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  • 特許-服装生地加工用平坦化装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-02
(45)【発行日】2024-02-13
(54)【発明の名称】服装生地加工用平坦化装置
(51)【国際特許分類】
   D06C 15/10 20060101AFI20240205BHJP
   D06B 1/02 20060101ALI20240205BHJP
   D06C 29/00 20060101ALI20240205BHJP
【FI】
D06C15/10
D06B1/02
D06C29/00 Z
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2023543317
(86)(22)【出願日】2021-03-27
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2024-01-11
(86)【国際出願番号】 CN2021083458
(87)【国際公開番号】W WO2022204836
(87)【国際公開日】2022-10-06
【審査請求日】2023-07-18
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】523272155
【氏名又は名称】蘇州名科紡織科技有限公司
【氏名又は名称原語表記】SUZHOU MINGKE TEXTILE TECHNOLOGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】Room 213, Building 6, China Shengze Textile Technology Pioneer Park, 1188 West Second Ring Road, Shengze Town, Wujiang District Suzhou, Jiangsu 215228, China
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】肖 海波
【審査官】印出 亮太
(56)【参考文献】
【文献】中国特許出願公開第110258067(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第105662313(CN,A)
【文献】中国実用新案第212451971(CN,U)
【文献】中国実用新案第219490435(CN,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
D06C 13/00 - 15/00
D06C 29/00
D06B 1/00
D06F 61/00 - 85/00
D06M 10/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
服装生地加工用平坦化装置であって、作業台(1)、防塵カバー(4)、伸縮ロッド(5)、支持ロッド(9)、回転軸(10)、加熱板(12)、毛取り装置(13)、第1制限板(14)、スライダ(15)、第2制限板(16)、回転板(17)、制限ブロック(18)、固定ロッド(19)、第1摺動軸(22)、第1固定板(23)、第2固定板(26)、第1ばね(27)及びトーションバネを含み、
作業台(1)に複数組の支持柱(2)及び2組の回転ローラ(3)が設けられ、
防塵カバー(4)は、作業台(1)の複数組の支持柱(2)から離れた端面に取り付けられ、防塵カバー(4)には、服装生地を平坦化するための前処理機構が設けられ、伸縮ロッド(5)は、防塵カバー(4)の内壁に接続され、伸縮ロッド(5)の伸縮端は、作業台(1)に向かい且つ加熱板(12)に接続され、支持ロッド(9)は、作業台(1)の内壁に接続され、
回転軸(10)は、支持ロッド(9)に回転接続され、回転軸(10)内に第1取り付けチャンバー(1001)が設けられ、第1摺動軸(22)は、第1取り付けチャンバー(1001)内に位置し、第1摺動軸(22)の一端は、回転軸(10)を貫通し、第1摺動軸(22)の他端は、固定ロッド(19)に接続され、固定ロッド(19)の第1摺動軸(22)から離れた端面は、制限ブロック(18)に接続され、回転軸(10)には、制限ブロック(18)をリセットさせるための退避機構が設けられ、
第1固定板(23)及び第2固定板(26)は、いずれも回転軸(10)に外嵌され、第1固定板(23)は、第2固定板(26)と固定ロッド(19)との間に位置し、第1固定板(23)に傾斜面が設けられ、第1ばね(27)は、第1摺動軸(22)に外嵌され、第1ばね(27)の両端は、それぞれ第1取り付けチャンバー(1001)の内壁及び第2固定板(26)に接続され、
回転板(17)及びトーションバネは、いずれも2組設けられ、2組の回転板(17)は、それぞれ2組のトーションバネを介して第1取り付けチャンバー(1001)内に回転して設置され、2組の回転板(17)の互いに近い端は、いずれも制限ブロック(18)を押圧し、
第1制限板(14)、スライダ(15)及び第2制限板(16)は、いずれも2組設けられ、2組のスライダ(15)は、いずれも回転軸(10)に摺動して設置され、2組のスライダ(15)の互いに近い端面は、それぞれ2組の第2制限板(16)に接続され、2組のスライダ(15)の互いに離れた端面は、それぞれ2組の第1制限板(14)に接続され、2組の第1制限板(14)は、いずれも毛取り装置(13)の内壁を押圧し、2組の第2制限板(16)の互いに近い端面は、いずれも第1固定板(23)の外周面を押圧する、ことを特徴とする服装生地加工用平坦化装置。
【請求項2】
退避機構は、環状板(20)、摺動ロッド(21)、第2ばね(24)、接続板(25)及び第2摺動軸(28)を含み、
第1摺動軸(22)内に第2取り付けチャンバー(2201)が設けられ、第2取り付けチャンバー(2201)は、第1摺動軸(22)に2組のシュートが設けられ、摺動ロッド(21)は、2組設けられ、2組の摺動ロッド(21)は、それぞれ2組のシュートの内壁に摺動して接続され、接続板(25)は、第2取り付けチャンバー(2201)内に取り付けられ、接続板(25)は、2組の摺動ロッド(21)に接続され、第2ばね(24)の両端は、それぞれ接続板(25)及び第2取り付けチャンバー(2201)の内壁に接続され、環状板(20)は、固定ロッド(19)に外嵌され、環状板(20)は、2組の摺動ロッド(21)に接続され、第2摺動軸(28)は、第1摺動軸(22)を貫通し且つ接続板(25)の環状板(20)から離れた端面に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用平坦化装置。
【請求項3】
第2摺動軸(28)の接続板(25)から離れた端にゴムスリーブが設けられる、ことを特徴とする請求項2に記載の服装生地加工用平坦化装置。
【請求項4】
前処理機構は、水タンク(6)、リンク(7)及び取り付け板(8)を含み、リンク(7)は、伸縮ロッド(5)と支持ロッド(9)との間に位置し、リンク(7)は、防塵カバー(4)の内壁に接続され、取り付け板(8)は、リンク(7)の防塵カバー(4)から離れた端に接続され、取り付け板(8)内に貯水チャンバー(801)が設けられ、取り付け板(8)の作業台(1)に向かう端面に複数組の噴霧ノズル(11)が均一に設けられ、水タンク(6)は、防塵カバー(4)に取り付けられ、水タンク(6)の排水端は、貯水チャンバー(801)と連通する、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用平坦化装置。
【請求項5】
リンク(7)と取り付け板(8)とは、一体成形構造である、ことを特徴とする請求項4に記載の服装生地加工用平坦化装置。
【請求項6】
複数組の支持柱(2)と作業台(1)とは、一体成形構造である、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用平坦化装置。
【請求項7】
防塵カバー(4)に透明観察窓が設けられる、ことを特徴とする請求項1に記載の服装生地加工用平坦化装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、紡織技術分野に関し、特に服装生地加工用平坦化装置に関する。
【背景技術】
【0002】
服装は、生地で作られ、生地は、服装を作るための材料であり、服装の3要素の1つとして、生地は、服装のスタイルと特性を示すだけではなく、服装の色、形の効果を直接的に左右して、自体の高貴さで完璧さを示し、手触りが柔らかい。
【0003】
従来の装置は、毛取り装置の迅速な交換に不便であり、服装生地のクリーン効率を低減させるとともに、平坦化効果が悪く、服装生地の加工効果に影響を与える。
【発明の概要】
【0004】
(一)発明目的
背景技術に存在する技術課題を解決するために、本発明は、服装生地加工用平坦化装置を提案し、本発明は、構成が簡単で使いやすく、服装生地に容易にクリーン及び平坦化を行うことができ、装置の実用性を向上させる。
【0005】
(二)解決手段
本発明は、服装生地加工用平坦化装置を提供し、この服装生地加工用平坦化装置は、作業台、防塵カバー、伸縮ロッド、支持ロッド、回転軸、加熱板、毛取り装置、第1制限板、スライダ、第2制限板、回転板、制限ブロック、固定ロッド、第1摺動軸、第1固定板、第2固定板、第1ばね及びトーションバネを含み、
作業台に複数組の支持柱及び2組の回転ローラが設けられ、
防塵カバーは、作業台の複数組の支持柱から離れた端面に取り付けられ、防塵カバーには、服装生地を平坦化するための前処理機構が設けられ、伸縮ロッドは、防塵カバーの内壁に接続され、伸縮ロッドの伸縮端は、作業台に向かい且つ加熱板に接続され、支持ロッドは、作業台の内壁に接続され、
回転軸は、支持ロッドに回転接続され、回転軸内に第1取り付けチャンバーが設けられ、第1摺動軸は、第1取り付けチャンバー内に位置し、第1摺動軸の一端は、回転軸を貫通し、第1摺動軸の他端は、固定ロッドに接続され、固定ロッドの第1摺動軸から離れた端面は、制限ブロックに接続され、回転軸には、制限ブロックをリセットさせるための退避機構が設けられ、
第1固定板及び第2固定板は、いずれも回転軸に外嵌され、第1固定板は、第2固定板と固定ロッドとの間に位置し、第1固定板に傾斜面が設けられ、第1ばねは、第1摺動軸に外嵌され、第1ばねの両端は、それぞれ第1取り付けチャンバーの内壁及び第2固定板に接続され、
回転板及びトーションバネは、いずれも2組設けられ、2組の回転板は、それぞれ2組のトーションバネを介して第1取り付けチャンバー内に回転して設置され、2組の回転板の互いに近い端は、いずれも制限ブロックを押圧し、
第1制限板、スライダ及び第2制限板は、いずれも2組設けられ、2組のスライダは、いずれも回転軸に摺動して設置され、2組のスライダの互いに近い端面は、それぞれ2組の第2制限板に接続され、2組のスライダの互いに離れた端面は、それぞれ2組の第1制限板に接続され、2組の第1制限板は、いずれも毛取り装置の内壁を押圧し、2組の第2制限板の互いに近い端面は、いずれも第1固定板の外周面を押圧する。
【0006】
好適には、退避機構は、環状板、摺動ロッド、第2ばね、接続板及び第2摺動軸を含み、
第1摺動軸内に第2取り付けチャンバーが設けられ、第2取り付けチャンバーは、第1摺動軸に2組のシュートが設けられ、摺動ロッドは、2組設けられ、2組の摺動ロッドは、それぞれ2組のシュートの内壁に摺動して接続され、接続板は、第2取り付けチャンバー内に取り付けられ、接続板は、2組の摺動ロッドに接続され、第2ばねの両端は、それぞれ接続板及び第2取り付けチャンバーの内壁に接続され、環状板は、固定ロッドに外嵌され、環状板は、2組の摺動ロッドに接続され、第2摺動軸は、第1摺動軸を貫通し且つ接続板の環状板から離れた端面に接続される。
【0007】
好適には、第2摺動軸の接続板から離れた端にゴムスリーブが設けられる。
【0008】
好適には、前処理機構は、水タンク、リンク及び取り付け板を含み、リンクは、伸縮ロッドと支持ロッドとの間に位置し、リンクは、防塵カバーの内壁に接続され、取り付け板は、リンクの防塵カバーから離れた端に接続され、取り付け板内に貯水チャンバーが設けられ、取り付け板の作業台に向かう端面に複数組の噴霧ノズルが均一に設けられ、水タンクは、防塵カバーに取り付けられ、水タンクの排水端は、貯水チャンバーと連通する。
【0009】
好適には、リンクと取り付け板とは、一体成形構造である。
【0010】
好適には、複数組の支持柱と作業台とは、一体成形構造である。
【0011】
好適には、防塵カバーに透明観察窓が設けられる。
【0012】
本発明の上記技術的解決手段は、従来技術に比べて以下の有益な技術的効果を有する。
【0013】
本発明では、使用時、第1摺動軸をプッシュすることによって、第1摺動軸は、第1ばねを引っ張り、制限ブロックは、回転するように2組の回転板をプッシュし、同時に第1固定板の傾斜面は、2組の第2制限板に摺動して接続され、互いに離れるように2組の第1制限板と2組のスライダをプッシュし、第1固定板の外周面が2組の第2制限板の互いに近い端面を押圧し且つ2組の第1制限板が毛取り装置を押圧するまで第1摺動軸をプッシュし続け、第1摺動軸を解放し、制限ブロックは、第1ばねの張力作用で2組の回転板を押圧し、それにより第1摺動軸と第1固定板の固定を実現し、毛取り装置と回転軸を固定させ、毛取り装置を取り付けやすくするとともに、前処理機構により服装生地を加熱した後に加熱板により平坦化し、服装生地の平坦化効果を向上させ、本発明は、構成が簡単で使いやすく、服装生地に容易にクリーン及び平坦化を行い、装置の実用性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明による服装生地加工用平坦化装置の構造模式図である。
図2】本発明による服装生地加工用平坦化装置における回転軸の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の目的、技術的解決手段及び利点をより明確及び明瞭にするために、以下、具体的な実施形態を挙げて図面を参照しながら、本発明を更に詳しく説明する。理解すべきなのは、これらの説明は、例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を制限するものではない。なお、以下の説明では、本発明の概念が不必要に混淆されないように、公知構造及び技術についての説明を省略している。
【0016】
図1図2に示すように、本発明による服装生地加工用平坦化装置は、作業台1、防塵カバー4、伸縮ロッド5、支持ロッド9、回転軸10、加熱板12、毛取り装置13、第1制限板14、スライダ15、第2制限板16、回転板17、制限ブロック18、固定ロッド19、第1摺動軸22、第1固定板23、第2固定板26、第1ばね27及びトーションバネを含み、
作業台1に複数組の支持柱2及び2組の回転ローラ3が設けられ、
防塵カバー4は、作業台1の複数組の支持柱2から離れた端面に取り付けられ、防塵カバー4には、服装生地を平坦化するための前処理機構が設けられ、伸縮ロッド5は、防塵カバー4の内壁に接続され、伸縮ロッド5の伸縮端は、作業台1に向かい且つ加熱板12に接続され、支持ロッド9は、作業台1の内壁に接続され、
回転軸10は、支持ロッド9に回転接続され、回転軸10内に第1取り付けチャンバー1001が設けられ、第1摺動軸22は、第1取り付けチャンバー1001内に位置し、第1摺動軸22の一端は、回転軸10を貫通し、第1摺動軸22の他端は、固定ロッド19に接続され、固定ロッド19の第1摺動軸22から離れた端面は、制限ブロック18に接続され、回転軸10には、制限ブロック18をリセットさせるための退避機構が設けられ、
第1固定板23及び第2固定板26は、いずれも回転軸10に外嵌され、第1固定板23は、第2固定板26と固定ロッド19との間に位置し、第1固定板23に傾斜面が設けられ、第1ばね27は、第1摺動軸22に外嵌され、第1ばね27の両端は、それぞれ第1取り付けチャンバー1001の内壁及び第2固定板26に接続され、
回転板17及びトーションバネは、いずれも2組設けられ、2組の回転板17は、それぞれ2組のトーションバネを介して第1取り付けチャンバー1001内に回転して設置され、2組の回転板17の互いに近い端は、いずれも制限ブロック18を押圧し、
第1制限板14、スライダ15及び第2制限板16は、いずれも2組設けられ、2組のスライダ15は、いずれも回転軸10に摺動して設置され、2組のスライダ15の互いに近い端面は、それぞれ2組の第2制限板16に接続され、2組のスライダ15の互いに離れた端面は、それぞれ2組の第1制限板14に接続され、2組の第1制限板14は、いずれも毛取り装置13の内壁を押圧し、2組の第2制限板16の互いに近い端面は、いずれも第1固定板23の外周面を押圧する。
【0017】
本発明では、使用時、第1摺動軸22をプッシュすることにより、第1摺動軸22は、第1ばね27を引っ張り、制限ブロック18は、回転するように2組の回転板17をプッシュし、同時に第1固定板23の傾斜面は、2組の第2制限板16に摺動して接続され、互いに離れるように2組の第1制限板14及び2組のスライダ15をプッシュし、第1固定板23の外周面が2組の第2制限板16の互いに近い端面を押圧し且つ2組の第1制限板14が毛取り装置13を押圧するまで第1摺動軸22をプッシュし続け、第1摺動軸22を解放し、制限ブロック18は、第1ばね27の張力作用で2組の回転板17を押圧し、それにより第1摺動軸22と第1固定板23の固定を実現し、毛取り装置13と回転軸10を固定させ、毛取り装置13を取り付けやすくするとともに、前処理機構により服装生地を加熱した後に加熱板12により平坦化し、服装生地の平坦化効果を向上させ、本発明は、構成が簡単で使いやすく、服装生地に容易にクリーン及び平坦化を行い、装置の実用性を向上させる。
【0018】
1つの選択可能な実施例では、退避機構は、環状板20、摺動ロッド21、第2ばね24、接続板25及び第2摺動軸28を含み、
第1摺動軸22内に第2取り付けチャンバー2201が設けられ、第2取り付けチャンバー2201は、第1摺動軸22に2組のシュートが設けられ、摺動ロッド21は、2組設けられ、2組の摺動ロッド21は、それぞれ2組のシュートの内壁に摺動して接続され、接続板25は、第2取り付けチャンバー2201内に取り付けられ、接続板25は、2組の摺動ロッド21に接続され、第2ばね24の両端は、それぞれ接続板25及び第2取り付けチャンバー2201の内壁に接続され、環状板20は、固定ロッド19に外嵌され、環状板20は、2組の摺動ロッド21に接続され、第2摺動軸28は、第1摺動軸22を貫通し且つ接続板25の環状板20から離れた端面に接続される。
【0019】
説明すべきこととして、第2摺動軸28を押し、第2摺動軸28は、第2ばね24を圧縮するように接続板25を動かし、同時に2組の摺動ロッド21は、それぞれ2組のシュートの内壁に摺動して接続され、2組の回転板17を回転させるように環状板20を動かし、2組の回転板17は、回転することにより、制限ブロック18を移動させ、第1摺動軸22を回転軸10に摺動して接続し且つ第1ばね27を引っ張り、2組の回転板17が制限ブロック18と分離するまで行い、第1ばね27は、第2固定板26、固定ロッド19、第1摺動軸22及び制限ブロック18を引っ張ってリセットさせ、第1固定板23を2組の第2制限板16と分離させ、2組のスライダ15は、回転軸10に摺動可能に接続され、毛取り装置13を交換しやすい。
【0020】
1つの選択可能な実施例では、第2摺動軸28の接続板25から離れた端にゴムスリーブが設けられ、ゴムスリーブを設置することにより、ユーザーの手が第2摺動軸28と直接接触することを回避し、ユーザーを保護する。
【0021】
1つの選択可能な実施例では、前処理機構は、水タンク6、リンク7及び取り付け板8を含み、リンク7は、伸縮ロッド5と支持ロッド9との間に位置し、リンク7は、防塵カバー4の内壁に接続され、取り付け板8は、リンク7の防塵カバー4から離れた端に接続され、取り付け板8内に貯水チャンバー801が設けられ、取り付け板8の作業台1に向かう端面に複数組の噴霧ノズル11が均一に設けられ、水タンク6は、防塵カバー4に取り付けられ、水タンク6の排水端は、貯水チャンバー801と連通する。
【0022】
説明すべきこととして、水タンク6から貯水チャンバー801内に注入された水を服装生地に複数組の噴霧ノズル11によりスプレーすることにより、服装生地を湿らし、服装生地を加熱板12を通過させ、加熱板12は、湿った服装生地に加熱及び平坦化を行い、平坦化効果が高くなる。
【0023】
1つの選択可能な実施例では、リンク7と取り付け板8とは、一体成形構造であり、一体成形されたリンク7と取り付け板8との接続がより強固であり、リンク7と取り付け板8の耐用年数の延長に有利である。
【0024】
1つの選択可能な実施例では、複数組の支持柱2と作業台1とは、一体成形構造であり、一体成形された複数組の支持柱2と作業台1との接続がより強固であり、複数組の支持柱2と作業台1の耐用年数の延長に有利である。
【0025】
1つの選択可能な実施例では、防塵カバー4に透明観察窓が設けられ、透明観察窓を設置することにより、防塵カバー4内の各アセンブリの運転状況を観察し、各アセンブリをタイムリーにメンテナンスしやすい。
【0026】
理解されたいのは、本発明の上記具体的な実施形態は、あくまでも本発明の原理を例示的に説明又は解釈するためのものに過ぎず、本発明に対する制限を構成しない。したがって、本発明の精神及び範囲から逸脱ことなく行われた任意の修正、同等的置換、改良等は、全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。なお、本発明の添付の特許請求の範囲は、添付の特許請求の範囲及び境界、又はこれらの範囲及び境界の同等の形態内の全ての変更及び修正例をカバーすることを意図している。
【符号の説明】
【0027】
1 作業台
2 支持柱
3 回転ローラ
4 防塵カバー
5 伸縮ロッド
6 水タンク
7 リンク
8 取り付け板
801 貯水チャンバー
9 支持ロッド
10 回転軸
1001 第1取り付けチャンバー
11 噴霧ノズル
12 加熱板
13 毛取り装置
14 第1制限板
15 スライダ
16 第2制限板
17 回転板
18 制限ブロック
19 固定ロッド
20 環状板
21 摺動ロッド
22 第1摺動軸
2201 第2取り付けチャンバー
23 第1固定板
24 第2ばね
25 接続板
26 第2固定板
27 第1ばね
28 第2摺動軸
図1
図2