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特許7433803情報処理装置、制御方法およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2024-02-09
(45)【発行日】2024-02-20
(54)【発明の名称】情報処理装置、制御方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06T 11/60 20060101AFI20240213BHJP
【FI】
G06T11/60 100C
【請求項の数】 13
(21)【出願番号】P 2019146639
(22)【出願日】2019-08-08
(65)【公開番号】P2021026704
(43)【公開日】2021-02-22
【審査請求日】2022-08-05
(73)【特許権者】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100126240
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 琢磨
(74)【代理人】
【識別番号】100223941
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 佳子
(74)【代理人】
【識別番号】100159695
【弁理士】
【氏名又は名称】中辻 七朗
(74)【代理人】
【識別番号】100172476
【弁理士】
【氏名又は名称】冨田 一史
(74)【代理人】
【識別番号】100126974
【弁理士】
【氏名又は名称】大朋 靖尚
(72)【発明者】
【氏名】橋本 佳典
【審査官】益戸 宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-070310(JP,A)
【文献】特開2007-257670(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06T 11/60
H04N 1/387
H04N 5/76
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
見開きページ領域に配置されている配置済みのオブジェクトの配置位置に対して自動的に位置を揃えて前記見開きページ領域に新たなオブジェクトを配置するオブジェクトスナッピングを実行可能な情報処理装置であって、
前記見開きページ領域に配置される前記オブジェクトのサイズの決定処理と前記見開きページ領域における前記オブジェクトの配置位置の決定処理とが自動的に行われる自動レイアウトモードと、手動レイアウトモードと、を含む複数のモードからレイアウトモードを選択する第1の選択手段と、
オブジェクトを選択する第2の選択手段と、
前記自動レイアウトモードが選択された場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化され、前記手動レイアウトモードが選択された場合、前記オブジェクトスナッピングが有効化されるように、前記オブジェクトスナッピングの有効と無効を切り替える切り替え手段と、
前記オブジェクトスナッピングが有効化されている場合、前記選択されたオブジェクトをオブジェクトスナッピングを使って見開きページ領域に配置する配置手段と、
前記オブジェクトが配置された見開きページを含むアルバムデータを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記オブジェクトスナッピングの有効と無効の切り替えのユーザ操作を受け付ける受け付け手段を更に有し、
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記受け付け手段により前記オブジェクトスナッピングを無効化するためのユーザ操作が受け付けられた場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化されることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページに画像データが配置される場合、前記配置手段は、前記画像データをオブジェクトスナッピングを使って見開きページ領域に配置し、
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページに画像データとは異なる他のオブジェクトが配置される場合、前記配置手段は、前記他のオブジェクトをオブジェクトスナッピングを使わずに見開きページ領域に配置する請求項またはに記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページに配置された画像データの数が上限数を超えた場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化されることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページに配置された画像データに基づいて生成された前記オブジェクトスナッピングの基準線の数が上限数を超えた場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化されることを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページ領域に新たなオブジェクトを配置する操作が行われた場合、前記オブジェクトスナッピングの基準線を表示するように制御する表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項7】
見開きページ領域に配置されている配置済みのオブジェクトの配置位置に対して自動的に位置を揃えて前記見開きページ領域に新たなオブジェクトを配置するオブジェクトスナッピングを実行可能な情報処理装置における制御方法であって、
前記見開きページ領域に配置される前記オブジェクトのサイズの決定処理と前記見開きページ領域における前記オブジェクトの配置位置の決定処理とが自動的に行われる自動レイアウトモードと、手動レイアウトモードと、を含む複数のモードからレイアウトモードを選択する第1の選択工程と、
オブジェクトを選択する第2の選択工程と、
前記自動レイアウトモードが選択された場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化され、前記手動レイアウトモードが選択された場合、前記オブジェクトスナッピングが有効化されるように、前記オブジェクトスナッピングの有効と無効を切り替える切り替え工程と、
前記オブジェクトスナッピングが有効化されている場合、前記選択されたオブジェクトをオブジェクトスナッピングを使って見開きページ領域に配置する配置工程と、
前記オブジェクトが配置された見開きページを含むアルバムデータを出力する出力工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。
【請求項8】
見開きページ領域に配置されている配置済みのオブジェクトの配置位置に対して自動的に位置を揃えて前記見開きページ領域に新たなオブジェクトを配置するオブジェクトスナッピングを実行可能な情報処理装置のコンピュータを、
前記見開きページ領域に配置される前記オブジェクトのサイズの決定処理と前記見開きページ領域における前記オブジェクトの配置位置の決定処理とが自動的に行われる自動レイアウトモードと、手動レイアウトモードと、を含む複数のモードからレイアウトモードを選択する第1の選択手段と、
オブジェクトを選択する第2の選択手段と、
前記自動レイアウトモードが選択された場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化され、前記手動レイアウトモードが選択された場合、前記オブジェクトスナッピングが有効化されるように、前記オブジェクトスナッピングの有効と無効を切り替える切り替え手段と、
前記オブジェクトスナッピングが有効化されている場合、前記選択されたオブジェクトをオブジェクトスナッピングを使って見開きページ領域に配置する配置手段と、
前記オブジェクトが配置された見開きページを含むアルバムデータを出力する出力手段
として機能させるためのプログラム。
【請求項9】
前記コンピュータを、
前記オブジェクトスナッピングの有効と無効の切り替えのユーザ操作を受け付ける受け付け手段として更に機能させ、
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記受け付け手段により前記オブジェクトスナッピングを無効化するためのユーザ操作が受け付けられた場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化されることを特徴とする請求項に記載のプログラム。
【請求項10】
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページに画像データが配置される場合、前記配置手段は、前記画像データをオブジェクトスナッピングを使って見開きページ領域に配置し、
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページに画像データとは異なる他のオブジェクトが配置される場合、前記配置手段は、前記他のオブジェクトをオブジェクトスナッピングを使わずに見開きページ領域に配置する請求項またはに記載のプログラム。
【請求項11】
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページに配置された画像データの数が上限数を超えた場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化されることを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項12】
前記手動レイアウトモードが選択されて前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページに配置された画像データに基づいて生成された前記オブジェクトスナッピングの基準線の数が上限数を超えた場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化されることを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載のプログラム。
【請求項13】
前記コンピュータを、
前記オブジェクトスナッピングが有効化されていて、かつ、前記見開きページ領域に新たなオブジェクトを配置する操作が行われた場合、前記オブジェクトスナッピングの基準線を表示するように制御する表示制御手段として更に機能させることを特徴とする請求項乃至12のいずれか1項に記載のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、制御方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
プレゼンテーション資料作成ソフトやCADソフトにおいてオブジェクトの配置処理のユーザの操作性を向上するためにオブジェクトスナッピングという機能がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2010-176275号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら配置済みのオブジェクトが増加するに従い、新しいオブジェクトがオブジェクトスナッピングにより自動配置され位置の候補が増加する。その結果、ユーザが意図せぬ配置処理がオブジェクトスナッピングにより行われるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、
見開きページ領域に配置されている配置済みのオブジェクトの配置位置に対して自動的に位置を揃えて前記見開きページ領域に新たなオブジェクトを配置するオブジェクトスナッピングを実行可能な情報処理装置であって、
前記見開きページ領域に配置される前記オブジェクトのサイズの決定処理と前記見開きページ領域における前記オブジェクトの配置位置の決定処理とが自動的に行われる自動レイアウトモードと、手動レイアウトモードと、を含む複数のモードからレイアウトモードを選択する第1の選択手段と、
オブジェクトを選択する第2の選択手段と、
前記自動レイアウトモードが選択された場合、前記オブジェクトスナッピングが無効化され、前記手動レイアウトモードが選択された場合、前記オブジェクトスナッピングが有効化されるように、前記オブジェクトスナッピングの有効と無効を切り替える切り替え手段と、
前記オブジェクトスナッピングが有効化されている場合、前記選択されたオブジェクトをオブジェクトスナッピングを使って見開きページ領域に配置する配置手段と、
前記オブジェクトが配置された見開きページを含むアルバムデータを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、オブジェクトスナッピングによるユーザの利便性を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】実施例1の処理を示すフローチャート
図2】レイアウトモード選択画面の一例を示す図
図3】編集画面の一例を示す図
図4】編集画面の一例を示す図
図5】アルバムの概略の一例を示す図
図6】印刷システムの構成の一例を示す図
図7】実施例2の処理を示すフローチャート
図8】編集画面の一例を示す図
図9】実施例3の処理を示すフローチャート
図10】編集画面の一例を示す図
図11】実施例4の処理を示すフローチャート
図12】編集画面の一例を示す図
図13】実施例5の処理を示すフローチャート
図14】編集画面の一例を示す図
図15】オブジェクトスナッピングの一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0008】
<実施形態1>
本実施形態に係る印刷システム1000の構成図を図6に示す。まず、本実施形態に係る情報処理装置1004の構成について説明する。情報処理装置1004のROM1009にはアルバム編集アプリケーション90が保持されている。アルバム編集アプリケーション90は、入力された画像データから図5のようなアルバム10(フォトアルバム、フォトブック)を作成するためのアルバムデータを生成可能である。情報処理装置1004は、アルバムデータを印刷データとしてプリンタ1005へ出力することや、アルバムデータを外部サーバ1002にアップロードすることが可能である。情報処理装置1004は、ROM1009とRAM1010とCPU1011を有する。また、情報処理装置1004には、プリンタ1005、モニタ1006、入力装置1007、記憶装置1008が接続されている。また情報処理装置1004は、ネットワーク1003と接続するための入出力インターフェース(不図示)を有する。なお、アルバムデータには、複数の見開きページデータが含まれる。また、見開きページデータには画像データが配置されている。
【0009】
CPU1011は、中央演算装置であり、記憶装置1008やROM1009、RAM1010に記憶されているオペレーティングシステムプログラム(以下、OSと略す)を実行することにより情報処理装置1004全体の制御を行う。また、CPU1011は、ROM1009やRAM1010に記憶されているプログラムを実行することによって、情報処理装置1004の各機能を実行する。ROM1009は、各プログラムが格納されている。RAM1010は、ランダムアクセスメモリであり、CPU1011のワークメモリとして使用される。また、RAM1010が不揮発性のRAMであれば各プログラムがRAM1010に格納される。
【0010】
情報処理装置1004は、ネットワーク1003を介して外部サーバ1002と通信可能である。外部サーバ1002は、プリンタ1001と接続するための入出力インターフェース(不図示)を有しており、入出力インターフェースを介してプリンタ1001と通信可能である。
【0011】
情報処理装置1004において作成されたアルバムデータは、ネットワーク1003を介して外部サーバ1002にアップロードされる。外部サーバ1002は、アップロードされたアルバムデータに基づく印刷データをプリンタ1001へ送信する。たとえば、外部サーバ1002は、アルバム作成の注文を受け付けたり、アルバム作成の注文を管理したり、アルバムデータに基づく印刷データを作成して印刷を指示する。ユーザは、情報処理装置1004で作成したアルバムデータを外部サーバ1002にアップロードし、必要なアルバム購入手続きを行う。これらのユーザの操作が適切に行われた場合、外部サーバ1002は、アルバムデータに基づく印刷データをプリンタ1001へ送信する。その後、プリンタ1001により印刷された印刷物は製本され、図5のようなアルバム10が作成され、ユーザの手元に届けられる。
【0012】
プリンタ1005は、情報処理装置1004で作成されたアルバムデータに基づく印刷データを印刷する。例えば、プリンタ1005において印刷された印刷物は、ユーザにより製本される。モニタ1006は、情報処理装置1004において出力された画像情報を表示する表示装置である。入力装置1007は、情報処理装置1004に入力を行うためのキーボードやポインティングデバイスなどの入力装置である。入力装置の形態によってはモニタと一体となっており、モニタに直接触れ入力するタッチパネルもある。記憶装置1008は、画像データやテンプレートなどを保存するHDDやSSDなどの記憶装置である。なお、図6に示す構成は一例であり、別の形態でも構わない。例えば、情報処理装置1004が、モニタ1006、入力装置1007、記憶装置1008を含む構成でも構わない。
【0013】
続いて、本実施形態の処理について、図1~5および図15を用いて説明する。まず、図15を用いてオブジェクトスナッピングについて説明する。オブジェクトスナッピングは、配置済みのオブジェクトが配置されている位置に基づいて新しいオブジェクトの配置位置を自動的に決定するための処理である。オブジェクトスナッピングにより、ユーザは、新しいオブジェクトを配置する場合に、配置済みのオブジェクトと新しいオブジェクトの位置関係を容易に揃えることが可能となる。一例をあげて説明する。例えば、図15(a)のように画像データ51が既に配置されている状態において、ユーザは、新しい画像データ60を見開きページ領域50に配置するためにドラッグ操作を行う。図15(a)の状態では、配置済みの画像データ51によりオブジェクトスナッピングの基準線L1が綴じ位置からD1の距離の位置に設定される。さらに、綴じ位置を基準とした線対称の位置(綴じ位置からD2=D1)にもオブジェクトスナッピングの基準線L2が設定される。この状況で図15(b)のように、L1とL2の少なくとも1つから所定の距離内に新しい画像データ60がドラッグされた場合、ガイド線Lが表示される。図15(b)では、新しい画像データ60が基準線L2から所定の範囲内にドラッグされているので基準線L2に対してガイド線Lが表示される。つまり、CPU1011は、ガイド線を表示する表示制御処理を実行する。この図15(b)の状況でユーザが画像データ60に対してドロップ操作を行うと図15(c)のように画像データ60がガイド線Lに沿って自動的に配置される。つまり、アルバム編集アプリケーション90は、オブジェクトスナッピングを実行可能なソフトウェアである。
【0014】
続いて図1のフローチャートを用いて本実施形態の処理を説明する。ユーザがアルバム編集アプリケーション90を起動すると図1の処理が開始される。なお、アルバム編集アプリケーション90が起動されると、まず、ユーザは、アルバムのサイズ、カバーのタイプ、製本形式、アルバム全体のページ数を設定する。ここで設定された値が、図3の製本パラメータの初期値として表示される。なお、これらのパラメータは、編集中に変更することも可能であり、製本パラメータの変更に伴い金額も変更される。これらの設定操作の後に、後述するフォルダ選択画面が表示される。なお、本実施形態のフローチャートの各ステップは、CPU1011が、フローチャートの処理に関わるプログラムをメモリから読み出して実行することで実現される。
【0015】
CPU1011は、ユーザから画像データの選択を受け付ける(S101)。アルバム編集アプリケーション90が起動されると、フォルダ選択画面が表示される。ユーザが、所望のフォルダを選択すると、選択されたフォルダに保存されている画像データの一覧画面が表示される。この画面を使ってユーザが画像データを選択することで、CPU1011は、S101を実行する。
【0016】
S101が終了するとCPU1011は、レイアウトモードとして自動レイアウトモードが選択されたか否かを判定する(S102)。S101が終わるとアルバム編集アプリケーション90により図2の画面が表示される。CPU1011は、自動レイアウト21がユーザにより選択されたか、手動レイアウト22がユーザにより選択されたかを判定する。
【0017】
S102において自動レイアウトが選択されたと判定された場合、CPU1011は、オブジェクトスナッピングを無効化する(S103)。そして、CPU1011は、アルバム編集アプリケーション90を用いてS101で選択された画像データを評価して、各画像データに得点を付ける。そして各画像データに付けられた得点に基づいてアルバムデータに配置される画像データが選択される。CPU1011は、選択された画像データを、見開きページ領域50にレイアウトする。なお、自動レイアウトモードが選択された場合、アルバム編集アプリケーション90により画像データの自動レイアウト処理が行われる。なお自動レイアウト処理には、画像データが配置される見開きページを決定する処理および画像データのサイズの決定処理が自動的に行われる。なお、自動レイアウトモードが選択された場合、S101で選択された画像データの全てがいずれかの見開きページにレイアウトされる。
【0018】
S102において手動レイアウトが選択されたと判定された場合、CPU1011は、オブジェクトスナッピングを有効化する(S104)。なお、手動レイアウトが選択された場合、アルバムデータに配置される画像データの選択、画像データが配置される見開きページの決定処理、および画像データのサイズの決定処理はユーザ操作により行われる。なお、手動レイアウトモードが選択された場合、S101で選択された画像データの中でユーザが選択した画像のみが見開きページにレイアウトされる。続いて、S103またはS104が終了すると、CPU1011は、編集処理を実行する(S105)。S103を介してS105が実行される場合、CPU1011は、画像データがレイアウト済みの見開きページを含む編集画面30を表示する。一方、S104を介してS105が実行される場合、図3の編集画面が表示される。なお、S104を介してS105が実行され、編集画面30が最初に表示される場合、いずれの画像データも見開きページ領域50に配置されていない。また編集画面30は、アルバム編集アプリケーション90により提供される。
【0019】
編集画面30は、レイアウトモードの切り替えチェックボックス31、注文ボタン70を備える。また、編集画面30は、画像選択領域40を備える。チェックボックス31は、自動レイアウトを行うか手動レイアウトを行うかの選択を受け付ける。
【0020】
画像選択領域40には、S101で選択された画像データ群41~46が表示される。また、編集画面30は、アルバムの見開きページ領域50が含まれる。なお、図3は、ユーザが、初期状態の編集画面30の見開きページ領域50に画像データ51を配置した結果を示す。
【0021】
図4は既に画像データ51が配置されている見開きページ領域50に対して新たに画像データ60が追加されるケースを示す。なお、図4(a)はオブジェクトスナッピングが無効の場合であり、図4(b)はオブジェクトスナッピングが有効の場合である。
【0022】
図4(a)は、オブジェクトスナッピングが無効であるため、編集画面30にはガイド表示がされない。なお、CPU1011は、自動レイアウトモードで動作しているため、ユーザがドロップ操作に基づいて自動レイアウト処理を実行し、画像データ60が配置される場所を決定する。
【0023】
図4(b)は、手動レイアウトモードにおける編集画面の一例を示す。手動レイアウトモードではオブジェクトスナッピングが有効化されている。そのため、ユーザが新しい画像データ60を見開きページに配置するためにドラッグしていると配置する際の目印となるガイド線Lが表示される。なお、図4(b)では、アルバム中央の綴じ部からの距離D1とD2が同一余白となるようにガイド線Lが表示されてユーザのレイアウト操作をアシストする。
【0024】
また、レイアウトモードの設定は上述のレイアウトモード選択画面20だけでなく編集の途中で設定を切り替えることも可能である。つまり、ユーザは、編集画面30におけるチェックボックス31の状態を切り替えることで、レイアウトモードの切り替えを指示できる。CPU1011は、チェックボックス31の内容が変更されたか否かを判定する(S106)。例えば、図2において自動レイアウトを選択していた場合、チェックボックス31のチェックが入力されている。ユーザがこのチェックを外した場合、CPU1011は、自動レイアウトモードから手動レイアウトモードへの変更が発生したと判定し、S104を介してS105以降の処理を実行する。
【0025】
また、例えば、図2において手動レイアウトを選択していた場合、チェックボックス31のチェックは未入力である。ユーザがチェックボックス31にチェックを入力した場合、CPU1011は、手動レイアウトモードから自動レイアウトモードへの変更が発生したと判定し、S103を介してS105以降の処理を実行する。なお、手動レイアウトモードから自動レイアウトモードに変更された場合、CPU1011は、新規に配置される画像データに対して自動レイアウト処理を実行する。この場合は、ガイド線は表示されず、かつ、オブジェクトスナッピングも無効化される。また、画像データの自動選択は行われない。
【0026】
続いてCPU1011は、注文ボタン70が押下されたか否かを判定する(S107)。注文ボタン70が押下されたと判定された場合、CPU1011は、印刷制御処理を実行する(S108)。S108の処理の一例として、CPU1011は、生成したアルバムデータをネットワーク1003を介して外部サーバ1002に送信し、印刷を指示する。なお、支払いに関する画面が表示されて適切な情報が入力されたことが確認された場合、アルバムデータが外部サーバ1002に送信されても良い。また、編集画面30には、注文ボタンの代わりに印刷ボタンが設けられていても良い。印刷ボタンが押下された場合にS108が実行される。なお、印刷ボタンが押下された場合、CPU1011は、印刷制御処理としてアルバムデータに基づいて印刷データを生成し、プリンタ1005へ印刷データを送信する。
【0027】
なお、CPU1011は、注文ボタン70(または印刷ボタン)が押下された場合、画像データが配置されていない見開きページが無いか判定する。画像データが配置されていない見開きページがあると判定された場合、CPU1011は、エラーメッセージを表示する。この際、CPU1011は、画像データが配置されていない見開きページを編集画面30に表示しても良い。
【0028】
さらに、オブジェクトスナッピングの有効と無効の切り替えは、配置するオブジェクトの種類によって切り替えることも可能である。例えば、ユーザが手動レイアウトモードを選択した場合、オブジェクトスナッピングが有効化される。ここでユーザが画像データを見開きページ領域50に配置しようとした場合、オブジェクトスナッピングが実行される。一方、オブジェクトスナッピングが有効化された状態でユーザが、画像データ以外の他のオブジェクト(例えば、スタンプ画像)を見開きページ領域50に配置しようとした場合、オブジェクトスナッピングが一時的に無効化される。そして、他のオブジェクトはユーザによる手動レイアウトにより見開きページ領域50に配置される。
【0029】
上述のように本実施形態では、設定されたレイアウトモードによりオブジェクトスナッピングの有効もしくは無効を切り替えている。これにより、必要なときのみオブジェクトスナッピングを活用することで統一感のあるアルバムを作成できるとともに、操作性の向上を両立できる。
【0030】
<実施形態2>
次に、第2の実施形態について説明する。本実施形態は、第1の実施形態に対し、オブジェクトスナッピングの有効と無効の変更方法が異なるものである。具体的には、第1の実施形態では、自動レイアウトモードか否かによりオブジェクトスナッピングの有効と無効を切り替えていた。一方、第2の実施形態では、図8のチェックボックス32に対する入力を受け付けることによりオブジェクトスナッピングの有効と無効を切り替える。なお、第2の実施形態では、手動レイアウトモードが有効化されているものとする。以下、図7のフローチャートおよび図8を用いて説明する。なお、本実施形態のフローチャートの各ステップは、CPU1011が、フローチャートの処理に関わるプログラムをメモリから読み出して実行することで実現される。
【0031】
CPU1011は、ユーザから画像データの選択を受け付ける(S201)。なお、S201はS101と同じ処理であるため詳細な説明は省略する。S201が完了するとCPU1011は、図8の画面を表示する。図8には、オブジェクトスナッピングの有効と無効の切り替えを受け付けるチェックボックス32が表示されている。
【0032】
CPU1011は、オブジェクトスナッピングモードが有効化されているか否かを判定する(S202)。具体的には、CPU1011は、チェックボックス32にチェックが入力されている場合、オブジェクトスナッピングモードが有効化されていると判定する。一方、チェックボックス32にチェックが入力されていない場合、CPU1011は、オブジェクトスナッピングモードが有効化されていないと判定する。
【0033】
S202においてYesと判定された場合、CPU1011は、オブジェクトスナッピングモードを有効化して(S203)、S205の編集処理を行う。なお、S203を介して行われるS205の処理は、図1のS104を介して行われるS105の処理と同じである。
【0034】
一方、S202においてNoと判定された場合、CPU1011は、スナッピングモードを無効化して(S204)、S205の編集処理を行う。そのため、ユーザが編集画面に対して新しい画像データを配置する操作を行ってもガイド表示は行われず、かつ、オブジェクトスナッピングも行われない。
【0035】
CPU1011は、スナッピングモードの切り替えが行われたか否かを判定する(S206)。具体的には、CPU1011は、チェックボックス32の状態が変更したか否かを判定することでS206が実現される。なお、S207以降の処理は、図1のS107以降の処理と同じであるため詳細な説明は省略する。
【0036】
本実施形態によれば、ユーザは、手動レイアウトモードでの編集中にスナッピングモードの有効と無効を切り替えることが可能となる。そのため、例えば、ユーザは、見開きページに配置される画像データが少ない状況においてはスナッピングモードを有効化しておく。そして、見開きページに配置される画像データが多くなり、ユーザが、ガイド表示が煩わしいと感じた場合、チェックボックス32のチェックを外すことで操作性を向上することが可能となる。
【0037】
<実施形態3>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態では、手動レイアウトモードが有効化されているものとする。なお、本実施形態は上述した実施形態に対して、オブジェクトスナッピングの有効/無効の変更方法が異なる。具体的には無効化キーが押下されている最中に限りオブジェクトスナッピングモードが無効化される。以下、図9のフローチャートを用いて説明する。なお、本実施形態のフローチャートの各ステップは、CPU1011が、フローチャートの処理に関わるプログラムをメモリから読み出して実行することで実現される。
【0038】
CPU1011は、ユーザから画像データの選択を受け付ける(S301)。なお、S301はS101と同じ処理であるため詳細な説明は省略する。S301が完了するとCPU1011は、オブジェクトスナッピングモードを有効化して(S302)、編集画面30を表示する。例えば図10に示すように、チェックボックス33にチェックが入力された状態で編集画面30が表示される。CPU1011は、編集画面30に対する操作に従いアルバムデータの編集処理を行う(S303)。なお、このタイミングではオブジェクトスナッピングモードが有効化されているため、図1のS104を介してS105が実行されるケースと同じ処理が行われる。
【0039】
続いてCPU1011は、オブジェクトスナッピングの無効キーのチェックボックス33にチェックが入力されている場合は、無効キーが押下されているか否かを判定する(S304)。S304において無効キーの押下が検知された場合、CPU1011は、オブジェクトスナッピングモードを無効化して(S305)、編集処理を行う(S303)。このタイミングではオブジェクトスナッピングモードが無効化されているため、図7のS204を介してS205が実行されるケースと同じ処理が行われる。例えば、本実施形態ではAltボタンが無効キーとして使用される。そのためAltボタンを押下しながら新しい画像データを追加する場合、図4(a)のようにガイド表示は行われず、オブジェクトスナッピングも行われない。
【0040】
S306以降の処理は、S107以降の処理と同じであるため詳細な説明は省略する。なお、チェックボックス33のチェックが入力されていない場合、CPU1011は、無効化キーの押下を検知した場合であっても、オブジェクトスナッピングモードを有効化した状態で編集処理を行う。
【0041】
上述のように本実施形態においては、オブジェクトスナッピングの無効キーが押下されているか否かによってオブジェクトスナッピングの有効もしくは無効を切り替えている。これにより、必要なときのみオブジェクトスナッピングを活用することが可能となり、統一感のあるアルバムを作成できるとともに操作性の向上を両立できる。
【0042】
<実施形態4>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、本実施形態は上述した実施形態に対して、オブジェクトスナッピングの有効/無効の変更方法が異なる。具体的には、見開きページ領域50に配置されている画像データの数により、オブジェクトスナッピングの有効と無効が切り替えられる。以下、図11のフローチャート、図12および図4を用いて説明する。なお、本実施形態のフローチャートの各ステップは、CPU1011が、フローチャートの処理に関わるプログラムをメモリから読み出して実行することで実現される。
【0043】
まず、S401からS403の処理は、S301からS303と同じ処理であるため詳細な説明は省略する。続いて、CPU1011は、見開きページ領域50に配置された画像データの数を計測し、その計測結果が上限数を超えているか否かを判定する(S404)。上限数を超えていると判定された場合、CPU1011は、オブジェクトスナッピングモードを無効化して(S405)、編集処理(S403)を行う。S405を介して行われる編集処理(S403)は、S305を介して行われる編集処理(S303)と同じである。なお、S406以降の処理は、S107以降の処理と同じであるため詳細な説明は省略する。
【0044】
オブジェクトスナッピングの有効と無効の切り替えの基準となる閾値の設定は、図12における上限数設定アイテム34を用いて設定される。例えば、上限数Xとして5が設定された場合、見開きページ領域50内の画像データの数が5を超えた場合にオブジェクトスナッピングが無効化される。例えば、図4(c)に示すように、4つの画像データ51~54が配置されている状態で、新たに追加する画像データ60が配置される場合、オブジェクトスナッピングが行われる。しかし、さらに6つ目の画像データが追加される場合、オブジェクトスナッピングが行われない。
【0045】
なお、上限数設定アイテム34のチェックボックスにチェックが入力されていない場合、CPU1011は、画像データの数が上限数を超えている場合であっても、オブジェクトスナッピングモードを有効化した状態で編集処理を行う。
【0046】
上述のように本実施形態においては、見開きページ領域50に配置されている画像データの数によりオブジェクトスナッピングの有効とは無効を切り替えている。これにより、オブジェクトスナッピングの有効と無効を容易に切り替えることが可能となる。
【0047】
<実施形態5>
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。なお、本実施形態は上述した実施形態に対して、オブジェクトスナッピングの有効と無効の変更方法が異なる。具体的には、オブジェクトスナッピングの対象となる基準線の数により、オブジェクトスナッピングの有効と無効が切り替えられる。以下、図13のフローチャート、図14図4を用いて説明する。なお、本実施形態のフローチャートの各ステップは、CPU1011が、フローチャートの処理に関わるプログラムをメモリから読み出して実行することで実現される。
【0048】
まず、S501からS503の処理は、S301からS303と同じ処理であるため詳細な説明は省略する。続いて、CPU1011は、見開きページ領域50に配置された画像データからオブジェクトスナッピングの対象となる基準線の数を計測し、その計測結果が上限数を超えているか否かを判定する(S504)。上限数を超えていると判定された場合、CPU1011は、オブジェクトスナッピングモードを無効化して(S505)、編集処理(S503)を行う。S505を介して行われる編集処理(S503)は、S305を介して行われる編集処理(S303)と同じである。なお、S506以降の処理は、S107以降の処理と同じであるため詳細な説明は省略する。
【0049】
尚、オブジェクトスナッピングの有効と無効の切り替えの基準となる閾値の設定は、図14における上限数設定アイテム35を用いて設定される。例えば、上限数Yとして5が設定された場合、見開きページ領域50内に表示されるオブジェクトスナッピングの基準線5を超えた場合にオブジェクトスナッピングが無効化される。例えば、図4(d)に示すように5つの画像データ51~55が配置されている場合、オブジェクトスナッピングの基準線としてL1~L4の4本が設定されている。この状態で6つ目の画像データが配置される場合、ガイド線が表示されオブジェクトスナッピングが行われる。しかし、オブジェクトスナッピングの基準線が5本に到達している状態で、新たな画像データが配置される場合、オブジェクトスナッピングは行われない。
【0050】
上述のように本実施形態においては、見開きページ領域50におけるオブジェクトスナッピングの対象となる基準線の数によりオブジェクトスナッピングの有効とは無効を切り替えている。これにより、オブジェクトスナッピングの有効と無効を容易に切り替えることが可能となる。
【0051】
<他の実施形態>
アルバム編集アプリケーション90は、上述した5つの実施形態の機能を全て備えていても良い。
【0052】
また、上述した実施形態は、アルバム編集アプリケーション90を用いて実行されるものとして説明したが、その限りではない。例えば、オブジェクトデータを新たに配置するようなレイアウト編集アプリケーションを用いて上述した実施形態の処理が実行されても良い。
【0053】
また、上述した実施形態ではドロップ操作が行われた場合にオブジェクトスナッピングにより画像データが自動的に移動されると記載したが他のタイミングでオブジェクトスナッピングが行われても良い。例えば、図15(a)のように画像データ51が既に配置されている状態において、ユーザは、新しい画像データ60を見開きページ領域50に配置するためにドラッグ操作を行う。図15(a)の状態では、配置済みの画像データ51によりオブジェクトスナッピングの基準線L1が綴じ位置からD1の距離の位置に設定される。さらに、綴じ位置を基準とした線対称の位置(綴じ位置からD2=D1)にもオブジェクトスナッピングの基準線L2が設定される。この状況で図15(b)のように、L1とL2の少なくとも1つから所定の距離内に新しい画像データ60がドラッグされた場合、ドラッグ操作中に図15(c)のように画像データ60がガイド線Lに沿って自動的に配置される。そして、このタイミングでガイドラインLが表示される。
【0054】
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU、MPU、プロセッサ等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータで連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。
【0055】
また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
【符号の説明】
【0056】
1009 ROM
1010 RAM
1011 CPU
図1
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