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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-05
(45)【発行日】2024-02-14
(54)【発明の名称】ガスセンサを連結する連結装置
(51)【国際特許分類】
   G01M 3/00 20060101AFI20240206BHJP
【FI】
G01M3/00 D
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2020567560
(86)(22)【出願日】2019-06-04
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2021-09-27
(86)【国際出願番号】 EP2019064537
(87)【国際公開番号】W WO2019234051
(87)【国際公開日】2019-12-12
【審査請求日】2022-05-12
(31)【優先権主張番号】102018208826.8
(32)【優先日】2018-06-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】DE
(73)【特許権者】
【識別番号】500469855
【氏名又は名称】インフィコン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
【氏名又は名称原語表記】Inficon GmbH
【住所又は居所原語表記】Bonner Strasse 498, D-50968 Koeln, Germany
(74)【代理人】
【識別番号】100087941
【弁理士】
【氏名又は名称】杉本 修司
(74)【代理人】
【識別番号】100112829
【弁理士】
【氏名又は名称】堤 健郎
(74)【代理人】
【識別番号】100142608
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 由佳
(74)【代理人】
【識別番号】100154771
【弁理士】
【氏名又は名称】中田 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100155963
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】100150566
【弁理士】
【氏名又は名称】谷口 洋樹
(74)【代理人】
【識別番号】100213470
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100220489
【弁理士】
【氏名又は名称】笹沼 崇
(72)【発明者】
【氏名】ヴァイス・セバスチャン
【審査官】岩永 寛道
(56)【参考文献】
【文献】特表2011-505553(JP,A)
【文献】特表2004-515783(JP,A)
【文献】特開2003-042882(JP,A)
【文献】特開2008-109834(JP,A)
【文献】独国実用新案第202016103360(DE,U1)
【文献】米国特許出願公開第2006/0102844(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01M 3/00- 3/40
G01N 21/00- 21/01
G01N 21/17- 21/61
G01N 1/00- 1/44
G01L 19/00
G01D 11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガス漏洩検出器(20)にガスセンサ(12)を連結する連結装置であって、
前記ガスセンサ(12)は、両側に2つの先端部を有する細長いセンサハウジング(14)を備え、
前記ガス漏洩検出器(20)は、前記ガスセンサ(12)に連結されるように適合された少なくとも1つの第1のガスコネクタ(22)を備える連結装置において、
前記ガス漏洩検出器(20)に連結されたガイドレール(26)であって、前記ガスセンサ(12)の端部位置において、前記少なくとも1つの第1のガスコネクタ(22)が、前記ガスセンサ(12)の少なくとも1つの相補的な第2のガスコネクタ(24)とガスを導通するように係合するように前記センサハウジング(14)と係合する、ガイドレール(26)と、
互いに平行に延びる2つの弾性バネ脚部(30)を備え、2つの前記バネ脚部(30)のそれぞれが係止突起(32)を備え、前記係止突起(32)は、前記ガスセンサ(12)において前記第2のガスコネクタ(24)の反対側にある前記先端部と係合して、前記ガスセンサを遠位端位置に保持し、近位方向に変位しないようにする、掛爪(28)と、
前記センサハウジング(14)の前記先端部の周囲を把持するように構成された2つの保持アーム(40)を有する拡張要素(38)であって、
前記保持アーム(40)の各々は、前記先端部の後方を把持する引張りエッジ(46)を備え、
前記保持アーム(40)の各々は、傾斜挿入部(42)を備え、前記拡張要素(38)が遠位方向に変位されるとき、バネ脚部(30)の前記係止突起(32)は、前記傾斜挿入部(42)に沿って、バネ力に逆らって前記バネ脚部(30)を把持してピボットし、
各前記保持アーム(40)は傾斜離脱部(44)を備え、前記センサハウジング(14)の前記遠位端位置において、前記引張りエッジ(46)が前記センサハウジング(14)の前記先端部と係合するとき、
前記係止突起(32)は前記傾斜離脱部(44)と係合し、前記ガイドレール(26)に沿って前記近位方向に前記センサハウジング(14)および前記拡張要素(38)を変位させるために超えなければならない機械的抵抗を増大させる、前記拡張要素(38)と、を備えることを特徴とする連結装置。
【請求項2】
請求項1に記載の連結装置において、前記2つの保持アーム(40)はそれぞれ内側に前記引張りエッジ(46)を備え、反対側の外側に前記傾斜挿入部(42)および前記傾斜離脱部(44)を備えることを特徴とする連結装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の連結装置において、前記拡張要素(38)は、前記センサハウジング(14)の前記先端部に取り付けられるように構成されていることを特徴とする連結装置。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載の連結装置において、前記拡張要素(38)に引手が設けられており、前記引手は、前記拡張要素(38)を固定的に把持し、前記傾斜離脱部(44)と前記係止突起(32)との係合によって生じる前記抵抗に逆らって前記近位方向に前記拡張要素(38)を移動させるように構成されていることを特徴とする連結装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載の連結装置において、前記拡張要素(38)および前記掛爪(28)は、前記掛爪(28)が、前記センサハウジング(14)の前記先端部の周囲を把持し、前記センサハウジング(14)を保持するとき、前記掛爪(28)が、前記拡張要素(38)の周囲を把持し、前記前記拡張要素(38)を保持するように構成されていることを特徴とする連結装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載の連結装置において、前記ガイドレール(26)は、前記ガス漏洩検出器(20)の第1の前記ガスコネクタ(22)を支持することを特徴とする連結装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガス漏洩検出器にガスセンサを連結する連結装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ガスセンサは、当該センサに供給されたガスの分析に用いられ、例えば、赤外吸収分光法の原理に従って動作する。典型的に、ガスセンサには、分析対象のガスに対して赤外線が放射される細長いキュベットが設けられている。ガスセンサの測定成分を保護するために、このガスセンサには、両側に2つの先端部を備える細長いセンサハウジングが設けられている。ガスセンサは、ガスリークを検知するガス漏洩検出器に必須の構成要素である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、ガス漏洩検出器に固定的かつ着脱可能に確実に連結されるように適合されたガスセンサを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明に係る連結装置は、請求項1の構成により定義される。
【0005】
ガスセンサおよびガス漏洩検出器のうちの一方、つまり、ガスセンサまたはガス漏洩検出器に、ガイドレールが設けられる。前記ガイドレールは、前記ガスセンサが前記ガイドレールに沿って長手方向変位に適合されるように、前記ガスセンサおよびガス漏洩検出器の他方と係合する。前記ガイドレールに沿って変位されたとき、前記ガスセンサの遠位端位置において、前記ガス漏洩検出器の少なくとも第1のガスコネクタは、前記ガスセンサの対応する相補的な第2のガスコネクタとガスを導通するように係合する。当該位置において、前記センサハウジングは、掛爪(Befestigungskralle)によりガス漏洩検出器に保持され、前記掛爪は、前記ガスセンサおよびガス漏洩検出器の一方に固定的に締結され、かつ2つの弾性バネ脚部(Federschenkel)を備える。各バネ脚部は、前記ガイドレールの先端部と係合する係止突起(Rastnase)を備える。
【0006】
2つの保持アームを有する拡張要素は、前記掛爪と前記センサハウジングの先端部との間において押圧されるように構成されている。その際、前記2つの保持アームはそれぞれ、バネ脚部とセンサハウジングとの間を把持し、また、バネ脚部を広げることで係止突起をセンサハウジングから解除する。各保持アームには引張りエッジ(Zugflanke)が設けられており、この引張りエッジは、前記センサハウジングの先端部の後方を把持し、前記拡張要素が近位方向に引っ張られたとき、前記センサハウジングを保持しかつ近位方向に変位(verschieben)させる。各保持アームには傾斜挿入部(Einfuehrschraege)が設けられており、この傾斜挿入部は、前記拡張要素が遠位方向に変位されたとき、係止突起と接触し外方へ押し出すことで、バネ脚部が曲げられる。
【0007】
前記拡張要素がセンサハウジングの先端部の周囲を把持するとき、前記拡張要素の遠位端位置において前記掛爪の係止突起と係合するための傾斜離脱部(Ausfuehrschraege)を設けて、センサハウジングを近位方向に引っ張る際に引張り抵抗を超えなければならないようにしてもよい。この引張り抵抗は、バネ脚部のバネ力および細長いセンサハウジングの長手方向に対する傾斜離脱部の傾きにより生じる。
【0008】
各傾斜挿入部および各傾斜離脱部は、前記保持アームの外側に配置することができ、前記引張りエッジは、前記保持アームとは反対側の内方に配置される。
【0009】
好ましくは、前記拡張要素は、前記第2のガスコネクタとは反対側において前記センサハウジングの先端部に締結されるように構成されている。このため、前記保持アームから突出する可撓性の円柱領域を設けてもよく、この領域の反対側の端部において、前記センサハウジングのために、例えばネジ穴からなる締結要素を備えたT継手を配置してもよい。
【0010】
好ましくは、前記拡張要素に引手(Zuggriff)が設けられており、この引手は、近位方向に拡張要素を移動させるためにユーザによって把持されて保持され、これにより、傾斜離脱部と係止突起との間の係合によって生じる引張り抵抗を越えて、ガス漏洩検出器からセンサハウジングを取り外すように構成されている。
【0011】
前記掛爪は、第1および第2ガスコネクタがガスを導通するように互いに係合する遠位端位置において、前記センサハウジングを挿入状態で保持する。係止突起から離脱させるために、前記拡張要素がセンサハウジングの近位側先端部に押しつけられて2つのバネ脚部を曲げ広げることにより、係止突起がセンサハウジングの先端部から外れる。あるいは、前記係止突起が前記保持アームの傾斜挿入部および傾斜離脱部を越えてスライドする際に、前記拡張要素の保持アームにおける引張りエッジが、前記センサハウジングの先端部と係合する。これにより、前記掛爪は拡張要素の周囲を把持し、前記拡張要素はセンサハウジングの先端部の周囲を把持する。
【0012】
好ましくは、前記ガイドレールは第1のガスコネクタを支持する。
【0013】
以下において、図面に言及しつつ、本発明の典型的な実施形態について詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】センサハウジングおよびガス漏洩検出器の図である。
図2図1の部分IIの詳細を示す図である。
図3図2の部分IIIの詳細を示す図である。
図4】拡張要素の斜視図である。
図5図1の部分Vの詳細を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
ガスセンサ12は、細長いセンサハウジング14を備える。センサハウジング14は、第1の先端部16と、前記第1の先端部16の反対側にある第2の先端部18とを有する。
【0016】
図1に単に示されるガス漏洩検出器20は、2つの第1のガスコネクタ22を備え、これらの第1のガスコネクタはそれぞれ弾性チューブを介してガス漏洩検出器20の吸気開口に接続されている。第1のガスコネクタ22は、センサハウジング14の第1の先端部16において相補的な第2のガスコネクタ24と係合するように構成されている。
【0017】
ガスコネクタ22は、ガス漏洩検出器20に締結されたガイドレール26によって支持されている。ガイドレール26は、例えば、実矧ぎ方式(Prinzip von Nut und Feder)によりセンサハウジング14の下面の相補的なレール要素と係合する。ガイドレール26は、センサハウジング14の長手方向軸心に沿って長手方向にセンサハウジング14を変位させるように構成されている。センサハウジング14が先端側へ長手方向に変位されると、ガスコネクタ22および24はセンサハウジング14の遠位端位置において互いに係合する。
【0018】
ガスコネクタ22および24が互いに外れないようにするために、ガス漏洩検出器20に掛爪28が締結されており、前記掛爪は、互いに対して弾性的にピボットされるように適合された2つのバネ脚部30を備える。各バネ脚部30の内側には係止突起32が設けられており、この係止突起は、第2の先端部18の一部の後方を把持し、この第2の先端部を保持する。センサハウジング14がガイドレール26に沿って遠位方向に変位されるとき、まず、センサハウジング14の第2の先端部18が、長手方向軸に対して傾斜して設けられたスライド面34をスライドし、それによりバネ脚部30がバネ力の力作用に対して外方に曲げられる。センサハウジング14がその遠位端位置に到達すると、バネ力により、バネ脚部30がその初期位置へと戻される。当該位置において、係止突起32は第2の先端部18の下部36の後方を把持し、第2の先端部18を保持する。
【0019】
掛爪28とセンサハウジング14との間の接続を解除するためには、拡張要素38を、センサハウジング14の第2の先端部18に押しつける。このため、拡張要素38は、それぞれ外側に遠位側の傾斜挿入部42と、近位側の傾斜離脱部44と、を有する2つの保持アーム40を備える。拡張要素38が遠位方向に前進したとき、各傾斜挿入部42が係止突起32に押し付けられ、対応するバネ脚部30を外方へと押し出すことによって、係止突起32はセンサハウジング14の第2の先端部18から離脱する。あるいは、2つの保持アーム40が先端部18の下部36の周囲を把持し、各保持アーム40の内側に引張りエッジ(Zugflanke)46が設けられており、この引張りエッジが下部36と係合してこの下部の後方を把持する。
【0020】
拡張要素38には引手48が設けられており、この引手は、拡張要素38から近位方向に突出し、把持され保持されるように構成されている。
【0021】
さらに、拡張要素38には、可撓性を有する中央カラム(Mittelsaeule)50および上部のクロスバー(Quertraeger)52から構成される直立型のT継手が設けられており、その外端に、センサハウジング14の第2の先端部18に螺合するためのネジ穴を有する締結要素(Befestigungselemente)54が設けられている。
【0022】
引張りエッジ46が先端部18の後方を把持している状態で、拡張要素38が引手48を介して近位方向に引っ張られたとき、2つの係止突起32がそれぞれ傾斜離脱部44に沿ってスライドし外方へと押されることにより、各バネ脚部30がばねにより押し戻され、掛爪28から拡張要素38を離脱させる。
【0023】
本発明に係るガイドレール、掛爪28および拡張要素38の組み合わせにより、ガスセンサ12とガス漏洩検出器20との間において、不意に外れないように保護され、必要に応じて容易に外せるように適合された安定な接続を形成することができる。前記接続は、2つのガスコネクタ22および24に対して感知できるほどの機械的な力を加えず、互いに対する係合に影響を与えないので、ガスセンサ12とガス漏洩検出器20との間におけるガス搬送および信号伝送に対する悪影響が回避される。
以下、本発明に含まれる態様を記す。
〔態様1〕ガス漏洩検出器(20)にガスセンサ(12)を連結する連結装置であって、前記ガスセンサ(12)は、両側に2つの先端部を有する細長いセンサハウジング(14)を備え、
前記ガス漏洩検出器(20)は、前記ガスセンサ(12)に連結されるように適合された少なくとも1つのガスコネクタ(22、24)を備える連結装置において、
前記ガス漏洩検出器(20)に連結されたガイドレール(26)であって、前記ガスセンサ(12)の端部位置において、前記ガスコネクタが、前記ガスセンサ(12)の少なくとも1つの相補的な第2のガスコネクタ(24)とガスを導通するように係合するように前記センサハウジング(14)と係合する、ガイドレール(26)と、
互いに平行に延びる2つの弾性バネ脚部(30)を備え、かつ前記センサハウジング(14)および前記ガス漏洩検出器(20)の一方に配置された掛爪(28)であって、2つの前記バネ脚部(30)のそれぞれが係止突起(32)を備え、前記係止突起(32)
は、前記ガスセンサ(12)において前記第2のガスコネクタ(24)の反対側にある前記先端部と係合して、前記ガスセンサを遠位端位置に保持し、近位方向に変位しないようにする、掛爪(28)と、
前記センサハウジング(14)の前記先端部の周囲を把持するように構成された2つの保持アーム(40)を有する拡張要素(38)であって、
前記保持アーム(40)の各々は、前記先端部の後方を把持する引張りエッジ(46)を備え、
前記保持アーム(40)の各々は、傾斜挿入部(42)を備え、前記拡張要素(38)が遠位方向に変位されるとき、バネ脚部(30)の前記係止突起(32)は、前記傾斜挿入部(42)に沿って、バネ力に逆らって前記バネ脚部(30)を把持してピボットし、
各前記保持アーム(40)は傾斜離脱部(44)を備え、前記センサハウジング(14)の前記遠位端位置において、前記引張りエッジ(46)が前記センサハウジング(14)の前記先端部と係合するとき、
前記係止突起(32)は前記傾斜離脱部(44)と係合し、前記ガイドレール(26)に沿って前記近位方向に前記センサハウジング(14)および前記拡張要素(38)を変位させるために超えなければならない機械的抵抗を増大させることを特徴とする連結装置。
〔態様2〕態様1に記載の連結装置において、前記2つの保持アーム(40)はそれぞれ内側に前記引張りエッジ(46)を備え、反対側の外側に前記傾斜挿入部(42)および前記傾斜離脱部(44)を備えることを特徴とする連結装置。
〔態様3〕態様1または2に記載の連結装置において、前記拡張要素(38)は、前記センサハウジング(14)の前記先端部に取り付けられるように構成されていることを特徴とする連結装置。
〔態様4〕態様1から3のいずれか1態様に記載の連結装置において、前記拡張要素(38)に引手が設けられており、前記引手は、前記拡張要素(38)を固定的に把持し、前記傾斜離脱部(44)と前記係止突起(32)との係合によって生じる前記抵抗に逆らって前記近位方向に前記拡張要素(38)を移動させるように構成されていることを特徴とする連結装置。
〔態様5〕態様1から4のいずれか1態様に記載の連結装置において、前記拡張要素(38)および前記掛爪(28)は、前記掛爪(28)が、前記センサハウジング(14)の前記先端部の周囲を把持し、前記センサハウジング(14)を保持するとき、前記掛爪(28)が、前記拡張要素(38)の周囲を把持し、前記前記拡張要素(38)を保持するように構成されていることを特徴とする連結装置。
〔態様6〕態様1から5のいずれか1態様に記載の連結装置において、前記ガイドレール(26)は、前記ガス漏洩検出器(20)の第1の前記ガスコネクタ(22)を支持することを特徴とする連結装置。
図1
図2
図3
図4
図5