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特許7431552センサ、センサシステム、および撮像方法
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  • 特許-センサ、センサシステム、および撮像方法 図1
  • 特許-センサ、センサシステム、および撮像方法 図2
  • 特許-センサ、センサシステム、および撮像方法 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-06
(45)【発行日】2024-02-15
(54)【発明の名称】センサ、センサシステム、および撮像方法
(51)【国際特許分類】
   G01S 7/4863 20200101AFI20240207BHJP
   G01S 17/89 20200101ALI20240207BHJP
   G01C 3/06 20060101ALI20240207BHJP
【FI】
G01S7/4863
G01S17/89
G01C3/06 120Q
G01C3/06 140
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2019186634
(22)【出願日】2019-10-10
(65)【公開番号】P2020060568
(43)【公開日】2020-04-16
【審査請求日】2022-04-13
(31)【優先権主張番号】16/156,392
(32)【優先日】2018-10-10
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】516320322
【氏名又は名称】センサーズ・アンリミテッド・インコーポレーテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100086232
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 博通
(74)【代理人】
【識別番号】100092613
【弁理士】
【氏名又は名称】富岡 潔
(72)【発明者】
【氏名】ジョン アンジェロ ウィーナーズ
【審査官】藤田 都志行
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2012/137434(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2018/0059224(US,A1)
【文献】特表2014-514733(JP,A)
【文献】特開2015-007615(JP,A)
【文献】国際公開第2018/101049(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2007/0201859(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01S 7/48- 7/51
G01S 17/00-17/95
G01C 3/00- 3/32
G01B 11/00-11/30
H01L 27/146
H04N 25/705
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の受動撮像画素、及び
複数の飛行時間(TOF)撮像画素
を含む、センサアレイ
を備え、
前記受動撮像画素及び前記TOF撮像画素がすべて、SWIR照明に対して感度を有し、
前記受動撮像画素が、前記センサアレイ上の前記TOF撮像画素と交互のパターンで配置され、
前記交互のパターンが、前記センサアレイ全体に受動撮像画素の列及びTOF撮像画素の列を交互に含み、
前記受動撮像画素が、それぞれPINフォトダイオードを含んでおり、
前記TOF撮像画素が、それぞれアバランシェフォトダイオードを含む、センサ。
【請求項2】
前記受動撮像画素及び前記TOF撮像画素が、前記センサアレイ内の半導体の共通層にある、請求項1に記載のセンサ。
【請求項3】
各TOF撮像画素が、
第1のノードに電気的に接続された定電流源と、
前記第1のノードと接地との間に電気的に接続される積分コンデンサと、
前記第1のノードと第2のノードとの間に電気的に接続されるサンプリングトランジスタと、
フォトダイオードであって、そのフォトダイオードに入射する放射に応答して前記サンプリングトランジスタを介して電気的な接続性を切り替えるために、前記サンプリングトランジスタのベース端子と前記接地との間に電気的に接続される、フォトダイオードと、
を含む、請求項1に記載のセンサ。
【請求項4】
各TOF画素が、そのTOF画素と視野内の一点との間の距離を表す画素値を生成するように構成される、請求項1に記載のセンサ。
【請求項5】
複数の受動撮像画素、及び複数の飛行時間(TOF)撮像画素を含む、センサアレイを備えた、請求項1に記載のセンサと、
前記センサアレイに動作可能に接続される読み出し専用集積回路(ROIC)と、
を備える、センサシステムであって、
前記ROICが、
前記受動撮像画素から撮像データを示す電気信号を受信するように各受動撮像画素に動作可能に接続される、それぞれのROIC画素と、
前記TOF撮像画素からTOFを示す電気信号を受信するように各TOF撮像画素に動作可能に接続される、それぞれのROIC画素と、
を含み、
前記受動撮像画素及び前記TOF撮像画素がすべて、SWIR照明に対して感度を有する、センサシステム。
【請求項6】
前記ROICから受動撮像データ及びTOF撮像データを受信するように、前記ROICに動作可能に接続されたサポートモジュールをさらに備える、請求項に記載のシステム。
【請求項7】
前記サポートモジュールが、受動撮像データ及びTOF撮像データを含む混合画像を出力するように構成される、請求項に記載のシステム。
【請求項8】
前記サポートモジュールが、受動撮像データ及びTOF撮像データを前記ROICから分離し、受動撮像及びTOF撮像のための別個の画像を出力するように構成される、請求項に記載のシステム。
【請求項9】
照明源と、前記照明源及び前記センサアレイに動作可能に接続されてTOF撮像画素積分及び前記照明のパルスを開始するコントローラと、をさらに備え、
前記TOF撮像画素が、前記照明のパルスの飛行時間(TOF)を示す信号を出力する、請求項に記載のシステム。
【請求項10】
前記コントローラが、前記照明源を使用してシーンをフラッシュし、前記照明源を使用して前記シーンをフラッシュしながら、前記受動撮像画素からの受動撮像データを収集するように構成される、請求項に記載のシステム。
【請求項11】
各TOF画素が、そのTOF画素と視野内の一点との間の距離を表す画素値を生成するように構成される、請求項に記載のシステム。
【請求項12】
撮像の方法であって、
請求項1~のいずれかに記載のセンサにおけるセンサアレイからの受動撮像データを収集することと、
前記センサアレイからの飛行時間(TOF)撮像データを収集することと、
を備える、方法。
【請求項13】
受動撮像データを収集すること及びTOF撮像データを収集することが、少なくとも部分的に同時に視差のない単一の光軸に沿って実行される、請求項12に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、撮像に関し、より詳細には、三次元撮像装置などの受動撮像及び飛行時間撮像に関する。
【背景技術】
【0002】
いくつかの撮像処理アプリケーションでは、シーン及び飛行時間(TOF)深度感知に関する値及び/または色情報を提供するための受動撮像も必要である。例えば、スマートカーのアプリケーションでは、スマートカーは標識がどれだけ離れているかに関する情報を必要とし得る。TOFセンサシステムはその情報を提供できる。スマートカーアプリケーションはまた、標識の内容を認識する必要があり得るが、これは、受動撮像を使用して標識を撮影するカメラによって提供することができる。従来のシステムでは、TOF撮像及び受動撮像にはそれぞれ別個のセンサが必要である。これに対する解決策の1つは、構造化照明などの代替タイプの深度感知を使用することである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術は、それらの意図された目的に十分であると考えられてきた。しかし、TOF撮像及び受動撮像の改善の必要性は常に存在する。本開示は、この必要性に対する解決策を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
センサはセンサアレイを含む。センサアレイは、複数の受動撮像画素及び複数の飛行時間(TOF)撮像画素を含む。
【0005】
受動撮像画素は、センサアレイ上のTOF撮像画素と交互パターンで配置できる。交互パターンは、センサアレイ全体に受動撮像画素の列及びTOF撮像画素の列を交互に含むことができる。受動撮像画素及びTOF撮像画素は、センサアレイ内の半導体の共通層内にあり得る。受動撮像画素は、それぞれPINフォトダイオードを含むことができる。TOF撮像画素は、それぞれアバランシェフォトダイオードを含むことができる。受動撮像画素及びTOF画素はすべて、SWIR照明に対して感度を有し得る。
【0006】
各TOF撮像画素は、第1のノードに電気的に接続された定電流源を含むことができる。積分コンデンサは、第1のノードと接地の間に電気的に接続できる。サンプリングトランジスタは、第1のノードと第2のノードとの間に電気的に接続できる。フォトダイオードは、フォトダイオードに入射する放射に応答してサンプリングトランジスタを介して電気的な接続性を切り替えるために、サンプリングトランジスタのベース端子と接地との間に電気的に接続できる。各TOF画素は、そのTOF画素と視野内の一点との間の距離を表す画素値を生成するように構成できる。
【0007】
センサシステムは、上述のセンサアレイ及び、センサアレイに動作可能に接続される読み出し専用集積回路(ROIC)を含む。ROICは、受動撮像画素から撮像データを示す電気信号を受信するために各受動撮像画素に動作可能に接続される、それぞれのROIC画素を含む。ROICは、TOF撮像画素からTOFを示す電気信号を受信するために各TOF撮像画素に動作可能に接続される、それぞれのROIC画素も含む。
【0008】
サポートモジュールをROICに動作可能に接続して、ROICから受動撮像データ及びTOF撮像データを受信できる。サポートモジュールは、受動撮像データ及びTOF撮像データを含む混合画像を出力するように構成できる。サポートモジュールは、受動撮像データ及びTOF撮像データをROICから分離して、受動撮像及びTOF撮像の別個の画像を出力するように構成できる。
【0009】
TOF撮像画素が、照明のパルスの飛行時間(TOF)を示す信号を出力するように、システムには、照明源と、照明源及びセンサアレイに動作可能に接続されてTOF撮像画素積分を開始するコントローラとを含めることができる。コントローラは、照明源を使用してシーンをフラッシュし、照明源を使用してシーンをフラッシュしながら、受動撮像画素からの受動撮像データを収集するように構成できる。
【0010】
撮像の方法は、センサアレイからの受動撮像データを収集すること、及びセンサアレイからの飛行時間(TOF)撮像データを収集することを含む。受動撮像データを収集すること、及びTOF撮像データを収集することは、少なくとも部分的に同時に視差のない単一の光軸に沿って実行できる。
【0011】
主題の開示のシステム及び方法のこれら及び他の特徴は、図面と併せて好ましい実施形態の以下の詳細な説明から当業者により容易に明らかになるであろう。
【0012】
主題の開示が関係する当業者が、過度の実験なしに主題の開示のデバイス及び方法を作成し使用する方法を容易に理解するように、その好ましい実施形態は、以下の特定の図を参照して本明細書に詳細に記載されている。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本開示に従って構築された、センサアレイ及びサポート回路を示すシステムの例示的な実施形態の概略図である。
図2】飛行時間(TOF)画素の1つの回路アーキテクチャを示す、図1のシステムの一部を示す概略図である。
図3】受動撮像画素及びTOF画素の交互パターンを示す、図1のセンサアレイの概略平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
次に、同様の参照番号が、主題の開示の類似の構造的特徴または態様を識別する図面を参照する。説明及び例示のために、限定ではなく、本開示によるシステムの例示的な実施形態の部分図が図1に示され、一般に参照文字100によって示される。説明するように、本開示によるシステムの他の実施形態、またはその態様は、図2図3に提供される。本明細書に説明されているシステム及び方法は、各画素値が、その画素と視野内の一点との間の距離を表す、TOF撮像の形成及び、各画素値が、単一のセンサを使用して、視野の一部の色または値を表す、受動撮像を形成するために使用できる。
【0015】
例えば、複合TOF撮像及び受動撮像カメラ用のセンサシステム100は、センサ画素110、111のセンサアレイ102を有するセンサを含む。システム100は、センサ画素110、111からの信号を画像データに変換するために、センサアレイ102に動作可能に接続されるサポート回路104を含む。
【0016】
図3を参照すると、センサアレイ102は、複数の受動撮像画素111及び複数の飛行時間(TOF)撮像画素110を含む。受動撮像画素111は、センサアレイ102上のTOF撮像画素110と交互パターンで配置される。交互パターンは、センサアレイ102全体に受動撮像画素111の列113及びTOF撮像画素113の列を交互に含む。本開示の範囲から逸脱することなく、任意の他の適切なパターンを使用できることを、当業者ならば容易に理解するであろう。図3の右方向及び下方向の省略は、任意の適切な数の画素111及び110をセンサアレイ102に含めることができることを示す。受動撮像画素111及びTOF撮像画素110は、例えば、受動撮像画素111の下のセンサアレイ内のTOF撮像画素110をより深くするのではなく、センサアレイ102内の半導体の共通層に並んでいる。受動撮像画素111は、それぞれPINフォトダイオードを含むことができる。TOF撮像画素110は、それぞれアバランシェフォトダイオードを含むことができる。受動撮像画素111及びTOF画素110はすべて、SWIR照明、または任意の他の適切な照明帯域に対して感度を有し得る。
【0017】
TOF撮像画素110が、照明のパルスの飛行時間(TOF)を示す信号を出力できるように、システム100には、照明源106と、照明源106及びセンサアレイ102に動作可能に接続されて画素積分及び照明源106からの照明パルスを開始するコントローラ108とが含まれる。光学系112は、シーン114からTOF撮像画素110への照明、例えば、照明源106からの照明のパルスの戻りを収束させるために、センサ画素110のアレイ102に光学的に接続される。光学系112は、受動撮像画素111による受動撮像のために、シーン114の画像をセンサアレイ112上に集束させることもできる。サポート回路104は、コントローラ108及び、センサ画素110からの出力のデータ調整のためにアレイ102に動作可能に接続された読み出し専用集積回路(ROIC)116を含む。コントローラ108は、照明源106を使用してシーン114をフラッシュし、照明源を使用してシーンをフラッシュしながら、受動撮像画素111からの受動撮像データを収集するように構成することもできる。
【0018】
ここで図2を参照すると、定電流源118は、電力レール119を各画素110の第1のノード120に電気的に接続する。単一の電流源118は、アレイ102内のすべての画素110によって共有することができるか、または画素110の各列は、例えば、それ自体の電流源118を有することができる。積分コンデンサ122は、第1のノード120と接地124、例えば、実際の接地、共有負ノードなどのローカル接地などとの間に電気的に接続される。サンプリングトランジスタ126、例えば、PMOSトランジスタは、第1のノード120と第2のノード128との間に電気的に接続される。フォトダイオード130は、フォトダイオード130に入射する放射に応答してサンプリングトランジスタ126を介して第1のノード120及び第2のノード128の電気的な接続性を切り替えるために、サンプリングトランジスタ126のベース端子132と接地124との間に電気的に接続される。レジスタ127または他の適切なインピーダンス素子は、トランジスタ126のベース端子132と電力レール129との間を電気的に接続する。電力レール129は、電力レール119と同じであっても異なっていてもよい。
【0019】
サンプリングコンデンサ134は、サンプリングトランジスタ126が、積分コンデンサ122をサンプリングコンデンサ134に電気的に接続するように切り替えたときに、積分コンデンサ122に蓄積されるサンプリング電圧のために、第2のノード128と接地124との間に電気的に接続される。増幅器136は、第2のノード128に電気的に接続され、サンプリングコンデンサ134からROIC116(図1に示す)への電気信号を増幅する。アレイ102(図1に示す)の各感知画素110の増幅器136は、アレイ102からの出力のデータ調整のために増幅電気信号をROIC116に出力するように接続できる。各画素110は、それ自体の増幅器136を含み、リセットトランジスタ138、例えば、NMOSトランジスタは、第1のノード120からリセットトランジスタ138を介して電気的な接続性を切り替えるために、第1のノード120と接地124との間に電気的に接続され、リセットトランジスタ138のベース端子140で受信されたコントローラ108(図1に示す)からのリセット信号に応答して、接地124への積分コンデンサ122の電圧をゼロにし、積分コンデンサ122の電圧をリセットして積分を開始する。
【0020】
再び、図1を参照すると、読み出し専用集積回路(ROIC)116は、センサアレイ102に動作可能に接続されている。ROIC116は、受動撮像画素111から撮像データを示す電気信号を受信するために、各受動撮像画素111に動作可能に接続される、(図1のROIC116のテクスチャによって概略的に示される)それぞれのROIC画素を含む。ROIC116は、TOF撮像画素110からTOFを示す電気信号を受信するために、各TOF撮像画素110に動作可能に接続される、(図1のROIC116のテクスチャによって概略的に示される)それぞれのROIC画素も含む。
【0021】
例えば、コントローラ108の一部である、サポートモジュール109は、ROIC116に動作可能に接続され、ROIC116からの受動撮像データ及びTOF撮像データを受信する。すなわち、ROIC116は、センサアレイ102からの生の値を調整し、調整されたデータをサポートモジュール109に出力する。サポートモジュール109は、受動撮像データ及びTOF撮像データを含む混合画像を出力するように構成できる。混合された出力は、例えば、TOFサーフェス上にオーバーレイされたSWIR画像とすることができる。サポートモジュール109は、受動撮像データ及びTOF撮像データをROIC116から分離して、受動撮像及びTOF撮像の別個の画像を出力するように構成できる。
【0022】
撮像の方法は、センサアレイ、例えば、センサアレイ102からの受動撮像データを収集すること、及びセンサアレイからの飛行時間(TOF)撮像データを収集することを含む。TOF撮像画素及び受動撮像画素111は、同じセンサアレイ、例えば、センサアレイ102に散在していると考えると、受動撮像データを収集すること、及びTOF撮像データを収集することは、少なくとも部分的に同時に視差のない単一の光軸Aに沿って実行できる。
【0023】
本明細書で開示されるシステム及び方法は、長距離感知または明るい環境/屋外環境など、構造化された光深度感知が十分でないシナリオにおける単一センサの解決策を可能にすることができる。従来のシステムに優る追加の利点には、単一のセンサを使用した同時の受動撮像及び飛行時間撮像、2つの別個のセンサから画像を受信するのと比べてカメラエレクトロニクスのコストが低くなること、及び画素が焦点面アレイ上の同一場所に配置できるため視差エラーがなくなることがある。
【0024】
本開示の方法及びシステムは、上述のように、図面に示されるように、TOF撮像及び受動撮像に、両方に単一のセンサを使用すること及び、それに伴うコスト及び複雑性を節減することを含む優れた特性を提供する。主題の開示の装置及び方法は、好ましい実施形態を参照して示され説明されているが、主題の開示の範囲から逸脱することなく、それらに対して変更及び/または修正がなされ得ることを当業者ならば容易に理解するであろう。
図1
図2
図3