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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-05
(45)【発行日】2024-02-14
(54)【発明の名称】屋外用折り畳みテーブル
(51)【国際特許分類】
   A47B 37/04 20060101AFI20240206BHJP
   A47B 3/06 20060101ALI20240206BHJP
   A47B 9/00 20060101ALI20240206BHJP
【FI】
A47B37/04
A47B3/06 D
A47B9/00 Z
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2022555894
(86)(22)【出願日】2020-09-07
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2023-05-16
(86)【国際出願番号】 KR2020012053
(87)【国際公開番号】W WO2021225227
(87)【国際公開日】2021-11-11
【審査請求日】2022-09-15
(31)【優先権主張番号】10-2020-0053367
(32)【優先日】2020-05-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】521480075
【氏名又は名称】カラシン カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100121603
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 元昭
(74)【代理人】
【識別番号】100141656
【弁理士】
【氏名又は名称】大田 英司
(74)【代理人】
【識別番号】100182888
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 弘
(74)【代理人】
【識別番号】100196357
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 吉章
(74)【代理人】
【識別番号】100067747
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 良昭
(72)【発明者】
【氏名】キム ソングォン
【審査官】川村 大輔
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2012/0204770(US,A1)
【文献】韓国登録実用新案第20-0377293(KR,Y1)
【文献】特開2016-129665(JP,A)
【文献】特開平07-298932(JP,A)
【文献】登録実用新案第3071260(JP,U)
【文献】特開平10-262738(JP,A)
【文献】特開2000-135120(JP,A)
【文献】独国実用新案第202010010547(DE,U1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47B 1/00- 41/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
各々が一側及び他側に互いに連結されるように設けられたフレームと、前記フレームの各々に折り畳み可能に結合する脚部とを備える支持ユニットを含む支持部と、
前記支持部に結合されるカバー部とを含み、
前記カバー部の一端は前記支持部の一側に脱着可能に結合され、前記カバー部の他端は前記一端から平面状に延びて前記支持部の他側に脱着可能に結合され
前記カバー部は、一端部は前記カバー部に取り付けられ、他端部はスライド移動可能に一端部に結合され、スライド移動によって前記フレームと結合または分離するように設けられる締結部を含み、
前記締結部は、
前記カバー部の下部に結合され、下部に前記フレームの先端の一部分を挿入するための溝が形成される固定ユニット、及び前記溝と前記フレームを取り囲んで前記固定ユニットと結合するスライダーを含むことを特徴とする
屋外用折り畳みテーブル。
【請求項2】
前記各支持ユニットは、
互いに前後方に離隔した前記各フレームに結合される第1支持棒と、
パンタグラフ(Pantograph)状に形成されて前記第1支持棒を繋げるように設けられたリンクと、をさらに含む
請求項1に記載の屋外用折り畳みテーブル。
【請求項3】
前記第1支持棒は、
上下方向に長さ調節が可能に設けられることを特徴とする
請求項に記載の屋外用折り畳みテーブル
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テーブルに係り、より詳細には組立性が改善された屋外用折り畳みテーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
本明細書に別に表示しない限り、この項目に説明される内容は、この出願の請求項に対する従来技術ではなく、この項目に記載されているという理由で従来技術として認められるものではない。
【0003】
近年、キャンプや料理に関心を持つ人口が増加し、車両の限られた積載空間に多様な種類のキャンプ用品を積載するために携帯性が向上したキャンプ用品の開発が進んでいる。
【0004】
ところが、従来のテーブルを含むキャンプ用品は、携帯性向上のために分解した状態でのボリュームは減るという利点はあるが、組み立てる過程においての利便性が低いという欠点がある。
【0005】
これに関連して、特許文献1で、キャンプ用組み立て式多用途テーブルを開示しており、特許文献2で、組み立て式テーブルを開示している。
【0006】
しかし、従来発明は組立性が改善されたテーブルの技術は開示していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】韓国公開特許公報第10-2017-0083013号
【文献】韓国公開特許公報第10-2014-0005062号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、携帯が容易で、同じ形態の部品を使用することによって製作及び組立性が改善される屋外用折り畳みテーブルを提供することを目的とする。
【0009】
また、上述したような技術的課題に限定されず、以下の説明からまた別の技術的課題が導出され得ることは自明である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
開示される内容の一実施形態によれば、屋外用折り畳みテーブルは、各々が一側及び他側に互いに連結されるように設けられたフレームと、前記フレームの各々に折り畳み可能に結合する脚部とを備える支持ユニットを含む支持部と、前記支持部に結合されるカバー部とを含み、前記カバー部の一端は前記支持部の一側に脱着可能に結合され、前記カバー部の他端は前記一端から平面状に延びて前記支持部の他側に脱着可能に結合され前記カバー部は、一端部は前記カバー部に取り付けられ、他端部はスライド移動可能に一端部に結合され、スライド移動によって前記フレームと結合または分離するように設けられる締結部を含み、前記締結部は、前記カバー部の下部に結合され、下部に前記フレームの先端の一部分を挿入するための溝が形成される固定ユニット、及び前記溝と前記フレームを取り囲んで前記固定ユニットと結合するスライダーを含む。
【0011】
また、前記各支持ユニットは、互いに前後方に離隔した前記各フレームに結合される第1支持棒、及びパンタグラフ(Pantograph)状に形成されて第1支持棒を繋げるように設けられたリンクをさらに含む。
【0012】
また、前記第1支持棒は、上下方向に長さ調節が可能に設けられる
【発明の効果】
【0013】
本明細書に開示される一実施形態によれば、屋外用折り畳みテーブルは、複数の板を折り畳んで収納するカバー部に取り付けられたスロット状の締結部を介してカバー部及び支持部の簡便な締結が可能となり、組立性が改善されるという利点がある。
【0014】
また、屋外用折り畳みテーブルは、スロット状の締結部を介して支持部と結合するので、カバー部の一端を支持部の一端に結合させ、カバー部の他端を引っ張りながら支持部に嵌合させることで発生する締結部の摩耗が防止できるという利点がある。
【0015】
これら記載の本発明の効果は、発明者が認めるか否かに関係なく、記載内容の構成により当然発揮されるものであって、上述した効果は記載内容によるいくつかの効果に過ぎず、発明者が把握または実在する全ての効果を記載したものと認められてはならない。
【0016】
また、本発明の効果は明細書の全体的な記載によってさらに把握されるべきものであり、仮に明示的な文章で記載されていないとしても記載内容が属する技術分野において通常の知識を有する者が本明細書を通じてそれら効果を有するものと認められる効果であれば、本明細書に記載の効果とみなされなければならない。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本明細書に開示される内容による屋外用折り畳みテーブルの斜視図である。
図2図1の屋外用折り畳みテーブルの分解斜視図である。
図3図1の締結部を示す分解斜視図である。
図4図1の締結部を示す断面構造図である。
図5図1の支持ユニットの駆動を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、添付の図面に基づいて、好適な実施形態による屋外用折り畳みテーブルの構成、動作及び作用効果について説明する。
参考として、以下の図面において、各構成要素は、便宜及び明確性のために省略または概略的に示されており、各構成要素のサイズは実際のサイズを反映するものではない。
また、明細書全般に亘って同じ符号は同じ構成要素を指し、個々の図面において同じ構成に対する図面符号は省略する。
【0019】
図1は、本明細書に開示される内容による屋外用折り畳みテーブルの斜視図を示す。図2は、図1の屋外用折り畳みテーブルの分解斜視図を示す。
【0020】
図1及び図2に示すように、屋外用折り畳みテーブル100は、支持部200及びカバー部600を含み、支持部200は、支持ユニット300、400を含む。
【0021】
屋外用折り畳みテーブル100は、複数の板を折り畳んで収納するカバー部600に取り付けられるスロット状の締結部を介して、カバー部600及び支持部200の簡便な締結が可能で、組立性が改善されるという利点がある。
【0022】
また、屋外用折り畳みテーブル100は、スロット状の締結部を介して支持部200と結合するため、カバー部600の一端を支持部200の一端に結合させ、カバー部600の他端を引っ張りながら、支持部200に嵌合させることにより発生する締結部の摩耗を防止できるという利点がある。
【0023】
支持部200は、各支持ユニット300、400が含む第1フレーム310、315及び第2フレーム410、415を介して互いに連結されており、第1フレーム310、315及び第2フレーム410、415の各々には折り畳み可能な脚部が設けられる。
【0024】
支持ユニット300は、前方に該当する第1方向1及び後方に該当する第2方向2の各々に互いに平行になるように離隔配設された第1フレーム310、315の各々に折り畳み可能な第1支持棒320、325が各々結合される。
【0025】
互いに連結された第1フレーム310及び第1支持棒320は、前方に離隔配設された第1フレーム315及び第1支持棒325と回動自在なリンクを介してパンタグラフ状に互いに繋げられる。
【0026】
具体的には、支持ユニット300は、第1フレーム310、315、第1支持棒320、325、第1下部支持棒330、レバー335、第1リンク340、第2リンク350、ブラケット380、382、384、及びストッパー385を含む。
【0027】
支持ユニット400は、第2フレーム410、415を除くと、支持ユニット300と実質的に同じで、支持ユニット300の他側に互いに対称となる構造で設けられるので、同じ図面番号を付して重複した説明は省略する。
【0028】
第1フレーム310の一端は、屋外用折り畳みテーブル100の一側で四角管状に形成され、円柱状の突出部312を介してカバー部600の一端に結合され、他端は、一端から四角管状を維持して屋外用折り畳みテーブル100の他側に向かって所定の距離だけ延びる。
【0029】
第1支持棒320の一端は、四角管状にブラケット380、382を介して第1フレーム310の一端に第1方向1または第2方向2に向かって延びる軸を基準に回動自在に結合し、他端は、下方向に所定の距離だけ延びる。
【0030】
各ブラケット380、382の一端は、第1フレーム310の一端の背面及び底面の各々に第1方向1または第2方向2に向かって延びる軸を基準に回動自在に第1フレーム310と結合し、他端は、下方向に折れ曲がって第1支持棒320の一端と結合する。
【0031】
第1下部支持棒330の一端は、第1支持棒320の他端の内部で上下方向にスライド移動可能に結合され、他端は、下方向に所定の距離だけ延び、第1方向1側の前面には、上下に互いに離隔配設された突起が設けられる。
【0032】
レバー335の一端は、第1支持棒320の他端の前面に回動自在に結合され、他端は、第1支持棒320の外側に向かって延び、他端を回動させる方向に応じてレバー335の一端の一部分が第1支持棒320の内部に挿入され、第1支持棒320の内部に設けられた第1下部支持棒330の突起と噛合する。
【0033】
したがって、使用者は、レバー335の他端を下方向に移動させることによってレバー335の一端を前記突起から分離することができ、レバー335の他端を上方向に移動させることによって前記突起と噛合しながら第1下部支持棒330の位置を固定させることができる。
【0034】
図2に示すように、ブラケット384の一端は、第1方向1または第2方向2に延びる板状に形成され、他端は、一側に向かって折れ曲がって第1フレーム310の一端の前面に第1方向1または第2方向2に向かって延びる軸を基準にして第1フレーム310と結合する。
【0035】
第2方向2側の第1リンク340の一端は、一側または他側に向かって延びる軸を基準に回転自在にブラケット384の一端に結合され、他端は、第1方向1及び下方向に傾斜して延びる。
【0036】
図2に示すように、ストッパー385の一端は、板状にブラケット380の一側に該当する第1フレーム310の一端の背面に回動自在に結合され、他端は、ブラケット380の他端に向かって傾斜して下方に延び、ブラケット380の他端の背面に環状に脱着可能に結合される。
【0037】
したがって、ストッパー385の他端が、第1支持棒320の他端が一端を軸に回動して下方向に移動した後、地面に密着した状態でブラケット380と結合すると、第1支持棒320及びブラケット380、382の他端が第1フレーム310の下方向に折り畳まれることを防止できる。
【0038】
第2方向2側の第2リンク350の一端は、第1支持棒320の他端に一側または他側に向かって延びた軸を基準に回動自在に結合され、他端は、第1リンク340の他端の一側で第1リンク340の他端と交差し、第1方向1及び上方向に傾斜して延びる。
【0039】
第1フレーム315は、第1フレーム310の第1方向1側に第1フレーム310の延長方向と平行するように配設され、第1フレーム310と同じ形態で設けられる。
【0040】
第1フレーム315の一端は、屋外用折り畳みテーブル100の一側に四角管状から形成され、円柱状の突出部312を介してカバー部600の一端に設けられている締結部で結合し、他端は、一端から四角管状を維持して屋外用折り畳みテーブル100の他側に向かって所定の距離だけ延びる。
【0041】
第1支持棒325は、第1支持棒320の第1方向1側で第1支持棒320の延長方向と平行するように配設され、第1支持棒320と同じ形態で設けられる。
【0042】
第1支持棒325の一端は、ブラケット380、382を介して四角管状に第1フレーム315の一端に第1方向1または第2方向2に向かって延びる軸を基準に回動自在に結合され、他端は下方向に所定の距離だけ延びる。
【0043】
各ブラケット380、382の一端は、第1フレーム315の一端の前面及び背面の各々に第1方向1または第2方向2に向かって延びる軸を基準に回動自在に第1フレーム315と結合され、他端は下方向に折れ曲がって第1支持棒325の一端の前面及び背面の各々と結合される。
【0044】
第1下部支持棒330の一端は、第1支持棒325の他端の内部で上下方向にスライド移動可能に第1支持棒325と結合され、他端は下方向に所定の距離だけ延び、第2方向2側の背面には、上下に互いに離隔配設された突起が設けられる。
【0045】
レバー335の一端は、第1支持棒325の他端の背面に回動自在に結合され、他端は、第1支持棒325の外側に向かって延び、レバー335の他端を回動させる方向に沿ってレバー335の一端の一部分が第1支持棒325の内部に挿入され、第1支持棒325の内部に設けられた第1下部支持棒330の突起と噛合する。
【0046】
したがって、使用者は、レバー335の他端を下方向に移動させることによってレバー335の一端を前記突起から分離することができ、レバー335の他端を上方向に移動させることによって第1支持棒325に結合された第1下部支持棒330の位置を固定させることができる。
【0047】
ブラケット384の一端は、第1方向1または第2方向2に向かって延びる板状から形成され、他端は、一端から第1方向1に延びた後、一側に向かって折れ曲がって第1フレーム315の一端の背面に第1方向1または第2方向2に向かって延びる軸を基準に第1フレーム315と結合する。
【0048】
第1方向1側の第1リンク340の一端は、一側または他側に向かって延びる軸を基準に回動自在に第1フレーム315の背面に結合されたブラケット384の一端に結合され、他端は、第2方向2及び下方向に傾斜して延び、第2方向2側の第1リンク340の他端と両側に延びる軸を基準に回動自在に結合される。
【0049】
図2に示すように、ストッパー385の一端は板状にブラケット380の一側に該当する第1フレーム315の一端の前面に回動自在に結合され、他端は、屋外用折り畳みテーブル100の他側及び下方向に傾斜して延び、ブラケット380の他端の前面に脱着可能に結合される。
【0050】
したがって、ストッパー385の他端が、第1支持棒325の他端が一端を軸に回動して下方向に移動した後、地面に密着した状態でブラケット380と結合すると、第1支持棒325及びブラケット380、382が第1フレーム315の下方向に折り畳まれることを防止できる。
【0051】
第2方向2側の第2リンク350の一端は、第1支持棒325の他端に一側または他側に向かって延びた軸を基準に回動自在に結合され、他端は、第1方向1側の第1リンク340の他端の一側で第1方向1側の第1リンク340の他端と交差し、第1方向1及び上方向に傾斜して延びて両側に延びた軸を基準に第2方向2側の第2リンク350の他端と回動自在に結合される。
【0052】
支持ユニット400は、支持ユニット300の他側に離隔した状態で各第2フレーム410、415が支持ユニット300の各第1フレーム310、315と脱着可能に結合されて、屋外用折り畳みテーブル100の他側を支持する。
【0053】
第2フレーム410の一端は、四角管状に形成され、第1方向1または第2方向2に向かって延びる軸を基準に回動自在にブラケット380、382を介して第1支持棒325と結合され、他端は、一端から第1フレーム310に向かって延びて第1フレーム310と脱着可能に結合される。
【0054】
第2フレーム410の他端の先端の一部分は、一端よりも相対的にサイズの小さい四角管状に形成され、第1フレーム310の他端の内部に挿入されて、外側に突設された突起が第1フレーム310の外側に形成された溝に挿入されて第1フレーム310と結合する。
【0055】
第2フレーム415の一端は、四角管状に形成されて第1方向1または第2方向2に向かって延びる軸を基準に回転自在にブラケット380、382を介して第1支持棒320と結合され、他端は、一端から第1フレーム315に向かって延びて第1フレーム315と脱着可能に結合される。
【0056】
第2フレーム415の他端の先端の一部分は、一端よりも相対的にサイズの小さい四角管状に形成され、第1フレーム315の他端の内部に挿入されて、外側に突設された突起が第1フレーム315の外側に形成された溝に挿入されて第1フレーム315と結合する。
【0057】
一方、支持ユニット300の第1方向1側に配設された第1フレーム315は、支持ユニット400の第2フレーム415と取り換えて第1支持棒325に連結でき、第2フレーム415は、第1フレーム315と取り換えて第1支持棒320に連結することができ、この場合、支持ユニット300及び支持ユニット400の各々は互いに同じ構造であるため、製造コストの節減、及び、互換性の改善という利点がある。
【0058】
カバー部600は、カバーユニット610及び締結部630、640を含む。
【0059】
カバー部600の一端は、互いに第1方向1または第2方向2に離隔された各第1フレーム310、315に脱着可能に結合されて第1フレーム310、315間をカバーする。
【0060】
カバー部600の他端は、一端から屋外用折り畳みテーブル100の他側に向かって平面状に延び、第2フレーム410、415をカバーしながら各第2フレーム410、415と脱着可能に結合される。
【0061】
各カバーユニット610は、第1方向1または第2方向2に向かって延びる板状に形成され、各々が屋外用折り畳みテーブル100の一側から他側まで互いに密着して配設された状態で互いに折り畳み可能に結合される。
【0062】
締結部630は、カバー部600の一端の第1方向1側の下部及びカバー部600の他端の第2方向2側の下部に結合され、第1フレーム315及び第2フレーム410の各々の一端に突出した突出部312の各々と結合する。
【0063】
締結部640は、カバー部600の一端の第2方向2側の下部及びカバー部600の他端の第1方向1側の下部に結合され、第1フレーム310及び第2フレーム415の各々の一端に突出した突出部312の各々と結合する。
【0064】
図3は、図1の締結部を示す分解斜視図を示し、図4図1の締結部を示す断面構造図を示す。
【0065】
図3及び図4に示すように、締結部640は、固定ユニット650及びスライダー660を含み、締結部630は、締結部640の第1方向1側から固定ユニット650の方向が対称となる方向に配設される点を除いては、締結部640と同じなので、同一の図面番号を用いて重複する説明は省略する。
【0066】
固定ユニット650は、ガイド651、第1上部垂直部652、653、及び第2上部垂直部654、655を含む。
【0067】
固定ユニット650の上端部は、第1方向1または第2方向2に向かって延びる板状に形成されてカバーユニット610の底面に結合され、下端部は一側または他側に向かって延びる矩形状の一部が第1方向1または第2方向2に向かって離隔配設された状態で下方向に延びて側壁形態で設けられる。
【0068】
具体的には、ガイド651は、一側または他側に向かって円筒形状に延びた溝を囲むアーチ状の断面構造を有し、前記溝に突出部312が挿入される。
【0069】
各第1上部垂直部652、653は、一側または他側に向かって延びる板状に形成され、ガイド651の第2方向2及び第1方向1側に各々離隔配設されるように設けられる。
【0070】
第2上部垂直部654の一端は、第1上部垂直部652の第2方向2側に所定の距離だけ離隔した位置で固定ユニット650の上端部に連結されて下方向に延び 、他端は、第2方向2に向かって屈曲するように設けられる。
【0071】
第2上部垂直部655の一端は、第1上部垂直部653の第1方向1側に所定の距離だけ離隔した位置で固定ユニット650の上端部に連結されて下方向に延び、他端は、第1方向1に向かって屈曲するように設けられる。
【0072】
ストッパー656は、第1上部垂直部652及び第2上部垂直部654の一側の間を繋ぐ側壁形態で設けられ、第1上部垂直部652及び第2上部垂直部654を接続する。
【0073】
ストッパー657は、第1上部垂直部652及び第2上部垂直部654の他側に隣接する部分を繋ぐ側壁形態で設けられ、第1上部垂直部652及び第2上部垂直部654を接続する。
【0074】
ストッパー658は、第1上部垂直部653及び第2上部垂直部655の一側の間を繋ぐ側壁形態で設けられ、第1上部垂直部653及び第2上部垂直部655を接続する。
【0075】
ストッパー659は、第1上部垂直部653及び第2上部垂直部655の他側に隣接する部分を繋ぐ側壁形態で設けられ、第1上部垂直部653及び第2上部垂直部655を接続する。
【0076】
スライダー660は、垂直部661、662、側部663、664、及びつまみ部667を含む。
【0077】
スライダー660の上端部は、第1方向1または第2方向2に沿って離隔配設された側壁が設けられ、固定ユニット650の下端部の側壁と一側または他側に向かってスライド移動可能に交差結合される。
【0078】
スライダー660の下端部は、前記側壁が互いに繋がったブラケット状に設けられ、下部中央には突出部が設けられてつまみ機能を果たす。
【0079】
垂直部661は、一側または他側に向かって延びる板状に形成されて、第1上部垂直部652及びガイド651の間に挿入され、垂直部662は、一側または他側に向かって延びる板状に形成されて、第1上部垂直部653及びガイド651の間に挿入される。
【0080】
側部663は、垂直部661の第2方向2側で、一端は、スライダー660の下端部に繋がって上方に延び、他端は、第1方向1に向かって折れ曲がって延びて第2上部垂直部654の一端と密着しながら第2上部垂直部654の他端を取り囲む。
【0081】
側部664は、垂直部662の第1方向1側で、一端は、スライダー660の下端部に繋がって上方に延び、他端は、第2方向2に向かって折れ曲がって延びて第2上部垂直部655の一端と密着しながら第2上部垂直部655の他端を取り囲む。
【0082】
突出部665の一端は、垂直部661及び側部663の間に該当するスライダー660の下端部にスティック状で連結され、他端は、一端から上方向に延びてストッパー656,657の間に挿入される。
【0083】
突出部666の一端は、垂直部662及び側部664の間に該当するスライダー660の下端部にスティック状で連結され、他端は、一端から上方向に延びてストッパー658、659の間に挿入される。
【0084】
したがって、スライダー660は、固定ユニット650の下部で一側または他側に向かってスライド移動可能に結合され、突出部665、666によって固定ユニット650から分離することを防止する。
【0085】
屋外用折り畳みテーブル100の一側に設けられた締結部640の場合、スライダー660を一側に向かって所定の距離だけ移動させてガイド651の下部の溝を露出させた後、固定ユニット650を突出部312に向かって移動させて前記溝に突出部312を挿入させながらカバー部600を支持部200に連結する。
【0086】
図5は、図1の支持ユニットの駆動を示す概略図を示す。
【0087】
図5に示すように、支持ユニット300は、各ストッパー385の他端を隣接する位置のブラケット380から分離した後、第1フレーム310、315を互いに向かって移動させることによって携帯が容易な状態に縮小させることができる。
【0088】
具体的には、各ストッパー385の他端は各ブラケット380から分離され、各第1フレーム310、315を互いに向かって移動させると、各第1支持棒320、325の他端は連結された各ブラケット380、382の他端と共に各第1フレーム310、315に向かって移動する。
【0089】
各第1フレーム310、315が互いに向かって移動すると、各第1リンク340の一端は互いに向かって移動し、各第1リンク340の他端は下方向に移動する。
【0090】
各第1フレーム310、315が互いに向かって移動すると、各第2リンク350の一端は互いに向かって移動し、各第2リンク350の他端は下方向に移動する。
【0091】
第1支持棒320、325が互いに向かって移動すると、第1リンク340及び第2リンク350の各々の一端の間の距離が開き、第1リンク340及び第2リンク350の各々の一端が増加しようとする力によって、第1支持棒320または第1支持棒325の他端がブラケット380、382と共に屋外用折り畳みテーブル100の他側に向かって移動する。
【0092】
つまり、第1リンク340及び第2リンク350の各々の一端の間の距離が開き、各ブラケット380、382の他端及び第1支持棒320、325の他端が屋外用折り畳みテーブル100の他側に向かって自動的に移動する。
【0093】
第1支持棒320、325の各々が屋外用折り畳みテーブル100の他側に向かって折り畳まれると、第1支持棒320、325の各々は各第1フレーム310、315の底面に隣接する位置に配置される。
【0094】
以上、添付図面に基づいて本発明の好適な実施形態を説明したが、本明細書に記載された実施形態と図示した構成は、本発明の最も好適な一実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想を全て代弁するものではないため、本出願時点において、これらを代替できる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
それゆえ、上述した実施形態はすべての面で例示的なものであって、限定的なものではないことを理解しなければならず、本発明の範囲は詳細な説明より後述する特許請求範囲によって示され、特許請求範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導出されるすべての変更または変形形態は、本発明の範囲に含まれると解釈されなければならない。
【0095】
本明細書に開示される内容は、屋外用テーブルの製造及び販売の分野に適用可能である。
図1
図2
図3
図4
図5