(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-01
(45)【発行日】2024-02-09
(54)【発明の名称】エイ革の縫製方法及びエイ革の縫製物
(51)【国際特許分類】
A41H 43/00 20060101AFI20240202BHJP
A41H 41/00 20060101ALI20240202BHJP
B68F 1/00 20060101ALI20240202BHJP
C14B 5/00 20060101ALI20240202BHJP
【FI】
A41H43/00 A
A41H41/00
B68F1/00 A
C14B5/00
(21)【出願番号】P 2020007777
(22)【出願日】2020-01-21
【審査請求日】2023-01-11
(73)【特許権者】
【識別番号】523128863
【氏名又は名称】株式会社淡路谷工匠
(72)【発明者】
【氏名】淡路谷 佳幸
【審査官】山尾 宗弘
(56)【参考文献】
【文献】実公昭41-018147(JP,Y1)
【文献】特開2010-059342(JP,A)
【文献】特開2009-219793(JP,A)
【文献】特開2009-136644(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A41H 43/00
A41H 41/00
B68F 1/00
C14B 5/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のビーズ状の楯鱗が散在する表面を有するエイ革を縫製する縫製方法であって、
エイ革上の予定縫製ラインに沿って所定間隔をあけて複数の貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
前記複数の楯鱗のうち、前記貫通孔が形成された楯鱗の少なくとも一部の楯鱗に対し、前記予定縫製ラインに沿った切欠き部を形成する切欠き部形成工程と、
前記複数の貫通孔及び前記切欠き部を介して、縫製糸により縫着を行う縫着工程と、を備えるエイ革の縫製方法。
【請求項2】
前記切欠き部形成工程は、前記予定縫製ラインに対して斜め方向の側壁を備える切欠き部を形成することを特徴とする請求項1に記載のエイ革の縫製方法。
【請求項3】
前記切欠き部形成工程は、前記貫通孔を中心とした扇状の切欠き部を形成することを特徴とする請求項1または2に記載のエイ革の縫製方法。
【請求項4】
前記貫通孔形成工程において貫通孔を形成した際に、該貫通孔回りの楯鱗表面にクラックが形成された場合、前記切欠き部形成工程は、前記クラックを前記扇状の切欠き部の側壁として利用することを特徴とする請求項
3に記載のエイ革の縫製方法。
【請求項5】
複数のビーズ状の楯鱗が散在する表面を有するエイ革の縫製物であって、
縫製糸が挿通される複数の貫通孔と、
前記複数の貫通孔を介して縫着された縫製糸によって形成される縫製ラインと、
前記複数の楯鱗のうち前記貫通孔が形成された楯鱗の少なくとも一部の楯鱗上であって、縫製ラインに沿って形成され、縫製糸を収容する切欠き部と、を備え、
前記切欠き部は、前
記縫製ラインに対して斜め方向の側壁を備えることを特徴とするエイ革の縫製物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エイ革の縫製方法及びエイ革の縫製物に関する。特にバッグや財布等に用いられるエイ革の縫製方法及びその縫製物に関する。
【背景技術】
【0002】
エイ革は、別名スティングレーやガルーシャ、シャグリーンともよばれ、宝石を散りばめたような外観、他の革には見られない独特な手触り、耐久性等を兼ね備えた極めて個性的な皮革素材として従来から知られている。このエイ革の革表面は、楯鱗と呼ばれる光沢のあるビーズ状の粒が敷き詰められた構造を有している。この楯鱗は、骨や歯と同じ成分のリン酸カルシウムを主成分とするものであり、エイ革表面は極めて硬いという性質がある。また、エイ革表面は楯鱗のサイズや分布状態によって硬さにばらつきが生じやすいという性質を有している。
【0003】
このようなエイ革をミシンで縫製しようとすると、エイ革表面が硬いため、ミシン針が折れてしまうという問題がある。また、ミシン針が折れてしまうことを回避するために太いミシン針を使用することが考えられるが、このような場合、楯鱗のサイズや分布状態の影響を受けて縫い目が不揃いになってしまうといった問題や、エイ革表面の楯鱗を砕いてしまうという問題が生じる。
【0004】
一方、手縫いによってエイ革を縫製する場合、所定形状に裁断したエイ革上における予定縫製ラインに沿って、菱目と言われるフォークのような工具によって所定間隔の複数の貫通孔を慎重に形成し、例えば、両端にそれぞれ手縫い針を付けた縫製糸を用いて、当該貫通孔に縫製糸を通して縫着を行うが、手縫いによってエイ革を縫製する場合であっても、サイズが個々に異なる硬い楯鱗の影響を受けて、縫製糸による縫製ラインが部分的に予定縫製ラインからずれてしまい、縫製ラインの一部あるいは全体が、波打つような形状、ジグザグとなるような形状になってしまうという問題があった。このような縫製ラインは、手縫いの趣を醸し出す部分でもあり、手縫いによるエイ革製品の価値を高める一因ではあるが、縫製ラインの不均一が大きく目立つような場合には、縫製物全体の美観を損ねることになることから、縫製ラインの均一性をより一層高めた手縫いによるエイ革の縫製方法の開発が望まれている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上述の要望に鑑みてなされたものであり、手縫いでエイ革を縫製する際に、縫製ラインの均一性をより一層高めることができるエイ革の縫製方法、および、エイ革の縫製物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の前記目的は、複数のビーズ状の楯鱗が散在する表面を有するエイ革を縫製する縫製方法であって、エイ革上の予定縫製ラインに沿って所定間隔をあけて複数の貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、前記複数の楯鱗のうち、前記貫通孔が形成された楯鱗の少なくとも一部に対し、前記予定縫製ラインに沿った切欠き部を形成する切欠き部形成工程と、前記複数の貫通孔及び前記切欠き部を介して、縫製糸により縫着を行う縫着工程とを備えるエイ革の縫製方法により達成される。
【0007】
また、上記エイ革の縫製方法に関し、前記切欠き部形成工程は、前記予定縫製ラインに対して斜め方向の側壁を備える切欠き部を形成することが好ましい。また、前記切欠き部形成工程は、前記貫通孔を中心とした扇状の切欠き部を形成するように構成してもよい。。
【0008】
また、前記貫通孔形成工程において貫通孔を形成した際に、該貫通孔回りの楯鱗表面にクラックが形成された場合、前記切欠き部形成工程は、前記クラックを前記扇状の切欠き部の側壁として利用することが好ましい。
【0009】
また、本発明の前記目的は、複数のビーズ状の楯鱗が散在する表面を有するエイ革の縫製物であって、縫製糸が挿通される複数の貫通孔と、前記複数の貫通孔を介して縫着された縫製糸によって形成される縫製ラインと、前記複数の楯鱗のうち前記貫通孔が形成された楯鱗の少なくとも一部の楯鱗上であって、縫製ラインに沿って形成され、縫製糸を収容する切欠き部とを備えるエイ革の縫製物により達成される。
【0010】
また、上記エイ革の縫製物に関し、前記切欠き部は、前記予定縫製ラインに対して斜め方向の側壁を備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、縫製ラインの均一性をより一層高めることができるエイ革の縫製方法、および、エイ革の縫製物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明に係るエイ革の縫製方法において用いられるエイ革を説明するための模式平面図である。
【
図3】本発明に係るエイ革の縫製方法を説明するためのブロック図である。
【
図4】本発明に係るエイ革の縫製方法が備える貫通孔形成工程を説明するためのエイ革の模式平面図である。
【
図5】本発明に係るエイ革の縫製方法が備える切欠き部形成工程を説明するためのエイ革の要部拡大平面図である。
【
図7】本発明に係るエイ革の縫製方法が備える切欠き部形成工程によって形成される切欠き部を説明するための平面図である。
【
図8】(a)は貫通孔回りの楯鱗表面にクラック(ひび)が形成された状態を示すエイ革表面の要部拡大模式平面図であり、(b)はクラック部分を扇状の切欠き部の側壁として利用した場合のエイ革表面の要部拡大模式平面図である。
【
図9】(a)はエイ革の断面図であり、(b)は切欠き部を説明するための模式断面図であり、(c)及び(d)は切欠き部の変形例を説明するための模式平面図である。
【
図10】縫製糸によって縫着されたエイ革の要部拡大模式平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。なお、各図は、説明の容易化のため部分的に拡大・縮小している。まず、本発明に係るエイ革の縫製方法について説明する。ここで、縫製に供されるエイ革の厚さは、通常1mmから1.5mm程度であり、その一方の表面には、
図1の模式平面図や
図1の要部拡大断面図である
図2に示すように、表面における直径が0.5mmから2mm程度で、高さが0.3mmから0.7mm程度であるビーズ状の粒(楯鱗3)が比較的密に且つランダムに散在している。この楯鱗3は光沢のある粒であり、エイ革2の表面を魅力的なものにしている。
【0014】
本発明に係るエイ革の縫製方法は、
図3のブロック図に示すように、切抜工程S1と、貫通孔形成工程S2と、切欠き部形成工程S3と、縫着工程S4とを備えている。
【0015】
切抜工程S1は、エイ革2を所定の形状に切り抜く工程である。エイ革2を所定形状に切り抜く方法は特に限定されないが、鋏では切断が困難となる場合があることから、抜き型で所定の形状に切り抜くことが好ましい。また、抜き型では細かい形状等の形成が困難な場合は、抜き型に変えて、あるいは組み合わせて、小刀等を用いてエイ革2を切断し、所定形状に切り抜いてもよい。
【0016】
図示していないが、上記切抜工程S1のあと、切り抜いたエイ革2を補強するための補強工程を備えるように構成してもよい。補強工程は、切り抜いたエイ革2の裏面にシート状の補強シートを接着する工程である。補強シートとしては、エイ革2を切り抜いた抜き型を使用してシート材を切り抜いて補強シートを形成することが好ましい。このように同じ抜き型を使用することで切り抜いたエイ革2と補強シートとが細部まで形状が一致するのでエイ革2を確実に補強することができる。このとき、補強シートは、紙又は合成樹脂等の厚みのあるシート材の使用が好ましく、この補強シートに剥離容易な接着剤を塗布してエイ革2に接着するほか、予め剥離容易な接着面に剥離紙を貼り付けているシート材を補強シートに使用すると、接着作業が容易になる。
【0017】
また、上記切抜工程S1の後段階において、研磨工程を備えるように構成してもよい。研磨工程は、例えば、切り抜いたエイ革2の表面縁部にグラインダーを当接してビーズ状粒(楯鱗3)を研磨する工程である。このとき、ビーズ状粒(楯鱗3)の部分のみを面取りするだけでなく、エイ革2の厚み全体に面取りを施してもよい。なお、この研磨工程は、上記切抜工程S1の前段階において実施してもよい。
【0018】
貫通孔形成工程S2は、
図4の要部拡大模式平面図に示すように、所定形状に切り抜かれたエイ革2上の予定縫製ラインLに沿って所定間隔をあけて複数の貫通孔4(縫い孔)を形成する工程である。複数の貫通孔4は、例えば、複数の穿刺針が直線状に等間隔で並んだ菱目と言われるフォークのような孔開け工具(図示せず)によって慎重に形成される。なお、エイ革2の裏面(楯鱗3の無い面)から菱目を打ち込んで貫通孔4は形成される。また、菱目の代わりにキリや平目と呼ばれる孔開け工具を用いることもできる。
【0019】
切欠き部形成工程S3は、予定縫製ラインLに沿って切欠き部5を形成する工程である。この切欠き部5は、予定縫製ラインLの全体にわたって溝状に形成されるものではなく、
図5の要部拡大平面図や、
図6の要部拡大断面図に示すように、エイ革2が備える複数の楯鱗3のうち、貫通孔4が形成された楯鱗3の少なくとも一部の楯鱗に対して形成される段差部である。切欠き部5は、貫通孔4と接続するように形成してもよく、あるいは、接続しないように形成してもよい。切欠き部5の形成には、例えば、精密作業用のニッパーを用いて、楯鱗3の表面をカットすることにより行うことができる。また、切欠き部5の幅(予定縫製ラインLの長手方向に対して垂直な方向の幅)は、特に限定されないが、縫製に使用される縫製糸の太さと同程度の寸法として構成されることが好ましい。また、切欠き部5の深さについても特に限定されないが、縫製に使用される縫製糸の太さと同程度の寸法として構成されることが好ましい。なお、貫通孔4が形成された楯鱗3のすべてに対して切欠き部5を形成してもよいが、例えば、エイ革2の表面における直径が1mm以上の楯鱗3に対して切欠き部5を形成するように構成してもよい。
【0020】
また、切欠き部5の平面視における形態は、
図7(a)の平面図に示すように、予定縫製ラインLと略平行となる一対の側壁51を備えるように構成してもよく、あるいは、
図7(b)の平面図に示すように、予定縫製ラインLに対して斜め方向に沿う側壁51を備える扇状の形態となるように切欠き部5を構成してもよい。
図7(b)の平面図においては、扇の半径部分に相当する一の側壁51が、予定縫製ラインLと略平行となるような扇状に形成している。また、
図7(c)に示すように、扇の半径部分に相当する一対の側壁51のそれぞれが、予定縫製ラインLとの間で所定の角度を形成するような扇状に形成してもよい。なお、扇状の切欠き部5の最大幅(予定縫製ラインLに対して垂直な方向の最大幅)は、縫製糸の太さよりも大きくなるように構成することが好ましい。なお、
図7(a)(b)(c)においては、貫通孔4の両側にそれぞれ切欠き部5を形成している。また、
図7(d)に示すように、貫通孔4を含めた状態で扇状の切欠き部5を形成してもよい。
【0021】
また、上述の貫通孔形成工程S2において貫通孔4を形成した際に、
図8(a)の要部拡大模式平面図に示すように、該貫通孔4回りの楯鱗表面にクラック6(ひび)が形成される場合があるが、このような場合には、
図8(b)に示すように、切欠き部形成工程S3において、クラック6(楯鱗3におけるクラック面)を扇状の切欠き部5の側壁51(半径部分に相当する側壁51)として利用するように切欠き部5を形成するようにしてもよい。
【0022】
また、上述の貫通孔形成工程S2において貫通孔4を形成する際、楯鱗3の大きさやエイ革表面の硬度のばらつきによって、菱目の穿刺針が比較的柔らかい革部分に誘導されてしまうことがある。このような場合、本来ならば楯鱗部分に貫通孔4が形成されるところ、貫通孔4の形成位置がずれてしまい、
図9(a)に示すように、所定の楯鱗3に貫通孔4が形成されずに楯鱗3と楯鱗3との間部分に開口を有する貫通孔4(エイ革2に対して垂直な貫通孔4ではなく、斜め方向に延びる貫通孔4)が形成される事態が生じる。このような場合には、
図9(b)の模式平面図に示すように、貫通孔4と貫通孔4との間に存在する楯鱗3に対して、切欠き部5を形成するようにしてもよい。切欠き部5の形態としては、上記
図9(b)の模式平面図に示すように、予定縫製ラインLと略平行となる一対の側壁51を備える単一の切欠き部5を形成するように構成してもよく、あるいは、
図9(c)の模式平面図に示すように、各貫通孔4に隣接する楯鱗3の所定部分に切欠き部5をそれぞれ形成してもよい。また、
図9(d)の模式平面図に示すように、予定縫製ラインLと略平行となる一対の側壁51部分と、この側壁51部分の両側に配置される扇状部分とを組み合わせたような形態として切欠き部5を形成してもよい。なお、扇状部分は、楯鱗3の外側方向に向いて開くような形態として構成される。
【0023】
縫着工程S4は、縫製糸によりエイ革2の縫着を行い縫製物を形成する工程である。この縫着工程S4においては、例えば、貫通孔4が形成された複数のエイ革2を重ねる等した後、両端にそれぞれ手縫い針を付けた縫製糸を用いて、貫通孔4に縫製糸を通して縫着する。
図10の要部拡大模式平面図に示すように、縫製糸7の一部分は、貫通孔4が形成された楯鱗3の少なくとも一部の楯鱗3上であって、縫製ラインに沿って形成された切欠き部5内に収容される。なお、縫着工程S4は、上記切欠き部形成工程S3を施しつつ実施してもよく、あるいは、エイ革2に対して必要な全ての切欠き部5を形成したのち、縫着工程S4を実施してもよい。
【0024】
本発明に係るエイ革の縫製方法は、上述のように、貫通孔4が形成された楯鱗3のうち少なくとも一部の楯鱗3に対し、予定縫製ラインLに沿った切欠き部5を形成する工程を備えているため、貫通孔4間に通された縫製糸の一部分は、切欠き部5の内部に収容された状態で縫製されることになる。この結果、縫製糸は、予定縫製ラインLに綺麗に沿って配置されることになり、縫製糸による縫製ラインが部分的に予定縫製ラインLからずれてしまい、縫製ラインの一部あるいは全体が、波打つような形状、ジグザグとなるような形状になってしまうことを効果的に防止することができる。
【0025】
また、貫通孔4を中心とした扇状の切欠き部5を形成するように切欠き部形成工程S3を構成する場合、切欠き部5の側壁51や角に接触する縫製糸の面積を減じることが可能となるため、縫製糸が切欠き部5に接触することに起因した縫製糸の損傷を抑制することができる。この結果、バッグや財布等のエイ革2の縫製物において、縫製糸が断裂する、あるいは、ほつれるといった事態を効果的に抑制し、エイ革2の縫製物を長期間継続して使用することが可能となる。
【0026】
また、貫通孔4を形成する際に、貫通孔4回りの楯鱗表面にクラック6が形成される場合に、当該クラック6を扇状の切欠き部5の側壁51として利用することにより、クラック6部分が楯鱗表面に現れないように、或いは、楯鱗表面上においてクラック部分が占める割合を減じることができ、美観の観点から良好な縫製物を得ることが可能となる。また、使用者が縫製物の使用を継続する際に、楯鱗3の一部分が脱落することも未然に防止することができる。
【符号の説明】
【0027】
S1 切抜工程
S2 貫通孔形成工程
S3 切欠き部形成工程
S4 縫着工程
1 エイ革の縫製物
2 エイ革
3 楯鱗
4 貫通孔
5 切欠き部
51 切欠き部の側壁
6 クラック(ひび)
7 縫製糸
L 予定縫製ライン