(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-07
(45)【発行日】2024-02-16
(54)【発明の名称】ベール包装用の農業用メッシュ
(51)【国際特許分類】
B65D 65/02 20060101AFI20240208BHJP
D04B 21/00 20060101ALI20240208BHJP
D01F 6/04 20060101ALI20240208BHJP
【FI】
B65D65/02 E
D04B21/00 A
D01F6/04 B
(21)【出願番号】P 2020546368
(86)(22)【出願日】2019-02-26
(86)【国際出願番号】 PT2019000002
(87)【国際公開番号】W WO2019172791
(87)【国際公開日】2019-09-12
【審査請求日】2021-12-03
(32)【優先日】2018-03-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】PT
(73)【特許権者】
【識別番号】520335624
【氏名又は名称】コテシ-コンパニア デ テクステイス シンテティコス,エス.エー.
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ビオラス デ オリベイラ エ サ,ペドロ アメリコ
【審査官】杉田 剛謙
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-315453(JP,A)
【文献】特開2006-070398(JP,A)
【文献】特開2007-043933(JP,A)
【文献】米国特許第05215191(US,A)
【文献】米国特許出願公開第2008/0147198(US,A1)
【文献】特表2019-515156(JP,A)
【文献】独国特許出願公開第03802108(DE,A1)
【文献】特許第7224677(JP,B2)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 65/02
D04B 21/00
D04B 21/10
D01F 6/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
チェーンまたはピラーの複数の列(3)を備えるベール包装用の農業用メッシュ(1)であって、チェーンまたはピラーの各列(3)が複数のメッシュ(4)を含み、前記チェーンまたはピラーの列(3)が緯糸(2)によって相互連結され、関連付けられているベール包装用の農業用メッシュ(1)であって、該ベール包装用の農業用メッシュ(1)は、前記緯糸(2)をチェーンまたはピラーの第1の列(3a)に交絡させ、チェーンまたはピラーの第2の列(3b)を通過させ、チェーンまたはピラーの第3の列(3c)に交絡させ、前記チェーンまたはピラーの第2の列(3b)を通過して、長手方向のジグザグの逆経路を通って、前記チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に戻し、前記ベール包装用の農業用メッシュ(1)の長さに沿った6個のメッシュ(4)の間隔で、前記チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に戻すことによって生じる
正三角形構造を有し、
前記ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラー(3)の列の間の距離がXであり、Xは前記チェーンまたはピラー(3)の2つの列の間の最小の許容距離であることを特徴とする、ベール包装用の農業用メッシュ(1)。
【請求項2】
ベール包装用の前記農業用メッシュ(1)を形成する前記チェーンまたはピラーの列(3)が、ベール包装用の農業用メッシュ(1)用のローラの幅と、チェーンまたはピラーの各2列(3)間の間隔の数+1との比率として定義される距離をその列間に有することを特徴とする、請求項1に記載の農業用メッシュ。
【請求項3】
ベール包装用前記農業用メッシュ(1)を構成する材料が、以下の、高密度ポリエチレン(ホモポリマーまたはメタロセン)、または最大20%までの質量分率のポリプロピレンコポリマー、または最大20%までの質量分率のポリエチレンコポリマー、または最大20%までの質量分率のポリプロピレンホモポリマーを含む高密度ポリエチレンから選択されることを特徴とする、請求項1に記載の農業用メッシュ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、チェーンまたはピラーの列(3)を含むベール包装用の農業用メッシュ(1)に関し、チェーンまたはピラーの各列(3)は、緯糸(2)によって互いに相互連結され、チェーンまたはピラーの列(3)に関連付けられた複数のメッシュ(4)を含み、緯糸(2)の構成および寸法は、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の強化を提供する。
【背景技術】
【0002】
近年、例えば機械的能力および安定性、ならびにベール包装プロセス中の高速に耐える能力、丸形および幾何学的に完璧なベールを製造する目的、ならびにより多い量のベール包装される製品を同じ容積内に挿入することを考慮して、ベール包装プロセス中の圧力の増加に対する反応を提供することなど、農業用メッシュ(網)に存在する様々な機能の釣合いをとることに対する要求が増加している。この要求は増加してきており、同じ容積に保管されるベールの重量の増加に起因して、より高い圧力に耐える、より耐性のある農業用メッシュを得る必要性に関連している。
【0003】
特許文献1は、隣接する長手方向の圧着ストリップ間に、長手方向の圧着ストリップと横方向にジグザグの締め付けストリップとを備え、一連の三角形の開口部を形成するネットを開示しており、三角形の開口部には、ネットの長さの一部にわたって延在するように、少なくとも1つの反射性または発光性指示ストリップが織り込まれ、または縫い付けられている。
【0004】
特許文献2は、材料(例えば、干し草、麦わらまたは他の腐敗しやすい材料)を包装するために、材料の中央領域に付着されるネットと、端部の2つの閉鎖部分とによって構成されるパッケージ、ならびにそのような材料を包装する対応方法を開示している。
【0005】
特許文献3は、メッシュ開口部が隣接する開口部の糸の間でジグザグに走る長手方向の糸を有する、伸張可能なプラスチックのメッシュフィルムで作られたネットを開示している。
【0006】
特許文献4は、少なくとも1つの表面に結合または融合された強化メッシュを有するポリマーシートから構成される農業用ベールのための材料を開示し、強化シートは、巻き付けられた場合にそれ自体に接着し、ベール上に重ねることができる。使用中、材料は干し草の塊、またはベール内で変形することを目的とした他のそのような材料の周りに2回転以上巻き付けられ、したがってそれ自体の上に重ねることができる。複合材料は、2つのポリマーシートの間に挟まれたそのようなネット、または2つのメッシュ層の間に挟まれた単一のシートを含むことができる。
【0007】
市場には農業用メッシュの他の選択肢があり、その中では緯糸はベールの強度を向上させることを目的とした交差構成を有する(
図5)。しかしながら、このタイプの解決策では、より多くの量の緯糸を使用するため、製造コストが高くなる。
【0008】
上記により、丸形で、幾何学的に完全な機械的に安定したベールを生成し、その堅牢性を損なわずに各ベールにより多くの飼料塊を詰めることを可能にする堅牢な農業用メッシュを開発する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【文献】欧州特許第1786964(2004)号明細書
【文献】国際公開第2015140657(2015)号公報
【文献】欧州特許第891698(1998)号明細書
【文献】英国特許第2348633号(B)明細書
【発明の概要】
【0010】
本発明は、チェーンまたはピラーの列(3)を含むベール包装用の農業用メッシュ(1)に関し、チェーンまたはピラー(3)の各列は、緯糸(2)によって互いに相互連結され、チェーンまたはピラーの列(3)に関連付けられた複数のメッシュ(4)を含み、緯糸(2)の構成および寸法は、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の強化を提供する。
【0011】
より具体的には、本発明は、ベール包装プロセス中に長手方向の開口部緯糸(2)の寸法を減少させることを目的とする解決策を提供し、その結果として、メッシュの偶発的な切断または破損、および各ベール包装を終了する際に結果として生じる破裂、ならびにベール包装機械のチャンバ内のベール包装の分散不良および均一性の欠如によって発生する圧力の、追加的に加わる力に起因する、既知の農業用メッシュによって生じる破損、または使用できないベールとは異なる、保存の良好なベールをもたらす。
【0012】
このようにして、より多量のベール包装された製品を同じ体積内に挿入することを考慮して、ベール包装動作における圧力の増加に対応したいという願望があり(同じ体積およびより多くの重量は圧力の増加を意味し、したがってベール包装用の農業用メッシュ(1)のより高い要件を意味する)、製品は、麦わら、干し草、牧草、ススキ、またはベール包装される可能性のある任意の他の製品である。
【0013】
本発明の使用の別の利点は、ベール包装用の農業用メッシュ(1)によって覆われたベールのより容易で効率的な輸送に関する。
【0014】
本発明は、グリーンハーブまたは干し草の発酵のための伸縮性フィルムの付着を困難にする、覆われていない側縁部を低減または排除することにより、ベール包装中のより良いベールカバーのためにも有用である。緯糸(2)の補強により、カバー密度の増加も達成され、湿度に対するベールの防水性の向上に貢献し、飼料の品質が向上する。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は、緯糸(2)によって互いに相互連結されたチェーン(chain)またはピラー(pillar)複数列(3)を含むベール包装用の農業用メッシュ(1)に関し、チェーンまたはピラー各列(3)は、複数のメッシュ(4)を備える。
【0016】
ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)はそれらの間に、ベール包装中およびその後にベール包装用の農業用メッシュ(1)の強度および結合力を保証するのに十分な距離を有する。
【0017】
一実施形態では、ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)間の距離はXであり、Xは、チェーンまたはピラーの2つの列(3)間の最小許容距離を表す。
【0018】
別の実施形態では、ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)間の距離は2Xであり、2Xは、チェーンまたはピラーの2つの列(3)間の最小許容距離の2倍を表す。
【0019】
本発明の主題である、ベール包装用の農業用メッシュ(1)を構成する材料は、高密度ポリエチレン(ホモポリマーまたはメタロセン)、または最大20%までの質量分率のポリプロピレンコポリマー、または最大20%までの質量分率のポリエチレンのコポリマー、または最大20%までの質量分率のポリプロピレンホモポリマーを含む高密度ポリエチレンから選択される。
【0020】
本明細書で使用される場合、「チェーンまたはピラーの列(3)」という用語は、本発明のベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)として理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】ベール包装用の農業用メッシュ(1)の補強を提供する緯糸(2)によって互いに相互連結され、チェーンまたはピラーの列(3)に関連付けられた複数のメッシュ(4)を備えるベール包装用の農業用メッシュ(1)を示す本発明の正面図である。
【
図2】例として、ベール包装用の農業用メッシュ(1)のチェーンまたはピラーの第1の列(3a)、チェーンまたはピラーの第2の列(3b)およびチェーンまたはピラーの第3の列(3c)が見られる
図1に示すベール包装用の農業用メッシュ(1)の同じ透視図であり、ここで、チェーンまたはピラーの各2列(3)間の距離はXまたは2Xである。
【
図4】既知の一般的な農業用メッシュの別の正面図である。
【
図5】交差構成を有する既知の一般的な農業用メッシュのさらに別の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明は、緯糸(2)によって互いに相互連結されたチェーンまたはピラー複数列(3)を含むベール包装用の農業用メッシュ(1)に関し、チェーンまたはピラー各列(3)は、複数のメッシュ(4)を備える。
【0023】
本発明をよりよく理解するために、チェーン(連鎖)またはピラー(細い柱)の第1の列(3a)は、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の第1の列に関連することを理解されたい。チェーンまたはピラーの第2の列(3b)は、ベール包装用の農業用メッシュ(1)のチェーンまたはピラーの第1の列(3a)の直後のチェーンまたはピラーの列に関連する。チェーンまたはピラーの第3の列(3c)は、ベール包装用の農業用メッシュ(1)のチェーンまたはピラーの第2の列(3b)の直後のチェーンまたはピラーの列に関連する。この構成は、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の長さに沿って数回繰り返される。
【0024】
ベール包装用の農業用メッシュ(1)は、緯糸(2)をチェーンまたはピラーの第1の列(3a)に交絡させ、チェーンまたはピラーの第2の列(3b)を通過させ、チェーンまたはピラーの第3の列(3c)に交絡させ、チェーンまたはピラーの第2の列(3b)を通過して、長手方向のジグザグ(Z字形状)の逆経路を通って、チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に戻し、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の長さに沿った6個のメッシュ(4)の間隔で、チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に戻すことによって生じる三角形構成を有する。
【0025】
加えて、各緯糸(2)は、最初に、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の長さに沿って、6個のメッシュ(4)の間隔で、チェーンまたはピラーの列(3)に交絡される。
【0026】
加えて、緯糸(2)は、チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に交絡し、チェーンまたはピラーの第2の列(3b)を通過し、チェーンまたはピラーの第3の列(3c)に再び交絡し、チェーンまたはピラーの第2の列(3b)を通過して、長手方向のジグザグの逆経路を通って、チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に戻り、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の長さに沿った6個のメッシュ(4)の間隔で、チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に戻ることによって生じる三角形構造を有する。
【0027】
このプロセスは、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の長さに沿って存在する6個のメッシュ(4)のセットと同じ回数繰り返され、緯糸(2)とチェーンまたはピラーの各2列(3)との連結の間に三角形構造が生じる。この構成は正三角形の形態をとる。
【0028】
ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)はそれらの間に、ベールのベール包装用の農業用メッシュ(1)の強度および結合力を保証するのに十分な距離を有する。
【0029】
より具体的には、ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)間の距離はXであり、Xは、チェーンまたはピラーの2つの列(3)間の最小許容距離を表す。
チェーンまたはピラーの2つの列(3)間の最小許容距離Xは、ベール包装用の農業用メッシュ(1)のローラの幅と、チェーンまたはピラーの各2列(3)間の間隔の数+1との比によって定義され得る。ベール包装用の農業用メッシュ(1)がチェーンまたはピラーのL列(3)を有することを考えると、Lは2列のチェーンまたはピラーの列(3)間の間隔の数+1に相当し、Rと呼ばれることがわかる。チェーンまたはピラーの2つの列間の間隔の数(3)+1に対する、Rは、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の巻き取り段階で発生する前後の動きに起因する、ベール包装用の農業用メッシュ(1)のローラ内のRの間隔に対応する。
【0030】
一実施形態では、ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)間の距離はXである。
【0031】
本発明の別の実施形態では、ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)間の距離は2Xであり、2Xは、チェーンまたはピラーの2つの列(3)間の最小許容距離の2倍を表す。
【0032】
ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)の間の距離が2Xの場合、チェーンまたはピラーの列(3)の間の距離は、ベール包装用の農業用メッシュ(1)を形成するチェーンまたはピラーの列(3)の間の距離がその間の距離Xを有する場合のチェーンまたはピラーの列(3)の距離に比較すると、100%より長くなる。この後者の場合、チェーンまたはピラーの列(3)の間の距離はより長くなるが、ベール包装用の農業用メッシュ(1)は、緯糸(2)を全く切断せずに、損傷のない、まとまりのある状態を保つことが保証され、包まれた材料の保持程度がより高くなり、さらに強力なベールを生成することを可能にする。
【0033】
ベール包装用の農業用メッシュの幅(1)は、カバーされるベールのタイプおよび寸法によって異なる値を有することができる。ベール包装用の農業用メッシュ(1)の可能な幅の値は、以下の通りである。50cm、66cm、80cm、90cm、99cm、100cm、105cm、123cm、125cm、130cm、163.5cm、または170cmである。
【0034】
本発明による、ベール包装用の農業用メッシュ(1)を構成する材料は、高密度ポリエチレン(ホモポリマーまたはメタロセン)、または最大20%までの質量分率のポリプロピレンコポリマー、または最大20%までの質量分率のポリエチレンのコポリマー、または最大20%までの質量分率のポリプロピレンホモポリマーを含む高密度ポリエチレンから選択される。
【0035】
実施例
実施例1
本発明の一実施形態では、互いに距離Xで離隔配置されたチェーンまたはピラーの列(3)を含むベール包装用の農業用メッシュ(1)であって、緯糸(2)は、チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に最初に交絡され、チェーンまたはピラーの第3の列(3c)の第3のメッシュ(4)に交絡され、逆の経路でチェーンまたはピラーの第1の列(3a)に再び交絡され、全距離はチェーンまたはピラーの第1の列(3a)内の6個のメッシュ(4)である。このプロセスは、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の長さに沿って存在する6個のメッシュ(4)のセットと同じ回数繰り返される。チェーンまたはピラーの各列(3)はヤーンで形成され、改善された強度およびカバーを有するベールが得られる。
【0036】
実施例2
本発明のさらなる実施形態では、距離2Xで互いに離隔配置されたチェーンまたはピラーの列(3)を備えるベール包装用の農業用メッシュ(1)であって、緯糸(2)は、隣接する列を決して通過しない。なぜなら、第1のチェーンまたはピラー(3a)の列と、第3のチェーンまたはピラー(3c)の列の間の、第2のチェーンまたはピラー(3b)の列に対応する中間列が存在するからであり、第2のチェーンまたはピラー(3b)の列に対応する中間列において緯糸は交絡せずに、チェーンまたはピラー(3b)の第2の列の第2のメッシュ(4)を通過し、次いで戻る際に、チェーンまたはピラーの第1の列(3a)に再び交絡され、距離はチェーンまたはピラーの第1の列(3a)内の6個のメッシュ(4)である。このプロセスは、ベール包装用の農業用メッシュ(1)の長さに沿って存在する6個のメッシュ(4)のセットと同じ回数繰り返される。チェーンまたはピラーの各列(3)は、2本のヤーンによって形成される。チェーンまたはピラーの列(3)の間の距離は2倍であるが、例1で参照したのと同じ量の緯糸(2)を使用すると、より高い程度のベール包装された材料を含む、さらに強力なベールが得られる。