(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-05
(45)【発行日】2024-02-14
(54)【発明の名称】倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置
(51)【国際特許分類】
E04H 13/00 20060101AFI20240206BHJP
【FI】
E04H13/00 F
(21)【出願番号】P 2022203985
(22)【出願日】2022-12-21
【審査請求日】2023-04-17
(73)【特許権者】
【識別番号】523068927
【氏名又は名称】株式会社サンヘヴン
(74)【代理人】
【識別番号】100068308
【氏名又は名称】後田 春紀
(72)【発明者】
【氏名】柳 繁
【審査官】伊藤 昭治
(56)【参考文献】
【文献】特開2021-031929(JP,A)
【文献】国際公開第2020/203394(WO,A1)
【文献】登録実用新案第3136546(JP,U)
【文献】特開2008-223238(JP,A)
【文献】特開2011-021456(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04H 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
方形立体形状枠より成る鉄製フレーム1の6面の各方形枠2内に、断熱材3を内側に一体に固定した鋼板製パネル4を装着固定すると共に、前記内側に配設された各断熱材3に被覆板5を一体に接合固定して、それぞれ互いに対面する側壁6a・6bと側壁6c・6d、天板7および床板8を備えた倉庫型コンテナ9を形成すると共に、前記側壁6a~6dのいずれかに入口用の開閉戸10を取付けて骨壺安置保管室11を形成し、前記骨壺安置保管室11内の開閉戸10を取付けた側壁6aを除く、側壁6b~6dの全部、あるいは少なくとも1つの側壁に、宗教的画像12を表示したシート13が貼着され、前記天板
7には複数の星座14を蛍光塗料で表示した星座シート15が貼着され、且つ前記側壁6a~6dのいずれかの上面には換気扇16が設置されると共に、前記側壁6a・6bまたは6c・6dのいずれかの上方部に前記星座シート15を照射するブラックライト17が設置され、且つ前記天板
7の中央部には、骨壺安置保管室11内を照明するLED蛍光灯18が設置され、前記骨壺安置保管室11の床板8上には、複数の骨壺19を安置する骨壺安置棚板20を複数段に亘って備えた骨壺安置保管棚21が複数個、前記側壁6c・6dに接するようにして複数個配置され、且つ前記骨壺安置保管棚21の底部の隅角部にストッパーを併設したキャスター22が取り付けられ、更に、前記骨壺安置保管棚21の骨壺安置保管棚板20上に安置保管される骨壺19は、該骨壺安置保管棚板20上に設けられた区画壁23によって区画された区画にそれぞれ1個ずつ個別に安置され、前記骨壺安置保管棚板20上に安置された骨壺19の前面の骨壺安置保管棚板20上には、骨壺19の故人の氏名を表示した氏名板24、LEDから成るローソク立て25および線香立て26が配置される一方、前記天板7上の屋根27には太陽光発電装置28が設置されており、該太陽光発電装置28によって得られた電力が、前記骨壺安置保管室11内に設置された換気扇16、ブラックライト17、ローソク立て25および線香立て26に供給され、更に、前記骨壺安置保管室11内の側壁6c・6dに沿って設置された2列の骨壺安置保管棚21の各前面には、下端にストッパーを併設したキャスター29を備えた伸縮自在なパーティション30が移動自在に設置されて、骨壺19を安置保管した各骨壺安置保管棚21を遮蔽することができるように形成されると共に、前記骨壺安置保管室11内の側壁6bの前面には、参拝者が骨壺19を載置して自由に参拝できる祭壇31が設置されることを特徴とする倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、方形立体形状枠より成る鉄製フレームに断熱材を一体に取付けたパネルを装着固定して形成された倉庫型コンテナ内に、骨壺(一般に骨壺は、カバーで被覆された箱に納められており、以下本発明においては、これらを一括して「骨壺」と略称する)を多数安置保管する骨壺安置保管棚を備えた骨壺安置保管室を設けると共に、屋根に設置された太陽光発電装置により、前記骨壺安置保管室内の電気施設への電力が供給される倉庫型コンテナを使用する骨壺安保管装置であって、予め工場で製造された骨壺安置保管装置をクレーンで吊り上げてトラックに積載して霊園や寺院の敷地へ移送し、アンカーボルトにより簡単、且つ迅速に設置固定できると共に、敷地も狭い場所でもよく、また現在多く利用されている永代供養等の納骨堂のように豪華な建物も不要で極めて安価に提供でき、外観は倉庫型コンテナであるが、骨壺安置保管室内は死者の霊を供養し、且つ死者を安らかな永遠の眠りに誘うような内装を施した倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
墓地を新たに取得して納骨する場合、墓地代および墓石代が非常に高価となり、また実家や親戚が遠くに離れていて、簡単に墓参りに行けない等の理由で、墓を持ちたくないと考えている人が多く、そのため墓地を持つことなく、交通便利な霊園や寺院に遺骨の管理と供養を任せる永代供養を選択するという方法もあるが、これも極めて高価である上に、最終的には骨壺から遺骨を取り出して、「合祀墓」という1つの墓にまとめて供養することになり、そのため、遺族にとっては望まない供養となる場合もあり、更に合祀された後には、分骨や改葬することができないという課題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、前記課題を解決すべくなされたものであって、クレーンで吊り上げてトラックに積載して霊園や寺院の敷地への設置固定や、その他の場所への移動自在なように、直方体枠状の鉄製フレームに断熱材を一体に取付けたパネルを装着固定した倉庫型コンテナ内に、多数の骨壺を安置保管できる骨壺安置保管棚を設置した骨壺安置保管室を備え、且つ該骨壺安置保管室保管内は、死者の霊を供養し、且つ死者を安らかな永遠の眠りに誘うような内装を施して形成され、且つ天板上に設置された太陽光発電装置により、前記骨壺安置保管室内の設備に電力が供給される倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置を提供しようとするものである。
【0004】
そして、前記のように、工場で製造可能で、クレーンで吊り上げてトラックに積載して霊園や寺院の敷地への設置固定や、その他の場所へ移動自在なような倉庫型コンテナを形成すると共に、該倉庫型コンテナ内に多数の骨壺を安置保管できる安置保管棚を設置した骨壺安置保管室を備えた倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置が、過去の特許文献に先行技術文献として開示されているか否かにつき遡及検索したが、1件の先行技術文献も発見することができなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、方形立体形状枠より成る鉄製フレーム1の6面の各方形枠2内に、断熱材3を内側に一体に固定した鋼板製パネル4を装着固定すると共に、前記内側に配設された各断熱材3に被覆板5を一体に接合固定して、それぞれ互いに対面する側壁6a・6bと側壁6c・6d、天板7および床板8を備えた倉庫型コンテナ9を形成すると共に、前記側壁6a~6dのいずれかに入口用の開閉戸10を取付けて骨壺安置保管室11を形成し、前記骨壺安置保管室11内の開閉戸10を取付けた側壁6aを除く、側壁6b~6dの全部、あるいは少なくとも1つの側壁に、宗教的画像12を表示したシート13が貼着され、前記天板7には複数の星座14を蛍光塗料で表示した星座シート15が貼着され、且つ前記側壁6a~6dのいずれかの上面には換気扇16が設置されると共に、前記側壁6a・6bまたは6c・6dのいずれかの上方部に前記星座シート15を照射するブラックライト17が設置され、且つ前記天板7の中央部には、骨壺安置保管室11内を照明するLED蛍光灯18が設置され、前記骨壺安置保管室11の床板8上には、複数の骨壺19を安置する骨壺安置棚板20を複数段に亘って備えた骨壺安置保管棚21が複数個、前記側壁6c・6dに接するようにして複数個配置され、且つ前記骨壺安置保管棚21の底部の隅角部にストッパーを併設したキャスター22が取り付けられ、更に、前記骨壺安置保管棚21の骨壺安置保管棚板20上に安置保管される骨壺19は、該骨壺安置保管棚板20上に設けられた区画壁23によって区画された複数個の区画にそれぞれ1個ずつ個別に安置され、前記骨壺安置保管棚板20上に安置された骨壺19の前面の骨壺安置保管棚板20上には、骨壺19の故人の氏名を表示した氏名板24、LEDから成るローソク立て25および線香立て26が配置される一方、前記天板7上の屋根27には太陽光発電装置28が設置されており、該太陽光発電装置28によって得られた電力が、前記骨壺安置保管室11内に設置された換気扇16、ブラックライト17、ローソク立て25および線香立て26に供給され、更に、前記骨壺安置保管室11内の側壁6c・6dに沿って設置された2列の骨壺安置保管棚21の各前面には、下端にストッパーを併設したキャスター29を備えた伸縮自在なパーティション30が移動自在に設置されて、骨壺19を安置保管した各骨壺安置保管棚21を遮蔽することができるように形成されると共に、前記骨壺安置保管室11内の側壁6bの前面には、参拝者が骨壺19を載置して自由に参拝できる祭壇31が設置されると共に、該祭壇31にはローソク立て25と線香立て26が配置されるという手段を採用することにより、上記課題を解決した。
【発明の効果】
【0006】
上記構成より成る本発明骨壺安置保管装置は、工場で製造された倉庫型コンテナ内に、多数の骨壺を安置する骨壺安置保管棚を設置した骨壺安置保管室を設けると共に、該骨壺安置保管室内は、死者の霊を供養し、且つ死者を安らかな永遠の眠りに誘うような内装を施して形成され、且つ屋根上に設置された太陽光発電装置により、前記骨壺安置保管室内への電力が供給される倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置であって、外観は倉庫型コンテナで粗末に見えるが、骨壺安置保管室内は死者の霊を供養し、且つ死者を安らかな永遠の眠りに誘うような内装を施してあって、粗末な骨壺安置保管室ではなく、然も霊園や寺院が建造したコンピュータ制御により、個々の骨壺を各参拝室内に搬送し、参拝後は前記骨壺を保管場所まで逆送してまとめて収納できるような設備を備えた豪華な永代供養装置、または新たに墓地を設置するのとは異なり、工場等で製作した倉庫型コンテナをクレーンで吊り上げてトラックに積載して、霊園や寺院の敷地まで運び、そこでアンカーボルトにより簡単に設置固定でき、また設置場所も簡単に変えることができるので、安価に提供でき、従って、本発明装置の利用者にとっても費用負担が軽減されると共に、霊園や寺院の経営上も利用者や檀家が増えるなど、極めて優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】本発明倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置の外観を示す全体の斜視図である。
【
図2】本発明倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置の右側面図である。
【
図3】本発明倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置の正面図である。
【
図4】
図2のA-A線断面図と、B部分の一部拡大断面図である。
【
図8】本発明倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置において、骨壺安置保管棚に安置された骨壺の状態を示す要部の拡大正面図である。
【
図9】本発明倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置において、宗教的画像のシートを貼着した側板の前面に祭壇を配置した状態を示す正面図である。
【
図10】本発明倉庫型コンテナを使用する骨壺安置保管装置を構成する天板の下面図である。
【実施例】
【0008】
本発明の実施の一例を図面に基づいて詳細に説明する。図に示すように、直方体状または立方体状の方形立体形状枠より成る鉄製フレーム1の6面の各方形枠2内に、発砲スチロール等より成る断熱材3を内側に一体に固定した鋼板製パネル4を装着固定すると共に、前記内側に配設された各断熱材3には合板等の被覆板5を一体に接合固定して、それぞれ互いに対面する側壁6a・6bと側壁6c・6d、天板7および床板8を備えた倉庫型コンテナ9を形成すると共に、前記各側壁6a~6dのいずれかに、入口用の開閉戸10を取付けて(図においては、側壁6aに設置されている)骨壺安置保管室11が形成されている。なお、前記倉庫型コンテナ9は、吊り上げてトラックに積載して、霊園や寺院の敷地まで運び、そこでアンカーボルトにより設置固定できるよう、予め工場において製造される
【0009】
そして、前記骨壺安置保管室11内の開閉戸10を取付けた側壁6aを除く、各側壁6b~6dの全部、あるいは少なくとも1つの側壁に、例えば、天の四方の方角を司る神である、青龍、朱雀、白虎および玄武のイラスト画像や、死者の霊を供養し、且つ死者を安らかな永遠の眠りに誘うようにすると共に、遺族など参拝者も静謐な気持ちになって参拝できる雰囲気を醸し出すことができるような模様・絵画または仏画等の宗教的画像12を表示したシート13が貼着されている(図においては、側壁6bのみに、宗教的画像12を表示したシート13が貼着されている)。
【0010】
そして、前記天板7には死者がいるといわれている天上の世界を表す複数の星座14を蛍光塗料で表示した星座シート15が貼着され、且つ前記側壁6a~6dのいずれかの上面には換気扇16が設置される(図においては、側壁6cに設置されている)と共に、前記側壁6a・6bまたは6c・6dのいずれかの上方部に前記星座シート15を照射するブラックライト17が設置され、更に、前記天板7の中央部には、前記骨壺安置保管室11内を照明するLED蛍光灯18が設置されている。
【0011】
前記ブラックライト17は紫外線を放射するライトで、前記星座シート15に蛍光塗料で表示された複数の星座14が前記ブラックライト15の照射光を受けて、前記星座14の蛍光塗料の蛍光物質が光って、満天の星が光り輝いて見えるよう発光して、参拝者に、恰も満天の星空の下にいて、心穏やかに、且つ清浄な気持ちにさせることができるのである。
【0012】
また、前記床板8上には、図示していないが、好ましくは、骨壺安置保管室11内の臭気を消臭する機能を有する、例えばトルマリンを使用して生成されたマイナスイオン水等の消臭機能を有する消臭材を噴霧した布製マットを敷設することが推奨され、また消臭機能を有する木炭を配置することも推奨される。
【0013】
更に、前記骨壺安置保管室11の床板8上には、複数の骨壺19を安置する骨壺安置棚板20を複数段に亘って備えた骨壺安置保管棚21が複数個、前記対面する側壁6c・6dに接するようにして複数個配置されている。なお、前記骨壺安置保管棚21の底部の隅角部には、移動が容易なようにストッパーを併設したキャスター22が取り付けられている。
【0014】
更に、前記骨壺安置保管棚21の骨壺安置保管棚板20上に安置保管される骨壺19は、該骨壺安置保管棚板20上に設けられた複数区画のうちの1区画にそれぞれ1個ずつ個別に安置されるよう形成されている。すなわち、前記各骨壺安置保管棚板20に安置される各骨壺19間には、区画壁23を設置して個々の骨壺19の安置空間を備えており、更に前記骨壺安置保管棚板20上に安置された骨壺19の前面の骨壺安置保管棚板20上には、骨壺19の故人の氏名を表示した氏名板24、LEDから成るローソク立て25および線香立て26が配置されている。
【0015】
そして、前記骨壺安置保管室11上の屋根27には太陽光発電装置28が設置されており、該太陽光発電装置28によって得られた電力が、前記骨壺安置保管室11内に設置された換気扇16、ブラックライト17、ローソク立て25および線香立て26に供給される。
【0016】
また、前記骨壺安置保管室11内の側壁6c・6dに沿って設置された2列の骨壺安置保管棚21の各前面には、下端にストッパーを併設したキャスター29を備えた伸縮自在なパーティション30が移動自在に設置されて、骨壺19を安置保管した各骨壺安置保管棚21を遮蔽することができるように形成されており、更に前記骨壺安置保管室11内の側壁6bの前面には、参拝者が骨壺19を載置して自由に参拝できる祭壇31が設置されると共に、該祭壇31にはローソク立て25と線香立て26が配置されている。
【0017】
本発明骨壺安置保管装置の作用について説明する。本発明骨壺安置保管装置の設置場所が寺院の敷地にある場合、骨壺19の故人が仏教徒であり、且つ遺族等の依頼により、命日等の日に、寺院の僧侶は該当する個人の骨壺19を寺院内の祭壇に安置して読経して供養することができる。あるいは、骨壺安置保管室11内に配置された祭壇31上へ、骨壺19を移して安置して、ローソク立て25および線香立て26に通電して点灯して、読経して供養することもできる。この場合、寺院側は僧侶による読経など供養の状況を動画または写真撮影し、これを遺族または親族にメール等で送信して報告する。これにより、遺族等と寺院と関係が深まると共に、遺族等の宗教心の向上と寺院の檀家獲得にも繋がるという利点がある。また、寺院は、月に1回等定時に前記すべての骨壺19の前面に設置されたローソク立て25および線香立て26を点灯して供養することもできる。
【0018】
更に、参拝者は寺院の許可を得て、骨壺安置保管室11内に入り、骨壺19を前記参拝壇31上に安置して参拝することもできる。この場合、前記参拝壇31上には、ローソク立て25と線香立て26が設置されている。なお、前記参拝者が祭壇31の骨壺19を安置して参拝する際、前記パーティション30で各骨壺安置保管棚21を遮蔽することにより、骨壺安置保管室11内が故人専用の参拝室となり、落ち着いた雰囲気で参拝することができる。
【0019】
また、前記は骨壺19の故人が仏教徒以外の場合もあり、その場合は骨壺安置保管室11内に入って骨壺19を寺院の本堂へ移すことなく、前記同様骨壺19を祭壇31上に安置して参拝することもできる。この場合、前記祭壇31上には、ローソク立て25が使用される。
【符号の説明】
【0020】
1 鉄製フレーム
2 方形枠
3 断熱材
4 鋼板製パネル
5 被覆板
6a・6b・6c・6d 側壁
7 天板
8 床板
9 倉庫型コンテナ
10 開閉戸
11 骨壺安置保管室
12 宗教的画像
13 シート
14 星座
15 星座シート
16 換気扇
17 ブラックライト
18 LED蛍光灯
19 骨壺
20 骨壺安置保管棚板
21 骨壺安置保管棚
22 キャスター
23 区画壁
24 氏名板
25 ローソク立て
26 線香立て
27 屋根
28 太陽光発電装置
29 キャスター
30 パーティション
31 祭壇
【要約】 (修正有)
【課題】工場で製造可能な倉庫型コンテナを利用した安価な骨壺安置保管装置を提供する。
【解決手段】倉庫型コンテナ9内の側壁6b~6dの全部、または少なくとも1つに、宗教的画像を表示したシートが貼着されると共に、天板7に複数の星座を蛍光塗料で表示した星座シートが貼着され、且つ側壁6c・6dの上方部に星座シートを照射するブラックライト17が設置され、且つ天板7には、骨壺安置保管室11内を照明するLED蛍光灯18が設置され、更に床板8上には、複数の骨壺19を安置する骨壺安置棚板20を備えた骨壺安置保管棚21が側壁6c・6dに接するようにして複数個配置され、更に屋根27に設置された太陽光発電装置28により、骨壺安置保管室11内の電気設備に電力が供給される。
【選択図】
図5