特許7432886IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

大動脈瘤の診断を補助する臨床検査薬の技術分野に関する。詳細には、大動脈瘤のバイオマーカー、それを用いる大動脈瘤の検出剤、大動脈瘤検出キット、及び大動脈瘤の検出方法に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、の現状に鑑みてなされたものであり、大動脈瘤を高感度に検出できる新規なバイオマーカーを提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、感度や特異性に優れた大動脈瘤マーカーの提供を目的として鋭意検討し、胸部大動脈瘤組織を用いたプロテオーム解析を実施した。健常者大動脈組織と胸部大動脈瘤患者組織のプロテオームデータの比較から得られた疾患組織で顕著に変動する因子から、血液中において大動脈瘤を高感度、特異的に検出可能な新たなマーカーを見出した。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明により見出したMXRA5、TALDO1及びMETRNLのうちいずれか1つ以上のタンパク質を大動脈瘤のマーカーとして用いることにより、大動脈瘤の発症を高感度で特異的に検出することができる。

また、本発明による大動脈瘤の検出剤及び検出キットは胸部大動脈瘤、胸腹部大動脈瘤、腹部大動脈瘤ともに、その発症の早期診断の補助に使用することが可能であり、当該疾患の早期検出により疾患の重症化の回避に貢献可能である。さらに大動脈瘤の予防薬や治療薬の開発、評価にも使用することが可能と考えられ、大動脈瘤の予防や治療にも利用可能である。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1-1】 実施例1における胸部大動脈瘤患者の血清のLDL/VLDL分画、HDL分画、Protein分画におけるMXRA5の測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「TAA」はThoracic aortic aneurysm(胸部大動脈瘤患者)である。Y軸の「peak area ratio, TAA vs. HC 」は、当該タンパク質のMRM法による測定を行った特定のトリプシン消化ペプチドのピーク面積比率について、「HC」の面積を100とした時の「TAA」の面積比率を示し、図1-2~3及び図2-1~3のY軸も同様の意味である。
【図1-2】 実施例1における胸部大動脈瘤患者の血清のLDL/VLDL分画、HDL分画、Protein分画におけるTALDO1の測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「TAA」はThoracic aortic aneurysm(胸部大動脈瘤患者)である。
【図1-3】 実施例1における胸部大動脈瘤患者の血清のLDL/VLDL分画、HDL分画、Protein分画におけるPRDX1の測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「TAA」はThoracic aortic aneurysm(胸部大動脈瘤患者)である。
【図2-1】 実施例1における胸部大動脈瘤患者の血清のLDL/VLDL分画、HDL分画、Protein分画におけるMXRA5の測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「TAA」はThoracic aortic aneurysm(胸部大動脈瘤患者)である。
【図2-2】 実施例1における胸部大動脈瘤患者の血清のLDL/VLDL分画、HDL分画、Protein分画におけるTALDO1の測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「TAA」はThoracic aortic aneurysm(胸部大動脈瘤患者)である。
【図2-3】 実施例1における胸部大動脈瘤患者の血清のHDL分画、Protein分画におけるPRDX1の測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「TAA」はThoracic aortic aneurysm(胸部大動脈瘤患者)である。
【図3】 実施例2における胸部又は腹部大動脈瘤患者の血漿検体におけるMXRA5の測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「TAA」はThoracic aortic aneurysm(胸部大動脈瘤患者)、「AAA」はAbdominal aortic aneurysm(腹部大動脈瘤患者)である。
【図4】 実施例2における胸部大動脈瘤の診断におけるMXRA5のROC曲線を示すグラフである。
【図5】 実施例3における胸部大動脈瘤患者の血清検体におけるMETRNLの測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「TAA」はThoracic aortic aneurysm(胸部大動脈瘤患者)である。
【図6】 実施例3における胸部大動脈瘤の診断におけるMETRNLのROC曲線を示すグラフである。
【図7】 実施例4における腹部大動脈瘤患者の血清検体におけるMETRNLの測定結果を示すグラフである。「HC」はhealthy control(健常者)であり、「AAA」はAbdominal aortic aneurysm(腹部大動脈瘤患者)である。
【図8】 実施例4における腹部大動脈瘤の診断におけるMETRNLのROC曲線を示すグラフである。

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