(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-08
(45)【発行日】2024-02-19
(54)【発明の名称】冷蔵庫
(51)【国際特許分類】
F25D 23/00 20060101AFI20240209BHJP
【FI】
F25D23/00 302A
(21)【出願番号】P 2022556544
(86)(22)【出願日】2020-06-04
(86)【国際出願番号】 CN2020094262
(87)【国際公開番号】W WO2021223281
(87)【国際公開日】2021-11-11
【審査請求日】2022-09-20
(31)【優先権主張番号】202010381538.7
(32)【優先日】2020-05-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520238381
【氏名又は名称】▲海▼信冰箱有限公司
【氏名又は名称原語表記】Hisense Refrigerator Co., Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.8 Hisense Road, Nancun, Pingdu, Qingdao, Shandong 266736 China
(74)【代理人】
【識別番号】100098394
【氏名又は名称】山川 茂樹
(72)【発明者】
【氏名】ヤン,チュン
(72)【発明者】
【氏名】ジャオ,ジェンレイ
(72)【発明者】
【氏名】リー,タオ
【審査官】笹木 俊男
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2006-0041509(KR,A)
【文献】韓国公開特許第10-2006-0041507(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F25D 17/04
F25D 23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
貯蔵室と;
前記貯蔵室を開閉するための扉体と;
内部に貯蔵キャビティが形成された保鮮ボックスであって、真空引きインタフェース部が設けられ、前記扉体に接続される、保鮮ボックスと;
真空ポンプ、真空引き管路及び真空引き継手アセンブリを含む真空引きアセンブリであって、前記真空引き管路は前記真空ポンプと前記真空引き継手アセンブリを連通し、前記真空引き継手アセンブリが前記真空引きインタフェース部に接続された状態では、前記真空引きアセンブリは前記貯蔵キャビティに対して真空引きをすることができる、真空引きアセンブリと;
を備え、
前記真空引き継手アセンブリは上蓋体と下蓋体とを含み、前記上蓋体と前記下蓋体との間には気流通路が形成され、前記真空引き管路は前記上蓋体又は前記下蓋体に接続され、且つ前記気流通路と連通し、前記下蓋体は、前記気流通路と前記貯蔵キャビティを連通させるように、前記真空引きインタフェース部に接続さ
れ、
前記上蓋体には円環状の上蓋体突出部が設けられ、前記上蓋体突出部は前記下蓋体に向かって延び、
前記下蓋体には円環状の下蓋体突出部が設けられ、前記下蓋体突出部は前記上蓋体に向かって延び、前記下蓋体には前記下蓋体突出部によって囲まれた領域に下蓋体吸気口が設けられ、前記下蓋体突出部には第1管継手が設けられ、前記真空引き管路は前記第1管継手に接続され;
前記上蓋体突出部は、前記下蓋体突出部の内周に挿設され、前記下蓋体突出部の先端は、前記上蓋体に当接する、ことを特徴とする冷蔵庫。
【請求項2】
前記下蓋体突出部の先端と前記上蓋体との間には、シールリングが設けられることを特徴とする請求項
1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
貯蔵室と;
前記貯蔵室を開閉するための扉体と;
内部に貯蔵キャビティが形成された保鮮ボックスであって、真空引きインタフェース部が設けられ、前記扉体に接続される、保鮮ボックスと;
真空ポンプ、真空引き管路及び真空引き継手アセンブリを含む真空引きアセンブリであって、前記真空引き管路は前記真空ポンプと前記真空引き継手アセンブリを連通し、前記真空引き継手アセンブリが前記真空引きインタフェース部に接続された状態では、前記真空引きアセンブリは前記貯蔵キャビティに対して真空引きをすることができる、真空引きアセンブリと;
を備え、
前記真空引き継手アセンブリは上蓋体と下蓋体とを含み、前記上蓋体と前記下蓋体との間には気流通路が形成され、前記真空引き管路は前記上蓋体又は前記下蓋体に接続され、且つ前記気流通路と連通し、前記下蓋体は、前記気流通路と前記貯蔵キャビティを連通させるように、前記真空引きインタフェース部に接続され、
前記上蓋体には円環状の上蓋体突出部が設けられ、前記上蓋体突出部は前記下蓋体に向かって延び、前記上蓋体突出部には第1管継手が設けられ、前記真空引き管路は前記第1管継手に接続され;
前記下蓋体には円環状の下蓋体突出部が設けられ、前記下蓋体突出部は前記上蓋体に向かって延び、前記下蓋体には前記下蓋体突出部によって囲まれた領域に下蓋体吸気口が設けられ;
前記上蓋体突出部は、前記下蓋体突出部の外周に外嵌され、かつ前記下蓋体に当接する、
ことを特徴とす
る冷蔵庫。
【請求項4】
前記上蓋体突出部の底端と前記下蓋体との間には、シールリングが設けられることを特徴とする請求項
3に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
前記下蓋体には下蓋体挿着部が設けられ、前記下蓋体挿着部には、前記下蓋体挿着部と前記真空引きイン
タフェース部とを密封接続させるためのゴム部が設けられることを特徴とする請求項
1から請求項
4のいずれかに記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記下蓋体には前記下蓋体挿着部によって囲まれた領域に凹部が形成され、前記凹部は前記上蓋体に近接する方向に凹んでおり、前記下蓋体吸気口は前記凹部に設けられることを特徴とする請求項
5に記載の冷蔵庫。
【請求項7】
前記下蓋体挿着部と前記下蓋体の外周面との間には、円弧状遷移部が形成されることを特徴とする請求項
5に記載の冷蔵庫。
【請求項8】
前記下蓋体にはねじ取付柱が設けられ、前記上蓋体にはねじ取付座繰り穴が対応して設けられ、ねじが前記ねじ取付座繰り穴に穿設され、かつ前記ねじ取付柱に挿着されることを特徴とする請求項
1から請求項
4のいずれかに記載の冷蔵庫。
【請求項9】
前記上蓋体の表面には飾り板が設けられ、前記飾り板は前記ねじ取付座繰り穴を覆っていることを特徴とする請求項
8に記載の冷蔵庫。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2020年5月8日に中国特許局に出願された出願番号が202010381538.7である中国特許出願の優先権を主張し、その開示内容の全ては参照により本願に組み込まれる。
【0002】
本開示は冷凍装置の技術分野に関し、特に真空鮮度保持装置を備えた冷蔵庫に関する。
【背景技術】
【0003】
近年、人々の健康意識は高まり、食材の鮮度保持に対するニーズも高まっている。冷蔵庫は食材の貯蔵に最もよく使われる家電製品であり、食材の保鮮貯蔵は冷蔵庫分野で早急に解決すべき技術的な課題となっている。
【0004】
現在、食材の保鮮貯蔵の問題に対して、各メーカーは様々な鮮度保持技術を開発しており、例えば、真空保鮮技術が挙げられる。真空状態において、食品が変質する条件は変化する。まず、真空環境の中に、微生物や各種反応酵素は生存しにくく、微生物の繁殖の条件に達成するのに長時間が必要である;次に、真空状態では、容器内の酸素が大幅に減少し、各種の化学反応が完了できず、食品が酸化されずにより、食品が長期的に鮮度を保つことができる。
【発明の概要】
【0005】
本開示の幾つかの実施例では、真空引きアセンブリは、保鮮ボックスに対して真空引きをするために使用され、真空ポンプ、真空引き管路及び真空引き継手アセンブリを含む。前記真空引き管路は前記真空ポンプと前記真空引き継手アセンブリを連通する。前記真空引き継手アセンブリが真空引きインタフェース部に接続された状態では、前記真空引きアセンブリは前記保鮮ボックスの貯蔵キャビティに対して真空引きをすることができる。前記真空引き継手アセンブリは上蓋体と下蓋体を含む。前記上蓋体と前記下蓋体との間には気流通路が形成される。前記真空引き管路は前記上蓋体又は前記下蓋体に接続されるとともに、前記気流通路と連通する。前記下蓋体は、前記気流通路と前記貯蔵キャビティを連通させるように、前記真空引きインターフェース部に接続される。真空引き継手アセンブリは、取り外し可能な構造で、構造が簡単で、管路などの部品の取り付けに便利である。
【図面の簡単な説明】
【0006】
以下、本開示の実施例に係る技術案をより明確に説明するために、実施例の説明で使用される図面について簡単に説明するが、以下の説明における図面は、本開示の実施例の一部にすぎないことは明らかである。当業者であれば、創造的な労働をすることなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【0007】
【
図1】本開示の幾つかの実施例に係る冷蔵庫の構造を示す図である。
【0008】
【
図2】本開示の幾つかの実施例に係る保鮮ボックス、真空引き継手アセンブリ及び取付ベースの組付構成図である。
【0009】
【
図3】
図2に示す真空引き継手アセンブリを上向きに回動させた構造を示す図(保鮮ボックスの図示を省略)である。
【0010】
【
図4】本開示の幾つかの実施例に係る真空引き継手アセンブリの断面図である。
【0011】
【
図5】
図4に示す真空引き継手アセンブリにおける下蓋体の構造を示す図である。
【0012】
【
図6】
図4に示す真空引き継手アセンブリにおける上蓋体の構造を示す図である。
【0013】
【
図7】本開示の幾つかの実施例に係る別の真空引き継手アセンブリの断面図である。
【0014】
【
図8】本開示の幾つかの実施例に係る取付ベースの構造(分離式)を示す図である。
【0015】
【
図9】
図8に示す取付ベースの裏側から見た構造を示す図である。
【0016】
【
図10】
図8に示す取付ベースにおける取付基板の構造を示す図である。
【0017】
【
図11】
図8に示す取付ベースにおける取付カバーの構造を示す図である。
【0018】
【
図12】本開示の幾つかの実施例に係る取付ベースの構造(一体型)を示す図である。
【0019】
【
図13】
図12に示す取付ベースの裏側から見た構造を示す図である。
【0020】
【
図14】本開示の幾つかの実施例に係る取付ベースと扉体のサイドフレームの組付構造を示す図である。
【0021】
【
図15】本開示の幾つかの実施例に係る扉体のサイドフレームの部分的な構造を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本開示の実施例における図面を参照して、本開示の実施例の技術案を明確かつ完全に説明する。無論、ここに記載された実施例はあくまで本開示の実施例の一部のみであり、全ての実施例ではない。本開示における実施例に基づき、当業者が格別創意がなく容易に想到できる他のすべての実施例は、本開示の権利範囲に含まれるものとする。
【0023】
なお、本開示の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「頂」、「底」、「内」、「外」などの用語によって示された方位又は位置関係は、図面に示す方位又は位置関係に基づき、本開示の説明の便宜又は説明の簡略化を図るためのものに過ぎなく、言及された装置又は素子が特定の方位を有し、特定の方位で構成される又は操作される必要があることを指示又は暗示するものではないと理解されるべきである。従って、本開示を限定するものと理解されるべきでない。
【0024】
「第1」、「第2」という用語は説明の目的のみに用いられ、相対的な重要性を指示又は暗示するもの、若しくは指示された技術的特徴の数を暗黙的に示すものと理解されるべきでない。従って、「第1」、「第2」で限定されている特徴は、1つ又は複数の当該特徴を明示的又は暗黙的に含むことができる。本開示の説明では、特に説明がない限り、「複数」は2つ以上を意味する。
【0025】
なお、本開示の説明では、特に明確な規定又は限定がない限り、「取付」、「連結」及び「接続」という用語は、広義で理解されることを説明すべきである。例えば、固定接続、取り外し可能な接続、又は一体的な接続であってもよいし、機械的接続、又は電気的接続であってもよいし、直接的な接続、中間媒体を介した間接的な接続であってもよいし、また、2つの素子の内部の連通であってもよい。当業者にとって、上記用語の本開示における具体的な意味は具体的な状況に応じて理解され得る。
【0026】
図1は、本開示の幾つかの実施例に係る冷蔵庫の構成図であり、当該冷蔵庫は略直方体形状である。冷蔵庫の外観は、貯蔵空間を規定する貯蔵室100と、一部分が貯蔵室100内に設けられる複数の扉体200によって規定される。ここで、扉体200は、貯蔵室100の外側に位置する扉体のケーシング210、貯蔵室100の内側に位置する扉体のライナ220、上端蓋230、下端蓋240、及び扉体のケーシング210と、扉体のライナ220と、上端蓋230と、下端蓋240との間に位置する発泡層を含む。
【0027】
貯蔵室100は開口した庫体300を有し、貯蔵室100は下方の冷凍室110と、上方の冷蔵室120に仕切られる。仕切られた空間の各々は、独立した貯蔵空間を有し得る。詳細には、冷凍室110は貯蔵室100の下側に位置し、引き出し式の冷凍室扉によって選択的に開閉することができる。冷凍室110の上方の空間は、冷蔵室120をそれぞれ形成するように左側と右側に仕切られる。冷蔵室120は、冷蔵室120に枢動可能に取り付けられた冷蔵室扉体によって選択的に開閉することができる。
【0028】
図2は本開示の幾つかの実施例に係る保鮮ボックス、真空引き継手アセンブリ及び取付ベースの組付構成図である。
図3は
図2に示す真空引き継手アセンブリを上向きに回動させた構造(保鮮ボックスの図示が省略されている)を示す図である。
図1-3を参照して、本開示の幾つかの実施例における冷蔵庫は、保鮮ボックス400及び真空引きアセンブリ500をさらに含む。
【0029】
保鮮ボックス400の内には貯蔵キャビティ410が形成されており、保鮮ボックス400は扉体200(具体的には扉体のライナ220)と取り外し可能に連結され、これにより、保鮮ボックス400が簡単に扉体200から取り外され、保鮮ボックス400の使い勝手を向上させる。
【0030】
保鮮ボックス400は、箱体と蓋体を含み、蓋体には真空引きインタフェース部420が設けられる。真空引きインタフェース部420は、真空吸引アセンブリ500と協働することにより、真空吸引アセンブリ500を貯蔵キャビティ410と容易に連通させ、貯蔵キャビティ410に対して容易に真空引きをする。
【0031】
真空引きアセンブリ500は、保鮮ボックス400内を真空状態にすることができる。ここで、真空状態とは、絶対的な真空状態ではなく、実際には低圧状態であり、これにより、保鮮ボックス400内に貯蔵されている物品の鮮度保持効果を高める。例示的には、保鮮ボックス400内の真空度は0.6-0.9Mpaである。
【0032】
真空引きアセンブリ500は真空ポンプ、真空引き管路520及び真空引き継手アセンブリ510を含む。真空引き管路520は真空ポンプと真空引き継手アセンブリ510を連通し、真空引き継手アセンブリ510は真空引きインタフェース部420と取り外し可能に接続され(
図2参照)、真空ポンプは真空引きアセンブリ500全体に対して真空引き動力を提供する。
【0033】
貯蔵キャビティ410に対して真空引きをする必要がある場合、真空引き継手アセンブリ510と貯蔵キャビティ410を連通し、即ち真空引き継手アセンブリ510と真空引きインタフェース部420を接続する。この時、真空ポンプを起動すると、貯蔵キャビティ410内のガスは真空引き継手アセンブリ510、真空引き管路520を経て真空ポンプに至って排出され、これにより、貯蔵キャビティ410内が負圧状態になる。
【0034】
本開示の幾つかの実施例では、
図1に示すように、扉体のライナ220に棚260が設けられる。保鮮ボックス400は、棚260に直接置かれ、扉体のライナ220と取り外し可能に接続される。冷蔵庫から保鮮ボックス400を取り出す必要がある場合は、保鮮ボックス400を棚260から直接取り出せばよい。
【0035】
真空ポンプは扉体の上端蓋230に取り付けてよく、真空引き継手アセンブリ510から引き出された真空引き管路520は、扉体200の発泡層を通って上端蓋230まで延び、真空ポンプと連通する。
【0036】
真空ポンプの起動や停止はキースイッチによって制御されてよい。
図2に示すように、取付ベース600にキースイッチ900が設けられ、キースイッチ900は真空ポンプと通信する。キースイッチ900を押すと、真空ポンプが起動され、真空引きアセンブリ500は貯蔵キャビティ410に対して真空引きを開始する。真空引きが完了した後、キースイッチ900を再度押し、真空ポンプの運転を停止する。
【0037】
図4は本開示の幾つかの実施例に係る真空引き継手アセンブリの断面図である。
図5は
図4に示す真空引き継手アセンブリにおける下蓋体の構造を示す図である。
図6は
図4に示す真空引き継手アセンブリにおける上蓋体の構造を示す図である。
図7は本開示の幾つかの実施例に係る別の真空引き継手アセンブリの断面図である。
図4から
図7に示すように、真空引き継手アセンブリ510は、上蓋体511と下蓋体512を含み、上蓋体511は平板状構造であり、下蓋体512は底板5125と周縁側板5126を含む。上蓋体511と下蓋体512とが係合接続されると、両者の間に気流通路が形成される。真空引き管路520は、上蓋体511または下蓋体512に接続され、且つ気流通路に連通する。
【0038】
真空引き継手アセンブリ510が真空引きインタフェース部420に接続される時、具体的には、下蓋体512が真空引きインタフェース部420に接続され、気流通路が貯蔵キャビティ410に連通する時、真空ポンプを起動すると、貯蔵キャビティ410内のガスは気流通路、真空引き管路520を経て真空ポンプに至って排出される。
【0039】
真空引き管路520は、上蓋体511または下蓋体512から引き出されて取付ベース600に延び、取付ベース600を経て真空ポンプに導かれる。真空引き管路520は、露出しないように、上蓋体511と下蓋体512との間に隠され、取付ベース600内に隠される。
【0040】
本開示は真空引き継手アセンブリ510の2種の実施例を提供し、1種類は真空引き管路520が下蓋体512と接続されるもので、もう1種類は真空引き管路520が上蓋体511と接続されるものである。以下、詳しく説明する。
【0041】
1種類の実施例では、
図4から
図6に示すように、真空引き管路520が下蓋体512と接続される。
【0042】
上蓋体511には円環状の上蓋体突出部5111が設けられ、上蓋体突出部5111は下蓋体512に向かって延びる。
【0043】
下蓋体512には円環状の下蓋体突出部(下蓋体突出部I 5121と表記)が対応して設けられ、下蓋体突出部I 5121は上蓋体511に向かって延びている。下蓋体512には下蓋体突出部I 5121によって囲まれた領域に下蓋体吸気口5127が設けられ、下蓋体突出部I 5121には第1管継手5251が設けられ、真空引き管路520は第1管継手5251に接続されている。
【0044】
上蓋体511と下蓋体512とを係合した後、上蓋体突出部5111は下蓋体突出部I 5121の内周に挿設され、下蓋体突出部I 5121の先端は上蓋体511に当接する。上蓋体突出部5111と下蓋体突出部I 5121とによってキャビティが囲まれ形成され、下蓋体吸気口5127と第1管継手5251はいずれも当該キャビティに連通し、気流通路が形成される。真空引きの際、貯蔵キャビティ410中のガスは、下蓋体吸気口5127、上蓋体突出部5111と下蓋体突出部I 5121によって囲まれ形成されたキャビティ、及び第1管継手5251の順に流れて真空引き管路520に至る。
【0045】
本開示の幾つかの実施例では、下蓋体突出部I 5121の先端面と上蓋体511との間にシールリング513が設けられ、これにより、気流通路の封止が実現され、真空引き効果も高められる。
【0046】
本開示の幾つかの実施例では、下蓋体突出部I 5121によって囲まれた領域内に円環状の下蓋体突出部II 5122がさらに設けられ、下蓋体突出部II 5122は気流に対して一定の収束ガイドの役割を果たす。ガスの流通を容易にするために、下蓋体突出部II 5122に通気孔51221を設けてもよい。
【0047】
本開示の幾つかの実施例では、下蓋体の底板5125に複数のねじ取付柱51251が設けられ、複数のねじ取付柱51251は下蓋体突出部I 5121の外周の周りに対称に配置される。上蓋体511には、複数のねじ取付座繰り穴5114が対応して設けられる。ねじ514がねじ取付座繰り穴5114に穿設され、かつねじ取付柱51251に挿着されることにより、上蓋体511と下蓋体512との固定取付が実現される。
【0048】
下蓋体の周縁側板5126の後端には係合溝51261が設けられ、上蓋体511の後端には係合爪5115が対応して設けられ、係合溝51261は係合爪5115に係合し、これにより、上蓋体511と下蓋体512との接続信頼性をさらに高める。
【0049】
本開示の幾つかの実施例では、上蓋体511の表面にはアクリル板などの飾り板5116が設けられ(
図4を参照)、飾り板5116はねじ取付座繰り穴5114とねじ514を覆い、これにより、真空引き継手アセンブリ510の外観性が高められる。
【0050】
本開示の幾つかの実施例では、下蓋体512には下蓋体挿着部5123が設けられ、下蓋体挿着部5123には軟質ゴム部5124が設けられ、軟質ゴム部5124は真空引きインターフェース部420と密封接続するために用いられる。
【0051】
図4に示すように、真空引きインターフェース部420は保鮮ボックス400に設けられた凹溝部421を含む。凹溝部421によって囲まれた領域内には通気口422が設けられ、通気口422にはリリーフバルブ423が設けられる。
【0052】
真空引き継手アセンブリ510を真空引きインターフェース部420に接続して真空引きを行う際、軟質ゴム部5124は凹溝部421内に密封係合され、貯蔵キャビティ410内のガスは通気口422を経て下蓋体吸気口5127に流れ、さらに気流通路を経て真空引き管路520に流れる。真空引きが完了した後、真空引き継手アセンブリ510と真空引きインタフェース部420とを分離させ、リリーフバルブ423により通気口422が閉塞され、貯蔵キャビティ410内の負圧状態が保持される。
【0053】
本開示では、軟質ゴム部5124は所定の高さを有し、真空引き継手アセンブリ510が真空引きインタフェース部420に接続された状態では、下蓋体512とリリーフバルブ423との間には所定の距離がある。この距離は、リリーフバルブ423の上下変位のための空間を提供するとともに、ガスバッファチャンバ515をさらに形成し、これにより、ガスの流れに緩衝作用を与え、ガスの流通を容易にする。
【0054】
本開示の幾つかの実施例では、下蓋体512には、下蓋体挿着部5123によって囲まれた領域に凹部5128が形成され、凹部5128は上蓋体511に近接する方向に凹んでおり、下蓋体吸気口5127は凹部5128に設けられる。凹部5128は、ガスに対して収束ガイドの役割を果たし、ガスの流通を容易にする。
【0055】
本開示の幾つかの実施例では、下蓋体挿着部5123と下蓋体512の外周面との間には円弧状遷移部5129が形成され、具体的には下蓋体挿着部5123と下蓋体の周縁側板5126との間には円弧状遷移部5129が形成される。円弧状遷移部5129は、下蓋体512が保鮮ボックス400の上端面に過度に接近することを防止し、ユーザが真空引き継手アセンブリ510に対して変位動作を実行するための動作空間を提供する。
【0056】
本開示の幾つかの実施例では、下蓋体の周縁側板5126の後端に貫通孔51263が設けられ、第1管継手5251から引き出された真空引き管路520は貫通孔51263を介して取付ベース600の内部に入る。この貫通孔51263は、垂直方向に延びており、真空引き継手アセンブリ510が移動する際に、貫通孔51263は真空引き管路520に大きな活動空間を提供する。
【0057】
もう1種類の実施例では、
図7に示すように、真空引き管路520が上蓋体511に接続される。
図7に示す真空引き継手アセンブリ510と
図4に示す真空引き継手アセンブリ510の構造の大部分は同じであり、以下では両者の違いについてのみ説明する。
【0058】
上蓋体511には、円環状の上蓋体突出部5111が設けられ、上蓋体突出部5111は下蓋体512に向かって延び、上蓋体突出部5111には第1管継手5251が設けられ、真空引き管路520は第1管継手5251に接続される。下蓋体512には円環状の下蓋体突出部(下蓋体突出部I 5121と表記)が設けられ、下蓋体突出部I 5121は上蓋体511に向かって延び、下蓋体512には下蓋体突出部I 5121によって囲まれた領域に下蓋体吸気口5127が設けられる。上蓋体突出部5111は、下蓋体突出部I 5121の外周に外嵌され、且つ下蓋体512に当接する。
【0059】
気流通路の気密性を高めるために、上蓋体突出部5111の下端と下蓋体512との間にはシールリング513が設けられる。
【0060】
本開示の幾つかの実施例では、
図1に示すように、真空引き継手アセンブリ510は、扉体200と冷蔵庫の庫体300とがヒンジ結合される側に近く設けられる。これにより、扉体200が開閉される際に、真空引き継手アセンブリ510に加えられるトルクが小さくなり、真空引き継手アセンブリ510の安定性を高めるのに有利である。
【0061】
他の実施例では、真空引き継手アセンブリ510は、扉体200と冷蔵庫の庫体300とがヒンジ結合される側から離れて設けられてもよい。こうして、真空引き継手アセンブリ510は、ユーザ側により近くなり、ユーザによる真空引き継手アセンブリ510に対する関連操作を容易にする。
【0062】
本開示の幾つかの実施例では、
図1から
図3に示すように、扉体200に取付ベース600が設けられ、真空引き継手アセンブリ510が取付ベース600に回動可能に設けられる。保鮮ボックス400を扉体200から取り外す必要がある場合は、真空引き継手アセンブリ510を保鮮ボックス400と分離するまで回動すればよく、即ち真空引き継手アセンブリ510と真空引きインタフェース部420とを分離させばよい。
【0063】
取付ベース600を通じて真空引き継手アセンブリ510の取付を実現することにより、一方では扉体200の加工を容易にし、扉体200は過剰な構造変化を行う必要がなく、取付ベース600の構造に応じて扉体の構造を適応的に調整するだけでよい;他方では、真空引き継手アセンブリ510の取り付け方法に応じて、取付ベース600の局所構造を調整するだけでよい。上記の2つの観点から見れば、取付ベース600を通じて真空引き継手アセンブリ510を取り付けることで、製品の製造コストと研究開発コストが大幅に削減される。
【0064】
また、取付ベース600は、真空引き管路520の配線や、真空引きアセンブリ500の起動停止を制御するための関連電気部品の取付に一定の空間を提供する。
【0065】
本開示の幾つかの実施例では、取付ベース600の構造は
図8を参照することができ、取付ベース600には第1磁石617が設けられる。真空引き継手アセンブリ510の構造は
図4を参照することができ、真空引き継手アセンブリ510には第2磁石5112が対応して設けられる。真空引き継手アセンブリ510を上に回動させると、第1磁石617は第2磁石5112と吸着することができる。
【0066】
真空引き継手アセンブリ510を使用しない場合、真空引き継手アセンブリ510を上に回動転させ、第1磁石617と第2磁石5112との間の吸引により、真空引き継手アセンブリ510を
図3に示す状態に保持することができる。この時、真空引き継手アセンブリ510は、冷蔵室内の冷蔵空間を占有しないように、扉体のライナ220に近接する。
【0067】
本開示の幾つかの実施例では、第2磁石5112は、上蓋体突出部5111によって囲まれた領域内に接着剤などで固定され、真空引き継手アセンブリ510内における第2磁石5112の固定取り付けを実現する。また、第2磁石5112の取付構造が故障した場合にも、下蓋体突出部II 5122は、第2磁石5122に対して一定の保護作用を発揮することができ、第2磁石5112が落下して、下蓋体吸気口5127を覆うことにより、真空引き処理に影響を与えることを回避する。
【0068】
本開示の幾つかの実施例では、上蓋体511には、さらに複数の第3磁石5113が設けられ(
図6を参照)、複数の第3磁石5113は第2磁石5112の外周に対称に設けられ、即ち、複数の第3磁石5113は上蓋体突出部5111の外周を取り囲んで対称に配置される。複数の第3磁石5113と第2磁石5112との間に吸着作用が生じ、第2磁石5112に対してさらに位置決め作用を果たし、第2磁石5112の安定性をさらに高める。対応して、下蓋体の底板5125には複数のコラム51252が設けられ、各々のコラム51252が各々の一つの第3磁石5113に当接し、これにより、第3磁石5113の取り付け信頼性が高められ、第3磁石5113の落下を回避することができる。
【0069】
図7に示す真空引き継手アセンブリ510では、第2磁石5112は上蓋体突出部5111によって囲まれた領域内に設けられ、この時、下蓋体突出部I 5121は第2磁石5112に対して保護作用を果たし、第2磁石5112が取付構造の不良により落下し下蓋体吸気口5127を覆って真空引き処理に影響を与えることを回避する。
【0070】
図8は本開示の幾つかの実施例に係る取付ベースの構造(分離式)を示す図である。
図9は
図8に示す取付ベースの裏側から見た構造を示す図である。
図10は
図8に示す取付ベースにおける取付基板の構造を示す図である。
図11は
図8に示す取付ベースにおける取付カバーの構造を示す図である。
図12は本開示の幾つかの実施例に係る取付ベースの構造(一体型)を示す図である。
図13は
図12に示す取付ベースの裏側から見た構造を示す図である。
図14は本開示の幾つかの実施例に係る取付ベースと扉体のサイドフレームの組付構造を示す図である。
図15は本開示の幾つかの実施例に係る扉体のサイドフレームの部分的な構造を示す図である。
【0071】
取付ベース600の構造は、
図8から
図15を参照することができる。更に
図2と
図3に示すように、取付ベース600は、扉体200に設けられ、少なくとも一部が扉体200の内側(即ち扉体のライナ220)から露出し、他の部分が扉体200の発泡層内に設けられる。
【0072】
真空引き継手アセンブリ510は、取付ベース600の扉体のライナ220から露出している部分に接続され、外部接続方式に相当し、取外しと取付けに便利である。
【0073】
取付ベース600の一部が扉体200の発泡層内に設けられることにより、一方では、取付ベース600の取付信頼性を高めることができ、他方では、真空引き管路520や真空引きアセンブリ500に関連する電気部品の配線のための取付空間を提供することができる。
【0074】
本開示の幾つかの実施例では、取付ベース600は取付基板610と取付カバー620とを含み、取付基板610は扉体200の発泡層内に設けられ、取付基板610内にキャビティ613が形成され、当該キャビティ613は真空引き管路520と真空引きアセンブリ500に関連する電気部品の配線のための取付空間を提供する。キャビティ613の扉体のライナ220に向う側は開放口614を含み、取付カバー620は開放口614において設けられ、露出し、真空引き継手アセンブリ510と接続する。
【0075】
本開示の幾つかの実施例では、取付基板610と取付カバー620とは分離式構造であり、
図8から
図11に示すように、キャビティ613の内壁には複数の係合爪部618が設けられ、取付カバー620には複数の係止具部623が対応して設けられ、複数の係合爪部618と複数の係止具部623との一対一の係合により、取付基板610と取付カバー620との組み付けが実現される。
【0076】
取付基板610と取付カバー620とが分離式構造を採用すると、キャビティ613内に位置する真空引き管路520または電気部品の修理点検が必要な場合、取付カバー620を取り外すことができ、修理を容易にすることができる。
【0077】
別の実施例では、取付基板610は取付カバー620と一体的に成形し、
図12と
図13に示すように、一体的な構造は加工を容易にする。
【0078】
本開示の幾つかの実施例では、取付カバー620には開口部621が設けられる。開口部621は、キャビティ613に連通し、外周に延在部622が設けられる。延在部622は、冷蔵室側に向かって延在し、真空引き継手アセンブリ510に接続し、具体的には下蓋体512に接続する。
【0079】
本開示では、延在部622は開口部621の左側、右側及び下側を囲んで設けられ、下蓋体512の左右両側の周縁側板5126はそれぞれ左側及び右側に位置する延在部622と回転可能に接続する。開口部621はキャビティ613に正対し、具体的には下キャビティ6132に正対する。下側に位置する延在部622は、真空引き継手アセンブリ510の下方への回動範囲に対して制限の作用を果たす。
【0080】
本開示の幾つかの実施例では、
図5及び
図8に示すように、下蓋体512の左右の2つの周縁側板5126にはそれぞれ環状ボス51262が設けられ、延在部622には丸穴6221が対応して設けられ、環状ボス5126は丸孔6221内に回転可能に設けられ、これにより、下蓋体512と延在部622との間の回転可能な接続を実現し、さらに真空引き継手アセンブリ510の回動可能な設置を実現する。
【0081】
キャビティ613の側壁には第2管継手5252が設けられる。真空引き継手アセンブリ510(即ち、第1管継手5251)から引き出された真空引き管路520は開口部621、キャビティ613及び第2管継手5252を介して、真空ポンプに接続される。
【0082】
本開示の幾つかの実施例では、
図9に示すように、第2管継手5252は、キャビティ613の側部に設けられる。
【0083】
別の実施例では、
図13に示すように、第2管継手5252は、キャビティ613の底部に設けられる。
【0084】
本開示の幾つかの実施例では、取付基板610は、一体成形された第1取付基板611及び第2取付基板612を含む。第1取付基板611にはキャビティ613が形成され、取付カバー620は第1取付基板611と接続し、第2取付基板612は扉体のサイドフレーム250に向かって延び、且つ扉体のサイドフレーム250に接続する。製造加工時には、まず第2取付基板612を扉体のサイドフレーム250に接続し、取付基板610の事前位置決めを実現し、その後、扉体200を発泡成形させ、これにより、取付基板610が扉体200の発泡過程の中に変位することを回避する。
【0085】
本開示の幾つかの実施例では、
図14及び
図15に示すように、扉体のサイドフレーム250の発泡層に向う側にはストッパ部251が設けられる。ストッパ部251は板状構造であり、ストッパ部251には係止溝部2511が設けられる。第2取付基板612には第1突起部6121(
図9を参照)が対応して設けられ、第1突起部6121は係止溝部2511内に係止され、これにより、取付基板610と扉体のサイドフレーム250との接続を実現する。
【0086】
本開示では、ストッパ部251の強度を向上させるために、ストッパ部251に水平方向に延びる複数の補強リブ2513が設けられている。一部の補強リブ2513の間に前記係止溝部2511が形成され、係止溝部2511と第1突起部6121との係合により、取付基板610の変位を制限することができる。
【0087】
本開示の幾つかの実施例では、ストッパ部251には止めリブ2512がさらに設けられ、第2取付基板612には第2突起部6122が対応して設けられる。水平方向に沿って止めリブ2512が第2突起部6122に当接し、取付基板610に対する制限の信頼性をさらに高める。
【0088】
本開示の幾つかの実施例では、
図9に示すように、取付基板610には、複数の支柱616が設けられ、支柱616は扉体200の外側壁(即ち、扉体のケーシング210)に向かって延び、且つ扉体200の外側壁に当接し、発泡層内における取付基板610の取付安定性をさらに高める。
【0089】
本開示の幾つかの実施例では、
図10に示すように、キャビティ613内に仕切板615が設けられ、仕切板615はキャビティ613を上下の2つの空間に分け、それぞれ上キャビティ6131と下キャビティ6132である。
【0090】
本開示の幾つかの実施例では、第2管継手5252は下キャビティ6132の側壁に設けられ、第1管継手5252から引き出された真空引き管路520は下キャビティ6132を介して第2管継手5252に接続される。上キャビティ6131は真空引きアセンブリ500の電気部品の配線のために用いられ、上キャビティ6131の側壁には配線用の配線孔6133が設けられる。
【0091】
仕切板615により、上キャビティ6131は配線のために用いられ、下キャビティ6132は配管のために用いられ、配線と配管が分かれることにより、内部構造はより整然となり、修理点検も容易となる。
【0092】
一体型の取付ベース600については、
図12及び
図13に示すように、仕切板615と取付基板610も一体成形の構造であり、成形加工プロセスによって、キャビティ613内に上下に配置される上キャビティ6131と下キャビティ6132を自動的に形成すればよい。
【0093】
真空引き継手アセンブリ510が回動可能な型である場合、本開示の幾つかの実施例では、第1磁石617は取付基板610、具体的には第1取付基板611の上に設けられる。第1磁石617は取付カバー620の上方に設けられる。このように、真空引き継手アセンブリ510が上向きに回動すると、第1磁石617は第2磁石5112と吸着することができる。
【0094】
上述した実施形態の説明において、具体的な特徴、構造、材料または特性は、何れか1つ又は複数の実施例又は例示において、好適な方法で組み合せることができる。
【0095】
以上は本開示の具体的な実施形態に過ぎないが、本開示の保護範囲は、これらに限定されず、当業者が本開示の技術的範囲内に容易に想到できる変更や置換は、いずれも本開示の保護範囲内に含まれるものとする。従って、本開示の保護範囲は、特許請求の範囲に記載された範囲を準拠するものとする。
【符号の説明】
【0096】
100-貯蔵室、110-冷凍室、120-冷蔵室
200-扉体
210-扉体のケーシング
220-扉体のライナ
230-上端蓋
240-下端蓋
250-サイドフレーム
251-ストッパ部
2511-係止溝部
2512-止めリブ
2513-補強リブ
260-棚
300-庫体
400-保鮮ボックス
410-貯蔵キャビティ
420-真空引きインタフェース部
421-凹溝部、422-通気口
423-リリーフバルブ
500-真空引きアセンブリ
510-真空引き継手アセンブリ
511-上蓋体
5111-上蓋体突出部
5112-第2磁石
5113-第3磁石
5114-ねじ取付座繰り穴
5115-係合爪
5116-飾り板
512-下蓋体
5121-下蓋体突出部I
5122-下蓋体突出部II
51221-通気孔
5123-下蓋体挿着部
5124-軟質ゴム部
5125-底板
51251-ねじ取付柱
51252-コラム
5126-周縁側板
51261-係合溝
51262-環状ボス
51263-貫通孔
5127-下蓋体吸気口
5128-凹部
5129-円弧状遷移部
513-シールリング
514-ねじ
515-ガスバッファチャンバ
520-真空引き管路
5251-第1管継手
5252-第2管継手
600-取付ベース
610-取付基板
611-第1取付基板
612-第2取付基板
6121-第1突起部
6122-第2突起部
613-キャビティ
6131-上キャビティ
6132-下キャビティ
6133-配線孔
614-開放口
615-仕切板
616-支柱
617-第1磁石
618-係合爪部
620-取付カバー
621-開口部
622-延在部
6221-丸穴
623-係止具部
900-キースイッチ