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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-07
(45)【発行日】2024-02-16
(54)【発明の名称】メモリデバイス
(51)【国際特許分類】
   G11C 5/02 20060101AFI20240208BHJP
   G11C 5/14 20060101ALI20240208BHJP
   H10B 41/30 20230101ALI20240208BHJP
   H10B 41/40 20230101ALI20240208BHJP
   H10B 43/30 20230101ALI20240208BHJP
   H10B 43/40 20230101ALI20240208BHJP
【FI】
G11C5/02 100
G11C5/14
H10B41/30
H10B41/40
H10B43/30
H10B43/40
【請求項の数】 14
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023036083
(22)【出願日】2023-03-09
【審査請求日】2023-03-09
(31)【優先権主張番号】17/988,760
(32)【優先日】2022-11-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】599129074
【氏名又は名称】旺宏電子股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100147485
【弁理士】
【氏名又は名称】杉村 憲司
(74)【代理人】
【識別番号】230118913
【弁護士】
【氏名又は名称】杉村 光嗣
(74)【代理人】
【識別番号】100169823
【弁理士】
【氏名又は名称】吉澤 雄郎
(72)【発明者】
【氏名】葉 騰豪
(72)【発明者】
【氏名】呂 函庭
(72)【発明者】
【氏名】胡 志▲ウェイ▼
【審査官】後藤 彰
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2019/077747(WO,A1)
【文献】特開2003-173682(JP,A)
【文献】特開平8-195083(JP,A)
【文献】特開平1-262653(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G11C 5/02
G11C 5/14
H10B 41/30
H10B 41/40
H10B 43/30
H10B 43/40
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のワード線デコーディング回路領域と、
複数の共通電源レールと、
複数のパワードライバとを具えたメモリデバイスであって、
前記複数のワード線デコーディング回路領域は、アレイの形に配列され、複数の絶縁領域を形成し、該絶縁領域の各々が、隣接する2つの前記ワード線デコーディング回路領域間に配置され、
前記複数の共通電源レールの各々が、複数の前記絶縁領域に沿って配置され、
前記複数のパワードライバのそれぞれが、前記複数のワード線デコーディング回路領域のそれぞれに対応し、前記パワードライバの各々が、各電源駆動回路領域と、対応する各前記絶縁領域との間に配置され、前記パワードライバの各々が、対応する前記共通電源レールに結合され、共通電力を前記ワード線デコーディング回路領域に供給するように構成されているメモリデバイス。
【請求項2】
第1メモリセル・ブロックと、
第2メモリセル・ブロックとを更に具え、
前記第1メモリセル・ブロックは、第1の前記ワード線デコーディング回路領域、第2の前記ワード線デコーディング回路領域、及び該第1の前記ワード線デコーディング回路領域と該第2の前記ワード線デコーディング回路領域との間の第1の前記絶縁領域を覆い、
前記第2メモリセル・ブロックは、第3の前記ワード線デコーディング回路領域、第4の前記ワード線デコーディング回路領域、及び該第3の前記ワード線デコーディング回路領域と該第4の前記ワード線デコーディング回路領域との間の第2の前記絶縁領域を覆い、
前記第1のワード線デコーディング回路領域及び前記第2のワード線デコーディング回路領域は第1方向に沿って配列され、前記第3のワード線デコーディング回路領域及び前記第4のワード線デコーディング回路領域は第2方向に沿って配列され、前記第1方向は前記第2方向に平行である、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項3】
複数の第1ビット線スイッチと、
複数の第1ソース線スイッチと、
複数の第2ビット線スイッチと、
複数の第2ソース線スイッチとを更に具え、
前記複数の第1ビット線スイッチは、前記アレイの第1側端の外側に当該第1側端に隣接して位置する第1設定領域内に配列され、
前記複数の第1ソース線スイッチは、前記第1設定領域の外側の第2設定領域内に配列され、
前記複数の第2ビット線スイッチは、前記アレイの第2側端の外側に当該第2側端に隣接して位置する第3設定領域内に配列され、前記第1側端は前記第2側端の反対側にあり、
前記複数の第2ソース線スイッチは、前記第3設定領域の外側の第4設定領域内に配列されている、請求項2に記載のメモリデバイス。
【請求項4】
第1のビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバと、
第2のビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバとを更に具え、
前記第1のビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバは、前記第1設定領域と共に前記第1側端に沿って配置され、複数の第1駆動信号を前記第1ビット線スイッチ及び前記第1ソース線スイッチへ送信し、
前記第2のビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバは、前記第3設定領域と共に前記第2側端に沿って配置され、複数の第2駆動信号を前記第2ビット線スイッチ及び前記第2ソース線スイッチへ送信する、請求項3に記載のメモリデバイス。
【請求項5】
前記共通電源レールの各々がL字形電源レールである、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項6】
複数の第1伝送アレイ・ビアと、
複数の第2伝送アレイ・ビアとを更に具え、
前記複数の第1伝送アレイ・ビアは、前記アレイの第1側面上に配置され、前記共通電源レールの一部分に電気結合され、
前記複数の第2伝送アレイ・ビアは、前記アレイの第2側面上に配置され、前記共通電源レールの他の部分に電気結合されている、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項7】
第1メモリセル・ブロックと、
第2メモリセル・ブロックとを更に具え、
前記第1メモリセル・ブロックは、第1メモリセル・サブブロックと第2メモリセル・サブブロックとに分割され、該第1メモリセル・サブブロック及び該第2メモリセル・サブブロックは、第1の前記ワード線デコーディング回路領域及び第2の前記ワード線デコーディング回路領域を覆い、該第1メモリセル・サブブロック及び該第2メモリセル・サブブロックは、前記第1のワード線デコーディング回路領域と前記第2のワード線デコーディング回路領域との間の第1の前記絶縁領域を露出させ、
前記第2メモリセル・ブロックは、第3メモリセル・サブブロックと第4メモリセル・サブブロックとに分割され、該第3メモリセル・サブブロック及び該第4メモリセル・サブブロックは、第3の前記ワード線デコーディング回路領域及び第4の前記ワード線デコーディング回路領域を覆い、該第3メモリセル・サブブロック及び該第4メモリセル・サブブロックは、前記第3のワード線デコーディング回路領域と前記第4のワード線デコーディング回路領域との間の第2の前記絶縁領域を露出させる、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項8】
前記第1メモリセル・サブブロックに隣接して配置された複数の第1ビット線スイッチ及び複数の第1ソース線スイッチと、
前記第2メモリセル・サブブロックに隣接して配置された複数の第2ビット線スイッチ及び複数の第2ソース線スイッチと、
前記第3メモリセル・サブブロックに隣接して配置された複数の第3ビット線スイッチ及び複数の第3ソース線スイッチと、
前記第4メモリセル・サブブロックに隣接して配置された複数の第4ビット線スイッチ及び複数の第4ソース線スイッチと
を更に具えている、請求項7に記載のメモリデバイス。
【請求項9】
前記第1ビット線スイッチと前記第2ビット線スイッチとの間に配置された第1ビット線スイッチ・ドライバと、
前記第1ソース線スイッチと前記第2ソース線スイッチとの間に配置された第1ソース線スイッチ・ドライバと、
前記第3ビット線スイッチと前記第4ビット線スイッチとの間に配置された第2ビット線スイッチ・ドライバと、
前記第3ソース線スイッチと前記第4ソース線スイッチとの間に配置された第2ソース線スイッチ・ドライバと、
を更に具えている、請求項8に記載のメモリデバイス。
【請求項10】
複数の第1伝送アレイ・ビアと、
複数の第2伝送アレイ・ビアとを更に具え、
前記複数の第1伝送アレイ・ビアは、前記第1の絶縁領域内に配置され、前記共通電源レールの一部分に電気結合され、
前記複数の第2伝送アレイ・ビアは、前記第2の絶縁領域内に配置され、前記共通電源レールの他の部分に電気結合されている、請求項7に記載のメモリデバイス。
【請求項11】
前記絶縁領域内に配置された複数の共通信号レールを更に具えている、請求項7に記載のメモリデバイス。
【請求項12】
前記アレイの中心に配置されたブロックデコーダと、
複数の補助回路と、
複数の電圧シフタ回路とを更に具え、
前記複数の補助回路の各々が、隣接する2つの前記ワード線デコーディング回路領域間の各前記絶縁領域内に配置され、
前記電圧シフタ回路の各々が、前記補助回路の各々の側端に配列されている、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項13】
前記ワード線デコーディング回路領域の各々が複数のワード線デコーディング回路を具え、該複数のワード線デコーダ回路のそれぞれが、複数のワード線信号のそれぞれを発生する、請求項1に記載のメモリデバイス。
【請求項14】
前記共通電源レールの各々が、動作電圧または基準接地電圧を、前記ワード線デコーディング回路の各々に供給する、請求項13に記載のメモリデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はメモリデバイスに関するものであり、特に電力供給及び信号伝送の効率を改善することができるメモリデバイスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
関連技術の説明
三次元AND(アンド:論理積)型メモリデバイスでは、動作速度を向上させるために、メモリセルアレイを複数の小さいメモリセル・ブロックに分割することがある。こうした状況下では、各メモリセル・ブロックが、電力供給及びデコーディング動作を行うための共通の電源及び共通の信号を必要とする。
【0003】
三次元AND型メモリのフレームワークでは、補助回路及び電圧シフタがメモリセル・ブロックの閉鎖領域内に設定されている。ビット線スイッチ及びソース線スイッチは全て各メモリセル・ブロックの上方及び下方に設定されているので、共通電源レール及び共通信号レールをレイアウトする際に、共通電源レール及び共通信号レールが、ビット線スイッチ及びソース線スイッチの配線経路とかち合うことがあり、このことは共通電源レール及び共通信号レールのレイアウトの困難性を増加させる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明はメモリデバイスに指向し、このメモリデバイスは共通電源レール及び共通信号レールのレイアウトの複雑性を低減する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、三次元ANDフラッシュメモリデバイスのようなメモリデバイスを提供し、このメモリデバイスは、複数のワード線デコーディング回路領域と、複数の共通電源レールと、複数のパワードライバ(電源駆動装置)とを含む。ワード線デコーディング回路領域はアレイの形に配列され、複数の絶縁領域を形成し、絶縁領域の各々は隣接する2つのワード線デコーディング回路領域間に配置されている。共通電源レールの各々は絶縁領域に沿って配置されている。それぞれのパワードライバが、それぞれのワード線デコーディング回路領域に対応する。パワードライバの各々は、各電源駆動回路領域と、対応する各絶縁領域との間に配置され、パワードライバの各々は、対応する各共通電源レールに結合され、共通電力をワード線デコーディング回路領域に供給するように構成されている。
【発明の効果】
【0006】
以上の説明に基づけば、本発明のメモリデバイスでは、複数のワード線デコーディング回路領域がアレイの形に配列され、絶縁領域が、全ての隣接する2つのワード線デコーディング回路領域間に形成されている。このようにして、共通電源レールを上記の絶縁領域内に設定することができ、このことは、共通電源レールの配線経路と他の回路の配線とがかち合うことを低減して、共通電源レールのレイアウトの複雑性を低減することができる。
【0007】
添付した図面は、本発明の更なる理解をもたらすために含め、本明細書に組み込まれ本明細書の一部を構成する。これらの図面は本発明の実施形態を例示し、その説明と共に本発明の原理を説明する役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態によるメモリデバイスの概略図である。
図2】本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの構造的上面図である。
図3】本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの構造的概略図である。
図4】本発明の一実施形態によるメモリデバイスの他の実現の概略図である。
図5】本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの概略図である。
図6】本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの構造的上面図である。
図7】本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの構造的概略図である。
図8図7の実施形態のメモリデバイスの伝送アレイ・ビアの実現を例示する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1を参照すれば、図1は本発明の一実施形態によるメモリデバイスの概略図である。メモリデバイス100は、複数のワード線デコーディング回路領域111~114と、複数のレールRL1~RL4と、複数のメモリセル・ブロックMCA1~MCA2とを含む。本実施形態では、ワード線デコーディング回路領域111~114が、2×2アレイのようなアレイとして設定されている。ワード線デコーディング回路領域111及び112は(水平方向のような)第1方向に沿って設定され、ワード線デコーディング回路領域113及び114は第1方向に平行な第2方向に沿って設定されている。ワード線デコーディング回路領域111~114は複数の絶縁領域DA1~DA5を形成し、絶縁領域DA1は隣接するワード線デコーディング回路領域111と113との間に形成され;絶縁領域DA2は隣接するワード線デコーディング回路領域111と112との間に形成され;絶縁領域DA3は隣接するワード線デコーディング回路領域112と114との間に形成され;絶縁領域DA4は隣接するワード線デコーディング回路領域113と114との間に形成され;絶縁領域DA5はアレイの中心領域に形成されている。
【0010】
レールRL1~RL4は絶縁領域DA1~DA5内に配置されている。本実施形態では、レールRL1~RL4を共通電源レールとすることができる。詳細には、レールRL1が絶縁領域DA1、DA5及びDA2に沿って配置され;レールRL2が絶縁領域DA2、DA5及びDA3に沿って配置され;レールRL3が絶縁領域DA1、DA5及びDA4に沿って配置され;レールRL4は絶縁領域DA3、DA5及びDA4に沿って配置することができる。レールRL1~RL4の各々はL字形レールとすることができる。
【0011】
レールRL1~RL4が共通電源レールである際に、レールRL1~RL4の各々を用いて、動作電圧または基準接地線圧をメモリデバイス100内の補助回路及びパワードライバの少なくとも一方へ伝送することができる。本発明の他の実施形態では、レールRL1~RL4の各々を共通信号レールとすることもでき、共通信号レールは共通信号をメモリデバイス100内の補助回路へ伝送するために用いられる。
【0012】
それに加えて、本実施形態では、メモリデバイス100が複数のパワードライバ(図示せず)を更に含む。それぞれのパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域111~114のそれぞれに対応し、ワード線デコーディング回路領域111~114の各々と、対応する絶縁領域DA1~DA4との間に配置することができる。詳細には、ワード線デコーディング回路領域111に対応するパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域111と絶縁領域DA1との間に配置することができ;ワード線デコーディング回路領域112に対応するパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域112と絶縁領域DA3との間に配置することができ;ワード線デコーディング回路領域113に対応するパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域113と絶縁領域DA1との間に配置することができ;ワード線デコーディング回路領域114に対応するパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域114と空間領域DA3との間に配置することができる。このようにして、共通電源レールとして機能するレールRL1~RL4は、動作電力及び基準接地電力をワード線デコーディング回路領域111~114へ伝送することができる。
【0013】
一方、本実施形態では、メモリセル・ブロックMCA1を、ワード線デコーディング回路領域111、ワード線デコーディング回路領域112、及びワード線デコーディング回路領域111とワード線デコーディング回路領域112との間の絶縁領域DA2上に積層させて、これらを覆うことができる。メモリセル・ブロックMCA2は、ワード線デコーディング回路領域113、ワード線デコーディング回路領域114、及びワード線デコーディング回路領域113とワード線デコーディング回路領域114との間の絶縁領域DA4上に積層させて、これらを覆うことができる。このようにして、ワード線デコーディング回路領域111及びワード線デコーディング回路領域112がワード線信号をメモリセル・ブロックMC1に直接供給することができ;ワード線デコーディング回路領域113及びワード線デコーディング回路領域114がワード線信号をメモリセル・ブロックMC2に直接供給することができる。
【0014】
本実施形態のメモリデバイス100は三次元積層メモリデバイスであり、メモリセル・ブロックMCA1及びMCA2は、三次元積層AND型フラッシュメモリセル・ブロックまたはNOR(ノア:否定論理和)型フラッシュメモリセル・ブロックである。
【0015】
図2を参照すれば、図2は本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの構造的上面図である。図1の概略図を参照しながら説明を行う。メモリデバイス100は、ワード線デコーディング回路領域111~114と、複数のレールRL1~RL4と、複数のメモリセル・ブロックMCA1~MCA2と、ビット線スイッチの設定領域121及び123と、ソース線スイッチの設定領域122及び124と、パワードライバ141~144、151及び152と、ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ131、132と、ブロックデコーダ160と、補助回路170及び電圧シフタ回路LSとを含む。
【0016】
ワード線デコーディング回路領域111~114は、アレイの形に配置されて複数の絶縁領域を形成する。パワードライバ141~144はアレイの形に配置され、パワードライバ141~144は、それぞれワード線デコーディング回路領域111~114に対応し、それぞれワード線デコーディング回路領域111~114に隣接して配置されている。レールRL1~RL4は、上記アレイ内の複数の絶縁領域内に配置され、説明に関係する位置は図1の実施形態における位置と同じであり、ここではその詳細を繰り返さない。
【0017】
本実施形態では、パワードライバ141~144を用いて、それぞれワード線デコーディング回路領域111~114に動作電力を供給し、パワードライバ151及び152を用いて基準接地電力を供給することができる。
【0018】
それに加えて、本実施形態では、ビット線スイッチの設定領域121及びソース線スイッチの設定領域122が、ワード線デコーディング回路領域111~114によって形成されるアレイの第1側端(上部側端)の外側に配置され、ビット線スイッチの設定領域123及びソース線スイッチの設定領域124が、ワード線デコーディング回路領域111~114によって形成されるアレイの第2側端(下部側端)の外側に配置されている。複数のビット線スイッチBLT1がビット線スイッチの設定領域121内に配置され;複数のビット線スイッチBLT2がビット線スイッチの設定領域123内に配置され;複数のソース線スイッチSLT1がソース線スイッチの設定領域122内に配置され;複数のソース線スイッチSLT2がソース線スイッチの設定領域124内に配置されている。
【0019】
ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ131が、設定領域121及び122に隣接して配置されている。ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ131は、ビット線スイッチBLT1及びソース線スイッチSLT1のオン/オフ状態を制御して、ビット線信号及びソース線信号をメモリセル・ブロックMCA1に供給する。一方、ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ132が、設定領域123及び124に隣接して配置されている。ビット線スイッチ・ドライバ兼及びソース線スイッチ・ドライバ132は、ビット線スイッチBLT2及びソース線スイッチSLT2のオン/オフ状態を制御して、ビット線信号及びソース線信号をメモリセル・ブロックMCA2に供給する。
【0020】
なお、本実施形態では、ワード線デコーディング回路領域111~114によって形成されるアレイ内に、ブロックデコーダ160、複数の補助回路170及び複数の電圧シフタ回路LSを、垂直方向の複数の絶縁領域内に配置することができる。ブロックデコーダ160は上記アレイの中心に配置することができ、補助回路170はブロックデコーダ160の上方または下方に配置することができる。電圧シフタ回路の各々は、対応する各補助回路170の第1側面または第2側面に配置することができる。
【0021】
なお、RL1~RL4の各々は、共通電源レールまたは共通信号レールとすることができる。共通電源レールとして機能するレールRL1~RL4の各々は、共通電力を、パワードライバ141~144、ブロックデコーダ160、補助回路170、及び電圧シフタ回路LSのうちの少なくとも1つへ伝送することができる。共通信号レールとして機能するレールRL1~RL4の各々は、共通信号を、パワードライバ141~144、ブロックデコーダ160、補助回路170、及び電圧シフタ回路LSのうちの少なくとも1つへ伝送することができる。
【0022】
共通信号は、デコーディング結果、イネーブル信号、ポーズ(一時停止)信号、状態レジスタの出力信号、及び複数のマーキングフラグを含むことができる。デコーディング結果は、ブロックデコーダ160によって生成され、メモリセル・ブロックを動作用に指示する。イネーブル信号は、ブロックデコーダ160を作動させるか否かを決定するために用いられる。ポーズ信号は、ブロックデコーダ160のアクセス動作を停止するか否かを決定するために用いられる。状態レジスタは、メモリセルの書込み動作の回数を記録するために用いられ、そしてメモリセルの書込み動作が安全値を超えたか否かを示すために用いられる。マーキングフラグは、メモリセル内の種々の異常状態を記録するために用いられる。
【0023】
本実施形態では、レールRL1~RL4の配線経路が、ビット線スイッチBLT1とBLT2及びソース線スイッチSLT1とSLT2の配線経路とかち合わない。レールRL1~RL4は、対応する回路構成部品に単純に直接接続することができ、レイアウトの複雑性が効果的に低減されるという前提の下で、RL1~RL4によって生成される伝送インピーダンスを効果的に低減することができ、これにより電力及び信号の伝送性能を向上させることができる。
【0024】
本実施形態では、ワード線デコーディング回路領域111~114、パワードライバ141~144、ビット線スイッチBLT1及びBLT2、ソース線スイッチSLT1及びSLT2、パワードライバ141~144、151及び152、ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ131及び132、ブロックデコーダ160、補助回路170、及び電圧シフタ回路LSの全てを、当業者にとって既知の関連する回路によって実現することができ、このことは本発明によって限定されない。
【0025】
図3を参照すれば、図3は本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの構造的概略図である。以下の説明は図2を参照しながら行うことがある。図3では、メモリデバイス300内に、絶縁領域内に配置された第1部分レールRL1_1及びRL2_1を、最下部金属層の第1層BM1及び第2層BM2によって形成することができる。第2部分レールRL1_2を、ビアVA1を通して第1部分レールRL1_1に接続することができ、第2部分レールRL2_2を、ビアVA2を通して第1部分レールRL2_1に接続することができる。第2部分レールRL1_2及びRL2_2は、それぞれ伝送アレイ・ビアTAV1及びTAV2に結合されている。第2部分レールRL1_2は、伝送アレイ・ビアTAV1を通して伝送線GL1に結合され、第2部分レールRL2_2は、伝送アレイ・ビアTAV2を通して伝送線GL2に結合されている。ここで、伝送線GL1及びGL2は共通電源線または共通信号線とすることができる。
【0026】
本実施形態では、第2部分レールRL1_2及びRL2_2を、最下部金属層の第1層BM3と第2層BM4、及び最上部金属層の第1層TM1によって形成することができる。伝送線GL1及びGL2は最上部金属層の第2層TM2によって形成することができる。
【0027】
更に、図4を参照すれば、図4は本発明の上記実施形態によるメモリデバイスの他の実現の概略図である。図4では、メモリデバイス300の共通ビット線GBL及び共通ソース線GSLを、最上部金属層の第2層TM2によって形成することができ、共通ビット線GBL及び共通ソース線GSLはメモリセル・ブロック上を跨ぐことができる。ここでは、共通ビット線GBLと共通ソース線GSLとをインターリーブ(交互)する様式に配列することができる。メモリデバイス300の共通ビット線は、伝送線GL1、GL2と同じ高さを有することができる。
【0028】
図5を参照すれば、図5は本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの概略図である。メモリデバイス500は、複数のワード線デコーディング回路領域511~514と、複数のレールRL1~RL6と、複数のメモリセル・ブロックMCA1~MCA2とを含む。本実施形態では、ワード線デコーディング回路領域511~514が、アレイとして、例えば2×2アレイとして配列されている。ワード線デコーディング回路領域511~514は複数の絶縁領域DA1~DA5を形成し、絶縁領域DA1は隣接するワード線デコーディング回路領域511と513との間に形成され;絶縁領域DA2は隣接するワード線デコーディング回路領域511と512との間に形成され;絶縁領域DA3は隣接するワード線デコーディング回路領域512と514との間に形成され;絶縁領域DA4は隣接するワード線デコーディング回路領域513と514との間に形成され;絶縁領域DA5はアレイの中心領域内に形成されている。
【0029】
レールRL1~RL6は絶縁領域DA1~DA5内に配置されている。本実施形態では、レールRL1がDA1、DA5及びDA2に沿って配置され;レールRL2がDA1、DA5及びDA4に沿って配置され;レールRL3がDA3、DA5及びDA4に沿って配置され;レールRL4がDA3、DA5及びDA4に沿って配置され;レールRL5が絶縁領域DA2及びDA5内に配置され;レールRL6が絶縁領域DA4及びDA5内に配置されている。レールRL1~RL6の各々は、共通電源レールまたは共通信号レールとすることができる。
【0030】
なお、本実施形態では、メモリセル・ブロックMCA1がメモリセル・サブブロックMCA11とMCA12とに分割され、メモリセル・ブロックMCA2がメモリセル・サブブロックMCA21とMCA22とに分割される。メモリセル・サブブロックMCA11及びMCA12は、それぞれワード線デコーディング回路領域511及び512を覆い、メモリセル・サブブロックMCA21及びMCA22は、それぞれワード線デコーディング回路領域513及び514を覆う。前述した実施形態とは異なり、メモリセル・サブブロックMCA11及びMCA12は、ワード線デコーディング回路領域511と512との間の絶縁領域DA2を覆わず、絶縁領域DA2を露出させる。メモリセル・サブブロックMCA21及びMCA22は、ワード線デコーディング回路領域513と514との間の絶縁領域DA4を覆わず、絶縁領域DA4を露出させる。
【0031】
図1の実施形態と同様に、メモリデバイス500は複数のパワードライバ(図示せず)を更に含む。それぞれのパワードライバは、それぞれのワード線デコーディング回路領域511~514に対応し、ワード線デコーディング回路領域511~514の各々と、対応する絶縁領域DA1~DA4の各々との間に配置することができる。詳細には、ワード線デコーディング回路領域511に対応するパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域511と絶縁領域DA1との間に配置することができ;ワード線デコーディング回路領域512に対応するパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域512と絶縁領域DA3との間に配置することができ;ワード線デコーディング回路領域513に対応するパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域513と絶縁領域DA1との間に配置することができ;ワード線デコーディング回路領域514に対応するパワードライバは、ワード線デコーディング回路領域514と絶縁領域DA3との間に配置することができる。このようにして、共通電源レールとして機能するレールRL1~RL4は、動作電力及び基準接地電力をワード線デコーディング回路領域511~514へ伝送することができる。
【0032】
図1の実施形態と同様に、本実施形態のメモリデバイス500は三次元積層メモリデバイスであり、メモリセル・ブロックMCA1及びMCA2は、三次元積層AND型フラッシュメモリセル・ブロックまたはNOR型フラッシュメモリセル・ブロックとすることができる。
【0033】
図6を参照すれば、図6は本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの構造的上面図である。説明は図5の概略図を参照しながら行う。メモリデバイス600は、ワード線デコーディング回路領域611~614と、複数のレールRL1~RL6と、ビット線スイッチの設定領域621-1、621-2、623-1、623-2と、ソース線スイッチの設定領域622-1、622-2、624-1、624-2と、パワードライバ641~644、651、652と、ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ631、632と、ブロックデコーダ660と、複数の補助回路670及び複数の電圧シフタ回路LSとを含む。
【0034】
ワード線デコーディング回路領域611~614はアレイの形に配列され、複数の絶縁領域を形成する。パワードライバ641~644はアレイの形に配列され、パワードライバ641~644は、それぞれワード線デコーディング回路領域611~614に対応し、それぞれワード線デコーディング回路領域611~614に隣接して配置されている。レールRL1~RL6は、上記アレイ内の複数の絶縁領域内に配置され、説明に関係する位置は図5の実施形態における位置と同じであり、ここではその詳細を繰り返さない。
【0035】
本実施形態では、パワードライバ641~644を用いて、それぞれワード線デコーディング回路領域611~614に動作電力を供給し、パワードライバ651及び652を用いて基準接地電力を供給することができる。
【0036】
それに加えて、本実施形態では、それぞれがワード線デコーディング回路領域611及び612に対応するビット線スイッチを、それぞれ異なる設定領域621-1及び621-2内に設定することができ、それぞれがワード線デコーディング回路領域611及び612に対応するソース線スイッチを、それぞれ異なる設定領域622-1及び622-2内に設定することができる。設定領域621-1,621-2及び622-1、622-2は、ワード線デコーディング回路領域611~614によって形成されるアレイの第1側端(上部側端)の外側に配置することができる。それぞれがワード線デコーディング回路領域613及び614に対応するビット線スイッチを、それぞれ異なる設定領域623-1及び623-2内に設定することができ、それぞれがワード線デコーディング回路領域613及び614に対応するソース線スイッチを、それぞれ異なる設定領域624-1及び624-2内に設定することができる。設定領域623-1、623-2及び624-1、624-2は、ワード線デコーディング回路領域611~614によって形成されるアレイの第2側端(下部側端)の外側に配置することができる。
【0037】
ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ631は、設定領域621-1及び622-1と設定領域621-2及び622-2との間に配置されている。ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ632は、設定領域623-1及び624-1と設定領域623-2及び624-2との間に配置されている。ビット線スイッチ・ドライバ兼ソース線スイッチ・ドライバ631及び632を用いて、対応するビット線スイッチ及びソース線スイッチのオン/オフ状態を制御し、これにより、対応するメモリセル・ブロックにビット線信号及びソース線信号を供給する。
【0038】
なお、本実施形態では、ワード線デコーディング回路領域611~614によって形成されるアレイ内に、ブロックデコーダ660、複数の補助回路670及び複数の電圧シフタ回路LSを、垂直方向の複数の絶縁領域内に配置することができる。ブロックデコーダ660は上記アレイの中心に配置することができ、補助回路670はブロックデコーダ660の上方または下方に配置することができる。電圧シフタ回路の各々は、対応する各補助回路670の第1側面または第2側面に配置することができる。
【0039】
なお、レールRL1~RL4の各々は、共通電源レールまたは共通信号レールとすることができる。電源レールとして機能するレールRL1~RL4の各々は、共通電力を、パワードライバ641~644、ブロックデコーダ660、補助回路670、及び電圧シフタ回路LSのうちの少なくとも1つへ伝送することができる。レールRL5及びRL6の各々は、共通電源レール又は共通信号レールとすることができる。レールRL1~RL4の各々を用いて、共通信号または共通電力を、ブロックデコーダ660、補助回路670、及び電圧シフタ回路LSのうちの少なくとも1つへ伝送することができる。
【0040】
本実施形態における共通信号は、図2の実施形態における共通信号と同様であり、その詳細は繰り返さない。
【0041】
本実施形態では、レールRL1~RL6の配線経路が、設定領域623-1、623-2、624-1、及び624-2内のビット線スイッチ及びソース線スイッチの配線経路とかち合わない。レールRL1~RL6は、対応する回路構成部品に単純に直接接続することができる。レイアウトの複雑性が効果的に低減されるという前提の下で、RL1~RL6によって生成される伝送インピーダンスを効果的に低減することができ、これにより電力及び信号の伝送性能を向上させることができる。
【0042】
図7を参照すれば、図7は本発明の他の実施形態によるメモリデバイスの構造的概略図である。図6を同時に参照すれば、図6では、メモリデバイス600の真ん中に配置されたレールRL1~RL6を、複数の伝送アレイ・ビアを通して複数の伝送線GLに接続することができる。ここでは、伝送線GLを、例えば最上部金属層の第2層TM2によって形成することができる。さらに、メモリデバイス600の共通ビット線GBL及び共通ソース線GSLは、最上部金属層の第2層TM2を貫いて形成することができ、メモリセル・ブロック上を跨ぐことができる。ここでは、共通ビット線GBLと共通ソース線GSLとをインターリーブ(交互)する様式に配列することができる。メモリデバイス600の共通ビット線は、伝送線GL1、GL2と同じ高さを有することができ、伝送線GLの両側に形成されている。
【0043】
図8を参照すれば、図8は、図7の実施形態のメモリデバイスの伝送アレイ・ビアの実現を例示する概略図である。メモリデバイス600では、複数の導電性ビアVCをまず中心絶縁領域内に形成する。導電性ビアVCは、例えば通常の方法で配列することができる。更に、複数の導電性ビアを選択することができ、伝送アレイ・ビアTAVが、これらの選択した導電性ビアVCを通り抜けることができる。実際の構造では、これら通常の導電性ビアVCがメモリデバイス600の構造的安定性を改善することができる。
【0044】
要約すれば、本発明のメモリデバイスでは、ワード線デコーディング回路領域がアレイの形に配列され、複数の絶縁領域がワード線デコーディング回路領域間に形成されている。共通電源レール及び共通信号レールを絶縁領域内に配列することによって、共通電力及び共通信号の伝送配線が、ビット線スイッチ及びソース線スイッチの配線経路とかち合わないことができ、このことは、メモリデバイスの配線の複雑性を効果的に低減して、電気特性を改善することができる。
【産業上の利用可能性】
【0045】
本発明のメモリデバイスでは、共通電源レール及び共通信号レールを、複数のワード線デコーディング回路領域間に形成された絶縁領域内に配列することによって、共通電力及び共通信号の伝送配線の配線を容易に実現することができ、メモリデバイスの電気特性を高めることもできる。
【符号の説明】
【0046】
100、500、600:メモリデバイス
111~114、511~514、611~614:ワード線デコーディング回路領域
121~124、621-1、621-2、623-1、623-2、622-1、622-2、624-1、624-2:設定領域
131、132:ソース線スイッチ・ドライバ
141~144、151、152、641~644、651、652:パワードライバ
160、660:ブロックデコーダ
170、670:補助回路
BLT1、BLT2:ビット線スイッチ
DA1~DA5:絶縁領域
GBL:共通ビット線
GL、GL1、GL2:伝送線
GSL:共通ソース線
LS:電圧シフト回路
MCA1~MCA2:メモリセル・ブロック
MCA11、MCA12、MCA21、MCA22:メモリセル・サブブロック
RL1_1,RL2_1:第1部分レール
RL1_2、RL2_2:第2部分レール
RL1~RL6:レール
SLT1、SLT2:ソース線スイッチ
TAV1、TAV2:伝送アレイ・ビア
VC:導電性ビア
【要約】
【課題】共通電源レール及び共通信号レールのレイアウトの複雑性を低減するメモリデバイスを提供する。
【解決手段】複数のワード線デコーディング回路領域と、複数の共通電源レールと、複数のパワードライバとを含む三次元ANDフラッシュメモリのようなメモリデバイスを提供する。ワード線デコーディング回路領域は、アレイの形に配列され、複数の絶縁領域を形成し、絶縁領域の各々は隣接するワード線デコーディング回路領域間に配置されいる。共通電源レールの各々は絶縁領域に沿って配置されている。それぞれのパワードライバは、それぞれのワード線デコーディング回路領域に対応する。パワードライバの各々は、各電源駆動回路領域と、対応する各絶縁領域との間に配置され、パワードライバの各々は、共通電力をワード線デコーディング回路領域に供給するように構成されている。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8