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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-01
(45)【発行日】2024-02-09
(54)【発明の名称】保冷庫
(51)【国際特許分類】
   F25D 19/04 20060101AFI20240202BHJP
   F25D 11/00 20060101ALI20240202BHJP
   F25B 1/00 20060101ALI20240202BHJP
【FI】
F25D19/04
F25D11/00 101E
F25B1/00 397E
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2021133182
(22)【出願日】2021-08-18
(65)【公開番号】P2023027857
(43)【公開日】2023-03-03
【審査請求日】2023-04-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000239585
【氏名又は名称】フクシマガリレイ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100148138
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 聡
(72)【発明者】
【氏名】菊野 真二
【審査官】森山 拓哉
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-078444(JP,A)
【文献】特開2009-097781(JP,A)
【文献】特開平10-009689(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2020/0208898(US,A1)
【文献】韓国公開特許第10-2010-0078798(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 19/04
F25D 11/00
F25B 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つの庫内(3)を冷却する独立した2系統の冷凍サイクル(11・12)を備えており、庫内(3)の設定温度(D0)が冷凍温度帯に属する冷凍運転と、該設定温度(D0)が冷蔵温度帯に属する冷蔵運転とが可能な保冷庫であって、
2系統の冷凍サイクル(11・12)が、冷蔵運転時に優先的に駆動を開始するメイン冷凍サイクル(11)と、メイン冷凍サイクル(11)の駆動中に所定の高負荷条件を満たした場合に追加的に駆動を開始するサブ冷凍サイクル(12)とで構成されており、
両冷凍サイクル(11・12)の駆動中に、庫内温度(D)が設定温度(D0)に基づくサブOFF温度(D2off)まで低下したとき、冷凍運転時であれば直ちにサブ冷凍サイクル(12)を停止させ、冷蔵運転時であれば所定の延長時間(TE)の経過後にサブ冷凍サイクル(12)を停止させることを特徴とする保冷庫。
【請求項2】
前記延長時間(TE)の間、庫内(3)の空気を循環させる庫内ファン(10)を停止させる請求項1に記載の保冷庫。
【請求項3】
前記延長時間(TE)の間、庫内(3)の空気を循環させる庫内ファン(10)を、該延長時間(TE)の前後よりも低速で駆動させる請求項1に記載の保冷庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、独立した2系統の冷凍サイクルを備えており、冷凍運転と冷蔵運転が可能な低温ショーケースや低温貯蔵庫などの保冷庫に関する。
【背景技術】
【0002】
この種の保冷庫は、例えば本出願人(本発明者)が先に提案した特許文献1に開示されている。特許文献1の保冷庫では、冷凍運転時は2つの冷凍サイクルで庫内を冷却し、冷蔵運転時は通常1つの冷凍サイクルで庫内を冷却する。具体的には、庫内温度が上限値である冷却開始温度まで上昇したとき、冷凍運転時であれば2つの冷凍サイクルを同時に駆動させ、冷蔵運転時であれば一方の冷凍サイクルのみを駆動させる。ただし、冷蔵運転時であっても、庫内の熱負荷が比較的高く、一方の冷凍サイクルだけでは庫内をなかなか冷やせないような場合には、他方の冷凍サイクルを追加的に駆動させて、2つの冷凍サイクルで庫内を冷却停止温度まで一気に冷却する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2019-78444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように特許文献1の保冷庫では、冷蔵運転時にも必要に応じて2つの冷凍サイクルを同時に駆動させて、庫内を冷却停止温度まで一気に冷却することができる。ただし、この制御によれば、後から駆動する他方の冷凍サイクルの駆動時間が短くなりやすく、冷媒に含まれる潤滑油が圧縮機に戻るのに必要な最低限の駆動時間を確保できず、これが圧縮機の損傷を招いてしまうおそれがあった。
【0005】
本発明は、冷蔵運転時に庫内を2系統の冷凍サイクルで冷却する場合にも、各冷凍サイクルについて最低限の駆動時間を確保して、潤滑油の不足による圧縮機の損傷を防止し得る保冷庫を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、1つの庫内3を冷却する独立した2系統の冷凍サイクル11・12を備えており、庫内3の設定温度D0が冷凍温度帯に属する冷凍運転と、該設定温度D0が冷蔵温度帯に属する冷蔵運転とが可能な保冷庫を対象とする。2系統の冷凍サイクル11・12は、冷蔵運転時に優先的に駆動を開始するメイン冷凍サイクル11と、メイン冷凍サイクル11の駆動中に所定の高負荷条件を満たした場合に追加的に駆動を開始するサブ冷凍サイクル12とで構成される。両冷凍サイクル11・12の駆動中に、庫内温度Dが設定温度D0に基づくサブOFF温度(D2off)まで低下したとき、冷凍運転時であれば直ちにサブ冷凍サイクル12を停止させ、冷蔵運転時であれば所定の延長時間TEの経過後にサブ冷凍サイクル12を停止させることを特徴とする。
【0007】
前記延長時間TEの間、庫内3の空気を循環させる庫内ファン10を停止させることができる。
【0008】
或いは、前記延長時間TEの間、庫内3の空気を循環させる庫内ファン10を、該延長時間TEの前後よりも低速で駆動させることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る保冷庫の特徴として、冷蔵運転時にメイン冷凍サイクル11とサブ冷凍サイクル12の2つで庫内3をサブOFF温度(D2off)まで冷却したとき、直ちにサブ冷凍サイクル12を停止させるのではなく、所定の延長時間TEの経過後にこれを停止させる。冷凍運転時に比べて庫内温度Dを低下させやすい冷蔵運転時は、2つの冷凍サイクル11・12を用いると比較的短時間で庫内3をサブOFF温度(D2off)まで冷却することができるが、その反面、後から駆動するサブ冷凍サイクル12の駆動時間が短くなりやすい。そこで本発明では、庫内温度DがサブOFF温度(D2off)まで低下した後も、延長時間TEにわたってサブ冷凍サイクル12の駆動を継続するようにした。これにより、冷媒に含まれる潤滑油がサブ圧縮機14に戻るのに必要な駆動時間を確保して、サブ圧縮機14の損傷を防止することができる。
【0010】
一方、冷凍運転時に2つの冷凍サイクル11・12で庫内3をサブOFF温度(D2off)まで冷却したときは、直ちにサブ冷凍サイクル12を停止させる。冷蔵運転時に比べて庫内温度Dを低下させ難い冷凍運転時は、2つの冷凍サイクル11・12を用いても庫内温度DがサブOFF温度(D2off)まで下がるのには比較的時間がかかる。換言すれば、各冷凍サイクル11・12の駆動時間が比較的長くなり、冷媒に含まれる潤滑油が各圧縮機13・14まで戻らないという事態は基本的に生じ得ないことから、サブOFF温度(D2off)に到達後は直ちにサブ冷凍サイクル12を停止させることにより、庫内3の冷え過ぎを防ぐとともに消費電力を削減することができる。
【0011】
サブ冷凍サイクル12の駆動を継続する延長時間TEの間、庫内3の空気を循環させる庫内ファン10を停止させることができる。これによれば、サブ冷凍サイクル12で冷やされた冷気が庫内3を循環することによる庫内3の冷え過ぎを防止または抑制することができる。
【0012】
或いは、延長時間TEの間、その前後よりも庫内ファン10を低速で駆動させることができる。これによれば、メイン冷凍サイクル11およびサブ冷凍サイクル12で冷やされた冷気を庫内3で緩やかに循環させて、庫内3の冷え過ぎを抑制しながら温度ムラを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施形態に係る低温ショーケースの庫内温度と各部の駆動状態の推移を示すタイミングチャートであり、(a)は冷凍運転時、(b)は冷蔵運転時のものである。
図2】同低温ショーケースの概略構成を示す縦断側面図である。
図3】同低温ショーケースに搭載される冷凍サイクルの構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
(実施形態) 本発明をリーチイン型の低温ショーケースに適用した実施形態を図1ないし図3に示す。図2において低温ショーケースは、正面に開口を有する断熱箱体からなるケース本体1と、ケース本体1の開口を開閉する扉2とを備える。ケース本体1と扉2で囲まれる庫内3は、区画板5で陳列室6と通気ダクト7に区画されており、扉2に臨む陳列室6には、陳列対象である食品を載置するための棚板8が上下多段状に設置されている。ケース本体1の内壁面に沿う通気ダクト7には、庫内3の空気を冷却するための蒸発器9と、庫内3の空気を循環させるための庫内ファン10とが設けられている。
【0015】
図3に示すように低温ショーケースは、互いに独立したメイン冷凍サイクル11とサブ冷凍サイクル12とを備えており、これら2系統の冷凍サイクル11・12により庫内3が冷却される。両冷凍サイクル11・12は、個別に圧縮機13・14を備えるとともに凝縮器15と蒸発器9を共用する。詳しくは、メイン冷凍サイクル11は、メイン圧縮機13、凝縮器15、ドライヤー17、膨張器18および蒸発器9などを冷媒配管19で接続して構成され、サブ冷凍サイクル12は、サブ圧縮機14、凝縮器15、ドライヤー21、膨張器22および蒸発器9などを冷媒配管23で接続して構成される。低温ショーケースの庫外、ここではケース本体1の下側の機械室25には、2台の圧縮機13・14および凝縮器15と、これらの機器13・14・15を冷却するための冷却ファン26とが設置されている(図2参照)。
【0016】
圧縮機13・14が駆動することにより、凝縮器15と膨張器18・22を経て冷却された低温低圧の液状冷媒が蒸発器9に供給されて、蒸発器9を通過する空気が熱交換(冷却)される。2台の圧縮機13・14を同時に駆動すると、その一方のみを駆動する場合に比べて、蒸発器9による冷却能力を高めて、庫内3をより低温まで或いはより迅速に冷却することができる。各圧縮機13・14は、回転数可変のインバータ圧縮機と同一出力の定速圧縮機のどちらであってもよい。また本発明において、各冷凍サイクル11・12は凝縮器と蒸発器を個別に備えるものであってもよい。
【0017】
低温ショーケースのユーザーは、ケース本体1の表面に設けられた不図示の操作パネルを操作して、庫内3の設定温度D0を冷凍温度帯(-25~-15℃)および冷蔵温度帯(0~16℃)の範囲内で設定することができる。低温ショーケースは、設定温度D0が冷凍温度帯に属する場合は冷凍運転を実行し、設定温度D0が冷蔵温度帯に属する場合は冷蔵運転を実行する。
【0018】
冷凍運転時は、メイン冷凍サイクル11のメイン圧縮機13を常時駆動させ、サブ冷凍サイクル12のサブ圧縮機14のオンオフ制御によって、庫内温度Dを設定温度D0の近傍、具体的には、設定温度D0を中心とする(D0±α)℃の目標温度帯の範囲内に維持する。図1(a)のタイミングチャートに示すように、時点t1以前のメイン圧縮機13のみが駆動している状態では、蒸発器9の冷却能力を庫内3の熱負荷が上回り、庫内温度Dは徐々に上昇する。庫内温度Dが目標温度帯の上閾値であるサブON温度(D2on)まで上昇すると(時点t1)、サブ圧縮機14が駆動を開始する。この時点t1以後は、蒸発器9の冷却能力が庫内3の熱負荷を上回り、庫内温度Dは徐々に低下する。庫内温度Dが目標温度帯の下閾値であるサブOFF温度(D2off)まで低下すると(時点t2)、サブ圧縮機14が停止する。この制御の繰り返しによって、庫内温度Dが目標温度帯の範囲内に維持される。なお庫内ファン10は、メイン圧縮機13と共に常時駆動される。
【0019】
冷蔵運転時は、庫内3の熱負荷が特に高い場合を除き、メイン冷凍サイクル11のメイン圧縮機13のオンオフ制御によって、庫内温度Dを目標温度帯(D0±α℃)の範囲内に維持する。図1(b)のタイミングチャートに示すように、時点t11以前の両圧縮機13・14が停止している状態では、庫内温度Dは徐々に上昇する。庫内温度Dが目標温度帯の上閾値であるメインON温度(D1on)まで上昇すると(時点t11)、メイン圧縮機13が駆動を開始する。メイン圧縮機13が駆動して、蒸発器9の冷却能力が庫内3の熱負荷を上回れば、庫内温度Dは徐々に低下する。庫内温度Dが目標温度帯の下閾値であるメインOFF温度(D1off)まで低下すると(時点t12)、メイン圧縮機13が停止する。通常はこの制御の繰り返しによって、庫内温度Dが目標温度帯の範囲内に維持される。なお庫内ファン10は、後述する延長時間TEを除いて常時駆動される。
【0020】
庫内温度DがメインON温度(D1on)まで上昇してメイン圧縮機13が駆動を開始しても、庫内3の熱負荷が蒸発器9の冷却能力を上回って、庫内温度Dがなおも上昇し続けることがある(時点t13~t14)。庫内温度DがメインON温度(D1on)を超えて、それよりもαだけ高いサブON温度(D2on)まで上昇すると(時点t14)、高負荷条件を満たしたものとしてサブ圧縮機14が駆動を開始する。これにより、蒸発器9の冷却能力を最大限まで高めて、庫内温度Dを低下に向かわせることができる。
【0021】
通常、冷蔵運転時の両圧縮機13・14が駆動するときの庫内温度Dの低下速度は、冷凍運転時のそれよりも大きくなる。つまり、サブON温度(D2on)とサブOFF温度(D2off)の差が冷蔵運転時と冷凍運転時で同一であれば、冷蔵運転時は冷凍運転時よりも短い時間で庫内温度DがサブON温度(D2on)からサブOFF温度(D2off)に到達する。本実施形態では、冷蔵運転時のサブOFF温度(D2off)を設定温度D0に一致させて、サブON温度(D2on)とサブOFF温度(D2off)の差を2αとして、この差が冷蔵運転時と冷凍運転時で同一となるようにした。
【0022】
このように冷蔵運転時は、サブ圧縮機14が駆動を開始してから比較的短時間で、庫内温度DがサブOFF温度(D2off)まで低下し(時点t15)、この時点でサブ圧縮機14の駆動時間(t15-t14)が所定の下限値を下回ることがある。この下限値は、サブ冷凍サイクル12を循環する冷媒に含まれる潤滑油がサブ圧縮機14に戻るのに必要な最低限の駆動時間に一致する。潤滑油がサブ圧縮機14に戻る前にこれを停止させることは、サブ圧縮機14の損傷を招くおそれがある。
【0023】
そこで本実施形態では、サブ冷凍サイクル12に係る延長時間TE(例えば3分間)を設定し、庫内温度DがサブOFF温度(D2off)まで低下してからも、この延長時間TEにわたってサブ圧縮機14の駆動を継続するようにした(時点t15~t16)。これにより、潤滑油がサブ圧縮機14に戻るのに必要な駆動時間を確保して、サブ圧縮機14の損傷を防止することができる。延長時間TEの経過後はサブ圧縮機14を停止させる(時点t16)。
【0024】
ただし、庫内温度DがサブOFF温度(D2off)まで低下してからもサブ圧縮機14を駆動させることは、庫内3の冷え過ぎを招くおそれがある。そこで本実施形態では、延長時間TEの間は庫内ファン10を停止するようにした(時点t15~t16)。これにより、蒸発器9で冷やされた冷気が庫内3を循環することによる庫内3の冷え過ぎを防止または抑制することができる。延長時間TEの経過後は庫内ファン10を再び駆動させる(時点t16)。なお、庫内ファン10を停止させるのに代えて、これを延長時間TEの前後より低速で駆動させてもよく、これによれば、蒸発器9で冷やされた冷気を庫内3で緩やかに循環させて、庫内3の冷え過ぎを抑制しながら温度ムラを軽減することができる。
【0025】
なお延長時間TEは、冷蔵運転時に限って設定され、冷凍運転時には設定されない。冷凍運転時は、両圧縮機13・14が駆動して庫内温度DがサブOFF温度(D2off)まで低下したとき、直ちにサブ圧縮機14を停止させる(時点t2)。冷蔵運転時に比べて庫内温度Dを低下させ難い冷凍運転時は、2つの冷凍サイクル11・12を用いても庫内温度DがサブOFF温度(D2off)まで下がるのには比較的時間がかかる。換言すれば、各冷凍サイクル11・12の駆動時間が比較的長くなり、冷媒に含まれる潤滑油が各圧縮機13・14まで戻らないという事態は基本的に生じ得ないことから、サブOFF温度(D2off)に到達後は直ちにサブ冷凍サイクル12を停止させることにより、庫内3の冷え過ぎを防ぐとともに消費電力を削減することができる。
【0026】
上記実施形態では、冷蔵運転時のサブOFF温度(D2off)を設定温度D0に一致させたが、このサブOFF温度(D2off)はメインON温度(D1on)とメインOFF温度(D1off)の間で任意に設定することができる。同様に、冷蔵運転時のサブON温度(D2on)も、メインON温度(D1on)を上回る範囲で任意に設定することができる。また上記実施形態では、冷蔵運転時に庫内温度DがサブON温度(D2on)まで上昇したときに、高負荷条件を満たしたものとしてサブ冷凍サイクル12が駆動を開始するようにしたが、この高負荷条件はこれに限られない。例えば、メイン冷凍サイクル11が駆動を開始してから所定時間が経過しても、庫内温度DがメインOFF温度(D1off)に到達しないことを高負荷条件とし、これを満たした場合にサブ冷凍サイクル12の駆動を開始させてもよい。冷凍運転時にメイン冷凍サイクル11のメイン圧縮機13を常時駆動させるのに代えて、これをサブ冷凍サイクル12のサブ圧縮機14と同時にオンオフ制御してもよい。
【符号の説明】
【0027】
3 庫内
9 蒸発器
10 庫内ファン
11 メイン冷凍サイクル
12 サブ冷凍サイクル
13 メイン圧縮機
14 サブ圧縮機
15 凝縮器
図1
図2
図3