公報発行日 2024年2月20
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請求項1に記載の発明によれば、信号点がコンスタレーションの外側に位置する頻度に基づいて、第1の十字エリア誤差検出部または第2の十字エリア誤差検出部のいずれかの位相誤差が回転信号生成部に出力されるため、高多値においても安定した高い復調性能を実現することが可能となる。すなわち、第1の十字エリア誤差検出部では、コンスタレーションの外側である進み領域と遅れ領域のどちらに信号点が多く位置しているかによって、全信号点群がどの方向にどのくらいずれているかを判断して、位相誤差を検出するため、位相誤差を検出できる信号点の数を多く確保することが可能となる。一方、第2の十字エリア誤差検出部では、コンスタレーションの一部内側まで拡張された進み領域と遅れ領域のどちらに信号点が多く位置しているかによって、全信号点群がどの方向にどのくらいずれているかを判断して、位相誤差を検出するため、どの方向にずれているかをより正確に判断することが可能となる。
従って、このような第1の十字エリア誤差検出部と第2の十字エリア誤差検出部とを併設して、回転信号生成部への出力を切り替えることで、高多値においても安定した高い復調性能を実現することが可能となるものである。
請求項2に記載の発明によれば、信号点が位相誤差検出領域に位置する場合にのみ、全信号点群がどの方向にずれているかを判断し、信号点が位相誤差検出領域に位置しない場合には、直前に判断した方向に全信号点群がずれていると判断する。このため、周波数誤差による回転が速く、ループ引き込み(周波数特性の補償)が始まる前に、すぐに信号点の位置領域が進み領域および遅れ領域に反転する場合でも、どの方向にずれているかをより正確に判断することが可能となる。この結果、高多値においても安定した高い復調性能を実現することが可能となるものである。
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