(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-07
(45)【発行日】2024-02-16
(54)【発明の名称】自動車のワイパーシステム用のブラシレス直流電気モータ
(51)【国際特許分類】
H02K 11/215 20160101AFI20240208BHJP
H02K 7/116 20060101ALI20240208BHJP
H02K 7/08 20060101ALI20240208BHJP
【FI】
H02K11/215
H02K7/116
H02K7/08 Z
(21)【出願番号】P 2022506205
(86)(22)【出願日】2020-06-29
(86)【国際出願番号】 EP2020068312
(87)【国際公開番号】W WO2021018496
(87)【国際公開日】2021-02-04
【審査請求日】2022-02-22
(32)【優先日】2019-07-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】512092737
【氏名又は名称】ヴァレオ システム デシュヤージュ
【氏名又は名称原語表記】VALEO SYSTEMES D’ESSUYAGE
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100127465
【氏名又は名称】堀田 幸裕
(74)【代理人】
【識別番号】100202304
【氏名又は名称】塙 和也
(72)【発明者】
【氏名】ジョズ-ルイス、エラッダ
(72)【発明者】
【氏名】アラン、セルバン
(72)【発明者】
【氏名】メディ、ベルハジ
【審査官】中島 亮
(56)【参考文献】
【文献】独国特許出願公開第102015220900(DE,A1)
【文献】国際公開第2016/010021(WO,A1)
【文献】特開2018-088799(JP,A)
【文献】国際公開第97/018119(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02K 7/00- 7/20
H02K 11/00-11/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気部材と称される第1部材(2)を備える、特に自動車のワイパー装置用のブラシレス電気モータであって、
前記第1部材(2)は、ステータ(5)とロータ(4)とを有し、前記ステータ(5)は、前記ロータ(4)を電磁的に励磁するための複数のコイル(6)を備え、前記ロータ(4)は、回転軸(L)を中心として駆動シャフト(8)を回転させるように装着され、
前記モータ(1)は、電子部材と称される第2部材(3)であって、
回路基板(16)と出力シャフト(11)と減速ギヤ機構(M)とを有する第2部材(3)をも備え、前記減速ギヤ機構(M)は、前記駆動シャフト上のウォームスクリュー(9)と、前記ウォームスクリュー(9)に係合するとともに前記出力シャフト(11)を回転させるように設計されたギヤホイール(10)と、を備え、
前記電気モータ(1)は、前記駆動シャフト(8)の回転をガイドするための少なくとも1つの転がり軸受(12)と、前記ロータの位置を測定するための多極磁石(15)と、を備え、
前記転がり軸受が、前記駆動シャフト(8)上において、前記ロータの位置を測定するための前記磁石(15)と前記ウォームスクリュー(9)との間に配置されることにより、前記電気部材(2)は、前記ロータ(4)の位置を測定するための前記磁石を有する、電気モータ。
【請求項2】
前記
回路基板(16)には、主部材(17)と称される第1部材と、横部材(18)と称される第2部材であって、前記主部材(17)から前記電気部材(2)に向かって突出する第2部材とが設けら
れ、
前記横部材(18)は、前記多極磁石(15)と協働するように構成された磁気センサ(19)を有する、請求項1に記載の電気モータ。
【請求項3】
前記横部材(18)は、前記多極磁石(15)の隣に配置されている、請求項2に記載の電気モータ。
【請求項4】
前記電気モータは、中間部品(26)と称される部品を備え、
前記中間部品(26)は、前記駆動シャフト(8)の周囲に装着されるように構成された環状体(27)と、回路基板(16)と協働するように構成されたコネクタ(28)と、を有する、請求項1に記載の電気モータ。
【請求項5】
前記コネクタ(28)は、前記ステータ(5)への電力信号を送信するとともに、前記ロータ(4)の位置に関する信号を送信するように構成されている、請求項4に記載の電気モータ。
【請求項6】
前記ロータ(4)の位置を判定するための専用の補助回路基板(31)を備える、請求項4または5に記載の電気モータ。
【請求項7】
前記補助回路基板(31)は、前記回路基板(16)に対して平行または垂直な配向で配置されている、請求項6に記載の電気モータ。
【請求項8】
前記補助回路基板(31)は、前記多極磁石(15)の隣に配置され、前記補助回路基板(31)に、前記多極磁石(15)と協働するように構成された磁気センサが設けられている、請求項6および7のいずれかに記載の電気モータ。
【請求項9】
前記補助回路基板(31)は、前記中間部品(26)の少なくとも前記環状体(27)および/または前記コネクタ(28)により支持されている、請求項6~8のいずれか一項に記載の電気モータ。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか一項に記載の電気モータ(1)を備える、自動車用のワイパーシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の主題は、自動車のワイパーシステム用の電気モータ、好適にはブラシレス電気モータである。
【背景技術】
【0002】
このような電気モータは、主としてロータおよびステータを有することが知られている。一般に、ステータはロータを電磁的に励磁するための複数のコイルを備え、ロータは多極磁石を備えている。電気モータは、コイルに電流を供給すると磁界が発生して多極磁石が回転することにより、駆動シャフトが回転するように構成されている。駆動シャフトは、出力シャフトに固定されたギヤホイールと噛み合うウォームスクリューを有している。
【0003】
電気モータを電気自動車のワイパーシステムに導入するために、電気モータをできるだけコンパクトかつ軽量にする必要がある。
【発明の概要】
【0004】
本開示は、この状況を改善しようとするものである。
【0005】
この目的のために、ブラシレス電気モータ、特に自動車のワイパー装置用のブラシレス電気モータが提案される。電気モータは、電気部材と称される第1部材を備える、特に自動車のワイパー装置用のブラシレス電気モータであって、前記第1部材は、ステータとロータとを有し、前記ステータは、複数の電磁励磁コイルを備え、前記ロータは、回転軸を中心として駆動シャフトを回転させるように装着され、前記モータは、電子部材と称される第2部材であって、出力シャフトと減速ギヤ機構とを有する第2部材をも備え、前記減速ギヤ機構は、前記駆動シャフト上のウォームスクリューと、前記ウォームスクリューに係合するとともに前記出力シャフトを回転させるように設計されたギヤホイールと、を備え、前記電気モータは、前記駆動シャフトの回転をガイドするための少なくとも1つの転がり軸受と、前記ロータの位置を測定するための多極磁石と、を備え、前記転がり軸受が、前記駆動シャフト上において、前記ロータの位置を測定するための前記磁石と前記ウォームスクリューとの間に配置されることにより、前記電気部材は、前記ロータの位置を測定するための前記磁石を有する。
【0006】
このように、ロータの位置を測定するための磁石の配置により、モータは、一方の電気部材と他方の電子部材とに区画される。これにより、組み立てが簡単になるとともに、駆動シャフトのより良好な曲げ強度が確保される。
【0007】
他の態様によれば、前記電気モータは、主部材と称される第1部材と、横部材と称される第2部材であって、前記主部材から前記電気部材に向かって突出する第2部材とが設けられた回路基板を備え、前記横部材は、前記多極磁石と協働するように構成された磁気センサを有する。
【0008】
他の態様によれば、前記横部材は、前記多極磁石の隣に配置されている。
【0009】
他の態様によれば、前記電気モータは、中間部品と称される部品を備え、前記中間部品は、前記駆動シャフトの周囲に装着されるように構成された環状体と、コネクタと、を有する。
【0010】
他の態様によれば、前記コネクタは、前記ステータへの電力信号を送信するとともに、前記ロータの位置に関する信号を送信するように構成されている。
【0011】
他の態様によれば、前記モータは、前記ロータの位置を判定するための専用の補助回路基板を備える。
【0012】
他の態様によれば、前記補助回路基板は、前記主部材に対して平行または垂直な配向で配置される。
【0013】
他の態様によれば、前記補助回路基板は、前記多極磁石の隣に配置され、前記補助回路基板に、前記多極磁石と協働するように構成された磁気センサが設けられている。
【0014】
他の態様によれば、前記補助回路基板は、前記中間部品の少なくとも前記環状体および/または前記コネクタにより支持されている。
【0015】
また、上述のような電気モータを備える、自動車用のワイパーシステムが提案される。
【0016】
さらなる特徴、詳細、および利点は、以下の詳細な説明を読み添付図面を精査することで明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【
図1】
図1は、本発明の第1実施形態による電気モータを示す斜視図である。
【
図2】
図2は、
図1のモータを、カバーを示さずに示す底面図である。
【
図3】
図3は、
図1のモータを、ケースなしで示す斜視側面図である。
【
図4】
図4は、本発明の第2実施形態による電気モータを示す斜視図である。
【
図5】
図5は、
図4のモータを、ケースなしで示す斜視側面図である。
【
図6】
図6は、
図4のモータを、ケースなしで示す別の斜視側面図である。
【
図7】
図7は、
図4の電気モータの中間部品を示す斜視側面図である。
【
図8】
図8は、
図4の電気モータのケースの一部を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図面および以下の説明には、大部分において、一定の符号を含む要素が含まれている。これにより、それらは、本開示のより良い理解に資するのみならず、必要に応じてその定義にも貢献し得る。
【0019】
本発明の主題は、図面において符号1が付された、自動車のワイパーシステム用のブラシレス電気モータ、好適にはブラシレスDC電気モータである。
【0020】
本発明を
図1~
図4の第1実施形態を参照して説明する。
【0021】
図面に見られるように、モータ1は、電気部材2と電子部材3とを備えている。
【0022】
電気部材2は、ロータ4とステータ5とを有している。ステータ5は、ロータ4を電磁的に励磁するための複数のコイル6を備えている。ロータ4は、符号Lが付された回転軸Lを中心として回転するように装着された多極磁石を備えている。
【0023】
電気モータ1は、ロータ4がステータ5の内部で回動することで、ロータ4に固定された駆動シャフト8と称されるシャフト8を回転させるように構成されている。駆動シャフト8は、回転軸Lに沿って延びている。
【0024】
電子部材3は、駆動シャフト8のウォームスクリュー9と、ウォームスクリュー9に係合するように装着されたギヤホイール10と、を備えている。また、電子部材3は、ギヤホイール10により回転するように設計された出力シャフト11を備えている。
【0025】
したがって、ねじ部9とギヤホイール10とで減速ギヤ機構Mが形成されている。出力シャフト11の回転速度は、駆動シャフト8の回転速度よりも低い。
【0026】
有利には、出力シャフト11は、駆動シャフト8に対して実質的に垂直である。
【0027】
図3に見られるように、転がり軸受12が、駆動シャフト8をガイドしている。当業者に知られているように、転がり軸受は、転動体が設けられたケージによって離間した内輪と外輪とを備えている。内輪と外輪とは、互いに分離している。
【0028】
同じく
図3に見られるように、電気モータ1は、電気部材2に配置された多極磁石15を備えており、転がり軸受12は、多極磁石15とウォームスクリュー9との間に装着されている。
【0029】
したがって、磁石15は電気部材2と一体の部材であるため、電気モータ1は、一方の電気部材2と他方の電子部材3とに区画されている。電気部材2と電子部材3との間で機能がはっきりと別れているため、電気モータ1の信頼性を高めるとともに、よりコンパクトにすることができる。転がり軸受12をホイール10にできるだけ近く配置することにより、曲げ強度を向上させることができ、駆動シャフト8は、より高い曲げ荷重を受けると変形または破損する。
【0030】
図3に見られるように、多極磁石15は、駆動シャフト8に装着された平坦な円柱体である。
【0031】
図2および
図3に示すように、電気モータ1は、回路基板16をも備えている。回路基板16は、主部材と称される第1部材17と、横部材と称される第2部材18であって、主部材17から電気部材2に向かって突出する第2部材18と、を備えている。回路基板16は、ステータに電力を供給したりこれらを切り替えたりするために、およびモータを制御するために必要な回路や電子部品を備えている。
【0032】
主部材は、駆動シャフト8のウォームスクリュー9に対面配置されている。
【0033】
横部材18は、多極磁石15に対面配置されるとともに、多極磁石15の極における変化を検出するためのホール効果センサ等の磁気センサ19を有している。これにより、多極磁石15と磁気センサ19とで形成されるアセンブリが、ロータ4の位置を測定するためのセンサを構成する。
【0034】
図2により具体的に見られるように、主部材17および横部材18の各々は、平行六面体の全体形状を有している。横部材18は、主部材17の長さより短い幅を有している。したがって、横部材18は幅狭の突出部であるため、主部材17と横部材18との間のスペースに、モータ1の他の要素を設置することができる。これにより、電気モータのコンパクト性が向上する。
【0035】
また、回路基板16は、コイル6に電力を供給するためのピン20を備えている。
【0036】
図1に見られるように、電気モータ1は、キャップ22とカバー23とを有するケース21を備えている。キャップ22およびカバー23は、一体的に固定されて機構Mおよび回路基板16のためのハウジングを形成している。ケース21は、ロータ4とステータ5とからなるアセンブリのためのハウジング24をも備えている。
【0037】
カバー23は、特にギヤホイール10および回路基板16を覆うように設計されるとともに、部材17に対して横部材18が形成する細い凸部により可能とされる狭窄部25を備えている。これにより、上述のように、モータ1のコンパクト性が確保される。
【0038】
次に、
図4~
図7の第2実施形態を参照して本発明を説明する。第1実施形態に関して既に説明した要素には、同じ参照符号が付されている。
【0039】
図4~
図7に見られるように、モータ1は、電気部材2と電子部材3とを備えている。
【0040】
電気部材2は、ロータ4とステータ5とを有している。ステータ5は、複数の電磁励磁コイル6を備えている。ロータ4は、符号Lが付された回転軸Lを中心として回転するように装着された多極磁石を備えている。
【0041】
電気モータ1は、ロータ4がステータ5の内部で回動することで、ロータ4に固定された駆動シャフト8と称されるシャフト8を回転させるように構成されている。駆動シャフト8は、回転軸Lに沿って延びている。
【0042】
電子部材3は、駆動シャフト8のウォームスクリュー9と、ウォームスクリュー9に係合するように装着されたギヤホイール10と、を備えている。また、電子部材3は、ギヤホイール10により回転するように設計された出力シャフト11を備えている。
【0043】
したがって、ねじ部9とギヤホイール10とで減速ギヤ機構Mが形成されている。出力シャフト11の回転速度は、駆動シャフト8の回転速度よりも低い。
【0044】
有利には、出力シャフト11は、駆動シャフト8に対して実質的に垂直である。
【0045】
図5に見られるように、転がり軸受12が、駆動シャフト8をガイドしている。当業者に知られているように、転がり軸受は、転動体が設けられたケージによって離間した内輪と外輪とを備えている。内輪と外輪とは、互いに分離している。
【0046】
同じく
図5に見られるように、電気モータ1は、電気部材2に配置された多極磁石15を備えており、転がり軸受12は、多極磁石15とウォームスクリュー9との間に装着されている。
【0047】
したがって、磁石15は電気部材2と一体の部材であるため、電気モータ1は、一方の電気部材2と他方の電子部材3とに区画されている。電気部材2と電子部材3との間で機能がはっきりと別れているため、電気モータ1の信頼性を高めるとともに、よりコンパクトにすることができる。転がり軸受12をホイール10にできるだけ近く配置することにより、曲げ強度を向上させることができ、駆動シャフト8は、より高い曲げ荷重を受けると変形または破損する。
【0048】
図5に見られるように、多極磁石15は、駆動シャフト8に装着された環状体である。
【0049】
また、電気モータ1は、コイル6に電力を供給するためのピン20を有する回路基板16を備えている。回路基板16は、平行六面体の全体形状を有している。
【0050】
また、電気モータ1は、多極磁石15とガイド転がり軸受12との間に配置された中間部品26を備えている。
【0051】
図7により具体的に見られるように、中間部品26は環状体27を備えている。環状体27は、駆動シャフト8の周囲に装着されるとともに、環状体27に固定された電気コネクタ28に載置されるように設計されている。
【0052】
環状体27は、配置について、機械的位置合わせを確保する。以下で説明するように、電気コネクタ28は、電力信号(すなわちコイルに電力を供給するための電流)の送信、およびロータの位置に関する信号の送信を確保する。
【0053】
したがって、中間部品26により、3つの機能、すなわち、機械的位置合わせ、電力伝達(ステータのコイルへの電力の供給)、およびコマンド(ロータの位置)の伝達という3つの機能の組み合わせが可能とされている。
【0054】
コネクタ28は、環状体27から磁石15に向かって延びるハウジング部29と、環状体27から回路基板16に向かって延びるハウジング部30とを備えている。コイルに電力を供給するためのスロット20はハウジング29および30を貫通している。
【0055】
図6に見られるように、コネクタ28は、多極磁石15に対面配置された補助回路基板31をも備えている。回路基板31は、多極磁石15の極における変化を検出するためのホール効果センサ等の磁気センサ19を有している。これにより、多極磁石15と磁気センサ19とで形成されるアセンブリが、ロータ4の角度位置を判断するためのセンサを構成する。したがって、センサ19により出力された信号は、コネクタ28によって送信され得る。補助回路基板31は、有利には、センサ19専用であることにより、あまりスペースを取らないようになっている。
【0056】
本実施形態において、補助回路基板は、回路基板16に対して平行な配向で配置されている。しかしながら、他の構成において他の配向も可能であり得る。例えば、補助回路基板31は、回路基板16に対して垂直な配向で配置され得る。補助回路基板31は、好適には、環状体27またはコネクタ28により支持されるが、他の配向においてケースに自由に装着されるとともに、可撓性を有する導体等により回路基板に電気的に接続されてもよい。
【0057】
図4に見られるように、電気モータ1は、キャップ22とカバー23とを有するケース21を備えている。キャップ22およびカバー23は、一体的に固定されて機構Mおよび回路基板16のためのハウジングを形成している。ケース21は、ロータ4とステータ5とからなるアセンブリのためのハウジング24をも備えている。
【0058】
図8に見られるように、キャップ22は、環状体27を受容するためのハウジング32と、コネクタ28を収容するためのオリフィス33と、を備えている。
【0059】
中間部品26により先行技術に対してケースを変更しないままにできるため、既知の電気モータの生産ラインを変更する必要がないことに留意されたい。