(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-01-31
(45)【発行日】2024-02-08
(54)【発明の名称】装身具の連結構造
(51)【国際特許分類】
A44C 25/00 20060101AFI20240201BHJP
【FI】
A44C25/00 B
(21)【出願番号】P 2022148795
(22)【出願日】2022-09-20
(62)【分割の表示】P 2020127224の分割
【原出願日】2020-07-28
【審査請求日】2022-11-15
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】522122514
【氏名又は名称】株式会社太滝
(74)【代理人】
【識別番号】100080654
【氏名又は名称】土橋 博司
(72)【発明者】
【氏名】太滝 日緑
【審査官】新井 浩士
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3014033(JP,U)
【文献】特開2002-219011(JP,A)
【文献】特表2010-540191(JP,A)
【文献】特開平07-027182(JP,A)
【文献】実開昭57-049918(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A44C 5/20,25/00
F16B 45/00-45/06
A62B 35/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
長手方向の前端にチェーン類を係合する環状連結部を取り付けたU字状断面の保持枠であって、該保持枠は上部に軸孔部が配設されており、また前記保持枠から後方に分岐させた両側壁の下端から後端に向かってL字状のガイド溝が形成されていて、該L字状のガイド溝は側面及び下端が開放されており、
前記保持枠の軸孔部にはめ込む軸部を備え、該軸部の下部には前記両側壁の下端から後端に向かうL字状のガイド溝の下端を
閉鎖する垂直部が形成され、
前記軸部から後方に向かって前記保持枠内に回動可能に形成した回動レバーを設け、該回動レバーの端部にはフック状溝部が形成されており、
前部には前記L字状のガイド溝にはめ込む軸部を形成され、かつ前記保持枠から後方に分岐させた両側壁間にはめ込まれていて、その下部から後方に伸ばした上で上向きに反転させることにより別途チェーン類を係合する環状連結部を形成したロック部材を備えており、
かつ該ロック部材の上端には前記回動レバーの端部に設けたフック状溝部にはめ込む係合部を上向きに形成された装身具の連結構造であって、
前記ロック部材の軸部を前記保持枠の前記L字状のガイド溝にはめ込んだ上、前記保持枠の軸孔部に前記回動レバーの軸部をはめ込み、前記垂直部を前記L字状のガイド溝を封鎖する状態で、前記回動レバーを前記保持枠に装着するとともに、前記ロック部材の係合部を前記回動レバーの端部に形成したフック状溝部にはめ込んで前記保持枠と回動レバーおよびロック部材を一体に組み付けたことを特徴とする装身具の連結構造。
【請求項2】
前記回動レバーの垂直部は、前記フック状溝部に前記ロック部材の係合部をはめ込む際にロック部材の軸部を受け止める凹部を、前記保持枠のL字状のガイド溝に沿って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装身具の連結構造。
【請求項3】
前記回動レバーのフック状溝部は、前記ロック部材の係合部をはめ込む際に抜け止めされる角度に下向きに形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装身具の連結構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はネックレスやブレスレットなどの装身具をバネ等の弾性体の使用なく接合して一体化することにより、素材が均一であって機能的に優れており、かつ製造の容易な装身具として提供するための装身具の連結構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ネックレスやブレスレットなどの装身具を板バネ等を使用しないで連結する手段としては、実開昭61-68004号公報に記載されたものが公知である。
【0003】
すなわち、ケーシングと、該ケーシングに弾性的に支持され、かつ閉鎖位置から開口位置へ運動可能な固定部材と、該固定部材に対して結合され、固定部材をその閉鎖位置に維持するよう作用するばね部材とを設け、前記ケーシングはU字形に屈曲した平坦な形状の物品であり、前記固定部材は平坦な板材の形状を呈し、前記ケーシングの中央部に配置されたピンの周囲でケーシングの側面部間で枢動可能であり、その開口が前記ケーシングの縁部により閉鎖されるフックの形状を有するように形成された一端部を有し、前記フックの反対側端部に設けた小口を有し、前記固定部材は更に前記ケーシングから突出し前記フックの開口運動を生じるための作動部材として作用する突起部を有するチェーンのための留金において、前記ピンが矩形状の断面形状を有し、かつ前記ケーシング内で回動できないように支持され、前記固定部材が弾性に富むばね材料から作られ、形状において前記ピンと対応する矩形状開口を有するようにしたものである。
【0004】
しかしながら、上記固定部材は板金もしくは板状の材料であり、即ち、例えばホワイトゴールド板材から打抜かれた板金部品であって、使用される材料は弾性に富むばね特性を有するものでなければならない。
したがって、均一な貴金属素材を使用して高価な装身具を提供するための装身具の連結構造とするためには大きな問題を抱えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
この発明は、従来例の上記欠点を解消しようとするもので、均一な貴金属素材を使用することにより、高品質の装身具の提供を可能とした装身具の連結構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわちこの発明の装身具の連結構造は、長手方向の前端側壁が解放され、後壁にはチェーン類を係合する丸環を取り付けたU字状断面の保持枠であって、該保持枠は底面後方を解放し、該解放部側の両側壁の下側に軸孔部が配設されており、また前記両側壁の上端から前記前端側壁の解放部分に向かって傾斜溝が形成されており、
前記保持枠の軸孔部にはめ込む軸部を備え、該軸部側面から後方に向かって前記保持枠内に回動可能に形成した板状レバー部を設けられ、前記軸部端部に取り付けられ、前記板状レバー部の反対側に向かって前記保持枠の側面に沿って配設した回動レバーを有し、
前部にはチェーン類を係合する丸環を取り付けてあり、前部の下方側面には前記傾斜溝にはめ込む軸部が形成され、後部の下部には前記板状レバー部の収納部が形成された、前記保持枠の左右の側壁内に収納されるロック部材を備えた装身具の連結構造であって、
前記保持枠の軸孔部に前記回動レバーの軸部をはめ込み、該軸部側面から後方に向かって形成した板状レバー部をやや立ち上げた状態で、前記ロック部材の前記板状レバー部の収納部をはめ込み、また前記ロック部材の軸部を前記保持枠の傾斜溝にはめ込んだ上、前記回動レバーを前記保持枠の側面に沿って回動させることにより、前記板状レバー部を倒して前記ロック部材を前記保持枠に収納して組み付けるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
この発明の装身具の連結構造において、前記保持枠の軸孔部が、下辺を開閉可能として前記回動レバーの軸部を収納したのちに閉鎖できるようにしてなることをも特徴とするものである。
【0009】
この出願が対象とするこの発明の装身具の連結構造は、長手方向の前端にチェーン類を係合する環状連結部を取り付けた保持枠であって、該保持枠は上部に軸孔部が配設されており、また両側壁の下端から後端に向かってL字状のガイド溝が形成されており、前記保持枠の軸孔部にはめ込む軸部を備え、該軸部の下部には前記L字状のガイド溝の下端を閉鎖する垂直部が形成され、前記軸部から後方に向かって前記保持枠内に回動可能に形成した回動レバーを設け、該回動レバーの端部にはフック状溝部が形成されており、前部に前記L字状のガイド溝にはめ込む軸部を形成され、その上部から後方に伸ばした上で上向きに反転させて環状連結部を形成したロック部材を備えており、かつ該ロック部材の上端には前記回動レバーの端部に設けたフック状溝部にはめ込む係合部を上向きに形成された装身具の連結構造であって、前記ロック部材の軸部を前記保持枠の前記L字状のガイド溝にはめ込んだ上、前記保持枠の軸孔部に前記回動レバーの軸部をはめ込み、前記垂直部を前記L字状のガイド溝を封鎖する状態で、前記回動レバーを前記保持枠に装着するとともに、前記ロック部材の係合部を前記回動レバーの端部に形成したフック状溝部にはめ込んで前記保持枠と回動レバーおよびロック部材を一体に組み付けたことを特徴とするものである。
【0010】
この発明の装身具の連結構造において、前記回動レバーの垂直部は、前記フック状溝部に前記ロック部材の係合部をはめ込む際にロック部材の軸部を受け止める凹部を、前記保持部のL字状のガイド溝に沿って形成されていることをも特徴とするものである。
【0011】
この発明の装身具の連結構造において、前記回動レバーのフック状溝部は、前記ロック部材の係合部をはめ込む際に抜け止めされる角度に下向きに形成されていることをも特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
請求項1の装身具の連結構造は以上のように構成されているので、非常に簡単な組付け作業で装身具の要求を満たす高強度の接合が可能となるとともに、均一な貴金属素材を使用することにより、高品質の装身具の提供を可能とした装身具の連結構造を得ることができるようになった。
【0013】
請求項3の装身具の連結構造は以上のように構成されているので、請求項1と同様に、非常に簡単な組付け作業で装身具の要求を満たす高強度の接合が可能となるとともに、均一な貴金属素材を使用することにより、高品質の装身具の提供を可能とした装身具の連結構造を得ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の装身具の連結構造の第1実施例を示す概略平面図である。
【
図3】保持枠に回動レバーを組み付けた状態を示す概略右側面図である。
【
図12】保持枠に回動レバーおよびロック部材を組み付けようとする状態を示す概略斜視図である。
【
図13】保持枠に回動レバーを取り付けて板状レバー部をやや立ち上げた状態とし、ロック部材の前記板状レバー部の収納部を板状レバー部に組み付けようとする状態を示す概略斜視図である。
【
図14】ロック部材の前記板状レバー部の収納部を板状レバー部にはめ込もうとする状態を示す概略斜視図である。
【
図15】ロック部材の前記板状レバー部の収納部を板状レバー部にはめ込んで回動レバーを回そうとしている状態を示す概略斜視図である。
【
図16】全体を組み付けた状態を示す概略斜視図である。
【
図17】ロック部材の前記板状レバー部の収納部を板状レバー部から外すために回動レバーを回そうとしている状態を示す概略斜視図である。
【
図18】回動レバーを回し終わった状態を示す概略斜視図である。
【
図19】ロック部材の前記板状レバー部の収納部を板状レバー部から引きはがそうとする状態を示す概略斜視図である。
【
図20】ロック部材の前記板状レバー部の収納部を板状レバー部から引きはがした状態を示す概略斜視図である。
【
図21】本発明の装身具の連結構造の第2実施例を示す概略斜視図である。
【
図24】ロック部材の軸部を保持枠のL字状のガイド溝にはめ込もうとする状態の概略断面図である。
【
図25】ロック部材の軸部を保持枠のL字状のガイド溝にはめ込んだ状態の概略斜視図である。
【
図26】ロック部材の軸部を保持枠のL字状のガイド溝にはめ込み、ついで回動レバーの軸部を保持枠の軸孔部にはめ込んだ状態の概略側面図である。
【
図27】前記ロック部材の係合部を前記回動レバーの端部に形成したフック状溝部にはめ込んで前記保持枠と回動レバーおよびロック部材を一体に組み付けた状態を示す概略透視図である。
【
図30】ロック部材の軸部を保持枠のL字状のガイド溝にはめ込んだ状態の概略断面図である。
【
図31】ロック部材の係合部を前記回動レバーの端部に形成したフック状溝部にはめ込むためにロック部材を振り上げようとする状態を示す概略断面図である。
【
図32】ロック部材の係合部を前記回動レバーの端部に形成したフック状溝部にはめ込もようとする状態を示す概略断面図である。
【
図33】ロック部材の係合部を前記回動レバーの端部に形成したフック状溝部にはめ込んで前記保持枠と回動レバーおよびロック部材を一体に組み付けた状態を示す概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、この発明の装身具の連結構造の第1実施例を
図1ないし
図20に基いて詳細に説明する。
この第1実施例の装身具の連結構造においては、
図1ないし
図12に示すように、長手方向の前端側壁が解放され、後壁にはチェーン類を係合する丸環12を取り付けたU字状断面の保持枠11を備えている。そして、該保持枠11は底面後方を解放し、該底面の解放部13側の両側壁の下側に軸孔部14が配設されており、また前記両側壁の上端から前記前端側壁の解放部16に向かって傾斜溝15が形成されている。
また、前記保持枠11の軸孔部14にはめ込む軸部22を備え、該軸部22側面から後方に向かって前記保持枠11内に回動可能に形成した板状レバー部23を設けられ、前記軸部22端部に取り付けられ、前記板状レバー部23の反対側に向かって前記保持枠11の側面に沿って配設した回動レバー21を有している。
さらに前部にはチェーン類を係合する丸環32を取り付けてあり、前部の下方側面には前記傾斜溝15にはめ込む軸部33が形成され、後部の下部には前記板状レバー部23の収納部34が形成された、前記保持枠11の左右の側壁内に収納されるロック部材31を備えている。
【0016】
なお、前記保持枠11の軸孔部14は、下辺を開閉可能として前記回動レバー21の軸部22を収納したのちに押さえ込んで閉鎖できるようにしてあるため、前記回動レバー21の軸部22を簡単に取り付け、取り外すことができる。
【0017】
その上で、
図13に示すように、前記保持枠11の軸孔部14に前記回動レバー21の軸部22をはめ込み、該軸部22側面から後方に向かって形成した板状レバー部23をやや立ち上げた状態で、
図14に示すように、前記ロック部材31の前記板状レバー部23の収納部34をはめ込み、また前記ロック部材31の軸部33を前記保持枠11の傾斜溝15にはめ込んだ上、
図15に示すように、前記回動レバー21を前記保持枠11の側面に沿って回動させることにより、
図16に示すように、前記板状レバー部23を倒して前記ロック部材31を前記保持枠11に収納して組み付けるようにしたものである。
【0018】
また組み付けた装身具の連結構造を分解するには、
図17に示すように前記回動レバー21を回し、
図18に示すように、前記回動レバー21を回し終わると
図19に示すように、前記ロック部材31の前記板状レバー部23の収納部34を板状レバー部23から外すことが可能となる。
図20は前記ロック部材31の前記板状レバー部23の収納部34を板状レバー部23から引きはがした状態を示すものである。
【0019】
次に、この発明の装身具の連結構造の第2実施例を
図21ないし
図33に基いて詳細に説明する。
この第2実施例の装身具の連結構造においては、
図21ないし
図23に示すように、長手方向の前端にチェーン類を係合する環状連結部42を取り付けた保持枠41を備えており、該保持枠41は上面に軸孔部43が配設され、また両側壁の下端から後端に向かってL字状のガイド溝44が形成されている。
また、前記保持枠41の軸孔部43にはめ込む軸部52を備え、該軸部52の下部には前記L字状のガイド溝44の下端を
閉鎖する垂直部53が形成され、前記軸部52から後方に向かって前記保持枠41内に回動可能に形成した回動レバー51を設け、該回動レバー51の端部にはフック状溝部54が下向きに形成されている。
さらに、前部に前記L字状のガイド溝44にはめ込む軸部62を形成され、その下部から後方に伸ばした上で上向きに反転させて環状連結部63を形成したロック部材61を備えており、かつ該ロック部材61の上端には前記回動レバー51の端部に設けたフック状溝部54にはめ込む係合部64が上向きに形成されている。
【0020】
なお、前記回動レバー51の垂直部53は、前記フック状溝部54に前記ロック部材61の係合部64をはめ込む際にロック部材61の軸部62を受け止める凹部55を、前記保持枠41のL字状のガイド溝44の上端に来るよう形成してある。
さらに、前記回動レバー51のフック状溝部54は、前記ロック部材61の係合部64をはめ込む際に抜け止めされる角度に下向きに形成されており、簡単な衝撃等では外れることがないようになっている。
【0021】
その上で、
図24に示すように、前記L字状のガイド溝44の下端を解放した状態で、
図25に示すように、前記ロック部材61の前記軸部62をL字状のガイド溝44内にはめ込む。
次いで、
図26、
図27の順で、前記軸部62をL字状のガイド溝44の屈曲部奥まで押し込み、その上で、前記保持枠41の軸孔部43に前記回動レバー51の軸部52をはめ込み、かつ前記垂直部53を垂下させて、前記保持枠41のL字状のガイド溝44を封鎖する。
図28、
図29はそれぞれその状態の概略側面図、概略透視図である。
【0022】
組み付け作業に当たっては、
図30に示すように、前記ロック部材61の係合部64を垂下させた状態から、
図31に示すように、前記ロック部材61を振り上げ、
図32に示すように、前記回動レバー51を前記保持枠41の側面に沿って回動させ、
図33に示すように、前記保持枠41に前記ロック部材61と前記回動レバー51とを組み付けるのである。
このようにして、前記ロック部材61の係合部64を前記回動レバー51の端部に形成したフック状溝部54にはめ込んで、前記保持枠41と回動レバー51およびロック部材61を一体に組み付けるのである。
【0023】
このように連結されている前記保持枠41と回動レバー51およびロック部材61は、非常に良好な作業性で組み付けることができ、貴金属性装身具としての要求を満たす高強度の連結が可能となっている。しかも、前記保持枠41と回動レバー51およびロック部材61とを同一素材とすることにより、装身具とこれら保持枠41と回動レバー51およびロック部材61からなるパーツとで極めて一体感のある装身具を提供することができるようになった。
【産業上の利用可能性】
【0024】
この発明の装身具の連結構造は以上のように構成されているので、非常に良好な作業性で組み付けることができ、しかも貴金属装身具としての要求を満たす素材を使用していて高品質であり、かつ高強度の連結が可能となっている。
そのため、ネックレスやブレスレット等の装身具のみならず、その他の各種アクセサリーや、種々の装飾部材に適用することができる。
【符号の説明】
【0025】
11 保持枠
12 丸環
13 底面の解放部
14 軸孔部
15 傾斜溝
16 解放部
21 回動レバー
22 軸部
23 板状レバー部
31 ロック部材
32 丸環
33 軸部
34 収納部
41 保持部
42 環状連結部
43 軸孔部
44 L字状のガイド溝
51 回動レバー
52 軸部
53 垂直部
54 フック状溝部
55 凹部
61 ロック部材
62 軸部
63 環状連結部
64 係合部