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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-01
(45)【発行日】2024-02-09
(54)【発明の名称】ペット用食器
(51)【国際特許分類】
   A01K 5/01 20060101AFI20240202BHJP
【FI】
A01K5/01 Z
A01K5/01 B
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2021041409
(22)【出願日】2021-03-15
(65)【公開番号】P2022141199
(43)【公開日】2022-09-29
【審査請求日】2022-12-27
(73)【特許権者】
【識別番号】591230620
【氏名又は名称】株式会社ペッツルート
(74)【代理人】
【識別番号】110003041
【氏名又は名称】安田岡本弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】中西 克司
(72)【発明者】
【氏名】加藤 丈晴
(72)【発明者】
【氏名】奥野 綾香
【審査官】大澤 元成
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-212092(JP,A)
【文献】登録実用新案第3126603(JP,U)
【文献】特開2007-296294(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0081324(KR,A)
【文献】特開2002-095372(JP,A)
【文献】特開2018-153135(JP,A)
【文献】特開2020-156426(JP,A)
【文献】登録実用新案第3215101(JP,U)
【文献】登録実用新案第3104152(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 5/00- 9/00
A01K 39/00-39/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペット用フードを貯留することが可能な食器本体と、前記食器本体を支持するとともに床面に設置可能なスタンドと、を有し、
前記食器本体は、外面が下方向に凸の曲面形状に形成され且つ、前記外面の底部となる位置に台部が下方に突設されていて、
前記スタンドは、上部に前記食器本体が載置される載置部が設けられていて、
前記載置部は、前記食器本体の外面に対応する曲面形状に形成され且つ、平面視で中央部に円形状に開口された孔部が設けられていて、
前記台部は、前記食器本体が前記載置部に載せられたとき、前記孔部に入り込むものであり、
前記台部と前記孔部は、前記食器本体が前記載置部上で移動したときに、前記食器本体の過移動を防止する係合部となり、
前記台部は、リング状に形成されていて、
前記孔部は、前後方向に長い楕円形状に形成されている
ことを特徴とするペット用食器。
【請求項2】
前記食器本体は、前記ペット用フードが貯留される内面が下に凹状の湾曲形状に形成されていて、
前記載置部は、後側が前側よりも高い位置となるように傾斜して設けられ、
前記食器本体は、前記スタンドに後上がりに傾斜して配備される
ことを特徴とする請求項に記載のペット用食器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、猫や犬などのペットに食事をさせる際に使用するペット用食器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、猫や犬などのペットに食事をさせる際には、ペット用食器が使用される。ペット用食器は、例えばペット用フードを入れる食器本体と、その食器本体を載置するスタンドとを別体に備え、食器本体は下面が略球面状に形成され、スタンドは上側の載置面が食器本体に対応するように同じ略球面状に形成されている(例えば、引用文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許5883335号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、引用文献1のペット用食器は、スタンドに対して食器本体の傾斜角度を調整して載置することができるものであり、ユーザーから好評を得ていた。しかし、ユーザーからさらに利便性を向上させて欲しいと要望があり、本願発明者は鋭意研究を重ねた。課題として、例えば、猫などのペットが食事中に不意に食器本体に接触するといった、何らかの理由により、食器本体がスタンドから外れてしまうことが稀にあった。このことから、食器本体の安定性を向上させる必要が生まれてきた。
【0005】
また、ペット用食器の高さに関する要望もあった。例えば、猫などのペットは年を重ねると、首を下に曲げることがつらくなるため、ペット用食器の高さはいくらか高いほうがよい。また、ペット用食器の高さが低いと、前足を折り曲げて食事をすることとなるが、この姿勢では食器本体に接触する可能性がある。これらの課題からの要望は、ペットの大きさや種類によってもいえるものである。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、スタンドに対して食器本体の傾斜角度を簡単に調整して載置することができ且つ食器本体の安定性を向上させ、猫などのペットが首を下に曲げたり、前足を折り曲げなくて済むなど楽な姿勢で、食器本体内に収納したフードを良好且つ心地よく食事をすることができるペット用食器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。
本発明にかかるペット用食器は、ペット用フードを貯留することが可能な食器本体と、前記食器本体を支持するとともに床面に設置可能なスタンドと、を有し、前記食器本体は、外面が下方向に凸の曲面形状に形成され且つ、前記外面の底部となる位置に台部が下方に突設されていて、前記スタンドは、上部に前記食器本体が載置される載置部が設けられていて、前記載置部は、前記食器本体の外面に対応する曲面形状に形成され且つ、平面視で中央部に円形状に開口された孔部が設けられていて、前記台部は、前記食器本体が前記載置部に載せられたとき、前記孔部に入り込むものであることを特徴とする。
【0008】
好ましくは、前記台部と前記孔部は、前記食器本体が前記載置部上で移動したときに、前記食器本体の過移動を防止する係合部となり、前記台部は、リング状に形成されていて、前記孔部は、前後方向に長い楕円形状に形成されているとよい。
好ましくは、前記食器本体は、前記ペット用フードが貯留される内面が下に凹状の湾曲形状に形成されていて、前記載置部は、後側が前側よりも高い位置となるように傾斜して設けられ、前記食器本体は、前記スタンドに後上がりに傾斜して配備されるとよい。
また、本発明にかかるペット用食器の最も好ましい形態は、ペット用フードを貯留することが可能な食器本体と、前記食器本体を支持するとともに床面に設置可能なスタンドと、を有し、前記食器本体は、外面が下方向に凸の曲面形状に形成され且つ、前記外面の底部となる位置に台部が下方に突設されていて、前記スタンドは、上部に前記食器本体が載置される載置部が設けられていて、前記載置部は、前記食器本体の外面に対応する曲面形状に形成され且つ、平面視で中央部に円形状に開口された孔部が設けられていて、前記台部は、前記食器本体が前記載置部に載せられたとき、前記孔部に入り込むものであり、前記台部と前記孔部は、前記食器本体が前記載置部上で移動したときに、前記食器本体の過移動を防止する係合部となり、前記台部は、リング状に形成されていて、前記孔部は、前後方向に長い楕円形状に形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、スタンドに対して食器本体の傾斜角度を簡単に調整して載置することができ且つ食器本体の安定性を向上させるとともに、猫などのペットが首を下に曲げたり、前足を折り曲げなくて済むなど楽な姿勢で、食器本体内に収納したフードを良好且つ心地よく食事をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明のペット用食器の概略を模式的に示した斜視図である。
図2】本発明のペット用食器の五面図(正面図、上面図、右側面図、底面図、背面図)である。
図3】本発明のペット用食器の断面図(図2の断面A-A)である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明にかかるペット用食器1の実施形態を、図を参照して説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明を具体化した一例であって、その具体例をもって本発明の構成を限定するものではない。ただし、本実施形態においては、ペット用食器1は、猫を対象としたものとして例示する。なお、ペット用食器1(食器本体2、スタンド3)の形状や大きさなどに関しては、対象とするペットの種類や大きさなどによって、適宜変更可能である。
【0012】
図1図3は、本発明にかかる実施形態の一例を示している。ペット用食器1の前後及び左右等の方向については、図面に示す通りである。図1に、本発明のペット用食器1の概略を模式的に示す。図2に、本発明のペット用食器1の五面図を示す。なお、図2において、左側の図が正面図であり、上側の図が上面図(平面図)であり、中央の図が右側面図であり、下側の図が底面図であり、右側の図が背面図である。図3に、本発明のペット用食器1の断面図(図2の断面A-A)を示す。
【0013】
図1図3などに示すように、本実施形態のペット用食器1は、猫などのペットが食事をする際に用いるものであり、ペット用フードを貯留することが可能な食器本体2と、その食器本体2を支持するとともに床面に設置可能なスタンド3と、を有している。また、食器本体2とスタンドは、別体に備えられている。そのため、食器本体2をスタンド3から簡単に外して、食器本体2のみを洗うことができる。
【0014】
食器本体2は、上方が大きく拡径されるように開口された椀形状に形成されている。なお、食器本体2の深さに関し、前側より後側が深くなる形状に形成されているとよい。ただし、食器本体2の寸法や形状に関しては、適宜変更可能である。
食器本体2は、スタンド3に安定して載置されるように、所定の重量を備えている。食器本体2は、ペットが万が一かじってしまっても、影響がない材料で形成されているとよい。また、食器本体2は、洗いやすく割れにくいものとなっているとよい。さらに、食器本体2の外観は、上品な質感、デザイン性を備えたものに仕上げられているとよい。
【0015】
食器本体2は、ペット用フードが貯留される内面(上面)全体が、下に凹状の湾曲形状(略球面形状)に形成されている。食器本体2の内面前側には、ペット用フードがまとまるように貯留される貯留部4が設けられている。貯留部4(フード溜まり)は、凹状に形成され、食器本体2の内面であって、中央で且つやや前寄りの位置に設けられている。この貯留部4は、ペットがフードを食べやすい位置に設けられている。なお、貯留部4の位置については、適宜変更可能である。
【0016】
また、貯留部4の後方は、食器本体2がスタンド3に設けられた載置部10に載せられたとき、反り上がるように湾曲した形状となっている。つまり、食器本体2内面の後部は、急傾斜の湾曲面5とされている。
湾曲面5は、球面形状であるが、左右方向の内方(中央)に向けて急傾斜で下降するように左右幅が短くなった略卵形状に形成されている。この湾曲面5により、ペット用フードが貯留部4に集まり貯留されるので、ペットが食器本体2内のフードをより食べやすくなる。つまり、ペット用フードが左右に大きく広がることなく貯留部4側に戻るため、ペットが楽に食事をすることができるようになる。一方、食器本体2の外面(下面)は、全体が略球面状に形成され、載置面6とされている。
【0017】
さて、食器本体2は、外面が下方向に凸の曲面形状に形成され且つ、外面(載置面6)の底部となる位置に台部7が下方に突設されている。この台部7は、食器本体2がスタンド3に設けられた載置部10に載せられたとき、載置部10に設けられた孔部12に入り込むものである。台部7の位置としては、下方向に凸の頂部付近に形成されているとよい。例えば、台部7の位置は、食器本体2外面の中心、乃至は、中央でやや前よりの位置などが挙げられる。
【0018】
また、台部7は、ペットが食事中に食器本体2が載置部10上で移動したときに、孔部12に接触して移動を所定の範囲内にし、安定して食器本体2を保持するものである。つまり、台部7は、のちに述べる係合部を構成するものである。本実施形態の台部7は、リング状に形成されている。すなわち、台部7は、形状として例えば、茶碗下部に設けられた「高台」のような形状の部材となっている。この台部7は、食器本体2をスタンド3に載せずに、通常の床面に置いた時も安定するように、リング形状に形成している。
【0019】
なお、本実施形態では、台部7の外径は、例えば30mm程度としている。また、台部7の高さは、載置部10(スタンド3)に設けられた孔部12に接触して係合可能な高さとなっている。ただし、台部7などの食器本体2の大きさに関しては、一例であり、この数値に限定されず適宜変更可能である。
図1図3などに示すように、スタンド3は、平面視でリング状に形成され、食器本体2を所定の高さで支持する支持部材である。スタンド3は、外側を取り巻くように設けられる外周脚壁8と、その外周脚壁8に対して一定の距離を保って内側を周回する内周脚壁9と、これらの上端部の間を連結する支承壁10と、を有している。支承壁10の上面は、食器本体2の載置面6が接触する支承面11とされている。
【0020】
支承壁10は、食器本体2が載置され、下方から支持する載置部10とされている。外周脚壁8は、その前側から後側に向かうに従って徐々に高くなるように形成されている。内周脚壁9も同様に、前側から後側に向かうに従って徐々に高くなるように形成されている。
また、載置部10は、外周脚壁8の上端部と内周脚壁9の上端部の間を連結するため、後側が前側よりも高い位置となるように、徐々に高くなるように傾斜して設けられている。載置部10は、外周脚壁8と内周脚壁9が一定の距離を保って周回するように形成されているため、平面視で円形状に形成されている。このように、載置部10(支承面11)の後側が前側よりも高い位置に配置される形状であるため、食器本体2がスタンド3上において、後上がりに傾斜して載置されるようになっている。
【0021】
さて、載置部10は、食器本体2の外面に対応する曲面形状に形成され且つ、平面視で中央部に孔部12が設けられている。孔部12は、前後方向に長い楕円形状に開口されている。孔部12には、食器本体2の台部7が入り込む。孔部12の大きさは、食器本体2の台部7が移動するため、余裕も持たせてやや大ききめに設けられている。
孔部12は、食器本体2が載置部10上で移動したときに、食器本体2の底部に設けられた台部7が係合されることにより、食器本体2の過移動を防止する係合部13となる。すなわち、係合部13は、食器本体2の底部に設けられた台部7と、スタンド3の上部に設けられた孔部12から構成される。
【0022】
この孔部12については、食器本体2を前後方向に傾斜をつけるため前後方向に自由度を持たせ、食器本体2が転倒しないように左右方向に移動の制限を設けておくため、前後方向に長い楕円形状の開口にしている。
これにより、台部7が孔部12内を移動し、その孔部12の縁で係合され、台部7と孔部12が係合部13となり、食器本体2の前後の移動を可能にするとともに左右の移動を制限して転倒を防止することができる。なお、本実施形態では、孔部12は、長径が60mm、短径が50mm程度としている。ただし、孔部12の寸法に関しては、一例であり、この数値に限定されず適宜変更可能である。
【0023】
スタンド3は、食器本体2を所定の高さで支持するため、所定の高さを有している。スタンド3を所定の高さにするにあたり、以下のことを考慮するとよい。
例えば、猫などのペットは年を重ねると、首を下に傾けることがつらくなるため、首を下げなくてもよくなる(自然で楽な姿勢となる)ことを考慮して、スタンド3(ペット用食器1全体)の高さを決めるとよい。また、食事をする際、前足を折り曲げてなくてもよいように、スタンド3(ペット用食器1全体)の高さを決めるとよい。
【0024】
スタンド3の高さとしては、例えば、本実施形態では、前側で60mm程度、後側で80mm程度となるようにしている。また、ペット用食器1全体で、食器本体2の標準設置位置(図2を参照)において、前側で80mm程度、後側で130mm程度となる位置に
している。ただし、スタンド3やペット用食器1全体の高さに関しては、一例であり、この数値に限定されず適宜変更可能である。
【0025】
すなわち、スタンド3の上部に設けられた載置部10(支承面11)は、孔部12を有しているため、平面視リング状に形成されている。また、載置部10は、食器本体2の載置面6に対応する略球面状、言い換えれば曲面状に湾曲形成されている。
つまり、スタンド3の上面側に、載置面6を介して食器本体2の傾斜角度を調整自在に受ける支承面11が設けられている。その載置部10は、スタンド3の上面の略全体を載置面6に対応する略球面状に形成されているものとなっている。
【0026】
このことから、猫などのペットに食事をさせるとき、食器本体2をスタンド3上において、載置面6と支承面11とを介する(重合させる)ことで、傾斜角度を調整自在に載置される。すなわち、食器本体2がスタンド3に対し、後上がりに傾斜した状態に安定に載置される。
また、本実施形態においては、食器本体2の載置面6と、スタンド3の支承面11との間で一定の摩擦力が発生し且つ、食器本体2の重量によって、食器本体2がスタンド3の上で安定して載置されている。スタンド3上で食器本体2がずれることを防ぐことができる。
【0027】
本発明のペット用食器1によれば、ペットの大きさや種類に対応するため、スタンド3に対して食器本体2の傾斜角度を簡単に調整して載置することができ且つ食器本体2の安定性を向上させるとともに、猫などのペットが首を下に曲げたり、前足を折り曲げなくて済むなど自然で楽な姿勢で、食器本体2内に収納したフードを良好且つ心地よく食事をすることができる。
【0028】
例えば、ペットが成長するに従って、食器本体2の後上がりを大きくしたり、小さくするといったように、傾斜角度を細かく調整を行うことで、ペットが常に楽な姿勢で且つ容易に食器本体2内のフードを食べることができる。
さらに、食器本体2の底部に設けられた台部7が、スタンド3の上部(載置部10)に設けられた孔部12の縁で係合されて係合部13となり、食器本体2の前後の移動を可能にするとともに左右の移動を制限して転倒を防止することができる。
【0029】
例えば、載置面6の球体形状に沿って、食器本体2をスタンド3に対して前後方向にずらすことにより、食器本体2の後上がりの傾斜角度を自在に調整変更することができる。このとき、食器本体2の底部に設けられた台部7が、スタンド3の上部(載置部10)に設けられた孔部12の前縁または後縁で係合されて係合部13となることで、前後方向において所定の範囲内で移動することとなる。
【0030】
また、載置面6の球体形状に沿って、食器本体2をスタンド3に対して左右方向にずらすことにより、食器本体2の左上がり又は右上がりの傾斜角度を自在に調整変更することができる。このとき、食器本体2の台部7が、スタンド3の孔部12の左縁または右縁で係合されて係合部13となることで、左右方向において所定の範囲内で移動することとなる。これにより、ペットが食事をする際に、スタンド3に対して食器本体2が滑ってガタ付いたりすることがなくなり、ペットが前側から食器本体2内のフードを容易に食べることができるようになる。
【0031】
なお、今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。特に、今回開示された実施形態において、明示されていない事項、例えば、作動条件や操作条件、構成物の寸法、重量などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。また、本実施形態のペット用食器1の基本構成については、例えば、特許5883335号公報などを参照するとよい。例えば、食器本体2及びスタンド3について、例えば樹脂やゴム材などを用いて形成するとよい。
【符号の説明】
【0032】
1 ペット用食器
2 食器本体
3 スタンド
4 貯留部
6 載置面
7 台部
10 支承壁(載置部)
12 孔部
13 係合部
図1
図2
図3