特許7431256IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

糸、より具体的には表面電荷により電場を形成すること、より具体的には電位を発生させることができる糸に関する。また、本発明は、布、より具体的にはの糸を含んで成る布にも関する。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明者らは、従前の抗菌性を有する繊維材料には克服すべき課題があることに気づき、そのための改良を行う必要性があることを見出した。具体的には、以下の課題があることを本願発明者らは見出した。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本願発明者らは、鋭意研究の結果、電荷発生繊維(換言すると、以下にて詳述するように、電荷を発生させることで電位を発生させることおよび電場を形成することができる繊維またはフィラメント(以下、「電位発生フィラメント」または「電場形成フィラメント」と称する))を有して成る糸の物性として、誘電率、なかでも特に「比誘電率」に着目し、その値が「約4.5以下」であることによって、抗菌性がより確実に得られやす・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明により、抗菌性をより確実に発揮することのできる糸(より好適には抗菌糸)、このような糸を含んで成る布(より好適には抗菌布)などの製品を提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 図1(A)は、糸1(S糸)の構成を示す図であり、図1(B)は、図1(A)のA-A線における断面図であり、図1(C)は、図1(A)のB-B線における断面図である。
【図2】 図2(A)および図2(B)は、ポリ乳酸の一軸延伸方向と、電場方向と、電位発生フィラメント(又は圧電繊維)10の変形との関係を示す図である。
【図3】 図3(A)は、糸2(Z糸)の構成を示す図であり、図3(B)は、図3(A)のA-A線における断面図であり、図3(C)は、図3(A)のB-B線における断面図である。
【図4】 図4は、電位発生フィラメント10の周りに誘電体100を備える本開示の糸の断面を模式的に示す断面図である。
【図5】 図5は、誘電体の比誘電率(ε)と、電界強度(V/μm)との関係を示すグラフである。
【図6】 図6は、LCRメータを用いた本開示の糸のインピーダンスの測定方法を簡略化して示す概略図である。
【図7】 図7は、電位発生フィラメントの間隔d(μm)と、電界強度(V/μm)との関係を示すグラフである。
【図8】 図8は、電気的刺激による抗菌作用を確認するための予備試験の結果を示す。
【図9】 図9(a)は図8の表のうち、20V×5Hzのもの、図9(b)は同50V×5Hzのものについて、電圧印加前後の白癬菌の様子を示す写真である。
【図10】 図10は、予備試験で使用した白癬菌を示す写真である。
【図11】 図11は、糸束サンプルの作製方法を模式的に示す概略図である。
【図12】 図12は、糸束サンプルで糸の比誘電率を測定する方法の一例を示す写真である。
【図13】 図13は、糸束サンプルでの糸の比誘電率の測定方法を模式的に示す概略図である。

代表図 図1本件の代表的な図

1,2: 糸 10: 電位発生フィラメント(又は電場形成フィラメント) 100: 誘電体 900: 延伸方向 910A: 第1対角線 910B: 第2対角線

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