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特許7429261機械駐車場ビルセキュリティ連動システム
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  • 特許-機械駐車場ビルセキュリティ連動システム 図1
  • 特許-機械駐車場ビルセキュリティ連動システム 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-30
(45)【発行日】2024-02-07
(54)【発明の名称】機械駐車場ビルセキュリティ連動システム
(51)【国際特許分類】
   E04H 6/18 20060101AFI20240131BHJP
   E04H 6/00 20060101ALI20240131BHJP
   E04H 6/42 20060101ALI20240131BHJP
   G07B 15/00 20110101ALI20240131BHJP
【FI】
E04H6/18 601A
E04H6/00 A
E04H6/42 F
G07B15/00 L
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2022102913
(22)【出願日】2022-06-27
(62)【分割の表示】P 2018207676の分割
【原出願日】2018-11-02
(65)【公開番号】P2022132304
(43)【公開日】2022-09-08
【審査請求日】2022-07-05
(73)【特許権者】
【識別番号】000227043
【氏名又は名称】日精株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100208672
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 愼一
(72)【発明者】
【氏名】盛田 航
【審査官】兼丸 弘道
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-008392(JP,A)
【文献】特開平01-146075(JP,A)
【文献】特開2017-179906(JP,A)
【文献】特許第7125328(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 6/00-6/42
E05B 49/00
G06Q 50/16
G06K 17/00
G06F 17/60
B66B 1/14,3/00
G07B 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
駐車車両の乗込口付近に設けられ、暗証番号が入力される操作盤と、前記操作盤に接続され前記駐車車両の入出庫動作を制御する機械駐車場制御盤と、を含んで構成され、セキュリティビルに隣接して設置される機械駐車場と、
前記セキュリティビルに設置され、ビル利用者データベースが格納されるビルセキュリティ盤を含んで構成されるビルセキュリティシステムと、が接続される機械駐車場ビルセキュリティ連動システムであって、
前記操作盤に隣接して設置され、また、前記ビルセキュリティシステムに接続される一方、前記機械駐車場制御盤とは非接続で、前記ビルセキュリティシステムでビル利用者に使用されるIC認証媒体を読み取るICリーダーが設けられ、
前記ICリーダーとは非接続の前記機械駐車場制御盤が、当該機械駐車場制御盤によって制御される前記操作盤にIC認証媒体受付画面を表示させる機能を有し、
前記ICリーダーによって読み込まれた前記IC認証媒体に格納されるIC情報が、前記ビルセキュリティ盤に設けられるビル利用者判定部において前記ビル利用者データベースに予め格納されているビル利用者の情報と照合され、
前記IC情報が前記ビル利用者の情報であると判定されると、前記ビルセキュリティ盤に設けられるビル利用者操作許可送信部が前記機械駐車場制御盤にビル利用者操作許可信号を送信し、
前記ビル利用者操作許可信号を受信した前記機械駐車場制御盤に設けられる継続操作許可部は、前記操作盤に接続される操作盤制御部に継続操作許可信号を送信し、
記機械駐車場制御盤に設けられる暗証番号判定部において前記操作盤に入力される暗証番号と前記機械駐車場制御盤に予め格納されている暗証番号リストの暗証番号との一致が判定されたとき、前記操作盤制御部が機械駐車場主制御部に運転開始信号を与えることで前記機械駐車場主制御部が前記機械駐車場の運転を開始する構成とされる、機械駐車場ビルセキュリティ連動システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、機械駐車場とビルセキュリティとを連動させた機械駐車場ビルセキュリティ連動システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の機械駐車場ビルセキュリティ連動システムとして、特開2015-45176号公報(特許文献1)が知られている。この特許文献1には、かごの運転を制御するエレベータ制御盤と、前記かご内に設けられ、立体駐車場に駐車された車両の出庫指示を行う車両出庫指示装置と、を備えたエレベータであって、前記車両出庫指示装置は、出庫する車両の車両情報が記憶された記憶手段から車両情報を読み取ることにより車両情報が入力され、通常時に設定される車両情報を入力不能な入力不能モードと、車両情報を入力可能な入力可能モードと、を有する入力手段と、前記入力手段により入力された車両情報により特定される車両の出庫指示信号を、前記エレベータ制御盤を介して、前記立体駐車場に駐車された車両の出庫処理を制御する立体駐車場制御盤に送信する出庫指示信号送信手段と、前記入力手段を前記入力不能モードから前記入力可能モードに移行するモード移行手段と、を備えたエレベータが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2015-45176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された従来の機械駐車場ビルセキュリティ連動システムは、機械駐車場の利用者と判断できる限定された経路の中だけで有効なものであり、途中に利用者の予測できない行動などが含まれると、十分な効果を期待することができなかった。
【0005】
本発明の目的は、機械式駐車装置の利用者をタイミング良く正確に判別することができ、利用者の利便性を一層向上させた機械駐車場ビルセキュリティ連動システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1態様に係る機械駐車場ビルセキュリティ連動システムは、駐車車両の乗込口付近に設けられ、暗証番号が入力される操作盤と、前記操作盤に接続され前記駐車車両の入出庫動作を制御する機械駐車場制御盤と、を含んで構成され、セキュリティビルに隣接して設置される機械駐車場と、前記セキュリティビルに設置され、ビル利用者データベースが格納されるビルセキュリティ盤を含んで構成されるビルセキュリティシステムと、が接続される機械駐車場ビルセキュリティ連動システムであって、前記操作盤に隣接して設置され、また、前記ビルセキュリティシステムに接続される一方、前記機械駐車場制御盤とは非接続で、前記ビルセキュリティシステムでビル利用者に使用されるIC認証媒体を読み取るICリーダーが設けられ、前記ICリーダーとは非接続の前記機械駐車場制御盤が、当該機械駐車場制御盤によって制御される前記操作盤にIC認証媒体受付画面を表示させる機能を有し、前記ICリーダーによって読み込まれた前記IC認証媒体に格納されるIC情報が、前記ビルセキュリティ盤に設けられるビル利用者判定部において前記ビル利用者データベースに予め格納されているビル利用者の情報と照合され、前記IC情報が前記ビル利用者の情報であると判定されると、前記ビルセキュリティ盤に設けられるビル利用者操作許可送信部が前記機械駐車場制御盤にビル利用者操作許可信号を送信し、前記ビル利用者操作許可信号を受信した前記機械駐車場制御盤に設けられる継続操作許可部は、前記操作盤に接続される操作盤制御部に継続操作許可信号を送信し、前記機械駐車場制御盤に設けられる暗証番号判定部において前記操作盤に入力される暗証番号と前記機械駐車場制御盤に予め格納されている暗証番号リストの暗証番号との一致が判定されたとき、前記操作盤制御部が機械駐車場主制御部に運転開始信号を与えることで前記機械駐車場主制御部が前記機械駐車場の運転を開始する構成とされる
【発明の効果】
【0007】
第1態様に係る機械駐車場ビルセキュリティ連動システムによれば、セキュリティビルに隣接して機械駐車場が構成されている場合、機械駐車場の利用は駐車場乗込口付近に設けた操作盤にセキュリティビル側で使用しているIC認証媒体をかざしたときに始まるため、機械駐車場の利用者をタイミング良く正確に判別することができ、利用者の利便性を一層向上させることができる。また、ビルセキュリティシステムで使用されるIC認証媒体を機械駐車場の利用時にも使用するため、ビル利用者は、ビルセキュリティシステムで使用されるIC認証媒体を持ち歩くだけで、ビルセキュリティシステムを通過すると共に、機械駐車場を利用することができるようになる。しかも、ビル利用者の中なら機械駐車場利用者を新たな構成部品を追加することなく簡単に、かつ、確実に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施例による機械駐車場ビルセキュリティ連動システムのブロック構成図である。
図2図1に示した機械駐車場ビルセキュリティ連動システムの処理動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は、本発明の一実施の形態による機械駐車場ビルセキュリティ連動システムの概略構成を示すブロック構成図である。
【0011】
マンションなどのビルに隣接して構成された機械駐車場は、その乗込口付近に配置された操作盤1を有している。この操作盤1は、機械駐車場利用者に対して表示画面によって各種操作などを促したりタッチ操作可能なタッチパネル式の液晶画面2と、その操作を補足する音声案内を行うためのスピーカ3と、主に管理人によって出入口扉を開動作および閉動作させるときに操作される出入口扉開ボタン4および出入口扉閉ボタン5と、ビル利用者が予め所持しているICタグやICカードなどのIC認証媒体がかざされたときにIC情報を読み取るICリーダー6などを有している。
【0012】
ここで、通常の構成と異なるのはICリーダー6であり、このICリーダー6は、隣接するマンション住民等のビル利用者が所持し、かつ、マンション自体におけるビルセキュリティシステムで使用されているICタグやICカードなどのIC認証媒体を読み取ることができるもの、またはビルセキュリティシステムで使用されているICリーダー6と同一のものである。従って、ビル利用者が機械駐車場を利用する場合、ビルセキュリティシステムで使用されているIC認証媒体と、機械駐車場側で使用される他のIC認証媒体の二つを所持する必要はなくなる。
【0013】
尚、図1のICリーダー6は、操作盤1と別置されているように示しているが、操作盤1に組み込まれている。このICリーダー6は、機械駐車場の制御系に接続されているのではなく、ビルセキュリティシステムにおけるビルセキュリティ盤7に接続されている。
【0014】
ビルセキュリティ盤7は、通常構成の他に、操作盤1に接続されたICリーダー6にマンションの住民や利用者などが所持し、かつ、ビルセキュリティシステムで使用されているIC認証媒体がかざされたときIC情報を読み取ってその所持者がビル利用者かどうかの判定を行うビル利用者判定部8と、ビル利用者判定部8による判定が行われたとき機械駐車場庫内10の機械駐車場制御盤11へ操作許可信号を送信するビル利用者操作許可送信部9を有している。
【0015】
機械駐車場庫内10の機械駐車場制御盤11は、操作盤1に接続されて操作盤1の制御を行う操作盤制御部12と、操作盤制御部12からの開始信号を受けたとき機械駐車場の制御を開始する機械駐車場主制御部13と、ビルセキュリティ盤7からの操作許可信号を受信したとき操作盤制御部12でのその後の処理を継続させる継続操作許可部14と、記憶部内に格納された暗証番号リスト15と、操作盤制御部12内に構成された暗証番号判定部17を有している。
【0016】
暗証番号リスト15は、機械駐車場利用者が機械駐車場側に予め登録した暗証番号を管理するもので、操作盤制御部12で設定されている一連の処理の中で暗証番号の入力が機械駐車場利用者に求められたとき、暗証番号判定部17でその入力番号が予め登録されている暗証番号と一致するかどうかを判定するために使用される。
【0017】
次に、ビルセキュリティシステムにおけるIC認証媒体を使用して機械駐車場を利用する場合について説明する。
【0018】
図2は、上述した機械駐車場ビルセキュリティ連動システムの動作を示すフローチャートである。
【0019】
通常、ビル利用者は、ビルセキュリティシステムにおけるIC認証媒体を所持して外出する。そのビル利用者が機械駐車場の自家用車を使用する場合、機械駐車場の操作盤1の前に立ち、ステップS1で、現在確実に所持しているビルセキュリティシステムにおけるIC認証媒体を操作盤1のICリーダー6にかざす。このとき、機械駐車場制御盤11における操作盤制御部12によって制御されている操作盤1のタッチパネル式の液晶画面2に、「IC認証媒体受付画面」を表示し、利用者にIC認証媒体をICリーダー6にタッチするように促しており、液晶画面2は、この状態でタッチ待ち状態となっている。
【0020】
すると、機械駐車場利用者は機械駐車場における操作盤1で操作を行っているが、ビルセキュリティ盤7におけるビル利用者判定部8はステップS2で、ICリーダー6を通してIC情報を読み込んでビル利用者判定処理を開始する。ビルセキュリティ盤7には、ビル利用者データベースが予め格納されており、ICリーダー6を通して読み込んだIC情報を用いてビル利用者データベースを参照してビル利用者であると判定する。
【0021】
このとき、ビルセキュリティ盤7のビル利用者操作許可送信部9はステップS3で、機械駐車場制御盤11側にビル利用者操作許可信号を送信する。このビル利用者操作許可信号を受けた継続操作許可部14は、操作盤制御部12に対して継続操作許可信号を与えて、予め設定されている一連の処理の次の段階に進む。
【0022】
ここでは、暗証番号の入力処理となり、操作盤制御部12はステップS4で、タッチパネル式の液晶画面2に「暗証番号入力画面」を表示し、機械駐車場利用者に暗証番号を入力するように促す。そこで、機械駐車場利用者は予め割り当てられている暗証番号をタッチパネル式の液晶画面2から入力する。
【0023】
すでにステップS2で、現在の機械駐車場利用者がビル利用者であると確認されているため、ステップS4では機械駐車場側専用の他のIC認証媒体を所持および使用することなく、比較的に簡単な暗証番号を使用した判定によって確実に機械駐車場利用者を判別することができる。
【0024】
従って、機械駐車場利用者は、ビルセキュリティシステムにおけるIC認証媒体と、機械駐車場側専用の他のIC認証媒体を所持して外出する必要がなく、通常所持しているビルセキュリティシステムにおけるIC認証媒体のみを携帯すれば、機械駐車場の自家用車も簡単に使用することができる。
【0025】
操作盤制御部12はステップS5で、今、入力された暗証番号を用いて暗証番号判定部17での判定処理を開始させる。暗証番号判定部17は予め暗証番号が格納されている暗証番号リスト15を検索して、今回入力された暗証番号の登録があるかどうか判定する。
【0026】
その結果、暗証番号判定部17が今回入力された暗証番号の登録が暗証番号リスト15にあると判定した場合、操作盤制御部12はステップS6で、機械駐車場主制御部13に開始信号を与え、機械駐車場主制御部13による出庫処理または入庫処理が開始される。
【0027】
このようにマンションなどのセキュリティビルに隣接して機械駐車場が構成されている場合、ビルセキュリティシステムにおけるIC認証媒体のみを使用するだけで、機械駐車場を利用することができる。このようにマンション住民などのビル利用者は、ビルセキュリティシステムにおけるICタグなどのIC認証媒体を持ち歩くだけで、ビルセキュリティシステムを通過すると共に、機械駐車場を利用することができるようになるため、ビルに併設された機械駐車場の使用に関する利便性が一層向上する。
【0028】
しかも、セキュリティビルにおけるIC認証媒体の使い方と同じ使い方で、機械駐車場を利用することができるので、使用方法で混乱することがない。つまり、いずれの場合も、利用者は、IC認証媒体をICリーダーにかざすだけですむ。
【0029】
以上説明したように本発明の機械駐車場ビルセキュリティ連動システムは、駐車車両の乗込口付近に設けられ、暗証番号が入力される操作盤1と、操作盤1に接続され駐車車両の入出庫動作を制御する機械駐車場制御盤11と、を含んで構成され、セキュリティビルに隣接して設置される機械駐車場と、セキュリティビルに設置され、ビル利用者データベースが格納されるビルセキュリティ盤7を含んで構成されるビルセキュリティシステムと、が接続される機械駐車場ビルセキュリティ連動システムであって、操作盤1に隣接して設置され、また、ビルセキュリティシステムに接続される一方、機械駐車場制御盤11とは非接続で、ビルセキュリティシステムでビル利用者に使用されるIC認証媒体を読み取るICリーダー6が設けられ、ICリーダー6とは非接続の機械駐車場制御盤11が、当該機械駐車場制御盤11によって制御される操作盤1にIC認証媒体受付画面を表示させる機能を有し、ICリーダー6によって読み込まれた前記IC認証媒体に格納されるIC情報が、ビルセキュリティ盤7に設けられるビル利用者判定部8においてビル利用者データベースに予め格納されているビル利用者の情報と照合され、IC情報がビル利用者の情報であると判定されると、ビルセキュリティ盤7に設けられるビル利用者操作許可送信部9が機械駐車場制御盤11にビル利用者操作許可信号を送信し、ビル利用者操作許可信号を受信した前記機械駐車場制御盤11に設けられる継続操作許可部14は、操作盤1に接続される操作盤制御部12に継続操作許可信号を送信し、機械駐車場制御盤11に設けられる暗証番号判定部17において操作盤1に入力される暗証番号と機械駐車場制御盤11に予め格納されている暗証番号リストの暗証番号との一致が判定されたとき、操作盤制御部12が機械駐車場主制御部13に運転開始信号を与えることで機械駐車場主制御部13が機械駐車場の運転を開始する構成とされる
【0030】
このような構成によれば、セキュリティビルに隣接して機械駐車場が構成されている場合、機械駐車場の利用は機械駐車場乗込口付近に設けた操作盤1にセキュリティビル側で使用しているIC認証媒体をかざしたときに始まるため、機械駐車場の利用者をタイミング良く正確に判別することができ、利用者の利便性を一層向上させることができる。また、ビルセキュリティシステムで使用されるIC認証媒体を機械駐車場の利用時にも使用するため、ビル利用者は、ビルセキュリティシステムで使用されるIC認証媒体を持ち歩くだけで、ビルセキュリティシステムを通過すると共に、機械駐車場を利用することができるようになる。
【0031】
さらに、操作盤1としてタッチパネル式の液晶画面2を暗証番号入力画面とし、かつ、機械駐車場利用者が入力した暗証番号が予め登録された登録番号かどうか判定する暗証番号判定部17を設けているため、ビル利用者の中なら機械駐車場利用者を新たな構成部品を追加することなく簡単に、かつ、確実に判別することができる。また、ビルセキュリティ盤7と機械駐車場制御盤11の間で大きなデータの授受を行う必要がないため、全体の構成を簡略化することができると共に、関連処理を容易にすることができる。
【符号の説明】
【0032】
1 操作盤
2 液晶画面
6 ICリーダー
7 ビルセキュリティ盤
8 ビル利用者判定部
9 ビル利用者操作許可送信部
11 機械駐車場制御盤
13 機械駐車場主制御部
17 暗証番号判定部
図1
図2