれアーク状態が不安定になったことを、前記消耗電極と前記溶融池との短絡が発生したことによって判別する、
ことを特徴とする請求項2に記載の2ワイヤ溶接方法である。
【0009】
請求項4の発明は、
前記埋もれアーク状態が不安定になったことを、前記消耗電極と前記溶融池との前記短絡が単位時間当たりに基準回数以上発生したことによって判別する、
ことを特徴とする請求項2に記載の2ワイヤ溶接方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、埋もれアークを使用した2ワイヤ溶接方法において、アーク状態を安定に維持して良好な溶接品質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明の実施の形態に係る2ワイヤ溶接方法を示す溶接部の概要図である。
【
図2】本発明の実施の形態に係る2ワイヤ溶接方法を実施するための溶接装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施の形態に係る2ワイヤ溶接方法を示す溶接部の概要図である。同図は、溶接部を横から見た図であり、矢印で示すように左方向に溶接は進行している。以下、同図を参照して説明する。
【0014】
溶接トーチ4から溶接ワイヤ1が送給されており、溶接ワイヤの先端と母材2との間にはアーク3が発生している。溶接ワイヤ1は定速送給される。ここでは、溶接トーチ4の前進角は0°の場合であり、溶接ワイヤ1は母材2に垂直に送給されている。このアーク3によって、母材2に溶融池2aが形成されている。溶接ワイヤ1の送給方向を示す中心線を一点鎖線で示しており、この中心線が母材2表面と交わる点が、溶接狙い位置aとなる。
【0015】
アーク3は、埋もれアーク状態となっている。埋もれアーク状態とは、溶接ワイヤ1の先端がアーク力によって凹部となっている溶融領域の内部に入り込んだ状態である。したがって、アーク3も凹部の内部で発生している。安定した埋もれアーク状態を維持するためには、
図2の溶接ワイヤ送給速度設定信号Wrによって設定される溶接電流Iwが少なくとも300A以上の大電流値であり、
図2の溶接電圧設定信号Vrによって設定される溶接電圧Vwが埋もれアーク状態となる適正値に設定される必要がある。埋もれアーク状態で溶接すると、スパッタ発生の少ない、深い溶け込みの溶融部を形成することができる。
【0016】
図2の溶接電圧設定信号Vrに高設定値と低設定値とを設け、両値を切り換えることによって溶接電圧Vwを振動させても良い。このようにすると、アーク長が振動することになり、埋もれアーク状態がより安定化する。振動周波数は、10~1000Hzの範囲である。電圧振幅は、溶接電流の振幅が50A以上になるように設定される。
【0017】
フィラーワイヤ6は、フィラーワイヤガイド7内を送給されて、溶融池2aの後半部の挿入位置bに接触状態で挿入される。フィラーワイヤ6は定速送給される。フィラーワイヤ6の送給速度は、溶接ワイヤ1の送給速度の10~20%程度である。溶接狙い位置aと挿入位置bとの距離がワイヤ間距離Lw(mm)となる。フィラーワイヤ6の挿入位置bは、溶融池2aの凹部外の周縁部である。ワイヤ間距離Lwが適正値よりも小さい場合は、溶接ワイヤ1と溶融池2aとの間に短絡が発生してアーク状態が不安定になる。したがって、ワイヤ間距離Lwは、短絡が発生しなくなる値以上に調整される。他方、ワイヤ間距離Lwは、フィラーワイヤ6が溶融池2aからの熱によって溶融することができる値未満に調整される。
【0018】
溶接中において、溶融池2aの形状が変動したために、フィラーワイヤ6の挿入位置bが適正位置から外れてしまい、埋もれアーク状態が不安定になる場合が発生する。この埋もれアーク状態が不安定になったことを判別すると、フィラーワイヤ6の挿入位置bを後方に自動的に移動させる。埋もれアーク状態が不安定になるのは、フィラーワイヤ6の挿入位置bが溶融池2aの凹部内に入り込んだ場合である。このために、挿入位置bを後方に移動させることによって、不安定状態を解消することができる。
【0019】
上記の埋もれアーク状態が不安定になったことは、溶接ワイヤ1と溶融池2aとの短絡が発生したことによって判別することができる。さらに、埋もれアーク状態が不安定になったことは、溶接ワイヤ1と溶融池2aとの短絡が単位時間当たりに基準回数以上発生したことによって判別することができる。
【0020】
図2は、
図1で上述した本発明の実施の形態に係る2ワイヤ溶接方法を実施するための溶接装置のブロック図である。同図は、消耗電極式アーク溶接が直流の炭酸ガスアーク溶接、マグ溶接又はミグ溶接の場合である。以下、同図を参照して各ブロックについて説明する。
【0021】
電源主回路PMは、3相200V等の商用電源(図示は省略)を入力として、後述する駆動信号Dvに従ってインバータ制御によって出力制御を行い、アーク3を発生させるための溶接電圧Vw及び溶接電流Iwを出力する。この電源主回路PMは、図示は省略するが、商用電源を整流する1次整流回路、整流された直流を平滑するコンデンサ、平滑された直流を上記の駆動信号Dvに従って高周波交流に変換するインバータ回路、高周波交流をアーク3を発生させるために適正な電圧値に降圧する高周波トランス、降圧された高周波交流を整流する2次整流回路、整流された直流を平滑するリアクトルを備えている。
【0022】
溶接ワイヤ1は、溶接ワイヤ送給モータWMに結合された溶接ワイヤ送給ロール5の回転によって溶接トーチ4内を送給され、上記の電源主回路PMから給電チップ(図示は省略)を介して給電されて、母材2との間にアーク3が発生する。溶接ワイヤ1と母材2との間には溶接電圧Vwが印加され、溶接電流Iwが通電する。
【0023】
フィラーワイヤ6は、フィラーワイヤ送給モータFMに結合されたフィラーワイヤ送給ロール8の回転によってフィラーワイヤガイド7内を送給され、アーク3によって形成された溶融池2aに挿入される。フィラーワイヤ6は、溶融池2aと接触した状態で
図1で上述した挿入位置bに挿入される。
【0024】
移動機構9は、後述する埋もれアーク状態判別信号Adを入力として、埋もれアーク状態判別信号Adが短時間Highレベルになるごとにフィラーワイヤ6の挿入位置bを所定距離だけ後方に移動させるためのモータを含む機構である。したがって、埋もれアーク状態判別信号Adが短時間Highレベルになるごとに、ワイヤ間距離Lwは所定距離だけ長くなる。上記の機構としては、従来から、モータの回転運動を滑子クランク機構により直線運動に変換する機構、モータの回転運動をクランクと揺動梃により揺動運動に変換する機構等が用いられている。上記の所定距離は、例えば1mmである。
【0025】
溶接電圧検出回路VDは、上記の溶接電圧Vwを検出して、溶接電圧検出信号Vdを出力する。
【0026】
溶接電圧設定回路VRは、予め定めた溶接電圧設定信号Vrを出力する。溶接ワイヤ送給速度設定回路WRは、予め定めた溶接ワイヤ送給速度設定信号Wrを出力する。溶接ワイヤ送給速度設定信号Wrによって溶接ワイヤ1の送給速度が設定され、溶接電流Iwの値が決まる。上記の溶接電圧設定信号Vr及び上記の溶接ワイヤ送給速度設定信号Wrの値は、
図1で上述したように、安定した埋もれアーク状態になるように設定される。
【0027】
電圧誤差増幅回路EVは、上記の溶接電圧設定信号Vrと上記の溶接電圧検出信号Vdとの誤差を増幅して、電圧誤差増幅信号Evを出力する。
【0028】
駆動回路DVは、上記の電圧誤差増幅信号Evを入力として、この信号に基づいてPWM変調制御を行い、その結果に基づいて上記の電源主回路PM内のインバータ回路を駆動するための駆動信号Dvを出力する。この回路によって、溶接装置は定電圧特性の電源となる。
【0029】
溶接ワイヤ送給制御回路WCは、上記の溶接ワイヤ送給速度設定信号Wrの値に相当する送給速度で溶接ワイヤ1を送給するための溶接ワイヤ送給制御信号Wcを上記の溶接ワイヤ送給モータWMに出力する。
【0030】
フィラーワイヤ送給速度設定回路FRは、予め定めたフィラーワイヤ送給速度設定信号Frを出力する。
【0031】
フィラーワイヤ送給制御回路FCは、上記のフィラーワイヤ送給速度設定信号Frの値に相当する送給速度でフィラーワイヤ6を送給するためのフィラーワイヤ送給制御信号Fcを上記のフィラーワイヤ送給モータFMに出力する。
【0032】
短絡判別回路SDは、上記の溶接電圧検出信号Vdを入力として、この値が短絡判別値(10V程度)以下のときは溶接ワイヤ1と溶融池2aとが短絡状態にあると判別してHighレベルとなる短絡判別信号Sdを出力する。
【0033】
埋もれアーク状態判別回路ADは、上記の短絡判別信号Sd及び上記の溶接電圧検出信号Vdを入力として、以下の1)~3)から一つを選択して処理を行い、埋もれアーク状態判別信号Adを出力する。
1)短絡判別信号SdがHighレベルになるごとに短時間Highレベルとなる埋もれアーク状態判別信号Adを出力する。短絡が発生する状態は、埋もれアーク状態が不安定になる前兆である。
2)単位時間ごとに短絡判別信号SdがHighレベルに変化した回数を検出し、この短絡回数が予め定めた基準回数以上になると短時間Highレベルとなる埋もれアーク状態判別信号Adを出力する。例えば、単位時間は100msであり、基準回数は3回である。単位時間当たりの短絡回数が基準回数以上になる状態は、埋もれアーク状態が不安定になる前兆である。
3)溶接電圧検出信号Vdの変動幅が基準値以上になると短時間Highレベルとなる埋もれアーク状態判別信号Adを出力する。溶接電圧の変動幅が基準値以上になる状態は、埋もれアーク状態が不安定になる前兆である。
【0034】
上述した実施の形態によれば、消耗電極と母材との間にアークを発生させて溶融池を形成し、フィラーワイヤを溶融池の後半部に挿入しながら溶接する2ワイヤ溶接方法において、アークを埋もれアーク状態にして凹部の溶融池を形成し、フィラーワイヤを、消耗電極と溶融池との短絡が発生しない凹部外の周縁部に挿入する。埋もれアーク状態は、少しの外乱によって不安定になりやすい。特に、埋もれアークを使用した2ワイヤ溶接方法において、フィラーワイヤの挿入位置が適切でないと、アーク状態が不安定になり、溶接品質が悪くなる。本実施の形態のようにフィラーワイヤを、消耗電極と溶融池との短絡が発生しない凹部外の周縁部に挿入することによって、埋もれアーク状態が不安定になることを抑制することができる。これは、フィラーワイヤの挿入位置が適切でないと、短絡が発生する状態になるためである。このために、本実施の形態では、埋もれアークを使用した2ワイヤ溶接方法において、アーク状態を安定に維持して良好な溶接品質を得ることができる。
【0035】
さらに、本実施の形態によれば、埋もれアーク状態が不安定になったことを判別すると、フィラーワイヤの挿入位置を後方に移動させることが好ましい。溶接中において、溶融池の形状が変動したために、フィラーワイヤの挿入位置が適正位置から外れてしまい、埋もれアーク状態が不安定になる場合が発生する。この埋もれアーク状態が不安定になったことを判別すると、フィラーワイヤの挿入位置を後方に自動的に移動させる。埋もれアーク状態が不安定になるのは、フィラーワイヤの挿入位置が溶融池の凹部内に入り込んだ場合である。このために、挿入位置を後方に移動させることによって、不安定状態を解消することができる。
【0036】
さらに、本実施の形態によれば、埋もれアーク状態が不安定になったことを、消耗電極と溶融池との短絡が発生したことによって判別する。このようにすると、埋もれアーク状態が不安定になったことを自動的に判別し、フィラーワイヤの挿入位置を自動的に後方に移動させることができる。このために、煩雑な操作を行うことなく、フィラーワイヤの挿入位置を常に適正な位置に維持することができる。
【0037】
さらに、本実施の形態によれば、埋もれアーク状態が不安定になったことを、消耗電極と溶融池との短絡が単位時間当たりに基準回数以上発生したことによって判別する。このようにすると、埋もれアーク状態が不安定になったことを自動的に判別し、フィラーワイヤの挿入位置を自動的に後方に移動させることができる。このために、煩雑な操作を行うことなく、フィラーワイヤの挿入位置を常に適正な位置に維持することができる。
【符号の説明】
【0038】
1 溶接ワイヤ(消耗電極)
2 母材
2a 溶融池
3 アーク
4 溶接トーチ
5 溶接ワイヤ送給ロール
6 フィラーワイヤ
7 フィラーワイヤガイド
8 フィラーワイヤ送給ロール
9 移動機構
a 溶接狙い位置
AD 埋もれアーク状態判別回路
Ad 埋もれアーク状態判別信号
b フィラーワイヤの挿入位置
DV 駆動回路
Dv 駆動信号
EV 電圧誤差増幅回路
Ev 電圧誤差増幅信号
FC ィラーワイヤ送給制御回路
Fc フィラーワイヤ送給制御信号
FM フィラーワイヤ送給モータ
FR フィラーワイヤ送給速度設定回路
Fr フィラーワイヤ送給速度設定信号
Iw 溶接電流
Lw ワイヤ間距離
PM 電源主回路
SD 短絡判別回路
Sd 短絡判別信号
VD 溶接電圧検出回路
Vd 溶接電圧検出信号
VR 溶接電圧設定回路
Vr 溶接電圧設定信号
Vw 溶接電圧
WC 溶接ワイヤ送給制御回路
Wc 溶接ワイヤ送給制御信号
WM 溶接ワイヤ送給モータ
WR 溶接ワイヤ送給速度設定回路
Wr 溶接ワイヤ送給速度設定信号