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特許7429190物理リソースブロックバンドルサイズ選択
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-30
(45)【発行日】2024-02-07
(54)【発明の名称】物理リソースブロックバンドルサイズ選択
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/02 20090101AFI20240131BHJP
   H04W 72/0453 20230101ALI20240131BHJP
   H04W 72/232 20230101ALI20240131BHJP
【FI】
H04W72/02
H04W72/0453 110
H04W72/232
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2020543567
(86)(22)【出願日】2019-02-14
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-06-03
(86)【国際出願番号】 US2019018026
(87)【国際公開番号】W WO2019161066
(87)【国際公開日】2019-08-22
【審査請求日】2022-01-19
(31)【優先権主張番号】20180100066
(32)【優先日】2018-02-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】GR
(31)【優先権主張番号】16/274,932
(32)【優先日】2019-02-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(72)【発明者】
【氏名】マノラコス、アレクサンドロス
(72)【発明者】
【氏名】ユ、ジェ・ウォン
(72)【発明者】
【氏名】ナムグン、ジュン
(72)【発明者】
【氏名】アング、ピーター・プイ・ロク
【審査官】永井 啓司
(56)【参考文献】
【文献】OPPO,Text Proposal for DL PRB Bundling[online],3GPP TSG RAN WG1 #92 R1-1802127,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92/Docs/R1-1802127.zip>,2018年02月15日
【文献】CATT,PRB bundling for DL transmission[online],3GPP TSG RAN WG1 #91 R1-1720180,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_91/Docs/R1-1720180.zip>,2017年11月18日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 72/02
H04W 72/0453
H04W 72/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信することと、ここにおいて、前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズが、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値の第1のセットと、PRG値の第2のセットとを含む、
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、ここにおいて、前記UEのために構成された帯域幅部分がDCIフォーマット1_1を有するDCIの典型的なサイズよりも小さいサイズに適応するようにサイズ決定されており、DCIの1つまたは複数のフィールドが含まれないとき、前記PRBバンドリングサイズインジケータは、DCIフォーマット1_1を有するDCIに含まれない、
記受信されたDCIが前記PRBバンドリングサイズインジケータを含まないと決定することと、
前記決定に応答してPRBバンドルサイズを選択することと、ここにおいて、前記PRBバンドルサイズを選択することが、前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すルールに基づき、PRG値の前記第1のセットもしくは前記第2のセットから前記PRBバンドルサイズを選択すること、を備える、
を備える、方法。
【請求項2】
前記選択されたPRBバンドルサイズに従って、ダウンリンクデータと1つまたは複数の関連する基準信号とを処理することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記選択されたPRBバンドルサイズに従って、アップリンクデータおよび1つまたは複数の関連する基準信号をプリコーディングし、および送信することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1のセットが単一のPRG値を含み、前記第2のセットが単一のPRG値を含み、
前記UEが、
前記第1のセットからの前記単一のPRG値、
前記第2のセットからの前記単一のPRG値、または、
デフォルトPRG値、
のうちの1つとして、前記PRBバンドルサイズを選択する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1のセットが2つのPRG値を含み、前記第2のセットが単一のPRG値を含み、前記UEが、
前記第2のセットからの前記単一のPRG値、
前記第1のセットからの前記2つのPRG値のうちの第1のPRG値、
前記第1のセットからの前記2つのPRG値のうちの第2のPRG値、または、
デフォルトPRG値、
のうちの1つとして、前記PRBバンドルサイズを選択する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記第1のPRG値が、2または4のPRBバンドルサイズを示す、請求項に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のPRG値が、前記DCIによってスケジュールされるスケジュールされた帯域幅のサイズに対応するPRBバンドルサイズを示す、請求項に記載の方法。
【請求項8】
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズが、1つまたは複数のプリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値を含むPRG値の前記第1のセットと、単一のPRG値を含むPRG値の前記第2のセットとを含み、前記方法が、前記第2のセットからの前記単一のPRG値として前記PRBバンドルサイズを選択することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記1つまたは複数の命令が、実行されると、請求項1~のうちのいずれかに記載の方法を実装する、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項10】
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信するための手段と、ここにおいて、前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズが、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値の第1のセットと、PRG値の第2のセットとを含む、 前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信するための手段と、ここにおいて、前記装置のために構成された帯域幅部分がDCIフォーマット1_1を有するDCIの典型的なサイズよりも小さいサイズに適応するようにサイズ決定されており、DCIの1つまたは複数のフィールドが含まれないとき、前記PRBバンドリングサイズインジケータは、DCIフォーマット1_1を有するDCIに含まれない、
記受信されたDCIが前記PRBバンドリングサイズインジケータを含まないと決定するための手段と、
前記決定に応答してPRBバンドルサイズを選択するための手段と、ここにおいて、前記PRBバンドルサイズを選択することが、前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すルールに基づき、PRG値の前記第1のセットもしくは前記第2のセットから前記PRBバンドルサイズを選択すること、を備える、
を備える、装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[米国特許法第119条に基づく関連出願の相互参照]
[0001] 本出願は、「TECHNIQUES AND APPARATUSES FOR PHYSICAL RESOURCE BLOCK BUNDLE SIZE SELECTION」と題されて2018年2月16日に出願されたギリシャ特許出願第20180100066号、および「PHYSICAL RESOURCE BLOCK BUNDLE SIZE SELECTION」と題されて2019年2月13日に出願された米国特許出願第16/274,932号に対して優先権を主張し、それらはこれによって、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
[本開示の分野]
[0002] 本開示の態様は、一般にワイヤレス通信(wireless communication)に関し、より詳細には、物理リソースブロック(PRB:physical resource block)バンドルサイズ(bundle size)選択のための技法および装置に関する。
【背景技術】
【0002】
[0003] ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャスト等の様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力および/または同様のもの)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を採用し得る。そのような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、およびロングタームエボリューション(LTE(登録商標))を含む。LTE/LTEアドバンストは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)モバイル規格に対する拡張セットである。
【0003】
[0004] ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE:user equipment)のための通信をサポートすることができるいくつかの基地局(BS:base station)を含み得る。ユーザ機器(UE)は、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局(BS)と通信し得る。ダウンリンク(または順方向リンク)は、BSからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は、UEからBSへの通信リンクを指す。本明細書でより詳細に説明されることになるように、BSは、ノードB、gNB、アクセスポイント(AP)、無線ヘッド、送信受信ポイント(TRP:transmit receive point)、新無線(NR:new radio)BS、5GノードBおよび/または同様の名称で呼ばれ得る。
【0004】
[0005] 上記の多元接続技術は、異なるユーザ機器が都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。5Gとも呼ばれ得る新無線(NR)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張セットである。NRは、スペクトル効率を改善し、コストを下げ、サービスを改善し、新しいスペクトルを利用し、ダウンリンク(DL)上でサイクリックプレフィックス(CP:cyclic prefix)を用いた直交周波数分割多重(OFDM)(CP-OFDM)を使用し、アップリンク(UL)上でCP-OFDMおよび/またはSC-FDM(例えば、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)としても知られる)を使用して他のオープン規格とより良く統合すること、ならびにビーム形成、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートすることによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるにつれて、LTEおよびNR技術におけるさらなる改善の必要性が存在する。好ましくは、これらの改善は、これらの技術を採用する他の多元接続技術および電気通信規格に適用可能であるべきである。
【発明の概要】
【0005】
[0006] いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法は、複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーション(indication)を受信することと、複数の選択可能なPRBバンドルサイズ(selectable PRB bundle sizes)から選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータ(bundling size indicator)を含まないダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)を受信することと、DCIがPRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択することとを含み得る。
【0006】
[0007] いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのUEは、メモリ(memory)と、メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサ(processor)とを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信することと、複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、DCIがPRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択することとを行うように構成され得る。
【0007】
[0008] いくつかの態様では、非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer-readable medium)は、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令(instruction)を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、UEの1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、1つまたは複数のプロセッサに、複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信することと、複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドルサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、DCIがPRBバンドルサイズインジケータを含まないにもかかわらず、複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択することと、を行わせ得る。
【0008】
[0009] いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置は、複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信するための手段と、複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信するための手段と、DCIがPRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択するための手段とを含み得る。
【0009】
[0010] 態様は、概して、添付の図面および明細書を参照しながら本明細書で実質的に説明され、添付の図面および明細書によって示される、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ可読媒体、ユーザ機器、基地局、ワイヤレス通信デバイス、および処理システムを含む。
【0010】
[0011] 上記では、以下の詳細な説明がよりよく理解され得るように、本開示による例の特徴および技術的利点をある程度広く概説した。さらなる特徴および利点を以下に説明する。開示される概念および特定の例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を修正または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような同等の構成は、添付の特許請求の範囲の適用範囲から逸脱しない。本明細書で開示する概念の特徴、それらの編成と動作方法の両方は、関連する利点とともに、添付の図に関連して考慮されるとき、以下の説明からよりよく理解されるだろう。各図は、特許請求の範囲の限定の定義としてではなく、例示および説明の目的で提供される。
【0011】
[0012] 本開示の上記で列挙された特徴が詳細に理解されることができるように、上記で簡潔に要約されたより詳細な説明が、態様を参照することによって行われ得、それらのうちのいくつかが添付の図面に示される。しかしながら、添付の図面は、本開示のある特定の典型的な態様のみを示し、したがって、その範囲を限定するものと見なされるべきではなく、その理由は、説明が他の等しく有効な態様を認め得るからであることに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じまたは同様の要素を識別し得る。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】[0013] 図1は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークの一例を概念的に示すブロック図である。
図2】[0014] 図2は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している基地局の一例を概念的に示すブロック図である。
図3A】[0015] 図3Aは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の一例を概念的に示すブロック図である。
図3B】[0016] 図3Bは、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおける例示的な同期通信階層を概念的に示すブロック図である。
図4】[0017] 図4は、本開示の様々な態様による、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する例示的なサブフレームフォーマットを概念的に示すブロック図である。
図5】[0018] 図5は、本開示の様々な態様による、PRBバンドルサイズ選択の一例を示す図である。
図6】[0019] 図6は、本開示の様々な態様による、例えばユーザ機器によって実行される例示的なプロセスを示す図である。
【詳細な説明】
【0013】
[0020] 本開示の様々な態様が、添付の図面を参照しながら以下でより十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化され得、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、本開示が徹底的かつ完全であり、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供される。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本開示の範囲が、本開示の任意の他の態様から独立して実装されるか、または本開示の任意の他の態様と組み合わされて実装されるかにかかわらず、本明細書で開示される本開示の任意の態様をカバーするように意図されることを認識するべきである。例えば、本明細書に記載された任意の数の態様を使用して、装置が実装され得る、または方法が実施され得る。加えて、本開示の範囲は、本明細書に記載された本開示の様々な態様に加えて、またはそれらの態様以外に、他の構造、機能、または構造および機能を使用して実施されるそのような装置または方法をカバーすることが意図される。本明細書で開示される本開示の任意の態様は、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることが理解されるべきである。
【0014】
[0021] 様々な装置および技法に関して電気通信システムのいくつかの態様がこれより提示される。これらの装置および技法は、以下の詳細な説明において説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム、および/または同様のもの(まとめて「要素」と呼ばれる)によって添付の図面に示される。これらの要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを使用して実装され得る。そのような要素がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、特定の用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
【0015】
[0022] 態様は、3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に一般に関連する用語を使用して本明細書で説明され得るが、本開示の態様は、NR技術を含む5G以降などの他の世代ベースの通信システムにおいて適用されることができることに留意されたい。
【0016】
[0023] 図1は、本開示の態様が実施され得るネットワーク100を示す図である。ネットワーク100は、LTEネットワーク、または5GまたはNRネットワークなどの何らかの他のワイヤレスネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのBS110(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dとして示される)および他のネットワークエンティティを含み得る。BSは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、NR BS、ノードB、gNB、5GノードB(NB)、アクセスポイント、送信受信ポイント(TRP)および/または同様の名称でも呼ばれ得る。各BSは、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供し得る。3GPPでは、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに応じて、BSのカバレッジエリアおよび/またはこのカバレッジエリアにサービス提供しているBSサブシステムを指すことができる。
【0017】
[0024] BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または別のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。マクロセルは、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア(例えば、住宅)をカバーし得、フェムトセルと関連するUE(例えば、限定加入者グループ(CSG)におけるUE)による制限されたアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのBSは、マクロBSと呼ばれ得る。ピコセルのためのBSは、ピコBSと呼ばれ得る。フェムトセルのためのBSは、フェムトBSまたはホームBSと呼ばれ得る。図1に示される例では、BS110aは、マクロセル102aのためのマクロBSであり得、BS110bは、ピコセル102bのためのピコBSであり得、BS110cは、フェムトセル102cのためのフェムトBSであり得る。BSは、1つまたは複数(例えば、3つ)のセルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「ノードB」、「5G NB」、および「セル」という用語は、本明細書では交換可能に使用され得る。
【0018】
[0025] いくつかの態様では、セルは必ずしも固定されたものではない可能性があり、セルの地理的エリアはモバイルBSのロケーションに従って移動し得る。いくつかの態様では、BSは、直接物理接続、仮想ネットワークおよび/または任意の適切なトランスポートネットワークを使用する同様のもののような様々なタイプのバックホールインタフェースを通して、互いに、および/またはアクセスネットワーク100中の1つまたは複数の他のBSまたはネットワークノード(図示せず)に相互接続され得る。
【0019】
[0026] ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、アップストリーム局(例えば、BSまたはUE)からデータの送信を受信し、ダウンストリーム局(例えば、UEまたはBS)にデータの送信を送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継することができるUEであり得る。図1に示される例では、中継局110dは、BS110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロBS110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継BS、中継基地局、中継器および/または同様の名称でも呼ばれ得る。
【0020】
[0027] ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのBS、例えば、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、中継BS(relay BS)および/または同様のものを含む異種ネットワークであり得る。これらの異なるタイプのBSは、ワイヤレスネットワーク100における干渉に対する異なる影響、および異なるカバレッジエリア、異なる送信電力レベルを有し得る。例えば、マクロBSは、高い送信電力レベル(例えば、5~40ワット)を有し得るが、一方ピコBS、フェムトBS、および中継BSは、より低い送信電力レベル(例えば、0.1~2ワット)を有し得る。
【0021】
[0028] ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合し得、これらのBSのための調整および制御を提供し得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBSと通信し得る。BSはまた、例えば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して直接または間接的に、互いに通信し得る。
【0022】
[0029] UE120(例えば、120a、120b、120c)は、ワイヤレスネットワーク100全体にわたって分散され得、各UEは固定式またはモバイルであり得る。UEは、アクセス端末、端末、移動局、加入者ユニット、局および/または同様の名称でも呼ばれ得る。UEは、セルラーフォン(例えば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲーミングデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスまたは機器、バイオメトリックセンサ/デバイス、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマート衣類、スマート眼鏡、スマートリストバンド、スマートジュエリー(例えば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽またはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、車両構成要素またはセンサ、スマートメーター/センサ、工業製造機器、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレスまたはワイヤード媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスであり得る。
【0023】
[0030] いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC:machine-type communication)あるいは発展型または拡張マシンタイプ通信(eMTC)UEと見なされ得る。MTCおよびeMTC UEは、例えば、基地局、別のデバイス(例えば、リモートデバイス)、または何らかの他のエンティティと通信し得る、センサ、メータ、モニタ、ロケーションタグおよび/または同様のもの等のリモートデバイス、ドローン、ロボットを含む。ワイヤレスノードは、例えば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介したネットワーク(例えば、インターネットまたはセルラーネットワークなどのワイドエリアネットワーク)のためのまたはそれへの接続性を提供し得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT)デバイスと見なされ得る、および/またはNB-IoT(狭帯域モノのインターネット)デバイスとして実装され得るように実装され得る。いくつかのUEは、顧客宅内機器(CPE:Customer Premises Equipment)と見なされ得る。UE120は、プロセッサ構成要素、メモリ構成要素および/または同様のもの等の、UE120の構成要素を収容するハウジング内に含まれ得る。
【0024】
[0031] 一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが所与の地理的エリアに展開され得る。各ワイヤレスネットワークは、特定のRATをサポートし得、1つまたは複数の周波数上で動作し得る。RATは、無線技術、エアインターフェースおよび/または同様の名称でも呼ばれ得る。周波数は、キャリア、周波数チャネル、および/または同様の名称でも呼ばれ得る。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートし得る。場合によっては、NRまたは5G RATネットワークが展開され得る。
【0025】
[0032] いくつかの態様では、(例えば、UE120aおよびUE120eとして示される)2以上のUE120は、(例えば、互いに通信するための媒介として基地局110を使用することなく)1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使用して直接通信し得る。例えば、UE120は、ピアツーピア(P2P:peer-to-peer)通信、デバイスツーデバイス(D2D:device-to-device)通信、ビークルツーエブリシング(V2X:vehicle-to-everything)プロトコル(例えば、それはビークルツービークル(V2V:vehicle-to-vehicle)プロトコル、ビークルツーインフラストラクチャ(V2I:vehicle-to-infrastructure)プロトコルおよび/または同様のものを含み得る)、メッシュネットワークおよび/または同様のものを使用して通信し得る。この場合、UE120は、スケジューリング動作、リソース選択動作、および/または基地局110によって実行されるものとして本明細書の他の箇所で説明される他の動作を実行し得る。
【0026】
[0033] 上述したように、図1は単なる例として提供される。他の例も可能であり、図1に関して説明したものと異なり得る。
【0027】
[0034] 図2は、図1における基地局のうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る、基地局110およびUE120の設計200のブロック図を示す。基地局110は、T個のアンテナ234a~234tを備え得、UE120は、R個のアンテナ252a~252rを備え得、ここで一般に、T≧1およびR≧1である。
【0028】
[0035] 基地局110において、送信プロセッサ220は、1つまたは複数のUEのためのデータソース212からのデータを受け取り、UEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI)に少なくとも部分的に基づいて各UEのための1つまたは複数の変調およびコーディング方式(MCS)を選択し、UEのために選択されたMCS(1つまたは複数の)に少なくとも部分的に基づいて各UEのためのデータを処理(例えば、符号化および変調)し、すべてのUEにデータシンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、(例えば、半静的リソース区分情報(SRPI:semi-static resource partitioning information)および/または同様のもののための)システム情報および制御情報(例えば、CQI要求、許可、上位レイヤシグナリングおよび/または同様のもの)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、基準信号(reference signal)(例えば、セル固有基準信号(CRS))および同期信号(例えば、1次同期信号(PSS)および2次同期信号(SSS))のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX)多入力多出力(MIMO)プロセッサ230は、適用可能な場合、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング(precoding))を実行し得、T個の変調器(MOD)232a~232tにT個の出力シンボルストリームを提供し得る。各変調器232は、出力サンプルストリームを取得するために、(例えば、OFDMおよび/または同様のもののために)それぞれの出力シンボルストリームを処理し得る。各変調器232は、ダウンリンク信号を取得するために、出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)し得る。変調器232a~232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれ、T個のアンテナ234a~234tを介して送信され得る。以下でより詳細に説明する様々な態様によれば、同期信号(synchronization signal)は、追加の情報を伝達するためにロケーション符号化(location encoding)を用いて生成されることができる。
【0029】
[0036] UE120において、アンテナ252a~252rは、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し得、受信された信号をそれぞれ復調器(DEMOD)254a~254rに提供し得る。各復調器254は、入力サンプルを取得するために、受信された信号を調整(例えば、フィルタ処理、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器254は、受信されたシンボルを取得するために、(例えば、OFDMおよび/または同様のもののために)入力サンプルをさらに処理し得る。MIMO検出器256は、すべてのR個の復調器254a~254rから受信されたシンボルを取得し、適用可能な場合、受信されたシンボルに対してMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調および復号)し、UE120のための復号されたデータをデータシンク260に提供し、復号された制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。チャネルプロセッサは、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号強度インジケータ(RSSI)、基準信号受信品質(RSRQ)、チャネル品質インジケータ(CQI)および/または同様のものを決定し得る。
【0030】
[0037] アップリンク上では、UE120において、送信プロセッサ264は、データソース262からのデータと、コントローラ/プロセッサ280からの制御情報(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQIおよび/または同様のものを備えるレポートのための)とを受け取り得るおよび処理し得る。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能な場合、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、(例えば、DFT-s-OFDM、CP-OFDMおよび/または同様のもののために)変調器254a~254rによってさらに処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120および他のUEからのアップリンク信号は、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能な場合、MIMO検出器236によって検出され、UE120によって送られた復号されたデータおよび制御情報を取得するために受信プロセッサ238によってさらに処理され得る。受信プロセッサ238は、復号されたデータをデータシンク239に提供し、復号された制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130と通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294と、コントローラ/プロセッサ290と、メモリ292とを含み得る。
【0031】
[0038] いくつかの態様では、UE120の1つまたは複数の構成要素は、ハウジング内に含まれ得る。基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2の任意の他の構成要素(1つまたは複数の)は、本明細書の他の箇所でより詳細に説明されるように、PRBバンドルサイズ選択に関連する1つまたは複数の技法を実行し得る。例えば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または図2の任意の他の構成要素(1つまたは複数の)は、例えば、図6のプロセス600および/または本明細書で説明する他のプロセスの動作を実行または指示し得る。メモリ242および282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のためにUEをスケジュールし得る。
【0032】
[0039] いくつかの態様では、UE120は、複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信するための手段、複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信するための手段、DCIがPRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択するための手段および/または同様のものを含み得る。いくつかの態様では、そのような手段は、図2に関して説明したUE120の1つまたは複数の構成要素を含み得る。
【0033】
[0040] 上述したように、図2は単なる例として提供される。他の例も可能であり、図2に関して説明したものと異なり得る。
【0034】
[0041] 図3Aは、電気通信システム(例えば、NR)におけるFDDのための例示的なフレーム構造(frame structure)300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々のための送信タイムラインは、無線フレームのユニットに区分され得る。各無線フレームは、所定の持続時間を有し得、(例えば、0~Z-1のインデックスを有する)Z(Z≧1)個のサブフレームのセットへの区分であり得る。各サブフレームは、スロットのセットを含み得る(例えば、サブフレームごとに2個のスロットが図3Aに示されている)。各スロットは、L個のシンボル期間のセットを含み得る。例えば、各スロットは、(例えば、図3Aに示すような)7個のシンボル期間、15個のシンボル期間および/または同様のものを含み得る。サブフレームが2個のスロットを含む場合、サブフレームは2L個のシンボル期間を含み得、ここで各サブフレーム中の2L個のシンボル期間は、0~2L-1のインデックスを割り当てられ得る。いくつかの態様では、FDDのためのスケジューリングユニットは、フレームベース、サブフレームベース、スロットベース、シンボルベースおよび/または同様のものであり得る。
【0035】
[0042] いくつかの技法がフレーム、サブフレーム、スロット、および/または同様のものに関して本明細書で説明されるが、これらの技法は、5G NRにおいて「フレーム」、「サブフレーム」、「スロット」、および/または同様のもの以外の用語を使用して呼ばれ得る、他のタイプのワイヤレス通信構造に等しく適用され得る。いくつかの態様では、ワイヤレス通信構造は、ワイヤレス通信規格および/またはプロトコルによって定義される周期的時間限定通信ユニット(periodic time-bounded communication unit)を指し得る。追加または代替的に、図3Aに示すものとは異なる構成のワイヤレス通信構造が使用され得る。
【0036】
[0043] ある特定の電気通信(例えば、NR)では、基地局は同期信号を送信し得る。例えば、基地局は、基地局によってサポートされるセルごとにダウンリンク上で1次同期信号(PSS)、2次同期信号(SSS)および/または同様のものを送信し得る。PSSおよびSSSは、セル探索および捕捉(cell search and acquisition)のためにUEによって使用され得る。例えば、PSSは、シンボルタイミングを決定するためにUEによって使用され得、SSSは、基地局に関連する物理セル識別子とフレームタイミングとを決定するためにUEによって使用され得る。基地局はまた、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信し得る。PBCHは、UEによる初期アクセスをサポートするシステム情報など、いくつかのシステム情報を搬送し得る。
【0037】
[0044] いくつかの態様では、基地局は、図3Bに関して以下で説明されるように、複数の同期通信(例えば、SSブロック)を含む同期通信階層(例えば、同期信号(SS:synchronization signal)階層)に従って、PSS、SSS、および/またはPBCHを送信し得る。
【0038】
[0045] 図3Bは、同期通信階層の一例である例示的なSS階層を概念的に示すブロック図である。図3Bに示されるように、SS階層は、複数のSSバースト(SSバースト0~SSバーストB-1として識別され、ここでBは、基地局によって送信され得るSSバーストの反復の最大数である)を含み得るSSバーストセットを含み得る。さらに示されるように、各SSバーストは、1つまたは複数のSSブロック(SSブロック0~SSブロック(bmax_SS_1)として識別される)を含み得、ここでbmax_SS_1は、SSバーストによって搬送され得るSSブロックの最大数である。いくつかの態様では、異なるSSブロックは、異なってビームフォーミングされ得る。SSバーストセットは、ワイヤレスノードによって周期的に、例えば図3Bに示すようにXミリ秒ごとに、送信され得る。いくつかの態様では、SSバーストセットは、図3BにおいてYミリ秒として示される、固定または動的長さを有し得る。
【0039】
[0046] 図3Bに示されるSSバーストセットは、同期通信セットの一例であり、他の同期通信セットが、本明細書で説明される技法に関連して使用され得る。さらに、図3Bに示すSSブロックは同期通信の一例であり、本明細書で説明する技法に関して他の同期通信が使用され得る。
【0040】
[0047] いくつかの態様では、SSブロックは、PSS、SSS、PBCH、および/または他の同期信号(例えば、3次同期信号(TSS))および/または同期チャネルを搬送するリソースを含む。いくつかの態様では、複数のSSブロックがSSバーストに含まれ、PSS、SSS、および/またはPBCHは、SSバーストの各SSブロックにわたって同じであり得る。いくつかの態様では、単一のSSブロックがSSバーストに含まれ得る。いくつかの態様では、SSブロックは、長さが少なくとも4つのシンボル期間であり得、ここで、各シンボルは、PSS(例えば、1つのシンボルを占有する)、SSS(例えば、1つのシンボルを占有する)、および/またはPBCH(例えば、2つのシンボルを占有する)のうちの1つまたは複数を搬送する。
【0041】
[0048] いくつかの態様では、SSブロックのシンボルは、図3Bに示されるように連続的である。いくつかの態様では、SSブロックのシンボルは不連続である。同様に、いくつかの態様では、SSバーストの1つまたは複数のSSブロックは、1つまたは複数のサブフレーム中に連続する無線リソース(例えば、連続するシンボル期間)中で送信され得る。追加または代替的に、SSバーストの1つまたは複数のSSブロックは、非連続無線リソース中で送信され得る。
【0042】
[0049] いくつかの態様では、SSバーストはバースト期間を有し得、それによって、SSバーストのSSブロックは、バースト期間に従って基地局によって送信される。言い換えれば、SSブロックは、各SSバースト中に繰り返され得る。いくつかの態様では、SSバーストセットは、バーストセット周期性を有し得、それによって、SSバーストセットのSSバーストは、固定バーストセット周期性に従って基地局によって送信される。言い換えれば、SSバーストは、各SSバーストセット中に繰り返され得る。
【0043】
[0050] 基地局は、ある特定のサブフレーム中で物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)上でシステム情報ブロック(SIB:system information block)等のシステム情報を送信し得る。基地局は、サブフレームのC個のシンボル期間中に物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)上で制御情報/データを送信し得、ここで、Bはサブフレームごとに構成可能であり得る。基地局は、各サブフレームの残りのシンボル期間中にPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
【0044】
[0051] 上記のように、図3Aおよび図3Bは例として提供される。他の例も可能であり、図3Aおよび図3Bに関して説明したものと異なり得る。
【0045】
[0052] 図4は、ノーマルサイクリックプレフィックス(normal cyclic prefix)を有する例示的なサブフレームフォーマット(subframe format)410を示す。利用可能な時間周波数リソースは、本明細書では物理リソースブロック(PRB)とも呼ばれるリソースブロック(RB:resource block)に区分され得る。各リソースブロックは、1つのスロット中のサブキャリアのセット(a set to of subcarriers)(例えば、12個のサブキャリア)をカバーし得、いくつかのリソース要素を含み得る。各リソース要素は、1つのシンボル期間において(例えば、時間において)1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。いくつかの態様では、サブフレームフォーマット410は、本明細書で説明されるように、PSS、SSS、PBCHおよび/または同様のものを搬送するSSブロックの送信のために使用され得る。
【0046】
[0053] インタレース構造(interlace structure)は、ある特定の電気通信システム(例えば、NR)におけるFDDのためのダウンリンクおよびアップリンクの各々のために使用され得る。例えば、0~Q-1のインデックスを有するQ個のインタレースが定義され得、ここで、Qは、4、6、8、10、または何らかの他の値に等しい可能性がある。各インタレースは、Q個のフレームだけ離間されたサブフレームを含み得る。特に、インタレースqは、サブフレームq、q+Q、q+2Q等を含み得、ここで、q∈{0,.,Q-1}である。
【0047】
[0054] UEは、複数のBSのカバレッジ内に位置し得る。これらのBSのうちの1つが、UEにサービス提供するために選択され得る。サービングBSは、受信信号強度、受信信号品質、経路損失および/または同様のもの等の様々な基準に少なくとも部分的に基づいて選択され得る。受信信号品質は、信号対雑音および干渉比(SINR:signal-to-noise-and-interference ratio)、または基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)、または何らかの他のメトリックによって定量化され得る。UEは、UEが1つまたは複数の干渉BSからの高い干渉を観測し得る支配的干渉シナリオにおいて動作し得る。
【0048】
[0055] 本明細書で説明する例の態様はNRまたは5G技術に関連し得るが、本開示の態様は他のワイヤレス通信システムに適用可能であり得る。新無線(NR)は、(例えば、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ベースのエアインターフェース以外の)新しいエアインターフェースまたは(例えば、インターネットプロトコル(IP)以外の)固定トランスポートレイヤに従って動作するように構成された無線を指し得る。態様では、NRは、アップリンク上でCPを用いたOFDM(本明細書ではサイクリックプレフィックスOFDMまたはCP-OFDMと呼ばれる)および/またはSC-FDMを利用し得、ダウンリンク上でCP-OFDMを利用し得る、およびTDDを使用する半二重動作のためのサポートを含み得る。態様では、NRは、例えば、アップリンク上でCPを用いたOFDM(本明細書ではCP-OFDMと呼ばれる)および/または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重(DFT-s-OFDM)を利用し得、ダウンリンク上でCP-OFDMを利用し得る、およびTDDを使用する半二重動作のためのサポートを含み得る。NRは、広帯域幅(例えば、80メガヘルツ(MHz)以上)をターゲットとする拡張モバイルブロードバンド(eMBB)サービス、高キャリア周波数(例えば、60ギガヘルツ(GHz))をターゲットとするミリメートル波(mmW)、非後方互換性MTC技法をターゲットとするマッシブMTC(mMTC)、および/または超高信頼低レイテンシ通信(URLLC:ultra reliable low latency communication)サービスをターゲットとするミッションクリティカル(mission critical)を含み得る。
【0049】
[0056] いくつかの態様では、100MHZの単一のコンポーネントキャリア帯域幅がサポートされ得る。NRリソースブロックは、0.1ミリ秒(ms)持続時間にわたって60または120キロヘルツ(kHz)のサブキャリア帯域幅を有する12個のサブキャリアにわたり得る。各無線フレームは、10msの長さを有する40個のサブフレームを含み得る。したがって、各サブフレームは、0.25msの長さを有し得る。各サブフレームは、データ送信のためのリンク方向(例えば、DLまたはUL)を示し得、各サブフレームのためのリンク方向は動的に切り替えられ得る。各サブフレームは、DL/ULデータならびにDL/UL制御データを含み得る。
【0050】
[0057] ビームフォーミングがサポートされ得、ビーム方向が動的に構成され得る。プリコーディングを用いたMIMO送信もサポートされ得る。DLにおけるMIMO構成は、UEごとに最大2つのストリームおよび最大8つのストリームのマルチレイヤDL送信を用いて最大8つの送信アンテナをサポートし得る。UEごとに最大2つのストリームを有するマルチレイヤ送信がサポートされ得る。複数のセルのアグリゲーションは、最大8つのサービングセル(serving cell)を用いてサポートされ得る。代替的に、NRは、OFDMベースのインターフェース以外の異なるエアインターフェースをサポートし得る。NRネットワークは、中央ユニットまたは分散ユニット等のエンティティを含み得る。
【0051】
[0058] 上記のように、図4は一例として提供される。他の例も可能であり、図4に関して説明したものと異なり得る。
【0052】
[0059] 図5は、本開示の様々な態様による、PRBバンドルサイズ選択の例500を示す図である。
【0053】
[0060] 図5に示されるように、基地局110およびUE120は、互いに通信し得る。いくつかの態様では、基地局110およびUE120は、PRBバンドリングを使用して通信し得、ここで、チャネル推定を改善するために、同じプリコーディング行列が、PRBバンドル中のPRBのすべてをプリコーディングするために使用される。例えば、基地局110は、同じプリコーディング行列を使用して複数のPRB(例えば、周波数において連続的なPRB、周波数において非連続的なPRBおよび/または同様のもの)をプリコーディングし得、それらのPRBをUE120に送信し得る。UE120は、(例えば、各PRBが異なるプリコーディング行列を使用してプリコーディングされ得るときに各PRBに対して別個のチャネル推定を実行することと比較して)より高いチャネル推定精度を達成するために、PRBにわたってジョイントチャネル推定(joint channel estimation)を実行し得る。
【0054】
[0061] いくつかの態様では、基地局110は、(例えば、チャネル状態および/または同様のものに少なくとも部分的に基づいて)PRBバンドルに含まれるべきPRBの数を表すPRBバンドルサイズを構成し得、PRBバンドルサイズをUE120に示し得る。例えば、基地局110は、基地局110と通信するためにUE120によって使用される帯域幅部分(bandwidth part)ごとのPRBバンドルサイズを構成し得る。いくつかの態様では、UE120は、無線リソース制御(RRC:radio resource control)構成の前に、ブロードキャストPDSCH通信、マルチキャストPDSCH通信、および/またはユニキャストPDSCH通信のために(例えば、2つのPRBの)デフォルトPRBバンドルサイズ(default PRB bundle size)を使用し得る。しかしながら、(例えば、ユニキャストPDSCH通信のための)RRC構成の後、UE120は、基地局110によって示されるPRBバンドルサイズを使用し得る。
【0055】
[0062] 例えば、基地局110は、RRC構成において選択可能なPRBバンドルサイズ(例えば、共通PRBバンドリングサイズセット)のグループを示し得、およびスケジュールされたPDSCH通信のためにUE120によって使用されるべき、前記グループからの特定のPRBバンドルサイズを示し得る。このようにして、基地局110およびUE120は、RRC構成中に構成された選択可能なPRBバンドルサイズの共通セットを使用して、異なるシナリオ(例えば、チャネル相反性(channel reciprocity)、チャネル非相反性(channel non-reciprocity)、異なるTxまたはRxビームフォーミングシナリオ(beamforming scenario)および/または同様のもの)のための異なるPRBバンドルサイズをサポートすることが可能であり得る。
【0056】
[0063] いくつかの態様では、UE120が動的PRBバンドリングをサポートする場合、基地局110は、ダウンリンク制御情報(DCI)を使用して、RRC構成されたPRBバンドルサイズのグループから特定のPRBバンドルサイズを示し得る。DCIにおいて示されるPRBバンドルサイズは、DCIを介してスケジューリングされるPDSCH通信に適用され得る。PRBバンドルサイズのインジケーションは、PRBバンドリングサイズインジケータと呼ばれ得、DCI中の1ビットインジケーションであり得る。しかしながら、基地局110およびUE120は、異なるDCIフォーマット(例えば、フォーマット1_1、フォーマット1_0および/または同様のもの)をサポートし得、1つまたは複数のDCIフォーマットは、PRBバンドリングサイズインジケータを含まない可能性がある。例えば、フォールバック(fallback)DCIと呼ばれ得るDCIフォーマット1_0は、PRBバンドリングサイズインジケータを含まない可能性がある。追加または代替的に、PRBバンドリングサイズインジケータは、(例えば、帯域幅部分がフォーマット1_1を有するDCIの典型的なサイズよりも小さいDCIサイズに適応するようにサイズ決定されており、DCIの1つまたは複数のフィールドが含まれないとき)フォーマット1_1を有するDCIに含まれない可能性がある。UE120が、そのようなフォールバックDCIおよび/またはPRBバンドリングサイズインジケータが含まれないDCIを受信する場合、UE120は、フォールバックDCIを介してスケジュールされたPDSCH通信のために、RRC構成されたPRBバンドルサイズのグループのうちのどのPRBバンドルサイズが使用されるべきかを決定することができない可能性がある。本明細書で説明するいくつかの技法および装置は、PRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するにもかかわらず、UE120がPRBバンドルサイズを選択することを可能にする。このようにして、UE120および基地局110は、通信エラーを低減し得、PRBバンドリングに関連するチャネル推定改善(channel estimation improvement)を達成することが可能であり得る。
【0057】
[0064] 参照番号505によって示されるように、基地局110が、複数の選択可能なPRBバンドルサイズのインジケーションを送信し得、UE120が、それを受信し得る。いくつかの態様では、複数の選択可能なPRBバンドルサイズのインジケーションは、RRCメッセージ(例えば、RRC構成メッセージ、RRC再構成メッセージおよび/または同様のもの)中に含まれ得る。追加または代替的に、基地局110は、PRBバンドリングがUE120のために有効にされるか無効にされるかのインジケーションを送信し得、UE120は、(例えば、RRCメッセージ中でそれを)受信し得る。
【0058】
[0065] 参照番号510によって示されるように、複数の選択可能なPRBバンドルサイズは、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG:precoding resource block group)値の第1のセットと、PRG値の第2のセットとを含み得る。PRG値は、PRBバンドルサイズを示し得る。例えば、2のPRG値は、2のPRBバンドルサイズを示し得(例えば、2つのPRBが同じプリコーディング行列を使用してプリコーディングされ、ジョイントチャネル推定を使用して受信される)、4のPRG値は、4のPRBバンドルサイズを示し得、「スケジュールされた帯域幅(scheduled bandwidth)」のPRG値は、特定のDCIによってスケジュールされた帯域幅(例えば、DCIによってスケジュールされたすべてのPRBを含む帯域幅)のサイズに対応するPRBバンドルサイズを示し得る、および/または同様のものである。いくつかの態様では、PRG値の第1のセットは、{2、4、スケジュールされた帯域幅}のグループから選択された1つのPRG値または2つのPRG値を含み得、PRG値の第2のセットは、単一のPRG値(single PRG value)を含み得る。いくつかの態様では、PRG値の第1のセットは、{2}、{4}、{スケジュールされた帯域幅}、{2、スケジュールされた帯域幅}、または{4、スケジュールされた帯域幅}を含み得、{2、4}を含まない可能性がある。
【0059】
[0066] 参照番号515によって示されるように、いくつかの態様では、PRG値の第1のセットは単一のPRG値を含み得、PRG値の第2のセットは単一のPRG値を含み得る。この場合、もしUE120が第1の値(例えば、0)を有するPRBバンドリングサイズインジケータを含む(例えば、フォーマット1_1の)DCIを受信するとしたら、UE120は、同じDCIによってスケジュールされたPDSCH通信を受信するとき、第2のセットからの単一のPRG値(例えば、例500では、4のPRG値)を使用するだろう。代替的に、もしUE120が第2の値(例えば、1)を有するPRBバンドリングサイズインジケータを含むDCIを受信するとしたら、UE120は、同じDCIによってスケジュールされたPDSCH通信を受信するとき、第1のセットからの単一のPRG値(例えば、例500では、2のPRG値)を使用するだろう。しかしながら、もしUE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まない(例えば、フォーマット1_0の、PRBバンドリングサイズインジケータが含まれないフォーマット1_1の、および/または同様のものの)DCIを受信するとしたら、UE120は、どのPRG値を使用すべきかを決定することができない可能性がある。以下でより詳細に説明するように、本明細書で説明するいくつかの技法および装置は、UE120がそのようなDCIを受信するときに使用されるべきPRG値をUE120が決定することを可能にする。図5に示すPRG値は一例として提供されており、他のPRG値が使用され得る。
【0060】
[0067] 参照番号520によって示されるように、いくつかの態様では、PRG値の第1のセットは2つのPRG値を含み得、PRG値の第2のセットは単一のPRG値を含み得る。この場合、もしUE120が第1の値(例えば、0)を有するPRBバンドリングサイズインジケータを含むDCIを受信するとしたら、UE120は、第2のセットからの単一のPRG値(例えば、例500では、2のPRG値)を選択するだろう。代替的に、もしUE120が第2の値(例えば、1)を有するPRBバンドリングサイズインジケータを含むDCIを受信するとしたら、UE120は、第1のセットからの2つのPRG値のうちの1つを選択するだろう。例えば、DCIによってスケジュールされたPRBが連続的であり、スケジュールされたPRBのサイズがUE120のために構成された帯域幅部分のサイズの半分よりも大きい場合、UE120は、(例えば、第1のセットの第2の値として示される)「スケジュールされた帯域幅」のPRG値を選択し得る。代替的に、DCIによってスケジュールされたPRBが連続していない場合、および/またはスケジュールされたPRBのサイズが帯域幅部分のサイズの半分以下である場合、UE120は、「スケジュールされた帯域幅」以外のPRG値(例えば、例500において第1のセットの第1の値、すなわち4の値として示される)を選択し得る。しかしながら、もしUE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するとしたら、UE120は、上記で示されたように、どのPRG値を使用すべきかを決定することができない可能性がある。以下でより詳細に説明するように、本明細書で説明するいくつかの技法および装置は、UE120がそのようなDCIを受信するときに使用されるべきPRG値をUE120が決定することを可能にする。図5に示すPRG値は一例として提供されており、他のPRG値が使用され得る。
【0061】
[0068] 参照番号525によって示されるように、基地局110は、複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを送信し得、UE120は、それを受信し得る。例えば、DCIは、フォールバックDCI、1_0のフォーマットを有するDCI、PRBバンドリングサイズインジケータを含まない1_1のフォーマットを有するDCI、および/または同様のものを含み得る。
【0062】
[0069] 参照番号530によって示されるように、UE120は、DCIがPRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択し得る。いくつかの態様では、UE120は、(例えば、3GPP規格に少なくとも部分的に基づいて)UE120のメモリ中でハードコーディングされた情報(information hard coded)に少なくとも部分的に基づいてPRBバンドルサイズを選択し得る。例えば、UE120は、デフォルトPRBバンドルサイズを記憶し得、UE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するとき、デフォルトPRBバンドルサイズを選択し得る。追加または代替的に、UE120は、UE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するとき、複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズ(例えば、PRG値)を示すルール(rule)を記憶し得る。
【0063】
[0070] 例えば、UE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するとき、UE120は、PRG値の第1のセットからPRG値を選択し得る。この場合、第1のセットが単一のPRG値を含む場合、UE120は、第1のセットからの単一のPRG値を選択し得る。いくつかの態様では、第1のセットが2つのPRG値を含む場合、UE120は、2つのPRG値のうちの第1のPRG値(例えば、「スケジュールされた帯域幅」以外のPRG値、2のPRG値、4のPRG値および/または同様のもの)を選択し得る。代替的に、第1のセットが2つのPRG値を含む場合、UE120は、2つのPRG値のうちの第2のPRG値(例えば、「スケジュールされた帯域幅」のPRG値)を選択し得る。
【0064】
[0071] 別の例として、UE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するとき、UE120は、PRG値の第2のセットからPRG値を選択し得る。この場合、PRG値の第2のセットは単一のPRG値を含むので、UE120は、第2のセットからの単一のPRG値を選択し得る。
【0065】
[0072] 別の例として、UE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するとき、UE120は、デフォルトPRG値(default PRG value)(例えば、2のPRG値、4のPRG値および/または同様のもの)を選択し得る。別の例として、UE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するとき、UE120は、パラメータ(parameter)に少なくとも部分的に基づいて、(例えば、第1のセットおよび/または第2のセット中の)複数の示されたPRG値からPRG値を選択し得る。例えば、パラメータの値および/またはパラメータの1つまたは複数のビットは、第1のセット中のPRG値(例えば、第1のセット中の単一のPRG値、第1のセット中に含まれる2つのPRG値のうちの第1のPRG値、または第1のセット中に含まれる2つのPRG値のうちの第2のPRG値)または第2のセット中のPRG値(例えば、第1のセット中の単一のPRG値)にマッピングされ得る。パラメータは、例えば、DCIによって許可されたダウンリンクデータ(downlink data)に関連するスロットインデックス(slot index)(例えば、ダウンリンクデータを搬送する第1のスロットのスロットインデックス)、DCIによって許可されたダウンリンクデータに関連するシンボルインデックス(symbol index)(例えば、ダウンリンクデータを搬送する第1のシンボルのシンボルインデックス)、UE120に関連するUE識別子(例えば、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI:cell radio network temporary identifier)および/または同様のもの)、UEのサービングセルに関連するセルインデックス(cell index)および/または同様のものを含み得る。
【0066】
[0073] 参照番号535によって示されるように、UE120は、選択されたPRBバンドルサイズ(selected PRB bundle size)に従って、ダウンリンクデータおよび/またはアップリンクデータ(uplink data)と、関連する基準信号とを処理し得る。いくつかの態様では、UE120は、選択されたPRBバンドルサイズに従ってダウンリンクデータと1つまたは複数の関連する基準信号とを処理し得る。例えば、UE120は、選択されたPRBバンドルサイズを有するPRBバンドルに含まれるPRBについてジョイントチャネル推定を実行し得る。いくつかの態様では、UE120は、選択されたPRBバンドルサイズに従って、アップリンクデータと1つまたは複数の関連する基準信号とをプリコーディングおよび/または送信し得る。例えば、UE120は、同じプリコーダ(precoder)を使用して、選択されたPRBバンドルサイズを有するPRBバンドルに含まれる複数のPRBをプリコーディングし得る。このようにして、UE120および基地局110は、通信エラーを低減し得、UE120がPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信するにもかかわらず、PRBバンドリングに関連するチャネル推定改善を達成することが可能であり得る。
【0067】
[0074] 上記のように、図5は一例として提供される。他の例も可能であり、図5に関して説明したものと異なり得る。
【0068】
[0075] 図6は、本開示の様々な態様による、例えば、UEによって実行される例示的なプロセス600を示す図である。例示的なプロセス600は、UE(例えば、UE120および/または同様のもの)がPRBバンドルサイズ選択を実行する例である。
【0069】
[0076] 図6に示すように、いくつかの態様では、プロセス600は、複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信すること(ブロック610)を含み得る。例えば、UEは、図5に関して上記で説明したように、(例えば、アンテナ252、DEMOD254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、コントローラ/プロセッサ280および/または同様のものを使用して)複数の選択可能なPRBバンドルサイズのインジケーションを受信し得る。
【0070】
[0077] 図6にさらに示されるように、いくつかの態様では、プロセス600は、複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信すること(ブロック620)を含み得る。例えば、UEは、(例えば、アンテナ252、DEMOD254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、コントローラ/プロセッサ280および/または同様のものを使用して)図5に関連して上述したように、複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないDCIを受信し得る。
【0071】
[0078] 図6にさらに示されるように、いくつかの態様では、プロセス600は、DCIがPRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択すること(ブロック630)を含み得る。例えば、UEは、図5に関して上記で説明したように、DCIがPRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、(例えば、コントローラ/プロセッサ280および/または同様のものを使用して)複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択し得る。
【0072】
[0079] プロセス600は、以下で説明する任意の単一の態様または態様の任意の組合せ等の、追加の態様を含み得る。
【0073】
[0080] いくつかの態様では、UEは、選択されたPRBバンドルサイズに従ってダウンリンクデータと1つまたは複数の関連する基準信号とを処理し得る。いくつかの態様では、UEは、選択されたPRBバンドルサイズに従って、アップリンクデータと1つまたは複数の関連する基準信号とをプリコーディングし、送信し得る。いくつかの態様では、DCIは、フォーマット1_0を有するDCI、またはフォーマット1_1を有するDCIのうちの1つであり、ここでPRBバンドリングサイズインジケータは、フォーマット1_1を有するDCIに含まれない。いくつかの態様では、PRBバンドルサイズは、UEのメモリ中でハードコーディングされた情報に少なくとも部分的に基づいて選択される。いくつかの態様では、情報は、デフォルトPRBバンドルサイズを示し、ここでPRBバンドルサイズを選択することは、デフォルトPRBバンドルサイズを選択することを備える。
【0074】
[0081] いくつかの態様では、複数の選択可能なPRBバンドルサイズは、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値の第1のセットとPRG値の第2のセットとを含む。いくつかの態様では、第1のセットは単一のPRG値を含み、第2のセットは単一のPRG値を含む。いくつかの態様では、UEは、第1のセットからの単一のPRG値、第2のセットからの単一のPRG値、またはデフォルトPRG値のうちの1つとしてPRBバンドルサイズを選択する。いくつかの態様では、UEは、パラメータに少なくとも部分的に基づいて、第1のセットからの単一のPRG値または第2のセットからの単一のPRG値のいずれかを選択する。いくつかの態様では、パラメータは、DCIによって許可されたダウンリンクデータに関連するスロットインデックス、DCIによって許可されたダウンリンクデータに関連するシンボルインデックス、UEに関連するセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)、UEのサービングセルに関連するセルインデックス、またはそれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを含む。
【0075】
[0082] いくつかの態様では、第1のセットは2つのPRG値を含み、第2のセットは単一のPRG値を含む。いくつかの態様では、UEは、第2のセットからの単一のPRG値、第1のセットからの2つのPRG値のうちの第1のPRG値、第1のセットからの2つのPRG値のうちの第2のPRG値、またはデフォルトPRG値のうちの1つとしてPRBバンドルサイズを選択する。いくつかの態様では、第1のPRG値は、2または4のPRBバンドルサイズを示す。いくつかの態様では、第2のPRG値は、DCIによってスケジュールされるスケジュールされた帯域幅のサイズに対応するPRBバンドルサイズを示す。
【0076】
[0083] 図6はプロセス600の例示的なブロックを示すが、いくつかの態様では、プロセス600は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または図6に示すものとは異なる構成のブロックを含み得る。追加または代替的に、プロセス600のブロックのうちの2以上が並列に実行され得る。
【0077】
[0084] 上記の開示は、例示および説明を提供するが、網羅的であること、または態様を開示された厳密な形態に限定することを意図するものではない。上記の開示を踏まえて修正および変形が可能であり、または態様の実施から修正および変形を得ることができる。
【0078】
[0085] 本明細書で使用する構成要素という用語は、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして広く解釈されるように意図されている。本明細書で使用する場合、プロセッサは、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実装される。
【0079】
[0086] いくつかの態様が、しきい値に関して本明細書で説明される。本明細書で使用される場合、閾値を満たすことは、値が、閾値よりも大きい、閾値以上である、閾値未満である、閾値以下である、閾値に等しい、閾値に等しくないおよび/または同様のことを指し得る。
【0080】
[0087] 本明細書で説明するシステムおよび/または方法は、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せの異なる形態で実装され得ることが明らかになろう。これらのシステムおよび/または方法を実装するために使用される実際の専用制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定しない。したがって、システムおよび/または方法の動作および挙動は、特定のソフトウェアコードを参照することなく本明細書で説明されており、ソフトウェアおよびハードウェアは、本明細書の説明に少なくとも部分的に基づいてシステムおよび/または方法を実装するように設計され得ることを理解されたい。
【0081】
[0088] 特徴の特定の組合せが特許請求の範囲に記載され、および/または本明細書に開示されているが、これらの組合せは、可能な態様の開示を限定するものではない。実際、これらの特徴の多くは、具体的に特許請求の範囲に記載されていない、および/または本明細書に開示されていない方法で組み合わせられ得る。以下に列挙される各従属請求項は、1つの請求項のみに直接的に従属し得るが、可能な態様の開示は、各従属請求項を、請求項セット内のあらゆる他の請求項と組み合わせて含む。項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指すフレーズは、単一のメンバーを含む、それらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-c、ならびに複数の同じ要素との任意の組み合わせ(例えば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-c、またはa、b、およびcの任意の他の順序)をカバーすることが意図される。
【0082】
[0089] 本明細書で使用されるいずれの要素、動作、または命令も、そのように明示的に説明されない限り、重要または不可欠であると解釈されるべきではない。また、本明細書で使用される場合、冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むことが意図され、「1つまたは複数の」と交換可能に使用され得る。さらに、本明細書で使用する「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(例えば、関連項目、非関連項目、関連項目と非関連項目の組合せおよび/または同様のもの)を含むことが意図され、「1つまたは複数の」と交換可能に使用され得る。1つの項目のみが意図される場合、用語「1つの」または同様の言語が使用される。また、本明細書で使用される場合、「有する(has)」、「有する(have)」、「有する(having)」および/または同様の用語は、オープンエンドの用語であることが意図される。さらに、「に基づいて(based on)」というフレーズは、別段の明示的な記述がない限り、「に少なくとも部分的に基づいて(based, at least in part, on)」を意味することが意図される。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信することと、
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
前記DCIが前記PRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択することと、
を備える、方法。
[C2]
前記選択されたPRBバンドルサイズに従って、ダウンリンクデータと1つまたは複数の関連する基準信号とを処理することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記選択されたPRBバンドルサイズに従って、アップリンクデータおよび1つまたは複数の関連する基準信号をプリコーディングし、および送信することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記DCIが、
フォーマット1_0を有するDCI、または、
フォーマット1_1を有するDCI、のうちの1つであり、ここにおいて、前記PRBバンドリングサイズインジケータが前記フォーマット1_1を有するDCIに含まれない、C1に記載の方法。
[C5]
前記PRBバンドリングサイズインジケータが、前記UEのために構成された帯域幅部分に起因して、前記フォーマット1_1を有するDCIに含まれない、C4に記載の方法。
[C6]
前記PRBバンドルサイズが、前記UEのメモリ中でハードコーディングされた情報に少なくとも部分的に基づいて選択される、C1に記載の方法。
[C7]
前記情報が、デフォルトPRBバンドルサイズを示し、前記PRBバンドルサイズを選択することが、前記デフォルトPRBバンドルサイズを選択することを備える、C6に記載の方法。
[C8]
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズが、プリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値の第1のセットと、PRG値の第2のセットとを含む、C1に記載の方法。
[C9]
前記第1のセットが単一のPRG値を含み、前記第2のセットが単一のPRG値を含む、C8に記載の方法。
[C10]
前記UEが、
前記第1のセットからの前記単一のPRG値、
前記第2のセットからの前記単一のPRG値、または、
デフォルトPRG値、
のうちの1つとして、前記PRBバンドルサイズを選択する、C9に記載の方法。
[C11]
前記UEが、パラメータに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のセットからの前記単一のPRG値または前記第2のセットからの前記単一のPRG値のいずれかを選択する、C9に記載の方法。
[C12]
前記第1のセットが2つのPRG値を含み、前記第2のセットが単一のPRG値を含む、C8に記載の方法。
[C13]
前記UEが、
前記第2のセットからの前記単一のPRG値、
前記第1のセットからの前記2つのPRG値のうちの第1のPRG値、
前記第1のセットからの前記2つのPRG値のうちの第2のPRG値、または、
デフォルトPRG値、
のうちの1つとして、前記PRBバンドルサイズを選択する、C12に記載の方法。
[C14]
前記第1のPRG値が、2または4のPRBバンドルサイズを示す、C13に記載の方法。
[C15]
前記第2のPRG値が、前記DCIによってスケジュールされるスケジュールされた帯域幅のサイズに対応するPRBバンドルサイズを示す、C13に記載の方法。
[C16]
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズが、1つまたは複数のプリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値を含むPRG値の第1のセットと、単一のPRG値を含むPRG値の第2のセットとを含み、前記方法が、前記第2のセットからの前記単一のPRG値として前記PRBバンドルサイズを選択することをさらに備える、C1に記載の方法。
[C17]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに結合された1つまたは複数のプロセッサと、
を備え、
前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサが、
複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信することと、
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
前記DCIが前記PRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択することと、
を行うように構成された、UE。
[C18]
前記1つまたは複数のプロセッサが、前記選択されたPRBバンドルサイズに従ってダウンリンクデータと1つまたは複数の関連する基準信号とを処理するようにさらに構成された、C17に記載のUE。
[C19]
前記DCIが、
フォーマット1_0を有するDCI、または、
フォーマット1_1を有するDCI、ここにおいて、前記PRBバンドリングサイズインジケータが前記フォーマット1_1を有するDCIに含まれない、
のうちの1つである、C17に記載のUE。
[C20]
前記PRBバンドリングサイズインジケータが、前記UEのために構成された帯域幅部分に起因して、前記フォーマット1_1を有するDCIに含まれない、C19に記載のUE。
[C21]
前記PRBバンドルサイズが、前記UEの前記メモリ中でハードコーディングされた情報に少なくとも部分的に基づいて選択される、C17に記載のUE。
[C22]
前記情報が、デフォルトPRBバンドルサイズを示し、前記PRBバンドルサイズを選択することが、前記デフォルトPRBバンドルサイズを選択することを備える、C21に記載のUE。
[C23]
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズが、1つまたは2つのプリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値を含むPRG値の第1のセットと、単一のPRG値を含むPRG値の第2のセットとを含む、C17に記載のUE。
[C24]
前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記第2のセットからの前記単一のPRG値、
前記第1のセットからの第1のPRG値、
前記第1のセットからの第2のPRG値、または、
デフォルトPRG値、
のうちの1つとして、前記PRBバンドルサイズを選択するように構成された、C23に記載のUE。
[C25]
前記1つまたは複数のプロセッサが、前記第2のセットからの前記単一のPRG値として前記PRBバンドルサイズを選択するように構成された、C23に記載のUE。
[C26]
ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、
前記1つまたは複数の命令が、ユーザ機器(UE)の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに、
複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信することと、
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
前記DCIが前記PRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択することと、
を行わせる、1つまたは複数の命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。
[C27]
前記DCIが、
フォーマット1_0を有するDCI、または、
フォーマット1_1を有するDCI、ここにおいて、前記PRBバンドリングサイズインジケータが前記フォーマット1_1を有するDCIに含まれない、
のうちの1つである、C26に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C28]
前記PRBバンドリングサイズインジケータが、前記UEのために構成された帯域幅部分に起因して、前記フォーマット1_1を有するDCIに含まれない、C27に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C29]
前記PRBバンドルサイズが、デフォルトPRBバンドルサイズとして選択される、C26に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C30]
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズが、1つまたは複数のプリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値を含むPRG値の第1のセットと、単一のPRG値を含むPRG値の第2のセットとを含み、前記UEが、前記第2のセットからの前記単一のPRG値として前記PRBバンドルサイズを選択するように構成される、C26に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
[C31]
ワイヤレス通信のための装置であって、
複数の選択可能な物理リソースブロック(PRB)バンドルサイズのインジケーションを受信するための手段と、
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズから選択されるべきPRBバンドルサイズを示すPRBバンドリングサイズインジケータを含まないダウンリンク制御情報(DCI)を受信するための手段と、
前記DCIが前記PRBバンドリングサイズインジケータを含まないにもかかわらず、前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズからPRBバンドルサイズを選択するための手段と、
を備える、装置。
[C32]
前記DCIが、
フォーマット1_0を有するDCI、または、
フォーマット1_1を有するDCI、のうちの1つであり、ここにおいて、前記PRBバンドリングサイズインジケータが前記フォーマット1_1を有するDCIに含まれない、
C31に記載の装置。
[C33]
前記PRBバンドリングサイズインジケータが、前記装置のために構成された帯域幅部分に起因して、前記フォーマット1_1を有するDCI中に含まれない、C32に記載の装置。
[C34]
前記PRBバンドルサイズが、デフォルトPRBバンドルサイズとして選択される、C31に記載の装置。
[C35]
前記複数の選択可能なPRBバンドルサイズが、1つまたは複数のプリコーディングリソースブロックグループ(PRG)値を含むPRG値の第1のセットと、単一のPRG値を含むPRG値の第2のセットとを含み、前記装置は、前記第2のセットからの前記単一のPRG値として前記PRBバンドルサイズを選択するように構成される、C31に記載の装置。
図1
図2
図3A
図3B
図4
図5
図6